JP3179124U - 工具用携行具 - Google Patents

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Abstract

【課題】離脱を確実に防止しなければならない場合にあっては、装着される腰ベルトへの固定を強固なものとし、かつ、落下による不具合を差ほど考慮する必要が無く、着脱の操作性を優先する場合にあっては、その着脱操作を簡便に行ない得る工具用携帯具を提供する。
【解決手段】基体1と、この基体の表面に設けられた工具保持部2と、基体の裏面に設けられ腰ベルトに基体を吊り下げる吊り下げ部3とを備え、吊り下げ部が、基体に一体に設けられた環状の第1の吊り下げ部材4と、この第1の吊り下げ部材を取り囲むようにして設けられた第2の吊り下げ部材5とからなり、第2の吊り下げ部材が、基体の上縁部に延設された可撓性を有する舌片6と、この舌片の先端部分を、第1の吊り下げ部材4の下方において基体に固定する固定部材とによって構成されている。
【選択図】図2

Description

本考案は、工具を携帯する際に用いられ、特に、ベルトに吊り下げて使用される工具用携行具に関するものである。
一般に、電気工事や建設工事に従事する作業員は、ペンチ、カッター、ドライバー、あるいは、ハンマー等の複数の工具を携行し、必要に応じてこれらの工具を取り出して使用している。
そして、携行を簡便なものとするために、作業者は、作業服の腰ベルトに携行具を装着し、この携行具に前述した工具を収納するようにしている。
この携行具として、たとえば、特許文献1に示されるように、工具を収納する袋に環状の吊り下げ部材を一体に取り付けておき、この吊り下げ部材に前記腰ベルトを挿通した後に、この腰ベルトを作業服に装着して前記袋を腰に吊るし、この袋に、工具を収納することによって、この工具を携行するようにしたものがある。
特開2008−12250号公報
前述した従来の技術によって、工具を携行することが可能となったが、なお、つぎのような解決すべき問題点が残されている。
前述した技術では、袋を装着する場合、腰ベルトを吊り下げ部材に挿通した後に、この腰ベルトをさらに作業服に装着する手順が必要である。
そして、腰ベルトを作業服から外さない限り、前記携行具を取り外すことができず、高所作業時等、携行具を誤って落下させてしまうことを防止する点において有効である。
しかしながら、地上や閉塞空間での作業で、携行具が落下してもさほど問題にならないような状況下での作業で、前記携行具をすぐに取り外す必要がある場合には、この携行具の着脱作業が繁雑に感じられることである。
本考案は、前述した従来の問題点に鑑みてなされたもので、離脱を確実に防止しなければならない場合にあっては、装着される腰ベルトへの固定を強固なものとし、かつ、落下による不具合を差ほど考慮する必要が無く、着脱の操作性を優先する場合にあっては、その着脱操作を簡便に行ない得る工具用携帯具を提供することを課題とする。
本考案の請求項1に記載の工具用携行具は、工具を腰ベルトに装着して携帯するための工具用携行具であって、基体と、この基体の表面に上下方向に沿って設けられ、前記工具が挿入保持される工具保持部と、前記基体の裏面に設けられ、前記腰ベルトが挿通されることにより、この腰ベルトに前記基体を吊り下げる吊り下げ部とを備え、前記吊り下げ部が、前記基体に一体に設けられた環状の第1の吊り下げ部材と、この第1の吊り下げ部材を取り囲むようにして設けられた第2の吊り下げ部材とからなり、この第2の吊り下げ部材が、前記基体の上縁部に延設された可撓性を有する舌片と、この舌片の先端部分を、前記第1の吊り下げ部材の下方において前記基体に固定する固定部材とによって構成されていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、環状に一体に固定された第1の吊り下げ部材に腰ベルトを挿通した後に、この腰ベルトを作業服に装着することで、工具携帯具を作業者の腰に装着することができる。
この状態において、前記第1の吊り下げ部材が環状に形成されていることから、前記腰ベルトを前記第1の吊り下げ部材から抜き取らない限り工具用携行具を取り外すことができない。
したがって、落下の不具合が確実に防止される。
一方、第2の吊り下げ部材を構成する舌片の先端部を、固定部材を切り離すことによって基体から切り離すことにより、前記舌片と前記期待とで形成していた環状体を開放して不連続部を形成する。
