JP3182487B2 - 椅子型マッサージ機 - Google Patents

椅子型マッサージ機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下肢部マッサージユニ
ットを備えた椅子型マッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、椅子本体の座部に、非使用位置と
使用位置とに渡り移動可能な下肢部マッサージユニット
を取付けた椅子型マッサージ機が知られている。下肢部
マッサージユニットが椅子本体に座った使用者の下肢部
に当たらない位置が下肢部マッサージユニットの非使用
位置であり、前記座部の前方に連なって配置されて使用
者の下肢部が載置される位置が下肢部マッサージユニッ
トの使用位置である。下肢部マッサージユニットは、座
部の側面に設けたレバーを回動することで非使用位置と
使用位置とに渡り移動される。また、このユニットの運
転は椅子本体に設けたコントローラやリモートコントロ
ーラを介して制御される。
【0003】したがって、この椅子型マッサージ機にお
いては、レバーを操作して下肢部マッサージユニットを
使用位置に移動させた状態で、このユニットを運転させ
ることにより、下肢部マッサージユニット上にセットさ
れた使用者の下肢部をマッサージできるとともに、レバ
ー操作により下肢部マッサージユニットを非使用位置に
移動させることで、下肢部に対するマッサージを停止で
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような下
肢部マッサージユニットを備える従来の椅子型マッサー
ジ機では、そのユニットの位置に拘らず、前記コントロ
ーラの操作により下肢部マッサージユニットの運転と停
止とがなされ、それ以外には下肢部マッサージユニット
の運転制御がされることはない。
【0005】そのため、従来においては、下肢部マッサ
ージユニットをその運転状態で使用位置から非使用位置
に移動させた場合に、前記ユニットの運転が無駄に継続
され、そのまま放置されてしまうという問題がある。ま
た、これを回避するためには、前記コントローラによる
運転停止操作を必要とするという煩わしさがある。
【0006】本発明の目的は、下肢部マッサージユニッ
トに対する運転停止操作を格別に必要とすることなく、
このユニットが非使用位置へ移動された際に下肢部マッ
サージユニットが無駄に運転を継続することを防止でき
る椅子型マッサージ機を得ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、マッサージ用
空気袋が取付けられた椅子本体の座部に対して非使用位
置と使用位置とに渡り移動可能な下肢部マッサージユニ
ットを設け、このユニットのマッサージ子と前記空気袋
とを同一のマッサージユニット駆動手段で動作させると
ともに、前記椅子本体にユニット位置操作体を取付け、
この操作体の操作で前記下肢部マッサージユニットを前
記非使用位置と使用位置とに渡り移動させるようにした
椅子型マッサージ機を前提とする。
【0008】そして、前記目的を達成するために、前記
ユニット位置操作体の操作に基づいて前記下肢部マッサ
ージユニットの位置を検出するユニット位置検出手段を
備え、かつ、この検出手段の出力を受けて動作され、前
記下肢部マッサージユニットが前記使用位置に配置され
たときの前記ユニット位置検出手段の出力により前記下
肢部マッサージユニットを運転もしくは運転可能な待機
状態とし、前記下肢部マッサージユニットが前記非使用
位置に配置されたときの前記ユニット位置検出手段の出
力により前記下肢部マッサージユニットの運転を停止さ
せるとともに、前記空気袋を用いてのマッサージを可能
とする制御部を備えたものである。
【0009】
【作用】前記椅子型マッサージ機の構成において、使用
位置に配置されかつ運転されている下肢部マッサージユ
ニットを、ユニット位置操作体を操作して非使用位置に
移動させると、その位置変化をユニット位置検出手段が
検出する。そうすると、この検出手段の出力を受ける制
御部は、下肢部マッサージユニットの運転を停止させ
る。そして、この運転停止下であっても、椅子本体に取
付けられている空気袋をマッサージユニット駆動手段に
よって膨脹・収縮させることができる。また、下肢部マ
ッサージユニットを非使用位置から使用位置に移動させ
たときにも、その変化はユニット位置検出手段により検
出されるため、その検出出力を受ける制御部は、下部マ
ッサージユニットを運転もしくは運転可能な待機状態と
する。なお、運転可能な待機状態となった場合には、そ
の後に行われるコントローラでの運転指令により下肢部
マッサージユニットは運転される。これらの場合におけ
るマッサージユニットの運転は、前記マッサージユニッ
ト駆動手段によって、前記ユニットのマッサージ子を動
作させて行われる。
【0010】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明の一実施
例を説明する。本実施例に係る椅子型マッサージ機は、
椅子本体1と、下肢部マッサージユニット2とを備えて
いる。
【0011】図1(A)(B)に示されるように椅子本
体1は、座部3と、この後端に回動可能に連結されて任
意の起立位置に保持される背凭れ部4とを有している。
なお、背凭れ部4は座部3に対して一定の起立角度に固
定されているものでもよい。この背凭れ部4の背受け面
は自由に変形ができる布や合成樹脂製のシート等からな
る表面カバーで形成されている。
【0012】背凭れ部4には、その上部において椅子本
体1に腰掛けて背凭れ部4に凭れた使用者の首部に対応
する位置に第1空気袋5が内蔵されているとともに、下
端部において椅子本体1に腰掛けて背凭れ部4に凭れた
使用者の腰部に対応する位置に第2空気袋6が内蔵され
ている。さらに、背凭れ部4には、第1、第2の空気袋
5、6間に位置して椅子本体1に腰掛けて背凭れ部4に
凭れた使用者の背中に対応する第3空気袋7と第4空気
袋8とが夫々内蔵されている。
【0013】これら空気袋5〜8はいずれもポリエチレ
ン等で形成され、それへの空気の供給と排出とにより膨
脹・収縮されて、使用者の上半身の背中等の被施療部に
対する圧迫と弛緩とを繰り返して、被施療部をマッサー
ジするのに使用される。
【0014】図1(A)(B)に示されるように下肢部
マッサージユニット2は、ユニット本体9にマッサージ
子として空気袋10を取付けて形成されている。ユニッ
ト本体9は上面および前後両端を開放して凹状をなした
一対の施療凹部9aを有し、空気袋10は両施療凹部9
aの相対向する凹部側面に夫々取付けられている。一対
の施療凹部9aはその上方から椅子本体1に腰掛けた使
用者の下肢が夫々出し入れされるようになっている。勿
論、使用者の座り方により、下肢のうち足およびくるぶ
し回り、または下腿を使用位置の施療凹部9aに出し入
れできる。
【0015】空気袋10はいずれもポリエチレン等で形
成され、それへの空気の供給と排出とにより膨脹・収縮
されて、施療凹部9a内の下肢の被施療部に対する圧迫
と弛緩とを繰り返して、被施療部をマッサージするのに
使用される。
【0016】下肢部マッサージユニット2は、これを使
用位置と非使用位置とに移動させるユニット移動手段と
してのリンク機構11(図2参照)を介して座部3に取
付けられている。図1(B)および図2(B)に示され
る使用位置において、下肢部マッサージユニット2は座
部3の前方に連ねて例えば水平な姿勢に保持される。図
1(A)および図2(A)に示される非使用位置におい
て、下肢部マッサージユニット2は座部3の前面に重な
るように垂直に立った姿勢に保持される。
【0017】リンク機構11は、移動不能な第1、第2
の回動支点軸12、13と、第1回動支点軸12に一端
部が固定された第1リンク14と、第2回動支点軸13
に一端部が固定された第2リンク15と、第1リンク1
4に一端部が枢軸16を介して連結されるとともに他端
部がユニット本体9のリンク接続部9bに枢軸17を介
して連結された第3リンク18と、第2リンク15に一
端部が枢軸19を介して連結されるとともに他端部がリ
ンク接続部9bに枢軸20を介して連結された第4リン
ク21とを備えている。そして、第2、第3リンク1
5、18は互いに交差され、その交差部は枢軸22を介
して連結されている。
【0018】なお、図2中23は座部3のフレームで、
24a、24bはフレームに溶接止めされたリンクホル
ダ金具、25は座部のシート部である。リンク機構11
の両支点軸12、13はリンクホルダ金具24a、24
bに対し夫々別々に両端支持されて、水平に設けられて
いる。また、リンク機構11のうち各リンク14、1
5、18、21は、夫々二組み設けられて、下肢部マッ
サージユニット2を支持し、それにより、このユニット
2上の下肢を乗せた際の支持状態の安定が図られてい
る。
【0019】リンク機構11の第1、第2回動支点軸1
2、13の一方、好ましくは第1回動支点軸12の一端
部は、座部3の側壁に設けられた孔3aを貫通してL形
に曲げられ、座部3に腰掛けた使用者により回動操作さ
れるユニット位置操作体としてのレバー26をなしてい
る。26aは球状をなすレバー摘みである。
【0020】このレバー26を、図1(A)の状態で同
図中矢印E方向に回動させることにより下肢部マッサー
ジユニット2は使用位置に移動され、また、図1(B)
の状態で同図中矢印F方向に回動させることにより下肢
部マッサージユニット2は非使用位置に配置される。
【0021】なお、座部3には下肢部マッサージユニッ
ト2が使用位置に配置された際にレバー26が着脱可能
に引っ掛けられるストッパ手段(図示しない)が設けら
れている。その引っ掛かりにより、下肢の重さで下肢部
マッサージユニット2が使用位置から不用意に非使用位
置に移動することがないようにしてあるとともに、レバ
ー26は前記ストッパ手段に対して手動により容易に外
し得るようになっている。
【0022】座部3内にはユニット位置検出手段27が
設けられている。この検出手段27は図3に示されるよ
うに第1回動支点軸12に突設された動作突片28と、
マイクロスイッチ29とで形成されている。マイクロス
イッチ29は動作突片28の可動範囲内の一端部に配置
されているとともに、前記フレーム23またはこれに連
結された支持部に固定されている。マイクロスイッチ2
9は動作突片28で押された時にオンとなり、動作突片
28が離れた時にオフとなるものである。
【0023】座部3内には図4に示されるマッサージユ
ニット駆動手段としてのエア給排気装置30と制御部3
1とが夫々設けられている。なお、制御部31は座部3
の外部に設けてもよい。エア給排気装置30は、圧縮空
気を生成するエアコンプレッサ32と、生成された圧縮
空気を蓄えるエアタンク33と、第1〜第4のロータリ
バルブ34〜37とを有している。
【0024】エアタンク33の入り口はホースを介して
エアコンプレッサ32の出口に接続され、エアタンク3
3の出口には夫々ホースを介して第1〜第4のロータリ
バルブ34〜37に接続されている。第1〜第4のロー
タリバルブ34〜37には夫々ホースを介して第1〜第
4の空気袋5〜8および空気袋10に接続されている。
【0025】第1ロータリバルブ34は第1空気袋5に
対応して設けられ、第2ロータリバルブ35は第2空気
袋6に対応して設けられ、第3ロータリバルブ36は第
3、第4空気袋7、8に対応して設けられている。ま
た、第4ロータリバルブ37は下肢部マッサージユニッ
ト2の各空気袋10に対応して設けられている。これら
ロータリバルブ34〜37は、いずれも電磁式のもので
あり、その回転でエアタンク33と各空気袋5〜8また
は10とを連通させ、或いは各空気袋5〜8または10
と外気とを連通させるものである。
【0026】制御部31には、ユニット位置検出手段2
7の出力すなわちマイクロスイッチ29のオン・オフ信
号と、リモートコントロール式或いは座部3に固定され
る据え置き式のコントローラ38からの制御信号が入力
される。そして、制御部31は、下肢部マッサージユニ
ット2が使用位置に配置されたときのユニット位置検出
手段27の出力により下肢部マッサージユニット2を運
転もしくは運転可能な待機状態とするとともに、下肢部
マッサージユニット2が非使用位置に配置されたときの
ユニット位置検出手段27の出力により下肢部マッサー
ジユニット2の運転を停止させるように構成されてい
る。
【0027】なお、ここに前記ユニット2の運転とは、
エアコンプレッサ32を動作させるとともに、第4ロー
タリバルブ37を連続回転動作させることである。
た、前記ユニット2の運転可能な待機状態とは、エアコ
ンプレッサ32を動作させるとともに、空気袋10と外
気とを連通させた状態に第4ロータリバルブ37を停止
保持させることである。また、コントローラ38は、電
源スイッチの開閉をはじめとして、空気袋5〜8、10
の膨脹・収縮の時間調節、使用する各空気袋5〜8、1
0の選択、および各種のエアマッサージ運転モードの指
定等を行う。
【0028】前記構成を備える椅子式マッサージ機にお
いて、その下肢部マッサージユニット2を使用しないと
きは、レバー26が引き上げられているとともに、下肢
部マッサージユニット2は図1(A)および図2(A)
に示されるように立った姿勢を保持する非使用位置に配
置されている。この状態では、ユニット位置検出手段2
7の動作突片28がマイクロスイッチ29から離れてい
るから、マイクロスイッチ29はオフ状態にあり、それ
により下肢部マッサージユニット2は動作しない。した
がって、前記状態では、コントローラ38を介して指定
された第1〜第4空気袋5〜8の少なくともいずれかの
膨脹・収縮により、使用者の上半身に対するマッサージ
が実施される。
【0029】また、下肢部マッサージユニット2を用い
て使用者の下肢をマッサージするには、まず、レバー2
6を押し下げることにより、リンク機構11のリンク運
動を介して下肢部マッサージユニット2を非使用位置か
ら移動させて水平な姿勢をなす使用位置に配置する。こ
の状態は図1(B)および図2(B)に示されている。
この状態では、ユニット位置検出手段27の動作突片2
8がマイクロスイッチ29を押しているから、マイクロ
スイッチ29はオン状態にあり、このスイッチ29の出
力は制御部31に供給される。
【0030】こうした後、使用者は下肢を前記ユニット
2の施療凹部9aに収容する。そして、コントローラ3
8を介して動作開始信号を制御部31に送ることによ
り、エア給排気装置30が動作されるとともに第4ロー
タリバルブ37が連続回転動作される。したがって、空
気袋10が空気の供給と排出とにより膨脹・収縮される
と同時に、施療凹部9a内の下肢の被施療部に対する圧
迫と弛緩とが繰り返され、被施療部がマッサージされ
る。
【0031】ところで、このような下肢部マッサージユ
ニット2の動作状態において、使用者の判断により、前
記ユニット2の運転停止操作をすることなく使用者がレ
バー26を引き上げて、下肢部マッサージユニット2を
非使用位置に配置させることがある。この場合、レバー
26の回動によりユニット位置検出手段27の動作突片
28がマイクロスイッチ29より離れて、マイクロスイ
ッチ29がオフとなるから、その信号に基づき制御部3
1は下肢部マッサージユニット2の運転を停止する。
【0032】このように前記椅子型マッサージ機におい
ては、下肢部マッサージユニット2を非使用位置と使用
位置とに渡り移動させるレバー26の回動操作に基づ
き、下肢部マッサージユニット2の位置をユニット位置
検出手段27により検出して、このユニット2の運転を
制御部31を介して制御する。したがって、使用者の判
断により、下肢部マッサージユニット2に対する運転停
止操作を格別に必要とすることなく、このユニット2が
非使用位置へ移動された際に、前記ユニット2の運転を
自動的に停止させて、前記ユニット2の無駄な運転継続
を防止できる。
【0033】それにより、いちいち下肢部マッサージユ
ニット2の運転を停止させる煩わしい手間を必要とせ
ず、下肢部マッサージユニット2を使用位置から非使用
位置に容易に移動させることができるとともに、無駄な
電力消費をなくすことができる。
【0034】また、コントローラ38の操作により自動
運転モードが選択された場合に、制御部31が実行する
マッサージ動作は図5のフローチャートに示されてい
る。この運転モードでは、まず、ステップ1によりエア
コンプレッサ32を動作してから、ステップ2により第
1ロータリバルブ34を所定時間連続回転動作させて、
第1空気袋5により首部に対するマッサージを実行させ
る。次のステップ3では、第3ロータリバルブ36を所
定時間連続回転動作させて、第3、第4空気袋7、8に
より背中に対するマッサージを実行させ、この後、ステ
ップ4により第2ロータリバルブ35を所定時間連続回
転動作させて、第2空気袋6により腰部に対するマッサ
ージを実行させる。
【0035】次のステップ5では、ユニット位置検出手
段27の出力をもとに下肢部マッサージユニット2が使
用状態であるか否かを判断する。その判断がNOの場合
にはステップ6に進み、運転停止指令があるかどうかを
判断する。このステップ6での判断がNOの場合には、
ステップ2に戻り、このステップ2からステップ5まで
が繰り返される。また、所定時間の経過或いはこの時間
内でのコントローラ38での運転停止操作に基づきステ
ップ6の判断がYESになると、前記自動運転モードが
終了する。
【0036】また、前記ステップ5の判断がYESの場
合にはステップ7に進み、第4ロータリバルブ37を所
定時間連続回転動作させる。それにより、下肢部マッサ
ージユニット2の空気袋10により下肢に対するマッサ
ージが実行される。この後に、運転停止指令があるかど
うかを判断するステップ6に進み、このステップ6での
判断がNOの場合にはステップ2に戻り、また、判断が
YESになると前記自動運転モードが終了する。
【0037】なお、本発明は前記一実施例には制約され
ない。例えば、下肢部マッサージユニット2を移動させ
るユニット移動手段としてはモータの動力を利用しても
よく、その場合に、コントローラ38のモータ制御用操
作スイッチを介して与えられるモータへの正転指令およ
び逆転指令を、ユニット位置操作体、言い換えれば前記
モータ制御用操作スイッチの出力として用いるようにし
てもよい。
【0038】また、本発明において下肢部マッサージユ
