JP2006081104A - 配色装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラー配色して効果的な文書作成時、色の属性である明度と彩度と色相との強い対比色と弱い対比色を作成して強調したい領域とその他の領域にプログラム処理して配色し、調和のとれた配色の文書を自動作成する配色装置を提供する。
【解決手段】 ユーザは基準となる色の指定を参照テーブルとして用いる明度−彩度特性グラフを参照し、キーボードなどの入力装置11を操作して入力する、配色処理部14その指定された基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかを検出して、低彩度の場合は彩度を固定して明度を変動させ、高彩度の場合は明度を固定して彩度を変動させる。その際、例えば明度を変動させる、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色する。
【選択図】 図2
【解決手段】 ユーザは基準となる色の指定を参照テーブルとして用いる明度−彩度特性グラフを参照し、キーボードなどの入力装置11を操作して入力する、配色処理部14その指定された基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかを検出して、低彩度の場合は彩度を固定して明度を変動させ、高彩度の場合は明度を固定して彩度を変動させる。その際、例えば明度を変動させる、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ドキュメント作成ツールなど文書作成編集システムに装備されてカラー文書を作成する配色装置に関する。
一般のユーザが通称パソコンやワープロ、ドキュメント作成ツールなどの文書作成編集装置を使用してカラー文書を作成する場合、ユーザが望む色を選択して望む場所に配色する作業を繰り返すことで行っているが、不慣れなユーザが効果的な配色を施したカラー文書を作成するのは極めて困難な作業となっていた。その解決にむけて、簡易で能率的なカラー文書作成の自動化が進められてきている。例えば、特許第2612312号公報に記載のカラー表示方式は、文書を数ブロックに分割してその1つのブロックを指定した基準色で着色する。また、他のブロックには基準色と色相、明度、彩度で対比する色を生成して着色する。基準色は数種の色が用意されて参照テーブル形式で色情報メモリに格納されている。すなわち、ある色が基準色に指定されると、その基準色と例えば明度で対比する色を色情報メモリから読み出して生成し、その対比色を他のブロックに配色する。そのようにして、ブロックごとに対比色を選択して配色し、文書中の強調したいブロックを色の対比効果をもって着色することが開示されている。
特許第2612312号公報
しかしながら、上記公報において開示されたカラー表示方法は、文書中の分割されたブロックごとに対比色を選択して配色しており、それはあくまで基準色との対比色であり、複数のブロック同士が互いに対比し合って調和している訳ではない。そのため、全体の配色のバランスという観点から文書全体を見た場合、必ずしも調和のとれたカラー文書が作成されるとは言い難い。また、強調したいブロックの1つ1つに対してユーザが色を設定するから、強調領域が多くあるような文書では、これまで問題となってきたユーザの作成時の負担が大きく、多くの時間を費やすといった問題点の基本的な解決にはなっていない。
したがって、本発明の目的は、カラー配色して効果的な文書を作成するにあたって、配色の基準となる色に対して対比する色を一義的に決めず、色の属性である明度と彩度と色相との強い対比色と弱い対比色を作成して強調したい領域とその他の領域にプログラム処理して配色することで、文書全体が調和のとれた配色の文書を自動作成できるようにした配色装置を提供することにある。
上記の点を解決して目的を達成するために、第1の発明による請求項1に記載の配色装置は次の構成を採用する。
<構成>
文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を色情報テーブルから指定した基準色データを入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出して、前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする。
<構成>
文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を色情報テーブルから指定した基準色データを入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出して、前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする。
<作用>
ユーザは基準となる色の指定を入力装置を操作して入力する。配色処理部は、その指定された基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかを検出して、低彩度の場合は彩度を固定して明度を変動させ、高彩度の場合は明度を固定して彩度を変動させる。その際、例えば明度を変動させる、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色する。
ユーザは基準となる色の指定を入力装置を操作して入力する。配色処理部は、その指定された基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかを検出して、低彩度の場合は彩度を固定して明度を変動させ、高彩度の場合は明度を固定して彩度を変動させる。その際、例えば明度を変動させる、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色する。
また、請求項2に記載の配色装置は次の構成を採用する。
<構成>
前記配色処理部は、指定された前記基準色データの明度、彩度および色相の属性のうち彩度値の大小によって明度または彩度のいずれか一方を固定する判断をして、他方を変動させることにより対比色を算出することを特徴とする。
<構成>
前記配色処理部は、指定された前記基準色データの明度、彩度および色相の属性のうち彩度値の大小によって明度または彩度のいずれか一方を固定する判断をして、他方を変動させることにより対比色を算出することを特徴とする。
<作用>
