JP3182137U - 釣り針外し具 - Google Patents

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Abstract

【課題】魚に飲み込まれ目視困難状態に在る釣り針を、前記魚体と前記釣り針に与える損傷を軽減しつつ、速やかに外すことを可能とする釣り針外し具を提供する。
【解決手段】握り部12に固着して在る棒状基部2の先端側の平面部を縁とした略U字型ガイド溝部位内でハリス15と結んだ釣り針を挿通させると共に針元軸線部と付属する当該構成物を収容支持し、前記該平面縁部位面上を反復動域とする棒状蓋部3の先端側平面部で覆い前記釣り針を外す作業中に前記ハリス15と前記釣り針が外れない状態とすると共に、ハリス搬送装置13を具備することで前記ハリスの搬送作業を容易とし、当該魚体内の奥で在っても柔らかい部分にかかった前記釣り針であれば、前記ハリス搬送装置13により前記ハリス15を引き付けながら直線状に挿入するのみで前記釣り針が外れる釣り針外し具とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、魚体内で目視困難状態に在る釣り針に対応可能とする釣り針外し具に関する。
従来から釣り針外し具の主目的は、素手では外しづらい状態の釣り針も外し回収することにより釣り針の損失を防ぐと共に、針先や魚体による指先などの損傷を回避することであるが、釣り針が深く飲み込まれた状態において魚体や釣り針に損傷を与えずに外し回収する作業は困難であり、更なる工夫を施した改良が要望されている。
例えば飲み込まれた釣り針に対応可能とし従来の極めて一般的な釣り針外し具の主構造部に当たる先端ガイド功と同様の方法を用いながらも、側方に釣糸挿通用の開口部を設けたガイド功を略三角形状とし、底辺に当たる先端側と頂点に当たる手元側に上下に食い違うように凹加工を施す事によりガイド功に通した釣糸が抜け出てしまいにくいようにすると共に、一方のみ揺動自在とし互いに相対する一対のローラを握り柄に設け、互いのローラ間で釣糸を狭持しローラを先端側方向に回転させることにより前記釣糸を手元側方向に搬送可能とした釣り針外し具が提案されている(例えば特許文献1参照)。
また筒の先端を45度にカットした面上の先端側方向から手元側方向に向けて長い楕円形の開口を設け、同開口部から筒穴の奥方に向け鉢状の空洞部と成る切り込み面を設けると共に、前記カット面上の手元側にV字型の切込み部位を設けた中通し釣り針固定具と、筒状の柄とを、パイプ棒で繋ぐことにより先端から前記柄の元部までを筒状とし、先端を鉤とした中通し棒を前記柄元部の筒孔から前記中通し釣り針固定具の先端外まで貫通させ、釣糸に前記鉤をかけて引き戻した前記釣糸を引き付けることで、前記釣り針の軸を前記45度のカット面と前記鉢状空洞部の切り込み面に沿わせながら引き込むことにより前記釣り針を前記V字型の切込みまで誘導し、当該先端部を回しながら押し上げることで前記釣り針のかかった魚体部位を破壊しながら前記釣り針を外す構造とした、中通しの釣り針外しが提案されている(例えば特許文献2参照)。
特開平10−295247号 公報 特開2006−280352号 公報
図8に図示されるように、特許文献1記載の釣り針外し具は、先端の偏平部に略三角形のガイド功を形成すると共に、前記ガイド功の先端側と手元側に上下に食い違う凹部を設けることにより釣糸が外れにくい形状にしてはいるが、前記ガイド功側方の釣糸挿通用の開口部が開いた状態で在る限り前記釣糸が外れる不具合は生じえる。
また特許文献1記載の釣り針外し具は、従来の極めて一般的な釣り針外し具と同様にガイド功構成部の偏平部に針先を添わした状態で釣り針を外すと共に回収する方法を用いており、前記ガイド功に釣り針を収容時には、図8(c)に図示されたように前記偏平部面とカエシにより魚の身を掴んだ状態となることにより、前記カエシの部分で前記魚体を切り裂きながら外していることになり、当該魚体に新たな損傷を与える不具合を生じている。
図8の(a)と(b)に図示されるように、特許文献1記載の釣り針外し具は、握り柄に互いに相対する一対のローラを設け、ローラ間で釣糸を狭持し釣糸を手元側方へ搬送する構造を用いているが、当文献に記載されたように釣糸は水に濡れている状況が多く滑りやすいために前記ローラ間で釣糸を狭持する力には限界があると思われること、また構成部品数が多いことなどを考慮すれば、更なる工夫の余地を残していると思われる。
図9の(a)に図示されるように、特許文献2記載の中通しの釣り針外しは、本体すべてを筒状にすることで、先端側の中通し釣り針固定具から柄の元部まで釣糸を貫通させることを可能とし、釣り針を外す作業中に釣糸が外れることがない方法を用いているが、釣糸挿入時に鉤付きの中通し棒などの付属用具を必要とすることにより携帯性を考慮する必要性を有し、また釣り針に結んだ釣糸の使用可能とする部分が短じかければ使用しづらいなどの不具合を生ずる。
また図9の(b)に図示されるように、前記特許文献2に記載の実施形態による説明によれば、釣糸で釣り針を引き込む行為により釣り針の向きを変えV字型切込み部まで移動させる作業工程前に中通し釣針固定具の先端は釣り針の曲がり形成部分の当該頂点部内側に達しており、以後の工程中において先端45度のカット面上から筒穴の奥方へ向け設けた鉢状の切り込み加工面と前記釣り針との接触個所は少なく、釣り針の方向を変える目的には関与していないと思われること、しかも前記鉢状の空洞を形成するに当たり要した肉厚と、前記V字型切込み部に釣り針を固定した状態時に針先を同部に添わす目的に要した肉厚による外径寸法は魚種にもよるが口内挿入には不向きな大きさであり、更なる工夫の余地を残している。
前記載したような従来の釣り針外し具を使用するに当たり、当該魚に飲み込まれ硬い部分に刺さった釣り針が特に外し難い状況となる主なる原因は、前記釣り針が前記魚体に刺さった方向と対方向へ引き返すように動かし難い前記ガイド功の形状に課題があり、前記載したように魚体内で外した釣り針が再度かからない形状構造を重視することにより、魚体内で前記ガイド功を自在に転向し操作しうる大きさや形状を軽視していることが課題であり、例えば、前記ガイド功に釣り針を収容支持した状態時に、釣り針より先端側に前記ガイド功の構成部材が多く在り過ぎることや、大き過ぎる形状が課題であると共に、前記ガイド功内へ如何に速やかに当該釣り針と結ばれたハリスを挿通させ収容し外せる状態と成せる形状構造とすることが課題であると考えられる。
また当該魚体内で目視困難状態に在る釣り針に対応するためには、前記特許文献1記載の釣り針外し具が着目しているように、当該ハリスを如何にして安定した状態で搬送するかの課題を避けて通る訳には行かない。
魚に飲み込まれ目視困難状態に在る釣り針を、前記魚体と前記釣り針に与える損傷を軽減しつつ速やかに外して回収することを可能とする釣り針外し具を提供する。
