JP3182284B2 - 光源制御回路、照射筒および医療用x線装置 - Google Patents

光源制御回路、照射筒および医療用x線装置

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JP3182284B2 JP03609094A JP3609094A JP3182284B2 JP 3182284 B2 JP3182284 B2 JP 3182284B2 JP 03609094 A JP03609094 A JP 03609094A JP 3609094 A JP3609094 A JP 3609094A JP 3182284 B2 JP3182284 B2 JP 3182284B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光源を所定時間点灯さ
せるための光源制御回路に関し、またX線の照射方向に
沿って照準光線を出射するための照射筒に関し、さらに
デンタルX線撮影等に用いられる医療用X線装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】口内法撮影用歯科用X線装置は、口腔内
に入れられる撮影フィルム等の撮像手段の形状に対し
て、その形状を超える領域にX線を照射することが法的
に許されている。たとえば、撮影フィルムの形状が縦3
0mm×横40mm(対角50mm)である場合、歯科
用X線の照射野の直径は、X線照射筒の出射端で対角5
0mmより大きくなることが許されている。
【0003】この理由は、口内法撮影ではX線装置と撮
影フィルムとの位置関係が一定でなく、撮影部位によっ
て口腔内に設置する撮影フィルムの位置や向きが多様に
変化するとともに、操作者が口腔内の撮影フィルムを直
接視認することができないため、X線照射野が撮影フィ
ルムから外れて、いわゆるコーンカットという撮影ミス
が生ずることを防止するためである。撮影ミスによって
X線撮影を繰返すよりも、X線照射野の拡大の方が全体
の被爆線量を減らすことができる。
【0004】一方、X線照射野は必要以上に拡大すべき
ものではなく、また操作者が狙う位置および方向にX線
照射野が正確にかつ再現性良く設定されることが望まれ
る。
【0005】従来、X線照射野を位置決めするための照
準光線を発生することができる歯科用X線照射装置が提
案されており(実開昭55−51280号公報)、被照
射体のX線照射位置に可視スポット光を表示するための
可視光学系が、照射筒のX線照射軸上の同軸位置または
X線照射野以外の退避位置に交互に切替え可能に設置さ
れている。しかしながら、可視光学系を機械的に移動さ
せるため、移動機構や停止機構の寸法誤差や組立誤差に
より、可視スポット光の位置が毎回変動する恐れがあ
り、再現性が低い。また、可視スポット光を観察するだ
けではX線照射野の位置、方向を特定し難いという問題
がある。
【0006】他の先行技術として、X線の放射円錐コー
ンに近似した筒形の光伝導構体を備え、筒状の照準光線
を発生する可視光学系が設けられた歯科用X線照射装置
が提案されている(実開昭55−166213号公
報)。しかしながら、照準光線の輪郭形状がリング状で
あるため、X線照射野の中心を明確に判別できないとい
う問題がある。
【0007】さらに他の先行技術として、照射筒の内周
方向を3等分した位置に光ファイバ導光体を設けて、照
射筒端部から離れた位置に各光ファイバ導光体からの光
線を交差させたX線照射筒が提案されている(実開昭5
8−1405号公報)。しかしながら、照準光線が複数
のスポット光として現れるため、X線照射野の中心を明
確に判別できないという問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のX線照射筒で
は、照準光線を発生するための光源を点灯するには、照
射筒またはX線装置に取付けられた電源スイッチを操作
する必要がある。電源スイッチの形式には、1)スイッ
チを押すと接点が接続し、手を放すと接点が開放する自
動復帰型スイッチ、2)レバー等のラッチ機構によって
接点の接続または開放が保持されるトグル型スイッチ、
等がある。電源スイッチとして、1)自動復帰型スイッ
チを用いると、スイッチを押しながら照射筒の位置決め
作業を行うことになり、煩雑な作業となって操作性が悪
い。また、2)トグル型スイッチを用いると、一旦スイ
ッチを投入すれば位置決め作業に専念できるが、位置決
め後にスイッチオフの操作をすると、余分な力が作用し
て位置ずれが生ずる恐れがあり、さらにスイッチの切り
忘れによって無用な電力消費を招くことが多い。
【0009】また、X線照射筒を任意の形式のX線装置
に対して着脱可能に構成するには、照射筒自体に電池な
どの電源装置を内蔵する必要があり、照準光線の照射回
