JP3178492B2 - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

Info

Publication number
JP3178492B2
JP3178492B2 JP21683093A JP21683093A JP3178492B2 JP 3178492 B2 JP3178492 B2 JP 3178492B2 JP 21683093 A JP21683093 A JP 21683093A JP 21683093 A JP21683093 A JP 21683093A JP 3178492 B2 JP3178492 B2 JP 3178492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
relative
component
document
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21683093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0756898A (ja
Inventor
和雄 齊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP21683093A priority Critical patent/JP3178492B2/ja
Publication of JPH0756898A publication Critical patent/JPH0756898A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3178492B2 publication Critical patent/JP3178492B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上利用分野】本発明は色や文字フォントなどの文
書の構成要素に対する属性の変更を含む編集を行うこと
のできるワードプロセッサなどの文書処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年の技術の進歩によりワードプロセッ
サやワークステーション上の文書編集エディタなどにお
いて手軽に文書を作成できるようになっている。最近で
はさらにその機能が高まり、カラー文書が作成できるよ
うになった。それをカラープリンタに出力することによ
り、手軽にカラー文書が作成できるようになったのであ
る。
【0003】このとき、ワードプロセッサなどの文書編
集装置において色の指定を行う際には、文書におけるあ
る構成要素に対して絶対的な色を指定するのが通常であ
り、一般的に用いられている方法である(ここでいう
「絶対的な色を指定する」とはある色を直接に指定する
という意味である)。例えば、ある文書において「表
題」の色は「青」に「著者名」は「赤」にというような
指定は、「表題」あるいは「著者名」を示す文字の属性
として「赤」、「青」などの色を直接に指定する。例え
ば、富士ゼロックス社の文書処理装置J−Starにお
いて文書の文字列の一部に色を付けようとする時は、色
付けを行おうとする文字列を選択し、そのプロパティシ
ートを開き、そこでその文字列に指定したい色の指定を
行うという手法を用いる(富士ゼロックス株式会社発
行、「GlobalViewカラーワークステーション
追加説明書」)。この例の場合は文字であるが、図形の
場合もまったく同様で色を付けたい図形要素を選択して
そのプロパティシートを開き、直接その色を指定する。
他の文書処理装置においてもプロパティシートという手
法を用いて指定するかどうかの違いはあるが、文字列、
図形要素などが絶対的な色の値を属性として持っている
ことには変わりはない。
【0004】一方、一般に文書の色づけには同系色を用
いて色付けする場合が良くある。例えば、図12に示す
ようなビジネス文書の場合の棒グラフでは、関連のある
一まとまりの棒グラフの各棒は「青」などの濃淡の違い
で色付けで表現されることが多い。また、章のタイトル
を青に統一し、節さらに項というように、章だての細か
い部分を表すタイトルは順次濃度の薄い青で表現してい
く、などの色の付け方もある。つまり、論理的に関係の
あるものを色の濃淡で表現しているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような文書の作成
の際には、例えば青の濃淡で表現していた要素を緑の濃
淡にしたいなど、色のイメージを変えるような編集を行
うことは、頻繁に行うと考えられる。ところが、このよ
うな編集作業を従来のワードプロセッサ等で行おうとす
ると、濃淡についての情報は変更しなくてもよいにもか
かわらず、色の情報の変更と共に濃淡の情報が失われて
しまうため、個々の要素の色をすべて手で濃淡の情報を