以下、図面に基づき具体的に説明を行うが、図面はすべて右手により操作し易く形成された実施例を図示した左側面図であり同図に見る状態で上下を記載することとし、また種類や大きさの異なる釣り針に応じた説明を行うに当たり、当釣り針外し具も各部位の大きさなどが異なる状態での説明となるが当該基本形状が同じであれば同等品であり同名称と同符号を用いると共に、地域により呼び称が異なることにより特定し難い釣り針各部位の名称を用いる状況においても当該基本形状が同じであれば種類や大きさにこだわらず同等品であり図7に記載した符号と名称を用いることで釣り針各部位の位置を明確にし、また後記載する請求項目における手段により成る作用と齎される効果を並行して記載することにより当該相互の関連を明確にするように努めながら説明を行なう。
請求項1に同記載したように本願考案釣り針外し本体1は、握り部12に固着して在り、先端側の略U字型ガイド溝部位4内で当該釣り針と結ばれた当該ハリスを収容し挿通させる棒状基部2と、連結用軸ピン11Pを軸とし反復動可能として対向する棒状蓋部3で成り、前記略U字型ガイド溝部位4を前記棒状蓋部で3覆うことによりパイプ状のハリスガイド6と成る形成構成部を設けた棒状体とする。
請求項2に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記棒状基部2の前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを収容し、対向する前記棒状蓋部3の前記蓋部位5で前記略U字型ガイド溝部位4の当該開口部を覆うことにより、前記釣り針と結ばれた前記ハリスをパイプ内に挿通させた状態と同様となる前記ハリスガイド6の形成構成とする。
請求項1及び請求項2に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記棒状基部2の前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを収容し対向する前記蓋部位5の平面部位にて覆った状態において前記ハリスガイド6として使用する構造により、当該魚体から前記釣り針を外し終え前記蓋部位5を開けるまでの作業工程中において、前記ハリスが切れるか、或いは強い圧力により前記蓋部位5が持ち上がり隙間が生じるなどの不具合が生じないかぎり、前記ハリスや前記釣り針が外れない効果を齎した。
請求項1及び請求項2に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを全収容し対向する前記蓋部位5の平面部位にて覆った状態において前記ハリスガイド6として使用する構造であると共に、前記ハリスガイド6は釣行時に用いる釣り針に合わせた細長いパイプ状の物を使用することにより、前記釣り針を外す状況時には、図7に見るように、前記釣り針の針元軸線部32と付属する当該構成物を前記ハリスガイド6へ包み込むように収容し主に前記釣り針の針元方を支持した状態となると共に前記針元部から離間した位置に在る前記釣り針の曲がりの始め内側33Aから曲がりの頂点内側33B付近間の当該湾曲部内側面を前記ハリスガイド6の先端側で支持した状態になり、さらに当該魚体の荷重は前記釣り針の針先34方にかかった状態にあることも含め、前記釣り針は押される圧力に対して比較的強い前記湾曲部内側面を押され前記ハリスガイド6は前記細長いパイプ状の形体を当該縦方向に向け押す状態となり係争し合う力を主として前記釣り針を外す形状構造としたことにより、前記釣り針と前記ハリスガイド6の相互が損傷を受けにくくなる効果を齎した。
請求項3に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6として在る状態時の先端部に下側が短くなる針先方向転回用緩傾斜18Tを設けると共に、同傾斜面上から開口部内の手元側奥方向に向け前記釣り針の曲がりの始め内側33Aから曲がりの頂点内側33B間の湾曲部内側面との接触点が複数にならない範囲長で上側に設ける突起アール型入り面に対し下側に近づくほど前記開口部内の手元側奥方に向け長くなる突起アール入り面とした針先方向転回用突起アール入り面19Tを設けることで、前記ハリスを引き付け続ける行為により引き込まれる前記釣り針の前記湾曲部内側面と前記針先方向転回用突起アール入り面19Tの突起部が係合接触する部分を結ぶ線上は比較的急傾斜と成り、当該急傾斜面に前記釣り針の前記湾曲部内側面を沿わせて導くことで前記釣り針を回転させながら引き込む構造と同様にすることにより、前記釣り針を回転させるために必要とする当該急傾斜接触部を、当該鋭角部が生じえる前記ハリスガイド6の先端外部側に設けず当該魚体や当該利用者などに触れにくい前記ハリスガイド6の先端内部側に設ける形状構造とする。
請求項に3関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6の先端に鋭角部が生じる急傾斜面を設けない構造とすることにより、前記釣り針の針元軸線部32と付属する構成物を前記ハリスガイド6の先端側開口部内に収容した状態時において前記釣り針より先端方に前記ハリスガイド6の構成部材が出にくい形状と成しえたこと、また前記載したように前記ハリスガイド6を細長いパイプ状としたことにより、図1に示すように、前記ハリスガイド6の先端側開口部内に前記釣り針を収容した状態時に露出して在る針先34がどの方向に留まり収容支持されていたとしても同様となる形状構造上とすることで前記釣り針を外せる状態に成ると共に、図7に見るように前記釣り針が当該魚体内の柔らかい分に刺さった状況であれば前記ハリスガイド6部分を挿入するのみで前記釣り針を外すことを可能とする効果を齎した。
請求項3に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6の先端に鋭角部が生じる急傾斜面を設けなかったこと、また前記ハリスガイド6を細長いパイプ状とすることで、請求項1に関し記載したように前記釣り針外し本体1は握り部12に対し先端方が小さい棒状体と同様の形状と成り、図1と図2に示すように、前記釣り針の針元軸線部32と付属する当該構成物を前記ハリスガイド6の先端側開口部内へ収容支持した状態時に外部に露出して在る前記釣り針の針先34までの形状が湾曲フック形状と成ることにより、前記釣り針が当該魚体内の柔らかい部分にかかった状況であれば前記釣り針を外すのみならず再度かけることも可能とする効果を有する共に、当該魚体内で自在に動かせる操作性は釣り針外し作業も釣行時における楽しみの一環だと思わせることを可能とする。
請求項3に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6の先端部を前記該緩傾斜とし前記鋭角部を生じる急斜面部を設けなかったことにより、前記釣り針を外す作業時や携帯時において、当該利用者や当該着衣などを突き刺すような事故を回避することになり、前記利用者や着衣などと共に当釣り針外し本体1も損傷から回避させる効果を齎した。
請求項3に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6として在る状態時の先端内部側に前記針先方向転回用突起アール入り面19Tを設けたことにより、前記ハリスガイド6の先端開口部内へ前記釣り針の針元軸線部32を収容する際に、前記釣り針のチモト30など突起物は前記針先方向転回用突起アール入り面19Tに沿うことで抵抗障害を和らげながら引き込まれることになり、図7に見るように通常であれば前記ハリスガイド6を大きく下に傾け当該魚体を釣り下げた状態で前記ハリスを引き付けるのみで前記釣り針の針元軸線部32を収容支持することが可能となり、当該魚が釣れた際に前記釣り針を飲み込まれた状況にあっても当該利用者が前記釣り針の針元軸線部32の向き確認作業を必要とする状況を少なくする効果を齎した。
