JP3180950B2 - 回転霧化頭型塗装装置 - Google Patents

回転霧化頭型塗装装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の車
体等の被塗物を塗装するのに用いて好適な回転霧化頭型
塗装装置に関し、特に塗装機と塗装機ホルダの着脱を容
易にした回転霧化頭型塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、回転霧化頭型塗装装置は、回転
霧化頭を備えた塗装機を塗装機ホルダによって、塗装用
ロボット、レシプロケータ、固定スタンド等に取付けて
使用される。ここで、従来技術による回転霧化頭型塗装
装置(以下、塗装装置という)について、図9、図10
に基づいて説明する。
【0003】1はアース電位にある被塗物(図示せず)
に向けて塗料を噴霧する塗装機を示し、該塗装機1は例
えば軸線に対して屈曲した方向に塗料を噴霧するための
ベンド型塗装機として構成されている。また、該塗装機
1は、後述するハウジング2、エアモータ3、回転霧化
頭4、シェーピングエアリング5、高電圧発生器9から
大略構成されている。
【0004】2はエアモータ3、高電圧発生器9等を覆
うように設けられた段付円柱状のハウジングを示し、該
ハウジング2は軸方向中間部で屈曲して形成され、その
先端側にはエアモータ3を収容するモータ収容空間2A
が形成され、ハウジング2の外周側には軸方向中間部か
ら基端側までの間を縮径させることによりチューブ巻回
部2Bが形成されている。
【0005】3はハウジング2のモータ収容空間2A内
に収容されたエアモータで、該エアモータ3は、モータ
ハウジング3Aと、該モータハウジング3A内にエア軸
受を介して回転可能に支持された中空の回転軸3Bと、
該回転軸3Bの基端側に固定されたエアタービン3Cと
から大略構成されている。そして、エアモータ3は、エ
ア供給通路を通してエアタービン3Cにエアを供給する
ことにより、回転軸3Bと回転霧化頭4を、例えば2万
〜4万rpm で高速回転させるものである。
【0006】4はエアモータ3の回転軸3B先端側に取
付けられた回転霧化頭で、該回転霧化頭4は、エアモー
タ3によって高速回転された状態で後述の塗料フィード
チューブ6を通して塗料を供給することにより、その塗
料を遠心力によって周縁から噴霧するものである。
【0007】5は回転霧化頭4を囲繞するようにハウジ
ング2の先端側に設けられたシェーピングエアリング
で、該シェーピングエアリング5には、シェーピングエ
アを回転霧化頭4から噴霧される塗料に向けて噴出する
複数個のエア吐出孔5Aが穿設されている。
【0008】また、6はエアモータ3の回転軸3B内に
挿通された塗料フィードチューブ、7はハウジング2の
チューブ巻回部2B外周側に位置して設けられたスパイ
ラルチューブで、該スパイラルチューブ7は塗料フィー
ドチューブ6に接続されている。8はエア供給チューブ
で、該エア供給チューブ8はシェーピングエアリング5
にシェーピングエアを供給し、またエアモータ3にター
ビンエアを供給するものである。
【0009】9はハウジング2の基端側に内蔵された高
電圧発生器で、該高電圧発生器9は、複数のコンデン
サ、ダイオード(いずれも図示せず)からなる多倍圧回
路(所謂、コッククロフト回路)によって構成され、例
えば−90〜−120kVの高電圧を発生する。そし
て、この高電圧はエアモータ3を通して塗料フィードチ
ューブ6を流通する塗料に印加され、該塗料を高電圧に
帯電させる。また、高電圧発生器9には電圧用端子9A
が後述の取付プレート11から突設している。
【0010】10はチューブ巻回部2Bを覆うようにハ
ウジング2に取付けられたチューブカバーで、該チュー
ブカバー10はチューブ巻回部2Bに設けられたスパイ
ラルチューブ7、エア供給チューブ8を保護するもので
円筒状に形成されている。また、チューブカバー10の
基端側外周には径方向外向に環状段部10Aが形成さ
れ、該環状段部10Aは後述の固定用ナット12に係合
するものである。
【0011】11はハウジング2の基端側に位置して該
ハウジング2と一体に形成された取付プレートで、該取
付プレート11は、後述する塗装機ホルダ14に塗装機
1を取付けるときに、塗装機ホルダ14のホルダプレー
ト16に衝合するものである。
【0012】12は塗装機1の外周に位置した大径な固
定用ナットで、該固定用ナット12は塗装機ホルダ14
のおねじ部15Bにチューブカバー10の環状段部10
Aを挟んで螺合することにより、塗装機1を塗装機ホル
ダ14に対して固着するものである。
【0013】13はハウジング2の軸方向に穿設され、
後述する光ファイバ18が挿入される光ファイバ挿入通
路を示し、該光ファイバ挿入通路13は、基端側が取付
プレート11に開口し、先端側がエアモータ3のエアタ
ービン3C近傍まで伸長して形成されている。また、該
光ファイバ挿入通路13は基端側の直線部分が大径穴1
3Aとなり、屈曲付近から先端側の曲線通路が小径穴1
3Bとなる。
【0014】14は塗装機ホルダを示し、該塗装機ホル
ダ14は、後述する支持筒体15と、該支持筒体15を
施蓋するホルダプレート16とから大略構成されてい
る。
【0015】15は塗装機ホルダ14の外形をなし、塗
装機1を支持する支持筒体で、該支持筒体15の開口部
のうち、ホルダプレート16によって施蓋される一方の
開口部には、筒部15Aが突設され、該筒部15Aの外
周面にはおねじ部15Bが形成されている。また、該支
