JP3178303B2 - Ba1−xSrxTiyO3薄膜形成用組成物及びBa1−xSrxTiyO3薄膜の形成方法 - Google Patents
Ba1−xSrxTiyO3薄膜形成用組成物及びBa1−xSrxTiyO3薄膜の形成方法Info
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Description
3 薄膜形成用組成物及びBa1-x Srx Tiy O3 薄膜
の形成方法に係り、特に、薄膜コンデンサやキャパシタ
の形成などに有効に用いられるBa1-x Srx Tiy O
3 誘電体薄膜形成用組成物及びBa1-x Srx Tiy O
3 薄膜の形成方法に関する。
高い誘電率を有することから、近年、SiO2 ,SiN
x に代わる半導体メモリのキャパシタとして、或いはI
C信号処理用の内蔵コンデンサとして注目されている。
VD法、スパッタリング法等が検討されているが、これ
らの方法はいずれも装置が複雑で、また、膜形成速度が
遅いという欠点を有する上に、膜を形成できる面積が小
さく、大面積の膜を得ることができないという問題点が
ある。
ング法は、組成の制御が容易で、比較的単純なプロセス
により大面積の薄膜を安価に得ることができるという利
点があり、工業的にも有望な方法である。
膜形成用組成物としては、原料としてカルボン酸塩を用
いると比較的少ない熱量で焼成が可能であり、また収縮
率も小さくて、形成される薄膜にクラックが生じにくい
という利点があることから、次のようなものが提案され
ている。
リウムが好ましい)及びチタンイソプロポキシドをエチ
レングリコールモノメチルエーテルを含む有機溶媒に溶
解し、これに水を接触させてチタン酸バリウム薄膜形成
用組成物としたもの(特開平1−100024号公
報)。
チタンイソプロポキシドをアセチルアセトンを含むメタ
ノール溶媒に溶解し、チタン酸バリウム薄膜形成用組成
物としたもの(J.Appl.Phys.74(9),1 November 1993) 。
組成物では、溶剤に対して難溶性のカルボン酸塩の溶解
度を高めるために、また、塗膜の均質性を高めるため
に、エチレングリコールモノメチルエーテルやアセチル
アセトン等の添加剤を添加しているが、これらの添加剤
の添加により、金属錯体の分解温度が高くなり、結果的
に焼成温度を高くしなければならないという問題があっ
た。
載のものでは、焼成温度は800〜1300℃、また、
J.Appl.Phys.74(9),1 Novemberに記載のものでは、焼成
温度は750℃と、いずれも実用化のためには焼成温度
が比較的高い。このような高温焼成を必要とする従来の
組成物では、焼成時の高熱による下地基板の劣化、得ら
れる薄膜の誘電率等の電気特性の低下等が起こり易いと
いう問題がある。
レングリコールモノメチルエーテルやアセチルアセトン
等の添加剤の添加を必要とせず、原料の溶解性、安定性
に優れ、均質で、高い電気特性を有する薄膜を形成する
ことができるBa1-x SrxTiy O3 薄膜形成用組成
物及びこのようなBa1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用
組成物を用いたBa1-x Srx Tiy O3 薄膜の形成方
法を提供することを目的とする。
x Tiy O3 は、カルボン酸バリウム、カルボン酸スト
ロンチウム及びチタンアルコキシドを、モル比でBa:
Sr:Ti=(1−x):x:y(ただし、0≦x≦
1.0,0.9≦y≦1.1)となるように有機溶剤中
に混合してなるBa1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組
成物であって、該有機溶剤がカルボン酸とエステルとを
含む混合溶剤であり、組成物中のカルボン酸の含有量が
チタンアルコキシドのチタンに対して2〜11倍モルで
あることを特徴とする。
請求項1の組成物において、カルボン酸は、カルボン酸
バリウム及び/又はカルボン酸ストロンチウムを形成す
るカルボン酸と同一のカルボン酸であり、エステルは酢
酸エチル、酢酸プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸sec
−ブチル、酢酸tert−ブチル、酢酸イソブチル、酢
酸n−アミル、酢酸sec−アミル、酢酸tert−ア
ミル及び酢酸イソアミルよりなる群から選ばれる1種又
は2種以上であることを特徴とする。
形成用組成物は、請求項1又は2の組成物において、前
記チタンアルコキシドはチタンイソプロポキシドであ
り、カルボン酸バリウム及びカルボン酸ストロンチウム
を構成するアシルオキシ基が一般式Cn H2n+1COOO
- (ただし、nは3〜7の整数)で表されることを特徴