も入力しなおさなければならないという問題があった。
同様の問題は、色以外の属性、例えばフォントの種類や
大きさ等の属性についても現れることであった。そこ
で、本発明はその問題点を解決することを課題とするも
のである。すなわち、本発明は、文書処理装置編集時に
文書構成要素の属性の変更を容易に行うことができるよ
うにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
文書を入力する文書入力手段(図1の11,図9の9
1)と、前記文書入力手段により入力された文書の構成
要素に対する属性をその他の構成要素に対する属性との
関係として保持する属性保持手段(図1の122、図9
の922)と、前記属性保持手段により保持されている
属性に基づいて該当する文書の構成要素を変更する文書
構成要素処理手段(図1の13、図9の93)とを備え
た文書処理装置である。
【0007】そして、前記属性保持手段に保持される構
成要素の属性(例えば、図2(a)中の識別子がBであ
る構成要素の色)、参照する他の構成要素(例えば、
図2(a)の構成要素A)を指し示す属性(例えば、図
2(a)の相対(a))、参照される前記他の構成要素
である参照構成要素の特定の属性の値(例えば、図2
(a)の構成要素Aの色の絶対値[0,5,10])に
対する相対値(例えば、図2(b)の相対値[0,0,
-1])、および関係の種類(補色、濃淡など)を含む
ものである
【0008】本発明の一態様(請求項2)では、前記参
照構成要素を指し示す属性が、関係を表す式、例えば、
図7に示すような、1つ前の構成要素、2つ前の構成要
素、あるいは木構造の文書の場合は、親、弟などの関係
を示す式、によって指定されることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明は、構成要素の色やフォントサイズなど
の属性を指定する際に他の構成要素との相対的な値で属
性の指定を行うことができるようにし、前述の問題点を
解決しようとするものである。すなわち、本発明(請求
項1)において、文書の構成要素に対する属性は、絶対
値による従来の指定に加え、他の構成要素に対する属性
の関係として指定されるものであり、属性保持手段に保
持される。文書構成要素処理手段は属性保持手段により
保持されている属性に基づいて文書構成要素の属性を決
定処理する。構成要素の属性としては、本発明の一態様
(請求項2)では、その構成要素が参照する構成要素は
どれか、参照構成要素の属性値に対する相対値、参照構
成要素の属性とどのような関係にあるかなどの情報が含
まれる。例えば、ある構成要素の色の値を指定する際
に、従来の絶対値による指定に加えさらに、どの構成要
素を参照するか、その構成要素の色との相対値、その色
との関係(補色、濃淡など)を指定するようにする。
【0010】このようにすることで、ある構成要素を基
準としてその構成要素との相対的な色関係(あるいはフ
ォントサイズの関係)にあるような構成要素に関して
は、文書全体のイメージを変更する際に、個々の色やフ
ォントサイズなどの属性を変更する必要はなく、基本と
なっている色やフォントサイズなどの属性が指定されて
いる構成要素の属性値を変更するだけで、全体の色やフ
ォントサイズなどの属性を変更することが可能となり、
ユーザの色の編集作業能率を向上することができる。な
お、近年Open Document Architec
tureなどの構造化文書が注目されているが、構造化
文書にこの手法を適用すると、その効果は顕著である。
つまり、構造化文書においては論理構造と言う形式で文
書の論理的関係が記述される。それを使用して、論理構
造に従って多彩な指定を行うことが可能になるのであ
る。
【0011】
【実施例】
(実施例1)本実施例は絶対的な色指定をする従来の文
書処理装置に新たに相対色による色の指定機能を付加し
たものである。図1に本実施例における構成図を示す。
【0012】<実施例1の構成>本実施例では文書を入
力するための入力部11に相対色指定部112、文書の
構成要素の内容・属性を保持するための文書データ保持
部12に相対色保持部122を追加し、さらにプリンタ
あるいはディスプレイなどの可視化部19に表示する際
に、相対色から色を計算するための色計算部13を設け
ている。
【0013】相対色保持部122は、構成要素保持部1
21に保持される文書における他の属性(たとえば、文
字の大きさやフォント種など)、と同様の手法で相対色
を保持することが可能であり、一般にはそれらの属性を
あわせて文書データ保持部12とされることになる。相
対色指定部112も同様で、内容・属性指定部111に
よる他の文書属性と同様に指定される。
【0014】色計算部13は文書の割り付け結果を可視
化部19に出力する際に、個々の構成要素に指定された
絶対的指定と相対的な指定の色値を参照して、構成要素
