JP3208590U - 浄水器 - Google Patents

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慶昌 木島
慶昌 木島
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Abstract

【課題】水処理用カートリッジの交換作業を簡単に行える浄水器を提供する。【解決手段】円筒状のハウジング10の下端に原水導入口管及び浄水流出口管25を有する底蓋部を設けた水処理用カートリッジ1と、架台ユニット200とを備える。ハウジング10は下端に周方向に略等間隔で設けた係合凸条部を備える。架台ユニット200は原水給水口部24と浄水出水口部25を有するベース台部2と、ベース台部2に固設した載置用台部3と、ベース台部2上に回転可能に設けた可動リング部4とを備える。載置用台部3に原水導入口管及び浄水流出口管25を係入すると共に原水給水口部24及び浄水出水口部25と連通する第1及び第2の係入口部を設ける。台板部の外周部に設けた円筒状の垂直壁に各係合凸条部と対応させて各係合凸条部を係合する係合凹部を形成する。可動リング部4に垂直壁の上端と対向する押え用フランジ部を形成し、フランジ部に各係合凹部と対応させて切欠凹部を設ける。【選択図】図7

Description

本考案は水道水等の水を活性浄化等、処理する浄水器に関する。
従来、例えば家庭や事務所等で使用する浄水器として、水活性や活性炭その他の水処理剤を充填した水処理用カートリッジを、入水口及び送水口を有するハウジング内に収納して構成したものが一般に知られている(例えば特許文献1、2等参照)。
上記従来の浄水器によれば、水道水等を任意の水処理剤で処理して飲料水として使用することができる。
実開平6−11887号公報 特開平7−39883号公報
通常、水処理用カートリッジは、使用開始後に一定期間経過すると水処理効果が著しく低下するため、新しいカートリッジと交換する必要がある。
しかし、従来の浄水器は、先行文献に開示されているように、カートリッジをハウジング内に収納してあるため、カートリッジの交換作業が煩雑で手間が掛る問題を有していた。
すなわち、カートリッジを交換する際には、ハウジング側のボルトやナット等を緩めて蓋等を取り外して使用済みのカートリッジを取出し、新しいカートリッジをハウジング内に収納して閉塞すると共にボルトやナット等を締付けてセットしている。そのため、カートリッジの交換作業が煩雑で多くの時間と手間が掛り、熟練を要している。
本考案は上記のような事情に鑑み、熟練を要すことなく、カートリッジを簡単かつ円滑良好に行うことができる浄水器を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案のうち1つの考案(第1の考案)は、水処理用カートリッジと架台ユニットとを備え、前記カートリッジを前記架台ユニットに着脱可能に設置して使用する浄水器であって、
前記カートリッジは、上端を閉塞し、内部に水処理剤を充填した円筒状ハウジングと、前記ハウジングの下端に固定して設けた底蓋部と、前記底蓋部に突設した原水導入口管及び浄水流出口管と、管体の上下端を開口し、下端を前記原水導入口管と連通すると共に上端を前記ハウジング内の上端部近くに位置させて、前記ハウジング内に立設した流水管と、前記ハウジングの下端に周方向に略等間隔で所望数設けた所定の幅及び高さの係合凸条部とを備え、
前記架台ユニットは、下端に底蓋部を設けると共に上端を開口した所望の直径及び高さの円筒皿状のベース台部と、前記ベース台部の中央部に配置し、前記ベース台部に固定して設けた載置用台部と、前記ベース台部の円筒部と略同径の円筒状に形成し、前記ベース台部上に周方向に回転可能、かつ、係止手段により前記ベース台部に対して横方向及び上下方向への動きを係止して設けた可動リング部と、前記可動リング部の正逆方向の回転範囲を規制するストッパー手段とを備え、
前記ベース台部は、外方へ開口して設けた原水給水口部と浄水出水口部とを備え、