請求項3に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記針先方向転回用突起アール入り面19Tを設けたことにより、当該魚体の硬い部分に前記釣り針がかかった状況時において、前記魚体を吊り下げた状態に在る前記釣り針の前記湾曲部内側面は前記針先方向転回用突起アール入り面19Tに接触しながら回転しつつ引き込まれることで、図7に見るように前記釣り針の針先34は前記ハリスガイド6の先端下側方向に向け収容支持されることになり、当該魚が釣れた際に前記釣り針が硬い部分にかかった状況にあっても当該利用者は前記釣り針外し本体1を最も操作しやすい状態で前記握り部12を握り、前記ハリスガイド6は強度的に最も強い部分で前記釣り針を支持した状態において前記釣り針に対応しうる効果を齎した。
請求項3に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記針先方向転回用突起アール入り面19Tを設けたことにより、当該魚体内へ前記ハリスガイド6を挿入するのみで前記釣り針が容易に外れた状況時においても、前記魚体内で前記ハリスに引張された状態に在る前記釣り針の前記湾曲部内側面は前記針先方向転回用突起アール入り面19Tと接触しつつ引き込まれることになり、前記釣り針の針先34は前記ハリスガイド6の先端下側方向に向け収容支持されることになり、前記ハリスガイド6の外部上面を前記魚体内に沿わしながら摘出することで前記釣り針が前記魚体内で二度かかる不具合を回避する効果を齎した。
請求項4に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4の先端上部のみ全開口として在る状態時に当該先端側は前記蓋部位5の平面部位が前記平面縁部位4Eの片縁を覆い前記蓋部位5の外周部に設けた湾曲面部が前記略U字型ガイド溝部位4の内部側面と段差が無く繋がる位置を前記棒状蓋部3の前記反復動域における片端とする構造により、当該接続部から前記湾曲面部の当該頂点までがハリス挿入用入り面16Tとして前記ハリスを前記略U字型ガイド溝部位4内へ挿入する際の受け口と成り、例えば例えば前記略U字型ガイド溝部位4の先端上部のみ全開口時の幅を前記ハリスの挿入時における有効幅に、前記ハリス挿入用入り面16が前記受け口と成る有効幅を加えることで前記有効幅が1.5倍以上の有効幅となる形状構成とする。
請求項4に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリス挿入用入り面16Tを設けたことにより、前記ハリスの挿入作業時において前記略U字型ガイド溝部位4の先端上部の全開口時の開口幅に加え前記ハリス挿入用入り面16Tが前記ハリスの受け口と成ることで、前記ハリスの挿入口を1.5倍以上の開口幅にした状態と同様と成り、従来の一般的な釣り針外し具が釣糸を外れにくくするために釣糸の開口部を狭く設けたものが多いのに対し、前記釣り針外し本体1は比較的広い前記該全開口部に加え前記ハリス挿入用入り面22を前記ハリスの受け口としたこと、また図4(a)に見るように露出して在る前記平面縁部位4Eも前記ハリスの受け口と成り得る角度であることにより、前記ハリスの挿入作業をより容易とする効果を齎した。
請求項5に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを全収容し挿通させ平面縁部位4E上を前記蓋部位5の平面部位が狭い前記反復動域を離れることがなく移動するようにし前記蓋部位5がどの位置に在っても側面視上に鋭角窪みが発生しない構造とすること、また前記ハリスガイド6と成る構成部の近くに前記該反復動域制御に要する突起ピン7Pや長穴8を配置しないようにすることにより、前記釣り針を外す作業中に前記略U字型ガイド溝部位4が開口状態に露出する側の前記平面縁部位4E上に前記釣り針や結ばれた前記ハリスを横断する形に置かない限り、前記蓋部位5がどの位置を移動していても前記釣り針と結ばれた前記ハリスを狭持しない形状構成とする。
請求項5に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを全収容したこと、また前記略U字型ガイド溝部位4を塞ぐ部位を平面部位とする前記蓋部位5が前記平面縁部位4E上から離れることがなく平行に移動する構造としたこと、また図3(c)に見るように前記蓋部位5の前記反復動域を狭くすることで側面視上において全開口時の当該先端部に鋭角な窪み部を発生させない構造にしたこと、さらに前記ハリスガイド6の構成部の付近に前記反復動域制御用とする突起ピン7Pと長穴8を配置しないことなどにより、前記略U字型ガイド溝部位(4)が開口状態において露出する側の前記平面縁部位4E上に前記釣り針や結ばれた前記ハリスを横断する形に置かない限り、前記蓋部位5がどの位置を移動していても、前記釣り針や結ばれた前記ハリスを狭持しない形状構成と成り、例えば先行技術として在る、ピンセット状、ペンチ状、鋏状とすることで可動式とした構成で当該ガイド功部をパイプ状と成した釣り針外し具などが当該構成部材の両部に釣糸などの収容部を設け前記両部により前記釣糸を挟み込むように収容する構造としたものが多いと共に、前記ガイド功を構成する前記両部材が衝突することで動きを停止させる構造としたものが多いことなどにより、前記釣糸などを狭持しやすい構造であることに対し、前記載したように本願における前記釣り針外し本体1は前記ハリスを狭持しにくい構造とすることにより、前記釣り針を傷つけることや前記ハリスを切るなどの不具合を起こしにくい効果を齎した。
請求項6に同記載したように前記釣り針外し本体1は、当該利用者により前記ハリスガイド6の先端開口部内に前記釣り針の針元軸線部32と付属する当該構成物などを収容支持し当該魚体内へ挿入時において、前記ハリスガイド6の手元側付近に設けた曲がり加工部下側の出角部が前記魚体内で接触することにより支点となり、同曲がり加工部の手元側方上面部に前記ハリスガイド6線上に対し当該突起部として在る口辺接触部17Tが前記魚の口辺に接触することで力点作用を起こすことにより、前記魚体は尾鰭側を下げる動きを起こしやすいと共に前記釣り針外し本体1は手元側を下げる動きを起こしやすいことになり、作用点に該当する前記ハリスガイド6の先端を上向きに角度を変えながら挿入する動きと同様になりえる形状構造とする。
