JP3182532B2 - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体ウエハ、
LCD(液晶ディスプレイ)等の面状の被処理体を熱処
理するための熱処理方法および熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造において
は、半導体ウエハの酸化拡散処理、CVD処理等が行わ
れる。特に、最近においては、0.4μmから0.2μ
mへと半導体デバイスのデザインルールの微細化が進
み、また、半導体ウエハについても8インチから12イ
ンチへと大径化が進み、このような大面積の極薄膜形成
技術に対応すべく急速熱処理装置の開発が緊急の課題と
なっている。
【0003】具体的に説明すると、半導体ウエハのプロ
セス処理では、サーマルバジェット(熱履歴)を小さく
することが必須の条件であり、例えば50〜100Åの
ドーピング処理、ゲート酸化膜やキャパシター絶縁膜の
極薄膜形成においては、急速熱処理すなわち短時間で熱
処理を行うことが不可欠である。また、例えばPN接合
を0.1μm以下と浅くして、低抵抗化を図り、任意形
状表面への接合形成を可能にするためには、接合時の膜
劣化や結晶欠陥の発生を防止する必要があるが、PN接
合の活性領域が狭いために急速熱処理を行うことが必要
である。
【0004】また、例えばLOCOS酸化膜の形成にお
いては、隣接するLOCOS酸化膜の圧縮応力が熱サイ
クルによる相乗効果で拡大し、表面電位の変動、リーク
電流、耐圧等の信頼性の低減が生じやすいが、これを防
止するためには急速熱処理により熱サイクルを低減する
ことが必要である。また、例えば高誘電体材料を使用し
てキャパシター絶縁膜を形成する場合には、メタルオキ
サイド(Ta2 5 等)、ポリイミド(パッシベーショ
ン膜)等の成膜を可能にするメタル成膜とドーピングが
できる複合プロセス処理が可能なシステムが必要とされ
るに至った。
【0005】そして、半導体ウエハの径が8インチから
12インチへと大径化しつつある現状においては、半導
体ウエハの中央部と周辺部との温度差を小さくして均一
に急速熱処理ができ、半導体ウエハに生じやすいスリッ
プ、歪、ソリの低減化を図り、半導体デバイスの製作上
不都合が生じないようにする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の縦型の
バッチ式熱処理装置においては、図6に示すように、高
純度石英製のウエハ保持具2に積層収納された半導体ウ
エハWを反応管1内に配置し、この反応管1を取り囲む
ように筒状の加熱源3を配置して、半導体ウエハWの周
辺部から中央部に向かって加熱するようにしているた
め、半導体ウエハWを急速に加熱しようとすると、半導
体ウエハWの中央部と周辺部との間に大きな温度勾配が
生じて、均一な熱処理ができない問題がある。そこで、
本発明の目的は、面状の被処理体の全面を均一な温度で
急速に熱処理することができる熱処理装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の熱処理装置は、面状の被処理体が上方に移
動されて配置される反応管と、この反応管の外周を取り
囲み、該反応管より上方に伸びる筒状の加熱源と、前記
反応管の上部に配置され、前記配置された被処理体と対
向するよう設けられた炭化ケイ素(SiC)からなる熱
制御板とを備えてなり、前記加熱源において、反応管を
取り囲む部分の長さは、該加熱源の40〜70%であ
り、前記被処理体が、前記加熱源における移動方向前方
側部分からの輻射熱によって加熱されることを特徴とす
る。 前記加熱源は、少なくとも、前記反応管を取り囲む
下部の加熱エレメントと、該反応管の斜め上方に位置す
る上部の加熱エレメントとに分割された構成とされてい
ることを特徴とする。 被処理体の外径が8インチまたは
12インチであり、前記熱制御板は、その外径が前記被
処理体の外径の2倍以上であることを特徴とする。 反応
管と加熱源との間に配置した断熱材を備えてなることを