前記載置用台部は、円形状の台板部と、前記台板部に設けられ、前記原水導入口管を気密に係入する第1の係入口部と、前記浄水流出口管を気密に係入する第2の係入口部と、前記第1の係入口部と前記原水吸水口部とを連通する第1の流水通路と、前記第2の係入口部と前記浄水出水口部とを連通する第2の流水通路と、前記台板部の外周部に沿わせて垂直に延設した所定の高さの円形状の垂直壁と、前記垂直壁の周方向に前記カートリッジの前記各係合凸条部間の間隔と対応する間隔、かつ、前記係合凸条部の幅及び高さと対応させて設け、前記各係合凸条部を係合する係合凹部とを備え、
前記可動リング部は、円筒部と、前記垂直壁の上端と対向させるように、前記円筒部の上端から内側方向へ折曲して形成した押え用フランジ部と、前記載置台部の各係合凹部と対応させて前記フランジ部に設け、前記各係合凸条部を係入可能な切欠凹部とを備え、
前記可動リング部を所定角度回転して可動リング部の前記各切欠凹部と前記載置用台部の前記各係合凹部を合致させた状態で前記カートリッジの前記原水導入口管及び浄水流出口管を前記載置用台部の前記第1及び第2の係入口部に係入すると共に前記カートリッジの前記各係合凸条部を前記各切欠凹部を介して前記各係合凹部に係合させた後、前記可動リング部を所定方向へ所定角度回転することにより、前記カートリッジを前記架台ユニットに着脱可能に起立固定して設置するように構成したことを特徴とする。
上記のように構成すると、可動リングを所定角度回転して可動リングの各切欠凹部を載置用台部の各係合凹部に合致させることにより、カートリッジの各係合凸条部を各切欠凹部を介して各係合凹部に係合可能になる。そこで、上記状態でカートリッジの原水導入口管及び浄水流出口管を載置用台部の第1及び第2の係入口部に係入すると共にカートリッジの各係合凸条部を各切欠凹部を介して各係合凹部に係合させた後、可動リング部を所定方向へ所定角度回転することにより、各係合凸条部は各係合凹部の上壁面と可動リング部の押え用フランジ部で挟むように押えられロックされる。したがって、上記により、カートリッジは架台ユニットの載置用台部上に起立固定して設置される。
そして、上記状態で可動リング部を所定方向に所定角度回転して各切欠凹部を各係合凹部に合致させることにより、前記ロックは解除されるので、カートリッジを引張ることにより、架台ユニットから簡単に取り外すことができる。
上記したように、カートリッジ交換時の取り外し及び取付けてセットする作業を簡単かつ円滑良好に行うことができる。
なお、上記の場合において、可動リング部を所定角度回転して位置決めする回転角度の範囲は、ストッパー手段で規制して設定することができる。
一方、架台ユニットのベース台部の原水給水口部から圧力供給される水道水等の原水は、第1の流水通路、原水導入口管を介し流水管に導入され、流水管の上端から流出し、水処理剤を通過して水処理剤で活性浄化等処理されて、浄水流出口管、第2の流水通路を介してベース台部の浄水出水口部から出水する。
本考案の他の1つの考案(第2の考案)は、第1の考案の浄水器において、前記載置用台部は、前記円形状の台板部の外周面の周縁部に沿わせて形成した案内用係合溝を有していると共に、前記可動リング部は、前記円筒部内に固定して対設した1対の案内用湾曲係合板を有し、前記両湾曲係合板は前記両湾曲係合板の内側端部を前記案内用係合溝に摺動可能に係合されていることを特徴とする。
上記のように構成すると、可動リング部は前記両湾曲係合板の係合溝との係合により、案内されて回転する。したがって、可動リング部の回転操作(動作)を円滑良好にする。また、前記両湾曲係合板の係合溝への係合により、可動リング部をベース台部に対して横方向及び上下方向への動きを係止するストッパー機能として作用する。
本考案のさらに他の1つの考案(第3の考案)は、第1の考案の浄水器において、円筒状のボディの上端部に第1の流入口、下端部に第1の流出口、及び側部に第2の流出口と第2の流入口を有すると共に内部に流路切替ユニットを有するコック本体と、前記コック本体に設けた操作用レバーとを有する切替コックと、前記第2の流出口と前記架台ユニットのベース台部の前記原水給水口部を接続する第1の接続ホースと、前記第2の流入口を前記ベース台部の前記浄水出水口部を接続する第2の接続ホースとをさらに備え、
前記レバーを操作して、前記蛇口からの原水の流路を前記第2の流出口側え切替えて前記浄水器を通過させて前記第1の流出口から流出させる切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないでストレートで前記第1の流出口から流出させる切替流路とに選択して切替可能に構成されていることを特徴とする。
