JP3308398B2 - 静電塗装機 - Google Patents

静電塗装機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車のボディ
や電化製品等の被塗物を塗装するのに用いて好適な静電
塗装機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のボディ等の被塗物の塗
装を行なう塗装機には、回転霧化型静電塗装機、エア霧
化ノズル型静電塗装機、液圧霧化ノズル型静電塗装機等
があるが、いずれの静電塗装機も、ハウジングと、該ハ
ウジングの先端側に設けられ、塗料を噴霧するための回
転霧化頭、ノズルチップ等からなる塗料噴霧手段と、該
塗料噴霧手段から噴霧される塗料に高電圧を印加する高
電圧発生手段とから大略構成されている。
【0003】そこで、図5および図6に従来技術による
静電塗装機として、各静電塗装機のうち回転霧化型静電
塗装機を例に挙げて説明する。
【0004】図において、1は回転霧化型静電塗装機の
ハウジングを示し、該ハウジング1は絶縁性樹脂材料か
ら段付円筒状に形成され、その基端側には後述する高電
圧発生器6が収容される高電圧発生器収容部2が形成さ
れている。また、該ハウジング1の先端側にはエアモー
タ3が内蔵され、該エアモータ3は後述する回転霧化頭
4を回転駆動するものである。
【0005】ここで、前記エアモータ3は、モータケー
ス3Aと、該モータケース3Aに回転自在に取付けられ
た中空の回転軸3Bと、該回転軸3Bの基端側に一体に
固着されたエアタービン3Cとから大略構成されてい
る。そして、該エアモータ3は、前記エアタービン3C
を圧縮エアで回転駆動することにより、回転軸3Bと共
に該回転軸3Bの先端に取付けられた回転霧化頭4を回
転させるものである。
【0006】4はエアモータ3の回転軸3B先端に取付
られた塗料噴霧手段としてのベル型の回転霧化頭で、該
回転霧化頭4は、前記回転軸3Bと共に回転駆動される
ことにより、後述の塗料弁5等を介して供給される塗料
を高電圧に帯電させつつ遠心力により液糸として噴霧
し、被塗物(図示せず)との間の電気力線(静電界)に
沿って該被塗物に塗着させるものである。
【0007】5はハウジング1内に位置してエアモータ
3の基端側に設けられた塗料弁で、該塗料弁5は、塗料
供給配管等から供給される塗料を回転軸3B内を伸長す
るフィードチューブ(いずれも図示せず)を介して回転
霧化頭4に供給したり、遮断したりするものである。
【0008】6はハウジング1の高電圧発生器収容部2
に収容された高電圧発生器を示し、該高電圧発生器6
は、例えば実公昭50−22059号公報に示すよう
に、多倍圧回路(コッククロフト回路)によって構成さ
れた高電圧発生回路からなり、その外周側は絶縁性樹脂
材料によってモールドされ、全体として円柱状に形成さ
れている。また、該高電圧発生器6では、高電圧が徐々
にリークすることによって樹脂中の炭素が燃えて炭化
(カーボン化)するスパーク放電絶縁破壊が生じて樹脂
の絶縁性が低下するのを防止すべく、その軸方向長さ寸
法を長くして沿面距離(表面積)を大きくし、絶縁性を
高めるようにしている。さらに、該高電圧発生器6の入
力側は、リード線7を介して外部電源(いずれも図示せ
ず)と接続され、出力側は出力端子8,電極スプリング
9,塗料弁5等を介してエアモータ3に接続されてい
る。
【0009】そして、該高電圧発生器6は、外部電源か
ら供給された電圧を所定の高電圧に変換し、この高電圧
をエアモータ3のモータケース3Aから回転軸3Bを介
して回転霧化頭4に供給し、該回転霧化頭4を介して直
接的に塗料に高電圧を印加するものである。
【0010】一方、10は投光ケーブルと受光ケーブル
(いずれも図示せず)とからなる光ファイバケーブル
で、該光ファイバケーブル10は、先端側がハウジング
1内に侵入して回転軸3Bの軸方向中間部外周に配設さ
れ、基端側が発光,受光素子等からなる回転検出器(図
示せず)に接続されている。そして、該回転検出器は、