とする。なお、カルボン酸バリウム及びカルボン酸スト
ロンチウムのアシルオキシ基は同一であっても、異なる
ものであっても良い。
の形成方法は、請求項1ないし3のいずれか1項のBa
1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組成物を基板に塗布、
乾燥して、450〜800℃で焼成することを特徴とす
る。
成用組成物は、薄膜原料のカルボン酸バリウム、カルボ
ン酸ストロンチウム及びチタンアルコキシドを溶解させ
る有機溶剤として、カルボン酸とエステルとを含む混合
溶剤、例えば、カルボン酸とエステルとの混合溶剤、カ
ルボン酸とエステルとアルコールとの混合溶剤、好まし
くはカルボン酸とエステルとの混合溶剤を用いる。
酸としては、薄膜原料となるカルボン酸バリウム及び/
又はカルボン酸ストロンチウムを形成するカルボン酸と
同一のカルボン酸を用いるのが好ましい。従って、この
カルボン酸としては、一般式Cn H2n+1COOH(ただ
し、nは3〜7の整数)で表されるカルボン酸、具体的
には、n−酪酸、α−メチル酪酸、i−吉草酸、2−エ
チル酪酸、2,2−ジメチル酪酸、3,3−ジメチル酪
酸、2,3−ジメチル酪酸、3−メチルペンタン酸、4
−メチルペンタン酸、2−エチルペンタン酸、3−エチ
ルペンタン酸、2,2−ジメチルペンタン酸、3,3−
ジメチルペンタン酸、2,3−ジメチルペンタン酸、2
−エチルヘキサン酸、3−エチルヘキサン酸を用いるの
が好ましい。
酸プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸sec−ブチル、酢
酸tert−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸n−アミ
ル、酢酸sec−アミル、酢酸tert−アミル、酢酸
イソアミルを用いるのが好ましく、アルコールとして
は、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノ
ール、2−ブタノール、イソ−ブチルアルコール、1−
ペンタノール、2−ペンタノール、2−メチル−2−ペ
ンタノール、イソ−アミルアルコールを用いるのが好適
である。
ルボン酸の割合は、薄膜原料のチタンアルコキシドのチ
タンに対して2〜11倍モルとする。カルボン酸の割合
がチタンに対して2倍モル未満であるとカルボン酸を用
いたことによる溶解性、安定性、均質薄膜形成性の改善
効果が十分に得られない。カルボン酸の割合がチタンに
対して11倍モルを超えると、溶液の粘度が高くなりす
ぎ、均一に塗布することが困難となる。
との混合溶剤の場合には、カルボン酸3〜40重量%に
対してエステル20〜90重量%とするのが好ましい。
カルボン酸とエステルとアルコールとの混合溶剤の場合
には、カルボン酸3〜40重量%に対して、エステル1
4〜60重量%、アルコール7〜30重量%とするのが
好ましい。
成用組成物は、このような混合溶剤に対して、薄膜原料
のカルボン酸バリウム、カルボン酸ストロンチウム及び
チタンアルコキシドを、合計濃度4〜10重量%となる
ように溶解させて調製される。
チタンアルコキシドとしては、炭素数2〜5の直鎖状又
は分岐状アルコールのチタンアルコキシド、例えば、チ
タンエトキシド、チタンイソプロポキシド、チタンブト
キシド、チタンアミロキシドが挙げられるが、特に、適
当な反応速度であることから、チタンイソプロポキシド
を用いるのが好ましい。
ストロンチウムを構成するアシルオキシ基は、一般式C
n H2n+1COO- (ただし、nは3〜7の整数)である
ことが好ましい。
解時に炭酸塩を形成し易く、逆にnが8以上であると、
有機成分の蒸発による重量変化が大きく、クラックのな
い均質な薄膜を形成し得ない。
ンチウムの具体例としては、混合溶剤のカルボン酸の具
体例として前述したカルボン酸のバリウム塩及びストロ
ンチウム塩が挙げられる。
ストロンチウムのアシルオキシ基は、同一であっても異
なるものであっても良い。
ルボン酸ストロンチウム及びチタンアルコキシドは、所
望のBa1-x Srx Tiy O3 組成となるように、前述
の混合溶剤中に混合される。
O3 薄膜形成用組成物によりBa1-x Srx Tiy O3
薄膜を形成するには、スピンコート、ディップコート等
の塗布法により、Si,Pt/Ti/SiO2 /Si,
Pt/Ta/SiO2 /Si,Pt/SiO2 /Si,
Ru/RuO2 /SiO2 /Si,RuO2 /Si,R
uO2 /Ru/SiO2 /Si,Ir/IrO2 /S
i,Pt/Ir/IrO2 /Si,Pt/IrO2 /S
i等の基板上に本発明の組成物を塗布し、乾燥、仮焼成
及び本焼成を行う。なお、1回の塗布では、所望の膜厚