の色を計算する役割を持つ。また、相対色保持部122
には参照先の構成要素(参照構成要素と呼ぶ)が指定さ
れるが、それが式を用いて指定される場合は、色計算部
13は参照構成要素決定部14を呼び出しながら、その
決定を行う。
【0015】また、相対色指定部112は相対関係が指
定できるが、これはシステムが予め保持している関係の
他にもユーザが定義することも可能である。相対関係保
持部18、相対関係指定部17はそのために使用され
る。すなわち、相対関係指定部17によってユーザが相
対関係を定義し、定義された相対関係は相対関係保持部
18に保持される。相対関係保持部18に保持された相
対関係は、相対色指定部112で相対関係を指定する
際、および色計算部13によって色を計算しなければな
らないときに参照される。
【0016】その他の割り付け部15、可視化部19は
従来の技術で構成できる。つまり、従来の色を扱える文
書処理装置において、色を表示させる場合に従来は個々
の構成要素に絶対色のみが指定されていたところを相対
色も指定可能にし、その値を用いて個々の色を決定して
いるところのみが異なるわけであるから、その周辺の構
成部は従来技術を変更することなく構成可能である。
【0017】<相対色保持部122>図2に構成要素保
持部121と相対色保持部122に保持されるデータの
例を、図3(a)(b)に、図2(a)(b)の保持部
の内容が表現している文書のイメージを示す。この例の
場合、各構成要素は構成要素保持部121の各項目に示
すような属性を持つものとする。ここであげている例で
は構成要素単位に色を付けることができるようにしてい
るため、例えば文字列の一部にのみ色を付けることはで
きないが、これは説明の簡単のためであり、本質的な問
題ではない。
【0018】構成要素保持部121は各構成要素に対し
て、その構成要素の識別子と内容の種別、内容、色を保
持する。色の指定には絶対あるいは相対の値が指定可能
である。色の値が「絶対」の場合は、その構成要素が指
定された色そのもので表現されていることを意味する。
例えば、構成要素Aは「第2章 システム」という内容
を持ったテキストであり、RGB=[0,5,10]
(青味の強い青緑)という色が絶対的に指定されている
ということを表している。一方、相対の場合は相対色保
持部122に指定された相対色を参照することを意味
し、例えば構成要素Bの色は相対色保持部122のaと
言うデータを参照していることを意味している。従来の
技術では、ここで言う絶対の値のみを表現可能であっ
た。本発明はこれを相対的にも指定可能にしたことが本
質的な特徴である。
【0019】この例における色属性はRGB形式で表現
され、それぞれの値は0から10までの値を取り、値が
大きいほどその色の輝度が強い(RGB方式はワークス
テーション等でディスプレイ表示に一般的に用いられて
いる方式であり、Rは赤、Gは緑、Bは青を意味す
る)。このような色の属性を内部で保持するための、色
の表現方法にはYMC(K)、LAB、XYZ、色相・
彩度・明度などの種々の方法があり、それらは相互に変
換可能であるので、色の表現方法自体は本発明の本質を
示すものではないことは言うまでもない。
【0020】相対色保持部122では、一つの相対色デ
ータごとにその識別子、参照先の構成要素、相対関係、
相対値を保持する。参照構成要素はどの構成要素の色を
基準として相対値が指定されているかを表している。相
対関係は参照構成要素の色と相対色が指定しようとして
いる色の関係を指定するものである。この例の場合は
「差」と「補色」が定義されている。「差」は相対値に
指定された値との単純な差を表し、「補色」は参照構成
要素の色の各RGB値を[10,10,10]から引い
た値である(ここで言う「補色」は色彩工学で言う厳密
な意味での補色を意味するものではない)。この例では
上記二つの関係しか表現していないが、定義することで
他の関係を用いることもできる(後述する相対関係保持
部18を用いる)。
【0021】<相対色指定部112>相対色指定部11
2のインタフェースの例を図4に示す。これはテキスト
の属性を指定するためのプロパティシートである。この
例の場合、相対的な色を指定するだけでなく、文字のフ
ォントや大きさ、絶対的な色を同時に指定できる形態で
実現されている。つまり、相対色指定部112を従来か
らある内容・属性指定部111に組み込んだ形で実現し
ている。図の枠で囲まれた部分がユーザによって選択さ
れる部分である。以下、色の指定部分についてのみ説明
する。
【0022】色は絶対で指定するか、相対で指定するか
を選択する。図4の上部で示すのが属性を絶対で指定し
た場合、下部は相対を選択した場合である。絶対/相対
の選択によって指定できる属性は変化し、それによって
プロパティシートの表示も変化する。
【0023】絶対指定の場合は色の指定を名前で指定す