請求項6に関し記載したように前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6の手元側付近に曲がり加工部を施すことで、同部の下側に前記出角部を設けると共に同部の手もとよりに前記口辺接触部17Tを設けたことにより、当該利用者により前記ハリスガイド6を当該魚体内へ直線状に挿入されたとしても、図7に見るように前記出角部が前記魚体内で接触することにより支点となり、また前記口辺接触部17Tは前記魚の口辺に接触することで力点作用を起こすことになり、作用点に該当する前記ハリスガイド6の先端が上向きに角度を変えながら挿入される動きと同様の動きになりながら挿入されやすい形状構造とすることで、前記釣り針の針先34が魚体に刺さった方向と対方向へ引き返すように動かす状況と同様とすることにより、前記釣り針が容易に外れる効果を齎すと共に、前記魚体と前記釣り針が受ける損傷を軽減させる効果を齎し、また釘抜きなどと同様に前記出角部を梃子支点とする使用法を可能とする形状であると共に前記曲がり加工部により成る形状により先端を持ち上げながら使用する道具に見える視覚効果も侮れない。
請求項7に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記握り部12もしくは前記棒状基部2に回転軸連結部13Aを軸として回転動可能とした糸巻き車式ハリス圧着固定用部位13Fの糸巻き部位13Wに当該ハリスを添わす又は巻き付けた状態において前記利用者の指などにより固定した状態で同糸巻き部位13Wを回転させることで前記ハリスを当該先端側方向及び手元側方向に搬送可能とした糸巻き車型ハリス搬送装置13を具備することにより、前記釣り針を外す状況に応じて、前記糸巻き部位13Wに前記ハリスを添わすのみで前記利用者の指により固定する状態から、同糸巻き部位13Wに前記ハリスを数回巻き付けて前記利用者の指により固定した状態とするように、前記糸巻き部位13Wに前記ハリスの添わせ方を変化させることで前記ハリスを固定する力を調整可能とする。
請求項7に記載した本願考案を採用すれば、前記釣り針外し本体1は、具備した糸巻き車型ハリス搬送装置13により前記ハリスの搬送を行なうことにより、前記糸巻き車式ハリス圧着固定用部位13Fを操る前記利用者の支持操作力は前記回転軸連結部13Aを介し前記釣り針外し本体1を支持する効果を有すると共に、前記糸巻き部位13Wに前記ハリスを添えるのみで圧着固定する状態から図1に示すように前記ハリスを数回巻き付けて圧着固定する状態などのように対象魚の大きさや重さに応じて、前記ハリスの圧着固定力を調整可能とする効果を齎した。
請求項8に同記載したように前記釣り針外し本体1は、前記握り部12もしくは前記棒状基部2のように前記釣り針外し本体1の一部をスライド軸連結部14Aとしてスライド式ハリス圧着固定用部位14Fの内部面を緩性支持することで反復動可能とした前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fに当該ハリスを添わせ前記利用者の指などにより固定しスライド状に動かすことで前記ハリスを当該先端側方向及び手元側方向に搬送可能とすることにより、前記釣り針外し本体1の外径寸法に対し前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fを大きくしなくても当該利用者が前記釣り針外し本体1を支持操作する力の減少を軽減させると共に前記ハリスを微搬送することを可能としたスライド型ハリス搬送装置14を具備する。
請求項8に記載した本願考案を採用すれば、前記釣り針外し本体1は、具備したスライド型ハリス搬送装置14により前記ハリスの搬送を行なうことにより、スライド式ハリス圧着固定用部位14Fを操る前記利用者の支持操作力はスライド軸連結部14Aを介し前記釣り針外し本体1を支持する効果を有すると共に、図2に示すように前記スライド型ハリス搬送装置14は前記釣り針外し本体1から突起する部分が少ないことにより携帯しやすい効果を齎すと共に、前記握り部12を小さくしなくても子供などのように指の短い利用者も前記該ハリス搬送装置14を使用可能とする効果を齎した。
請求項7及び請求項8に記載した本願考案を採用すれば、前記釣り針外し本体1は、当該利用者の用途に合わせ任意とする前記該ハリス搬送装置を具備して使用することにより、前記該ハリス圧着固定用部位に当該ハリスを圧着固定し当該先端側方向及び手元側方向に搬送作業を行なう前記利用者による支持操作力は前記該連結部を介して前記釣り針外し本体1も支持操作していることになり、前記利用者が当該操作に不具合を感じない程度に前記該ハリス圧着固定部位を前記握り部12線上から離間した位置に装着したものを使用するもしくは大きくしたものを使用すれば、釣り針外し本体1を大き目の握り部を握り操作している状態と同様となることにより、前記ハリス搬送装置は前記釣り針を外す作業時に当該利用者の指が前記握り部12から離れることによる前記釣り針外し本体1を支持操作する力の減少を軽減させるのみならず増大させることも可能とする効果を齎す。
ついで請求項7及び請求項8に記載した本願考案を採用すれば、前記釣り針外し本体1は、当該利用者の用途に合わせ任意とする前記該ハリス搬送装置を具備して使用することにより、当該ハリスを搬送中に前記ハリスガイドの先端に前記ハリス線上に在る当該チモト30などの突起物と接触感を感じた位置と、同時に前記該ハリス圧着固定用部位に前記ハリスを圧着固定している位置は同じであると前記利用者が認識することで搬送基点と成り、また前記搬送基点は前記該連結部を基点として反復動していることにより、前記ハリスを微調整しながら搬送した距離を前記利用者が認識することが容易となり、前記釣り針が当該魚体の硬い部分にかかり前記ハリスを引張しても針元軸線部32が前記ハリスの線上とは異なる方向に向き前記釣り針を収容しづらい状況時などにおいて、前記ハリスを微調整しつつ往復搬送する作業を容易とする効果を齎した。
は、釣り針外し本体1の各部材の構成状態と、使用時において釣り針とハリス15が、前記本体と具備した糸巻き車型ハリス搬送装置13に関わる関係を示した(a)左側面と(b)下面姿図である。 は、釣り針外し本体1にスライド型ハリス搬送装置14を装着具備した実施例を示す左側面姿図である。 は、ハリスガイド6を構成する、(a)は略U字型ガイド溝部位4を先端側に設けた棒状基部2、(b)は蓋部位5を先端側に設けた棒状蓋部3、(c)は前記棒状基部2と棒状蓋部3を蓋用軸ピン11Pにより連結し可動域の片端において先端部のみ全開口に在る状態を現した、各左側面図である。 は、(a)の略U字型ガイド溝部位4が先端部のみ全開状態になり蓋部位5の外側湾曲面がハリス挿入用入り面16Tとして利用可能とする有効幅を現し、(b)は蓋をすべて閉じたパイプ形状を現すと共に、先端開口内部方に向けて設ける針先方向転回用突起アール入り面19の加工範囲を現したものであり、各棒状蓋部3の可動域両端における状態を先端側から見た正面図である。 は、使用する釣り針に対応し変化する前記略U字型ガイド溝部位4内の大きさと形状を決定するための説明図であり、(a)は破線に示す仮定円筒により必要とする直径4Dを現した斜視図、(b)は前記仮定円筒により必要とする長さ4Lを現した斜視図、(c)は前記仮定円筒の内部と同形状の仮定円柱により略U字型溝の底部の大きさと形状を現した断面図、(d)は前記仮定円柱により前記略U字型溝部の深さを現した断面図であり、(e)は前記(a)と(b)と(c)と(d)により示した前記略U字型溝の先端側に針先方向転回用緩傾斜18と針先方向転回用突起アール入り面19を設けた先端側略U字型溝4Aと、手元側略U字型溝4Bが繋がることで前記略U字型ガイド溝部位4と成ることを現した側面図である。 は、棒状基部2の先端部の略U字型溝部位内に、夜光玉付きの釣り針を想定し針元軸線部上の構成物などが収容支持され、(a)は釣り針を外す工程の寸前、(b)は終了後の前記釣り針の位置と形状を示す、各左側面の想定図である。 は、略U字型ガイド溝部位4の先端下部が釣り針の曲がり形成部の曲がりの始め内側に達した状態で魚体内部に在り各構成部材や釣り針が魚体に関わる姿のイメージ図であると共に、本願考案釣り針外し具の説明に関して使用した釣り針各部位の位置と符号を示した図である。 は、特開10−295247号公報として記載された前記特許文献1の図面の写しであるが、本願内の符号との混乱を防ぐ都合により当該符号のみ削除した写しである。 は、特開2006−280352号公報として記載された前記特許文献2の図面の写しであるが、本願内の符号との混乱を防ぐ都合により当該符号のみ削除した写しである。
図1は、前記釣り針外し本体1に前記糸巻き車型ハリス搬送装置13を具備した前記釣り針外し具に当該釣り針が収容支持され当該魚体内で前記釣り針を外し始める寸前に前記ハリスガイド6の先端内部下側が前記釣り針の曲がりの始め内側33Aに達した状態を図示した(a)左側面と(b)下面の各姿図であり、前記ハリスガイド6内に収容支持された前記釣り針の針元軸線部32から続くハリス15が前記糸巻き部位13W方向に向かい直線状であり前記ハリスガイド6の向きが前記魚体内へ挿入する方向と同方向であることが、前記糸巻き車型ハリス搬送装置13による引き込み作業時に前記釣り針のチモト30などによる抵抗障害を受けにくい方向で前記ハリスガイド6内に引き込まれることを現しており、また(a)図と(b)図とで前記釣り針の針先34の方向を違えて図示することで、前記釣り針の針先34がどの方向に向いて在っても前記釣り針を外せる状態と成る形状構造であることを現わすと共に、前記ハリスガイド6内から露出した状態に在る前記釣り針の針先34の形状が前記載したように湾曲フック状に見えるように前記釣り針外し本体1を棒状体としたことにより、前記釣り針の針先34付近の形状と前記釣り針外し本体1とで織り成す形状は長い握り柄の先端にフックを設けたギャフと通称される漁具と類似した形状と成り、前記ギャフと同様に当該魚体に前記釣り針をかけることも外すことも可能とした形状構造であることを現している。
図1(a)は、前記釣り針外し本体1の前記ハリスガイド6の手前で手元側が上方向に向くように僅かな曲げ加工部を設けさらに前記蓋用軸ピン11Pの付近で手元側に対し先端側が下方向に向くように同じく僅かな曲げ加工部を設けた形状を図示してあり、前記ハリスガイド6の手前に設けた前記曲がり加工部が前記ハリス15を前記ハリスガイド6の内外方向へ直線状に挿通させながらも前記ハリスガイド6を短くすることを可能とする形状であることを現すと共に、前記口辺接触部17Tと下方に前記出角部が形成されることを現してあり、また前記両部の曲がり加工部により前記ハリスガイド6が前記糸巻き部位13Wの方向を向いた状態はあまり変わらないが握り部12線上より下方に位置させることで、前記ハリスは前記釣り針外し本体1から少し離間した線上を通るようになり、当該利用者が前記ハリスを指先で扱いやすい位置を通すための形状構成であることを現してあり、また(a)図と(b)図は前記ハリスが前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fに関わる状態を現わすことで、前記糸巻き部位13Wに前記ハリス15を添わしただけで前記利用者の指などにより圧着固定し回転させれば前記ハリス15の搬送が可能な構造ではあると共に、対象魚を大物とする状況時には前記ハリスを前記糸巻き部位13Wに巻き付けて前記指により圧着することで前記ハリスの固定力はさらに強くした状態で使用する構造であることを現してあり、其れは前記ハリスの巻き回数による効果だけではなく前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fの両側で前記ハリス15を圧着することになるからである。
また図1に示した糸巻き車型ハリス搬送装置13に前記利用者がさらに前記ハリス15の固定力と搬送力の強いものを求めるのであれば、前記利用者が操作しやすい範囲で外径の大きい前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを選択し同部に前記ハリスを巻きつける回数を多くして圧着固定すれば前記ハリスを固定する力は強くなると共に、前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを大きくすることで前記利用者の指で支持する面積が多く成り回転させる力を伝えやすくなり、前記ハリスを搬送する力を強くすることが可能になると共に、(b)図に例えて見れば前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを大きくすることは前記利用者が前記糸巻き部位13Wに指を添え支持操作する位置を前記握り部12部線上から離間させたことになり前記釣り針外し本体1を支持操作する力も向上させることになり、また前記利用者の使用する指が密着しやすいように前記糸巻き部位13Wを浅く形成すると共に同部位と縁部位13Eを弾力性があり摩擦力の強い材質にすれば前記ハリスの固定力と搬送能力をさらに向上させることが可能である。
図1には、前記釣り針外し本体1の下側に前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを連結したものを図示した例であり、同じく右利きであっても他の利用者が同釣り針外し具を用いて前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを操作すれば、前記釣り針外し本体1の軸線状に対し同釣り針外し本体1の向きが変わることや前記該糸巻き車を回しやすい回転方向も異なる傾向が多くあり、これは人により指の長さ異なり前記握り部12に手の平が添う向きが変わることが原因だと考えられ、各利用者に合わせた大きさの前記糸巻き車式ハリス圧着固定部位13Fを任意とする位置に配置することが必要であり、子供などのように指の短い利用者に対しては前記棒状基部2に連結して使用することも有益だと考えられる。
図2は、前記握り部12の先端方に前記スライド軸連結部14Aとする形成部を設け前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fの内部面を緩性支持することで反復動可能とした前記スライド型ハリス搬送装置14の試作品を例とした側面姿図であり、比較的簡単な加工構成とした実施例を試みた例であると共に、前記握り部12と大きさの変化が少ない前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fを例として用いることにより、前記ハリス15の搬送作業を行なう作業時に前記握り部12から前記利用者の指が離れることで前記釣り針外し本体1を支持操作する力の減少を軽減する効果の度合いを比較するための物であるが、前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fを握り易い範囲内で板ゴムを巻きつけて大きくすれば前記釣り針外し本体1を支持操作する力を強くすることが可能であることと共に前記ハリス15を圧着固定する力も強まること、また外周部のどの位置に前記ハリス15を圧着固定しても同様に使用することが可能であり、前記載したように前記連結部の位置により前記釣り針外し本体1の向きが変わるような現象がおきないこと、また図1に示した前記釣り針外し具に対し図2に示した当釣り針外し具は前記ハリス15の圧着固定力はやや劣るが突起部分が少なく携帯性に優れている利点があり、各利用者が釣行時に対象とする魚の大きさなどを考慮しつつ好み合ったハリス搬送装置を任意とする位置に装着具備した物を使用してもらうことが好ましい。
図1と図2に図示した前記ハリス搬送装置は、前記握り部12に連結されている前記ハリス圧着固定用部位の左右を持ち操作することにより前記利用者の親指と人差し指などの力は前記連結部を介し前記握り部12を支持操作力していることになり、例えば、オートバイのアクセル部分が回転可動式でありながらハンドル操作に余り影響をおよばさないことと同じく、前記握り部12の支持操作力の減少を軽減させる効果を生み、また当該利用者が操作に不具合を感じない範囲で前記握り部12線上からさらに離間した位置に前記ハリス圧着固定部位を配置する、または大きくすれば、前記釣り針外し本体1を支持操作する力をさらに増大させることも可能である。
図3は、(a)図と(b)図に前記ハリスガイド6を構成する前記棒状基部2と前記棒状蓋部3の相互に相対するように設けた各部位の加工形状と前記該両部の関連を現したものであり、(c)図には前記両部を前記連結用軸ピン11Pで連結することで反復動域の狭い鋏状構成物と成ることを現してあると共に、前記棒状蓋部3の狭い反復動域の片端において前記略U字型ガイド溝部位4の先端のみ全開口に在る状態時に手元側は前記ハリス15を挿入するに足りる開口部でしかない状態を現してあり、先端側の全開口部で前記ハリス15を掬い上げるように収容することが効率的な形状であることを現すと共に、手元側方の溝部には蓋部位5が多く塞がった状態とすることで前記ハリス15を前記略U字型ガイド溝部位4へ収容し蓋部位5を塞ぐまでの間に前記ハリス15が外れにくい形状構成としたことを現してあり、また前記ハリス15を直線状に挿入しうる形状であること現しており、さらに(c)図には前記全開口時における形状に前記略U字型ガイド溝部位4が見せる窪み以外に新たな窪みが発生しない形状構成であることを現わしてあり、前記載したように同図に見る平面縁部位4E上に前記ハリスなどを横断する形に置かない限り前記ハリスなどを狭持しない構造であることを現している。
図4の(a)は、前記棒状蓋部3の可動域の片端において前記棒状基部2に設けた前記略U字型ガイド溝部位4の先端側のみ全開口に在る状態を先端方から見た正面図であり、前記全開口状態における先端の溝幅を1とすれば前記ハリス挿入用入り面16Tと成る前記頂点部までの幅は半分に当たる0,5に前記平面縁部4Eの幅を加えた幅になることを現すと共に、露出して在る側の前記平面縁部位4Eも前記ハリス15の受け口と成り得る形状であることを現してあり、前記載したように先端側の全開口部で前記ハリス15を掬い上げるように収容する際に効果的な形状構成としたことを現してあり、(b)図は全閉じ状態でパイプ状の前記ハリスガイド6として構成された状態を示す先端部の正面図であり、同状態にあれば当該作業中に前記ハリス15が切れる事故や強い押し圧力などにより前記蓋部位5が持ち上がり隙間を生じる事故が起こらない限り前記ハリス15や前記釣り針が外れない形状構造であることを現してあり、また(b)図には前記針先方向転回用入り面21の加工範囲を示した破線の一部が先端側開口部内の角を通るように図示してあり、釣り針を外す時に必要とする強度を確保しつつ前記ハリスガイド6の外径をさらに小さくすることを必要とすれば、当該溝の底部のみ半円形ではなく前記破線が前記開口部外に位置するまで円形部分を増やし前記ハリス15の挿入口が小さくなるように略C型に形成すれば、前記平面縁部位4E側の質量が多くなり強度が増すことになり前記ハリスガイド6の外径をさらに小さくすることが可能であると共に、同じく前記載したように前記ハリス15を前記略U字型ガイド溝部位4へ収容し蓋部位5を塞ぐまでの間に前記ハリス15がさらに外れにくくすることが可能となる。
前記ハリスガイド6は、当該釣り針を外す状況時において前記載したように前記釣り針を回転自在させると共に当該相互が損傷を受けずに効果的に使用するためには、前記ハリスガイド6の内部に前記釣り針の針元軸線部32と付属する構成物を収容するにつけて最低限必要な大きさと形状があり、図5は前記大きさと形状の基と成る前記略U字型ガイド溝部位4内の大きさと形状を基本形状とし仮定円筒と仮定円柱を用いることにより説明する図であり、(a)図は破線で示した前記仮定円筒内で、前記釣り針を外すための支持点と成り得る前記釣り針の曲がりの始め33Aを一箇所目とし前記釣り針の針元軸線部32と付属するチモト30や結び目31などの構成物の3箇所以上の接触点4Tが離れることが無く一周しうる大きさの直径4D寸法を必要とする前記仮定円筒であることを現してあり、(b)図は前記仮定円筒内へ前記釣り針が入りきる部分までの長さ4Lを必要とした前記仮定円筒であることを現し、(c)図は前記仮定円筒と同形状の仮定円柱が収まる半円形状の底部が必要であることを現した断面図であり、また(d)図は前記仮定円筒が収まり切る深さが必要であることを現した断面図でおり、(e)図には(a)図と(b)図と(c)図と(d)図により示した基となる略U字型溝に加え前記針先方向転回用緩傾斜18と前記針先方向転回用突起アール入り面19の形成部を設けた部分が伴うことで、前記ハリスを挿通させると共に前記釣り針の針元軸線部32と付属する構成物を収容支持する先端側略U字型溝4Aと成ることを現してあり、さらに同部に前記ハリスを直線状に挿通しうる手元側略U字型溝4Bが繋がった形状が、前記釣り針に適すると共に最低限必要な大きさと形状を示す前記略U字型ガイド溝部位4の前記基本形状であり、(b)図に示した前記長さ4Lは前記該二連の略U字型溝により前記釣り針の針元部を狭持することが無く前記曲がり形成部33を支持した状態と成りうる長さを有すれば良いのであるが、前記略U字型ガイド溝部位4の全長は前記口辺接触部17Tの位置に関わることにより対象魚に合わせて決定することが好ましく、また(a)図の状態に在る針元軸線部32と(b)図の前記針元軸線部32は同じ物だが仮定円筒に対する角度は(b)図の方が浅い角度であり同じ円筒内に在っても針元部は回転時に余裕のある内径であることを現しているように前記釣り針を無理なく回しうる余裕のある内径が必要であり、また前記棒状基部2外まで前記ハリスを挿通可能とする前記手元側略U字型溝4Bが必要である。