特徴とする。 断熱材は、反応管の熱処理領域に対向する
部分の肉厚よりも反応管の出入口側に対向する部分の肉
厚が大きいことを特徴とする。
【0008】
【作用】筒状の加熱源の筒内において、面状の被処理体
を相対的に急速に移動させることにより、筒状の加熱源
における移動方向前方側部分からの輻射熱によって被処
理体の温度が急速に上昇し、迅速な熱処理が可能とな
る。反応管の上部に炭化ケイ素(SiC)からなる熱制
御板を配置することにより、加熱源からの輻射熱が被処
理体に対して垂直に入射するようになり、被処理体の面
内温度の均一性が高くなる。反応管と加熱源との間に断
熱材を配置することにより、加熱源の側部からの輻射熱
が緩和され、面状の被処理体の周辺部と中央部との温度
差が小さくなり、面内温度の均一性が高くなる。断熱材
における反応管の熱処理領域に対向する部分の肉厚より
も反応管の出入口側に対向する部分の肉厚を大きくする
ことにより、反応管の出入口側部分における過剰な加熱
を防止することができる。また、被処理体を反応管内に
搬入した時における温度低下を防止することができる。
被処理体の移動時における面内温度の均一性を高くする
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、以
下の実施例は面状の被処理体として半導体ウエハを使用
した例であるが、本発明においては、半導体ウエハに限
定されることはなく、例えばLCD等のようにその他の
面状の被処理体を用いることもできる。
【0010】まず、熱処理方法について説明する。 この
においては、図1に示すように、筒状の加熱源3の筒
内において、ウエハ保持具2に載置された半導体ウエハ
Wを図示しない移動手段により急速に移動させることに
より熱処理を行う。1は反応管、4は断熱材、11はガ
ス供給管である。加熱源3を固定して半導体ウエハWを
上昇させてもよいし、半導体ウエハWを固定して加熱源
3を下降させるようにしてもよい。移動速度は、半導体
ウエハWの処理面の温度の上昇速度が例えば20℃/s
ec以上、特に、100℃/sec以上となるような速
度であることが好ましい。具体的には、例えば50mm
/sec以上の急速とすることが好ましい。加熱源3
は、分割された筒状の5つの加熱エレメント3A〜3E
からなり、これらが連結されて全体として1つの筒状の
形態をなしている。半導体ウエハWが上昇したときの最
高位置は、加熱源3の40〜70%程度の高さとなる位
置が好ましい。
【0011】上記の熱処理方法によれば、筒状の加熱源
3の筒内において、半導体ウエハWを急速に移動させる
ので、矢印で示すように筒状の加熱源3における移動方
向前方側部分からの輻射熱によって半導体ウエハWの温
度が急速に上昇し、迅速な熱処理が可能となる。その結
果、半導体ウエハWにスリップ、歪、ソリ等が生ぜず、
信頼性の高い熱処理が可能となり、また、最近の半導体
デバイスのデザインルールの微細化、半導体ウエハの大
径化に対応した急速熱処理が可能となる。従って、例え
ば50〜100Åのドーピング処理、ゲート酸化膜やキ
ャパシター絶縁膜の極薄膜形成、0.1μm以下の浅い
PN接合の形成、LOCOS酸化膜の形成、高誘電体材
料を使用したキャパシター絶縁膜の形成等の種々の熱処
理において、著しく優れた効果を発揮する。
【0012】〔実施例1〕 本実施例では、特に、酸化拡散処理を行う場合に好適な
熱処理装置について説明する。図2は、当該熱処理装置
の概略を示し、従来の縦型のバッチ式熱処理装置におけ
る加熱源をそのまま利用して、枚葉式熱処理装置を構成
したものである。反応管1は、例えば高純度石英(Si
2 )からなり、この内部に半導体ウエハWが配置され
る。この反応管1は、下端に開口を有する筒状の形態を
有しており、ウエハ保持具2および半導体ウエハWを加
熱源3および断熱材4から隔離して半導体ウエハWの雰
囲気を外部から分離するものである。半導体ウエハW
は、ウエハ保持具2に載置されて保持されている。ウエ
ハ保持具2の周縁部には、例えば3〜4個の保持突起が