数を増やすためには省電力仕様の光源駆動回路が不可欠
となる。この場合、電池の放電特性に起因して出力電圧
が次第に低下すると、光源の照射光量が変動し照準光線
の照度が変化して、操作性が低下する。
【0010】また、照準機構が無いX線照射筒に取って
代るには、小型で軽量なX線照射筒が望まれている。
【0011】本発明の目的は、操作性が良好で、消費電
力が少なく、安定な光量が得られ、しかも軽量小型なX
線照射筒を実現するための光源制御回路、照射筒および
医療用X線装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、通電開始後、
所定時間幅のパルスを出力するタイマ回路と、光源およ
び前記タイマ回路の通電を同時に制御する第1スイッチ
ング素子と、第1スイッチング素子を起動するための起
動回路と、前記タイマ回路がパルスを出力している期
間、光源の通電を許容する第2スイッチング素子と、光
源を定電流駆動するための定電流回路とを備え、光源は
発光ダイオードであり、第1スイッチング素子は、光源
に電流が流れているときは導通状態を保持し、光源に電
流が流れないときは遮断状態になることを特徴とする光
源制御回路である。
【0013】また本発明は、第1スイッチング素子は、
サイリスタであることを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記起動回路は、自動復帰
型のスイッチであることを特徴とする。
【0015】また本発明は、電源が電池であることを特
徴とする。
【0016】また本発明は、放射状に伝搬するX線束を
取り囲む筒体と、X線束の外側でかつ前記筒体の内側で
あって、前記筒体の軸方向から見て4つの光源が対称的
に設置される複数の光源と、光源を制御するための請求
項1記載の光源制御回路と、各光源からの光を線状に結
像して、結像面に十字状のスリット像を形成するための
集光手段とを備えることを特徴とする照射筒である。
【0017】また本発明は、X線を発生するX線発生手
段と、前記X線発生手段に着脱自在に装着される、上記
の照射筒と、前記X線発生手段を制御するためのX線制
御手段と、前記X線制御手段に電力を供給するための電
源手段とを備え、前記照射筒は、前記電源手段から電力
を供給されることを特徴とする医療用X線装置である。
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【作用】本発明に従えば、通電開始後、所定時間幅のパ
ルスを出力するタイマ回路によって、所定時間の経過を
計測する。さらに第1スイッチング素子は、光源および
タイマ回路の通電を同時にオンまたはオフに制御する。
また起動回路は、第1スイッチング素子を起動して、強
制的に導通状態にする。また第2スイッチング素子は、
タイマ回路がパルスを出力している期間、光源の通電を
許容する。また第1スイッチング素子は、光源に電流が
流れているときは導通状態を保持し、光源に電流が流れ
ないときは遮断状態になるため、タイマ回路がパルスを
出力している期間は、第2スイッチング素子が導通して
光源が点灯し、一方、タイマ回路のパルス出力が終了す
ると第2スイッチング素子が遮断され、光源に電流が流
れなくなり、第1スイッチング素子は遮断状態になる。
【0027】これによって、起動回路が動作すると第1
スイッチング素子が導通状態となって、タイマ回路が動
作を開始してパルスを出力し、さらに第2スイッチング
素子が導通状態となって、光源に電流が流れ点灯する。
その後起動回路が停止しても第1スイッチング素子の導
通状態は保持される。さらに、所定期間経過すると第2
スイッチング素子が遮断状態になり、光源は自動的に消
灯する。さらに光源の消灯と同時に第1スイッチング素
子に流れる電流が減少して、第1スイッチング素子は遮
断状態になって、タイマ回路の通電も停止するため、無
駄な電力消費を防止できる。また、光源を定電流駆動す
るための定電流回路を備えることによって、電源電圧が
変動しても光源には一定の電流が流れるため、光源の光
量が安定化される。また、光源が発光ダイオードである
ことによって、消費電力の低減化および装置の小型、軽
量化、安全性の向上、低価格化が可能になる。
【0028】また本発明に従えば、第1スイッチング素
子がサイリスタであることによって、所定電流値以上の
電流が持続すると導通状態を保持し、所定電流値未満に
なると遮断状態になる機能を小型かつ簡単に実現でき
る。
【0029】また本発明に従えば、起動回路が自動復帰
型のスイッチであることによって、作業者がスイッチに
触れるだけでスイッチング素子が起動され、その後自動
復帰してスイッチオフの操作が不要になり、光源の点灯
作業が簡便になる。
【0030】また本発明に従えば、電源が電池であるこ
とによって、光源制御回路が他の電源系と独立して動作
