JP3181240B2 - 疑似標的の放出方法 - Google Patents

疑似標的の放出方法

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JP3181240B2 JP11586697A JP11586697A JP3181240B2 JP 3181240 B2 JP3181240 B2 JP 3181240B2 JP 11586697 A JP11586697 A JP 11586697A JP 11586697 A JP11586697 A JP 11586697A JP 3181240 B2 JP3181240 B2 JP 3181240B2
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ブーク、ウェルケ、ゲゼルシャフト、ミット、ベシュレンクテル、ハフツング、ウント、カンパニー
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    • F42B12/00Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material
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    • F42B12/56Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing discrete solid bodies
    • F42B12/70Projectiles, missiles or mines characterised by the warhead, the intended effect, or the material characterised by the warhead or the intended effect for dispensing materials; for producing chemical or physical reaction; for signalling ; for transmitting information for dispensing discrete solid bodies for dispensing radar chaff or infrared material

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  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、赤外線(IR)若
しくはレーダー波(RF)または両波長域で同時若しく
は連続的に動作する標的探知ヘッドを有したミサイルの
攻撃から、陸上車両、航空機および艦艇等を防御するた
めに、ミサイルに対して疑似標的を放出する方法に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】先の超大国ソ連邦の崩
壊や特にアジア諸国における輸出自由主義に起因して、
最新の標的探知システムを備えたミサイルさえもが広ま
りつつあり、最新の自立航法ミサイルは確実に増加しつ
つある。このようなミサイルの標的探知システムは、主
にレーダー波域(RF)若しくは赤外線域(IR)で動
作する。艦艇や航空機および戦車等がレーダー波を反射
し若しくは特定の赤外線を放射する性質が、標的の発見
および追尾に用いられる。現代におけるミサイルの開発
は、疑似標的を識別できるようにするために、レーダー
波および赤外線の波長域で同時に若しくは連続して動作
する多スペクトル標的探知システムにおいて長足の進歩
を遂げている。多スペクトル赤外線標的探知ヘッドは、
疑似標的を識別するために、赤外線の短波長域および長
波長域をそれぞれ感知する二つの探知器を備えている。
デュアルモード標的探知ヘッドは、レーダー波および赤
外線の波長域で動作する。このような標的探知ヘッドを
備えたミサイルは、接近および探知段階ではレーダー制
御されるが追尾段階では赤外線探知ヘッドによる制御に
切り替えられ、若しくは全段階において赤外線探知ヘッ
ドによって制御される。デュアルモード標的探知ヘッド
は、レーダー波の散布と赤外線放射中心の両方を探し出
す。疑似標的、例えば古いタイプの疑似標的の散布は、
標的の座標を比較することによってより良く選別されて