るか、パラメータで指定するかを選択する。この例の場
合は色の名前で指定する方法を選択し、色として「青
緑」という色を指定している。
【0024】相対の場合は、参照構成要素の識別子、相
対関係、相対値を指定する。この例の場合はそれぞれ
A、差、[0,0,−1]という値を指定している。相
対関係で選択できる項目はシステムが予め持っている関
係に加えて、後述する相対関係保持部18にユーザが定
義した関係も指定可能である。この例の場合、「差、補
色」がシステムの持っている関係で、「合成1」がユー
ザが定義した相対関係である。
【0025】また、色を相対で指定する場合、相対値を
直接指定するのではなく、絶対色を指定し、相対値は参
照構成要素と指定された絶対色の値と相対関係から逆に
計算するようにしてもよい。これは相対的に色を指定し
たいが、その構成要素の色は直接、指定したい場合など
に有効である。例えば、RGB=[0,5,10]とい
う色をも持つ構成要素Zを参照しているXという構成要
素があるとする。その構成要素の色属性はZに対して相
対的に保持したいが、Xにはある色RGB=[0,8,
10]を指定したいとする。その場合、相対関係を差で
あるとすれば、相対色計算部16を呼び出し、その差で
ある[0,3,0]を相対値として計算し、相対色保持
部122へ格納すればよい。相対色計算部16に関して
は、処理は簡単なので、これ以上の記述はしない。
【0026】<相対関係保持部18>相対関係保持部1
8はユーザが定義する相対関係を保持する。システムが
予め持っている関係(本実施例の場合は「差」と「補
色」)以外にユーザが良く使う関係を定義するための機
構である。相対関係とは、相対色を構成要素に指定する
際に、参照する構成要素とどういう関係にあるのかを意
味する。
【0027】図5に相対関係保持部18に保持されるデ
ータの例を示す。相対関係保持部18は相対関係識別子
とその定義とを保持する。この例では「赤化、暗化、合
成1」という三つの関係が定義されている。定義部はプ
ログラミング言語様の計算式によって定義する。
【0028】定義部における=は代入を意味する記号
で、左辺のR,G,Bという変数が最終的に変換後のR
GB値として用いられる。右辺のR,G,Bは参照構成
要素のRGB値がそれぞれ代入されており、r,g,b
には相対値によって指定されている値が代入されてい
る。従って、ユーザは構成要素のRGB値と相対値に指
定したRGB値を用いて、関係を定義することが可能で
ある。
【0029】例えば、図5の「赤化」はG,Bに関して
は参照構成要素の値をそのまま参照し、Rだけを+1
し、赤みを増すことを意味している。「暗化」はR,
G,Bそれぞれの値を半分にし、色を暗くすることを意
味している。「合成1」は参照構成要素の値から相対値
に指定されたパラメータをそれぞれ引くことを意味して
いる。因みにシステムには「差」と「補色」が定義され
ているが、これをこの定義式によって表現すると、 差: R=R+r; G= G + g; B = B +
b; 補色: R = 10 − R; G= 10 − G; B =
10 − B; となる。
【0030】<相対関係指定部17>相対関係指定部1
7は相対関係をユーザが指定するために用いられる。図
6に例を示す。図のようにこれから定義する関係名、定
義式をそれぞれ入力する部分と、相対関係保持部18で
保持している関係の一覧リストとからなっている。
【0031】<色計算部13>色計算部13は構成要素
の色が相対で指定されている場合、その値から絶対色を
計算する際に用いられる。計算方法は以下の通りであ
る。
【0032】(ステップ0) 構成要素の色が絶対で指
定されていればそれを絶対色とする。そうでなければ、
ステップ1以下の処理を行う。
【0033】(ステップ1) 相対色保持部122に保
持されている指定された識別子のデータを参照し、参照
構成要素、相対関係、相対値の値を取ってくる。
【0034】(ステップ2) 参照構成要素に指定され
ている色の値を取ってくる。このとき、もし参照構成要
素が相対色で指定されていたら相対色計算部16を再帰
的に呼び出し、その構成要素の絶対色を求める。求まっ
た参照構成要素の色の値をSR,SG,SBとする。
【0035】(ステップ3) 相対関係が「差」である
なら、以下の処理を行う。そうでないならステップ4へ
行く。相対値に指定されている各RGB値とステップ2
で求めた参照構成要素のRGB値をそれぞれ足し、それ
を構成構成要素の絶対色とする。つまり、相対値に指定
されている値を、r,g,bとすると、R=SR +
r, G=SG + g,B=SB + b、を計算し、求
まったRGBが構成構成要素の絶対色である。ステップ
6へ行く。
【0036】(ステップ4) 相対関係が「補色」な
ら、以下の処理を行う。そうでないならステップ5へ行
く。この場合は相対値に指定されている値は無視し、以
