JP3180818B2 - 1−置換エチルメタクリレート類の製造法 - Google Patents

1−置換エチルメタクリレート類の製造法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1−置換エチルメタク
リレートの製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】塗料用をはじめとする種々の用途に利用
されているアクリル型ポリマー類の製造に供される重合
性モノマーとしては、メタクリル酸、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレートまたはブチルメタクリレー
トの如き各種のメタクリル酸エステル類(メタクリレー
ト類)が広範に使用されている。
【0003】ところで、カルボキシル基を保護したビニ
ル系単量体を一成分として製造される、保護されたカル
ボキシル基を側鎖に有するポリマーは、当該ポリマー中
のカルボキシル基の保護基を除去(脱保護)することに
より、カルボキシル基を含有するポリマーに変換でき
る。
【0004】また、かかる保護されたカルボキシル基を
側鎖に有するポリマーを、カルボキシル基と反応性を有
する硬化剤と組み合わせて得られる組成物は、一液化で
きるし、しかも、硬化条件下で脱保護せしめることによ
り、耐溶剤性などに優れた硬化物を得ることも可能であ
る。
【0005】従来、かかるカルボキシル基が保護された
形のメタクリル酸エステル系単量体としては、トリメチ
ルシリルメタクリレートの如きシリルエステル類が知ら
れている。
【0006】しかしながら、かかるシリルエステル類は
製造プロセスが煩雑であるし、シリルエステル自体、空
気中の水分で容易に加水分解されるという欠点もあっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来にお
いては、前掲した如き各種のメタクリレート類が用いら
れてはいるけれども、後掲される一般式[I]で示され
るような1−置換エチルメタクリレート類は重合性モノ
マー類として極めて有用性の高いと期待できるものであ
る。
【0008】そのために、本発明者らは、かかる1−置
換エチルメタクリレート類を得ることを専らの研究課題
として、鋭意、研究に着手した。したがって、本発明が
解決しようとする課題は、一つには、こうした1−置換
エチルメタクリレート類という一群の化合物類の製造法
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
上述した如き発明が解決しようとする課題に照準を合わ
せて、鋭意、検討した結果、メタクリル酸とビニルエー
テル類とを、酸ハライド化合物の存在下に付加反応せし
めることによって、容易に、カルボキシル基が保護され
た形のメタクリレート系単量体である1−置換エチルメ
タクリレート類が得られることを見い出すに及んで、本
発明を完成させるに到った。
【0010】すなわち、本発明は、メタクリル酸と下記
の一般式[II]で示されるビニルエーテル化合物とを
付加反応せしめることから成る、下記の一般式[I]で
示される1−置換エチルメタクリレート類の製造法、を
提供するものである。
【0011】
【化2】
【0012】[ただし、式中のZは、アルキル基、脂環
式アルキル基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化脂環
式アルキル基、アルコキシアルキル基、1価の芳香族残
基を表すものとする。]
【0013】
【化3】
【0014】[ただし、式中のZは前出の通りであ
る。]ここにおいて、上掲の一般式[I]中のZの具体
例としては、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブ
チル基、i−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、t−ペンチル基、n−ヘキシル基、i−ヘキシル
基、ヘプチル基、オクチル基、デシル基もしくはオクタ
デシル基の如き、各種のC3〜C18なる直鎖状ないし分
岐状のアルキル基;シクロペンチルもしくはシクロヘキ
シル基の如き、各種の脂環式アルキル基;2−クロロエ
チル基、2−クロロプロピル基、3−クロロプロピル
基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、1
−メチル−2−メトキシエチル基の如き、各種の置換ア
ルキル基;クロロシクロペンチル基、クロロシクロヘキ