前記光ファイバケーブル10の投光ケーブルを介して回
転軸3Bの外周面に投光し、例えば外周面に貼着された
反射テープ(図示せず)に反射した光を受光ケーブルを
介して受光素子で受光することにより、該回転軸3Bの
回転数を検出するようになっている。
【0011】直接帯電方式の回転霧化型静電塗装機は上
述の如き構成を有するもので、エアモータ3によって回
転霧化頭4を回転駆動しつつ、塗料弁5を開弁させるこ
とにより、フィードチューブから吐出された塗料は、前
記回転霧化頭4から高電圧発生器6によって高電圧に帯
電しつつ液糸として噴霧されて帯電粒子となり、回転霧
化頭4と被塗物との間の電気力線に沿って飛行し、該被
塗物に塗着する。
【0012】また、この塗装時には、回転検出器によっ
て検出された回転軸3Bの回転数に基づいて、該回転軸
3Bがフィードバック制御によって適正回転数に保持さ
れている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術による回転霧化型静電塗装機では、高電圧発生器
6の絶縁性を向上するために、該高電圧発生器6の軸方
向長さ寸法を長くして沿面距離を大きくするようにして
いるから、高電圧発生器6の長さ寸法が増大して静電塗
装機全体が大型化してしまうという問題がある。
【0014】また、エアモータ3の回転軸3Bの回転数
を検出するのに、円弧状となった回転軸3Bの外周面に
光を当てて検出するようにしているから、反射光が周囲
に飛散して確実に受光することができず、正確な回転検
出を行なうことができないという問題がある。
【0015】そこで、その他の回転霧化型静電塗装機と
して、図6に示すように、ハウジング11の外周側に高
電圧発生器収容部12を設け、該高電圧発生器収容部1
2内に異形の高電圧発生器13を収容し、電極板14を
介してエアモータ3に高電圧を供給すると共に、光ファ
イバケーブル15をハウジング11の中央に配置するこ
とにより、高電圧発生器13の沿面距離を大きくして絶
縁性を確保しつつ軸方向長さ寸法を短くし、また、エア
モータ3のエアタービン3C端面に検出光を当てて回転
軸3Bの回転数を検出することにより、回転軸3Bの回
転検出精度を向上させるようになった静電塗装機が知ら
れている。
【0016】しかし、図6に示したような静電塗装機で
は、図5に示す静電塗装機に比較して軸方向長さ寸法を
短くすることができるものの、高電圧発生器13を外周
側に寄せた分だけ、静電塗装機の外径寸法が増大してし
まうという問題がある。
【0017】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、高電圧発生器の沿面距離を大きくして高
電圧がリークするのを防止しつつ、高電圧発生器を小型
化できるようにした静電塗装機を提供することを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明が採用する静電塗装機は、ハウ
ジングと、該ハウジングの先端側に設けられ、塗料を噴
霧する塗料噴霧手段と、前記ハウジングの高電圧発生器
収容部に取付けられ、該塗料噴霧手段から噴霧される塗
料に高電圧を印加する高電圧発生器とを備え、前記高電
圧発生器には、出力側となる端面に位置して複数の凹凸
部を形成してなる。
【0019】また、前記ハウジングの高電圧発生器収容
部には、前記高電圧発生器の凹凸部に対向する面に位置
して互いに嵌合する凹凸部を設けるのが好ましい。
【0020】さらに、前記高電圧発生器の凹凸部とハウ
ジングの高電圧発生器収容部の凹筒部は、同軸に形成し
た複数の環状凹凸部とするのが好ましい。
【0021】
【作用】請求項1の構成により、高電圧発生器の沿面距
離は、高電圧が作用する出力側で各凹凸部によって大き
くなるから、該高電圧発生器の絶縁性が向上し、高電圧
のリークが防止される。
【0022】また、前記ハウジングの高電圧発生器収容
部に前記高電圧発生器の凹凸部に対向する面に位置して
互いに嵌合する凹凸部を設けることにより、高電圧発生
