JP3179378B2 - 切換弁 - Google Patents
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Description
蛇口に取り付けられる切換弁に関するものである。
で原水を使用したり、浄水器を使用したりする多岐の用
途を用いる場合には、切換弁が用いられる。この切換弁
として、従来、原水を浄水器により浄化し、その浄水を
ストレートで吐出する浄水ストレート、浄水をシャワー
吐出する浄水シャワー、原水をシャワー吐出する原水シ
ャワー及び浄水器に原水を逆流させて逆洗浄水をストレ
ートで吐出する逆洗浄ストレートの四種類の吐出モード
切替を二つの切換レバーで行う方式のものが提案されて
いる。即ち、一方の切換レバーで浄水吐出、原水シャワ
ーの切換を行い、他方の切換レバーで浄水シャワー、逆
洗浄ストレートの切り換えが行えるようにしている。
は、二つの切換レバーを使用しているので、構造が複雑
になり部品点数が多く、製造及び組み付け作業が面倒で
あるばかりでなく、四種類の吐出モードの切り換え操作
が面倒であるという問題があった。
して、流体を少なくとも四種類以上の吐出モードに切り
換えることができるとともに、構造を簡素化して部品点
数を低減し、製造及び組み付け作業を容易に行い、コス
トダウンを図ることができ、さらに、切り換え操作をワ
ンタッチで容易に行うことができる切換弁を提供するこ
とにある。
記目的を達成するため、上水道等の蛇口(13)から流
体を導入する導入口(21b)を備え、内部に弁収容室
(21a)を形成した弁本体ケース(21)と、前記弁
本体ケース(21)は前記弁収容室(21a)から浄水
器等の外部機器(16)に接続される複数の開口(21
d,21e)と、弁収容室(21a)から流体を外部に
吐出する複数の吐出口(21f,21g)を備えること
と、前記弁本体ケース(21)の弁収容室(21a)に
収容され、所定角度範囲内で往復回動することにより前
記複数の吐出口(21f,21g)から吐出される流体
を少なくとも四種類の吐出モードに切り換え可能な回動
弁機構(K1)と、前記回動弁機構(K1)を少なくと
も四種類の位置に段階的に切り換え回動する一つの切換
操作機構(K2)とにより構成し、少なくとも四種類の
吐出モードは、蛇口(13)からの原水をそのまま吐出
する原水ストレート、原水をシャワーで吐出する原水シ
ャワー、原水ストレート・シャワー、原水を浄水器によ
り浄化してストレートに吐出する浄水ストレート、浄水
シャワー、浄水ストレート・シャワー、原水を浄水器に
逆流させて洗浄した後の逆洗浄水をストレートに吐出す
る逆洗浄ストレート、逆洗浄シャワー及び逆洗浄ストレ
ート・シャワー等の中から選択される四種類の吐出モー
ドは、原水シャワー、浄水ストレート、浄水シャワー及
び逆洗浄ストレートである切換弁において、弁本体ケー
ス(21)の弁収容室(21a)には回動弁機構(K
1)を構成する回動弁(25)と球状弁体(32)が収
容され、前記回動弁(25)は該弁収容室(21a)を
第1弁室(R1)と第2弁室(R2)に区画する第1及
び第2の区画体(25a,25b)と、両区画体を連結
する連結体(25c)とを備えるとともに、前記弁本体
ケース(21)は、前記第1及び第2の弁室(R1,R
2)と外部機器としての浄水器(16)を連通する第1
及び第2の開口(21d,21e)を備え、第2弁室
(R2)内の原水又は浄水を外部にストレートに吐出す
る第1吐出口(21f)と、シャーワーモードで吐出す
る第2吐出口(21g)を備え、第2弁室(R2)には
前記第1吐出口(21g)を開閉する球状弁体(32)
が収容され、前記回動弁(25)の第1区画体(25
a)には、前記原水導入口( 21b)に接続して、原水
を第1弁室(R1)へ導入可能な第1及び第2の弁孔
(25e,25f)と、前記原水導入口(21b)に対
応して、原水を第2弁室(R2)へ導入可能な原水通路
(25g)と、前記第1吐出口(21f)と対応して該
第1吐出口(21f)を閉鎖する第1弁部(25h)と
が設けられ、前記第1及び第2の区画体(25a,25
b)の間には前記球状弁体(32)を開閉操作する弁作
動体(25i)と、第2開口を閉鎖可能な第2弁部(2