持筒体15の他方の開口部は、塗装用ロボット、レシプ
ロケータ等(位置ずれも図示せず)に取付けるための治
具となっている。
【0016】16は支持筒体15の開口部を施蓋するホ
ルダプレートで、該ホルダプレート16は固着ねじ(図
示せず)によって支持筒体15に固着されている。ま
た、ホルダプレート16には、エアホース、塗料ホー
ス、高電圧発生器用電線等の管路17,17,…が配設
され、これらの開口位置は取付プレート11に開口した
各通路に一致させて形成されている。
【0017】18は例えば光を透過するガラスまたは透
明プラスチックの素材を非透光性の材料で被覆した光フ
ァイバを示し、該光ファイバ18は、基端側が硬質樹脂
で被覆された非可撓性となる大径部18Aと、先端側が
可撓性を有する小径部18Bとから構成され、該小径部
18Bは柔らかくするためにファイバケーブルの素材の
まま用いられている。そして、光ファイバ18の基端側
は継手19によってホルダプレート16に取付けられて
いる。
【0018】ここで、光ファイバ18は、小径部18B
を塗装機1の光ファイバ挿入通路13内に挿入すること
により、その先端側がエアモータ3のエアタービン3C
近傍に伸長している。そして、投光用ファイバを通して
エアタービン3Cに当たる光は、エアタービン3Cで反
射するから、この反射波をエアタービン3Cの回転数を
表す光信号として受光用ファイバを通して外部の制御盤
に送信する。
【0019】このように構成される塗装装置は、エアモ
ータ3によって回転霧化頭4を高速回転させた状態で、
供給された塗料を該回転霧化頭4から噴霧する。このと
き、高電圧発生器9から発生する高電圧を用いて塗料を
帯電させているから、回転霧化頭4から噴霧される帯電
塗料粒子は、アース電位にある被塗物との間に形成され
た静電界に沿って飛行させ、被塗物への塗着効率を高め
ることができる。
【0020】また、この従来技術では、光ファイバ18
により、エアタービン3C(回転霧化頭4)の回転数を
光信号として外部に送信し、外部の制御盤で回転霧化頭
4の回転数を監視している。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による回転霧化頭型塗装装置では、塗装機1と塗
装機ホルダ14とを分離しているとき、光ファイバ18
は塗装機ホルダ14のホルダプレート16から突出した
状態にある。このため、塗装機1をホルダプレート16
に取付ける場合、光ファイバ18を光ファイバ挿入通路
13に挿入しなくてはならない。
【0022】この際、光ファイバ挿入通路13内に挿入
される光ファイバ18は、その先端を光ファイバ挿入通
路13が曲線通路となる小径穴13Bに挿入するため、
その先端は非常に柔らかい可撓性を有する小径部18B
として形成している。このため、光ファイバ18の挿入
時に小径穴13Bによって、小径部18Bが折れ曲がっ
てしまうという問題がある。
【0023】また、光ファイバ18を光ファイバ挿入通
路13内に挿入するとき、光ファイバ挿入通路13の大
径穴13A内面が大径部18Aに接触して塗装機1の重
量(例えば、5.6kg)が大径部18Aに直接かか
り、大径部18Aが破損する虞れがある。
【0024】さらに、これらの不具合を防止するために
は、塗装機1の交換作業を一人で行うことは困難とな
り、二人以上の作業になると共に、慎重な作業が必要と
なり、作業時間が長くなるという問題がある。
【0025】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は塗装機を塗装機ホルダから容易
に着脱することのできる回転霧化頭型塗装装置を提供す
ることを目的としている。
【0026】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明による回転霧化頭型塗装装置は、ハウジ
ング内に回転軸を回転駆動するエアモータが設けられ、
前記ハウジングの先端側に位置して前記回転軸に回転霧
化頭が取付けられた塗装機と、該塗装機の基端側に位置
して設けられた取付プレートと、該取付プレートに衝合
されるホルダプレートを有する塗装機ホルダと、前記塗
装機から該塗装機ホルダを通して外部に向けて設けら
、前記回転霧化頭の回転数を光信号として送信する光
信号送信手段とから構成したことにある。
【0027】そして、請求項1の発明が採用する手段の
特徴は、信号送信手段、塗装機内に埋設され、先端
が塗装機のエアモータ近傍まで伸長し後端が取付プレー
トの位置に延在した塗装機側光ファイバと、前記塗装機
の取付プレートに設けられ、該塗装機側光ファイバの後
端が取付けられた塗装機側継手と、塗装機ホルダに設け
られ、先端が前記塗装機ホルダのホルダプレートの位置
に延在し後端が前記塗装機ホルダ外に伸長したホルダ側
光ファイバと、前記塗装機ホルダのホルダプレートに設
けられ、前記塗装機側継手と接続すべく該ホルダ側光フ
ァイバの先端に取付けられたホルダ側継手とからなり、
前記塗装機側継手とホルダ側継手とは、前記取付プレー
トと前記ホルダプレートに形成される塗料および溶剤通
路の接続衝合面よりも凹凸に形成されている構成した
ことにある。
【0028】このように構成することにより、塗装機ホ
ルダのホルダプレートに塗装機の取付プレートを衝合さ
せて塗装機ホルダに塗装機を取付ける場合、塗装機側継
手とホルダ側継手とを同時に接続でき、塗装機側光ファ
イバとホルダ側光ファイバとを接続できる。そして、前
塗装機側光ファイバの先端をエアモータ近傍まで延ば