器側の凹凸部とハウジングの高電圧発生器収容部側の凹
凸部とが接触状態で嵌合して互いの接触面積を増大し、
また互いに接触することによって空気層が生じるのを防
止し、高電圧リークの防止作用を大ならしめる。
【0023】さらに、前記高電圧発生器の凹凸部とハウ
ジングの高電圧発生器収容部の凹筒部を同軸に形成した
複数の環状凹凸部とすることにより、高電圧発生器の凹
凸部とハウジングの高電圧発生器収容部の凹筒部との嵌
合性が向上して、互いの接触面積が増大する上に、高電
圧発生器収容部に高電圧発生器を挿入するだけで、各凹
凸部を確実に嵌合することができ、組立性が向上する。
【0024】
【実施例】以下、図1ないし図3に本発明の実施例によ
る静電塗装機として回転霧化型静電塗装機を例に挙げて
説明する。
【0025】まず、図1および図2に第1の実施例とし
て直接帯電方式の回転霧化型静電塗装機を示す。なお、
実施例では前述した図5に示す従来技術と同一の構成要
素に同一の符号を付し、その説明を省略する。
【0026】図において、21は本実施例によるハウジ
ングを示し、該ハウジング21は、従来技術で述べたハ
ウジング1とほぼ同様に絶縁性樹脂材料から段付円筒状
に形成され、その基端側には、後述する高電圧発生器2
3が収容される高電圧発生器収容部22が形成されてい
る。しかし、該ハウジング21は、その軸方向長さ寸法
が従来技術によるハウジング1よりも短くなっている。
また、前記高電圧発生器収容部22の底部には、高電圧
発生器23の凸部23A,凹部23Bに嵌合する環状の
凹部22A,22A,凸部22B,22Bが同軸、かつ
順次拡径するように複数個形成されている。
【0027】23はハウジング21の高電圧発生器収容
部22内に収容された本実施例による高電圧発生器を示
し、該高電圧発生器23は、図2に示す如く、従来技術
で述べた高電圧発生器6とほぼ同様に、多倍圧回路(コ
ッククロフト回路)によって構成された高電圧発生回路
からなり、その外周側は絶縁性樹脂材料によってモール
ドされ、全体として円柱状に形成されている。しかし、
該高電圧発生器23は、その出力側端面に高電圧発生器
収容部22の各凹部22A,凸部22Bに嵌合する凸部
23A,23A,凹部23B,23Bが同軸、かつ順次
拡径するように形成されている点で従来技術の高電圧発
生器6と相違している。また、該高電圧発生器23で
は、前記各凸部23A,凹部23Bによって沿面距離
(表面積)が大きくなることにより、軸方向長さ寸法の
短縮化が図られている。
【0028】一方、24は本実施例による光ファイバケ
ーブルで、該光ファイバケーブル24は、従来技術の光
ファイバケーブル10と同様に、その基端側が回転検出
器(図示せず)に接続されている。しかし、該光ファイ
バケーブル24の先端側は、高電圧発生器23を避ける
ようにハウジング21の外周側から該ハウジング21内
に侵入し、途中の屈曲部24Aを介してエアモータ3の
エアタービン3C端面に配置されている。
【0029】本実施例による回転霧化型静電塗装機は上
述の如き構成を有するもので、その基本的動作について
は従来技術によるものと格別差異はない。
【0030】然るに、本実施例では、高電圧発生器23
の出力側端面に環状の各凸部23A,凹部23Bを形成
し、該高電圧発生器23の沿面距離を大きくするように
しているから、各凸部23A,凹部23Bによって沿面
距離を大きくした分だけ、該高電圧発生器23の軸方向
長さ寸法を短くすることができる。
【0031】かくして、本実施例によれば、各凸部23
A,凹部23Bによって高電圧発生器23の軸方向長さ
寸法を短くすることができるから、外径寸法を増大する
ことなくハウジング21の軸方向長さ寸法を短くするこ
とができ、静電塗装機全体の小型化を図ることができ
る。
【0032】しかも、ハウジング21の高電圧発生器収
容部22側に各凹部22A,凸部22Bを設け、高電圧
発生器23の各凸部23A,凹部23Bを嵌合して前面
に亘って接触させているから、両者の接触面積を増大で
き、電気的に同電位を保持することができる。また、高