しまう。したがって、デュアルモード標的探知ヘッドを
効率的に欺くためには、すなわち防御すべき物体から疑
似標的にミサイルの向きをそらせるためには、レーダー
波に対する効果と赤外線に対する効果との両立が必須と
される。それ故に、デュアルモード標的探知ヘッドにと
っては標的探知ヘッド(RFおよびIR)の最小分解セ
ルのみが問題となる。
【0003】そこで、本発明の目的は、赤外線誘導、レ
ーダー誘導およびデュアルモード誘導ミサイルを真の標
的からそらせる、すなわち防御すべき対象から疑似標的
に向きを変えさせることができる疑似標的の放出方法を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的は、赤外線域の
放射線を放射する物質の集合体(赤外線アクティブマ
ス)およびレーダー波を散乱させる物質の集合体(レー
ダー波アクティブマス)が、疑似標的として正しい位置
において同時に効果を発揮することにより達成される。
【0005】これらのアクティブマスは、これらのアク
ティブマスを覆うシェルを有しない回転状態におかれる
疑似標的弾によって所定の位置に放出される。
【0006】有利には、アクティブマスは、活性化およ
び散布手段によって活性化されて散布される。特に、疑
似標的弾の中心に配置された点火および噴出ユニット
が、活性化および散布手段として用いられる。
【0007】点火および噴出のために火薬技術的装薬を
用いることもできるが、この火薬技術的装薬は、疑似標
的弾の推進装薬が燃焼し終わると作動する起爆遅延手段
によって起動される。
【0008】有益には、点火および噴出ユニットのため
の火薬技術的装薬は、疑似標的弾の中心部に配置される
とともに噴出開口を有したチューブの中で燃焼する。
【0009】アクティブマスは、疑似標的弾の内部にそ
の長手方向に配置される。
【0010】レーダー波アクティブマスは、その生成さ
れた表面を紙、ボール紙若しくはプラスチック製の薄片
に覆われた状態で用いられる。
【0011】上記に代えて、アクティブマスを、アクテ
ィブマスを囲むシェルケーシングを有し回転状態に置か
れる疑似標的弾によって放出するようにすることもでき
る。活性化および散布手段を内包するアクティブマス
は、疑似標的弾が飛行している間に射出部分と共にシェ
ルケーシングから射出された後、活性化されて散布され
る。
【0012】疑似標的弾がアクティブマスを囲むシェル
ケーシングを有することにより、アクティブマスは妨げ
られることなく散布され、アクティブマスの散布の際に
過剰な圧力がアクティブマスに影響を及ぼすことはな
い。したがって、赤外線アクティブマスの散布、特にレ
ーダー波アクティブマスの散布が永続的に改善される。
さらに、赤外線アクティブマスの活性化が明らかに改善
される。その結果、赤外線アクティブマスの単位体積当
たりの放射強度および放射領域に関する効率は、アクテ
ィブマスを射出しない従来の方式に比較して増加する。
【0013】射出部分を射出するために推進用装薬が用
いられる。この推進用装薬は、疑似標的弾の推進用装薬
が燃焼し終えると点火される起爆遅延手段によって点火
される。
【0014】射出部分の推進用装薬は、火薬技術的な起
爆遅延手段によって点火される。
【0015】有益には、赤外線アクティブマスおよびレ
ーダー波アクティブマスを活性化させかつ散布する活性
化および散布手段として、射出部分の中心に配置された
爆発および噴出ユニットが用いられる。
【0016】爆発および噴出のために火薬技術的装薬が
用いられる。この火薬技術的装薬は、射出部分のための
射出推進装薬の燃焼終了によって点火される起爆遅延手
段によって点火される。
【0017】起爆遅延手段は、アクティブマスがケーシ
ングから射出されるときに点火される。
【0018】有益には、点火および噴出ユニットの火薬
技術的装薬は、射出部分の中心に配置されるとともに噴
出開口を有したパイプの内部で燃焼する。
【0019】アクティブマスは、射出部分内にその長手
方向に連続して配置される。
【0020】レーダー波アクティブマスは、アルミニウ
ム、紙、ボール紙若しくはプラスチック製の薄片によっ
て覆われた状態で用いられる。
【0021】好ましくはAlK(ClO4)4(aluminum potasium
perchlorate)、またはMgBa(NO3)4(magnesium barium n
itrate)が火薬技術的装薬として用いられる。