そして、前記切り離された舌片を、前記腰ベルトの内側に挿入することにより、前記舌片と基体とで前記腰ベルトを取り巻いた状態とし、この状態で前記舌片の先端を、固定部材を介して前記基体に固定して、この舌片と前記基体とで環状体を形成して前記腰ベルトを囲繞する。
この状態において、前記工具用携行具が腰ベルトに装着され、また、逆の操作によって、前記工具用携行具を腰ベルトから抜き取ることができる。
したがって、前記腰ベルトを作業服に装着した状態で前記工具用携行具の脱着を行なうことができ、その脱着を頻繁に行なわなければならない場合において、簡便な着脱層を可能にする。
本考案の請求項2に記載の工具用携行具は、請求項1に記載の前記固定部材が、前記舌片の先端部に取り付けられたリングと、前記基体に取り付けられた帯状の係止片とからなり、この係止片が、その一端部が前記基体に固定されており、他端部が、前記リングに挿通されるとともに、挿通された状態で折り曲げられて前記一端部に重畳させられ、かつ、この重畳部においてマジックテープ(登録商標)等のベルベット式ファスナーによって接離可能に連結されるようになされていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、前記舌片を腰ベルトと作業服との間に挿入した状態で、前記舌片の先端部に取り付けられているリングに、前記基体に固定された係止片の他端部を挿通し、さらに、この係止片の他端部を前記基体にベルベット式ファスナーを介して固定することによって、前記第2の吊り下げ部材を、前記腰ベルトを囲繞して固定することができる。
そして、前記係止片を前記リングに掛け渡す作業や前記ファスナーの固定作業中、前記係止片が前記腰ベルトと作業服との間に挿入されて挟持されていることにより、前記工具用携行具が借り固定された状態で行なわれる。
したがって、簡便かつ確実な着脱操作を行なうことができる。
このように、本考案の工具用携行具によれば、その落下防止を優先した使用形態にあっては、腰ベルトを環状の第1の吊り下げ部材に挿通して腰に装着することにより、落下を確実に防止した使用形態を実現することができ、また、着脱性を優先した使用形態に合っては、第2の吊り下げ部材を構成する舌片を、その先端部において切り離し、その先端部を前記腰ベルトと作業服との間に挿入した後に、前記基体に固定部材を介して固定することによって装着することができ、前記固定部材の固定および解除といった簡便な操作によって前記工具用携行具の着脱を行なうことができる。
本考案の一実施形態を示す正面図である。 本考案の一実施形態を示す側面図である。 本考案の一実施形態を示す背面図である。 本考案の一実施形態を示す側面図である。 本考案の一実施形態の使用状態を示す図である。
以下、本考案の一実施形態を図1ないし図5を参照して説明する。
これらの図において、符号Aは、本実施形態に係わる工具用携行具を示し、この工具用携行具Aは、工具Tを腰ベルトB(何れも図5参照)に装着して携帯するようにしたもので、ある程度の堅さを有する平板状の基体1と、この基体1の表面に上下方向に沿って設けられ、前記工具Tが挿入保持される工具保持部2と、図2に示すように、前記基体1の裏面に設けられ、前記腰ベルトBが挿通されることにより、この腰ベルトBに前記基体1を吊り下げる吊り下げ部3とを備え、前記吊り下げ部3が、前記基体1に一体に設けられた環状の第1の吊り下げ部材4と、この第1の吊り下げ部材4を取り囲むようにして設けられた第2の吊り下げ部材5とからなり、この第2の吊り下げ部材5が、前記基体1の上縁部に延設された可撓性を有する舌片6と、この舌片6の先端部分を、前記第1の吊り下げ部材4の下方において前記基体1に固定する固定部材7とによって構成されている
詳述すれば、前記工具保持部2は、所定幅を有する布を、前記基体1の幅方向に波状に折りたたむとともに、その両端部および谷部を前記基体1に縫い付けることにより、前記基体1の上下方向に沿った保持孔2aを形成することによって形成されている。
また、前記布を重畳させて複数枚設け、上方に位置する布を下方に位置する布に前述した方法と同様の方法で縫い付けることにより、前記貫通孔が多層状に多数形成されている。
これらの多数の貫通孔からなる工具保持部2は、前記貫通孔の断面積を異ならしめることにより、大きさの異なる複数の工具Tのそれぞれに適度な摩擦を与えつつ、これらの工具Tを保持するようになっている。