一体的に形成され、この保持突起上に半導体ウエハWが
載置されている。
【0013】ウエハ保持具2は、例えば高純度炭化ケイ
素(SiC)等のように耐熱性が優れ、かつ、汚染の少
ない材料により構成することが好ましい。特に、高純度
炭化ケイ素(SiC)は石英(SiO2 )よりも耐熱性
が優れており、約1200℃の高温にも十分に耐えるこ
とができるので、酸化拡散装置用の材料として好適なも
のである。
【0014】加熱源3は筒状の形態を有し、反応管1の
外周を取り囲むように配置されている。本実施例の加熱
源3は、分割された筒状の5つの加熱エレメント3A〜
3Eからなり、これらが連結されて全体として1つの筒
状の形態をなしている。これらの加熱エレメントはそれ
ぞれ独立に加熱制御してもよいし、同様の制御であって
もよい。反応管1は下部の3つの加熱エレメント3C,
3D,3Eに取囲まれており、上部の2つの加熱エレメ
ント3A,3Bは反応管1の斜め上方に位置されてい
る。従って、半導体ウエハWの周辺部は主として下方の
加熱エレメント3C〜3Eによって加熱され、半導体ウ
エハWの中央部は主として上方の加熱エレメント3A,
3Bによって加熱される。加熱源3において、反応管1
を取囲む部分の長さLは全体の40〜70%程度が好ま
しい。加熱源3の各加熱エレメント3A〜3Eは、例え
ば二ケイ化モリブデン(MoSi2 )、鉄(Fe)とク
ロム(Cr)とアルミニウム(Al)の合金線であるカ
ンタル(商品名)線等の抵抗発熱体により構成すること
ができる。例えば二ケイ化モリブデン(MoSi2
は、単線として使用することができ、カンタル線はコイ
ルとして使用することができる。特に、二ケイ化モリブ
デン(MoSi2 )は約1800℃の高温にも十分に耐
えることができるので、酸化拡散装置用の材料としては
好適である。
【0015】反応管1の上部には、高純度の炭化ケイ素
(SiC)からなる熱制御板7が配置されている。この
熱制御板7は、加熱源3の上部側の加熱エレメント3
A,3Bから斜めに入射した輻射熱を半導体ウエハWの
処理面に対して垂直に入射させるようにするものであ
る。従って、半導体ウエハWの全面にわたって均一に加
熱することができる。この熱制御板7は半導体ウエハW
の処理面に対向するよう配置され、その外径は半導体ウ
エハWの外径の2倍以上であることが好ましい。
【0016】移動手段6は、ウエハ保持具2上の半導体
ウエハWを反応管1内の熱処理領域に急速に上昇移動さ
せ、熱処理後は半導体ウエハWを急速に下降移動させる
ものである。本実施例の移動手段6は、モータ61と、
駆動軸62と、駆動アーム63とにより構成されてい
る。モータ61は駆動軸62に連結されていて、モータ
61により駆動軸62が回転制御される。駆動軸62に
はネジが設けられており、このネジを介して駆動アーム
63の一端と螺合されている。駆動アーム63の他端は
回転機構64を介してウエハ保持具2の回転軸21に連
結されている。モータ61により駆動軸62を回転させ
ると、この駆動軸62に設けられたネジの作用により駆
動アーム63が上昇または下降移動し、この駆動アーム
63の移動に伴ってウエハ保持具2が上昇または下降移
動する。従って、モータ61の回転を制御回路により制
御することにより、ウエハ保持具2の上昇速度または下
降速度を適宜調整することができる。ウエハ保持具2の
移動距離は例えば300〜600mm程度であり、移動
速度は50mm/sec以上の急速とするのが好まし
い。
【0017】反応管1の下部開口は蓋部材5により開閉
可能に気密に塞がれている。蓋部材5のほぼ中心部に
は、例えば磁気シールにより気密な状態で回転可能にウ
エハ保持具2の回転軸21が貫通している。半導体ウエ
ハWの酸化拡散処理中は、回転機構64によりウエハ保
持具2の回転軸21が回転され、これに伴って半導体ウ
エハWがその中心を軸として回転移動される。
【0018】断熱材4は、例えばアルミナセラミックス
からなる。断熱材4は、半導体ウエハWの移動方向に沿
って適正な温度勾配をもたせるために、下部に向かうに
