JP3179221B2 - パケット交換接続方式 - Google Patents
パケット交換接続方式Info
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- JP3179221B2 JP3179221B2 JP31761692A JP31761692A JP3179221B2 JP 3179221 B2 JP3179221 B2 JP 3179221B2 JP 31761692 A JP31761692 A JP 31761692A JP 31761692 A JP31761692 A JP 31761692A JP 3179221 B2 JP3179221 B2 JP 3179221B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はパケット交換接続方式に
関し、特にネットワーク状態に応じたパケット端末アド
レス検索機能を有するパケット交換接続方式に関する。
関し、特にネットワーク状態に応じたパケット端末アド
レス検索機能を有するパケット交換接続方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のアドレス検索方式では、アドレス
検索テーブルは固定的であり、ネットワーク状態を意識
することがないので、ネットワーク状態に応じたアドレ
ス検索テーブルの検索をすることができない方式であっ
た。
検索テーブルは固定的であり、ネットワーク状態を意識
することがないので、ネットワーク状態に応じたアドレ
ス検索テーブルの検索をすることができない方式であっ
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来のアドレス検
索方式では、ネットワーク状態が変わってもアドレス検
索テーブルは固定的であったので、パケット端末はネッ
トワーク状態によって相手パケット端末アドレスを意識
的に変更しなければならないという問題点があった。
索方式では、ネットワーク状態が変わってもアドレス検
索テーブルは固定的であったので、パケット端末はネッ
トワーク状態によって相手パケット端末アドレスを意識
的に変更しなければならないという問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のパケット交換接
続方式は、ネットワークを構成する複数のパケット交換
機におけるパケット交換接続方式において、前記各パケ
ット交換機は、パケット端末アドレスによって中継回線
の選択を行う数字翻訳処理部を備え、前記数字翻訳処理
部はアドレス検索テーブルと回線番号検索テーブルとを
備え、かつ前記数字翻訳処理部はパケット通信を行う際
にその時点の前記ネットワークの状態を示す情報を有
し、このネットワーク状態情報に応じて前記アドレス検
索テーブルを検索して１つの正規化局番を取得するアド
レス検索処理と、前記正規化局番により前記回線番号検
索テーブルを検索して回線番号を取得する回線番号検索
処理と、前記回線番号により中継回線を選択する中継回
線選択処理とを行うことを特徴とする。
続方式は、ネットワークを構成する複数のパケット交換
機におけるパケット交換接続方式において、前記各パケ
ット交換機は、パケット端末アドレスによって中継回線
の選択を行う数字翻訳処理部を備え、前記数字翻訳処理
部はアドレス検索テーブルと回線番号検索テーブルとを
備え、かつ前記数字翻訳処理部はパケット通信を行う際
にその時点の前記ネットワークの状態を示す情報を有
し、このネットワーク状態情報に応じて前記アドレス検
索テーブルを検索して１つの正規化局番を取得するアド
レス検索処理と、前記正規化局番により前記回線番号検
索テーブルを検索して回線番号を取得する回線番号検索
処理と、前記回線番号により中継回線を選択する中継回
線選択処理とを行うことを特徴とする。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００７】図１は本発明の一実施例を説明するための
パケット交換機のネットワーク構成を示すブロック図で
ある。
パケット交換機のネットワーク構成を示すブロック図で
ある。
【０００８】図１において、中継局１７，Ａセンター局
１５，Ｂセンター局１６には、図示していない中央処理
装置の中に数字翻訳処理部１０を有しており、この中央
処理装置が図示していない記憶装置に格納されているソ
フトウェアプログラムを読み出して処理を実行する。
１５，Ｂセンター局１６には、図示していない中央処理
装置の中に数字翻訳処理部１０を有しており、この中央
処理装置が図示していない記憶装置に格納されているソ
フトウェアプログラムを読み出して処理を実行する。
【０００９】中継局１７はＡセンター局１５，Ｂセンタ
ー局１６およびネットワーク管理システム１８と接続さ