特性グラフによる参照テーブルから、指定された基準色データの彩度値が大きい場合は彩度を固定して明度を変動させ、彩度値が小さい場合は明度を固定して彩度を変動させて色を生成する。そうした判断処理をプログラムに基づいて実行する。
特性グラフによる参照テーブルから、指定された基準色データの彩度値が大きい場合は彩度を固定して明度を変動させ、彩度値が小さい場合は明度を固定して彩度を変動させて色を生成する。そうした判断処理をプログラムに基づいて実行する。
また、請求項3に記載の配色装置は次の構成を採用する。
<構成>
前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、弱い範囲から算出した対比色を前記その他の領域に配色することを特徴とする。
<構成>
前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、弱い範囲から算出した対比色を前記その他の領域に配色することを特徴とする。
<作用>
従来のように、ただ単に基準色とそれに対応する対比色を一義的に決めて配色しない。例えば明度値であれば、その明度値の強い範囲から算出した対比色は文書中の強調したい領域に配色し、明度値の弱い範囲から算出した対比色は強調領域以外の他の領域に配色する。それによって、文書全体から見て配色の色合いに調和のとれ、かつ強調領域が効果的に引き立つたカラー文書を自動作成する。
従来のように、ただ単に基準色とそれに対応する対比色を一義的に決めて配色しない。例えば明度値であれば、その明度値の強い範囲から算出した対比色は文書中の強調したい領域に配色し、明度値の弱い範囲から算出した対比色は強調領域以外の他の領域に配色する。それによって、文書全体から見て配色の色合いに調和のとれ、かつ強調領域が効果的に引き立つたカラー文書を自動作成する。
また、第2の発明による請求項4に記載の配色装置は次の構成を採用する。
<構成>
文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を色情報テーブルから指定した基準色データを入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、前記領域分割処理部から領域分割データを受け取り、前記文書データ格納部から強調領域データを受け取って前記強調領域に近い近傍領域を抽出して近傍領域データを出力する領域解析部と、前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出すとともに、さらに前記領域解析部から近傍領域データを読み出して前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする。
<構成>
文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を色情報テーブルから指定した基準色データを入力するための入力装置と、前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、前記領域分割処理部から領域分割データを受け取り、前記文書データ格納部から強調領域データを受け取って前記強調領域に近い近傍領域を抽出して近傍領域データを出力する領域解析部と、前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出すとともに、さらに前記領域解析部から近傍領域データを読み出して前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする。
<作用>
文書中でカラー化によって強調したい領域とこれに近い距離の他の領域との間の距離を領域解析部で解析して色を生成して配色する。結果、強調領域に近い領域に対して対比の強い色を配色すれば、強調領域がより一層強調される。
文書中でカラー化によって強調したい領域とこれに近い距離の他の領域との間の距離を領域解析部で解析して色を生成して配色する。結果、強調領域に近い領域に対して対比の強い色を配色すれば、強調領域がより一層強調される。
また、請求項5に記載の配色装置は次の構成を採用する。
<構成>
前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、同じく強い範囲から強調領域の対比色よりも弱い対比色を算出して前記近傍領域に配色することを特徴とする。
<構成>
前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、同じく強い範囲から強調領域の対比色よりも弱い対比色を算出して前記近傍領域に配色することを特徴とする。
<作用>
属性の強い範囲から算出した対比色を強調領域とその近傍領域のいずれにも配色するが、強調領域の対比色の方を近傍領域の対比色よりも強くすることで、文書全体の色合いのコントラストがとれ、見映えも良くなる。
属性の強い範囲から算出した対比色を強調領域とその近傍領域のいずれにも配色するが、強調領域の対比色の方を近傍領域の対比色よりも強くすることで、文書全体の色合いのコントラストがとれ、見映えも良くなる。
本発明による配色装置は、従来のように単に基準色とそれに対応する対比色を一義的に決めて配色せず、文書全体から見て配色の色合いに調和のとれ、かつ強調領域が効果的に引き立つたカラー文書を自動作成することができる。また、ユーザは配色時の色の決め方に主観に頼ることなく、以上のようなカラー文書を簡便かつ迅速に作成することができる。
以下、本発明にかかる配色装置の実施形態を図を用いて詳細に説明する。
<実施例1の構成>
はじめに、図1は、本例装置が装備されたシステムを示す図であり、パソコン本体1に接続されたキーボード2やマウス3などからなる入力装置、各種文書情報を画面表示するLCDなどのモニタ4や記録紙上に印字出力するプリンタ5などからなる出力装置で構成されている。
はじめに、図1は、本例装置が装備されたシステムを示す図であり、パソコン本体1に接続されたキーボード2やマウス3などからなる入力装置、各種文書情報を画面表示するLCDなどのモニタ4や記録紙上に印字出力するプリンタ5などからなる出力装置で構成されている。
図2は、かかるシステムに組み込まれた本発明による配色装置10について、その実施例1の構成を示すブロック図である。装置10は、制御部および演算部からなる中央制御装置(CPU)がパソコン本体1に内蔵されて備わり、以下に示す各ブロックを統合して一連の制御を行う。また、配色に用いる複数の色の見本を色情報テーブル形式で記憶格納している色情報メモリもパソコン本体1に内蔵されている。また、上記キーボード2やマウス3による入力装置11を有し、ユーザがその入力装置11を操作することで、配色したい文書の書式を決めるデータを入力するとともに、配色用に生成する複数の色の基本となる基準色を決める基準色指定データ、そしてカラー化によって強調したい領域を指示する強調領域指定データなどを入力するようになっている。