5j)が設けられたものである。
換弁において、回動弁(25)が浄水ストレート吐出モ
ードに保持された状態では、前記原水導入口(21b)
と第1弁孔(25e)が連通し、第2弁孔(25f)が
閉鎖され、原水通路(25g)により第2弁室(R2)
と第1吐出口(21f)とが連通し、球状弁体(32)
が第2吐出口(21g)を閉鎖した状態に保持され、回
動弁(25)が所定角度回動されて、浄水シャワー吐出
モードに切り換えられると、第2弁孔(25f)が原水
導入口(21b)と連通され、第1弁孔(25e)が閉
鎖され、第1吐出口(21f)は第1弁部(25h)に
よって閉鎖され、弁作動体(25i)により球状弁体
(32)が浮上されて第2吐出口(21g)が開放され
た状態に保持され、さらに回動弁(25)が所定角度回
動されて、原水シャワー吐出モードに切り換えられる
と、第1,2の弁孔(25e,25f)が共に閉鎖さ
れ、第1吐出口(21f)は第1弁部(25h)によっ
て閉鎖され、弁作動体(25i)により球状弁体(3
2)が浮上位置に保持され、原水通路(25g)により
原水導入口(21b)と第2弁室(R2)が連通され、
第2弁部(25j)により第2開口(21e)が閉鎖さ
れた状態に保持され、さらに、回動弁(25)が所定角
度回動されて、逆洗ストレートモードに切り換えられる
と、弁作動体(25i)が球状弁体(32)から離れて
球状弁体(32)により、第2吐出口(21g)が閉鎖
され、第1弁孔(25e)が第1吐出口(21f)と連
通され、第2弁孔(25f)が閉鎖位置に保持され、原
水通路(25g)が原水導入口(21b)と連通され、
第2弁部(25j)による第2開口(21e)の閉鎖が
解かれるように構成している。
に基づいて説明する。図4に示すように、この実施形態
の切換弁11はキッチンに配置され、開閉弁12を備え
た蛇口13の先端部に装着されている。又、この切換弁
11には、第1連通管14及び第2連通管15を介して
外部機器としての浄水器16が接続されている。そし
て、切換弁11の後述する操作レバー39を回動操作す
ることにより、蛇口13から吐出される原水を四つの吐
出モードに切り換え可能である。即ち、原水を浄水器1
6に導いて浄水とした後、それをストレートに吐出する
浄水ストレート吐出モード(以下単に浄水ストレートと
いう)と、浄水をシャワー状態で吐出する浄水シャワー
吐出モード(浄水シャワーという)と、原水をシャワー
状態で吐出する原水シャワー吐出モード(原水シャワー
という)と、浄水器16に原水を逆流させて浄水器16
の内部を洗浄した後ストレートに吐出する逆洗浄水スト
レート吐出モード(逆洗ストレートという)とに切り換
えられるようにしている。
及び図5,6に基づいて詳細に説明する。図1に示すよ
うに、弁本体ケース21は例えば合成樹脂により一体に
形成され、その内部には有底横円筒状をなす弁収容室2
1aが右端を開放するように形成されている。弁本体ケ
ース21の上部中央には前記蛇口13から原水を導入す
るための原水導入口21bが形成され、該原水導入口2
1bを取り巻くようにねじ筒21cが一体に形成されて
いる。該ねじ筒21cの内側にはゴム製のシール板22
を介して蛇口13に接続するための接続金具23が接合
され、該接続金具23はねじ筒21cに螺合された締付
リング24によりシール板22に押圧されている。
は回動弁機構K1を構成する回動弁25が所定位置にお
いて所定角度(この実施形態では180度)範囲内で往
復回動可能に収容されている。この回動弁25は、有底
横筒状の第1区画体25aと、肉厚円板状の第2区画体
25bと、第1区画体25aと第2区画体25bを連結
する柱状の連結体25cと、前記弁収容室21aから右
方に突出する操作ロッド25dとを備えている。そし
て、この実施形態では前記第1区画体25aと弁収容室
21aの左側空間とによって形成される室を第1弁室R
1とし、第1区画体25a、第2区画体25b及び弁収
容室21aの右側の室によって形成される室を第2弁室
R2としている。前記第1区画体25aの弁収容室21
a内周面と接する筒状部の二箇所には第1弁孔25e,
第2弁孔25fが図2に示すように円周方向に所定角度
隔てて形成され、両弁孔25e,25fが前記原水導入
