JPH05144758A - 熱処理装置 - Google Patents

熱処理装置

Info

Publication number
JPH05144758A
JPH05144758A JP32984991A JP32984991A JPH05144758A JP H05144758 A JPH05144758 A JP H05144758A JP 32984991 A JP32984991 A JP 32984991A JP 32984991 A JP32984991 A JP 32984991A JP H05144758 A JPH05144758 A JP H05144758A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor wafer
heat
planar
heat treatment
processing container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP32984991A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Okase
亘 大加瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Sagami Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Sagami Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Sagami Ltd filed Critical Tokyo Electron Sagami Ltd
Priority to JP32984991A priority Critical patent/JPH05144758A/ja
Publication of JPH05144758A publication Critical patent/JPH05144758A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 面状の被処理体の面内温度の均一性を高める
ことができる熱処理装置を提供することにある。 【構成】 処理容器内に配置された面状の被処理体の処
理面に対向するよう面状発熱源を配置してなる熱処理装
置において、前記処理容器内における前記面状の被処理
体の出入口側空間を絞り込んだことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体ウエハ、
LCD(液晶ディスプレイ)等の面状の被処理体を熱処
理するための熱処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイスの製造において
は、半導体ウエハの酸化処理、拡散処理、CVD処理等
が行われる。特に、最近においては、0.4μmから
0.2μmへと半導体デバイスのデザインルールの微細
化が進み、また、半導体ウエハについても8インチから
12インチへと大径化が進み、このような大面積の極薄
膜形成技術に対応すべく急速熱処理装置の開発が緊急の
課題となっている。
【0003】具体的に説明すると、半導体ウエハのプロ
セス処理では、サーマルバジェット(熱履歴)を小さく
することが必須の条件であり、例えば50〜100Åの
ドーピング処理、ゲート酸化膜やキャパシター絶縁膜の
極薄膜形成においては、急速熱処理すなわち短時間で熱
処理を行うことが不可欠である。また、例えばPN接合
を0.1μm以下と浅くして、低抵抗化を図り、任意形
状表面への接合形成を可能にするためには、接合時の膜
劣化や結晶欠陥の発生を防止する必要があるが、PN接
合の活性領域が狭いために急速熱処理を行うことが必要
である。
【0004】また、例えばLOCOS酸化膜の形成にお
いては、隣接するLOCOS酸化膜の圧縮応力が熱サイ
クルによる相乗効果で拡大し、表面電位の変動、リーク
電流、耐圧等の信頼性の低減が生じやすいが、これを防
止するためには急速熱処理により熱サイクルを低減する
ことが必要である。また、例えば高誘電体材料を使用し
てキャパシター絶縁膜を形成する場合には、メタルオキ
サイド(Ta2 5 等)、ポリイミド(パッシベーショ
ン膜)等の成膜を可能にするメタル成膜とドーピングが
できる複合プロセス処理が可能なシステムが必要とされ
るに至った。
【0005】そして、半導体ウエハの径が8インチから
12インチへと大径化しつつある現状においては、半導
体ウエハの中央部と周辺部との温度差を小さくして均一
に急速熱処理ができ、半導体ウエハに生じやすいスリッ
プ、歪、ソリの低減化を図り、半導体デバイスの製作上
不都合が生じないようにする必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の縦型の
バッチ処理型熱処理装置においては、高純度石英製のウ
エハボートに積層収納された半導体ウエハを取り囲むよ
うに筒状の発熱源を配置して、半導体ウエハの周辺部か
ら中央部に向かって加熱するようにしているため、半導
体ウエハを急速に加熱しようとすると、半導体ウエハの
中央部と周辺部との間に大きな温度勾配が生じて、均一