電圧発生器収容部22の各凹部22A,凸部22Bと高
電圧発生器23の凸部23A,凹部23Bとを接触させ
ることにより、これらの間の沿面距離を長く確保できる
から、高電圧のリーク防止作用を高めることができる。
【0033】さらに、高電圧発生器収容部22の各凹部
22A,凸部22Bと高電圧発生器23の凸部23A,
凹部23Bとを同軸の環状に形成しているから、高電圧
発生器収容部22に高電圧発生器23を挿入するだけ
で、各凹部22A,凸部22Bと各凸部23A,凹部2
3Bとを確実に嵌合させることができ、接触面積を増大
できる上に、組立性を向上することができる。
【0034】一方、光ファイバケーブル24をハウジン
グ21の外周側から該ハウジング21内に侵入させ、屈
曲部24Aを介してその先端部をエアモータ3のエアタ
ービン3C端面に配置するようにしているから、回転軸
3Bの回転検出精度を低下させることなく、高電圧発生
器23をハウジング21の中央部に配設することがで
き、例えば、塗料配管やエア配管(いずれも図示せず)
等を効率よく配置することができ、これによっても静電
塗装機の小型化を促進することができる。
【0035】次に、図3は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例の特徴は、回転霧化型静電塗装機として間
接帯電方式の回転霧化型静電塗装機を用いたことにあ
る。なお、実施例では前述した図1に示す第1の実施例
と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略
する。
【0036】図において、31は本実施例によるハウジ
ングを示し、該ハウジング31は、絶縁性樹脂材料から
段付円筒状に形成され、その基端側には、高電圧発生器
23が収容される高電圧発生器収容部32が形成されて
いる。また、該高電圧発生器収容部32の底部には、高
電圧発生器23の凸部23A,凹部23Bに嵌合する環
状の凹部32A,32A,凸部32B,32Bが同軸、
かつ順次拡径するように形成されている。さらに、該ハ
ウジング31の軸方向中間部には、径方向外向きに突出
して複数の外部電極取付部33,33(2個のみ図示)
が一体に設けられている。
【0037】34,34はハウジング31の各外部電極
取付部33に取付けられた支持腕で、該各支持腕34は
先端側に向けてく字状に屈曲し、その先端部には外部電
極35が埋設され、途中には火花放電防止用の高抵抗3
6が設けられている。そして、該各外部電極35は、リ
ード線37等を介して高電圧発生器23の出力端子38
に接続されている。
【0038】本実施例による間接帯電方式の回転霧化型
静電塗装機は上述の如き構成を有するもので、まず、高
電圧発生器23から出力端子38,各リード線37等を
介して各外部電極35に高電圧を印加し、該各外部電極
35の前方にコロナ放電領域を形成する。そして、回転
霧化頭4を回転させつつ該回転霧化頭4から塗料を噴霧
することにより、この塗料はコロナ放電領域で高電圧に
帯電して被塗物との間の電気力線に沿って飛行し、該被
塗物に塗着する。
【0039】かくして、このように構成された本実施例
においても、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を
得ることができるが、各外部電極35による間接帯電方
式としているから、水性塗料,メタリック塗料等の低抵
抗塗料を塗装する場合に好適である。
【0040】なお、前記各実施例では、高電圧発生器2
3の出力側端面に環状の凸部23A,23A,凹部23
B,23Bを形成した場合を例示したが、例えば凸部と
凹部を直線的に形成して平行に列設するようにしてもよ
く、凹凸を形成することによって沿面距離を増大できれ
ばこれらの形状に限ることはない。
【0041】また、前記各実施例では、静電塗装機とし
て回転霧化型静電塗装機に高電圧発生器23を取付けた
場合を例に挙げて説明したが、例えば、図4に示す変形
例の如く、ハウジング41の基端側に高電圧発生器収容