【0022】好ましくは、アクティブマスは点火および
噴出ユニットの周囲に環状に配置される。
【0023】有利には、大きな加速力がアクティブマス
に作用しないように、噴出開口の数および断面積に適合
する量の点火および噴出用装薬が用いられる。噴出開口
の数および断面積に関連する量の点火および噴出用装
薬、すなわち速度を定める点火および噴出用装薬が燃焼
させられる。装薬の量が同じならば、噴出開口の断面積
の減少に伴って燃焼速度が増加する。点火および噴出用
装薬の量の進歩的な選択が、均一な推進力ではなく爆発
によるステップ状のパルスがアクティブマスに作用しな
いことを保証する。爆発を用いる従来の方式に比較し
て、レーダー波アクティブマスの改善された点火および
散布とレーダー波アクティブマスの改善された散布とが
保証される。この改善された点火および散布が、アクテ
ィブマスの改善された性能をもたらす。
【0024】本発明の具体的な実施例においては、疑似
標的弾は回転モータ(「モータ」なる用語は広義のモー
タ、すなわち原動機全般を指す用語として使用される)
によって回転状態におかれる。特に、疑似標的弾は火薬
技術的回転モータによって回転状態におかれる。
【0025】一方では、疑似標的弾はシェルカップ内に
適切に形成された通気管によって回転状態におかれる。
疑似標的弾は、その表面に適切に形成された気流偏向体
によって回転状態におかれる。
【0026】疑似標的弾の口径は10乃至155mmの
範囲とされる。
【0027】他方、アルミニウム若しくは銀でコーティ
ングされたガラス繊維の糸からなる、厚みが10乃至1
00μmの範囲の丸められたレーダー双極子が、レーダ
ー波アクティブマスとして用いられる。このような双極
子は、アンテナ原理およびミーの法則(Mie Law)によ
り、レーダー波の波長域において高いレーダー波散乱性
能を有する。さらに加えて、双極子は空中おける優れた
分散性を有するとともに、優れた浮遊能力を示す。
【0028】有益には、双極子の長さは予期されるレー
ダー波の波長λの1/2に空気の屈折率nを乗した値と
される。すなわち、双極子の長さはとりわけ予期される
標的探知ヘッドのレーダー波長に適合する長さとされ
る。
【0029】有益には、双極子は、1kgあたり100
万個以上とされる。
【0030】有利には、噴出されると直ちに開く双極子
の包み(dipole packet)が用いられる。
【0031】特に有利な実施例においては、双極子の包
みは少なくとも一つの熱シールドによって噴出の際の熱
から保護される。
【0032】特に、レーダー波アクティブマスの全体に
わたって延在する少なくとも一つの薄片が熱シールドと
して用いられる。
【0033】耐熱性および弾性を有した薄片が熱シール
ドとして用いられる。
【0034】さらに他の具体的な実施例においては、双
極子の包みが互いにスライドして入り込むことを防止す
るために、少なくとも一つの耐熱薄片によって双極子の
包みは互いに分離される。
【0035】また、中波放射部分(mittelwelligem Stra
hlungsanteil)を有するフレア(Flare)を備えた赤外線ア
クティブマス(MWIRフレア)を用いることもでき
る。
【0036】この場合特にドイツ特許第4327976
号によるMWIRフレアを用いることが好ましい。
【0037】最終的には、アクティブマスの総量の50
%以上を占めるレーダー波アクティブマスが用いられ
る。このような構成が特に有利であることがトライアル
の結果判明している。
【0038】本発明は、驚くべき結果、すなわちデュア
ルモード標的探知ヘッドばかりでなく赤外線若しくはレ
ーダー波のいずれか一方のみを探知する標的探知ヘッド
をも、防御すべき対象からその向きをそらすことができ
る疑似標的は、同位置で同時に活性化される赤外線アク
ティブマスおよびレーダー波アクティブマスを同時に用
いることによって得られるという結果に基づいている。
本発明に基づいて動作する疑似標的は、赤外線誘導若し
くはレーダー波誘導ミサイルおよびデュアルモード誘導
ミサイルが入り交じった攻撃に対しても、これらのミサ
イルの進行方向を変えることができる。
【0039】本発明の実施例においては、疑似標的弾は
回転状態におかれる。これにより、疑似標的弾は第1に
その飛行経路上で安定する。第2に、標的位置に到達し
たときにおける遠心力による効果的な乱気流およびアク