すことにより、回転霧化頭の回転数等を光信号として外
部に送信することができる。
【0029】請求項2の発明では、塗装機側継手は塗装
機側光ファイバ端を取付プレートに穿設した継手取
付孔から突出させて設け、ホルダ側継手はホルダ側光フ
ァイバの先端をホルダプレートに穿設した継手取付孔の
奥側に位置させて設ける構成としたことにある。
【0030】このように、塗装機側光ファイバ端を
取付プレートの継手取付孔から突出させることにより、
塗装機側継手は取付プレートに対して凸形状となる。ま
ホルダ側光ファイバの先端をホルダプレートの継手
取付孔の奥側に位置させることにより、ホルダ側継手は
ホルダプレートに対して凹形状となる。そして、これら
塗装機側継手とホルダ側継手とは、互いに接続したと
に凹凸嵌合となって、継手の周方向への位置ずれを規
制することができる。
【0031】請求項3の発明では、塗装機側継手に
装機側光ファイバ端に固着されたコネクタを設け、
ホルダ側継手にホルダ側光ファイバの先端に固着され
たコネクタを設け、前記塗装機側継手とホルダ側継手と
のうち少なくとも一方の継手には一方のコネクタを他
方のコネクタに向けて付勢する付勢手段を設けたことに
ある。
【0032】このように、塗装機側継手とホルダ側継手
のうち少なくともいずれか一方の継手には、一方のコネ
クタを他方のコネクタに向けて付勢する付勢手段を設け
たから、塗装機側継手とホルダ側継手とを接続したとき
に、コネクタ同士を押付けて衝合させることができ、互
いのコネクタの軸方向の位置ずれを規制することができ
る。
【0033】請求項4の発明では、塗装機側継手とホル
ダ側継手のコネクタ先端には光ファイバの先端が凸形状
をなした接続突起を設け、塗装機側継手とホルダ側継手
のうち一方の継手の接続突起近傍には、他方の接続突起
が挿入されるテーパ状をした挿入ガイドを形成したこと
にある。
【0034】このように、一方の接続突起近傍にはテー
パ状をなした挿入ガイドを形成することにより、塗装機
側継手とホルダ側継手とを接続するときには、他方の接
続突起を挿入ガイドに沿って挿入することができ、接続
突起の周方向への位置ずれを規制することができる。
【0035】さらに、請求項5の発明によると塗装機
側継手は取付プレートに対して凸状となり、ホルダ側継
手はホルダプレートに対して凹状となり、これらの塗装
機側継手とホルダ側継手とは、前記取付プレートとホル
ダプレートに形成される塗料および溶剤通路の接続衝合
面よりも凹凸に形成される構成したことにある。
【0036】このように構成することにより、塗装機ホ
ルダのホルダプレートに塗装機の取付プレートを衝合さ
せて塗装機ホルダに塗装機を取付けるときに、凸状をな
す塗装機側継手を凹状のホルダ側継手に対し凹凸嵌合さ
せるように同時に接続できる。これによって、塗装機側
光ファイバとホルダ側光ファイバとを接続することがで
き、回転霧化頭の回転数等を光信号として外部に送信す
ることができる。
【0037】
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る回転霧化頭型
塗装装置の実施の形態を、図1ないし図8に基づいて、
詳細に説明する。なお、本実施の形態では前述した従来
技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を
省略するものとする。
【0039】21は実施の形態に係る塗装機を示し、該
塗装機21は従来技術による塗装機1とほぼ同様に、軸
線に対して屈曲した方向に塗料を噴霧するためのベンド
型塗装機として構成されている。
【0040】22はハウジングで、該ハウジング22は
軸方向中間部で屈曲して形成され、先端側にはエアモー
タ3を収容するモータ収容空間22Aが形成され、基端
側には縮径させることによりチューブ巻回部22Bが形
成されている。
【0041】また、ハウジング22には、エアモータ
3、高電圧発生器9、スパイラルチューブ23、エア供
給チューブ24等が内設され、ハウジング22内には、
エア供給通路、塗料供給通路(いずれも図示せず)、後
述する光ファイバ収容穴27等が形成されている。
【0042】25はチューブ巻回部22Bを覆うように
ハウジング22に取付けられたチューブカバーで、該チ
ューブカバー25はチューブ巻回部22Bに設けられた
スパイラルチューブ23、エア供給チューブ24を保護
するもので円筒状に形成されている。また、チューブカ
バー25の基端側外周には径方向外向に環状段部25A
が形成され、該環状段部25Aは固定用ナット12に係
合するものである。
【0043】26は塗装機21の基端側に形成され、後
述する塗装機ホルダ37のホルダプレート39に衝合さ
れる取付プレートで、該取付プレート26には塗装機側
継手31を取付ける継手取付孔26Aと、該塗装機側継
手31をねじ止するためのねじ挿通穴26B,26Bと
が穿設されると共に、これらと異なる位置には後述する
各位置決めピン39Cが挿入される一対の位置決め穴2
6C(一方のみ図示)が形成されている。また、ほぼ中
央部には高電圧発生器9の電圧用端子9Aが突出して設
けられている。
【0044】27はハウジング22の軸方向に穿設さ
れ、後述する塗装機側光ファイバ28が挿入される光フ
ァイバ収容穴で、該光ファイバ収容穴27は、基端側が
チューブ巻回部22Bに開口し、先端側がエアモータ3
のエアタービン3C近傍まで伸長して形成されている。
また、該光ファイバ収容穴27は基端側が直線部27A