本考案のさらに他の1つの考案(第4の考案)は、第3の考案の浄水器において、前記切替コックの前記第1の流出口は、水を集束状態で流出するストレート流出口と、水をシャワー化して吐出するシャワー流出口とを備え、
前記レバーを操作して、前記蛇口からの原水の流路を前記第2の流出口側に切替えて前記浄水器を通過させ前記ストレート流出口から流出させる第1の切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないで、原水のままでストレート流出口から流出させる第2の切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないで、原水のままでシャワー流出口からシャワー化して吐出する第3の切替流路とに切替可能に構成されていることを特徴とする。
本考案によれば、次のような作用効果を奏する。
(1)水処理用カートリッジの交換作業を簡単かつ円滑良好に行うことができる浄水器を提供することができる。
(2)第2の考案によれば、上記効果に加え、可動リング部の回転操作を円滑良好に行うことができる。
(3)第3及び第4の考案によれば、上記効果に加え、原水の流路を浄水器を通過させて切替コックの流出口から流出させる流路と浄水器を通過させないで切替コックの流出口から流出させる流路に選択して切替えることができる。
本考案の一実施形態の浄水器の構成を概略的に示す説明斜視図である。 前記浄水器の構成を概略的に示す説明正面図である。 前記浄水器の構成を概略的に示す説明平面図である。 水処理用カートリッジの構成を概略的に示す平面図である。 前記カートリッジの構成を概略的に示す説明縦断面図である。 前記カートリッジ内に供給される原水の流れを概略的に示す説明図である。 前記浄水器の構成を概略的に示す説明縦断面図である(但し、水処理剤は省略)。 前記架台ユニットの構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明平面図、同図(b)は同図(a)のA−A線説明断面図である。 架台ユニットの載置用台部の構成を概略的に示す図であって、同図(a)は説明平面図、同図(b)は同図(a)のB−B線で切断し、その一部を拡大して示す説明断面図、同図(c)は前記載置用台部の外周壁面に設けた案内用係合溝の作用を説明するための説明図である。 可動リング部の前記ベース台部に対する正逆方向の回転角度を規制するストッパー手段の構成を説明するために示す説明図であって、同図(a)はベース台部の説明平面図、同図(b)は可動リング部の説明平面図である。 前記ストッパー手段の作用を説明するために示す図であって、同図(a)は可動リング部の正方向(時計方向)の回転範囲を規制する状態を示す説明図、同図(b)は逆方向(逆時計方向)の回転範囲を規制する状態を示す説明図である。 切替コックによる原水の流路を切替える状態を示す説明図であって、同図(a)は原水を浄水器側へ切替えた状態、同図(b)はシャワー側へ切替えた状態、同図(c)は原水をストレートで給水する側え切替えた状態を示す説明図、同図(d)は前記切替コックを底面側から見た説明図である。 前記浄水器に設けた切替コックを水道の蛇口に取付けた状態を概略的に示す説明図である。 図14(a)、(b)、(c)は前記切替コックによる切替流路を説明するために示すブロック説明図である。
以下、図面を参照して本考案の実施形態の一例について説明する。
図1ないし図14は本考案の一実施形態の浄水器を示す。
図1ないし図14に示すように、本実施形態の浄水器100は、水処理用カートリッジ1と、架台ユニット200と、切替コック300とを備える。
前記カートリッジ1は図5等に詳細に示すように、上端を閉塞した円筒状のハウジング10と、ハウジング10の下端を気密に閉塞すると共に下端に固定して設けた底蓋部11とを備える。
ハウジング10内には、水改質活性セラミック12a,抗菌セラミック12b,PH調整セラミック12c,水活性セラミック12d,粒状カルシウム剤12e,活性炭12f,抗菌セラミック12g,麦セラミック12h,粒状サンゴ12iその他の所望の水処理剤12を層状に積層して充填されている。