ここで、上記基準色指定データについては、文書中の強調領域に配色する色の基本となるものであり、その基準色を表現するため明度(以下、符号Lで表す)、彩度(符号C)、色相(符号H)といった属性が考慮される。図5〜図9は、色情報テーブル形式でユーザが参照できるようになっている属性特性を示すグラフであり、次に述べる文書データ格納部12の色情報メモリに格納して読み出せるようにすることができる。図9に示すように、明度Lは度合いの数値でいう0〜100の範囲をとり、数値が大きくなるほど明るい色となる。また、彩度Cも数値0〜100の範囲の値をとり、数値が大きくなるほど鮮やかな色となるものとする。色相Hは、図8に示すように、数値0〜360の範囲の値をとり、数値0を「赤色」とすると、数値が大きくなるほど「黄色」、「緑色」、「水色」、「青色」、「紫色」・・・の各色を表しており、一周した数値360で赤色を意味している。ガマット形状は、明度Lが数値50のとき、彩度Cが最大の数値100となる二等辺三角形を仮定している。以下、基準色を表す属性の明度、彩度、色相の符号をL0、C0、H0で示すものとする。
一方、本装置には文書データ格納部12が備わっていて、ユーザの操作で入力装置11から入力された図10に例示するような文書データ20を記憶して格納する。また、領域分割処理部13を有し、ここでは文書データ格納部12に格納された文書データ20を読み出して受け取り、文書中カラー化して強調したい領域とその他の領域の複数ブロックに分割することで図11に例示する領域分割データ30を出力するようになっている。また、本装置要部である配色処理部14を有し、ここでは文書データ格納部12から基準色指定データと強調領域指定データを読み出すとともに、領域分割処理部13からは領域分割データ30を受け取り、それら3種の指定データに基づいて複数の色を生成して各領域に色を割り当てて配色処理を実行する。
そこで、上記配色処理部14は、色合いを特性グラフによる情報と算式によって決める部分となる明度算出部と、彩度算出部と、色相算出部が演算回路などで構成されている。すなわち、色合いを決める場合、本発明では色の属性である明度L、彩度C、色相Hのどれか1つの属性を固定して他の属性を変化させるプログラムが実行される。例えば、彩度Cを固定して明度Lを変動させるときは上記明度算出部における処理が実行され、かつ上記色相算出部における処理が実行される。それに対して、属性の明度Lを固定する場合、上記彩度算出部および色相算出部における処理が実行されるようになっている。明度L、彩度C、色相Hのうちどれを固定してどれを変動させるプログラムが実行されるかの判断は、ユーザが基準色を決める際に属性を明度(L0)=40、彩度(C0)=20、色相(H0)=0といったように指定した場合、その彩度Cの値が低いか高いかで判断され、低彩度であれば彩度Cを固定し、高彩度であれば明度Lを固定して、色合いを決める演算処理の方向が制御されるようになっている。
また、本装置にはモニタ4やプリンタ5からなる出力装置15を有し、上記各処理部から出力されたデータを画面表示したり、印字出力できるようになっている。
<実施例1の動作>
次に、以上各部で構成された実施例1の作用および動作について、全体の流れを示す図3の動作フローと、配色処理部14における処理を示す図4の動作フローをそれぞれ参照して説明する。
次に、以上各部で構成された実施例1の作用および動作について、全体の流れを示す図3の動作フローと、配色処理部14における処理を示す図4の動作フローをそれぞれ参照して説明する。
図3の動作フローにおいて、まずユーザは入力装置11を操作して図10の書式による文書データ20を入力する(ステップ:S1)。その文書データ20は文書データ格納部12に格納され、ここから読み出した文書データ20に基づいて領域分割処理部13では領域分割処理を行い、図11に示すように、例えば「領域0,1,2,3,4,5,6,7」からなる領域分割データ30を作成する(ステップ:S2)。この領域分割データ30は、例えば背景部分31を「領域0」とし、大見出しとなる符号32を付した表題1は「領域1」として、また小見出しとなる符号33,34,35を付した部分の表題2,3,4は「領域2,4,6」として決めている。そのようにして領域分割処理部13は領域分割データ30を作成すると、それを出力してモニタ4で画面表示する(ステップ:S3)。この表示を見ながら、ユーザは区分された領域0〜7のうち、強調したい領域の番号数字を指定して入力装置11のキーボード2やマウス3を操作して、例えば「領域1,2,4,6」の各番号数字を入力する(ステップ:S4)。
続くステップS5において、ユーザはキー入力操作して配色の基本となる基準色(L0,C0,H0)を図5〜9の特性グラフに基づいて入力する。それにより、基準色を決めるための色の属性として明度(L0)=40、彩度(C0)=20、色相(H0)=0といったように指定する。この場合、図5および図9から、彩度(C0)=20という度合いは低彩度値の範囲に属することになる。
そうした基準色を決める属性データの信号が入力されると、図4の動作フローによる配色処理部14での配色処理が開始され、配色に用いる複数の色の生成、および各領域への配色の設定が行われる(ステップ:S6)。
図4の動作フローにおいて、配色処理部14では、配色に用いる複数種の色を生成する際、上記ステップS5で指定された基準色の属性として、明度(L0)、彩度(C0)、色相(H0)のどれか1つを固定する。そして、その固定属性を明度にするか、それとも彩度にするかを判定する(ステップ:S10)。いずれにするかの判定は、図5の特性グラフを参照して彩度値で決める。図5において、低彩度の場合は「彩度」を固定し、高彩度の場合は「明度」を固定する。その根拠となる理由は、低彩度部の範囲内では明度の範囲が広いので明度対比の強い色を生成することができるが、高彩度部の範囲内では明度の範囲が狭いので明度対比の明確となる色を生成することができないためである。
したがって、上記ステップS10では、ユーザが基準色の属性を明度(L0)=40、彩度(C0)=20、色相(H0)=0といったように図3のステップS5で指定したことで、低彩度であるから固定する属性を「彩度」と判断する。その場合はステップS11以下において、明度算出部による処理プログラムを進行させ、明度を変化させて複数の色を生成する。それに対して、固定属性を「明度」にすると判定した場合は、ステップS15以下の彩度算出部による処理プログラムを進行させ、彩度を変化させた複数の色を生成する。
