JP3129556U - 鞘管式針外し器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一の加工・形態の準用により管径を変えるだけで広範な対象魚に対応出来るコンパクトな器具の製作を可能とし、ハリスが絶対に外れず、針のちもとが器具に引っ掛からず、器具先端部を呑み込まれた釣針の曲部まで確実に誘導出来、安定状態で押し込んで針先を抜き取る一連の針外し操作を可能とする、回転リング式ロッド型針はずし器具。
【解決手段】円形ロッド1と筒状回転リング2で構成され、先端部は釣針のちもと部a4が滑り込むように擂鉢状にテーパーカット11され軸心部にはハリスや針軸を導入するための円形ロッドホール12がオープンカット部分まで貫通していて、該カット部分から先端部に向けて糸通し用のロッドスリット13が切られた加工形態を持ち、リングスリット23、オープンカット開口24は端部に空けられたストッパースリットを通してロッド部分にストッパービスを捻じ込むことで、本器具が一体となり機能する。
【選択図】図1

Description

本考案は魚釣りの際に魚に呑み込まれた針を除去する器具に関する
細い菅を利用した魚の針外し器の考案が提示されている
公開実用新案公報
昭57−107380
しかし、公開実用新案広報、昭57−107380に提示された考案は概念的で具体性に欠け、実用上は細管を其の侭、内管として使うと釣り針のちもとが管先端縁に引っ掛かりやすく湾曲形状の針類等は針軸が菅内に入らない。太管の場合もちもと部の掛かりは解消せず、逆に針全体や、針軸が管内で不自然な角度で引っ掛かり、糸切れ、針折れの原因となる事が多く、器具先端部を針の曲部に掛け、押して針先を抜く基本操作が上手くいかない欠点がある。
また、上、下管が塩分、血糊などの汚れ、浮き錆などで固着してしまう欠点がある。
一般的に針外しには多種多様な器具が開発されているが、形態的に長大異形なものが多く、多様な魚種に対応出来、コンパクトで常時手元に携行できる利便性の高いものは少ない。
操作面でも、多様な針、魚の形状に器具が対応出来ない、針糸が途中で外れる、釣針のちもと部分が器具に引っ掛かり、糸切れ、針折れするなど、操作が上手く行かず、器具の先端部をハリス、針軸に沿って誘導し呑み込まれた釣針の曲部に掛け、押し込んで針先を抜き取る一連の除去操作が完結出来ない器具が多い
以上から、同一の加工・形態の準用により管径を変える事により多様な対象魚に対応出来、コンパクトで手元携行を可とする利便性の高い器具をシリーズの製作を可能とし、且つ各種針・魚に対応出来、ハリスが絶対に外れず、針のちもとが器具に引っ掛からず、確実に器具先端部を呑み込まれた釣針の曲部まで誘導出来、安定状態で押し込んで針先を抜き取る一連の除去操作を可能とする針外し器具の考案が課題となる。
器具はロッドと鞘管で構成され、上記ロッドは小口径を金属、大口径をプラスチック製とし、先端部は釣針のちもとが滑り込むように漏斗状導入口を有する、針糸や針軸を導入するための導入孔が、各種針軸の自在抜出を可能とする開削口まで貫通していて、該開削口から先端部に向けて糸通し用のロッド溝がV型に切られ、一部表面には鞘管固着防止のための螺旋溝が彫られ末端部には指掛けリングが組み込まれた形態を特徴としている。
上記鞘管は金属製でロッドに嵌込後、適度に擦動回転する管径とし、鞘管溝をロッド溝に合わせ針糸を導入後、該鞘管を指先で回し、ロッド溝が閉鎖した状態でロッドの開削口と鞘管の同開口形状が合致するように加工され、端部にはストッパー溝が空けられている。
上記ストッパー溝を通してロッド部分にストッパービスを捻じ込むことで、一体の器具となり機能する仕組みをもつ鞘管式針外し器具。
指掛けリングに小指を入れて親指、人差し指、中指で器具先端を持つ。糸をたぐり釣魚の口元近くで針糸導入溝に針糸を通し、鞘管を指先で回すとロッド溝が塞がる位置でストッパーに当たり止まる。この位置でロッドと鞘管の開口形状が合致することにより、糸の緊張力による反動で鞘管が元に戻って針糸が外れるというアクシデントを防ぎ一度通した針糸は外れない。