部42を有し、先端部に塗料噴霧手段としての霧化ノズ
ル43が設けられたエア霧化ノズル型静電塗装機、また
は液圧霧化ノズル型静電塗装機等に本実施例の高電圧発
生器23を取付けるようにしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、高
電圧発生器の出力側となる端面に位置して複数の凹凸部
を形成することにより、該高電圧発生器の沿面距離を高
電圧が作用する出力側で大きくし、該高電圧発生器の絶
縁性を向上することができるから、高電圧リークを防止
しつつ高電圧発生器の軸方向長さ寸法を短縮することが
でき、静電塗装機の小型化を図ることができる。
【0043】また、前記ハウジングの高電圧発生器収容
部に前記高電圧発生器の凹凸部に対向する面に位置して
互いに嵌合する凹凸部を設けることにより、高電圧発生
器側の凹凸部とハウジングの高電圧発生器収容部側の凹
凸部とを接触状態で嵌合して互いの接触面積を増大させ
ることができる上に、互いに接触させることによって空
気層が形成されるのを防止して、高電圧リークの防止作
用を大ならしめることができる。
【0044】さらに、前記高電圧発生器の凹凸部とハウ
ジングの高電圧発生器収容部の凹筒部を同軸に形成した
複数の環状凹凸部とすることにより、高電圧発生器の凹
凸部とハウジングの高電圧発生器収容部の凹筒部との嵌
合性を向上でき、互いの接触面積を増大できる上に、高
電圧発生器収容部に高電圧発生器を挿入するだけで、各
凹凸部を確実に嵌合することができ、組立性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による直接帯電方式の回
転霧化型静電塗装機を示す一部破断の外観図である。
【図2】図1中の高電圧発生器を拡大して示す外観斜視
図である。
【図3】本発明の第2の実施例による間接帯電方式の回
転霧化型静電塗装機を示す一部破断の外観図である。
【図4】本発明の変形例による直接帯電方式のエア霧化
ノズル型静電塗装機を示す一部破断の外観図である。
【図5】従来技術による直接帯電方式の回転霧化型静電
塗装機を示す一部破断の外観図である。
【図6】他の従来技術による直接帯電方式の回転霧化型
静電塗装機を示す一部破断の外観図である。
【符号の説明】
4 回転霧化頭(塗料噴霧手段) 21,31,41 ハウジング 22,32,42 高電圧発生器収容部 22A,23B,32A,42A 凹部 22B,23A,32B,42B 凸部 23 高電圧発生器 43 霧化ノズル(塗料噴霧手段)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−241561(JP,A) 特開 平6−47317(JP,A) 実公 昭50−22059(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05B 5/00 - 5/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、該ハウジングの先端側に
    設けられ、塗料を噴霧する塗料噴霧手段と、前記ハウジ
    ングの高電圧発生器収容部に取付けられ、該塗料噴霧手
    段から噴霧される塗料に高電圧を印加する高電圧発生器
    とを備え、前記高電圧発生器には、出力側となる端面に
    位置して複数の凹凸部を形成してなる静電塗装機。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングの高電圧発生器収容部に
    は、前記高電圧発生器の凹凸部に対向する面に位置して
    互いに嵌合する凹凸部を設けてなる請求項1に記載の静
    電塗装機。
  3. 【請求項3】 前記高電圧発生器の凹凸部とハウジング
    の高電圧発生器収容部の凹筒部は、同軸に形成した複数
    の環状凹凸部である請求項2に記載の静電塗装機。
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