従って肉厚を薄くしてもよい。すなわち、下部に至るほ
ど保温効果を少なくしてもよい。断熱材4の下端部に
は、熱処理の終了後に半導体ウエハWを急速に冷却する
ための冷却手段8を設けることが好ましい。冷却手段8
としては、アンモニア、二硫化イオウ、水等の冷媒を用
いることができる。冷媒の潜熱を利用して例えば300
〜400℃の温度に冷却する。断熱材4の内径は、半導
体ウエハWの温度を考慮して定めることが好ましいが、
例えば半導体ウエハWが8インチの場合には、その2倍
程度の400〜500mmφ程度が好ましい。
【0019】ガス供給管11は、その一端が反応管1の
下部から外部に突出し、その他端が反応管1の内部にお
いて上方に伸長して半導体ウエハWの斜め上方に位置さ
れている。このガス供給管11は、反応管1に対して例
えばOリング(図示省略)をネジにより締め付けること
により気密に固定されている。
【0020】ガス排出管12は、反応管1の下部におい
て反応管1の内外を貫通するように設けられている。移
動手段6によってウエハ保持具2が上昇し、半導体ウエ
ハWが完全に反応管1内に収納された状態で、反応管1
がすべて密閉された状態となるようにしている。ガス供
給管11から反応管1内にプロセスガスを導入し、筒状
の加熱源3による放射熱によって反応管1内の温度を酸
化拡散処理に必要な所定温度にする。半導体ウエハW
は、加熱下でのプロセスガスの反応により酸化拡散処理
がなされる。なお、ガス排出管は、反応管1の上部に接
続し、断熱材4の天井壁を貫通させるようにしてもよ
い。
【0021】本実施例の熱処理装置によれば、加熱源3
よりの放射熱が、図2において矢印で示すように、半導
体ウエハWの処理面(上面)にほぼ垂直に向かうように
なるため、半導体ウエハWの外径が例えば12インチと
大面積であってもその処理面の全体にわたって均一な温
度で加熱することができ、しかも、筒状の加熱源3の筒
内において半導体ウエハWを急速に移動させるので急速
加熱が可能となる。
【0022】〔実施例2〕 本実施例では、他の熱処理装置を説明する。図3は、当
該熱処理装置の概略を示し、従来の縦型のバッチ式熱処
理装置における加熱源をそのまま利用して、枚葉式熱処
理装置を構成したものである。本実施例では、反応管1
と加熱源3との間に断熱材9を設ける。この断熱材9
は、加熱源3の下部の3つの加熱エレメント3C〜3E
からの直射を緩和して半導体ウエハWが反応管1の出入
口側部分を移動する際に、半導体ウエハWの周縁の過剰
な加熱を防止するものである。この断熱材9は、例えば
セラミック等の耐熱性の優れた材料からなる。
【0023】この断熱材9は、反応管1の熱処理領域に
対向する部分の肉厚よりも反応管1の出入口側に対向す
る部分の肉厚を大きくすることが好ましい。このような
構成によれば、反応管1の出入口側部分における過剰な
加熱を防止することができ、半導体ウエハWを反応管1
内に搬入した時における温度低下を防止することがで
き、半導体ウエハWの移動時における面内温度の均一性
を高くすることができる。本実施例の熱処理装置によれ
ば、反応管1と加熱源3との間に断熱材9を配置してい
るので、加熱源3からの輻射熱が緩和され、半導体ウエ
ハWの面内温度の均一性が高くなる。
【0024】〔実施例3〕 本実施例は、実施例1の熱制御板7と、実施例2の断熱
材9とを併用した実施例である。図4は、当該熱処理装
置の概略を示し、従来の縦型のバッチ式熱処理装置にお
ける加熱源をそのまま利用して、枚葉式熱処理装置を構
成したものである。反応管1の上部には、高純度の炭化
ケイ素(SiC)からなる熱制御板7が配置されてい
る。反応管1と加熱源3との間には断熱材9が配置され
ている。本実施例によれば、熱制御板7による効果と断
熱材9による効果とが同時に得られるため、さらに半導
体ウエハWの面内温度の均一性が高くなる。
【0025】〔実施例4〕 図5に示すように、加熱源3の上部側の加熱エレメント
3A,3Bを下部側の加熱エレメント3C〜3Eよりも
小径の筒状となるように絞って加熱源3を構成してもよ
い。本実施例によれば、上部側の加熱エレメント3A,