まず、ステップS11〜S14に示すように、明度算出部において明度を変化させて複数の色を生成する処理プログラムは、特性グラフの図6(a)および図9に示すように、本例では色相H0=0、彩度C0=20のときの最大明度値(Lmax)と最小明度値(Lmin)を算出する(ステップ:S11)。したがって、図9から、彩度C0=20,色相H0=0により最大明度値(Lmax)=90、そして最小明度値(Lmin)=10と求められる。
Lmax=90,Lmin=10の値を算出すると、次のステップS12では、以下の算式(1),(2)により、LmaxとLminのそれぞれ範囲を基準色との明度対比が強い範囲と、明度対比が弱い範囲とに分割する〔図6(b)〕。但し、ここでいう明度対比が強い範囲とは、基準色の明度値との差が大きい範囲を指す。また、明度対比が弱い範囲とは、基準色の明度値との差が小さい範囲を指す。したがって、明度対比が強い範囲と明度対比が弱い範囲において、境界の小さい方の明度値をLCmin、境界の大きい方の明度値をLCmaxとする。
LCmin=L0−(Lmax−Lmin)/4 (1)
LCmax=L0+(Lmax−Lmin)/4
(2)
この算式(1),(2)では、LminからLmaxまでの間の範囲の半分(1/2)を明度対比が弱い範囲とし、残り半分の範囲を明度対比が強い範囲としている。また、図6(b)に示すように、明度対比が弱い範囲は、基準色を中心にして高い明度の方向および低い明度の方向へ均等に割り当て、残りの範囲を明度対比が強い範囲としている。したがって、算式(1),(2)から、Lmax=90,Lmin=10のとき、LCmin=40−80/4=20,LCmax=40+80/4=60と求めることができる。
LCmin=L0−(Lmax−Lmin)/4 (1)
LCmax=L0+(Lmax−Lmin)/4
(2)
この算式(1),(2)では、LminからLmaxまでの間の範囲の半分(1/2)を明度対比が弱い範囲とし、残り半分の範囲を明度対比が強い範囲としている。また、図6(b)に示すように、明度対比が弱い範囲は、基準色を中心にして高い明度の方向および低い明度の方向へ均等に割り当て、残りの範囲を明度対比が強い範囲としている。したがって、算式(1),(2)から、Lmax=90,Lmin=10のとき、LCmin=40−80/4=20,LCmax=40+80/4=60と求めることができる。
次に、ステップS12で算出された明度対比の強い範囲から、以下の<条件1,2>で強調したい領域用の明度値(LSi)を算出する範囲を決定する。
<条件1>
Lmax−L0>L0−Lminの場合、LSiはLCmaxよりも大きく、Lmaxよりも小さいLCmax<LSi<Lmaxとする。
<条件2>
Lmax−L0≦L0−Lminの場合、LSiはLminよりも大きく、LCminよりも小さいLmin<LSi<LCminとする。
<条件1>
Lmax−L0>L0−Lminの場合、LSiはLCmaxよりも大きく、Lmaxよりも小さいLCmax<LSi<Lmaxとする。
<条件2>
Lmax−L0≦L0−Lminの場合、LSiはLminよりも大きく、LCminよりも小さいLmin<LSi<LCminとする。
この<条件1,2>で決定された領域に対して、以下の算式(3),(4)によって強調したい領域用の明度値(LSi)を、強調したい領域の数(Ns)だけ算出する。
LSi=LCmax+(Lmax−LCmax)/Ns*i (3)
LSi=LCmin−(LCmin−Lmin)/Ns*i (4)
算式(1)では、i=1,2,・・・Nsであり、Lmax−L0>L0−Lminである。また、算式(2)では、i=1,2,・・・Nsであり、Lmax−L0≦L0−Lminである。
LSi=LCmax+(Lmax−LCmax)/Ns*i (3)
LSi=LCmin−(LCmin−Lmin)/Ns*i (4)
算式(1)では、i=1,2,・・・Nsであり、Lmax−L0>L0−Lminである。また、算式(2)では、i=1,2,・・・Nsであり、Lmax−L0≦L0−Lminである。
その結果、強調したい領域用の明度値LSiを算出する範囲を60<LSi<90と決定し、強調したい領域の数Nsのそれぞれの明度値LSiは以下のように算出される。すなわち、図11において、表題1である「領域1」の明度値LS1=67.5、同様に表題2である「領域2」の明度値LS2=75、表題3である「領域4」の明度値LS4=82.5、表題4である「領域6」の明度値LS6=90がそれぞれ算出される。
次に、図7(b)に示す特性グラフにおいて、上記ステップS12で算出された明度対比の弱い範囲から、以下の<条件3,4>によりその他の領域用の明度値(LWj)を算出する範囲を決定する。
<条件3>
Lmax−L0>L0−Lminの場合、LWjはL0よりも大きく、LCmaxよりも小さいL0<LWj<LCmaxとする。
<条件4>
Lmax−L0≦L0−Lminの場合、LWjはLCminよりも大きく、L0よりも小さいLCmin<LSi<L0とする。
<条件3>
Lmax−L0>L0−Lminの場合、LWjはL0よりも大きく、LCmaxよりも小さいL0<LWj<LCmaxとする。
<条件4>
Lmax−L0≦L0−Lminの場合、LWjはLCminよりも大きく、L0よりも小さいLCmin<LSi<L0とする。
この<条件3,4>で決定された領域に対して、以下の算式(5),(6)によってその他の領域用の明度値(LWj)を、その他の領域の数(Nw)だけ算出する。
LWj=L0+(LCmax−L0)/Nw*j (5)
LWj=L0−(L0−LCmin)/Nw*j (6)
算式(5)では、j=1,2,・・・Nwであり、Lmax−L0>L0−Lminである。また、算式(6)では、j=1,2,・・・Nwであり、Lmax−L0≦L0−Lminである。
LWj=L0+(LCmax−L0)/Nw*j (5)
LWj=L0−(L0−LCmin)/Nw*j (6)
算式(5)では、j=1,2,・・・Nwであり、Lmax−L0>L0−Lminである。また、算式(6)では、j=1,2,・・・Nwであり、Lmax−L0≦L0−Lminである。
結果、ステップS14において、その他の領域用の明度値(LWj)を算出する範囲を40<LWj<60と決定し、その他の領域の数Nwに対応する明度値LWjが以下のように算出される。すなわち、図11において、文章1である「領域3」の明度値LW3=46.7,同様に文章2である「領域5」の明度値LW5=53.3,文章3である「領域7」の明度値LW7=60がそれぞれ算出される。