れており、Ａセンター局１５にはＡホスト１１，Ｂバッ
クアップ１２および端末１９が接続され、Ｂセンター局
１６にはＢホスト１３，Ａバックアップ１４が接続され
ている。
ー局１６およびネットワーク管理システム１８と接続さ
れており、Ａセンター局１５にはＡホスト１１，Ｂバッ
クアップ１２および端末１９が接続され、Ｂセンター局
１６にはＢホスト１３，Ａバックアップ１４が接続され
ている。
【００１０】次に、本実施例の動作について図３，図４
を併用して説明する。
を併用して説明する。
【００１１】図３は図１におけるアドレス検索処理の流
れを示す図、図４は図１における回線番号検索処理の流
れを示す図である。
れを示す図、図４は図１における回線番号検索処理の流
れを示す図である。
【００１２】ネットワーク状態が正常なときに端末１９
からＡホスト１１へパケット通信を行う場合には、数字
翻訳処理部１０はアドレス検索処理を行う。
からＡホスト１１へパケット通信を行う場合には、数字
翻訳処理部１０はアドレス検索処理を行う。
【００１３】すなわち、図３に示す１次ヘッドテーブル
３１からｎ次テーブル３２までをパケット端末アドレス
のＤ１，〜Ｄｎにより検索する。
３１からｎ次テーブル３２までをパケット端末アドレス
のＤ１，〜Ｄｎにより検索する。
【００１４】ここでｎ次テーブル３２から検出したプロ
セス識別子（以下ＰＩ）＝５であれば障害時のバックア
ップとなり、識別子ＩＤでネットワーク状態管理テーブ
ル３３を検索する。
セス識別子（以下ＰＩ）＝５であれば障害時のバックア
ップとなり、識別子ＩＤでネットワーク状態管理テーブ
ル３３を検索する。
【００１５】このとき、状態は正常なのでネットワーク
状態（ｍ）は“０”である。従ってアドレス検索結果決
定テーブル３４をネットワーク状態（ｍ）をアドレスと
して検索し、ＰＩ＝２と自局内正規化局番が決定され
る。数字翻訳処理部１０では、この結果をもとに回線番
号検索処理を行う。
状態（ｍ）は“０”である。従ってアドレス検索結果決
定テーブル３４をネットワーク状態（ｍ）をアドレスと
して検索し、ＰＩ＝２と自局内正規化局番が決定され
る。数字翻訳処理部１０では、この結果をもとに回線番
号検索処理を行う。
【００１６】図４に示す回線番号検索では、１次ヘッド
テーブル４１からｎ次テーブル４２までを自局内正規化
局番ＮＯＣ，〜次テーブルアドレスＤｎにより検索する
ことによってＡホスト１１の回線番号ＣＥＮが決定され
る。
テーブル４１からｎ次テーブル４２までを自局内正規化
局番ＮＯＣ，〜次テーブルアドレスＤｎにより検索する
ことによってＡホスト１１の回線番号ＣＥＮが決定され
る。
【００１７】ここで、図１に示すＡホスト１１およびＢ
バックアップ１２が何らかの障害により機能が停止した
とき、運用者はネットワーク管理システム１８から状態
切換え指示のコマンドを打ち込む。
バックアップ１２が何らかの障害により機能が停止した
とき、運用者はネットワーク管理システム１８から状態
切換え指示のコマンドを打ち込む。
【００１８】これにより、各Ａセンター局１５，Ｂセン
ター局１６と中継局１７の図３に示すネットワーク状態
管理テーブル３３のネットワーク状態（ｍ）を１に書き
換える。
ター局１６と中継局１７の図３に示すネットワーク状態
管理テーブル３３のネットワーク状態（ｍ）を１に書き
換える。
【００１９】このような状態で端末１９からＡホスト１
１へパケット通信を行う場合には、数字翻訳処理部１０
はアドレス検索処理で図３に示す１次ヘッドテーブル３
１からｎ次テーブル３２までをパケット端末アドレスの
Ｄ１，〜Ｄｎにより検索する。
１へパケット通信を行う場合には、数字翻訳処理部１０
はアドレス検索処理で図３に示す１次ヘッドテーブル３
１からｎ次テーブル３２までをパケット端末アドレスの
Ｄ１，〜Ｄｎにより検索する。
【００２０】ここでｎ次テーブル３２から検出したＰＩ
が５であったとすれば、識別子ＩＤでネットワーク状態
管理テーブル３３を検索する。
が５であったとすれば、識別子ＩＤでネットワーク状態
管理テーブル３３を検索する。
【００２１】このとき、状態は異常なのでネットワーク
状態（ｍ）は“１”である。従ってアドレス検索結果決
定テーブル３４をネットワーク状態（ｍ）をアドレスと
して検索し、ＰＩ＝３と正規化対地番号が決定される。
数字翻訳処理部１０では、この結果をもとに中継回線選
択処理を行う。そして、中継回線選択の後、回線番号を
決定する。
状態（ｍ）は“１”である。従ってアドレス検索結果決
定テーブル３４をネットワーク状態（ｍ）をアドレスと
して検索し、ＰＩ＝３と正規化対地番号が決定される。
数字翻訳処理部１０では、この結果をもとに中継回線選
択処理を行う。そして、中継回線選択の後、回線番号を
決定する。
【００２２】なお、図３に示すｎ次テーブル３２の