シル基の如き、各種の置換脂環式アルキル基;またはフ
ェニル基、ナフチル基、ベンジル基、フェニルエチル
基、置換フェニル基、置換ベンジル基もしくは置換フェ
ニルエチル基の如き、1価の芳香族残基などが挙げられ
る。
【0015】当該1−置換エチルメタクリレート類の具
体的な例としては、1−メトキシエチルメタクリレー
ト、1−n−プロピルオキシエチルメタクリレート、1
−i−プロピルオキシエチルメタクリレート、1−n−
ブチルオキシエチルメタクリレート、1−i−ブチルオ
キシエチルメタクリレート、1−n−ペンチルオキシエ
チルメタクリレート、1−n−ヘキシルオキシエチルメ
タクリレート、1−(2−エチルヘキシルオキシ)エチ
ルメタクリレート、1−n−オクチルオキシエチルメタ
クリレート、1−i−オクチルオキシエチルメタクリレ
ート、1−シクロペンチルオキシエチルメタクリレー
ト、1−シクロヘキシルオキシエチルメタクリレート、
1−オクタデシルオキシエチルメタクリレート、
【0016】1−(2−クロロエチルオキシ)エチルメ
タクリレート、1−(3−クロロプロピルオキシ)エチ
ルメタクリレート、1−(2−クロロプロピルオキシ)
エチルメタクリレート、1−(2−クロロシクロペンチ
ルオキシ)エチルメタクリレート、1−(4−クロロシ
クロヘキシルオキシ)エチルメタクリレート、1−フェ
ニルオキシエチルメタクリレート、1−(2−メチルフ
ェニルオキシ)エチルメタクリレート、1−(3−メチ
ルフェニルオキシ)エチルメタクリレート、1−(4−
クロロフェニルオキシ)エチルメタクリレートまたは1
−(4−メトキシフェニルオキシ)エチルメタクリレー
トなどである。
【0017】当該メタクリレート類を調製するには、メ
タアクリル酸と前掲の一般式[II]で示されるビニル
エーテル化合物とを、−10〜160℃なる範囲、好ま
しくは、10〜100℃なる範囲の温度で、酸ハライド
化合物の存在下に反応させればよい。
【0018】ここにおいて、ビニルエーテル化合物を示
すための前掲一般式[II]中のZの具体例としては、前
述した通りのものであり、そして、当該ビニルエーテル
化合物の具体例としては、メチルビニルエーテル、n−
プロピルビニルエーテル、i−プロピルビニルエーテ
ル、n−ブチルビニルエーテル、i−ブチルビニルエー
テル、n−ペンチルビニルエーテル、i−ペンチルビニ
ルエーテル、n−ヘキシルビニルエーテル、i−ヘキシ
ルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテ
ル、n−オクチルビニルエーテル、i−オクチルビニル
エーテル、2−クロロエチルビニルエーテル、2−クロ
ロプロピルビニルエーテル、3−クロロプロピルビニル
エーテル、シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキ
シルビニルエーテル、2−クロロシクロペンチルビニル
エーテル、4−クロロシクロヘキシルビニルエーテル、
2−クロロシクロヘキシルビニルエーテル、フェニルビ
ニルエーテル、2−メチルフェニルビニルエーテル、4
−メトキシフェニルビニルエーテル、または2−クロロ
フェニルビニルエーテルなどが代表例である。
【0019】
【0020】
【0021】また、酸ハライド化合物として特に代表的
なもののみを例示するにとどめれば、メタクリル酸クロ
ライド、アクリル酸クロライド、アセチルクロライド、
アセチルブロマイド、クロロアセチルクロライド、フル
オロアセチルクロライド、トリクロロアセチルクロライ
ド、トリフルオロアセチルクロライド、プロピオニルク
ロライド、シクロヘキサンカルボニルクロライド、ベン
ゼンスルフォニルクロライド、ベンゼンスルフォニルブ
ロマイド、ベンゼンスルフィニルクロライド、トルエン
スルフォニルクロライド、トルエンスルフィニルクロラ
イド、クロロベンゼンスルフォニルクロライド、クロロ
ベンゼンスルフィニルクロライド、フルオロベンゼンス
ルフォニルフロライド、
【0022】フルオロベンゼンスルフィニルフロライ
ド、トリフルオロメチルベンゼンスルフォニルクロライ
ド、トリフルオロメチルベンゼンスルフィニルクロライ
ド、フォスゲン、クロロスルフォン酸、クロロフォーメ
ート、オキザリルクロライド、塩化チオニル、臭化チオ
ニル、塩化スルフリルまたはフォスフォラスオキシクロ
ライドの如き、各種の酸ハライド類;あるいは、3塩化
リンまたは5塩化リンの如く、各種の塩素化リン化合物
などである。
【0023】使用される酸ハライド化合物の量として
は、使用するメタアクリル酸の重量に対して0.01〜