このようにして、ステップS11〜S14における明度算出部の処理では、基準色の属性として色相と彩度を固定した場合に、明度を変化させて配色に用いる複数の色が生成される。すなわち、上例のように、彩度C0=20、色相H0=0に固定した際、明度Lの強調した領域の明度変動色(L,C,H)=〔(67.5,20,0)、(75,20,0)、(82.5,20,0)、(90,20,0)〕が生成され、またその他の領域の明度変動色(L,C,H)=〔(46.7,20,0)、(53.3,20,0)、(60,20,0)〕が生成される。
一方、上記ステップS10において、固定する属性を「明度」にすると判定した場合、ステップS15以下の彩度算出部による処理を進行させ、彩度を変化させて配色に用いる複数の色を生成する。
まず、ステップS15では、図7(a)の特性グラフにおいて、色相がH0、明度がL0のときの最大彩度値(Cmax)と最小彩度値(Cmin)を算出し、以下の算式(7),(8)によって、それらCmaxとCminの範囲を基準色との彩度対比が強い範囲と弱い範囲に分割する(ステップ:S16)。ここでいう彩度対比が強い範囲とは、基準色の彩度値との差が大きい範囲を指し、彩度対比が弱い範囲とは基準色の彩度値との差が小さい範囲を指している。彩度対比が強い範囲と弱い範囲の境界の小さい方の彩度値をCCmin、境界の大きい方の彩度値をCCmaxとする。
CCmin=C0−(Cmax−Cmin)/4 (7)
CCmax=C0+(Cmax−Cmin)/4 (8)
この算式(7),(8)では、CminからCmaxの間の範囲の半分(1/2)を彩度対比が弱い範囲とし、残りの半分の範囲を彩度対比が強い範囲としている。また、図7(b)に示す特性グラフにおいて、彩度対比が弱い範囲は基準色を中心に高い彩度の方向と、低い彩度の方向に均等に割り当て、残りの範囲を彩度対比が強い範囲としている。
CCmin=C0−(Cmax−Cmin)/4 (7)
CCmax=C0+(Cmax−Cmin)/4 (8)
この算式(7),(8)では、CminからCmaxの間の範囲の半分(1/2)を彩度対比が弱い範囲とし、残りの半分の範囲を彩度対比が強い範囲としている。また、図7(b)に示す特性グラフにおいて、彩度対比が弱い範囲は基準色を中心に高い彩度の方向と、低い彩度の方向に均等に割り当て、残りの範囲を彩度対比が強い範囲としている。
続いて、ステップS16で算出された彩度対比の強い範囲から、次の<条件5,6>により強調したい領域用の彩度値(CSi)を算出する範囲を決定する。
<条件5>
Cmax−C0>C0−Cminの場合、CSiはCCmaxよりも大きく、Cmaxよりも小さいCCmax<CSi<Cmaxとする。
<条件6>
Cmax−C0≦C0−Cminの場合、CSiはCminよりも大きく、CCminよりも小さいCmax<CSi<CCminとする。
<条件5>
Cmax−C0>C0−Cminの場合、CSiはCCmaxよりも大きく、Cmaxよりも小さいCCmax<CSi<Cmaxとする。
<条件6>
Cmax−C0≦C0−Cminの場合、CSiはCminよりも大きく、CCminよりも小さいCmax<CSi<CCminとする。
この<条件5,6>で決定された領域に対して、以下の算式(9),(10)により、強調したい領域用の彩度値(CSi)を、強調したい領域の数(Ns)だけ算出する。
CSi=Cmax+(Cmax−CCmax)/Ns*i (9)
CSi=CCmin−(CCmin−Cmin)/Ns*i (10)
算式(9)では、i=1,2,・・・Nsであり、Cmax−C0>C0−Cminである。また、算式(10)では、i=1,2,・・・Nsであり、Cmax−C0≦C0−Cminである。
CSi=Cmax+(Cmax−CCmax)/Ns*i (9)
CSi=CCmin−(CCmin−Cmin)/Ns*i (10)
算式(9)では、i=1,2,・・・Nsであり、Cmax−C0>C0−Cminである。また、算式(10)では、i=1,2,・・・Nsであり、Cmax−C0≦C0−Cminである。
次に、上記ステップS16で算出された彩度対比の弱い範囲から、以下の<条件7,8>によりその他の領域用の彩度値(CWj)を算出する範囲を決定する。
<条件7>
Cmax−C0>C0−Cminの場合、CWjはC0よりも大きく、CCmaxよりも小さいC0<CWj<CCmaxとする。
<条件8>
Cmax−C0≦C0−Cminの場合、CWjはCCminよりも大きく、C0よりも小さいCCmin<CWj<C0とする。
<条件7>
Cmax−C0>C0−Cminの場合、CWjはC0よりも大きく、CCmaxよりも小さいC0<CWj<CCmaxとする。
<条件8>
Cmax−C0≦C0−Cminの場合、CWjはCCminよりも大きく、C0よりも小さいCCmin<CWj<C0とする。
この<条件7、8>で決定された領域に対して、以下の算式(11),(12)によってその他の領域用の彩度値(CWj)を、その他の領域の数(Nw)だけ算出する。
CWj=C0+(CCmax−C0)/Nw*j (11)
CWj=C0−(C0−CCmin)/Nw*j (12)
算式(11)では、j=1,2,・・・Nwであり、Cmax−C0>C0−Cminである。また、算式(12)では、j=1,2,・・・Nwであり、Cmax−C0≦C0−Cminである。
CWj=C0+(CCmax−C0)/Nw*j (11)
CWj=C0−(C0−CCmin)/Nw*j (12)
算式(11)では、j=1,2,・・・Nwであり、Cmax−C0>C0−Cminである。また、算式(12)では、j=1,2,・・・Nwであり、Cmax−C0≦C0−Cminである。
このようにして、ステップS15〜S18において、基準色の属性として色相と明度を固定した場合に、彩度を変化させて配色に用いる複数の色が生成される。なお、上記詳述した明度変動色を実際の数値で決める場合と同様な手順であるから、この彩度算出部においては上記算式や条件で実際の数値を求める説明を省略する。
以上のように、明度の算出、あるいは彩度の算出が終了したならば、第三段階であるステップS19,20の色相算出部に進行し、明度または彩度を変化させた色に対して、「色相」を変化させて配色に用いる複数の色を生成する。ここでは明度を例にとり、その明度変動色に対する色相を算出する場合を説明する。