“＆”はアドレス検索結果決定テーブル３４のアドレス
である。また、ネットワーク状態管理テーブル３３のネ
ットワーク状態（ｍ）が“０”であれば正常を示し、例
えば図１におけるＡセンター局１５あてのパケットはＡ
ホスト１１と通信する。ネットワーク状態（ｍ）が
“１”であればＡ→Ｂバックアップを示し、Ａホスト１
１が障害でＡセンター局１５あてのパケットはＢセンタ
ー局１６のＡバックアップ１４と通信する。ネットワー
ク状態（ｍ）が“２”であればＢ→Ａバックアップを示
し、Ｂホスト１３が障害でＢセンター局１６あてのパケ
ットはＡセンター局１５のＢバックアップ１２と通信す
る。
“＆”はアドレス検索結果決定テーブル３４のアドレス
である。また、ネットワーク状態管理テーブル３３のネ
ットワーク状態（ｍ）が“０”であれば正常を示し、例
えば図１におけるＡセンター局１５あてのパケットはＡ
ホスト１１と通信する。ネットワーク状態（ｍ）が
“１”であればＡ→Ｂバックアップを示し、Ａホスト１
１が障害でＡセンター局１５あてのパケットはＢセンタ
ー局１６のＡバックアップ１４と通信する。ネットワー
ク状態（ｍ）が“２”であればＢ→Ａバックアップを示
し、Ｂホスト１３が障害でＢセンター局１６あてのパケ
ットはＡセンター局１５のＢバックアップ１２と通信す
る。
【００２３】また、アドレス検索結果決定テーブル３４
においてＰＩ＝２のときは自局落ち，ＰＩ＝３のときは
他局行きを示す。
においてＰＩ＝２のときは自局落ち，ＰＩ＝３のときは
他局行きを示す。
【００２４】次に、図２はＡホストおよびＢバックアッ
プが障害を起こしたときのパケットの流れの一例を示す
図である。
プが障害を起こしたときのパケットの流れの一例を示す
図である。
【００２５】図２においてＡ事務センター２１，Ｂ事務
センタ２２，中継センター２３，営業店２４ａ，〜２４
ｄはそれぞれインテグレーテッド・コミュニケーション
・プロセッサ（以下ＩＣＰ）を有する。
センタ２２，中継センター２３，営業店２４ａ，〜２４
ｄはそれぞれインテグレーテッド・コミュニケーション
・プロセッサ（以下ＩＣＰ）を有する。
【００２６】そして、破線矢印で示すように、営業店２
４ａから発信されたパケットは中継センター２３のＩＣ
Ｐ２３１の制御によりＡ事務センター２１まで到達する
が、Ａ事務センター２１のＡホストが障害のため、Ａ事
務センター２１のＩＣＰ２１１の制御によりパケットは
中継線を通ってＢ事務センター２２のＡバックアップと
通信することになる。
４ａから発信されたパケットは中継センター２３のＩＣ
Ｐ２３１の制御によりＡ事務センター２１まで到達する
が、Ａ事務センター２１のＡホストが障害のため、Ａ事
務センター２１のＩＣＰ２１１の制御によりパケットは
中継線を通ってＢ事務センター２２のＡバックアップと
通信することになる。
【００２７】しかしこのことは、Ａ事務センター２１，
Ｂ事務センター２２および中継センター２３だけが管理
していることで、営業店２４ａは意識することはない。
Ｂ事務センター２２および中継センター２３だけが管理
していることで、営業店２４ａは意識することはない。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、コンピュ
ータセンター障害時などでバックアップセンターを切り
換えるときに、ネットワークにおいて同一アドレスで異
なる局収容のホスト／端末へ接続を可能としたので、ホ
スト／端末の実現方式上の負担および切換え時の作業負
担を少なくすることができるという効果を有する。
ータセンター障害時などでバックアップセンターを切り
換えるときに、ネットワークにおいて同一アドレスで異
なる局収容のホスト／端末へ接続を可能としたので、ホ
スト／端末の実現方式上の負担および切換え時の作業負
担を少なくすることができるという効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を説明するためのパケット交
換機のネットワークの構成を示すブロック図である。
換機のネットワークの構成を示すブロック図である。
【図２】ＡホストおよびＢバックアップが障害を起こし
たときのパケットの流れの一例を示す図である。
たときのパケットの流れの一例を示す図である。
【図３】図１におけるアドレス検索処理の流れを示す図
である。
である。
【図４】図１における回線番号検索処理の流れを示す図
である。
である。
１０ 数字翻訳処理部 １１ Ａホスト １２ Ｂバックアップ １３ Ｂホスト １４ Ａバックアップ １５ Ａセンター局 １６ Ｂセンター局 １７ 中継局 １８ ネットワーク管理システム １９ 端末 ２１ Ａ事務センター ２２ Ｂ事務センター ２３ 中継センター ２４ａ，〜２４ｄ 営業店 ３１ アドレス検索テーブルの１次ヘッドテーブル ３２ アドレス検索テーブルのｎ次テーブル ３３ ネットワーク状態管理テーブル ３４ アドレス検索結果決定テーブル ４１ 回線番号検索テーブルの１次ヘッドテーブル ４２ 回線番号検索テーブルのｎ次テーブル ２１１，２１２，２２１，２２２，２３１，〜２３４