となり、先端側が屈曲部27Bとなる。
【0045】28は塗装機21側に収容された塗装機側
信号線としての塗装機側光ファイバを示し、該塗装機側
光ファイバ28は、ハウジング22の光ファイバ収容穴
27内に収容される部分と、チューブ巻回部22Bの空
間に跨いで配設される部分と、取付プレート26に固着
される部分とに別れる。ここで、塗装機側光ファイバ2
8は、投光用ファイバ28Aと受光用ファイバ28Bの
2本からなり、その先端はコネクタ29によって結束さ
れ、後端はコネクタ30によって結束されている。ま
た、塗装機側光ファイバ28の先端に位置したコネクタ
29が光ファイバ収容穴27を通して、エアモータ3の
エアタービン3C近傍に伸長し、後端に位置したコネク
タ30は後述する塗装機側継手31の一部として取付プ
レート26から突出される。
【0046】ここで、前記コネクタ30は、図2に示す
ように、投光用ファイバ28A、受光用ファイバ28B
を挿通する2本の穴を有する円柱状に形成され、その外
周には鍔部30Aが設けられると共に、コネクタ30の
先端面には投光用ファイバ28A、受光用ファイバ28
Bがそのまま突出され、その突出部分が小径円柱状をし
た接続突起28A1 ,28B1 となり、その接続突起2
8A1 ,28B1 は突出寸法aとなっている。
【0047】31は取付プレート26の継手取付孔26
Aに設けられた塗装機側継手を示し、該塗装機側継手3
1は、塗装機側光ファイバ28を取付プレート26に固
定すると共に、後述のホルダ側継手47と接続すること
により、塗装機側光ファイバ28とホルダ側光ファイバ
45を通して回転霧化頭4の回転数を光信号として外部
の制御盤に送信するものである。
【0048】ここで、塗装機側継手31は、図2に示す
ように、段付円柱状をした柱状体32と、該柱状体32
を覆うように設けられた段付筒状をした筒状体33と、
該筒状体33と柱状体32との間に配置された塗装機側
光ファイバ28のコネクタ30と、該コネクタ30を後
側に向けて付勢するばね34とから大略構成されてい
る。
【0049】また、前記柱状体32は、継手取付孔26
Aよりも小径に形成された円柱部32Aと、該円柱部3
2Aの軸方向に穿設された2本のファイバ挿通穴32B
と、前記円柱部32Aの前側外周に形成されたフランジ
部32Cと、該フランジ部32Cに位置して円柱部32
Aの径方向に離間して穿設され、内周面がめねじ部とな
ったねじ穴32D,32Dとから構成されている。
【0050】さらに、前記筒状体33は、外径が継手取
付孔26Aよりも若干小径で、内径が円柱部32Aより
も若干大径に形成された筒部33Aと、該筒部33Aの
後端面を縮径して形成されたコネクタ挿通穴33Bと、
前記筒部33Aの前側外周に形成されたフランジ部33
Cと、該フランジ部33Cに位置して筒部33Aの径方
向に離間し、ねじ穴32Dと同一位置に穿設されたねじ
挿通穴33D,33Dとから構成される。
【0051】また、前記柱状体32のフランジ部32C
から突出する円柱部32Aの突出寸法は、筒状体33の
筒部33Aの長さ寸法よりも短く形成されている。これ
により、筒部33Aと円柱部32Aとの間には、コネク
タ30、ばね34等を収容する空間を画成されている。
【0052】34は付勢手段となるばねで、該ばね34
は筒部33Aと円柱部32Aとの間に画成された空間内
に位置し、筒状をしたスペーサ35を挟んでコネクタ3
0の鍔部30Aと円柱部32Aの先端面との間に配置さ
れ、該ばね34はコネクタ30を後側に向けて付勢して
いる。
【0053】ここで、塗装機側継手31の組立方法につ
いて述べると、まずコネクタ30によって結束した投光
用ファイバ28A,受光用ファイバ28Bの反対側を、
ばね34とスペーサ35に通した上で、柱状体32のフ
ァイバ挿通穴32B,32B内にそれぞれ挿通し、コネ
クタ30が円柱部32Aの先端に近づくまで挿通する。
このとき、コネクタ30の鍔部30Aと円柱部32Aの
先端面との間にばね34とスペーサ35が配置される。
【0054】また、コネクタ30を筒状体33のコネク
タ挿通穴33Bに挿通し、筒部33A内に円柱部32A
を挿入してねじ穴32Dとねじ挿通穴33Dとを一致さ
せる。さらに、筒状体33の筒部33Aを、取付プレー
ト26の継手取付孔26A内に先端から挿入し、該筒部
33Aを取付プレート26から突出させ、ねじ挿通穴2
6B側の後側から固定ねじ36をねじ挿通穴33Dとね
じ穴32Dに挿通し螺合する。これにより、塗装機側継
手31を組立てると共に、該塗装機側継手31を取付プ
レート26に取付ける。
【0055】従って、実施の形態による塗装機側継手3
1は、取付プレート26の継手取付孔26Aから突出す
るコネクタ30、筒状体33の筒部33Aを含んで全体
として凸形状に形成されている。
【0056】次に、37は塗装機21を支持する塗装機
ホルダを示し、該塗装機ホルダ37は、後述する支持筒
体38と、該支持筒体38を施蓋するホルダプレート3
9とから大略構成されている。
【0057】38は塗装機ホルダ37の外形をなし、塗
装機21を支持する支持筒体で、該支持筒体38の開口
部のうち、ホルダプレート39によって施蓋される一方
の開口部には、筒部38Aが突設され、該筒部38Aの
外周面にはおねじ部38Bが形成されている。また、該
支持筒体38の他方の開口部は、塗装用ロボット、レシ
プロケータ等(位置ずれも図示せず)に取付けるための
治具となっている。
【0058】39は支持筒体38の開口部を施蓋するホ