3Bから半導体ウエハWに入射する輻射熱の割合が大き
くなるため、さらに急速に加熱することが可能となる。
【0026】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明の熱処理方法および熱処理装置は、常圧のプ
ロセス、減圧プロセス、真空プロセスのいずれにも適用
することができる。また、薄膜形成(CVD等)、酸
化、ドーピング(熱拡散、イオン注入等)、アニール等
の熱処理に適用することができる。さらに、面状の被処
理体としては、円型の半導体ウエハに限定されず、LC
D等角型のその他の面状の被処理体であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
面状の被処理体の全面を均一な温度で急速に加熱処理す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1に係る熱処理方法の説明図である。
【図2】実施例2に係る熱処理装置の説明図である。
【図3】実施例3に係る熱処理装置の説明図である。
【図4】実施例4に係る熱処理装置の説明図である。
【図5】実施例5に係る熱処理装置の説明図である。
【図6】従来の縦型のバッチ式熱処理装置の説明図であ
る。
【符号の説明】 W 半導体ウエハ 1 反応管 11 ガス供給管 12 ガス排出
管 2 ウエハ保持具 21 回転軸 3 加熱源 3A〜3E 加
熱エレメント 4 断熱材 5 蓋部材 6 移動手段 61 モータ 62 駆動軸 63 駆動アー
ム 64 回転機構 7 熱制御板 8 冷却手段 9 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−14514(JP,A) 特開 昭63−232422(JP,A) 特開 昭63−76419(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22 - 21/24 H01L 21/31 H01L 21/365 H01L 21/38 - 21/40 H01L 21/469 H01L 21/86

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 面状の被処理体が上方に移動されて配置
    される反応管と、この反応管の外周を取り囲み、該反応
    管より上方に伸びる筒状の加熱源と、前記反応管の上部
    に配置され、前記配置された被処理体と対向するよう設
    けられた炭化ケイ素(SiC)からなる熱制御板とを備
    えてなり、 前記加熱源において、反応管を取り囲む部分の長さは、
    該加熱源の40〜70%であり、 前記被処理体が、前記加熱源における移動方向前方側部
    分からの輻射熱によって加熱されることを特徴とする熱
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱源は、少なくとも、前記反応管
    を取り囲む下部の加熱エレメントと、該反応管の斜め上
    方に位置する上部の加熱エレメントとに分割された構成
    とされていることを特徴とする請求項1に記載の熱処理
    装置。
  3. 【請求項3】 被処理体の外径が8インチまたは12イ
    ンチであり、前記熱制御板は、その外径が前記被処理体
    の外径の2倍以上であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の熱処理装置。
  4. 【請求項4】 反応管と加熱源との間に配置した断熱材
    を備えてなることを特徴とする請求項1〜請求項3のい
    ずれかに記載の熱処理装置。
  5. 【請求項5】 断熱材は、反応管の熱処理領域に対向す
    る部分の肉厚よりも反応管の出入口側に対向する部分の
    肉厚が大きいことを特徴とする請求項4に記載の熱処理
    装置。
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