まず、ステップS19において、上記ステップS11〜14で明度算出部により生成された強調領域用の明度変動色(LSi,C0,H0)に対して色相の変動を行う。色相対比の弱い範囲は、図8に示すように、色相環上において注目色から右方向に100°(Hmin)から260°(Hmax)とする。この範囲内で、明度LSi、彩度C0に対応する強調領域用の色相値(HSi)を強調した領域の数(Ns)だけ次の算式(13)により算出する。
HSi=H0+Hmin+(Hmax−Hmin)/Ns*i (13)
(i=1,2・・Ns)
HSi=H0+Hmin+(Hmax−Hmin)/Ns*i (13)
(i=1,2・・Ns)
算式(13)により、上記生成された強調したい領域の明度変動色(L,C,H)=〔(67.5,20,0)、(75,20,0)、(82.5,20,0)、(90,20,0)、(46.7,20,0)、(53.3,20,0)、(60,20,0)〕に対する色相が、それぞれ140,180,220,260といったように算出され、強調したい領域用の色(L,C,H)=〔(67.5,20,140)、(75,20,180)、(82.5,20,220)、(90,20,260)〕が生成される。
次のステップS20では、明度算出部で生成されたその他の領域用の明度変動色(LWj、C0、H0)に対して、色相算出部において色相値を算出する。色相対比の弱い範囲は色相環上において注目色から右方向に100°(Hmin)までと、そして260°(Hmax)から注目色までとする。この範囲内で、その他の領域用の色相値(HWj)をその他の領域の数(Nw)だけ次の算式(14)により算出する。
Hwj=H0+Hmax+〔360−(Hmax−Hmin)〕/Nw*j (14)
(j=1,2・・Ns)
Hwj=H0+Hmax+〔360−(Hmax−Hmin)〕/Nw*j (14)
(j=1,2・・Ns)
算式(14)により、上記生成されたその他の領域の明度変動色(L,C,H)=〔(46.7,20,0)、(53.3,20,0)、(60,20,0)〕に対する色相が、それぞれ326.6,33.3,100といったように算出され、その他の領域の色(L,C,H)=〔(46.7,20,326.6)、(53.5,20,33.3)、(60.20,100)〕が生成される。
最後に、図10の領域区分データ30で示された背景部分31の背景色として、上記処理にて求めた基準色(L,C,H)=(40,20,0)を配色し、強調したい領域の表題1,2,3,4(図中符号32,33,34,35)に、すなわち「領域1」、「領域2」、「領域4」および「領域6」にそれぞれ強調したい領域用の色(L,C,H)=〔(67.5,20,140)、(75,20,180)、(82.5,20,220)、(90,20,260)〕を配色する。また、その他の領域の文章1,2,3(図中符号36,37,38)に、すなわち「領域3」、「領域5」、「領域7」にそれぞれその他の領域の色(L,C,H)=〔(46.7,20,326.6)、(53.5,20,33.3)、(60.20,100)〕を配色する。以上、図10の文書データ20に対して、図12に示すように、強調領域と他の領域との配色処理を完了したカラー文書40が得られる。ユーザはこのカラー文書40をモニタ4による表示を参照したり、出力装置15のプリンタ5から出力させてプリントアウトすることができる。
<実施例1の効果>
(a)配色を施して文書をより効果的に作成する場合、ユーザが基準となる色の指定すると、その指定基準色に対応させて色の属性である明度、彩度、色相を考慮した複数の対比色を作成する。その際、当初ユーザが指定した基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかによって、彩度を固定して明度を変動させたり、あるいは明度を固定して彩度を変動させる。そのとき重要なことは、例えば明度を変動させる場合は、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色することである。それにより、従来のように、単に基準色とそれに対応する対比色を一義的に決めて配色するのとは異なり、本例では文書全体から見て配色の色合いに調和のとれ、かつ強調領域が効果的に引き立つたカラー文書を自動作成することができる。
(b)ユーザは配色時の色の決め方に主観に頼ることなく、以上のようなカラー文書を簡便かつ迅速に作成することができる。
(a)配色を施して文書をより効果的に作成する場合、ユーザが基準となる色の指定すると、その指定基準色に対応させて色の属性である明度、彩度、色相を考慮した複数の対比色を作成する。その際、当初ユーザが指定した基準色の彩度が低彩度値であるか高彩度値であるかによって、彩度を固定して明度を変動させたり、あるいは明度を固定して彩度を変動させる。そのとき重要なことは、例えば明度を変動させる場合は、基準色とその明度との対比の差が大きく強い範囲と、対比の差が小さく弱い範囲に区分して、文書中の強調した領域の数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成し、また強調しない他の領域についてもその数だけ明度対比の強い色と弱い色を作成して配色することである。それにより、従来のように、単に基準色とそれに対応する対比色を一義的に決めて配色するのとは異なり、本例では文書全体から見て配色の色合いに調和のとれ、かつ強調領域が効果的に引き立つたカラー文書を自動作成することができる。
(b)ユーザは配色時の色の決め方に主観に頼ることなく、以上のようなカラー文書を簡便かつ迅速に作成することができる。
<実施例2の構成>
次に、本発明による配色装置の実施例2について、図13〜図17を参照して説明する。実施例1を構成する各ブロックに共通して同一または同種のものには同一符号を付して説明を省略する。
次に、本発明による配色装置の実施例2について、図13〜図17を参照して説明する。実施例1を構成する各ブロックに共通して同一または同種のものには同一符号を付して説明を省略する。
図13に示すように、この実施例2では、上記実施例1の各ブロックにさらに領域解析部16を加えて構成されている。この領域解析部16は、文書データ格納部12から基準色指定データと強調領域指定データを読み出して受け取るとともに、領域分割処理部13からは図11に示す領域分割データ30を受け取って、各領域と領域の間の距離を算出することにより、強調したい領域に近い近傍領域を抽出するようになっている。配色処理部14は、文書データ格納部12から基準色指定データと強調領域指定データを読み出すとともに、領域分割処理部13からは領域区分定データを受け取り、さらに領域解析部16から出力された近傍領域データを受け取って、それら4種のデータに基づいて複数の色を生成して各領域に色の割り当てをする配色処理を実行するようになっている。