本実施形態のカートリッジ1は、ハウジング内の上端近くに敷設した上部フィルタ13と、中間部に敷設した中間部フィルタ14と、下端近くに敷設した底部フィルタ15とを備える。
本実施形態の前記上部フィルタ13は、仕切材の上下面に不織布(いずれも符号省略)を重合して構成されている。また、中間部フィルタ14は不織布で構成されている。さらに、底部フィルタは、下部ホルダ部の上面に不織布を、下面に焼結フィルタ材(いずれも符号省略)を重合して構成されている。上記各フィルタ13,14,15は一例として開示したもので、他の任意構成のフィルタを採用できること勿論である。
前記カートリッジ1は、底蓋部11に突設した原水導入口管16及び浄水流出口管17と、管体18aの上下端を開口し、下端を原水導入口管と連通させると共に上端をハウジング10内の上端部近く(上部フィルタ13の上方部とハウジングの頂壁との間の空間部18b)に位置させて、ハウジング10内に立設した流水管18とを備える。これにより、原水導入口管16から圧力導入される水(原水)は、流水管18を通って流水管18の上端から流出し、フィルタ13,14,15及び水処理剤12を通過し、この通過中に活性浄化等、水処理されて浄水流出口管17から流出する。
また、前記カートリッジ1は、ハウジング10の下端外壁に周方向に略等間隔で所望数設けた所定の幅(円周方向の長さ)及び高さの係合凸条部19…19を備える。本実施形態では係合凸条部19を4個設けた例が開示されている。前記各係合凸条部19…19は、架台ユニット200の後述する係合凹部に係合して、カートリッジ1を架台ユニットの載置用台上に着脱可能に起立して設置するためのものである。この点については追って詳細に説明する。
前記架台ユニット200は、図8等に詳細に示すように、円筒部20の下端に底蓋部21を設けると共に上端を開口した所望の直径及び高さの円筒皿状のベース台部2と、前記ベース台部2の中央部に配置し、前記ベース台部2に固定して設けた載置用台部3と、前記ベース台部2の円筒部20と略同径の円筒状に形成し、前記ベース台部上(ベース台部の円筒部20上)に周方向に回転可能、かつ、係止手段により前記ベース台部に対して横方向及び上下方向への動きを係止して設けた可動リング部4と、可動リング部4の正逆方向の回転範囲を規制するストッパー手段5とを備える。
前記ベース台部2は、円筒部20の上端から内側に垂直に延設した環状のフランジ部22と、底蓋部21の底部に設けたゴム製等の足台23とを備える。前記可動リング部4は前記ベース台部のフランジ部22上に回転可能に載置して設ける。
前記ベース台部2は、円筒部20から外方へ開口した原水給水口部24と浄水出水口部25とを備える。原水給水口部24は、図2に示すように、外部から内部方向へのみ水を流通する逆止弁26が設けてあると共に浄水出水口部25は、内部から外部方向へのみ水を流通する逆止弁27を備える。
前記載置用台部3は、円形状の台板部30と、台板部30に設けられ、原水導入口管16を気密に係入する第1の係入口部31と、浄水流出口管17を気密に係入する第2の係入口部32とを備える。また、載置用台部3は、図7等に示すように、第1の係入口部31とベース台部2の原水給水口部24とを連通する第1の流水通路33と、第2の係入口部32とベース台部2の浄水出水口部25とを連通する第2の流水通路34とを備える。
さらにまた、載置用台部3は、台板部30の外周部に沿わせて垂直に延設した所定の高さの円筒状(円形状)の垂直壁35と、垂直壁35の周方向にカートリッジ1の前記各係合凸条部19…19間の間隔と対応する間隔、かつ、前記係合凸条部19の幅(周方向の長さ)及び高さと対応させて設け、各係合凸条部19を係合する係合凹部36…36(符号36は図9(a)等参照)とを備える。
前記可動リング部4は、ベース台部2の円筒部20と略同径の円筒部40と、垂直壁35の上端と対向させるように、円筒部40の上端から内側方向へ折曲して形成した押え用フランジ部41と、載置用台部3の各係合凹部36と対応させてフランジ部41に設け、前記各係合凸条部19を係入可能な切欠凹部42…42とを備える。