ティブマスの放出が保証される。これは、アクティブマ
スがその周囲を囲むシェルケーシングなしに発射される
限りにおいて可能となる。
【0040】しかしながら、アクティブマスがその周囲
を囲むシェルケーシングと共に発射される場合でも、本
発明による特別の実施例、すなわちアクティブマスが活
性化および散布手段とともにシェルケーシングから発射
された後に引き続いて活性化されかつ散布される実施例
によれば、空中における3次元方向の良好な散布が達成
される。
【0041】本発明の基本的な実施および代表的な実施
例を示す以下の記述と添付のクレームとから導かれる本
発明の更なる特徴および利点、さらには本発明の進歩的
な方法に基づいて作用する疑似標的は、添付の図面を参
照して説明される。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の具体的な実施例
の実行を示す。本発明の方法は、本発明に基づいて動作
する疑似標的弾の発射からアクティブマスの散布までを
経時的に示すことによって最も良く説明することができ
る。本発明の実施は、概ね以下の4つの段階に分けるこ
とができる。 第1段階−疑似標的弾を発射する段階 第2段階−疑似標的弾が回転した状態で安定して飛行す
る段階 第3段階−赤外線アクティブマスおよびレーダー波アク
ティブマスを射出する段階 第4段階−アクティブマスを活性化させて散布する段階 なお、本明細書において「アクティブマス」なる用語
は、赤外線領域またはレーダー波領域の電磁放射線を放
射(または反射)することにより、空中に散布された状
態で疑似標的として作用する物質の集合体(マス)を示
す用語として用いられる。そしてアクティブマスのうち
赤外線波長に関与するアクティブマスを「赤外線アクテ
ィブマス」または「IRアクティブマス」、レーダー波
領域に関与するアクティブマスを「レーダー波アクティ
ブマス」または「RFアクティブマス」と言う。
【0043】図1は、第2段階から第4段階を模式的に
示している。第1段階においては、従来技術と同様の手
法でに起爆と発射が先行して行われる。第2段階におい
ては、疑似標的弾は回転しながら飛行し、レーダー波ア
クティブマスおよび赤外線アクティブマスを定められた
経路に確実に散布する。疑似標的弾の回転(角運動量)
は、アクティブマスが散布されるまで維持されアクティ
ブマスに伝達される。これによりアクティブマスの散布
が改善される。第3段階においては、アクティブマスが
妨げられることなく散布されるように、活性化(静の状
態から動の状態(活動状態)に移行させることを意味す
る)および散布機構を有した両アクティブマスが、飛行
中に偽装部材のシェルケーシングから射出される。これ
により、アクティブマスに過剰な圧力が作用しにくなる
という有利な効果が得られる。したがって、赤外線アク
ティブマスおよびレーダー波アクティブマス、とりわけ
レーダー波アクティブマスの散布を持続的に改善するこ
とができる。第4段階においては、回転および空気の流
れならびに中心部分からの噴出が成し遂げられることに
よって、両アクティブマスの効果的な散布が達成され
る。
【0044】図2は、図1に概略が示された本発明の方
法の具体的な実施例に基づいて作動する疑似標的弾の縦
断面を示している。
【0045】起爆エネルギーを第1部分(図示せず)か
ら吸収する第2部分は符合1で示されている。第2部分
1は磁性材料、好ましくは鉄から形成される。起爆エネ
ルギーは二次コイル2中に誘起される。二次コイル2の
巻線は絶縁塗料で処理された銅線から形成される。二次
コイルの巻数は好ましくは一次コイル(図示せず)の巻
数に対応するが、変更することも基本的に可能である。
【0046】好ましくはビードが形成される底部カバー
3は疑似標的弾の下側の保持用端部を形成する。この底
部カバー3は、好ましくは金属材料から形成されるが、
ガラス繊維もしくは炭素繊維で補強された樹脂材料から
形成することもできる。
【0047】外側発射部材は、純度99%以上のアルミ
ニウムからなるハウジングケーシング4から形成され
る。このハウジングケーシング4は弾倉内に残る。
【0048】底部リング5は圧力チャンバ6に対する隙
間を形成する。圧力チャンバ6は、疑似標的弾のシェル
を発射する際に推進用装薬8の燃焼によって生じる推進
ガスを受け止める。さらに加えて、回転駆動手段を着火
させる閉鎖された圧力空間を形成するために、圧力チャ
ンバ6が必要とされる。推進用装薬8は、黒色火薬若し
くはニトロセルロース火薬等の火薬駆動ユニット(powde
r drive unit , pulvertreibsatz)からなる雷管7によ
って点火される。
【0049】回転用装薬9は、機械的な安定を得るため
に添加されたバインダー(結合材)が添加された圧縮さ
れた推進用火薬、例えば樹脂バインダーが添加された黒
色火薬、若しくは商業的に入手可能な固体ロケット燃料
からなる。回転用装薬9の密度、形状、表面、および深
さは、燃焼時間および単位時間当たりの(推進力として
の)パルス(衝撃)等の燃焼パラメータを規定する。具
体的なパルスは駆動ユニットの選択によって決定され
る。回転用装薬9は好ましくはタブレット形状(錠剤形
状)となっており、好ましくは燃焼チャンバ(符合10
参照)内に圧縮装入される。回転用装薬9のうち、金属
部分に面し燃焼室に面していない表面は燃焼しないの
で、この回転用装薬9の圧縮は燃焼挙動の安定に寄与す
る。表面を不動態化することにより燃焼挙動を制御する
こともできる。また、燃焼挙動の制御は、従来から知ら
れている造形方法、例えば星形バーナー(star burner,s
ternbrenner)のような造形により行うことも可能であ
る。回転用装薬9の量は、燃焼挙動およびパルス−時間
挙動に依存して定められる。この代表的な実施例におい
ては燃焼時間は約1.5秒とされる。
【0050】参照符合10は前述した燃焼チャンバを含
む回転ジェットを示している。回転ジェットは一体鋳物
のアルミニウム部分からそれぞれフライス加工され若し
くはドリル成型されたジェットネックおよびジェットコ
ーンから構成される。ジェットコーンは、好ましくはジ
ェット軸に対して約10度〜20度傾斜するスロープを
有する。ジェットネックの長さは、好ましくはジェット
コーンの長さより短くされる。
【0051】燃焼チャンバは、好ましくは円筒状とされ
る。均一な燃焼に影響する圧力の補償を達成するため、
各燃焼チャンバは環状のチャンネルにより接続されてい
る。ジェット軸は疑似標的弾に対して半径方向に傾斜す
る。ジェット軸は、疑似標的弾の半径方向に対して30
度以上傾斜するべきである。さもなければ、回転に対し
てほとんど寄与しないからである。半径方向に対する角
度が80度を超え場合には、ジェットが燃焼チャンバか
らジェットネックへの移行する際に過剰な気流の乱れを
引き起こし、推進力を弱めることになる。
【0052】起爆遅延手段11は、赤外線アクティブマ
ス19およびレーダー波アクティブマス21を射出する
までの飛行距離を定める役割を果たす。起爆遅延手段1
1は火薬技術的に構成され、2秒間の燃焼時間を有す
る。この様な起爆遅延手段は商業的に入手可能である。
しかしながら、飛行時間を様々に変化させるために、自
由にプログラム可能な電気的な起爆遅延手段を採用する
ことも考え得る。
【0053】接続部分12は、アクティブマス19,2
1のための射出部分14に回転駆動手段を接続する。こ
の接続部分12は、起爆遅延手段11および射出部分1
4を射出するための射出用推薬13を含んでいる。接続
部分12は好ましくは金属材料から成形される。射出用
推薬13は、火薬駆動ユニット、好ましくは黒色火薬、
若しくは黒色火薬と同様な例えばニトロセルロース等の
火薬駆動ユニットからなる。
【0054】射出部分14は、射出用推薬13のための
カートリッジケースの底部としての役割を果たすととも
に、起爆遅延手段15および噴出パイプ16のホルダと
しての役割を果たす。起爆遅延手段15は火薬技術的な
遅延ピースを備えており、この遅延ピースは射出部分1
4がシェルケーシング22から分離したときに起爆/解
体ユニット18に点火するようになっている。起爆遅延
手段15の燃焼時間は約0.1秒となっている。
【0055】噴出パイプ16は、起爆/解体ユニット1
8の容器としての役割を果たすとともに、噴出速度を制
御する役割を果たす。噴出速度は、噴出パイプの長さお
よび起爆/解体ユニット18の容量に対する噴出パイプ
の開口17の断面積に依存する。一般に、起爆/解体ユ
ニット18の容量が大きいほど、また噴出開口17の断
面積が小さいほど、噴出速度は高くなると言うことがで
きる。両者の関係は、好ましくは代表的な実施例におい
て噴出時間が約0.1秒となるように選択される。噴出
パイプ16は、噴出動作の間に塑性変形が生じないよう
に製造されなければならない。代表的な実施例において
は、噴出パイプ16は鋼により製造される。噴出開口1
7は、赤外線アクティブマス19およびレーダー波アク
ティブマス21が均一に散布されるように設けられなけ
ればならない。これは、好ましくは、1つの噴出開口1
7に対してレーダー波アクティブマス21の1つの層(L
age)を割り当てることによって成し遂げられる。
【0056】起爆/解体ユニット18は、燃焼生成物と
しての比較的多量のガスを供給する火薬技術的ユニット
を備える。この目的のために、好ましくはAlK(ClO4)4(a
luminum potasium perchlorate)、またはMgBa(NO3)4(ma
gnesium barium nitrate)が用いられる。起爆/解体ユ
ニット18の量は噴出パイプ16に依存して定められ
る。
【0057】赤外線アクティブマス19は、ドイツ特許
第4327976号に開示されたMWIRフレアを有す
る公知の赤外線アクティブマスを含む。しかしながら、
基本的には、起爆装薬によって活性化されるすべての赤
外線アクティブマスを用いることができる。代表的な実
施例においては3分割のディスク状のMWIRフレアが
用いられる。
【0058】分離ディスク20は、レーダー波アクティ
ブマス21を、燃焼する赤外線アクティブマス19のM
WIRフレアから保護する。分離ディスク20は、金属
材料、好ましくは耐火性の薄片から製造される。
【0059】レーダー波アクティブマス21の実施例は
図3に詳細に示されている。熱から保護するために10
〜100μmの範囲の太さを有するガラス繊維をアルミ
ニウム若しくは銀でコーティングした双極子(ダイポー
ル)を丸めてなるレーダーチャフが、レーダー波アクテ
ィブマス21として用いられる。双極子の長さは17.
9mmとなる。しかし、約1mm〜約25mmの長さの
双極子を用いることが可能である。双極子パケット(チ
ャフパケット)の巻き数は1またはそれ以上とされる。
好ましくはパケットの巻き数は1.5とされる。活性化
および散布前に射出を行うことおよび双極子の適切なパ
ッケージングにより、締めつけおよび溶解を避けること
と、双極子と双極子との間に7〜10λの空間の形成し
より高効率のレーダー波後方散乱を成し遂げることがで
きる断面形状の獲得とをもたらすことができる。
【0060】パッケージは基本的に、外部からの影響を
受けることなく双極子を自動的に解放するように、かつ
爆発および噴出装薬による熱の影響から双極子を保護す
るように、充分に柔軟でなければならない。さらに、双
極子のパッケージは散布条件に適合される。すなわち、
パッケージされた双極子は噴出されたときに直ちに開く
ように配置される。レーダー波アクティブマスが互いに
スライドして入り込む(滑り込む)ことを防止するため
に、双極子の全体を包みかつ保護する薄片31,32と
して、好ましくはCapton(登録商標)およびMillnex
(登録商標)が用いられる。
【0061】種々の厚みのアルミ薄片を、中間薄片32
として用いることができる。レーダー波アクティブマス
が、疑似標的弾のシェルから射出されても直ぐには分離
せず、起爆/解体用装薬が燃焼するまで一緒に残るよう
に、薄いアルミ製の包みを紙若しくはボール紙製の被覆
とすることができる。これにより、装薬のすべてのエネ
ルギーがレーダー波アクティブマス21に作用すること
が保証される。
【0062】カバー23は、疑似標的弾のケーシングを
終端させるとともに噴出パイプ16を固定する役割を果
たす。カバー23は、疑似標的弾の重心を可能な限り前
方に移動させるために、重い金属、例えば鋳鉄若しくは
真鍮から製造される。飛行の安定性はこのようにして達
成される。カバー23は、好ましくは純度99%以上の
アルミニウムから引き抜き成形された疑似標的弾ケーシ
ング22に対して、シールリング24によって密封され
る。符合25で示される噴出パイプ16の閉鎖部品は、
比較的危険な解体火薬が最終作業段階で疑似標的弾の内
部に導入されることを保証する。
【0063】図4は、本発明の方法の具体的な実施例に
基づいて動作する他の実施例の疑似標的弾を示す。図4
においては図2と同じ参照符合が用いられる。図2に示
した疑似標的弾に対して異なる部分のみを以下に説明す
る。
【0064】1つの決定的な相違は、図2中に符合22
で示されるシェルケーシングを有しないことである。赤
外線アクティブマス19およびレーダー波アクティブマ
ス21は、活性化されて分散させられる前にもはや疑似
標的弾ケーシングから射出される必要はない。これによ
り、図2中に符合13で示されている射出用推薬、およ
び図2中に符合15で示されている起爆遅延手段は必要
ではなく、したがってもはや存在しない。射出部分14
は、もはやアクティブマス19,21をシェルケーシン
グから射出する役割を果たさない。
【0065】レーダー波アクティブマス21は、図3中
に符合33で示されているアルミニウム製被覆ではな
く、紙若しくはボール紙製の被覆33aによって囲まれ
ている。この紙若しくはボール紙製の被覆33aは、中
心噴出パイプとともに、飛行段階における空気流にも係
わらず、実際の活性化および散布の前の状態においてレ
ーダー波アクティブマスを一体に保つ。
【0066】安全要素34は、例えばドイツ特許第19
651974.8号に開示されたように、プレパイプの
安全性を担保する。
【0067】さらに、図2中に符合9で示された回転用
装薬、および図2中に符合10で示された回転用ジェッ
トは回転モータ9aに置き換えられている。シェルケー
シングが無いことにより、図4に示された疑似標的弾
は、より容易に製造することができ、かつシェルケーシ
ングを有した疑似標的弾に比較してかなり安価である。
【0068】上述の説明、図面およびクレームに開示さ
れた本発明の特徴は、それぞれ個別に若しくはそれらの
任意の組み合わせにおいて、本発明の様々な実施例を理
解するために重要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の実施例を示す模式図。
【図2】本発明に基づく疑似標的弾の断面図。
【図3】図2に示した疑似標的弾のレーダー波アクティ
ブマスを示す模式図。
【図4】本発明による他の実施例の疑似標的弾の断面図
である。
【符号の説明】
1 起爆エネルギー吸収部分 2 第2コイル 3 底部カバー 4 ハウジング・ケーシング 5 底部リング 6 圧力チャンバ 7 雷管 8 推進用装薬 9 回転用装薬 9a 回転モータ 10 回転ジェット 11 起爆遅延手段 12 接続部分 13 射出用推薬 14 射出部分 15 起爆遅延手段 16 噴出パイプ 17 噴出開口 18 起爆/解体ユニット 19 赤外線アクティブマス 20 分離ディスク 21 レーダ波アクティブマス 22 シェルケーシング 23 カバー 24 シールリング 25 終端ピース 30 双極子 31 保護薄片 32 保護薄片 33 アルミ被覆 33a 紙被覆 34 安全要素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ、バナーシュ ドイツ連邦共和国シェーナウ、ツーレヘ ンウェーク、4 (72)発明者 マルティン、フェッグ ドイツ連邦共和国シェーナウ、ヘリール シュトラーセ、7 (72)発明者 フリッツ、グラインドル ドイツ連邦共和国バート、ライヘンハ ル、プフレゲルヘポイントシュトラー セ、68 (72)発明者 ヨハネス、グルンドラー ドイツ連邦共和国ノイエンブルク/バー デン、フリーダーウェーク、9 (72)発明者 ギュンター、レニガー ドイツ連邦共和国バート、ライヘンハ ル、ライヘンバッハシュトラーセ、42 (72)発明者 ヘルムート、プレシュコウィッツ ドイツ連邦共和国ルーポルディング、ザ ンクト、バレンティン、54アー (72)発明者 ルドルフ、ザルツェダー ドイツ連邦共和国ビディング、バーノフ シュトラーセ、12 (72)発明者 マルティン、ウェークシャイダー ドイツ連邦共和国バイエリッシュ、グマ イン、バイシュバッハシュトラーセ、29 (56)参考文献 特開 平8−61899(JP,A) 特開 昭57−172199(JP,A) 特開 平3−258693(JP,A) 特開 平6−300496(JP,A) 米国特許3841219(US,A) 「ミサイル工学辞典」(1990年12月10 日 原書房 第1刷発行 p.500) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F42B 12/70 F41J 2/02

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線領域若しくはレーダー波領域で、同
    時に若しくは連続して動作する標的探知ヘッドを備えた
    ミサイルから、陸上車両、航空機若しくは艦艇を防御す
    る疑似標的を放出する方法であって、赤外線を放射する
    IRアクティブマスおよびレーダー波を後方散乱させる
    RFアクティブマスを同時に正確な位置で作動させる方
    法において、 点火および発射の後、IRおよびRFアクティブマス
    は、回転状態にある疑似標的弾によりシェルカップの外
    側に出されること、 疑似標的弾が回転した状態で安定して飛行してIRおよ
    びRFアクティブマスの所定の散布が行われる段階にお
    いて、活性化および散布手段を包含するIRアクティブ
    マスおよびRFアクティブマスが、疑似標的弾が回転し
    た状態で安定して飛行している間に、シェルケーシング
    から射出部分とともに射出され、この射出にひき続いて
    IRおよびRFアクティブマスが活性化されるとともに
    散布されるようになっていること、 前記射出部分の中央に配置された起爆/解体ユニット
    が、IRおよびRFアクティブマスを活性化および散布
    するための前記活性化および散布手段として用いられる
    こと、並びに、 RFアクティブマスとして、アルミニウム若しくは銀で
    コーティングされた太さが約10〜100μmのガラス
    繊維を丸めてなるレーダーダイポールが用いられるこ
    と、 を特徴とする方法。
  2. 【請求項2】前記疑似標的弾が、火薬技術的な回転モー
    タにより回転状態にされることを特徴とする、請求項1
    に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記疑似標的弾が、シェルカップ内に形成
    された通気管の作用により回転状態にされることを特徴
    とする、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記疑似標的弾が、前記疑似標的弾の表面
    に形成された気流偏向板により回転状態にされることを
    特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記射出部分を射出するために射出用推薬
    が用いられ、この射出用推薬は、前記疑似標的弾を発射
    するための推進用装薬の燃焼により点火される起爆遅延
    手段により点火されることを特徴とする、請求項1乃至
    4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 【請求項6】起爆/解体を行うために火薬技術的な装薬
    が用いられ、この火薬技術的な装薬は、前記射出部分用
    の射出用推薬の燃焼により点火される起爆遅延手段によ
    り点火されることを特徴とする、請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】前記起爆/解体ユニットの火薬技術的装薬
    は、射出部分の中央に配置されるとともに噴出開口を有
    するパイプ内で燃え尽きることを特徴とする、請求項6
    に記載の方法。
  8. 【請求項8】双極子パケットが用いられ、この双極子パ
    ケットは噴出されたとき直ちに開くように配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】双極子パケットが用いられ、この双極子パ
    ケットは、少なくとも1つの熱シールドにより噴出時の
    熱から保護されていることを特徴とする、請求項1乃至
    8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】前記RFアクティブマスの全体にわたっ
    て延びる耐熱性があり柔軟性のある少なくとも1つの薄
    片が、前記熱シールドとしてそれぞれ用いられているこ
    とを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】双極子パケットが用いられ、この双極子
    パケットは、耐熱性のある薄片により少なくとも互いに
    分離され、双極子パケットが互いにスライドして入りこ
    まないようにされていることを特徴とする、請求項8乃
    至10のいずれか一項に記載の方法。
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