ルダプレートで、該ホルダプレート39は固着ねじ40
によって支持筒体38に固着されている。そして、ホル
ダプレート39には後述するホルダ側継手47等が取付
けられる。
【0059】また、前記ホルダプレート39は、塗装機
21の取付プレート26に衝合するもので、該ホルダプ
レート39には、エアホース41、塗料ホース(図示せ
ず)、高電圧発生器用電線42等が接続され、これらの
開口位置は取付プレート26に開口した各通路に一致さ
せて形成されている。また、エアホース41はホルダプ
レート39に設けたエア用継手43に接続され、高電圧
発生器用電線42はホルダプレート39に設けた電圧用
端子44に接続されている。さらに、前記ホルダプレー
ト39には、ホルダ側継手47を取付ける継手取付孔3
9Aと、該継手取付孔39Aの周囲には、内周面がめね
じ部となったねじ穴39B,39Bとが穿設されると共
に、前記取付プレート26の各位置決め穴26Cに挿入
される一対の位置決めピン39C(一方のみ図示)が突
設されている。
【0060】45は塗装機ホルダ37を通して外部に伸
長したホルダ側信号線としてのホルダ側光ファイバを示
し、該ホルダ側光ファイバ45は、2本の投光用ファイ
バ45Aと、受光用ファイバ45Bと、該投光用ファイ
バ45Aと受光用ファイバ45Bを覆う保護ホース45
Cとからなり、その両端側はコネクタ46(一方のみ図
示)によって結束されている。また、ホルダ側光ファイ
バ45の先端に位置したコネクタ46は、後述するホル
ダ側継手47の一部としてホルダプレート39側に位置
している。
【0061】ここで、前記コネクタ46は、図3に示す
ように、投光用ファイバ45A、受光用ファイバ45B
を挿通する2本の穴を有する円柱状に形成され、軸方向
途中の外周には環状段部46Aが形成され、コネクタ4
6の先端面には投光用ファイバ45A,受光用ファイバ
45Bがそのまま突出され、その突出部分が小径円柱状
をなした接続突起45A1 ,45B1 として設けられて
いる。
【0062】47はホルダプレート39の継手取付孔3
9Aに設けられたホルダ側継手を示し、該ホルダ側継手
47は、ホルダ側光ファイバ45をホルダプレート39
に固着すると共に、前記塗装機側継手31と接続するこ
とにより、塗装機側光ファイバ28とホルダ側光ファイ
バ45とを接続し、該ファイバ28,45を通して回転
霧化頭4の回転数を光信号として外部の制御盤に送信す
るものである。
【0063】ここで、前記ホルダ側継手47は、図3の
ように、段部を有する有蓋筒状に形成された固定筒体4
8と、該固定筒体48とホルダ側光ファイバ45とを接
続する段付筒状をした接続部材49と、該接続部材49
と固定筒体48との間に配置されたコネクタ46と、該
コネクタ46を前側に向けて付勢するばね50と、前記
接続部材49に筒状に形成されたスリーブ51を挟んで
螺着されたナット52とから大略構成されている。
【0064】また、前記固定筒体48は、後側に位置し
た小径な筒部48Aと、該筒部48Aの前側に形成され
たフランジ部48Bと、該フランジ部48Aの前端面に
位置して環状に形成されたホルダプレート39の継手取
付孔39Aに係合する環状の環状突部48Cと、前記筒
部48Aからフランジ部48Bにかけて内周側に形成さ
れた後側にめねじ部48Dが設けられたコネクタ挿入穴
48Eと、該コネクタ挿入穴48Eの前側に位置して環
状突部48C内に開口するように形成された2本の接続
突起挿入穴48Fと、該各接続突起挿入穴48Fの開口
部に形成されたテーパ状の挿入ガイド48Gと、前記フ
ランジ部48Bに位置してホルダプレート39のねじ穴
39Bと対応する位置に形成されたねじ挿通穴48H,
48Hとから形成されている。なお、挿入ガイド48G
の深さ寸法bは、塗装機側継手31の接続突起28A1
,28B1 の突出寸法aよりも短くなっている。
【0065】さらに、前記接続部材49は、前側に位置
して設けられたコネクタ46の後部が係合される前側筒
部49Aと、該前側筒部49Aの外周に形成され、固定
筒体48のめねじ部48Dに螺合するおねじ部49B
と、前記前側筒部49Aの後側に位置して形成された後
側筒部49Cと、該後側筒部49Cの外周に形成された
おねじ部49Dと、前記後側筒部49Cの厚さ方向の中
間に環状有底溝として形成されたホルダ側光ファイバ4
5の保護ホース45Cが嵌合するホース保持溝49E
と、該ホース保持溝49Eよりも内側に位置し後側筒部
49Cの内径側からさらに後方に突出したホース保持筒
部49Fとから構成されている。
【0066】50は付勢手段となるばねで、該ばね50
は筒部48Aと前側筒部49Aとの空間内に位置し、前
側筒部49Aの先端面とコネクタ46の環状段部46A
との間に配置することにより、該ばね50はコネクタ4
6を前側に向けて付勢している。
【0067】ここで、ホルダ側継手47の組立方法につ
いて述べると、まず一方がコネクタ46によって結束さ
れた投光用ファイバ45A、受光用ファイバ45Bを反
対側から、ばね50、接続部材49に挿入する。次に、
ばね50を前側筒部49Aの先端面とコネクタ46の環
状段部46Aとの間に配置した状態で、固定筒体48の
コネクタ挿入穴48E内にコネクタ46を挿入し、該コ
ネクタ46の接続突起45A1 ,45B1 を固定筒体4
8の接続突起挿入穴48F内に挿入し、固定筒体48の
めねじ部48Dに接続部材49のおねじ部49Bを螺着
する。
【0068】一方、接続部材49の後側筒部49C側で
は、該後側筒部49Cから突出する投光用ファイバ45