が得られない場合には、塗布、乾燥、仮焼成の工程を複
数回繰り返し行った後、本焼成を行う。ここで、仮焼成
は、150〜400℃で行われ、本焼成は450〜80
0℃で30分〜2時間程度行われる。
トロンチウム及びチタンアルコキシドを溶解する有機溶
剤として、通常のエステルやアルコールと共に、カルボ
ン酸、特に、カルボン酸バリウム及び/又はカルボン酸
ストロンチウムを形成するカルボン酸と同一のカルボン
酸を適量混合使用することにより、従来のような安定性
向上のための添加剤を用いることなく、薄膜形成用組成
物の安定性を高め、均質な薄膜を形成することが可能と
なる。このため、薄膜の形成に当り、低温焼成が可能と
なり、従って、基板の劣化、誘電率等の電気特性の低下
等の問題を引き起こすことなく、良好なBa1-x Srx
Tiy O3 薄膜を形成することができる。
り具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限
り、以下の実施例に限定されるものではない。
ルヘキサン酸ストロンチウム4.11g及びチタンイソ
プロポキシド(Ti:16.68重量%)10.52g
を、2−エチルヘキサン酸10.57g(Tiの2倍モ
ル量)及び酢酸イソアミル63.93gの混合溶剤中に
溶解させた。この溶液を2時間還流させることによって
十分に均一化させた後、酢酸イソアミルを添加して全体
が100gになるように重量調整をした。この溶液をス
ピンコート法によりチタン白金基板上に塗布し、300
℃で10分間乾燥した後、この塗布、乾燥工程を繰り返
し、最後に600℃で1時間焼成して、膜厚2500Å
のBa0.7 Sr0.3 TiO3 薄膜を形成した。この薄膜
に金で上部電極を蒸着し、LCRメーターにより誘電率
を測定し、結果を表1に示した。
ヘキサン酸ストロンチウム7.18g及びチタンイソプ
ロポキシド11.02gを、2−エチルヘキサン酸3
3.23g(Tiの6倍モル量)及び酢酸イソアミル4
0.43gの混合溶剤中に溶解させたこと以外は、実施
例1と同様に還流、重量調整、塗布、乾燥及び焼成を行
って、膜厚2500ÅのBa0.5 Sr0.5 TiO3 薄膜
を形成し、同様に誘電率を測定して結果を表1に示し
た。
ルヘキサン酸ストロンチウム4.11g及びチタンイソ
プロポキシド10.52gを、2−エチルヘキサン酸5
2.86g(Tiの10倍モル量)及び酢酸イソアミル
61.64gの混合溶剤中に溶解させ、2時間還流後、
酢酸イソアミルを添加して全体が140gになるように
重量調整をした。この溶液を用いて実施例1と同様に塗
布、乾燥及び焼成を行って、膜厚2500ÅのBa0.7
Sr0.3 TiO3 薄膜を形成し、同様に誘電率を測定し
て結果を表1に示した。
トロンチウム3.50g及びチタンイソプロポキシド1
0.52gを、2−エチル酪酸21.29g(Tiの5
倍モル量)及び酢酸イソアミル55.26gの混合溶剤
中に溶解させたこと以外は、実施例1と同様にして還
流、重量調整、塗布、乾燥及び焼成を行って、膜厚25
00ÅのBa0.7 Sr0.3 TiO3 薄膜を形成し、同様
に誘電率を測定して結果を表1に示した。
トロンチウム6.10g及びチタンイソプロポキシド1
1.02gを、2−エチル酪酸26.76g(Tiの6
倍モル量)及び酢酸イソアミル49.06gの混合溶剤
中に溶解させたこと以外は、実施例1と同様にして還
流、重量調整、塗布、乾燥及び焼成を行って、膜厚25
00ÅのBa0.5 Sr0.5 TiO3 薄膜を形成し、同様
に誘電率を測定して結果を表1に示した。
2.16g及びチタンイソプロポキシド7.89gを、
n−酪酸9.69g(Tiの4倍モル量)及び酢酸イソ
アミル74.27gの混合溶剤中に溶解させたこと以外
は、実施例1と同様にして還流、重量調整、塗布、乾燥
及び焼成を行って、膜厚2500ÅのBa0.7 Sr0.3
TiO3 薄膜を形成し、同様に誘電率を測定して結果を
表1に示した。
iの1倍モル量)及び酢酸イソアミル63.93gの混
合溶剤を用いたこと以外は、実施例1と同様にして還
流、重量調整、塗布、乾燥及び焼成を行って、膜厚25
00ÅのBa0.7Sr0.3 TiO3 薄膜を形成し、同様
に誘電率を測定して結果を表1に示した。
(Tiの12倍モル量)及び酢酸イソアミル51.02
gの混合溶剤を用いたこと以外は実施例3と同様にして
還流、重量調整を行って溶液を調製し、この溶液を同様
に塗布したところ、溶液の粘度が高いために均一に塗布
することが不可能であった。この溶液を更に酢酸イソア
ミルで希釈して塗布を行ってみたが、きれいな膜にはな
らなかった。
倍モル量)及び酢酸イソアミル72.29gの混合溶剤
を用いたこと以外は、実施例4と同様にして調製した溶
液を2時間還流させたところ、沈澱物が析出し、薄膜形