上記により、可動リング部4を所定角度回転して可動リング部4の各切欠凹部42と載置用台部3の各係合凹部36を合致させた状態で、カートリッジ1の原水導入口管16及び浄水流出口管17を載置用台部3の第1及び第2の係入口部31及び32に係入すると共に前記カートリッジの各係合凸条部19を各切欠凹部42を介して(通して)載置用台部3の各係合凹部36に係合した後、可動リング部を所定方向へ所定角度回転することにより、各係合凸条部は各係合凹部の上壁面と可動リング部の押え用フランジ部41で挟むように押えられてロックされる。したがって、上記により、カートリッジ1は架台ユニットの載置用台部上に起立固定して設置(セット)されるように構成されている。
そして、上記状態で可動リング部4を所定方向へ所定角度回転して、各切欠凹部42を各係合凹部36に係合させることにより、前記ロックは解除されるので、カートリッジを引張ることにより、架台ユニットから簡単に取り外すことができる。
なお、図面上には開示していないが、第1の係入口部31及び第2の係入口部32の所望部に0リングを設け、カートリッジの原水導入口管16及び浄水流出口管17を係入する際の気密性を高めるように構成することが好ましい。
前記可動リング部4は、上述したように、ベース台部2上に係止手段によりベース台部2に対して横方向及び上下方向への動きを係止して回転可能に載置して設ける。
本実施形態では、載置用台部3の円形状の台板部30の外周面に、前記台板部30の周縁部に沿わせて形成した案内用係合溝37(符号37は図9(b)参照)を設ける。また、可動リング部4の円筒部40内に、台板部30と対応して湾曲した1対の金属板製等の案内用湾曲係合板43a,43bを相対して円筒部40に図9(c)等で示すようにネジ等(符号省略)で固定して設ける。そして、両湾曲係合板43a,43bは図9(c)等に示すように、その内側端部を案内用係合溝内に摺動可能に係合してある。
上記により、可動リング部4は、ベース台部2に対して横方向及び上下方向の動きを係止して、周方向に回転可能に設けてある。このように、本実施形態の係止手段は、台板部の外周面に設けた案内用係合溝37と可動リング部4の円筒部内に固定して対設した1対の金属板製等の案内用湾曲係合板を有し、両湾曲係合板の内側端部を案内用係合溝に摺動可能に係合した構成を採用している。
また、上記構成により、可動リング部は両湾曲係合板と案内用係合溝との係合により前記係合溝に沿って回転するので、可動リング部の回転操作を円滑良好に行うことができる。
前記載置用台部3は上述したように、ベース台部2に固定して設けてある。本実施形態では、図8(b)等に示すように、載置用台部3をベース台部2のフランジ部22にネジ等(符号省略)で固定すると共に支持杆38…38で支持させて固定する構成が開示されている。
前記ストッパー手段5は、可動リング部4の正逆方向の回転範囲(回転する角度の範囲)を規制するものである。
本実施形態のストッパー手段5は、ベース台部2のフランジ部22の所定部に両案内用湾曲係合板43a,43bの端部と当接する1個のボス(当接用凸部)50を設け、可動リング部を所定の角度で所定方向に回転した時点で一方の湾曲係合板43aの一端がボス50に当接してそれ以上の回転を規制(阻止)し、可動リング部を前記と逆方向に所定角度回転した時点で他方の湾曲係合板43bの一端が前記ボス50に当接してそれ以上の回転を規制(阻止)するように構成されている。
具体的には次の通りである。即ち、図11(a)に示す状態において、可動リング部4を左方向(逆時計方向)へ図11(b)に示すように約45度回転した時点において一方の湾曲係合板43bの一端がボス50に当接してそれ以上の左方向への回転を規制する。この状態の時点で可動リング部4の各切欠凹部42が載置用台部3の各係合凹部36に合致する。これにより、カートリッジ1の各係合凸条部19は各切欠凹部を介して係合凹部に係合可能になる。
そして、上記状態において、可動リング部4を前記と逆方向、即ち右方向(時計方向)へ約45度回転した時点において他方の湾曲係合板43aの一端が図11(a)に示すようにボス50に当接してそれ以上の右方向への回転を規制し、元の位置に復帰する。これにより、各係合凸条部19は各係合凹部の上壁面と可動リング部の押え用フランジ部41で挟むように押えられてロックするように構成されている。
前記切替コック300は、コック本体6と、コック本体6に設けた操作レバー7とを有する。