下の計算を行い、求まったRGB値を構成要素の絶対値
とし、ステップ6へ行く。 R=10 − SR, G=10 − SG, B=10 −
SB
【0037】(ステップ5) これまでに処理されなか
った相対関係はユーザに定義された相対関係であるはず
なので、相対関係保持部18を参照し、指定されている
相対関係の定義を取ってくる。その定義に従って、絶対
色を計算し、それを構成要素の絶対色とする。
【0038】(ステップ6) 求めた絶対色のRGB値
が定義された範囲に収まっているかどうかを調べ(各値
が0から10の範囲にあるかどうか)、逸脱している値
があれば補正する。具体的には負の値になった場合は0
に、10を超えた場合は10に補正される。
【0039】図2,3の例を用いて説明する。 例1) 構成要素Bの色を求める 構成要素Bの色のデータ部を参照すると相対色aが指定
されている。そこで、相対色保持部122のaを参照す
る。参照構成要素にはAが指定されているので、Aの色
を参照し、絶対色の[0,5,10]を取ってくる。a
の相対関係は差であるので、相対値の[0,0,−1]
と[0,5,10]を足し算し、[0,5,9]が求ま
り、これが構成要素Bの絶対色となる。
【0040】例2) 構成要素Rの色を求める 構成要素Rの色のデータ部を参照すると相対色dが指定
されている。そこで、相対色保持部122のdを参照す
る。参照構成要素にはPが指定されているので、Pの色
を参照し、絶対色の[0,7,0]を取ってくる。aの
相対関係は合成1が指定されているが、これはユーザ定
義の相対関係であるので、相対関係保持部18を参照す
る。図5の相対関係であるとすると、合成1は”R=
R − r; G= G− g; B = B − b;”と定義
されている。この定義式を評価すると、相対値は[0,
4,0]であるから、R= 0 − 0; G = 7 −
4;B = 0 − 0;となり、[0,3,0]となり、
これが構成要素Bの絶対色となる。なお、システムが持
っている相対関係が「差」のみであり、かつユーザ定義
も行わない場合には、相対関係は「差」だけとなり、相
対色保持部122では相対関係を保持する必要がなくな
る。
【0041】(実施例2) 式により参照構成要素を指定する実施例 実施例1において、相対色保持部122には参照構成要
素を保持することは前に述べた。その内容はある構成要
素の識別子であった。ある構成要素の識別子を直接参照
すると、文書を編集した場合に参照構成要素が無くなっ
たり、あるいは相対色が指定された構成要素を他の文書
にコピーした時などに、参照先が無くなることが頻繁に
発生する。その場合は、色を決定することができない旨
のメッセージをユーザに対して出力し、知らせると言っ
た特別な処理を行わなければならなくなる。
【0042】そこで、参照先の指定を構成要素を直接指
定するのではなく、式を用いて間接的に指定するように
したのがこの実施例2である。すなわち、実施例2では
「直前の構成要素」あるいは「直後の構成要素」などの
ように指定するのである。このようにすることで、参照
先が存在しないと言う現象を極力減らせることができる
と共に、ある文書の要素を他の文書に用いると言った再
利用性を高めることが可能になる。
【0043】具体的には、相対色保持部122の参照構
成要素を式を用いて指定すれば良い。図7にその例を示
す。図7の(a)は図2の相対色保持部122の参照構
成要素を式を用いて書き換えたものである。式の意味は
図7の(b)に示す通りである。この図7の相対色保持
部122に保持される情報は、図2の例の場合には図2
の相対色保持部122のそれと入れ替えてもまったく意
味は同じとなる。例えば、図7のbは図2のCから参照
されているが、bの参照構成要素の式のprev(pr
ev(self))は「自分の一つ前の一つ前」を意味
するので、結局構成要素Aを指すことになる。他も同様
である。
【0044】<参照構成要素決定部14>参照構成要素
決定部14は相対色を決定する際に参照構成要素が式で
指定されていたときに、その式を評価して参照構成要素
を決定するための機構であり、色計算部13から呼び出
される。
【0045】その他の各構成は、実施例1の構成と同じ
である。
【0046】(実施例3) 本発明を構造化文書に適用した実施例 Open Document Architecture
などのいわゆる構造化文書では、一般のワードプロセッ
サなどにおいては構成要素が一方向に順序付けられてい
るだけであるのとは異なり、木構造のようにさらに複雑
に構造化されている。その場合には参照先の指定により
高度な指定が行えることが期待できる。
【0047】その例を図8に示す。図8は図3の1ペー
ジ目、図2の構成要素保持部の前半のみを構造化文書で
表現した例である。図8の(b)が論理構造と呼ばれ、
内容が構造化されたもので、木構造で表現されている。
これは2章は2章のタイトルと2.1節からなり、2.