<実施例2の動作>
次に、以上各ブロックで構成された実施例1の作用および動作について、全体の流れを示す図14の動作フローと、配色処理部14の処理を示す図15の動作フローをそれぞれ参照して説明する。これら図14および図15の動作フローにおいても、実施例1の場合に共通する動作についてはその説明を省略する。
次に、以上各ブロックで構成された実施例1の作用および動作について、全体の流れを示す図14の動作フローと、配色処理部14の処理を示す図15の動作フローをそれぞれ参照して説明する。これら図14および図15の動作フローにおいても、実施例1の場合に共通する動作についてはその説明を省略する。
図14において、ステップS1〜S5までの動作フローは実施例1の図3に共通する。すなわち、基準色を決める属性を明度(L0)=40、彩度(C0)=20、色相(H0)=0といったように指定される。
次のステップS6において、領域解析部16は、文書データ格納部12から基準色指定データと強調領域指定データを読み出して受け取り、領域分割処理部13からは図11に示す領域区分データ30を受け取って、各領域と領域の間の距離を算出する。それにより、図11でいう強調したい領域1,2,4,6に近い近傍領域を他の領域3,5,7のうちから抽出する。すなわち、強調領域1の近傍領域は「無し」で、強調領域2の近傍領域は領域3であるから「2−3」、強調領域4の近傍領域は領域5であるから「4−5」、そして強調領域6の近傍領域は領域7であるから「6−7」といったように抽出する。
続くステップS7では、配色処理部14は上記のような領域区分データと、強調領域指定データと、基準色指定データと、そして領域解析部16からの近傍領域解析データとを受け取り、図15の動作フローによる配色処理を開始し、配色に用いる複数の色の生成、および各領域への配色の設定を行う。
図15の動作フローにおいて、配色処理部14では、配色に用いる複数種の色を生成する際、上記ステップS5で指定された基準色の属性として、明度(L0)、彩度(C0)、色相(H0)のどれか1つを固定する。そして、その固定属性を明度にするか、それとも彩度にするかを判定する(ステップ:S10)。実施例1で説明したように、いずれにするかの判定は、図5の特性グラフを参照して彩度値で決める。図5において、低彩度の場合は「彩度」を固定し、高彩度の場合は「明度」を固定する。その根拠となる理由は、低彩度部の範囲内では明度の範囲が広いので明度対比の強い色を生成することができるが、高彩度部の範囲内では明度の範囲が狭いので明度対比の明確となる色を生成することができないためである。
したがって、上記ステップS10では、ユーザが基準色の属性を明度(L0)=40、彩度(C0)=20、色相(H0)=0といったように図3のステップS5で指定したのであるから、彩度と色相をそれぞれC0=20,H0=0に固定して、低彩度であるから固定する属性を「彩度」と決定する。その場合はステップS11以下において、明度算出部による処理を進行させ、明度を変化させて複数の色を生成する。ちなみに、固定属性を「明度」にすると判定した場合は、ステップS15以下の彩度算出部による処理を進行させ、彩度を変化させた複数の色を生成する。
まず、ステップS11〜S14に示すように、明度算出部において明度を変化させた場合に複数の色を生成する処理にあっては、図6(a)および図9に示す特性グラフにおいて、色相がH0、彩度がC0のときの最大明度値(Lmax)と最小明度値(Lmin)を算出する(ステップ:S11)。本例では、彩度C0=20,色相H0=0であるから、最大明度値(Lmax)=90、そして最小明度値(Lmin)=10と算出される(図9参照)。Lmax=90,Lmin=10の値を得ると、次のステップS12では、上記算式(1),(2)により、LmaxとLminのそれぞれ範囲を基準色との明度対比が強い範囲と、明度対比が弱い範囲とに分割する。算式(1),(2)から、Lmax=90,Lmin=10のとき、LCmax=60,LCmin=20を算出する。
その結果、強調したい領域用の明度値LSiを算出する範囲を60<LSi<90と決定し、強調したい領域の数Nsのそれぞれの明度値LSiを、実施例1で述べたように、例えばLS1=67.5、LS2=75、LS3=82.5、LS4=90といったように算出する。
そこで、その他の領域(図11中の領域3,5,7等)は全て近傍領域として抽出されているから(図14のステップ:S6)、その他の領域用の明度値は本実施例2では算出する必要がない。次のステップS14−19
において、領域解析部16では近傍領域用の明度値を算出する範囲を10<Lnk<40と決定し、近傍領域用の明度値をLn1=30、Ln2=20、Ln3=10と算出する。
において、領域解析部16では近傍領域用の明度値を算出する範囲を10<Lnk<40と決定し、近傍領域用の明度値をLn1=30、Ln2=20、Ln3=10と算出する。
したがって、以上から算出された明度値によって、彩度C0=20、色相H0=0に固定した場合の明度変動色(L,C,H)=〔(67.5,20,0)、(75,20,0)、(82.5,20,0)、(90,20,0)、(30,20,0)、(20,20,0)、(10,20,0)〕が生成される。
次に、上記ステップS11〜14において、強調した領域、その他の領域、そして近傍領域用のそれぞれ明度変動色が明度算出部により生成された色に対して、色相算出部において色相の算出がステップS19、S20の過程を経て行われる。
強調領域用の明度変動色(L,C,H)=〔(67.5,20,0)、(75,20,0)、(82.5,20,0)、(90,20,0)〕に対する色相は、それぞれ140,180,220,260と算出され、強調領域用の色(L,C,H)=〔(67.5,20,140)、(75,20,180)、(82.5,20,220)、(90,20,260)〕が生成される。
また、その他の領域用、そして近傍領域用のそれぞれ明度変動色(L,C,H)=〔(30,20,0)、(20,20,0)、(10,20,0)〕に対する色相は、それぞれ326.7、33.3、100と算出され、その他の領域用の色(L,C,H)=〔(30,20,326.6)、(20,20,33.3)、(10,20,100)〕が生成される。