コック本体6は、円筒状のボディ60の上端部に第1の流入口61、下端部に流出口62、及び側部に第2の流出口63と第2の流入口を有すると共に内部に任意構成の流路切替ユニット(符号省略)とを有する。前記第1の流出口62は第1の接続ホース70により架台ユニットのベース台部2の原水給水口部24と接続されている。第2の流入口64は第2の接続ホース71によりベース台部2の浄水出水口部25と接続されている。切替コック300は、図13に示すように、第1の流入口61を水道等72の蛇口73に連通して取付けて使用される。水道水等の原水は水道等に設けた開閉バルブ74を開いて切替コック300へ給水する。
切替コックは、レバー7を操作して、蛇口73からの水道水等の原水の流路を第2の流出口63側へ切替えて第1の接続ホース72を介して浄水器の原水給水口部から浄水器へ給水し、浄水器のカートリッジ1を通過させて浄水出水口部から第2の接続ホースを介して第2の流水口からコック本体へ戻し、第1の流出口62から外部へ流出させる切替通路と、蛇口からの原水の流路を浄水器を通過させないでストレートで第1の流出口から外部へ流出させる切替流路とに選択して切替可能に構成されている。
前記切替コック300は、例えば実開平5−30650号公報等に開示されているような公知の切替コックを任意に選択して採用することができる。
本実施形態の切替コックの前記第1の流出口62は、水を集束状態で流出するストレート流出口62aと、水をシャワー化して吐出する多孔性等のシャワー流出口62bとを備える。これにより、本実施形態の切替コックは、第1の切替流路、第2の切替流路、及び第3の切替流路の三種類の切替流路にレバーを操作して三段階に切替え可能に構成されている。
次に前記三種類の切替流路について、図14を参照して具体的に説明する。図14aは第1の切替流路を示す。第1の切替流路は、レバー7を1段目に切替えた状態を示す。これにより、蛇口からの原水は第2の流水口から第1の接続ホース72を介して浄水器に給水し、浄水器のカートリッジを通過させて浄水出水口部から第2の接続ホースを介して第2の流入口からコック本体へ戻し、第1の流出口62のストレート流出口62aから外部へ流出させる切替通路である。
図14bは第2の切替流路を示す。第2の切替流路は、図14bに示すように、レバーを図14aの位置から1段上方へ動かす。これにより、蛇口からの原水は、浄水器を通過させることなく、原水をシャワー化して第2の流出口62のシャワー流出口62bから吐出させる切替通路である。
図14cは第3の切替流路を示す。第3の切替流路は、図14cに示すように、レバーを図14bの位置から1段上方へ動かす。これにより、蛇口からの原水は浄水器を通過させないで、ストレートで第2の流出口のストレート流出口62aから外部へ流出させる切替通路である。
なお、本実施形態の切替コックは一例として開示したもので、図示以外の構成の切替コックを採用できること勿論である。
また、本実施形態のように、浄水器と切替コックを第1及び第2の接続ホースで接続し、切替コックから外部へ出水させるように構成すると、浄水器を安定して設置することができる。
また、上記した実施形態は一例として開示したもので、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の技術思想を越脱しない範囲において任意に変更可能なものである。
1 水処理用カートリッジ
2 ベース台部
3 載置用台部
4 可動リング部
5 ストッパー手段
10 円筒状ハウジング
12 水処理剤
16 原水導入口管
17 浄水流出口管
24 原水給水口部
25 浄水出水口部
31 第1の係入口部
32 第2の係入口部
36 係合凹部
41 押え用フランジ部
42 切欠凹部

Claims (4)

  1. 水処理用カートリッジと架台ユニットとを備え、前記カートリッジを前記架台ユニットに着脱可能に設置して使用する浄水器であって、
    前記カートリッジは、上端を閉塞し、内部に水処理剤を充填した円筒状ハウジングと、前記ハウジングの下端に固定して設けた底蓋部と、前記底蓋部に突設した原水導入口管及び浄水流出口管と、管体の上下端を開口し、下端を前記原水導入口管と連通すると共に上端を前記ハウジング内の上端部近くに位置させて、前記ハウジング内に立設した流水管と、前記ハウジングの下端に周方向に略等間隔で所望数設けた所定の幅及び高さの係合凸条部とを備え、