1節はそのタイトルと2.1.1節からなると言う事を
表現している。この木構造図の点線枠で示される部分が
図2の構成要素保持部の構成要素に相当する。
【0048】構成要素が木構造で構造化されると、式に
よる参照構成要素の指定の仕方を多彩にすることができ
る。例えば、構造化されていない場合では、ある構成要
素の幾つか前、あるいは後ろの構成要素という形式で参
照するしかなかったが、木構造の場合は、「兄弟の構成
要素で最も兄のもの」とか、「親の親の子供(伯父に当
たる)で最も弟である構成要素」という指定の仕方をす
ることが可能である。
【0049】図8の(c)の相対色保持部ではそのよう
な式によって参照構成要素を指定している。相対色保持
部のaの”child(child(superior
(superior(superior(sel
f)))))”つまり「自分の親の親の親の子供の子
供」を意味し、これは構成要素BにおいてはAを意味
し、CにおいてはBを意味する。式の意味を図8の
(d)に示す。
【0050】その他の各構成は、実施例1の構成と同じ
である。
【0051】(実施例4)本実施例4は従来の文書処理
装置において、フォント属性に対して値を相対的に指定
可能にしたものである。これは基本的には前述した実施
例1において、色情報をフォントの大きさの情報に置き
換えたものである。
【0052】フォントの大きさは文書のタイトルと本文
とでは変えることが一般的である。その場合、タイトル
は大きさサイズのフォントを用い、本文は小さめのフォ
ントを用いる。その比率は大抵の場合、一定の規則があ
り、あまりにもかけ離れたサイズが用いられることは少
ない。例えば、本文が10ポイントであれば、節のタイ
トルには12ポイント、章のタイトルには14ポイント
程度が用いられるのが普通であって、タイトルに18ポ
イントや20ポイントと言う大きなサイズを用いること
は稀である。従って、本文の文字サイズを変更した場
合、それに伴ってタイトルのサイズも小さくすることに
なる。従来の文書処理装置ではこのような場合、本文の
サイズと共に、タイトル部分のフォントサイズも変更し
なければならなかった。
【0053】この実施例4ではこのような問題を解決す
ることが可能である。つまり、本文のフォントサイズを
参照してそれとの相対で他のタイトルの値を指定するよ
うにしておけば、本文のフォントサイズを変更するだけ
で、それに連動してタイトルの文字も大きくなるのであ
る。逆に本文のフォントサイズがタイトルを参照するよ
うにしてもよい。なお、この実施例ではフォントサイズ
を属性の対象として取り上げるが、他の段落のマージン
など数値で指定あるいは内部的に保持される属性一般に
対して適用可能である。
【0054】図9は実施例4の構成を示す図である。こ
の実施例4では実施例1と同様に、文書を入力するため
の入力部91に相対値指定部912、文書の構成要素の
内容・属性を保持するための文書データ保持部92に相
対値保持部922を追加し、さらにプリンタあるいはデ
ィスプレイなどの可視か部95に表示する際に、相対値
から絶対値を計算するための絶対値計算部93を設けて
いる。
【0055】<相対値保持部922>図10に構成要素
保持部と相対値保持部の例を、図11(a)に図10の
保持部の内容が表現している文書のイメージを示す。こ
の例の場合、各構成要素は構成要素保持部921の各項
目に示すような属性を持つものとする。
【0056】構成要素保持部921は各構成要素に対し
て、その構成要素の識別子と内容の種別、内容、スタイ
ルを保持する。スタイルも構成要素保持部921に記憶
され、スタイルには、フォントサイズ、フォント種別、
フェースが指定可能である。そして、スタイルは複数の
構成要素から参照される。例えば、図10の(b)のス
タイルS4は本文のためのスタイルであり、これは本文
に相当する複数のテキストから共有される。
【0057】図10(b)は従来の文書処理装置におけ
るスタイルの内容である。各スタイルS1からS4のフ
ォントサイズには個々に14,12,10,10という
フォントのサイズがポイントで入っている。
【0058】本実施例によって、フォントサイズを相対
指定可能にしたスタイルが図10の(b’)である。こ
のフォントサイズの値は相対指定の場合は「相対」とい
う指定が相対値保持部922の識別子とともに指定され
る。例えばスタイルS1のフォントサイズの値は「相対
(a)]となっており、これは相対値保持部(図10
(c))のaというデータを参照していることを意味し
ている。従来の技術では、ここで言う絶対の値のみを表
現可能であった。本実施例はこれを相対的にも指定可能
にしたことが本質的な特徴である。
【0059】相対値保持部922では、図10(c)に
示すように、一つの相対値データごとにその識別子、参
照先の要素(スタイル)、相対値を保持する。参照要素
はどの構成要素の値を基準として相対値が指定されてい
るかを表している。参照要素を指定する際は参照要素を
指定する。例えば、図10(c)の属性aでは参照要素
として「S4」が指定されているが、これはスタイルS
4のフォントサイズの値を参照すると言う意味を表して
いる。
【0060】ここでは相対指定可能な属性はフォントサ
イズしかないので、参照要素として要素の識別子のみを
指定すれば良いが、複数の属性が相対指定可能な場合
は、ここで参照要素の識別子と共に参照する属性名を指
定するようにすればよい。例えば、フォントサイズと色
が共に相対指定可能な場合は区別するために「S4(フ
ォントサイズ)」、「S4(色)」のように指定するこ
とになる。
【0061】相対値はその相対要素で指定されている値
との差である。従って、図10の(b’)のスタイルで