口21bと連通することにより原水が第1弁室R1に導
かれるようになっている。
体ケース21に形成した第1開口21dから前記第1連
通管14を通して浄水器16に供給される。この浄水器
16により浄化された浄水は、弁本体ケース21に形成
した第2開口21eから前記第2弁室R2内に導かれ
る。又、前記第1区画体25aの筒部外周面には前記第
1,2の弁孔25e,25fと原水導入口21bとの連
通が遮断された回動位置において、原水導入口21bか
らの原水を第2弁室R2に導くための原水通路25gが
切り欠き形成されている。
弁室R2と連通するように第1吐出口21fと第2吐出
口21gが回動弁25の軸線と平行する方向に所定間隔
をおいて隣接するように形成されている。前記第1区画
体25aの筒部外周面には前記第1,2の弁孔25e,
25fと原水導入口21bとの連通が遮断された角度位
置において、前記第1吐出口21fを閉鎖する第1弁部
25hが形成されている。第1吐出口21fと対応する
ように本体ケース21の下部には収容筒21hが一体に
形成され、該収容筒21hには整流筒30が挿入され、
原水又は浄水が切換弁11の下方にストレートに吐出さ
れる。
弁座31が嵌合され、該弁座31の上部には回動弁機構
K1を構成する球状弁体32が接触離脱可能に支持され
ている。この球状弁体32は、回動弁25の第1区画体
25aと第2区画体25bとの間に連結固定した弁作動
体25iによって前記弁座31から球状弁体32を浮か
せる開放位置と、球状弁体32が弁座31を閉鎖する閉
鎖位置との間で位置切り換え可能である。
には、原水ストレートモードにおいて、第2開口21e
を閉鎖し得る第2弁部25jが一体に形成されている。
前記回動弁25の第1区画体25a及び第2区画体25
bの外周面には第1及び第2のシールリング26,27
が取着され、第1弁孔25e、第2弁孔25fの外側に
は第3シールリング28、第4シールリング29が設け
られている。
筒21hと同心状にねじ筒21iが一体形成されてい
る。前記両筒21h,21iの間にはドーナッツ板状の
複数の小孔33aを有する整流板33が水平に嵌合さ
れ、前記ねじ筒21iに螺合したシャワーキャップ34
によって整流板33の位置規制を行う。なお、前記整流
板33には前記弁座31の下面に当接して該弁座31の
位置規制を行うための支持部33bが一体に形成されて
いる。35,36はシールリングである。
作機構K2について説明する。前記弁本体ケース21の
右端開口部には回動弁25の操作ロッド25dを外部に
突出する孔37aを有する位置規制体37が嵌合固定さ
れ、前記回動弁25の第2区画体25bの右側面に当接
して回動弁25の抜けだしを防止する。
出した操作ロッド25dの外周面にはボールホルダ38
が嵌合され、該ボールホルダ38の左端部に形成したボ
ス部38aには、前記位置規制体37に形成した係止突
起37bを係合する係止凹部38bが形成され、組み付
け状態において、ボールホルダー38の回動が阻止され
る。
部には操作レバー39の基端部に一体形成した筒状部3
9aが嵌合され、ビス40により締め付け固定されてい
る。前記操作レバー39には前記ボールホルダー38の
外周面に嵌合される筒状部39bが一体に形成され、両
筒状部39a,39bの間には、コイルばね41を収容
する筒部39cがボールホルダー38に形成したボール
43を係止する第1〜第4の係止孔38c〜38fのい
ずれかに向かって開口するように形成されている。前記
コイルばね41により付勢された押圧具42によりボー
ル43が前記第1〜第4の係止孔38c〜38fのいず
れかに押圧係止される。
範囲において、往復回動され、第1係止孔38cにボー
ル43が係止された状態で、回動弁25が浄水ストレー
トモードに保持される。その位置から90度回動されて
第2の係止孔38dにボール43が係止された状態で、
回動弁25が浄水シャワー位置に保持される。さらに、
第3の係止孔38eにボール43が係止された状態で、
回動弁25が原水シャワー位置に、第4の係止孔38f
にボール43が係止された状態で、回動弁25が逆洗シ
ャワー位置に保持される。
の圧力が異常高圧となった場合に、外部に放圧するリリ
ーフ弁である。次に、前記のように構成した切換弁につ