図5(e)及び図7には、前記ハリスガイド6として在る状態時の先端部に下側が短くなる前記針先方向転回用緩傾斜18を設けると共に、同傾斜面上から開口部内の手元側奥方に前記釣り針の曲がりの始め内側33Aから曲がりの頂点内側33B間の湾曲部内側面との接触点が複数にならない範囲長で上側に設ける突起アール型入り面に対し下側に近づくほど前記開口部内の手元側奥方に向け長くなる突起アール入り面とした前記針先方向転回用突起アール入り面19の加工形状を前記略U字型ガイド溝部位4内に見る側面図であり、前記載したように前記ハリスガイド6とした先端部に急傾斜部を設けずとも、前記ハリスに引き付けられ当該魚体を釣り下げた状態に在る前記釣り針の前記湾曲部内側面と前記針先方向転回用突起アール入り面19の突起部が係争接触し合うことで回転しながら前記ハリスガイド6内へ引き込むことを可能とした形状構成を現したものであるが、前記湾曲部内側面と前記針先方向転回用突起アール入り面19の接触点が複数になるような釣り針であれば図5(e)と図7に示した針先方向転回時における接触部の図示点線20Tのような傾斜角にはならず回転効率は低下することになり、前記針先方向転回用緩傾斜18は前記回転効率の悪い状況を補うためのもので在ると共に前記突起アール入り面を長くしなくても前記急傾斜接触部とする効果を有し、また前記針先方向転回用突起アール入り面19は前記釣り針などの方向転回を可能としながらも前記釣り針の部材より前記ハリスガイド6の部材が多く出ないようにすることを可能とすることにより、前記載したような多くの効果を生む基と成る。
図6は、特に大き目の夜光玉を針元部に偽装した釣り針を想定することで通常の釣り針を外す状況とは明らかに異なる状況を図示したものであり、(a)図は前記略U字型ガイド溝部位4内の上面で前記夜光玉の上部が支持され先端側の突起アール型入り面の下側の突起部に前記曲がりの始め内側33A付近が支持されることを現し、(b)図は前記略U字型ガイド溝部位4の下側の先端に曲がりの頂点内側33Bが支持された状態を現す各側面図であり前記釣り針を外す状況時において、前記曲がりの始め内側33Aから曲がりの頂点内側33B間の湾曲状内側面のすべてと係争接触することを現してあり、前記釣り針を外す状況時において、前記載したように押し圧力に対して強い前記釣り針の湾曲部内側面を押し圧力に対して強い前記略U字型ガイド溝部位4の先端側方向から押し上げる動きで係争接触し合うことは同じであり当該相互が受ける損傷を少なくなる効果はあるが、(a)図には前記略U字型ガイド溝部位4の構成部の下側面と針先34やカエシ35との間隔が狭い状態を現わしてあり、図8(c)に記載した極めて一般的な釣り針外し具を使用し魚体から釣り針を外す状況時と同様に当該魚の身を掴んだ状態になる得る形状であることを現しており、この状況において前記魚体への損傷を軽減しつつ前記釣り針を外すことは困難ではあるが、前記ハリスガイド6の先端を上方向に角度を変えながら押し込むことにより前記針先34を持ち上げるように動かすことが好ましく、其の行為に適し形状構造と成すことが必要であることを現した。
また図7は、本願内で用いた釣り針各部位の位置を符号により特定させるための図で在る共に、前記釣り針外し本体1の先端側に釣り針と結ばれたハリスを収容支持した状態で魚体内へ挿入し前記釣り針を外す寸前時の状態を現したイメージ図であり、前記釣り針は吊り下げた魚体と共に前記釣り針外し本体1の先端側方を軸として回転しうる形状であることを現してあり、また柔らかい位置にかかった状態であれば直線的に挿入するのみで前記魚体などに与える損傷軽減しつつ外せる状態である現してあり、また前記口辺接触部17Tと前記出角部が前記魚体に接触する状況を現していると共に、当該魚体の硬い部分に前記釣り針がかかった状況時などに前記出角部を前記魚体に接触させ梃子支点とすることにより先端部を持ち上げながら前記釣り針を外す使い方も可能とした形状であることを現してあり、また前記魚体から前記釣り釣り針が外れた後に前記口辺接触部17Tが口辺に触れたとしても前記ハリスガイド6の先端が持ち上がる動きは同じであり、前記載したように前記ハリスガイド6の上面を前記魚体に添わした状況となり、前記釣り針が前記魚体に二度がかりしない形状態となる。
本願に示した姿図は、使用実験用に製作した試作品を作図したものであり、商品名不明の小さい釣り針に2号と表示された不釣合いに太いハリスを結び接着剤で補強した物を一本のみ使用し、身近な河川で小魚やウナギなどが飲み込んだ状態において50回以上の使用実験を行いながら当初は略C型溝であった前記ハリスガイド6を強度的に充分と思われる範囲内で徐々に削りながら小さくし強度を確認した上での図示であり、釣行実験では本具を不要とする状況が意外に多く、前記釣り針は何度か伸びてしまいラジオペンチで直す必要は有ったが前記ハリスが切れることも無く現在も使える状態に在るように、釣り針を保護しつつ速やかに外せる操作性は十分であるが、前記使用実験ではこれほど外径の小さいハリスガイドを必要とする魚種は居ず、前記針先方向転回用突起アール入り面19Tの加工範囲に肉厚の在る形状がチモトの引き込み時に抵抗障害が少なく効果的であると共に、魚体を吊り下げ前記釣り針を方向転回させる効果も高いことにより、魚種や用途に応じた大きさに設定することが好ましい。
釣り好きの人も多いが魚釣りは嫌いと言う人も以外に多いと思われる、今回の釣行実験で釣り竿を握った小学二年生も同じであるが、大人が飲み込まれた釣り針を外したり、取り替えたりする間に飽きてしまい、以後、釣行に付き合わなくなると共に、残酷に捨てられた魚を見て釣り嫌いに成る人も多いと思われ、本考案はそうゆう不具合を減少させるための道具であるが、自称釣り嫌いの前記二年生がウナギの釣れる時間帯まで幾日も同行してくれたことは、魚釣り本来の楽しさを味わえたこと、また釣り上げた魚をすべて元気な状態でリリースできることにより釣り針を外す作業にゲーム性と遊戯性を感じているからだと考えられるように、釣り針を外す作業も釣行時の楽しみの一つだと多くの人に感じてもらうことが可能であれば、釣りを嗜む人の増加につながり釣り産業にとっては有益であると思われること、また図1の釣り針外し具に装着した糸巻き車型ハリス搬送装置13は前記二年生の手には大き過ぎて使えないが、同じ大きさの握り部でありながら図2に示した前記スライド型ハリス搬送装置14であれば使用可能であるように、各利用者に適した大きさと形状の釣り針外し具を提供することは必要であると共に、図6に見て取れるように本来は擬餌針やサビキ用の釣り針に使用可能な物として考案した物であり、魚種や特殊な釣り針に合わせた改良を加えれば更に釣り産業に貢献すると考えられる。
1 釣り針外し本体
2 棒状基部
3 棒状蓋部
4 略U字型ガイド溝部位
4A 先端側略U字型溝
4B 手元側略U字型溝
4E 平面縁部位
4D 直径
4L 長さ
4T 接触点
5 蓋部位
6 ハリスガイド
7P 突起ピン
8 長穴
9 蓋操作用突起
10 軸穴
11P 連結用軸ピン
12 握り部
13 糸巻き車型ハリス搬送装置
13F 糸巻き車式ハリス圧着固定用部位
13A 軸ピン連結部
13W 糸巻き部位
13E 縁部位
14 スライド型ハリス搬送装置
14F スライド式ハリス圧着固定用部位
14A スライド軸連結部
15 ハリス
16T ハリス挿入用入り面
17T 口辺接触部
18T 針先方向転回用緩傾斜
19T 針先方向転回用突起アール入り面
20T 針先方向転回時における接触部の図示点線