はS1の参照要素はS4なのでS4のフォントサイズで
ある10が参照され、その相対値である4と足された1
4がスタイルS1のフォントサイズに指定されているこ
とと等価になる。
【0062】<相対値指定部912>相対値指定部91
2のインタフェース部の例を図11(b)に示す。これ
はテキストの属性を指定するためのプロパティシートで
ある。この例の場合、文字のフォントやサイズ、フェー
スを指定可能である。この例ではフォントサイズのみが
相対で指定可能になっている。以下ではフォントサイズ
の指定に関して説明する。フォントサイズは相対で指定
するかを選択する。図11(b)の上部で示すのが属性
を絶対で指定した場合、下部は相対を選択した場合であ
る。絶対/相対の選択によって指定できる属性は変化
し、それによってプロパティシートの表示も変化する。
絶対指定の場合はフォントサイズの指定を数字で指定す
る。この例の場合は10ポイントを選んでいる。相対の
場合は、参照構成要素の識別子、相対値を指定する。こ
の例の場合はそれぞれS4、2という値を指定してい
る。
【0063】<絶対値計算部93>絶対値計算部93は
構成要素のフォントサイズが相対で指定されている場
合、その値から絶対値を計算する際に用いられる。計算
方法は単純で、参照要素の識別子に指定されているフォ
ントサイズを参照し、それに相対値で指定された値を足
したものが、絶対値となる。
【0064】以下にもう少し詳細に計算方法を記す。 (ステップ0) スタイルに指定されたフォントサイズ
が絶対で指定されていればそれを絶対値とする。そうで
なければ、ステップ1以下の処理を行う。
【0065】(ステップ1) 相対値保持部に保持され
ている指定された識別子のデータを参照し、参照要素、
相対値の値を取ってくる。
【0066】(ステップ2) 参照要素に指定されてい
るフォントサイズの値を取ってくる。このとき、もし参
照構成要素が相対値で指定されていたら絶対値計算部を
再帰的に呼び出し、その要素のフォントサイズの絶対値
を求める。求まった参照構要素のフォントサイズをFと
する。
【0067】(ステップ3) 相対値保持部に指定され
た相対値の値をRFとすると、フォントサイズの絶対値
をF+RFとし、その値をフォントサイズの絶対値とす
る。
【0068】図10のデータにおいて、スタイルS2の
フォントサイズを求める例について説明すると、S2の
フォントサイズのデータ部を参照すると相対(b)が指
定されている。そこで、相対値保持部のbを参照する。
参照要素にはS4が指定されているので、S4のフォン
トサイズを参照し、絶対値の10を取ってくる。bの相
対値の2と10を足し算し、12が求まり、これがスタ
イルS2のフォントサイズとなる。
【0069】
【発明の効果】以上、本発明によれば、文書の構成要素
の色やフォントサイズなどの属性の指定を他の構成要素
との関係に基づいてもできるようにしたので、参照され
ている構成要素の色やフォントサイズなどの属性を変更
するだけで、その構成要素に対して相対的に指定されて
いる構成要素の色やフォントサイズなどの属性もそれに
追従させることができ、簡単な操作で異なったイメージ
の文書を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の構成を示すブロック図
【図2】 (a)は構成要素保持部に、(b)は相対色
保持部に、それぞれ保持されるデータ例を示す図
【図3】 (a)および(b)は保持部のデータ例の文
書イメージを示す図
【図4】 相対色指定部のインタフェースの例を示す図
【図5】 相対関係保持部に保持されるデータ例を示す
【図6】 相対関係指定部のインタフェースの例を示す
【図7】 (a)は式を用いた相対色保持部に保持され
るデータ例を示す図、(b)は式の種類とその意味を示
す図
【図8】 構造化文書に置ける相対色指定を説明するた
めの図で、(a)は文書のページイメージ、(b)はそ
の論理構造、(c)は相対色保持部に保持されるデータ
の例、(d)は式の種類と意味、をそれぞれ示す図
【図9】 実施例4の構成を示すブロック図
【図10】 構成要素保持部および相対値保持部に保持
されるデータ例を示すもので、(a)は構成要素保持部
の構成要素の内容、(b)は従来の文書処理装置におけ
る構成要素保持部のスタイルの内容、(b’)は本発明
における構成要素保持部のスタイルの内容、(c)は相
対値保持部に保持されるデータの内容、をそれぞれ示す
【図11】 (a)は構成要素保持部の例の文書イメー
ジ、(b)は相対値指定部のインタフェースの例、をそ
れぞれ示す図
【図12】 濃淡で表すグラフの例を示す図
【符号の説明】
11…入力部、111…内容・属性指定部、112…相
対色指定部、12…文書データ保持部、121…構成要
素保持部、122…相対色保持部、13…色計算部、1
4…参照構成要素決定部、15…割付け部、16…相対
色計算部、17…相対関係指定部、18…相対関係保持
部、19…可視化部、91…入力部、911…内容・属
性指定部、912…相対値指定部、92…文書データ保
持部、921…構成要素保持部、922…相対値保持
部、93…絶対値計算部、94…割付け部、95…可視
化部。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を入力する文書入力手段と、 前記文書入力手段により入力された文書の構成要素に対
    する属性をその他の構成要素に対する属性との関係とし
    て保持する属性保持手段と、 前記属性保持手段により保持されている属性に基づいて
    該当する文書の構成要素を変更する文書構成要素処理手
    段と、 を備えた文書処理装置であって 前記属性保持手段に保持される構成要素の属性が、参照