いて、その作用を説明する。 (浄水ストレートモード)図1〜3及び図7(a),
(b)は、操作機構K2の操作レバー39によって回動
弁25が回動されて浄水ストレートモードに保持された
状態を示す。このモードにおいては、図7(a)に示す
ように第1弁孔25eが原水導入口21bに連通され、
第2弁孔25fが弁収容室21aの内周面によって閉鎖
され、原水通路25gは、第2弁室R2と対応し、図7
(b)に示すように球状弁体32が第2吐出口21gの
弁座31を閉鎖し、第2開口21eが開放されている。
21aから第1弁孔25eを経て第1弁室R1に流れ、
第1開口21dから第1連通管14、浄水器16に導か
れ、ここで浄水となる。この浄水は、第2連通管15、
第2開口21eを通って、第2弁室R2に導かれ、第1
吐出口21fから外部にストレートに吐出される。 (浄水シャワーモード)次に、操作レバー39を90度
回転して回動弁25を同角度回動すると、図8(a)に
示すように第1弁孔25eと原水導入口21bとの連通
が遮断されて、第2弁孔25fが原水導入口21bと連
通され、原水通路25gは不作動状態に保持され、第1
弁部25hにより第1吐出口21fが閉鎖される。さら
に、回動弁25と同期回動する弁作動体25iにより球
状弁体32が図8(b)に示すように持ち上げられて第
2吐出口21gが開放され、第2開口21eが開放状態
に保持される。
21aから第2弁孔25fを経て第1弁室R1に流れ、
第1開口21dから第1連通管14、浄水器16に導か
れ、ここで浄水となる。この浄水は、第2連通管15、
第2開口21eを通って、第2弁室R2に導かれる。こ
の浄水は、第1吐出口21fから吐出されることなく、
第2吐出口21fから整流板33の孔33aを経て、シ
ャワーキャップ34の多数の小孔34aからシャワーと
して吐出される。 (原水シャワーモード)次に、操作レバー39をさらに
45度回動すると、図9(a)に示すように、第1及び
第2の弁孔25e,25fが弁収容室21aの内周面に
よって共に閉鎖されて、第1弁室R1から浄水器16へ
の原水の供給が遮断されるとともに、原水通路25gが
原水導入口21bと対応し、原水が第2弁室R2内へ導
かれ、第1弁部25hにより第1吐出口21fが閉鎖状
態に保持される。又、このモードでは図9(b)に示す
ように、球状弁体32が依然として第2吐出口21fの
弁座31を開放した状態に保持され、かつ第2弁部25
jにより第2開口21eが閉鎖されので、第2弁室R2
内の原水は浄水器16側へ逆流することなく、第2吐出
口21gからシャワーモードで吐出される。 (逆洗ストレートモード)次に、操作レバー39をさら
に45度回動すると、図10(a)に示すように、第2
弁孔25fが閉鎖されたままの状態に保持され、かつ第
1弁孔25eが第1吐出口21fと連通し、第1弁室R
1から浄水器16への原水の供給が遮断されたままの状
態に保持される。又、原水通路25gが原水導入口21
bと対応したままに保持され、原水が第2弁室R2内へ
導かれる。さらに、このモードでは図10(b)に示す
ように、弁作動体25iが球状弁体32から離れて該弁
体32が第2吐出口21gの弁座31を閉鎖するととも
に、第2弁部25jが第2開口21eを開放する。この
ため、第2弁室R2内の原水が第2開口21eから第2
連通管15を通って浄水器16に逆流し、浄水器16内
を洗浄する。その後、第1連通管14を逆流して第1弁
室R1内に導かれ、第1弁孔25e及び第1吐出口21
fを通して逆流洗浄水がストレートに外部に吐出され
る。
度の範囲内で往復回動することにより、浄水ストレー
ト、浄水シャワー、原水シャワー、及び逆洗浄ストレー
トの四種類の吐出モードのうち所望する吐出モードにワ
ンタッチで切り換えられる。
各構成に基づく作用効果を列記する。 ・前記実施形態では原水導入口21bから回動弁25の
第1及び第2の弁孔25e,25fに圧送される原水が
図7(a)、図8(a)、図9(a)及び図10(a)
に示す各吐出モードにおいて、回動弁25の半径方向に
作用するので、回動弁25が回動力を受けることはな
い。従って、回動弁25を所定の位置に保持するための
操作機構K2のコイルばね41の弾性力を小さくするこ
とができる。