可能になり、また光源制御回路およびこれを組込んだ装
置のの持運びが容易になる。また、既に設置済のX線装
置に取付けられている照射筒との交換が容易になる。
【0031】
【0032】
【0033】また本発明の照射筒に従えば、放射状に伝
搬するX線束を取り囲む筒体を備え、X線束の外側でか
つ筒体の内側であって、筒体の周方向に所定間隔に複数
の光源を設置することによって、X線照射野を示すため
の照準光線が得られ、この照準光線を被写体に照射する
ことによって、X線照射野の位置決め作業が容易にな
る。さらに、上述の光源制御回路を備えることによっ
て、操作性が良好で、消費電力が少なく、安定な光量が
得られ、しかも軽量小型なX線照射筒を得ることができ
る。
【0034】また、筒体の軸方向から見て4つの光源が
対称的に配置され、各光源からの光を線状に結像して、
結像面に十字状のスリット像を形成するための集光手段
を備えることによって、X線照射野の中心および範囲な
らびにX線照射方向が明確に判別できるため、X線照射
野の位置決め作業が格段に容易になる。
【0035】また本発明の医療用X線装置に従えば、X
線発生手段に着脱自在に装着される上述の照射筒を備え
ることによって、X線照射野の位置決め作業が容易にな
る。さらにX線発生手段を制御するためのX線制御手段
と、X線制御手段に電力を供給するための電源手段とを
備え、照射筒は電源手段から電力を供給されることによ
って、照射筒自体に電源を設置する必要がなくなり、よ
り小型軽量化が可能になり、しかも安定した電圧が絶え
ず供給されるため、安定した光量が得られる。
【0036】
【実施例】図1は、本発明に係る医療用X線装置の一実
施例を示す全体斜視図である。医療用X線装置3は、口
内法撮影用の歯科用X線装置であって、基台5に立設さ
れた支柱6の上端部に、鉛直軸周りに角変位自在なアー
ム7、8、9が設けられ、アーム9の先端には水平軸4
周りに角変位自在にX線発生部2が取付けられ、X線発
生部2のX線照射口には照射筒1が着脱自在に固定され
る。
【0037】X線撮影を行う場合、患者を支柱6の座板
10に着座させ、患者の口腔内に撮影フィルムやX線検
出センサなどの撮像手段を挿入した後、撮像手段と対向
するように患者の顔面に照射筒1を近接させて、照射筒
1から出射される視準光線が所定位置かつ所定方向に向
くようにX線発生部2を位置決めして、X線照射野と撮
像手段との位置関係を調節してから、X線を発生させ
る。
【0038】図2は、本発明に係る照射筒の一実施例を
示す正面図である。照射筒1は、軸m(紙面垂直)を中
心に円錐放射状のX線束が通過するX線開口104を中
央に備え、X線開口104の外周で筒体101の内側に
周方向に90度間隔で4つの収納孔113が形設されて
いる。各収納孔113には、シリンドリカルレンズ10
7a〜107dが収納され、対角に位置するシリンドリ
カルレンズ107aとシリンドリカルレンズ107bの
母線はほぼ一致し、同様に、対角に位置するシリンドリ
カルレンズ107cとシリンドリカルレンズ107dの
母線はほぼ一致している。
【0039】筒体101の外周面には、各シリンドリカ
ルレンズ107a〜107dに対応して設置される光源
を制御するための光源制御回路20が設けられる。光源
制御回路20には、光源の点灯を起動するためのスイッ
チ21が設けられる。光源制御回路20およびこれに電
力を供給する電池22は、カバー123によって覆われ
ており、カバー123にはスイッチ22の直上位置に透
孔124が形成され、さらに透孔124を覆うようにた
とえばフラッシュシートと呼ばれる可撓性のシート体1
25が設けられる。操作者が光源を点灯する場合、指な
どでシート体125を押すと、シート体125を介して
スイッチ22の操作片126が押圧され、スイッチ22
が導通することになる。このようにして防塵性、防水性
を保ちつつ光源の操作が可能になる。
【0040】図3は、図2の照射筒1の光学系配置図で
ある。各シリンドリカルレンズ107a〜107dが仮
想円C上に90度間隔で配置され、各シリンドリカルレ
ンズ107a〜107dによって集光される位置にLE
D(発光ダイオード)、LD(レーザダイオード)、白
熱電球などの光源23a〜23dが90度間隔で配置さ
れる。各光源23a〜23dは、スイッチ21によって
起動される光源制御回路20によって駆動される。
【0041】たとえば光源23aから放射される可視光
は、シリンドリカルレンズ107aによって鉛直方向に
集光されて扇状のビーム128に変換される。同様に、
光源23bから放射される可視光も、シリンドリカルレ
ンズ107bによって鉛直方向に集光されて扇状のビー
ム127に変換される。そして、ビーム127、128
が所定距離離れた結像位置で結像され、合成された水平
のスリット像131を形成する。光源23c、23dに