ニット2に設けられるマッサージ子は、空気袋の膨脹・
収縮を利用したものに代えて、打撃またはバイブレーシ
ョンによるマッサージを行うものとしてもよい。
【0039】また、本発明において、下肢部マッサージ
ユニット2の使用位置は水平な姿勢に限らず、このユニ
ット2が斜めの姿勢に保持されて、下肢を斜めに支持す
る位置を使用位置としてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、同
一のマッサージユニット駆動手段により、椅子本体に取
付けられたマッサージ用空気袋を用いるマッサージ動作
と、下肢部マッサージユニットのマッサージ子を用いる
マッサージ動作とを行なわせる椅子型マッサージ機にお
いて、下肢部マッサージユニットを非使用位置と使用位
置とに渡り移動させるユニット位置操作体の操作に基づ
き、下肢部マッサージユニットの位置をユニット位置検
出手段により検出して、このユニットの運転を制御部に
より制御するから、下肢部マッサージユニットに対する
運転停止操作を格別に必要とすることなく、このユニッ
トが非使用位置へ移動された際に前記ユニットの運転を
自動的に停止させて、前記ユニットの無駄な運転継続を
防止できる。しかも、前記ユニットの運転停止下でも、
椅子本体に取付けられている空気袋をマッサージユニッ
ト駆動手段によって膨脹・収縮させてマッサージするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施例に係る椅子型マッサ
ージ機の構成をその下肢部マッサージユニットが非使用
位置に配置された状態で示す斜視図。(B)は同一実施
例に係る椅子型マッサージ機の構成をその下肢部マッサ
ージユニットが使用位置に配置された状態で示す斜視
図。
【図2】(A)は同一実施例に係る椅子型マッサージ機
の下肢部マッサージユニットを支持するリンク機構の構
成を前記下肢部マッサージユニットが非使用位置に配置
された状態で示す図。(B)は同一実施例に係る椅子型
マッサージ機の下肢部マッサージユニットを支持するリ
ンク機構の構成を前記下肢部マッサージユニットが使用
位置に配置された状態で示す図。
【図3】同一実施例に係る椅子型マッサージ機のユニッ
ト位置検出手段の構成を示す斜視図。
【図4】同一実施例に係る椅子型マッサージ機の構成を
示すブロック図。
【図5】同一実施例に係る椅子型マッサージ機の自動運
転モードでの動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…椅子本体 2…下肢部マッサージユニット、3…座部、5〜8…マ
ッサージ用空気袋、9…ユニット本体、9a…施療凹
部、10…空気袋(マッサージ子)、11…リンク機構
(ユニット移動手段)、26…レバー(ユニット位置操
作体)、27…ユニット位置検出手段、28…動作突
片、29…マイクロスイッチ、30…エア給排気装置
マッサージユニット駆動手段)、31…制御部(マッ
サージユニット駆動手段)、32…エアコンプレッサ、
33…エアタンク、37…ロータリバルブ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マッサージ用空気袋が取付けられた椅子本
    体の座部に対して非使用位置と使用位置とに渡り移動可
    能な下肢部マッサージユニットを設け、このユニットの
    マッサージ子と前記空気袋とを同一のマッサージユニッ
    ト駆動手段で動作させるとともに、前記椅子本体にユニ
    ット位置操作体を取付け、この操作体の操作で前記下肢
    部マッサージユニットを前記非使用位置と使用位置とに
    渡り移動させるようにした椅子型マッサージ機におい
    て、 前記ユニット位置操作体の操作に基づいて前記下肢部マ
    ッサージユニットの位置を検出するユニット位置検出手
    段を備え、 かつ、この検出手段の出力を受けて動作され、前記下肢
    部マッサージユニットが前記使用位置に配置されたとき
    の前記ユニット位置検出手段の出力により前記下肢部マ
    ッサージユニットを運転もしくは運転可能な待機状態と
    し、前記下肢部マッサージユニットが前記非使用位置に
    配置されたときの前記ユニット位置検出手段の出力によ
    り前記下肢部マッサージユニットの運転を停止させると
    ともに、前記空気袋を用いてのマッサージを可能とする
    制御部を備えたことを特徴とする椅子型マッサージ機。
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