弁25と球状弁体32とにより構成し、前記回動弁25
を第1及び第2の区画体25a,25bと、両区画体を
連結する連結体25cと、球状弁体32を開閉する弁作
動体25iと、第1吐出口21fを開閉する第1弁部2
5hと、第2開口21eを開閉する第2弁部25jとに
より構成し、前記第1区画体25aに第1及び第2の弁
孔25e,25fを形成した。このため、部品点数を増
加することなく、操作機構K2の一つの操作レバー38
により四種類の吐出モードの切り換えをワンタッチで円
滑に行うことができる。
2弁部25jを一体に形成したので、構造を簡素化する
ことができる。 ・前記実施形態では、円柱状の連結体25cと弁作動体
25iとの間隔を球状弁体32の直径よりも小さくした
ので、球状弁体32を第2吐出口21gと対応する位置
近傍に保持して、弁体32の開閉を確実に行うことがで
きる。
ものではなく、次のように具体化することもできる。 (1)前記実施形態では弁作動体25iと、第2弁部2
5jを一体的に構成したが、これを別体で形成するこ
と。
用するようにしたが、これに代えて、回動弁25に第2
吐出口21gと、第2開口21eを前述した図7〜図1
0に示す開閉タイミングで開閉する複数の弁部(図示
略)を設けること。
ドの切り換えを行う構成としたが、これに代えて、原水
ストレート、原水シャワー、原水ストレート・シャワ
ー、浄水ストレート、浄水シャワー、浄水ストレート・
シャワー、逆洗浄ストレート、逆洗浄シャワー及び逆洗
浄ストレート・シャワー等の中から少なくとも四種類選
択されるように構成すること。
術思想について、以下にその効果とともに記載する。請
求項1又2において、前記弁作動体25iと第2弁部2
5jは、一体的に形成されている切換弁。
て、回動弁25を樹脂により一体成形する際、成形を容
易に行うことができる。請求項1又は2において、前記
原水通路25gは浄水ストレートにおいて、第2弁室R
2と第1吐出口21fを連通する位置に、原水シャワー
と逆洗ストレートにおいて、原水導入口21bと連通す
るように周方向にほぼ120度の形成角で設けられてい
る切換弁。
路の形成数を少なくして構造を簡素化することができ
る。又、この明細書において、流体とは水道水、井戸水
の他に薬剤や入浴剤等を添加した液体や、他の化学薬品
液を含むのものとする。
器、活水器、医療機器、あるいは分岐した蛇口等を含む
ものとする。
載の発明は、流体を少なくとも四種類以上の吐出モード
に切り換えることができるとともに、構造を簡素化して
部品点数を低減し、製造及び組み付け作業を容易に行
い、コストダウンを図ることができ、さらに、切り換え
操作をワンタッチで容易に行うことができる効果があ
る。また、原水シャワー、浄水ストレート、浄水シャワ
ー及び逆洗浄ストレートの四種類の吐出モードの切り換
え操作をワンタッチで容易に行うことができる効果があ
る。さらに、回動弁機構が回動弁と球状弁体とにより構
成されているので、その機構を簡素化することができる
効果がある。
図。
の分解斜視図。
ストレートモードに切り換え配置された状態を示す断面
図。
シャワーモードに切り換え配置された状態を示す断面
図。
シャワーモードに切り換え配置された状態を示す断面
図。
洗ストレートモードに切り換え配置された状態を示す断
面図。
室、21b…原水導入口、21d…第1開口、21e…
第2開口、21f…第1吐出口、21g…第2吐出口、
25…回動弁、25a…第1区画体、25b…第2区画
体、25d…操作ロッド、25e…第1弁孔、25f…
第2弁孔、25g…原水通路、25h…第1弁部、25
i…弁作動体、25j…第2弁部、32…球状弁体、3
7…位置規制体、38…ボールホルダ、39…操作レバ
ー、R1…第1弁室、R2…第2弁室、K1…回動弁機
構、K2…操作機構。
Claims (2)
- 【請求項1】 上水道等の蛇口(13)から流体を導入
する導入口(21b)を備え、内部に弁収容室(21
a)を形成した弁本体ケース(21)と、 前記弁本体ケース(21)は前記弁収容室(21a)か
ら浄水器等の外部機器(16)に接続される複数の開口
(21d,21e)と、弁収容室(21a)から流体を
外部に吐出する複数の吐出口(21f,21g)を備え