10%なる範囲内、好ましくは、0.1〜5%なる範囲
内が適切である。
【0024】反応方法としては、メタアクリル酸と、前
記ビニルエーテル化合物および酸ハライド化合物との一
括仕込みとか、ビニルエーテル化合物と、メタアクリル
酸および/または酸ハライド化合物との滴下反応などが
挙げられるが、就中、ビニルエーテル化合物の滴下によ
るのがよい。
【0025】また、メタアクリル酸および/または目的
物たる1−置換エチルメタクリレート類の重合ないしは
共重合を防止するために、適宜、重合禁止剤ないしは重
合抑制剤を反応系に添加して、反応を行ってもよい。
【0026】かかる目的に用いられる重合禁止剤ないし
は重合抑制剤として特に代表的なもののみを例示するに
とどめれば、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチルエ
ーテル、フェノチアジンまたは2,6−ジ−t−ブチル
フェノールなどである。
【0027】本発明において用いられる溶剤としては、
酸ハライド化合物とメタアクリル酸とに対して不活性で
あれば特に制限は無く、一般には、無溶剤下で反応を行
ってもよい。
【0028】反応時間については、ビニルエーテル化合
物を滴下する方法の場合には、滴下時間として、10分
間〜6時間なる範囲内が好適であり、滴下終了後も、さ
らに10分間〜6時間のあいだ保持して反応を続行させ
ることが好ましい。
【0029】このようにして得られる反応混合物は、無
溶剤反応の場合には、炭酸水素ナトリウム水溶液などの
弱アルカリ性水溶液で洗浄したのち、そのまま、目的生
成物として用いることもできるし、無溶剤反応または溶
剤反応のいずれの場合においても、蒸留法や再結晶法な
どの周知の精製法を用いて精製することが出来る。
【0030】
【実施例】次に、本発明を実施例および応用例により、
一層、具体的に説明する。以下において、部および%は
特に断りの無い限り、すべて重量基準であるものとす
る。
【0031】実施例 1 攪拌機、温度計、滴下ロート、ジムロート冷却器を備え
た500ml反応フラスコに、メタアクリル酸の80
g、メタアクリル酸クロライドの0.6gおよびフェノ
チアジンの0.1gを仕込み、この反応混合物を約40
℃に加温した。攪拌下に、反応混合物の温度が40〜6
0℃となるようにして、滴下ロートからn−ブチルビニ
ルエーテルの100gを約30分で滴下し、滴下終了後
も4時間のあいだ反応混合物を50℃に保持して反応を
続行せしめたのち、減圧蒸留を行った。
【0032】沸点が39.5℃/0.45mmHgなる
1−n−ブチルオキシエチルメタクリレートを140g
(収率81%)得た。このもののスペクトル・データな
らびに元素分析の結果は、次の通りである。
【0033】赤外線吸収スペクトル −CO− =1720cm-1 −C=C− =1640cm-1 −O− =1175,1140cm-1 元素分析値 理論値 C,64.49%;H,9.74% 実験値 C,64.38%;H,9.80% なお、1H−NMRのデータは第1表に示す。
【0034】実施例 2 攪拌機、温度計、滴下ロート、ジムロート冷却器を備え
た500ml反応フラスコに、メタアクリル酸の80
g、p−トルエンスルフォニルクロライドの0.7gお
よびフェノチアジンの0.1gを仕込み、この反応混合
物を約30℃に加温した。
【0035】攪拌下に、反応混合物の温度が40℃とな
るようにして、滴下ロートからn−ブチルビニルエーテ
ルの100gを約2時間で滴下し、滴下終了後も4時間
のあいだ反応混合物を40℃に保持して反応を続行せし
めて、減圧蒸留を行った。実施例1に挙げた赤外線吸収
スペクトルを示す1−n−ブチルオキシエチルメタクリ
レートを175g(収率97%)得た。
【0036】実施例 3 実施例1と同様の反応装置に、メタアクリル酸の80
g、メタアクリル酸クロライドの0.6gおよびフェノ
チアジンの0.1gを仕込んで、反応混合物を60°C
に加熱した。反応温度を約60℃に保持するようにし
て、i−ブチルビニルエーテルの100gを滴下ロート
から1時間30分かけて滴下したのち、反応混合物を5
0℃で3時間30分攪拌した。
【0037】減圧蒸留によって精製を行い、沸点が39
〜41℃/0.5mmHgなる1−i−ブチルオキシエ
チルメタクリレートを130g(収率80%)得た。こ
のもののスペクトル・データならびに元素分析の結果は
次に示す通りである。