最後に、図10の領域分割データ30で示された背景部分31の背景色として、上記処理にて求めた基準色(L,C,H)=(40,20,0)を配色し、強調したい領域の表題1,2,3,4(図中符号32,33,34,35)に、すなわち「領域1」、「領域2」、「領域4」および「領域6」にそれぞれ強調したい領域用の色(L,C,H)=〔(67.5,20,140)、(75,20,180)、(82.5,20,220)、(90,20,260)〕を配色する。その他の領域は配色をせず、図10の符号36,37,38を付した近傍領域3,5,7には色(L,C,H)=〔(30,20,326.6)、(20,20,33.3)、(10.20,100)〕を配色し、処理を終了する(ステップ:S21)。
<実施例2の効果>
文書中でカラー化によって強調したい領域とこれに近い距離の他の領域との間の距離を領域解析部で解析して色を生成し、配色するようにしたので、強調領域に近い領域に対して対比の強い色を配色すれば、強調領域がより一層強調された配色を行うことができる。
文書中でカラー化によって強調したい領域とこれに近い距離の他の領域との間の距離を領域解析部で解析して色を生成し、配色するようにしたので、強調領域に近い領域に対して対比の強い色を配色すれば、強調領域がより一層強調された配色を行うことができる。
1
パソコン本体
2 キーボード(入力装置)
3 マウス(入力装置)
4
モニタ(出力装置)
5 プリンタ(出力装置)
10 配色装置
11 入力装置
12 文書データ格納部
13 領域分割処理部
14 配色処理部
15 出力装置
16 領域解析部
20 文書データ
30 領域分割データ
40 カラー文書
パソコン本体
2 キーボード(入力装置)
3 マウス(入力装置)
4
モニタ(出力装置)
5 プリンタ(出力装置)
10 配色装置
11 入力装置
12 文書データ格納部
13 領域分割処理部
14 配色処理部
15 出力装置
16 領域解析部
20 文書データ
30 領域分割データ
40 カラー文書
Claims (5)
- 文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、
ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を示す色情報テーブル(明度−彩度特性グラフ)から指定した基準色データを入力するための入力装置と、
前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、
前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、
前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出して、前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、
前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする配色装置。 - 前記配色処理部は、指定された前記基準色データの明度、彩度および色相の属性のうち彩度値の大小によって明度または彩度のいずれか一方を固定する判断をして、他方を変動させることにより対比色を算出することを特徴とする請求項1に記載の配色装置。
- 前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、弱い範囲から算出した対比色を前記その他の領域に配色することを特徴とする請求項1または2に記載の配色装置。
- 文章および図形からなる文書を配色してカラー文書を作成する文書作成編集システムにおける配色装置であって、
ユーザが操作することにより、書式などに関する文書データ、文書中の強調したい領域を指示する強調領域データ、および強調領域とその他の領域のそれぞれに配色するために生成される複数の色の基本となる色の属性として明度、彩度および色相の各数値を特性の参照テーブルから指定した基準色データを入力するための入力装置と、
前記入力装置から入力された前記各種データを記憶して格納する文書データ格納部と、
前記文書データ格納部から読み出した前記各種データに基づいて文書を複数の領域に区分して領域分割データを出力する領域分割処理部と、
前記領域分割処理部から領域分割データを受け取り、前記文書データ格納部から強調領域データを受け取って前記強調領域に近い近傍領域を抽出して近傍領域データを出力する領域解析部と、
前記文書データ格納部から文書データ、強調領域データおよび基準色データを読み出し、かつ前記領域分割処理部から領域分割データを読み出すとともに、さらに前記領域解析部から近傍領域データを読み出して前記基準色データに対して明度、彩度および色相の対比の強い範囲と弱い範囲から対比色を算出して前記強調領域および前記その他の領域に配色する配色処理部と、
前記各部からの入出力データに基づいて統合制御する制御部および演算部からなる中央制御装置と、
を備えてなっていることを特徴とする配色装置。 - 前記配色処理部は、明度値、彩度値および色相値の強い範囲から算出した対比色を前記強調領域に配色するとともに、同じく強い範囲から強調領域の対比色よりも弱い対比色を算出して前記近傍領域に配色することを特徴とする請求項4に記載の配色装置。
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Cited By (2)
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JP2014053843A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Casio Comput Co Ltd | 印刷装置及びその印刷方法 |
-
2004
- 2004-09-13 JP JP2004265769A patent/JP2006081104A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014010576A1 (ja) * | 2012-07-13 | 2014-01-16 | 日本電気株式会社 | 配色支援装置、配色支援方法、およびプログラム |
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JP2014053843A (ja) * | 2012-09-10 | 2014-03-20 | Casio Comput Co Ltd | 印刷装置及びその印刷方法 |
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