ることと、 前記弁本体ケース(21)の弁収容室(21a)に収容
され、所定角度範囲内で往復回動することにより前記複
数の吐出口(21f,21g)から吐出される流体を少
なくとも四種類の吐出モードに切り換え可能な回動弁機
構(K1)と、 前記回動弁機構(K1)を少なくとも四種類の位置に段
階的に切り換え回動する一つの切換操作機構(K2)と
により構成し、少なくとも四種類の吐出モードは、蛇口
(13)からの原水をそのまま吐出する原水ストレー
ト、原水をシャワーで吐出する原水シャワー、原水スト
レート・シャワー、原水を浄水器により浄化してストレ
ートに吐出する浄水ストレート、浄水シャワー、浄水ス
トレート・シャワー、原水を浄水器に逆流させて洗浄し
た後の逆洗浄水をストレートに吐出する逆洗浄ストレー
ト、逆洗浄シャワー及び逆洗浄ストレート・シャワー等
の中から選択される四種類の吐出モードは、原水シャワ
ー、浄水ストレート、浄水シャワー及び逆洗浄ストレー
トである切換弁において、 弁本体ケース(21)の弁収容室(21a)には回動弁
機構(K1)を構成する回動弁(25)と球状弁体(3
2)が収容され、前記回動弁(25)は該弁収容室(2
1a)を第1弁室(R1)と第2弁室(R2)に区画す
る第1及び第2の区画体(25a,25b)と、両区画
体を連結する連結体(25c)とを備えるとともに、前
記弁本体ケース(21)は、前記第1及び第2の弁室
(R1,R2)と外部機器としての浄水器(16)を連
通する第1及び第2の開口(21d,21e)を備え、
第2弁室(R2)内の原水又は浄水を外部にストレート
に吐出する第1吐出口(21f)と、シャーワーモード
で吐出する第2吐出口(21g)を備え、第2弁室(R
2)には前記第1吐出口(21g)を開閉する球状弁体
(32)が収容され、前記回動弁(25)の第1区画体
(25a)には、前記原水導入口(21b)に接続し
て、原水を第1弁室(R1)へ導入可能な第1及 び第2
の弁孔(25e,25f)と、前記原水導入口(21
b)に対応して、原水を第2弁室(R2)へ導入可能な
原水通路(25g)と、前記第1吐出口(21f)と対
応して該第1吐出口(21f)を閉鎖する第1弁部(2
5h)とが設けられ、前記第1及び第2の区画体(25
a,25b)の間には前記球状弁体(32)を開閉操作
する弁作動体(25i)と、第2開口を閉鎖可能な第2
弁部(25j)が設けられている切換弁。 - 【請求項2】 請求項1記載の切換弁において、回動弁
(25)が浄水ストレート吐出モードに保持された状態
では、前記原水導入口(21b)と第1弁孔(25e)
が連通し、第2弁孔(25f)が閉鎖され、原水通路
(25g)により第2弁室(R2)と第1吐出口(21
f)とが連通し、球状弁体(32)が第2吐出口(21
g)を閉鎖した状態に保持され、回動弁(25)が所定
角度回動されて、浄水シャワー吐出モードに切り換えら
れると、第2弁孔(25f)が原水導入口(21b)と
連通され、第1弁孔(25e)が閉鎖され、第1吐出口
(21f)は第1弁部(25h)によって閉鎖され、弁
作動体(25i)により球状弁体(32)が浮上されて
第2吐出口(21g)が開放された状態に保持され、さ
らに回動弁(25)が所定角度回動されて、原水シャワ
ー吐出モードに切り換えられると、第1,2の弁孔(2
5e,25f)が共に閉鎖され、第1吐出口(21f)
は第1弁部(25h)によって閉鎖され、弁作動体(2
5i)により球状弁体(32)が浮上位置に保持され、
原水通路(25g)により原水導入口(21b)と第2
弁室(R2)が連通され、第2弁部(25j)により第
2開口(21e)が閉鎖された状態に保持され、さら
に、回動弁(25)が所定角度回動されて、逆洗ストレ
ートモードに切り換えられると、弁作動体(25i)が
球状弁体(32)から離れて球状弁体(32)により、
第2吐出口(21g)が閉鎖され、第1弁孔(25e)
が第1吐出口(21f)と連通され、第2弁孔(25
f)が閉鎖位置に保持され、原水通路(25g)が原水
導入口(21b)と連通され、第2弁部(25j)によ
る第2開口(21e)の閉鎖が解かれるように構成され
ている切換弁。
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