【0038】赤外線吸収スペクトル −CO− =1720cm-1 −C=C− =1640cm-1 −O− =1175,1130cm-1 元素分析値 理論値 C,64.49%;H,9.74% 実験値 C,64.30%;H,9.70% なお、1H−NMRのデータは第1表に示す。
【0039】実施例 4 i−ブチルビニルエーテルの115gを用いるように変
更した以外は、実施例2と同様に反応を行って、1−i
−ブチルオキシエチルメタクリートを173g(収率9
6%)得た。このものの赤外線吸収スペクトルは、実施
例2に示したものと同一であった。
【0040】実施例 5 実施例1と同様の反応装置に、メタアクリル酸の80
g、メタアクリル酸クロライドの0.6gおよびフェノ
チアジンの0.1gを仕込み、反応混合物を50℃に加
熱した。反応温度を約50〜65℃に保持するようにし
て、攪拌下、シクロヘキシルビニルエーテルの126g
を滴下ロートから30分かけて滴下した。
【0041】その後も反応混合物を50℃に40分間の
あいだ保持して反応を続行せしめてから減圧蒸留によっ
て精製を行って、沸点が62〜63℃/0.39mmH
gなる沸点を有する1−シクロヘキシルオキシエチルメ
タクリレートを144g(収率73%)得た。このもの
のスペクトル・データならびに元素分析の結果は、次に
示す通りである。
【0042】赤外線吸収スペクトル −CO− =1720cm-1 −C=C− =1640cm-1 −O− =1165,1135cm-1 元素分析値 理論値 C,67.89%;H,9.50% 実験値 C,67.85%;H,9.45% なお、1H−NMRのデータは第1表に示す。
【0043】
【表1】
【0044】応用例 1 本例は、1−i−ブチルオキシエチルメタクリレートを
用いてビニル共重合体を得るという、本発明の1−置換
エチルメタクリレート類の一応用例を示すものである。
【0045】まず、攪拌装置、温度計および窒素導入管
を備えた反応容器に、スチレンの10部、n−ブチルメ
タクリレートの45部、ラウリルメタクリレートの18
部、実施例3で得られた1−i−ブチルオキシエチルメ
タクリレートの27部、酢酸ブチルの24.5部、キシ
レンの57.3部、アゾビスイソブチロニトリルの3部
およびt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエー
トの2.3部を仕込んで、窒素雰囲気下で、攪拌しなが
ら90℃に昇温した。
【0046】次いで、同温度に、さらに15時間のあい
だ保持して反応を続行させ、不揮発分が55.8%で、
かつ、数平均分子量が6,700なる1−i−ブチルオ
キシエチルメタクリレート共重合体の溶液を得た。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明の1−置換エチル
メタクリレート類は、それ自体が、前掲の一般式[I]
で示されるように、ヘミアセタールエステルという特異
な形でブロックされているものである処から、極めて安
定性の高いものであることが知れよう。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07C 67/04 C07C 69/54 CA(STN) CASREACT(STN) REGISTRY(STN)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】酸ハライド化合物の存在下に、一般式[I
    I] 【化1】 [ただし、式中のZは、アルキル基、脂環式アルキル
    基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化脂環式アルキル
    基、アルコキシアルキル基、1価の芳香族残基を表すも
    のとする。]で示されるビニルエーテル化合物と、メタ
    クリル酸との付加反応を行わしめることを特徴とする、
    1−置換エチルメタクリレート類の製造法。
  2. 【請求項2】一般式[II]中のZが、アルキル基、脂環
    式アルキル基、ハロゲン化アルキル基、ハロゲン化脂環
    式アルキル基、アルコキシアルキル基からなる群から選
    ばれる少なくとも1種である、請求項1記載の1−置換
    エチルメタクリレート類の製造法。
  3. 【請求項3】一般式[II]で示されるビニルエーテル化
    合物とメタクリル酸との付加反応を、10〜100℃な
    る範囲の温度で行わしめる、請求項1または2記載の1
    −置換エチルメタクリレート類の製造法。
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