A、受光用ファイバ45Bの先端を、保護ホース45
C、スリーブ51、ナット52を順に挿入し、保護ホー
ス45Cの先端をホース保持筒部49Fに挿入してホー
ス保持溝49Eの溝底に当接させて保持する。さらに、
後側筒部49Cのおねじ部49Dにナット52を螺合す
ることにより、スリーブ51はナット52の段部に係合
され、ナット52とホース保持筒部49Fとの間で該ス
リーブ51を径方向に拡縮径させ、保護ホース45Cの
抜止めを図っている。
【0069】さらに、固定筒体48の環状突部48Cを
ホルダプレート39の継手取付孔39Aに係合させて、
各ねじ挿通穴48Hにホルダプレート39の各ねじ穴3
9Bを合わせて固定ねじ53を挿通して螺合する。これ
により、ホルダ側継手47を組立てると共に該ホルダ側
継手47をホルダプレート39に取付ける。
【0070】従って、実施の形態に係るホルダ側継手4
7は、ホルダプレート39の継手取付孔39Aを介して
その奥側に設けられるコネクタ46、固定筒体48を含
んで、全体として凹形状に形成されている。
【0071】このように、実施の形態では、塗装機21
側の塗装機側光ファイバ28と塗装機側継手31、塗装
機ホルダ37側のホルダ側継手47とホルダ側光ファイ
バ45とにより、本発明による光信号送信手段を構成
し、回転霧化頭4の回転数を光信号として外部の制御盤
に送信する。
【0072】本発明に係る実施の形態はこのように構成
されるが、次に、塗装機21を塗装機ホルダ37に取付
ける場合の動作について、図1、図4、図5を参照しつ
つ、説明する。
【0073】まず、塗装機ホルダ37側の位置決めピン
39Cを塗装機21側の位置決め穴26Cとを合わせ
て、ホルダプレート39に向けて塗装機21の取付プレ
ート26を衝合させる。このとき、塗装機ホルダ37側
の筒部38A内周には塗装機21の環状段部25Aが挿
嵌し、塗装機側継手31とホルダ側継手47、塗装機側
の電圧用端子9Aと塗装機ホルダ側の電圧用端子44、
エア供給チューブ24とエア用継手43とをそれぞれ接
続する。
【0074】この状態で、塗装機ホルダ37のおねじ部
38Bに環状段部25Aを挟んで固定用ナット12を螺
合することにより、塗装機ホルダ37に対して塗装機2
1を取付けることができる。
【0075】この際、塗装機側継手31とホルダ側継手
47とは、図4に示すように、塗装機側継手31のうち
取付プレート26から突出した部分(即ち、筒部33
A、コネクタ30の接続突起28A1 ,28B1 等)
は、ホルダプレート39の継手取付孔39A内に挿入さ
れる。さらに、塗装機21側のコネクタ30の接続突起
28A1 ,28B1 は、ホルダ側継手47に形成したテ
ーパ状をした挿入ガイド48Gに沿って挿入され、塗装
機ホルダ側の接続突起45A1 ,45B1 に当接する。
また、コネクタ30はばね34によって突出側(図中右
側)に付勢され、コネクタ46もばね50によって突出
側(図中左側)に向けて付勢しているから、図5のよう
に、接続突起28A1 と接続突起45A1 、接続突起2
8B1 と接続突起45B1 とは互いに端面が接触した状
態で接続される。
【0076】然るに、実施の形態では、取付プレート2
6とホルダプレート39とを衝合させるとき、コネクタ
30、筒部33A等の形状が凸形状となった塗装機側継
手31を凹状となったものに接続することにより、塗装
機側継手31とホルダ側継手47との周方向の位置合わ
せ精度を高めることができる。
【0077】また、前述した如く、塗装機21側のコネ
クタ30の接続突起28A1 ,28B1 は、ホルダ側継
手47に形成したテーパ状をした挿入ガイド48Gに沿
って挿入されるから、前側の接続突起28A1 ,28B
1 と後側の接続突起45A1,45B1 との周方向への
位置ずれをなくして光ファイバ28と光ファイバ45と
を接続することができる。
【0078】さらに、前側に位置した塗装機側継手31
のコネクタ30は、ばね34によって突出側(図中右
側)に付勢され、後側に位置したホルダ側継手47のコ
ネクタ46も、ばね50によって突出側(図中左側)に
付勢されているから、コネクタ30の接続突起28A1
,28B1 とコネクタ46の接続突起45A1 ,45
B1 は、互いの先端を接触させた状態で当接させること
ができる。また、塗装機21側の接続突起28A1 ,2
8B1 の突出寸法aと挿入ガイド48Gの深さ寸法bと
の関係を、a>bとしているから、該接続突起28A1
,28B1 と接続突起45A1 ,45B1 とを軸方向
に予圧を与えた状態で確実に接続させることができる。
【0079】従って、コネクタ30の接続突起28A1
,28B1 とコネクタ46の接続突起45A1 ,45
B1 とを接合するときに、接続突起28A1 (28B1
)と接続突起45A1 (45B1 )との周方向と軸方
向の位置ずれを防止するようにしたから、図6に示すよ
うに、光信号を正確に送信することができる。一方、図
7に示すように、接続突起28A1 (28B1 )と接続
突起45A1 (45B1 )が周方向に位置ずれしたと
き、図8のように、接続突起28A1 (28B1 )と接
続突起45A1 (45B1 )とが当接しないときのよう
に、継ぎ目から光信号が漏れることがなく、この光信号
の送信性能、信頼性を高めることができる。
【0080】かくして、本発明に係る実施の形態では、
光信号送信手段を、塗装機21側に設けた塗装機側光フ
ァイバ28と塗装機側継手31、塗装機ホルダ37側に