な熱処理ができない問題がある。このような事情から、
本発明者は、処理容器内に配置された半導体ウエハの処
理面に対向するよう面状発熱源を配置することにより、
半導体ウエハの面内温度の均一化を図る技術について鋭
意研究を重ねてきたところ、このような面状発熱源だけ
では、処理容器内における処理ガスの滞留によって、半
導体ウエハの下降時または上昇時において、半導体ウエ
ハの面内温度の均一性が十分とならない問題が生じた。
そこで、本発明の目的は、面状の被処理体の面内温度の
均一性を高めることができる熱処理装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、本発明の熱処理装置は、処理容器内に配置された面
状の被処理体の処理面に対向するよう面状発熱源を配置
してなる熱処理装置において、前記処理容器内における
前記面状の被処理体の出入口側空間を絞り込んだことを
特徴とする。また、絞り込んだ出入口側空間の外周に補
助ヒーターを設けたことを特徴とする。さらに、補助ヒ
ーターを強制的に冷却する冷却手段を設けたことを特徴
とする。
【0008】
【作用】処理容器内における面状の被処理体の出入口側
空間を絞り込んでいるので、面状の被処理体の上昇また
は下降時において、出入口側空間での処理ガスの滞留が
生じにくく、面状の被処理体の面内温度の均一性が高く
なる。また、絞り込んだ出入口側空間の外周に補助ヒー
ターを付加することにより、当該出入口側空間の温度コ
ントロールができるので、面状の被処理体の周辺部の放
熱による温度低下を防止して、面内温度の均一性をさら
に高めることができる。また、面状の被処理体の移動距
離と温度変化とをリニアな関係に設定することもできる
ため、面状の被処理体の移動速度の制御系の構成が簡単
となる。さらに、補助ヒーターを強制的に冷却する冷却
手段を付加することにより、補助ヒーターによる加熱を
急激に停止することができ、急速冷却が可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。なお、以
下の実施例は面状の被処理体として半導体ウエハを使用
した例であるが、本発明においては、半導体ウエハに限
定されることはなく、例えばLCD等のようにその他の
面状の被処理体を用いることもできる。
【0010】〔実施例1〕図1は本実施例に係る熱処理
装置の概略図である。1は面状の被処理体としての半導
体ウエハ、2は面状発熱源、3はウエハ保持具、4は断
熱保温材、5は内筒、6は輻射防止板、7は処理容器、
8はガス導入管、9はガス排出管である。
【0011】71は、材質が例えば高純度石英(SiO
2 )よりなる処理容器7内における面状の被処理体の出
入口側空間であり、この出入口側空間71は絞り込まれ
ている。この例においては、処理容器7自体を絞り込む
ことにより出入口側空間71を絞り込んでいる。このよ
うに出入口側空間71を絞り込むことにより、当該出入
口側空間71における処理ガスの滞留が生じにくくな
り、半導体ウエハ1の上昇または下降時における面内温
度の均一性が向上する。また、処理容器7自体を絞り込
むことにより、処理容器7の出入口側部分の熱容量を小
さくすることができ、少ない熱エネルギーで急速加熱を
達成することができ、また、後述する冷却手段22,2
7による急速冷却も容易に達成することができる。さら
に、処理容器7自体を絞り込むことにより、外部雰囲気
との気密シールも構造的に容易となる。
【0012】絞り込んだ出入口側空間71の外周には補
助ヒーター21が設けられている。この実施例では、補
助ヒーター21は、上段、中段、下段の3つのゾーン2
1A,21B,21Cに分割されており、それぞれ独自
に温度コントロールができるようになっている。すなわ
ち、各ゾーンの補助ヒーターにはそれぞれ例えば熱電対
等の温度センサー(図示省略)が設けられており、これ
らの温度センサーよりの検出信号に基づいて各補助ヒー
ターの発熱量がコントロールされる。
【0013】補助ヒーター21の具体的構成は、特に限
定されるものではないが、処理容器7の絞り込んだ部分
の外周面に透明な抵抗発熱膜を直接設ける構成等を採用
することができる。抵抗発熱膜を処理容器7の外周に直
接設ける構成によれば、構成が簡単であるうえ、装置全
体を軽量なものとすることができ、取扱い上便利とな
る。また、透明であるため、処理容器7内の状態をテレ
ビカメラ等によりモニタすることも可能となる。抵抗発
熱膜の材料としては、例えば酸化すず(SnO2 )等を
好ましく用いることができるが、これに限定されるもの
ではない。
【0014】さらに、図1に示すように、補助ヒーター
21が配置されたその外側に当該補助ヒーター21を強
制的に冷却する冷却手段22を設けることが好ましい。
補助ヒーター21のみでは、電源を切ったとしても自然
放冷には時間を要するため迅速な温度コントロールが困
難であるが、冷却手段22を設けて補助ヒーター21を
強制的に冷却することにより、急速冷却が可能となり、
また、処理容器7内を半導体ウエハ1が上昇または下降
する際の半導体ウエハ1の移動距離と温度変化とをきわ
めて高い精度でリニアなものとすることができ、それだ
け半導体ウエハ1の面内温度の均一性が高くなる。
【0015】冷却手段22の具体的構成も特に限定され
るものではないが、例えば冷却ガス例えば窒素ガス(N
2 )を用いてこれを補助ヒーター21の外周に流す手段
を採用することができる。24は冷却ガス供給管、25
は冷却ガス排気管である。26は冷却ガスの供給路を構
成するための筒体であり、冷却ガスはこの筒体26の下
部の冷却ガス供給管24から導入されて上部の冷却ガス
排気管25から排気されるようになっている。冷却ガス
供給管24および冷却ガス排気管25の配設位置は特に
限定されず、かなり自由に設計することができる。
【0016】面状発熱源2は、半導体ウエハ1の処理面
11に対向するよう断熱保温材4の上部内壁に固定配置
されている。この面状発熱源2は、例えば二ケイ化モリ
ブデン(MoSi2 )、鉄(Fe)とクロム(Cr)と
アルミニウム(Al)の合金線であるカンタル(商品
名)線等の抵抗発熱体を面状に配置することにより構成
することができる。例えば二ケイ化モリブデン(MoS
2 )は、単線として使用することができ、カンタル線
はコイルとして使用することができる。特に、二ケイ化
モリブデン(MoSi2 )は約1800℃の高温にも十
分に耐えることができるので、酸化・拡散処理のための
材料としては好適である。
【0017】この面状発熱源2の発熱面は、半導体ウエ
ハ1の処理面11と同様の形態、すなわち円形状である
ことが好ましく、また、その外径が半導体ウエハ1の外
径の2倍以上であることが好ましい。このような条件を
満たす面状発熱源2によれば、半導体ウエハ1の中央部
と周辺部との間の温度差を十分に小さくすることがで
き、半導体ウエハ1の処理面11の全面をさらに均一な
温度で熱処理することができる。また、面状発熱源2の
発熱面は、半導体ウエハ1と平行に配置されることが好
ましい。また、面状発熱源2の発熱面は、全体が一様な
平面であってもよいし、周辺部が半導体ウエハ1に接近
する方向に湾曲していてもよい。
【0018】面状発熱源2の温度は、半導体ウエハ1の
最高使用温度よりも100〜300℃高いことが好まし
い。面状発熱源2は加熱制御部(図示省略)により駆動
されるが、その温度コントロールは、面状発熱源2の適
宜の位置に熱電対等の温度センサー(図示省略)を配置
して、これよりの検出信号に基づいて行うことができ
る。
【0019】また、図1に示すように、面状発熱源2と
半導体ウエハ1との間に面状の均熱部材23を配置する
ようにしてもよい。この均熱部材23は、面状発熱源2
に発熱ムラが存在する場合にこの発熱ムラを解消して半
導体ウエハ1に向かう放射熱を十分に垂直方向に制御す
るものである。また、均熱部材23を例えば高純度炭化
ケイ素(SiC)等のように汚染の少ない材料により構
成し、さらにこの均熱部材23により面状発熱源2を処
理空間から完全に隔離することにより、面状発熱源2が
汚染の原因となる重金属を含む材料により構成されてい
る場合にも、当該重金属による汚染を有効に防止するこ
とができる。
【0020】この均熱部材23は半導体ウエハ1の処理
面11に対向するよう配置され、その外径は面状発熱源
2の場合と同様に半導体ウエハ1の外径の2倍以上であ
ることが好ましい。また、この均熱部材23は、その中
央部の肉厚が周辺部の肉厚より厚いことが好ましい。こ
のような肉厚とすることにより、半導体ウエハ1の周辺
部の熱放散を少なくして中央部と周辺部との間の温度の
均一性をさらに高めることができる。また、この均熱部
材23は、その周辺部が半導体ウエハ1に接近する方向
に湾曲する形態としてもよい。このような湾曲した周辺
部を有することにより、半導体ウエハ1の周辺部の熱放
散を少なくして中央部と周辺部との温度差を小さくする
ことができる。
【0021】ウエハ保持具3の周縁部に一体的に形成さ
れている例えば3〜4個の保持突起31が半導体ウエハ
1の処理面11とは反対の裏面12に当接し、これによ
り半導体ウエハ1をウエハ保持具3上に保持している。
32はストッパーである。このウエハ保持具3は、例え
ば高純度炭化ケイ素(SiC)等のように耐熱性が優
れ、かつ、汚染の少ない材料により構成することが好ま
しい。特に、高純度炭化ケイ素(SiC)は高純度石英
(SiO2 )よりも耐熱性が優れており、約1200℃
の高温にも十分に耐えることができるので、酸化処理、
拡散処理のための材料として好適なものである。
【0022】ウエハ保持具3は、ウエハの移動機構(図
示省略)により、面状発熱源2に対して急速に接近移動
させられ、熱処理後、急速に後退移動させられる。ウエ
ハの移動機構の構成は、特に限定されないが、例えばモ
ータと、駆動軸と、駆動アームとにより構成することが
できる。具体的一例においては、モータは駆動軸に連結
され、この駆動軸にはネジが設けられており、このネジ
を介して駆動アームの一端と螺合されている。モータが
駆動軸を回転させると、この駆動軸に設けられたネジの
作用により駆動アームが上昇または下降移動し、この駆
動アームの移動に伴ってウエハ保持具3が上昇または下
降移動する。従って、モータの回転を制御回路により制
御することにより、ウエハ保持具3の上昇速度または下
降速度を適宜調整することができる。ウエハ保持具3の
移動距離は例えば300〜600mm程度であり、移動
速度は50〜200mm/sec以上の急速とするのが
好ましい。
【0023】半導体ウエハ1の熱処理中は、回転機構
(図示省略)により半導体ウエハ1がその中心を軸とし
て回転移動されることが好ましい。この回転機構は、例
えばモータにより構成することができる。
【0024】断熱保温材4は、例えばアルミナセラミッ
クスからなる。半導体ウエハ1の移動方向に沿って適正
な温度勾配をもたせるために、断熱保温材4は下部に向
かうに従って肉厚を薄くすることが好ましい。すなわ
ち、下部に至るほど保温効果を少なくすれば、処理容器
7内の温度均一性を高めることができる。断熱保温材4
の内径は、半導体ウエハ1の温度を考慮して定めること
が好ましいが、例えば半導体ウエハ1が8インチの場合
には、その2倍程度の400〜500mmφ程度が好ま
しい。
【0025】処理容器7の下端部には、熱処理の終了後
に処理容器7の出入口側部分を急速に冷却するための冷
却手段27を設けることが好ましい。冷却手段27とし
ては、アンモニア、二硫化イオウ、水等の冷媒を用いる
ことができる。冷媒の潜熱を利用して例えば300〜4
00℃の温度に冷却するのが好ましい。
【0026】処理容器7は、例えば高純度石英(SiO
2 )等により形成することができる。この処理容器7は
下端に開口を有する筒状の形態を有しており、ウエハ保
持具3および半導体ウエハ1を面状発熱源2および断熱
保温材4から隔離して半導体ウエハ1の雰囲気を外部か
ら分離するものである。
【0027】ガス導入管8は、その一端が処理容器7の
下部から外部に突出し、その他端が処理容器7の内部に
おいて上方に伸長して半導体ウエハ1の斜め上方に位置
されている。このガス導入管8は、処理容器7に対して
例えばOリング(図示省略)をネジにより締め付けるこ
とにより気密に固定されている。
【0028】ガス排出管9は、処理容器7の絞り込み部
分において処理容器7の内外を貫通するように設けられ
ている。このガス排出管9は全部で3個所に設けられて
おり、個々にバルブ(図示省略)が設けられている。従
って、ガスの排出が円滑になされ、半導体ウエハ1の膜
質を向上させることができる。
【0029】熱処理時においては、ガス導入管8から処
理容器7内にプロセスガスを導入し、面状発熱源2によ
る放射熱によって処理容器7内の温度を熱処理に必要な
所定温度にする。処理容器7内の温度は、面状発熱源2
からの距離が一定であれば、一定の温度となるので、半
導体ウエハ1の最高位置(静止位置)をあらかじめ設定
しておくことにより、熱処理に必要な所定温度(例えば
1200℃)とすることができる。
【0030】輻射防止板6は、例えば不透明な耐熱性の
高い材料からなり、半導体ウエハ1の温度が高くなるの
を有効に防止するものである。この輻射防止板6は、例
えば2分割されていて、水平方向に開閉可能になってい
る。
【0031】〔実施例2〕図2は、本実施例に係る熱処
理装置を示す説明図であり、この例では、処理容器7自
体は絞り込まずに、処理容器7内に、補助ヒーター2
1、補助ヒーター21の冷却手段22、処理容器7の冷
却手段27を配置することにより、実質的に出入口側空
間71を絞り込んだ構成となっている。28は区画部材
であり、例えば高純度石英(SiO2 )等の耐熱性材料
により構成されている。この区画部材28は、補助ヒー
ター21、その冷却手段22、処理容器7の冷却手段2
7を処理空間から気密に区画するものである。このよう
な構成によっても、半導体ウエハ1の上昇または下降時
において、出入口側空間71での処理ガスの滞留が生じ
にくく、半導体ウエハ1の面内温度の均一性を高くする
ことができる。
【0032】以上、本発明を実施例に基づいて説明した
が、本発明の熱処理装置は、常圧のプロセス、減圧プロ
セス、真空プロセスのいずれにも適用することができ
る。また、酸化処理、拡散処理、CVD処理、アニール
等の各種の熱処理に適用することができる。また、面状
の被処理体としては、円型の半導体ウエハに限定され
ず、LCD等角型のその他の面状の被処理体であっても
よい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の熱処理装
置によれば、面状の被処理体の面内温度の均一性を高め
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る熱処理装置の概略断面
図である。
【図2】本発明の実施例2に係る熱処理装置の概略断面
図である。
【符号の説明】
1 半導体ウエハ 11 処理面 12 裏面 2 面状発
熱源 21 補助ヒーター 22 補助ヒ
ーターの冷却手段 23 均熱部材 24 冷却ガ
ス供給管 25 冷却ガス排気管 26 筒体 27 冷却手段 28 区画部
材 3 ウエハ保持具 31 保持突
起 32 ストッパー 4 断熱保
温材 5 内筒 6 輻射防
止板 7 処理容器 8 ガス導
入管 9 ガス排出管

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理容器内に配置された面状の被処理体
    の処理面に対向するよう面状発熱源を配置してなる熱処
    理装置において、 前記処理容器内における前記面状の被処理体の出入口側