    前記架台ユニットは、下端に底蓋部を設けると共に上端を開口した所望の直径及び高さの円筒皿状のベース台部と、前記ベース台部の中央部に配置し、前記ベース台部に固定して設けた載置用台部と、前記ベース台部の円筒部と略同径の円筒状に形成し、前記ベース台部上に周方向に回転可能、かつ、係止手段により前記ベース台部に対して横方向及び上下方向への動きを係止して設けた可動リング部と、前記可動リング部の正逆方向の回転範囲を規制するストッパー手段とを備え、
    前記ベース台部は、外方へ開口して設けた原水給水口部と浄水出水口部とを備え、
    前記載置用台部は、円形状の台板部と、前記台板部に設けられ、前記原水導入口管を気密に係入する第1の係入口部と、前記浄水流出口管を気密に係入する第2の係入口部と、前記第1の係入口部と前記原水吸水口部とを連通する第1の流水通路と、前記第2の係入口部と前記浄水出水口部とを連通する第2の流水通路と、前記台板部の外周部に沿わせて垂直に延設した所定の高さの円形状の垂直壁と、前記垂直壁の周方向に前記カートリッジの前記各係合凸条部間の間隔と対応する間隔、かつ、前記係合凸条部の幅及び高さと対応させて設け、前記各係合凸条部を係合する係合凹部とを備え、
    前記可動リング部は、円筒部と、前記垂直壁の上端と対向させるように、前記円筒部の上端から内側方向へ折曲して形成した押え用フランジ部と、前記フランジ部に設け、前記各係合凸条部を係入可能な切欠凹部とを備え、
    前記可動リング部を所定角度回転して可動リング部の前記各切欠凹部と前記載置用台部の前記各係合凹部を合致させた状態で前記カートリッジの前記原水導入口管及び浄水流出口管を前記載置用台部の前記第1及び第2の係入口部に係入すると共に前記カートリッジの前記各係合凸条部を前記各切欠凹部を介して前記各係合凹部に係合させた後、前記可動リング部を所定方向へ所定角度回転することにより、前記カートリッジを前記架台ユニットに着脱可能に起立固定して設置するように構成した
    ことを特徴とする浄水器。
  2. 請求項1に記載の浄水器において、
    前記載置用台部は、前記円形状の台板部の外周面の周縁部に沿わせて形成した案内用係合溝を有していると共に、前記可動リング部は、前記円筒部内に固定して対設した1対の案内用湾曲係合板を有し、前記両湾曲係合板は前記両湾曲係合板の内側端部を前記案内用係合溝に摺動可能に係合されていることを特徴とする浄水器。
  3. 請求項1に記載の浄水器において、
    円筒状のボディの上端部に第1の流入口、下端部に第1の流出口、及び側部に第2の流出口と第2の流入口を有すると共に内部に流路切替ユニットを有するコック本体と、前記コック本体に設けた操作用レバーとを有する切替コックと、前記第2の流出口と前記架台ユニットのベース台部の前記原水給水口部を接続する第1の接続ホースと、前記第2の流入口を前記ベース台部の前記浄水出水口部を接続する第2の接続ホースとをさらに備え、
    前記レバーを操作して、前記蛇口からの原水の流路を前記第2の流出口側え切替えて前記浄水器を通過させて前記第1の流出口から流出させる切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないでストレートで前記第1の流出口から流出させる切替流路とに選択して切替可能に構成されていることを特徴とする浄水器。
  4. 請求項3に記載の浄水器において、
    前記切替コックの前記第1の流出口は、水を集束状態で流出するストレート流出口と、水をシャワー化して吐出するシャワー流出口とを備え、
    前記レバーを操作して、前記蛇口からの原水の流路を前記第2の流出口側に切替えて前記浄水器を通過させ前記ストレート流出口から流出させる第1の切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないで、原水のままでストレート流出口から流出させる第2の切替流路と、前記蛇口からの原水の流路を前記浄水器を通過させないで、原水のままでシャワー流出口からシャワー化して吐出する第3の切替流路とに切替可能に構成されていることを特徴とする浄水器。
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