ついても同様に、シリンドリカルレンズ107b、10
7dによって水平方向に集光されて扇状のビームにそれ
ぞれ変換され、該結像位置に鉛直のスリット像132を
形成する。こうして線分長さBのスリット像131、1
32が互いに二等分するように直交して十字スリット像
を形成し、その交点QがX線束の中心軸m上に一致す
る。こうしてX線照射野と一致するように可視光の十字
スリット像が形成され、操作者はX線照射野の範囲およ
び中心位置を明確に認識できる。
【0042】図4は、本発明に係る光源制御回路の一実
施例を示すブロック図である。光源制御回路20は、通
電開始後、たとえば10秒という所定時間幅のパルスを
出力するタイマ回路24と、タイマ回路24を起動する
オートトリガ回路25と、タイマ回路24および光源2
3の通電を制御するスイッチング素子26と、タイマ回
路24の出力に応じてスイッチング素子26の導通を保
持する導通保持回路29と、スイッチング素子26を起
動するスイッチ21と、回路の電源となる電池22など
で構成される。導通保持回路29およびスイッチング素
子26は、タイマ回路24がパルスを出力している期間
は光源23を通電して、タイマ回路24のパルス出力が
終了すると光源23およびタイマ回路24の通電を停止
するスイッチング回路を構成する。
【0043】導通保持回路29は、1次回路27と2次
回路28で構成され、1次回路27はタイマ回路24の
パルス出力に応じて2次回路28を起動し、起動された
2次回路28はスイッチング回路26を起動して導通を
保持する。スイッチ21は、自動復帰型の押しボタンス
イッチなどで構成される。光源23は、LED、LD、
白熱電球などから選ばれ、たとえば可視光を放射する。
なお光源23は、消費電力および小型化の点で、LED
が好ましい。定電流回路30が光源23と直列に接続さ
れ、光量安定化を図る。
【0044】この動作について説明する。操作者の押圧
操作によってスイッチ21が一瞬導通すると、電池22
の陽極からスイッチ21を介してスイッチング素子26
に所定電圧が入力され、スイッチング素子26は導通状
態になる。すると、スイッチング素子26に対して直列
的に接続されたオートトリガ回路25、タイマ回路2
4、光源23等に電池22の電源電圧が印加される。タ
イマ回路24は、オートトリガ回路25によって通電開
始直後ハイレベルを出力し、1次回路27を駆動する。
駆動された1次回路27は、光などの情報媒体を介して
2次回路28を駆動する。さらに駆動された2次回路2
8が導通状態となると、スイッチング素子26に所定電
圧を印加されて導通状態となる。こうして2次回路28
が一旦導通状態になれば、後にスイッチ21が開放に自
動復帰しても、スイッチング素子26は導通状態に保持
され、これによって光源23が通電して発光する。
【0045】一方、通電開始から所定時間経過すると、
タイマ回路24の出力はローレベルに反転する。次に1
次回路27が停止して、2次回路28が遮断状態になる
ため、スイッチング素子26に電圧が印加されなくな
り、スイッチング素子26は遮断状態になる。すると、
光源23への通電が停止するとともに、オートトリガ回
路25やタイマ回路24への通電も停止する。こうして
スイッチ21の起動から所定時間、光源23が発光し、
その後光源23が消灯するとタイマ回路24の通電も停
止するため、無駄な電力消費を防止できる。
【0046】図5は、図4に示す光源制御回路20を具
体化した回路例である。タイマIC(集積回路)24a
は、2個のコンパレータと、これらの出力で動作するR
Sフリップフロップと、各コンパレータにそれぞれ電源
電圧の1/3および2/3の基準電圧を供給する基準電
圧部を備えており、たとえば「555」と呼ばれる消費
電力の少ないCMOSタイプのIC(型番「μPD55
55C」、日本電気製)が用いられる。オートトリガ回
路25は、電池22の陽極に接続されたラインE1と中
間電位であるラインE2との間に直列接続された抵抗R
1とコンデンサC1で構成され、この接続線P1はタイ
マIC24aの端子TRIGに接続される。さらにライ
ンE1とラインE2との間には抵抗R2とコンデンサC
2が直列接続され、この接続線P2はタイマIC24a
の端子DISおよび端子THに接続される。なお、タイ
マ時間は、抵抗R2とコンデンサC2の時定数で決定さ
れる。タイマIC24aの端子VCCはラインE1に接
続され、端子GNDはラインE2に接続される。ライン
E1とラインE2との間にコンデンサC3が接続され、
端子CVとラインE2との間にコンデンサC4が接続さ
れる。タイマIC24aの出力端子である端子VOとラ
インE2との間に、抵抗R4を介してフォトカプラ29
aを構成するLED27aが接続される。また端子VO
と接続線P3との間に、抵抗R3を介してフォトカプラ