前記固定部材7は、本実施形態においては、前記舌片6の先端部に取り付けられたリング8と、前記基体1に取り付けられた帯状の係止片9とからなり、この係止片9が、その一端部が前記基体1に固定されており、他端部が、前記リング8に挿通されるとともに、挿通された状態で折り曲げられて前記一端部に重畳させられ、かつ、この重畳部においてファスナー10によって接離可能に連結されるようになされている。
また、前記リング8は、金属製の丸棒を略矩形の環状にして形成されており、このリング8の一辺を取り囲むようにして折曲形成された固定布11を前記舌片6の先端部に縫い付けることにより、前記リング8が前記舌片6に固定されている。
前記第2の吊り下げ部材5は、前記係止片9のファスナー10を開いて、この係止片9を前記リング8から抜き取ることにより、図4に示すように、前記係止片9を開放状態とし、また、前記係止片9による前記リング8の拘束が解除されることにより、図4に示すように、前記舌片6が開放状態となされる。
このように構成された本実施形態に係わる工具携行具Aは、前記第2の吊り下げ部材5を閉じた状態で、その内側の第1の吊り下げ部材4に腰ベルトBを挿入し、この腰ベルトBを作業服に装着することによって、作業者の腰に装着される。
あるいは、図4に示すように、第2の吊り下げ部材5の舌片6および係止片9を、図4に示すように開放しておき、前記舌片6を腰ベルトBと作業服との間にその上方から差し込んだ後に、前記舌片6の先端部に設けられているリング8に、前記基体1に取り付けられている前記係止片9を挿通して折り返し、さらに、この係止片9を前記ファスナー10によって環状に連結することにより、前記第2の吊り下げ部材5を環状に固定し、これによって、前記工具用携行具Aを作業者の腰に装着される。
前者の装着方法によれば、腰ベルトBを取り囲む第1の吊り下げ部材4が連続した環状に固定されていることから、前記腰ベルトBを作業服から取り外さない限り、この腰ベルトBから工具用携行具Aを取り外すことはできない。
したがって、高所作業時等、落下を確実に防止しなければならい状況下で使用する際に好適である。
しかも、前記第1の吊り下げ部材4が前記第2の吊り下げ部材5によって覆われていることにより、前記第1の吊り下げ部材4が保護されて、不用意な切断等が防止され、この点からも落下防止の効果が得られる。
一方、後者の装着方法によれば、前記第2の吊り下げ部材5の舌片6および係止片9の開放操作と連結操作とにより、前記工具携行具Aを前記腰ベルトBに着脱することができ、この腰ベルトBを作業服に装着した状態で着脱することができる。
したがって、着脱操作を優先する使用環境において、容易にその使用形態に対応することができる。
そして、このような着脱操作に際して、その操作の大部分を、前記舌片6を前記腰ベルトBと作業服との間で挟持した状態で行なうことができるので、容易に着脱操作を行なうことができる。
1 基体
2 工具保持部
2a 保持孔
3 吊り下げ部
4 第1の吊り下げ部材
5 第2の吊り下げ部材
6 舌片
7 固定部材
8 リング
9 係止片
10 ファスナー
11 固定布
A 工具用携行具
B 腰ベルト
T 工具

Claims (2)

  1. 工具を腰ベルトに装着して携帯するための工具用携行具であって、基体と、この基体の表面に上下方向に沿って設けられ、前記工具が挿入保持される工具保持部と、前記基体の裏面に設けられ、前記腰ベルトが挿通されることにより、この腰ベルトに前記基体を吊り下げる吊り下げ部とを備え、前記吊り下げ部が、前記基体に一体に設けられた環状の第1の吊り下げ部材と、この第1の吊り下げ部材を取り囲むようにして設けられた第2の吊り下げ部材とからなり、この第2の吊り下げ部材が、前記基体の上縁部に延設された可撓性を有する舌片と、この舌片の先端部分を、前記第1の吊り下げ部材の下方において前記基体に固定する固定部材とによって構成されていることを特徴とする工具用携行具。
  2. 前記固定部材が、前記舌片の先端部に取り付けられたリングと、前記基体に取り付けられた帯状の係止片とからなり、この係止片が、その一端部が前記基体に固定されており、他端部が、前記リングに挿通されるとともに、挿通された状態で折り曲げられて前記一端部に重畳させられ、かつ、この重畳部においてファスナーによって接離可能に連結されるようになされていることを特徴とする請求項1に記載の工具用携行具。
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