この状態で針糸を適度に張りロッド先端部を魚の口内等に押し込むと、漏斗状導入口の効果により釣針のちもと及び軸部がロッド孔に自然に滑り込み、開削口に抜け出る。
器具先端寄りに開削口があることにより、多様な形状の釣針でも、針軸が自在な角度を持って抜け出し可能となり、器具先端部が確実に釣針の曲部分に掛かり、其の侭、更に押し込む事により魚体部分から針先が抜けて釣針が外れる。後は糸を引きながら器具毎抜き取ればよい。
鞘管はビス操作で脱着出来、洗浄等メンテが可能であり、ロッド表面に螺旋溝を彫ることにより常時固着を防ぎ、回転が滑らかにする。
指掛けリングに小指を掛け操作することにより、滑り落ちの防止となるほか器具のコンパクト化、携帯化が可能となる。
鞘管の長さは指操作の適正値を固定標準とすることで、ロッド長さの調整が自在となり、器具のコンパクト化や握り手のデザイン及びロッド部への他機能付加が可能となる。
ロッドカバーともなる鞘管は金属製のため頑強な顎歯を持つ魚等にも十分な耐久・対応力がある。
同一の加工形態・構成でロッド、鞘管の材質、径を変える事により多様な釣針、釣魚に対応可能となる針はずし器具の各種シリーズの提供が可能となる。
素早く操作出来、確実に針を除去する事が出来るので渓流釣りなどに於ける資源保護上のリリースが可能となる。
本考案の最良の実施形態を次の実施図によって説明する。
器具のリング3部分に小指を入れて親指、人差し、指中指で持つ。釣り魚の糸をたぐり釣魚の口元近くで針糸導入溝13,23に針糸bを通し鞘管2を指先で回すと上記ロッド溝が塞がる位置でストッパー26に当たり止まる。この位置でロッド1と鞘管2の開口形状14,24が一致するため、糸の緊張力による反動で鞘管が元に戻って糸外れしてしまうアクシデントも回避出来、一度通したハリスは絶対に外れない、この状態で適度に張った針糸に沿ってロッド先端部を誘導し押し込むと漏斗状導入口11の効果により釣針aのちもとa4及び軸部分a3が確実にロッド孔12に滑り込み開削口14,24部分に無理なく抜け出、器具先端部は針の曲部に確実に掛かるので其の侭押し込むと、針先が魚体部分から抜けて釣針を除去出来る仕組みを持つ、鞘管式針外し器具。
(1)器具にハリスを導入する。(1−2)開口断面 (2)器具を針の曲部に掛ける。(2−2)閉鎖断面 (3)器具の断面と釣針の状況 (1)ロッドの形状 (1−2)ロッドの断面 (1)鞘管の形状 (1−2)リングの断面 (1)ロッド+鞘管の断面形状、 (1−2)先端部詳細断面
符号の説明
1 ロッド a 釣針 1 針先 2 曲部 3 軸 4 ちもと
2 鞘管 b 針糸
3 指掛けリング
11 漏斗状導入口 23 鞘管溝
12 導入孔 24 鞘管開口
13 ロッド溝 25 ストッパー溝、
14 ロッド開削口
15 ストッパービス
16 螺旋状溝

Claims (1)

  1. 器具は円形ロッド(1)と筒状回転リング(2)で構成され、上記円形ロッドの材質はロッドの口径によってプラスチック、金属の各無垢材を使い分け、先端部が釣針(a)のちもと(a4)が滑り込むように擂鉢状にテーパーカット(11)された形状を特徴として、軸心部にはハリス(b)や針軸(a3)を導入するための円形ロッドホール(12)がオープンカット部分(14)まで貫通していて、該カット部分から先端部に向けて糸通し用のロッドスリット(13)が切られ、一部表面には摩擦緩和と固着防止ための螺旋溝(16)が彫られ、末端部には指掛けリング(3)が組み込まれた形態を為し、上記筒状回転リングの材質は金属製でロッドに嵌込まれた状態で適度に擦動回転する管径サイズとし、リングスリット(23)を上記ロッドスリットにあわせてハリス(b)を導入後,該筒状リングを指先で回しロッドスリット(13)を閉鎖した状態でロッドのオープンカット部分(14)と該筒状リングの同開口形状(24)が合致するように加工され、端部に空けられたストッパースリット(25)を通してロッド部分にストッパービス(16)を捻じ込むことで一体の器具となり機能する仕組みをもつ回転リング式ロッド型針外し器具。
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