29aを構成するフォトトランジスタ28aが接続され
る。なお、フォトカプラ29aの代わりにリレーやトラ
ンスなどの高絶縁スイッチを用いることも可能である
が、消費電力や小型化の点でフォトカプラが好ましい。
【0047】一方、ラインE1と接続線P3との間に、
抵抗R5を介してスイッチ21が接続される。電池22
の陰極に接続されたE3と接続線P3と間に抵抗R6が
接続される。ラインE1とラインE2との間に、バイポ
ーラトランジスタ、FET(電界効果トランジスタ)等
のスイッチング素子26が接続され、その入力は接続線
P3に接続される。なお、スイッチング素子26は、電
圧降下が少なく、耐ノイズ性に優れるバイポーラトラン
ジスタが好ましい。
【0048】さらにラインE1とラインE2との間に、
定電流回路30、抵抗R7および光源23aが直列接続
され、同様に、定電流回路30、抵抗R8および光源2
3bが直列接続され、定電流回路30、抵抗R9および
光源23cが直列接続され、定電流回路30、抵抗R1
0および光源23dが直列接続され、さらに音を発生す
るブザー31が接続される。定電流回路30は、各光源
23a〜23dに流れる電流を安定化するものであり、
たとえばIC(型番「LM317L」、ナショナルセミ
コンダクタ社製)などが用いられる。
【0049】次に動作を説明する。スイッチ21が導通
すると、ラインE1からスイッチ21および抵抗R5を
介してスイッチング素子26に所定電流が入力され、ス
イッチング素子26は導通状態になる。すると、ライン
E1とラインE2との間に電源電圧が印加され、まず接
続線P1および端子TRIGに負のパルスが印加され、
端子VOがハイレベルになる。次に抵抗R4を介してL
ED27aに電流が流れてLED27aが発光し、フォ
トトランジスタ28aが導通状態になる。すると端子V
Oから抵抗R3を介して接続線P3に電流が供給され、
スイッチング素子26に入力される。こうして後にスイ
ッチ21が開放しても、スイッチング素子26は導通状
態に保持され、これによって光源23a〜23dが通電
して発光するとともに、ブザー31も通電して音を発生
する。
【0050】一方、ラインE1とラインE2との間に電
源電圧が印加されると、抵抗R2とコンデンサC2で決
まる時定数に基づいて、接続線P2の電位が指数関数的
に上昇し、通電開始から所定時間経過して所定閾値を超
えた時点で、タイマIC24aの端子VOはローレベル
に反転する。次にLED27aがオフになって、フォト
トランジスタ28aが遮断状態になり、接続線P3の電
位がラインE3と同じになり、スイッチング素子26が
遮断状態になる。すると、光源23a〜23dへの通電
が停止するとともに、タイマIC24aへの通電も停止
する。こうして光源23a〜23dが消灯するとタイマ
IC24aの通電も停止するため、電池22の消耗を防
止できる。
【0051】図6は、図4に示す光源制御回路20を具
体化した他の回路例である。図6の光源制御回路20
は、図5のものとほぼ同一であって、フォトカプラ29
aの代わりにコイル27bおよび接点28bから成るリ
レーを用いる点が相違する。したがって、同一要素には
同一符号を付して重複説明を省く。
【0052】次に動作を説明する。スイッチ21が導通
すると、ラインE1からスイッチ21および抵抗R5を
介してスイッチング素子26に所定電流が入力され、ス
イッチング素子26は導通状態になる。すると、ライン
E1とラインE2との間に電源電圧が印加され、まず接
続線P1および端子TRIGに負のパルスが印加され、
端子VOがハイレベルになる。次に抵抗R4を介してコ
イル27bに電流が流れて、接点28bが導通状態にな
る。すると端子VOから抵抗R3を介して接続線P3に
電流が供給され、スイッチング素子26に入力される。
こうして後にスイッチ21が開放しても、スイッチング
素子26は導通状態に保持され、これによって光源23
a〜23dが通電して発光するとともに、ブザー31も
通電して音を発生する。
【0053】一方、ラインE1とラインE2との間に電
源電圧が印加されると、抵抗R2とコンデンサC2で決
まる時定数に基づいて、接続線P2の電位が指数関数的
に上昇し、通電開始から所定時間経過して所定閾値を超
えた時点で、タイマIC24aの端子VOはローレベル
に反転する。次にコイル27bがオフになって、接点2
8bが遮断状態になり、接続線P3の電位がラインE3
と同じになり、スイッチング素子26が遮断状態にな
る。すると、光源23a〜23dへの通電が停止すると
ともに、タイマIC24aへの通電も停止する。こうし
て光源23a〜23dが消灯するとタイマIC24aの
通電も停止するため、電池22の消耗を防止できる。
【0054】図7は、本発明に係る光源制御回路の他の
実施例を示すブロック図である。光源制御回路20は、
通電開始後、たとえば10秒という所定時間幅のパルス
を出力するタイマ回路24と、タイマ回路24を起動す
るオートトリガ回路25と、タイマ回路24および光源
23の通電を制御するスイッチング素子26と、タイマ
回路24の出力に応じて光源23の通電を制御するスイ
ッチング素子32と、スイッチング素子26を起動する
スイッチ21と、回路の電源となる電池22などで構成
される。スイッチング素子26は、光源23に電流が流
れているときは導通状態を保持し、光源23に電流が流
れないときは遮断状態になる性質を有し、小型化および
寿命の点でサイリスタが好ましく用いられる。スイッチ
ング素子26、32は、タイマ回路24がパルスを出力
している期間は光源23を通電して、タイマ回路24の
パルス出力が終了すると光源23およびタイマ回路24
の通電を停止するスイッチング回路を構成する。
【0055】スイッチ21は、自動復帰型の押しボタン
スイッチなどで構成される。光源23は、LED、L
D、白熱電球などから選ばれ、たとえば可視光を放射す
る。なお光源23は、消費電力、価格面、安全性および
小型化の点で、LEDが好ましい。定電流回路30が光
源23と直列に接続され、光量安定化を図る。
【0056】この動作について説明する。操作者の押圧
操作によってスイッチ21が一瞬導通すると、電池22
の陽極からスイッチ21を介してスイッチング素子26
に所定電圧が入力され、スイッチング素子26は導通状
態になる。すると、スイッチング素子26に対して直列
的に接続されたオートトリガ回路25、タイマ回路2
4、光源23等に電池22の電源電圧が印加される。タ
イマ回路24は、オートトリガ回路25によって通電開
始直後ハイレベルを出力し、スイッチング素子32を駆
動して導通状態にする。すると光源23に大きな電流が
流れるため、後にスイッチ21が開放に自動復帰して
も、スイッチング素子26は導通状態を保持し続け、こ
れによって光源23の発光が持続する。
【0057】一方、通電開始から所定時間経過すると、
タイマ回路24の出力はローレベルに反転する。すると
スイッチング素子32が遮断状態になり、光源23の通
電が停止し、スイッチング素子26に流れる電流は保持
電流未満になって遮断状態になる。こうしてスイッチ2
1の起動から所定時間、光源23が発光し、その後光源
23が消灯するとタイマ回路24の通電も停止するた
め、無駄な電力消費を防止できる。
【0058】図8は、図7に示す光源制御回路20を具
体化した回路例である。タイマIC(集積回路)24a
は、2個のコンパレータと、これらの出力で動作するR
Sフリップフロップと、各コンパレータにそれぞれ電源
電圧の1/3および2/3の基準電圧を供給する基準電
圧部を備えており、たとえば「555」と呼ばれる消費
電力の少ないCMOSタイプのIC(型番「μPD55
55C」、日本電気製)が用いられる。オートトリガ回
路25は、電池22の陽極に接続されたラインE1と中
間電位であるラインE2との間に直列接続された抵抗R
1とコンデンサC1で構成され、この接続線P1はタイ
マIC24aの端子TRIGに接続される。さらにライ
ンE1とラインE2との間には抵抗R2とコンデンサC
2が直列接続され、この接続線P2はタイマIC24a
の端子DISおよび端子THに接続される。なお、タイ
マ時間は、抵抗R2とコンデンサC2の時定数で決定さ
れる。タイマIC24aの端子VCCはラインE1に接
続され、端子GNDはラインE2に接続される。ライン
E1とラインE2との間にコンデンサC3が接続され、
端子CVとラインE2との間にコンデンサC4が接続さ
れる。タイマIC24aの出力端子である端子VOは、
抵抗R11を介してFETなどのスイッチング素子32
の入力に接続される。
【0059】一方、ラインE1と接続線P3との間に、
抵抗R5を介してスイッチ21が接続される。電池22
の陰極に接続されたE3と接続線P3と間に抵抗R6お
よびコンデンサC5が接続される。ラインE3とライン
E2との間に、サイリスタなどのスイッチング素子26
が接続され、その入力は接続線P3に接続される。
【0060】さらにラインE2とラインE4との間に、
スイッチング素子32が接続され、このラインE4とラ
インE1との間に、定電流回路30、抵抗R7および光
源23aが直列接続され、同様に、定電流回路30、抵
抗R8および光源23bが直列接続され、定電流回路3
0、抵抗R9および光源23cが直列接続され、定電流
回路30、抵抗R10および光源23dが直列接続さ
れ、さらに音を発生するブザー31が接続される。定電
流回路30は、各光源23a〜23dに流れる電流を安
定化するものであり、たとえばIC(型番「LM317
L」、ナショナルセミコンダクタ社製)などが用いられ
る。
【0061】次に動作を説明する。スイッチ21が導通
すると、ラインE1からスイッチ21および抵抗R5を
介してスイッチング素子26に所定電圧が入力され、ス
イッチング素子26は導通状態になる。すると、ライン
E1とラインE2との間に電源電圧が印加され、まず接
続線P1および端子TRIGの電位が急速に立上り、端
子VOがハイレベルになる。次に抵抗R11を介してス
イッチング素子32に電圧が印加され、スイッチング素
子32が導通状態になる。次に光源23a〜23dに大
きな電流が流れて発光するとともに、ブザー31も通電
して音を発生する。こうして後にスイッチ21が開放し
ても、スイッチング素子26に大きな電流が流れ続ける
限り、スイッチング素子26は導通状態に保持される。
このときスイッチング素子26に流れる電流は、約13
0mA程度であり、スイッチング素子26の自己保持電
流Ith=3mAを超えている。
【0062】一方、ラインE1とラインE2との間に電
源電圧が印加されると、抵抗R2とコンデンサC2で決
まる時定数に基づいて、接続線P2の電位が指数関数的
に上昇し、通電開始から所定時間経過して所定閾値を超
えた時点で、タイマIC24aの端子VOはローレベル
に反転する。次にスイッチング素子32が遮断状態にな
り、光源23a〜23dの通電が停止して、スイッチン
グ素子26に流れる電流は、タイマIC24aなどのわ
ずかな電流、たとえば0.8mA程度になる。すると、
スイッチング素子26は導通を保持できなくなり、タイ
マIC24aへの通電も停止する。こうして光源23a
〜23dが消灯するとタイマIC24aの通電も停止す
るため、電池22の消耗を防止できる。
【0063】図9は、図1に示した医療用X線装置3の
電気的構成を示すブロック図である。医療用X線装置3
は、X線を発生するX線発生部2と、X線発生部2のX
線照射口に着脱自在に装着され、図3に示すように十字
状スリット光を出射する照射筒1と、X線発生部2を制
御するためのX線制御回路44と、X線制御回路44に
電力を供給するための電源回路43などを備える。
【0064】X線発生部2は、AC100Vなどの商用
電源から高電圧を発生する高圧トランスHTと、高圧ト
ランスHTの2次側から高電圧が印加されるとX線を発
生するX線管50と、X線管50のフィラメントを点火
するための低圧トランスFTと、X線管50の負荷抵抗
51と、フィラメント電流を調整するフィラメント電流
調整回路52などで構成され、電気絶縁性を高くするた
め、フィラメント電流調整回路52以外は油槽54に浸
漬される。
【0065】商用電源は、ヒューズや電源スイッチ41
を介して供給され、X線発生部2へはバックアップリレ
ー46を介して供給され、さらに高圧トランスHTの1
次側にはトライアックなどの交流スイッチ47およびダ
イオードなどの逆電圧防止回路48を介して供給され、
低圧トランスFTの1次側には、トライアックなどの交
流スイッチ49を介して供給される。一方、商用電源
は、制御トランス42の1次側に供給され、その2次側
にはX線制御回路44および電源回路43が接続され
る。電源回路43は、交流を整流して安定化した直流電
圧を出力し、X線制御回路44に供給するとともに、照
射筒1の接続電極61a、62aと電気的に接続される
接続電極61a、62aにも供給している。
【0066】照射筒1は、図4〜図8で示したような光
源制御回路20を搭載しており、その電源は、内蔵した
電池22の代わりに、接続電極61b、62bを介して
電源回路43から供給される。
【0067】X線発生の動作手順を簡単に説明する。操
作者がX線制御回路44に接続された曝射ボタン45を
押すと、バックアップリレー46が導通して、さらに交
流スイッチ49が導通して低圧トランスFTに電流が流
れ、X線管50のフィラメントが点灯する。約2秒経過
後フィラメントが充分高温になり、次に交流スイッチ4
7が導通して高圧トランスHTに電流が流れ、X線管5
0に所定時間高電圧が印加され、その間X線が出射す
る。このとき負荷抵抗51の両端に高圧電流に対応する
電圧が発生し、これをフィラメント電流調整回路52が
監視する。仮に高圧電流が増加するとフィラメント電流
調整回路52は交流スイッチ49の通電量を制御し、フ
ィラメント電流が減少して、結局、X線管50のX線照
射量が安定化される。高電圧印加から所定時間経過する
と、交流スイッチ47が遮断されて、X線発生が終了す
る。さらに、わずかに遅れてバックアップリレー46が
遮断状態になり、万一交流スイッチ47が故障して遮断
不可能な場合でも、確実に高電圧を遮断することができ
る。
【0068】図10は、照射筒1をX線発生部2のX線
照射口142に装着する様子を示す部分斜視図である。
筒体101の取付端部に接続電極61b、62bが設け
られ、X線発生部2のX線照射口142に装着される
と、接続電極61a、62aと接続電極61b、62b
とがそれぞれ電気的に接触する。さらに筒体101に穿