    空間を絞り込んだことを特徴とする熱処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の熱処理装置において、絞り込
    んだ出入口側空間の外周に補助ヒーターを設けたことを
    特徴とする熱処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の熱処理装置において、補助ヒ
    ーターを強制的に冷却する冷却手段を設けたことを特徴
    とする。
JP32984991A 1991-11-19 1991-11-19 熱処理装置 Withdrawn JPH05144758A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32984991A JPH05144758A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 熱処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32984991A JPH05144758A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 熱処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05144758A true JPH05144758A (ja) 1993-06-11

Family

ID=18225924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32984991A Withdrawn JPH05144758A (ja) 1991-11-19 1991-11-19 熱処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05144758A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5536918A (en) * 1991-08-16 1996-07-16 Tokyo Electron Sagami Kabushiki Kaisha Heat treatment apparatus utilizing flat heating elements for treating semiconductor wafers

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5536918A (en) * 1991-08-16 1996-07-16 Tokyo Electron Sagami Kabushiki Kaisha Heat treatment apparatus utilizing flat heating elements for treating semiconductor wafers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5536918A (en) Heat treatment apparatus utilizing flat heating elements for treating semiconductor wafers
JP4365017B2 (ja) 熱処理装置の降温レート制御方法および熱処理装置
US5429498A (en) Heat treatment method and apparatus thereof
JPH0897167A (ja) 処理装置及び熱処理装置
JP3474258B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
US5662469A (en) Heat treatment method
JPH09260364A (ja) 熱処理方法および熱処理装置
JPH05121342A (ja) 熱処理装置
JP3138304B2 (ja) 熱処理装置
JPH05144758A (ja) 熱処理装置
JP3281018B2 (ja) 熱処理方法
JP3179806B2 (ja) 熱処理方法および熱処理装置
JP3126455B2 (ja) 熱処理装置
JP3464005B2 (ja) 熱処理方法
JP3451097B2 (ja) 熱処理装置
JP3119706B2 (ja) 熱処理装置および熱処理方法
JP3151022B2 (ja) 熱処理装置
JP2001291710A (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JP3182532B2 (ja) 熱処理装置
JP3553512B2 (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JP3240180B2 (ja) 熱処理装置
JP2001284341A (ja) 熱処理方法
JP3497317B2 (ja) 半導体熱処理方法およびそれに用いる装置
JPH05299428A (ja) 半導体ウェーハの熱処理方法及び熱処理装置
JPH0547691A (ja) 熱処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990204