設けたホルダ側継手47とホルダ側光ファイバ45とに
より構成したから、従来技術による光ファイバ18のよ
うに、塗装機21を交換する度に、該光ファイバ18を
光ファイバ挿入通路13内に挿入するという煩わしい作
業をなくすことができ、光ファイバの破損を防止でき
る。
【0081】さらに、塗装機の交換作業においても、位
置決めピン39Cと位置決め穴26Cとにより位置合わ
せをした上で、ホルダプレート39と取付プレート26
とを衝合させることにより、塗装機側継手31とホルダ
側継手47は同時に接続され、その後に、塗装機ホルダ
37のおねじ部38Bに環状段部25Aを挟んで固定用
ナット12で螺合することにより、塗装機21を塗装機
ホルダ37に対して容易に取付けることができる。これ
により、交換作業時の作業労力を低減し、交換時間を大
幅に短縮することができる。さらに、作業労力の低減に
より、一人で塗装機21の交換作業を行うことができ
る。
【0082】しかも、実施の形態では、塗装機側継手3
1は取付プレート26に対して凸状となり、ホルダ側継
手47はホルダプレート39に対して凹状となっている
から、取付プレート26とホルダプレート39に形成さ
れた塗料および溶剤通路の接続衝合面よりも凹凸に形成
されている。これにより、例えば、塗装機21を塗装機
ホルダ37に対して着脱するときには、塗料および溶剤
通路に滞留している塗料、溶剤が垂れ落ちたとしても、
継手31,47の先端に付着するのを防止でき、信号送
信手段の送信性能を維持できる。
【0083】なお、実施の形態では、コネクタ30には
ばね34を配設し、コネクタ46にばね50を配設し、
衝合したときには互いに付勢する構成としたが、本発明
はこれに限らず、いずれか一方に付勢手段を設ける構成
としてもよい。
【0084】また、実施の形態では、塗装機21にハウ
ジングが屈曲したベンド型塗装機を用いた場合について
述べたが、本発明はこれに限らず、ハウジングが真直な
ストレート型塗装機に用いてもよいことは勿論である。
【0085】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1の発明によ
れば、塗装機には塗装機側光ファイバを設け、塗装機の
取付プレートには該塗装機側光ファイバが取付けられる
塗装機側継手を設け、塗装機ホルダにはホルダ側光ファ
イバを設け、塗装機ホルダのホルダプレートにはホルダ
光ファイバが取付けられるホルダ側継手を設け、これ
らの塗装機側継手とホルダ側継手とは、前記取付プレー
トとホルダプレートに形成される塗料および溶剤通路の
接続衝合面よりも凹凸に形成されるようにしたから、塗
装機ホルダのホルダプレートと塗装機の取付プレートと
互いに衝合させて塗装機ホルダに塗装機を取付けると
、塗装機側継手ホルダ側継手に対して凹凸嵌合に
より同時に接続され、塗装機側光ファイバとホルダ側
ファイバとが接続される。これにより、回転霧化頭の回
転数を光信号として外部に送信することができる。しか
も、継手同士を衝合させることによって、各光ファイバ
を接続でき、塗装機の塗装機ホルダに対する交換時間と
作業労力を低減することができる。
【0086】請求項2の発明によると塗装機側継手は
光ファイバの先端を取付プレートの継手取付孔から突出
させて凸形状とし、ホルダ側継手は光ファイバの先端を
ホルダプレートの継手取付孔の奥側に位置させて凹形状
としたから、塗装機側継手とホルダ側継手とを接続する
ときに両者は凹凸嵌合となり、継手の周方向への位置ず
れを規制することができる。
【0087】さらに、塗装機側継手の先端とホルダ側継
手の先端は、塗料および溶剤通路の接続衝合面よりも凹
凸に形成されているから、例えば、塗装機と塗装機ホル
ダとの着脱のとき、塗料および溶剤通路に滞留した塗
料、溶剤が垂れ落ちたとしても、これらの塗料、溶剤が
各継手の先端に付着するのを防止でき、信号送信手段
の送信性能を維持することができる。
【0088】請求項3の発明では、塗装機側光ファイバ
の先端とホルダ側光ファイバの先端とにそれぞれコネク
タを固着して設け、少なくとも一方の継手には、一方の
コネクタを他方のコネクタに向けて付勢する付勢手段を
設けたから、塗装機側継手とホルダ側継手とを接続した
ときに、コネクタ同士を押付けて接続させることができ
る。これにより、コネクタの軸方向の位置ずれを規制す
ることができ、継ぎ目から信号が漏れることなく、送
信性能を高め、信号送信手段の信頼性を高めることが
できる。
【0089】請求項4の発明では、各コネクタの先端に
光ファイバが突出した接続突起を設け塗装機側継手
とホルダ側継手のうち一方の継手には前記接続突起
テーパ状をした挿入ガイドを形成することにより、
塗装機側継手とホルダ側継手とを接続するときには、
方の接続突起に対し他方の接続突起を挿入ガイドに沿っ
て挿入でき、接続突起の周方向への位置ずれを規制する
ことができる。
【0090】請求項5の発明によれば、塗装機側継手は
取付プレートに対して凸状となり、ホルダ側継手はホル
ダプレートに対して凹状となり、これらの塗装機側継手
とホルダ側継手とは、前記取付プレートとホルダプレー
トに形成される塗料および溶剤通路の接続衝合面よりも
凹凸に形成されているので、塗装機ホルダのホルダプレ
ートと塗装機の取付プレートとを衝合させて塗装機ホル
ダに塗装機を取付けるときには、塗装機側継手とホルダ
側継手も同時に接続され、塗装機側光ファイバとホルダ
側光ファイバとが接続され、回転霧化頭の回転数を光信
号として送信することができる。しかも、継手同士を接