設された取付孔140を介して、ねじ141をX線照射
口142に締付けることによって、照射筒1が固定され
る。なお、筒体101の少なくとも筒端1aが透光性材
料製であると、筒先が被写体に接近しても照準光線を目
視することができ操作性が良くなる。
【0069】このように照射筒1自体に電源を設置する
必要がなく、より小型軽量化が可能になり、しかも電源
回路43から安定した電圧が供給されるため、安定した
光量が得られる。したがって、光源安定化のための定電
流回路30は省くことができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、光
源点灯後、一定期間経過すると光源は自動的に消灯し、
さらに光源の消灯と同時にタイマ回路の通電も停止する
ため、無駄な電力消費を防止できる。
【0071】また照射筒の小型、軽量化が可能になり、
しかも光源の光量が安定化される。
【0072】また、X線照射野の中心および範囲ならび
にX線照射方向が明確に判別できるため、X線照射野の
位置決め作業が容易になり、さらに光源の点灯作業が簡
便になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る医療用X線装置の一実施例を示す
全体斜視図である。
【図2】本発明に係る照射筒の一実施例を示す正面図で
ある。
【図3】図2の照射筒1の光学系配置図である。
【図4】本発明に係る光源制御回路の一実施例を示すブ
ロック図である。
【図5】図4に示す光源制御回路20を具体化した回路
例である。
【図6】図4に示す光源制御回路20を具体化した他の
回路例である。
【図7】本発明に係る光源制御回路の他の実施例を示す
ブロック図である。
【図8】図7に示す光源制御回路20を具体化した回路
例である。
【図9】図1に示した医療用X線装置3の電気的構成を
示すブロック図である。
【図10】照射筒1をX線発生部2のX線照射口142
に装着する様子を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 照射筒 2 X線発生部 3 医療用X線装置 6 支柱 7,8,9 アーム 20 光源制御回路 21 スイッチ 22 電池 23,23a〜23d 光源 24 タイマ回路 24a タイマIC 26,32 スイッチング素子 27 1次回路 28 2次回路 29 導通保持回路 29a フォトカプラ 30 定電流回路 45 曝射ボタン 47,49 交流スイッチ 50 X線管 51 負荷抵抗 52 フィラメント電流調整回路 54 油槽 61a,61b,62a,62b 接続電極 101 筒体 104 X線開口 107a〜107d シリンドリカルレンズ 131,132 スリット像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通電開始後、所定時間幅のパルスを出力
    するタイマ回路と、 光源および前記タイマ回路の通電を同時に制御する第1
    スイッチング素子と、 第1スイッチング素子を起動するための起動回路と、 前記タイマ回路がパルスを出力している期間、光源の通
    電を許容する第2スイッチング素子と、 光源を定電流駆動するための定電流回路とを備え、 光源は発光ダイオードであり、 第1スイッチング素子は、光源に電流が流れているとき
    は導通状態を保持し、光源に電流が流れないときは遮断
    状態になることを特徴とする光源制御回路。
  2. 【請求項2】 第1スイッチング素子は、サイリスタで
    あることを特徴とする請求項1記載の光源制御回路。
  3. 【請求項3】 前記起動回路は、自動復帰型のスイッチ
    であることを特徴とする請求項1記載の光源制御回路。
  4. 【請求項4】 電源が電池であることを特徴とする請求
    項1記載の光源制御回路。
  5. 【請求項5】 放射状に伝搬するX線束を取り囲む筒体
    と、 X線束の外側でかつ前記筒体の内側であって、前記筒体
    の軸方向から見て4つの光源が対称的に設置される複数
    の光源と、 光源を制御するための請求項1記載の光源制御回路と、 各光源からの光を線状に結像して、結像面に十字状のス
    リット像を形成するための集光手段とを備えることを特
    徴とする照射筒。
  6. 【請求項6】 X線を発生するX線発生手段と、 前記X線発生手段に着脱自在に装着される、請求項5記
    載の照射筒と、 前記X線発生手段を制御するためのX線制御手段と、 前記X線制御手段に電力を供給するための電源手段とを
    備え、 前記照射筒は、前記電源手段から電力を供給されること
    を特徴とする医療用X線装置。
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