インテグレーテッド・コミュニケーション・プロセッ
サ（ＩＣＰ）
インテグレーテッド・コミュニケーション・プロセッ
サ（ＩＣＰ）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平３−247142（ＪＰ，Ａ) 特開 昭64−54956（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−94738（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−234136（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−198945（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−117741（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−7247（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−248727（ＪＰ，Ａ) 特開 平８−88648（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04L 12/56
Claims (1)
- 【請求項１】 ネットワークを構成する複数のパケット
交換機におけるパケット交換接続方式において、前記各
パケット交換機は、パケット端末アドレスによって中継
回線の選択を行う数字翻訳処理部を備え、前記数字翻訳
処理部はアドレス検索テーブルと回線番号検索テーブル
とを備え、かつ前記数字翻訳処理部はパケット通信を行
う際にその時点の前記ネットワークの状態を示す情報を
有し、このネットワーク状態情報に応じて前記アドレス
検索テーブルを検索して１つの正規化局番を取得するア
ドレス検索処理と、前記正規化局番により前記回線番号
検索テーブルを検索して回線番号を取得する回線番号検
索処理と、前記回線番号により中継回線を選択する中継
回線選択処理とを行うことを特徴とするパケット交換接
続方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31761692A JP3179221B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | パケット交換接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31761692A JP3179221B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | パケット交換接続方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06164642A JPH06164642A (ja) | 1994-06-10 |
| JP3179221B2 true JP3179221B2 (ja) | 2001-06-25 |
Family
ID=18090176
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31761692A Expired - Fee Related JP3179221B2 (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | パケット交換接続方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3179221B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2633478B2 (ja) * | 1994-09-16 | 1997-07-23 | 日本電気通信システム株式会社 | 局番状態及び回線状態による動的数字分析方式 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP31761692A patent/JP3179221B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06164642A (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010321 |
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