続することにより、各光ファイバを接続でき、塗装機の
交換時間と作業労力を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による塗装装置について、
塗装機ホルダに塗装機を取付ける前の状態で示す断面図
である。
【図2】図1中の塗装機側に設けた塗装機側継手近傍を
拡大して示す拡大断面図である。
【図3】図1中の塗装機ホルダ側に設けたホルダ側継手
近傍を拡大して示す拡大断面図である。
【図4】ホルダ側継手に塗装機側継手を接続する前の状
態を示す拡大断面図である。
【図5】ホルダ側継手に塗装機側継手を接続した後の状
態を示す拡大断面図である。
【図6】光ファイバの接続が良好な状態を示す説明図で
ある。
【図7】光ファイバの接続が周方向に位置ずれした状態
を示す説明図である。
【図8】光ファイバの接続が軸方向に位置ずれした状態
を示す説明図である。
【図9】従来技術による塗装装置を示す縦断面図であ
る。
【図10】従来技術による塗装装置について、塗装機ホ
ルダに塗装機を取付ける前の状態を示す外観図である。
【符号の説明】
21 塗装機 22 ハウジング 26 取付プレート 26A,39A 継手取付孔 27 光ファイバ収容穴 28 塗装機側光ファイバ(塗装機側信号線) 30,46 コネクタ 28A1 ,28B1 ,45A1 ,45B1 接続突起 31 塗装機側継手 34,50 ばね(付勢手段) 37 塗装機ホルダ 39 ホルダプレート 45 ホルダ側光ファイバ(ホルダ側信号線) 47 ホルダ側継手 48G 挿入ガイド
フロントページの続き (72)発明者 山崎 勇 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 富田 易智雄 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−247497(JP,A) 特開 昭57−204016(JP,A) 実開 平5−39669(JP,U) 実開 平2−19007(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 3/10,5/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング内に回転軸を回転駆動するエ
    アモータが設けられ、前記ハウジングの先端側に位置し
    て前記回転軸に回転霧化頭が取付けられた塗装機と、該
    塗装機の基端側に位置して設けられた取付プレートと、
    該取付プレートに衝合されるホルダプレートを有する塗
    装機ホルダと、前記塗装機から該塗装機ホルダを通して
    外部に向けて設けられ、前記回転霧化頭の回転数を光信
    号として送信する光信号送信手段とからなる回転霧化頭
    型塗装装置において、 前記信号送信手段は、前記塗装機内に埋設され、先端
    が塗装機のエアモータ近傍まで伸長し後端が取付プレー
    トの位置に延在した塗装機側光ファイバと、前記塗装機
    の取付プレートに設けられ、該塗装機側光ファイバの後
    端が取付けられた塗装機側継手と、前記塗装機ホルダに
    設けられ、先端が前記塗装機ホルダのホルダプレートの
    位置に延在し後端が前記塗装機ホルダ外に伸長したホル
    ダ側光ファイバと、前記塗装機ホルダのホルダプレート
    に設けられ、前記塗装機側継手と接続すべく該ホルダ側
    光ファイバの先端に取付けられたホルダ側継手とから
    り、前記塗装機側継手とホルダ側継手とは、前記取付プ
    レートと前記ホルダプレートに形成される塗料および溶
    剤通路の接続衝合面よりも凹凸に形成されていることを
    特徴とする回転霧化頭型塗装装置。
  2. 【請求項2】 前記塗装機側継手は塗装機側光ファイバ
    端を前記取付プレートに穿設した継手取付孔から突
    出させて設け、前記ホルダ側継手はホルダ側光ファイバ
    の先端を前記ホルダプレートに穿設した継手取付孔の奥
    側に位置させて設ける構成としてなる請求項1記載の回
    転霧化頭型塗装装置。
  3. 【請求項3】 前記塗装機側継手には塗装機側光ファイ
    端に固着されたコネクタを設け、前記ホルダ側継
    手にはホルダ側光ファイバの先端に固着されたコネクタ
    を設け、前記塗装機側継手とホルダ側継手とのうち少な
    くとも一方の継手には一方のコネクタを他方のコネク
    タに向けて付勢する付勢手段を設けてなる請求項1また
    は2記載の回転霧化頭型塗装装置。
  4. 【請求項4】 前記塗装機側継手とホルダ側継手のコネ
    クタ先端には光ファイバの先端が凸形状をなした接続突
    起を設け、前記塗装機側継手とホルダ側継手のうち一方
    の継手の接続突起近傍には他方の接続突起が挿入され
    るテーパ状をした挿入ガイドを形成してなる請求項3記
    載の回転霧化頭型塗装装置。
  5. 【請求項5】 前記塗装機側継手は取付プレートに対し
    て凸状となり、前記ホルダ側継手はホルダプレートに対
    して凹状となり、これらの塗装機側継手とホルダ側継手
    とは、前記取付プレートとホルダプレートに形成される
    塗料および溶剤通路の接続衝合面よりも凹凸に形成され
    ている請求項1ないし4記載の回転霧化頭型塗装装置。
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