成用組成物を調製することは不可能であった。
ンチウム1.93g及びチタンイソプロポキシド7.8
9gを、プロピオン酸12.22g(Tiの6倍モル
量)、酢酸イソアミル61.5g及び2,4−ペンタン
ジオン11.0gの混合溶剤中に溶解させた。この溶液
を2時間還流させることによって十分に均一化させた
後、酢酸イソアミルを添加して全体が100gになるよ
うに重量調整をした。この溶液をスピンコート法により
チタン白金基板上に塗布し、400℃で10分間乾燥し
た後、この塗布、乾燥工程を繰り返し、最後に600℃
で1時間焼成して膜厚2500ÅのBa0.7 Sr0.3 T
iO3 薄膜を形成した。この薄膜について、実施例1と
同様にして誘電率を測定して結果を表1に示した。
g、ノナン酸ストロンチウム(Sr:5重量%)14.
45g及びチタンイソプロポキシド7.89gを、酢酸
イソアミル40.24g及び2,4−ペンタンジオン1
1.0gの混合溶剤中に溶解させた。この溶液を2時間
還流させることによって十分に均一化させた後、酢酸イ
ソアミルを添加して全体が100gになるように重量調
整をした。この溶液をスピンコート法によりチタン白金
基板上に塗布したところ、溶液の粘度が高く均質な膜に
はならなかった。そこで酢酸イソアミルで溶液濃度を3
重量%程度まで希釈して基板に塗布したところ均質な膜
にはなったが、重ね塗りの段階で前回の塗布膜が溶解し
てしまい、成膜は不可能であった。
rx Tiy O3 薄膜形成用組成物及びBa1-x Srx T
iy O3 薄膜の形成方法によれば、安定性、均一性、塗
布性に優れた薄膜形成用組成物により、450〜800
℃といった比較的低温の焼成により、下地基材の劣化等
の問題を引き起こすことなく、均質で誘電率等の電気特
性に優れたBa1-x Srx Tiy O3 薄膜を形成するこ
とができる。
Claims (4)
- 【請求項1】 カルボン酸バリウム、カルボン酸ストロ
ンチウム及びチタンアルコキシドを、モル比でBa:S
r:Ti=(1−x):x:y(ただし、0≦x≦1.
0,0.9≦y≦1.1)となるように有機溶剤中に混
合してなるBa1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組成物
であって、該有機溶剤がカルボン酸とエステルとを含む
混合溶剤であり、組成物中のカルボン酸の含有量がチタ
ンアルコキシドのチタンに対して2〜11倍モルである
ことを特徴とするBa1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用
組成物。 - 【請求項2】 請求項1の組成物において、カルボン酸
は、カルボン酸バリウム及び/又はカルボン酸ストロン
チウムを形成するカルボン酸と同一のカルボン酸であ
り、エステルは酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸n−ブ
チル、酢酸sec−ブチル、酢酸tert−ブチル、酢
酸イソブチル、酢酸n−アミル、酢酸sec−アミル、
酢酸tert−アミル及び酢酸イソアミルよりなる群か
ら選ばれる1種又は2種以上であることを特徴とするB
a1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組成物。 - 【請求項3】 請求項1又は2の組成物において、前記
チタンアルコキシドはチタンイソプロポキシドであり、
カルボン酸バリウム及びカルボン酸ストロンチウムを構
成するアシルオキシ基が一般式Cn H2n+1COO- (た
だし、nは3〜7の整数)で表されることを特徴とする
Ba1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組成物。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項のBa
1-x Srx Tiy O3 薄膜形成用組成物を基板に塗布、
乾燥して、450〜800℃で焼成することを特徴とす
るBa1-x Srx Tiy O3 薄膜の形成方法。
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JPH0912354A JPH0912354A (ja) | 1997-01-14 |
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-
1995
- 1995-06-23 JP JP15772995A patent/JP3178303B2/ja not_active Expired - Lifetime
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