    する他の構成要素を指し示す属性、参照される前記他の
    構成要素(参照構成要素という)の特定の属性に対する
    相対値、および関係の種類を含むことを特徴とする 文書
    処理装置。
  2. 【請求項2】 前記参照構成要素を指し示す属性が、関
    係を表す式によって指定されることを特徴とする請求項
    2記載の文書処理装置。
JP21683093A 1993-08-10 1993-08-10 文書処理装置 Expired - Fee Related JP3178492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21683093A JP3178492B2 (ja) 1993-08-10 1993-08-10 文書処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21683093A JP3178492B2 (ja) 1993-08-10 1993-08-10 文書処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0756898A JPH0756898A (ja) 1995-03-03
JP3178492B2 true JP3178492B2 (ja) 2001-06-18

Family

ID=16694568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21683093A Expired - Fee Related JP3178492B2 (ja) 1993-08-10 1993-08-10 文書処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3178492B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5150213B2 (ja) 2007-11-07 2013-02-20 株式会社カテナス 構造化文書描画システム、構造化文書描画方法およびプログラム
JP5252933B2 (ja) * 2008-01-24 2013-07-31 キヤノン株式会社 文書処理装置、文書処理方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0756898A (ja) 1995-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7934154B2 (en) Document processing apparatus, document processing method, and document processing program
US5615320A (en) Computer-aided color selection and colorizing system using objective-based coloring criteria
EP0684584B1 (en) Objective-based color selection system
US20080109717A1 (en) Reviewing editing operations
KR20080045697A (ko) 문서를 포맷하기 위한 퀵 스타일
CA2632587A1 (en) Semi-transparent highlighting of selected objects in electronic documents
JP3178492B2 (ja) 文書処理装置
US10789735B2 (en) Intelligent systems and methods for producing a dynamic color combination for a design output
US20020199204A1 (en) Generation of a description in a markup language of a structure of a multimedia content
US10593067B2 (en) Intelligent systems and methods for dynamic color hierarchy and aesthetic design computation
JP4127140B2 (ja) 文書処理装置及び文書処理プログラム、並びに文書処理装置の制御方法
JP3360948B2 (ja) 文書処理装置及び文書処理方法
JPH096573A (ja) イメージ画配色調整方法及びシステム
JPS61173373A (ja) 文書編集装置
JP3041883B2 (ja) 文書作成支援方法および装置
JP2004094803A (ja) 文書作成支援方法及び文書作成支援プログラムを記録した記録媒体
JP3639642B2 (ja) 色処理方法
JPH0756907A (ja) 文書処理装置
Slager et al. Working with Tables
JPH11288466A (ja) 図形編集方法及び図形編集装置
JP2006081104A (ja) 配色装置
JPH08202884A (ja) グラフパターン標準色設定方法
JP2802115B2 (ja) 情報出力装置
JPH09297674A (ja) 帳票出力方法
JPH09198491A (ja) カラー文書処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100413

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees