JP3181169U - マイヤー編み生地を用いた電気暖房器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】マイヤー編み生地のセンターカットを行わず、その編成において、ヒータ線を挿入するトンネルを、重量軽減を図りながら簡単な構造で得ることが出来るようにし、コスト低減を達成すると共に使用に際しては風合い、肌触りのいい毛布でありながら、毛羽による圧迫感を軽減できるマイヤー編み生地を用いた電気暖房器具を提供する。
【解決手段】ヒータ線31をジグザグ状態に配置できる複数条のトンネル部30と連結部29とが、上編地24と下編地27とに亘って編み込まれた複数本の連結糸28によって形成されており、トンネル部30にヒータ線31が挿通され、上編地24と下編地27の少なくとも一方の外側面が起毛処理されている。
【選択図】図2
【解決手段】ヒータ線31をジグザグ状態に配置できる複数条のトンネル部30と連結部29とが、上編地24と下編地27とに亘って編み込まれた複数本の連結糸28によって形成されており、トンネル部30にヒータ線31が挿通され、上編地24と下編地27の少なくとも一方の外側面が起毛処理されている。
【選択図】図2
Description
本考案は、マイヤー編み生地を用いた電気暖房器具の改良に関する。
風合い、肌触りのいいマイヤー編み毛布は、電気毛布等の電気暖房器具の高級品として、市場に出荷されていた。従来のマイヤー編み電気毛布の構造としては、例えば、特開2005−290626に記載されているような電気毛布は、発熱体織布を生地として使用し、この発熱体織布生地の上面及び下面にマイヤー編みした生地(センターカットされたもの)を重ね合わせ、重ね合わせた外周囲にヘムをあて、発熱体織布生地とマイヤー編みした生地を挟に込んでミシンで縫い合わせ、一体にしてマイヤー編み電気毛布を生産していたものである。
こうした従来技術の一例について、図6から図11に基づいて説明する。
先ず、図8に示すように、マイヤー編み生地は、上編地11と下編地12(上、下は対象的であるので、上、下の区別はないが、便宜上、このように呼称することにする)間に隙間Sを開け、仕上がれば毛足が長く、風合い、肌触り感触のよい毛羽糸13を上基布11と下基布12に、両者を繋ぐパイル糸を編みこんでいく。編みあがれば隙間Sの中心位置でカッター14を入れ、センターカットすることで2つに分離し、2枚のマイヤー編み生地15とマイヤー編み生地16が出来上がる。
しかる後、前記マイヤー編み生地15とマイヤー毛布生地16は、それぞれ単独で、又は、背中合わせに逢着し、そのセンターカットされたパイル糸を起毛処理することで、図7に示すように毛羽立たせて用いられるのである。
先ず、図8に示すように、マイヤー編み生地は、上編地11と下編地12(上、下は対象的であるので、上、下の区別はないが、便宜上、このように呼称することにする)間に隙間Sを開け、仕上がれば毛足が長く、風合い、肌触り感触のよい毛羽糸13を上基布11と下基布12に、両者を繋ぐパイル糸を編みこんでいく。編みあがれば隙間Sの中心位置でカッター14を入れ、センターカットすることで2つに分離し、2枚のマイヤー編み生地15とマイヤー編み生地16が出来上がる。
しかる後、前記マイヤー編み生地15とマイヤー毛布生地16は、それぞれ単独で、又は、背中合わせに逢着し、そのセンターカットされたパイル糸を起毛処理することで、図7に示すように毛羽立たせて用いられるのである。
上述のマイヤー編み生地15とマイヤー毛布生地16を背中合わせとして、電気毛布に用いる場合の構成について、先ず、図7及び図9に基づいて述べる。
1は、袋織り織布で構成される発熱体織布生地であって、上生地7と下生地8からなり、ジグザグ状のトンネル部2と、トンネル部を形成するため袋織り部の上生地7と下生地8とを綴じ合わす接結部3とで構成されている。
1は、袋織り織布で構成される発熱体織布生地であって、上生地7と下生地8からなり、ジグザグ状のトンネル部2と、トンネル部を形成するため袋織り部の上生地7と下生地8とを綴じ合わす接結部3とで構成されている。
図10及び図11に示すように、袋織り織布の構造は、横糸4及び縦糸5で交織し、上織布7と下織布8に袋織りされる。6は縦糸5と同じ方向に挿入される接結糸で、接結部3を構成するときは袋織り部の上織布7と下織布8の横糸4に交織し綴じ合わされ、その結果接結部3が出来る。トンネル部を作る部分は、接結糸6は上織布7または下織布8の縦糸5の一部として織り込む。接結糸6は複数本連続して並べて挿入するため、接結される部分は一定の幅が出来る。トンネル部2にはヒ−タ線9が挿入され発熱体織布生地の一端には電気的接続するためのジョイントボックス10が接続される。
図6、図7は、上述した従来例のマイヤー編み生地を用いた電気毛布の構造について示し、ヒータ線9を挿入した発熱体織布生地1の上下に、長めの毛羽糸13が外にくるようにマイヤー毛布生地15,16を、背中合わせにして一対重ね合わせ、発熱体織布生地1とマイヤー毛布生地15,16の外周に縁布(マチ)17を巻き、発熱体織布生地1に、2枚のマイヤー毛布生地15,16及び縁布17を縫い糸18で縫い合わせ、マイヤー編み生地を使用したマイヤー電気毛布が出来上がる。この場合長手の起毛されたパイル糸13が外側に来ているため、風合い、肌触りのいい高級な電気毛布となる。
従来技術としては、次の文献を挙げることができる。
特開2005−290626号 特開2004−236898号
しかしながら、前記従来の構成のマイヤー編み電気毛布では、ヒータ線を挿入した発熱体織布生地とマイヤー毛布生地を2重に使用しているので、次のような課題を有していた。
(1)重量が重くなり、使用中、使用者に圧迫感を与えるようなマイヤー電気毛布を提供することになる。
(2)マイヤー電気毛布を使用中、発熱体織布生地にしわが出来たり、折りたたんだりして過熱するような状態になっていても、マイヤー編み生地で隠れているため発熱体織布生地が目視できず、広げなおすことをしないため、過熱するような状態のまま使用し続ける。
(3)また、従来技術においては、マイヤー毛布生地のパイル糸13をマイヤー編み電気毛布の最も外側になるように重ねて外周囲を縫製しているので、毛足の長い毛羽を作ることが出来るので、より風合良く、肌触りのよいマイヤー編み電気毛布が提供できることになるが、起毛処理によって毛足が長くなり過ぎる嫌いがあり、就寝用に使用したときなどに圧迫感を与え、かえって眠りにくくなる。
(4)引用例の特開2005−290626に記載される電気毛布と対比して、コストアップの要因となる。
(1)重量が重くなり、使用中、使用者に圧迫感を与えるようなマイヤー電気毛布を提供することになる。
(2)マイヤー電気毛布を使用中、発熱体織布生地にしわが出来たり、折りたたんだりして過熱するような状態になっていても、マイヤー編み生地で隠れているため発熱体織布生地が目視できず、広げなおすことをしないため、過熱するような状態のまま使用し続ける。
(3)また、従来技術においては、マイヤー毛布生地のパイル糸13をマイヤー編み電気毛布の最も外側になるように重ねて外周囲を縫製しているので、毛足の長い毛羽を作ることが出来るので、より風合良く、肌触りのよいマイヤー編み電気毛布が提供できることになるが、起毛処理によって毛足が長くなり過ぎる嫌いがあり、就寝用に使用したときなどに圧迫感を与え、かえって眠りにくくなる。
(4)引用例の特開2005−290626に記載される電気毛布と対比して、コストアップの要因となる。
本考案は、マイヤー編み生地を用いた毛布などの暖房器具に関する改良考案で、マイヤー編み生地のセンターカットを行わず、その編成において、ヒータ線を挿入するトンネルを、重量軽減を図りながら簡単な構造で得ることが出来るようにし、コスト低減を達成すると共に使用に際しては風合い、肌触りのいい毛布でありながら、毛羽による圧迫感を軽減できるところのマイヤー編み生地を使用した暖房器具を提供することを目的とする。
本考案にかかるマイヤー編み生地を使用した暖房器具は、上記目的を達成するために、マイヤー編み生地を用い、ヒータ線(31)を備えるところの電気暖房器具であって、
前記マイヤー編み生地の上編地(24)と下編地(27)を構成する編糸の少なくとも一部に起毛処理可能な繊維糸が用いられ、
前記ヒータ線(31)をジグザグ状態に配置できる複数条のトンネル部(30)と連結部(29)とが、上編地(24)と下編地(27)とに亘って編み込まれた複数本の連結糸(28)によって形成されており、
前記トンネル部(30)にヒータ線(31)が挿通され、前記上編地(24)と下編地(27)の少なくとも一方の外側面が起毛処理されている、
という解決手段を講じたものである。
前記マイヤー編み生地の上編地(24)と下編地(27)を構成する編糸の少なくとも一部に起毛処理可能な繊維糸が用いられ、
前記ヒータ線(31)をジグザグ状態に配置できる複数条のトンネル部(30)と連結部(29)とが、上編地(24)と下編地(27)とに亘って編み込まれた複数本の連結糸(28)によって形成されており、
前記トンネル部(30)にヒータ線(31)が挿通され、前記上編地(24)と下編地(27)の少なくとも一方の外側面が起毛処理されている、
という解決手段を講じたものである。
本考案において、上編地と下編地とは、両面対称の構造であるマイヤー編み地の地編組織部を指し、本来、上、下の区別がないが、説明を容易にするための便宜上の呼称としたものである。
また、起毛処理可能な繊維とは、天然繊維、合成繊維、マイクロファイバーなど、マイヤー編み機に使用可能で、起毛機にかけられたときに毛羽立て出来る繊維状である公知のものを指す。
尚、逆の起毛処理不能な繊維とは、この考案では、起毛が全く出来ないというものではなく、硬質、或いは繊維状でない起毛に不適であるものを言う。
また、起毛処理可能な繊維とは、天然繊維、合成繊維、マイクロファイバーなど、マイヤー編み機に使用可能で、起毛機にかけられたときに毛羽立て出来る繊維状である公知のものを指す。
尚、逆の起毛処理不能な繊維とは、この考案では、起毛が全く出来ないというものではなく、硬質、或いは繊維状でない起毛に不適であるものを言う。
本考案によれば、マイヤー編み生地のセンターカットを行わず、且つ、従来の発熱体織布生地を用いないで、そのマイヤー編み生地の編成において、連結糸によって上編地と下編地を複数条に連結することで、ヒータ線を挿入するトンネルを、重量軽減を図りながら簡単な構造で得ることができるようにし、コスト低減を達成すると共に使用に際しては、上編地と下編地の少なくとも一方の外側面を起毛処理することで、風合い、肌触りのいい毛布でありながら、従来の長い毛羽による圧迫感を軽減できる利点がある。
また、従来の発熱体織布生地を介さず、マイヤー編み生地にヒータ−線を直接配線しているために、マイヤー編み暖房器具の使用状態をたえず目視でき、たとえば折りたたんだ状態で使用しておれば、使用者は広げなおすなど、正しい使用状態で安全に布製暖房器具使用することが出来る。
本考案のその他の利点は、以下の実施例の説明から明らかとなろう。
また、従来の発熱体織布生地を介さず、マイヤー編み生地にヒータ−線を直接配線しているために、マイヤー編み暖房器具の使用状態をたえず目視でき、たとえば折りたたんだ状態で使用しておれば、使用者は広げなおすなど、正しい使用状態で安全に布製暖房器具使用することが出来る。
本考案のその他の利点は、以下の実施例の説明から明らかとなろう。
本考案の実施に際しては、前記連結糸(28)が、複数条並列に編み上げられ、上編地(24)と下編地(27)とに交互に編み上げられる部分で前記連結部(29)が構成され、上編地(24)又は下編地(27)の何れかと交編される部分で前記トンネル部(30)が構成されていることが好ましい。
このように、前記連結糸(28)の上編地(24)又は下編地(27)に対する編み込みを筬(ニードル)の稼動を調整することで、連結部(29)とトンネル部(30)とを編成することができるので、コストを上げることなく実施できる。尚、このような編み込みの調整は、当該マイヤー編み機の技術においては、当業者が選択して成し得る範囲のものである。
このように、前記連結糸(28)の上編地(24)又は下編地(27)に対する編み込みを筬(ニードル)の稼動を調整することで、連結部(29)とトンネル部(30)とを編成することができるので、コストを上げることなく実施できる。尚、このような編み込みの調整は、当該マイヤー編み機の技術においては、当業者が選択して成し得る範囲のものである。
更に、前記連結糸(28)が、起毛処理が出来ない(不適の)繊維糸で構成され、且つ、マイヤー編み生地の長手方向の側辺が前記連結部(29)とされ、その幅方向の一側辺が所定の間隔を隔て、他側辺は前記トンネル部(30)を隔てて前記連結部(29)が設けられていることが好ましい。
このように構成することで、起毛不適の前記連結糸(28)によって、マイヤー編み生地の周縁の強度を上げることで全体の型崩れを未然に回避させることができると共にこの連結糸(28)が容易に起毛(繊維のバラけ)されないことで、上編地(24)と下編地(27)との連結強度を長期に亘って維持でき、以って、マイヤー編み生地の耐久性を向上させ得る。
このように構成することで、起毛不適の前記連結糸(28)によって、マイヤー編み生地の周縁の強度を上げることで全体の型崩れを未然に回避させることができると共にこの連結糸(28)が容易に起毛(繊維のバラけ)されないことで、上編地(24)と下編地(27)との連結強度を長期に亘って維持でき、以って、マイヤー編み生地の耐久性を向上させ得る。
以下、本考案のマイヤー編み生地を用いた電気暖房器具を電気毛布に適用した場合の実施例について、図1乃至図5に基づいて詳述する。
先ず、図3、図4、図5に基づき説明すると、部材番号の21は、マイヤー編み生地の上編地の上縦糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維、ここでは化繊で構成されている。
先ず、図3、図4、図5に基づき説明すると、部材番号の21は、マイヤー編み生地の上編地の上縦糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維、ここでは化繊で構成されている。
公知のマイヤー編機によって編成されるのであるが、部材番号23,23は、同マイヤー編み生地の上編地の上横糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る同様の繊維(または起毛することが出来ない又は不適の繊維でも良い)で構成され、前記上縦糸21と交編され上編地24として仕上げる。
25は、マイヤー編み生地の下編地の下縦糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維で構成される。26,26は、同マイヤー編み生地の下編地の下横糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維(または起毛することが出来ない繊維でも可)で構成され、前記下縦糸25と交編され下編地27として仕上げる。
25は、マイヤー編み生地の下編地の下縦糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維で構成される。26,26は、同マイヤー編み生地の下編地の下横糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維(または起毛することが出来ない繊維でも可)で構成され、前記下縦糸25と交編され下編地27として仕上げる。
28は、マイヤー編み生地の上編地24と下編地27間を接結する接結糸で、起毛加工によって起毛毛羽22を作ることが出来る繊維(または起毛することが出来ない繊維でも可)で構成され、上横糸23及び下横糸26と同方向に編みこみ、上編地24と下編地27と交編して仕上げる。
そして、前記接結糸28は、複数条並列に交編され、上編地24と下編地27と交編される部分は接結部29を構成し、上編地24または下編地27のどちらかと交編され部分はトンネル部30を作る。このような編成は、ニードル(筬)の送り調整で行うことができるが、当業者において容易に理解されることであるので、その詳細説明はここでは省略する。
また、上編地24の外側面、下編地27の外側面は、起毛機で毛羽立てて起毛毛羽22を形成し、マイヤー毛布の持つ風合い、肌触りのよさを作り出す。これは、従来のセンターカットによるパイル糸の起毛ではない。また、ヒーリング加工(艶出し加工)などの必要な後工程は、適宜実施してよいものである。
そして、ジグザグに形成された前記トンネル部30には、ヒーター線31が挿入され、マイヤー編み生地の一端には外部と電気接続するためのジョイントボックス32が設けられる。
また、上編地24の外側面、下編地27の外側面は、起毛機で毛羽立てて起毛毛羽22を形成し、マイヤー毛布の持つ風合い、肌触りのよさを作り出す。これは、従来のセンターカットによるパイル糸の起毛ではない。また、ヒーリング加工(艶出し加工)などの必要な後工程は、適宜実施してよいものである。
そして、ジグザグに形成された前記トンネル部30には、ヒーター線31が挿入され、マイヤー編み生地の一端には外部と電気接続するためのジョイントボックス32が設けられる。
図1及び図2に示すように、前記ヒーター線31を配線したマイヤー編み生地の外周囲には縁布(ヘム)33が巻かれ、ミシン糸34を用いて前記上編地24,下編地27,及び縁布33を一体に縫製する。しかし、マイヤー編み生地の外周囲に縁布33を使用しないで、ミシンのかがり縫いで仕上げるようにしてもよい。
このように、本考案の実施に際し、前記連結糸28が、複数条(ここでは4列)並列に編み上げられ、上編地24と下編地(27)とに交編される部分で前記連結部29が構成され、上編地24又は下編地27の何れかと交編される部分で前記トンネル部30が構成されているのである。
尚、前記連結糸28が、起毛処理が出来ない繊維糸で構成され、且つ、図3に示すように、マイヤー編み生地の長手方向の側辺が前記連結部29とされ、その幅方向の一側辺が所定の間隔を隔て、他側辺は前記トンネル部30を隔てて前記連結部29が設けられるようにしてもよい。
尚、前記連結糸28が、起毛処理が出来ない繊維糸で構成され、且つ、図3に示すように、マイヤー編み生地の長手方向の側辺が前記連結部29とされ、その幅方向の一側辺が所定の間隔を隔て、他側辺は前記トンネル部30を隔てて前記連結部29が設けられるようにしてもよい。
本考案は、マイヤー編み生地を利用する電気暖房器具であり、毛布、マット、フットウォーマ、その他のヒータ線を用いる種々の形態の器具に応用可能である。
21・・・上縦糸
22・・・起毛毛羽
23・・・上横糸
24・・・上編地
25・・・下縦糸
26・・・下横糸
27・・・下編地
28・・・接結糸
29・・・接結部
30・・・トンネル部
31・・・ヒータ線
32・・・ジョイントボックス
33・・・縁布
34・・・ミシン糸
22・・・起毛毛羽
23・・・上横糸
24・・・上編地
25・・・下縦糸
26・・・下横糸
27・・・下編地
28・・・接結糸
29・・・接結部
30・・・トンネル部
31・・・ヒータ線
32・・・ジョイントボックス
33・・・縁布
34・・・ミシン糸
Claims (3)
- マイヤー編み生地を用い、ヒータ線(31)を備えるところの電気暖房器具であって、
前記マイヤー編み生地の上編地(24)と下編地(27)を構成する編糸の少なくとも一部に起毛処理可能な繊維糸が用いられ、
前記ヒータ線(31)をジグザグ状態に配置できる複数条のトンネル部(30)と連結部(29)とが、上編地(24)と下編地(27)とに亘って編み込まれた複数本の連結糸(28)によって形成されており、
前記トンネル部(30)にヒータ線(31)が挿通され、前記上編地(24)と下編地(27)の少なくとも一方の外側面が起毛処理されている、
ことを特徴とするマイヤー編み生地を用いた電気暖房器具。 - 前記連結糸(28)が、複数条並列に編み上げられ、上編地(24)と下編地(27)とに交互に編み上げられる部分で前記連結部(29)が構成され、上編地(24)又は下編地(27)の何れかと交編される部分で前記トンネル部(30)が構成されていることを特徴とする請求項1に記載のマイヤー編み生地を用いた電気暖房器具。
- 前記連結糸(28)が、起毛処理が出来ない繊維糸で構成され、且つ、マイヤー編み生地の長手方向の側辺が前記連結部(29)とされ、その幅方向の一側辺が所定の間隔を隔て、他側辺は前記トンネル部(30)を隔てて前記連結部(29)が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマイヤー編み生地を用いた電気暖房器具。
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