30 チモト
31 結び目
32 針元軸線部
33 曲がり形成部
33A 曲がりの始め内側
33B 曲がりの頂点内側
34 針先
35 カエシ

Claims (8)

  1. 釣り針外し本体1は、握り部12に固着して在り、先端側の略U字型ガイド溝部位4内で使用する釣り針と結ばれたハリスを収容し挿通させる棒状基部2と、連結用軸ピン11Pを軸とし反復動可能として対向する棒状蓋部3で成り、前記略U字型ガイド溝部位4を前記棒状蓋部3で覆うことによりパイプ状のハリスガイド6と成る形成構成部を設けた棒状体であることを特徴とする釣り針外し具。
  2. 前記釣り針外し本体1は、前記棒状基部2の前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを収容し、対向する前記棒状蓋部3の蓋部位5で前記略U字型ガイド溝部位4の開口部を覆うことにより、前記釣り針と結ばれた前記ハリスをパイプ内に挿通させた状態と同様とした前記ハリスガイド6の形状構成を特徴とする請求項1記載の釣り針外し具。
  3. 前記釣り針外し本体1は、前記ハリスガイド6として在る状態時の先端部に下側が短くなる針先方向転回用緩傾斜18Tを設けると共に、前記傾斜面上から開口部内の手元側奥方向に向け前記釣り針の曲がりの始め内側33Aから曲がりの頂点内側33B間の湾曲部内側面との接触点が複数にならない範囲長で上側に設ける突起アール型入り面に対し下側に近づくほど前記開口部内の手元側奥方に向け長くなる突起アール入り面とした針先方向転回用突起アール入り面19Tを設けることで、前記ハリスを引き付け続ける行為により引き込まれる前記釣り針の前記湾曲部内側面と前記針先方向転回用突起アール入り面19Tの突起部が係合接触する部分を結ぶ線上はより急傾斜と成り、当該急傾斜面に前記釣り針の前記湾曲部内側面を沿わせて導くことで前記釣り針を回転させながら引き込む構造と同様にすることにより、前記釣り針を回転させるために必要とする当該急傾斜接触部を鋭角部が生じえる前記ハリスガイド6先端外部側に設けず当該魚体や当該利用者などに触れにくい前記ハリスガイド6の先端内部側に設ける形状構造としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の釣り針外し具。
  4. 前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4の先端上部のみ全開口として在る状態時に当該先端側は前記蓋部位5の平面部位が前記平面縁部位4Eの片縁を覆い前記蓋部位5の外周部に設けた湾曲面部が前記略U字型ガイド溝部位4の内部側面と段差が無く繋がる位置を前記棒状蓋部3の前記反復動域における片端とする構造により、当該接続部から前記湾曲面部の当該頂点までがハリス挿入用入り面16Tとして前記ハリスを前記略U字型ガイド溝部位4内へ挿入する際の受け口と成り、例えば前記略U字型ガイド溝部位4の先端上部のみ全開口時の当該溝幅を前記ハリスの挿入時における有効幅に、前記ハリス挿入用入り面16が前記受け口と成る有効幅を加えることで前記有効幅が1.5倍以上の有効幅となる形状構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の釣り針外し具。
  5. 前記釣り針外し本体1は、前記略U字型ガイド溝部位4内で前記釣り針と結ばれた前記ハリスを直線状に全収容し挿通させ平面縁部位4E上を前記蓋部位5の平面部位が狭い前記反復動域を離れることがなく移動することで前記蓋部位5がどの位置に在っても側面視上に鋭角な窪みが発生しない構造としたこと、また前記ハリスガイド6と成る構成部の近くに前記該反復動域制御に要する突起ピン7Pや長穴8を配置しなかったことにより、前記釣り針を外す作業中に前記略U字型ガイド溝部位4が開口状態に露出する側の前記平面縁部位4E上に前記釣り針や結ばれた前記ハリスを横断する形に置かない限り、前記蓋部位5がどの位置を移動していても前記釣り針と結ばれた前記ハリスを狭持しない形状構成としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4記載の釣り針外し具。
  6. 前記釣り針外し本体1は、当該利用者により前記ハリスガイド6の先端開口部内に前記釣り針の針元軸線部32と付属する当該構成物などを収容支持し当該魚体内へ挿入時において、前記ハリスガイド6の手元側付近に設けた曲がり加工部下側の出角部が前記魚体内で接触することにより支点となり、同曲がり加工部の手元側方上面部に前記ハリスガイド6線上に対し当該突起部として在る口辺接触部17Tが前記魚の口辺に接触することで力点作用を起こすことにより、前記魚体は尾鰭側を下げる動きを起こしやすいと共に前記釣り針外し本体1は手元側を下げる動きを起こしやすいことになり、作用点に該当する前記ハリスガイド6の先端を上向きに角度を変えながら挿入する動きと同様になりえる形状構造としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5記載の釣り針外し具。
  7. 前記釣り針外し本体1は、前記握り部12もしくは前記棒状基部2に回転軸連結部13Aを軸として回転動可能とした糸巻き車式ハリス圧着固定用部位13Fの糸巻き部位13Wに当該ハリスを添わす又は巻き付けた状態において前記利用者の指などにより圧着固定した状態で同糸巻き部位13Wを回転させることで前記ハリスを当該先端側方向及び手元側方向に搬送可能とした糸巻き車型ハリス搬送装置13を具備することにより、前記釣り針を外す状況に応じて、前記糸巻き部位13Wに前記ハリスを添わすのみで前記利用者の指などにより固定する状態から、同糸巻き部位13Wに前記ハリスを数回巻き付けて前記利用者の指などにより固定した状態とするように、前記糸巻き部位13Wに前記ハリスの添わせ方を変化させることで前記ハリスを固定する力を調整可能としたことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6記載の釣り針外し具。
  8. 前記釣り針外し本体1は、前記握り部12もしくは前記棒状基部2のように前記釣り針外し本体1の一部をスライド軸連結部14Aとしてスライド式ハリス圧着固定用部位14Fの内部面を緩性支持することで反復動可能とした前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fに当該ハリスを添わせ前記利用者の指などにより固定しスライド状に動かすことで前記ハリスを当該先端側方向及び手元側方向に搬送可能とすることにより、前記釣り針外し本体1の外径寸法に対し前記スライド式ハリス圧着固定用部位14Fを大きくしなくても当該利用者が前記釣り針外し本体1を支持操作する力の減少を軽減させると共に前記ハリスを微搬送することを可能としたスライド型ハリス搬送装置14を具備することを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4又は請求項5又は請求項6又は請求項7記載の釣り針外し具。
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