JP3178094U - 清掃用粘着ロール - Google Patents

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【課題】使用済み粘着シートの取替えを容易に行える清掃用粘着ロールを提供する。
【解決手段】巻芯101の周囲に表面に粘着剤層が形成された粘着シートが多層巻回され、粘着シートの各巻回層に、中央部に隙間を設けて左右の始点Psから斜め後方に延びて終点Peが粘着シートの側端102cに達する切込み103を設ける。また、使用済み粘着シート102’の左右の切込み103の始点Psからの切り取りにより、左右の切込み103の始点間Psの隙間に、未使用粘着シートの使用開始にあたり後方に折り返される目印片105を形成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、カーペットやじゅうたん等のごみを取り除くために用いる清掃用粘着ロールに関するものである。
従来より、カーペットやじゅうたんの上にこぼしたお菓子のくずや付着した糸くず、ペットの毛、髪の毛等のごみを取り除く清掃用具として、粘着ロールが市販されている。この粘着ロールは、円筒形の巻芯の周囲に粘着シートが多層巻回されており、柄の先端に回転自在に装着して使用するようになっている。すなわち、柄を手でもって先端の粘着ロールをカーペットやじゅうたんの上に軽く押し付けて、前進あるいは後退させ、カーペット上のごみを粘着シートの表面に付着させてカーペットから取り除くようになっている。粘着シートに多数のごみが付着すると、粘着力が低下するので、その場合、一番外側の使用済み粘着シートを一周分剥離し、その下の未使用粘着シートを露出させ、再び使用を開始するようにしている。
上記粘着ロールとして、例えば巻芯に巻回された粘着シートに巻芯の軸方向に沿ってミシン目を設け、ミシン目に沿って使用済み粘着シートを1周分切り取りできるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
実開昭62−76258号公報
しかしながら、上記従来の粘着ロールは、粘着シートに多数のごみが付着すると、表面の色が灰色〜黒色化してミシン目の色と区別が付きにくく、またミシン目の上にごみが付着して、ミシン目の位置を見付けにくいという問題があった。また、ようやくミシン目の位置を見付けたとしても、指先の力の弱い高齢者や女性にとっては、ミシン目の切り取り端部を指でつまんではがしにくいという問題があった。したがって、使用済み粘着シートの取替えに手間がかかるという問題があった。
本考案は、上記課題に鑑みてなされたもので、使用済み粘着シートの取替えを容易に行える清掃用粘着ロールを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る清掃用粘着ロールは、巻芯の周囲に表面に粘着剤層が形成された粘着シートが多層巻回され、粘着シートの各巻回層に、中央部に隙間を設けて左右の始点から斜め後方に延びて終点が粘着シートの側端に達する切込みが設けられ、使用済み粘着シートの左右の切込みの終点からの切り取りにより、左右の切込みの始点間の隙間に、未使用粘着シートの使用開始にあたり後方に折り返される目印片が形成されることを主要な特徴とする。
本考案に係る清掃用粘着ロールによると、使用済み粘着シートの剥離により、左右の切込みの始点間の隙間に三角状に形成される目印片を後方に折り返すことにより、目印片は粘着剤が塗布されていない裏面が上になるので、粘着剤が塗布された粘着シートの表面には多数のごみが付着するが、目印片の上面にはごみが付着しないので、使用済み粘着シートの取替え時に、目印片の位置を色で容易に識別でき、左右の切込みの終点位置を見付ける際の目印となる。したがって、左右の切り取り開始位置を容易に見付けることができる。
また、本考案に係る清掃用粘着ロールによると、左右の切込みの終点位置から、使用済み粘着シートの後端片を指でつまんで左右の切り込みの終点から前方の始点に向けて切り取り、1周分の使用済み粘着シートを容易に剥離できる。1周分の使用済み粘着シートを剥離したら、未使用の粘着シートが露出する。また、使用済み粘着シートの剥離により、左右の切込みの始点間の隙間に再び三角状の目印片が形成され、同目印片を後方に折り返すことにより、粘着ロールを再び使用可能とする。
本考案に係る清掃用粘着ロールは、左右の切込みの始点間の隙間に、左右の切込みの延長線上にミシン目が設けられていることを第2の特徴とする。
本考案に係る清掃用粘着ロールは、左右の切込みの始点間の隙間の幅が2mm〜3mmであることを第3の特徴とする。
本考案に係る清掃用粘着ロールは、左右の切込みと粘着シートの側端のなす角度が30度〜45度であることを第4の特徴とする。
以上説明したように、本考案に係る清掃用粘着ロールによると、粘着シートの左右の切込みの始点間の隙間に三角状に形成される目印片を後方に折り曲げて使用することにより、折り曲げられた目印片が目印となって、使用済み粘着シートの左右の切込みの終点位置を容易に見付けることができ、また、同終点位置を切り取り開始位置として、当該位置から使用済み粘着シートの後端を指でつまんで前方に向けて切り取り、1周分の使用済み粘着シートを容易に剥離することができ、これにより、使用済み粘着シートを容易に取り替えることができるという優れた効果を奏する。
また、視力が低下して、あるいは指先の力が低下して、使用済み粘着シートを剥離させにくい特に高齢者にとって、使用済みシートを容易に取り替えできることで、日々の清掃が楽しくなり、充実した生活が送れるようになる。
本考案に係る粘着ロールを支持具に装着した状態を示す斜視図、 (A)は図1に示す粘着ロールの平面図、(B)はその側面図、 (A)ないし(C)は図1に示す粘着ロールの使用手順を示す説明図、 (A)および(B)は図1に示す粘着ロールの使用済み粘着シートを取り替える手順の前半を示す説明図、 (A)および(B)は図1に示す粘着ロールの使用済み粘着シートを取り替える手順の後半を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1ないし図5は本考案の一実施形態を示すもので、図1において、符号100は粘着ロール、符号10は支持具を示している。
粘着ロール100は、図2に示すように、円筒形の巻芯101の外面に長尺な粘着シート102が多層巻回されている。粘着シート102の表面102a(図3参照)には図示しない粘着剤層が形成されている。粘着シート102の裏面102b(図5参照)は非粘着面とされている。粘着シート102の表面102aには、平面視して、中央部に隙間Sを設けて左右の始点Ps,Psから斜め後方に延びて終点Pe,Peが粘着シート102の側端102c,102cに達する切込み103,103が各巻回層に設けられている。左右の切込み103,103の始点Ps,Ps間の隙間Sには、左右の切込み103,103の延長線上にミシン目104,104が設けられている。左右のミシン目104,104は中央でつながっている。
左右の切込み103,103の始点Ps,Ps間の隙間Sには、使用済み粘着シート102’の左右の切込み103,103の始点Ps,Psからの切り取りにより、未使用粘着シート102’’の使用開始にあたり後方に折り曲げられる目印片105が形成されるようになっている。
なお、左右の切込み103,103の始点Ps,Ps間の隙間Sの幅は2mm〜3mmに設定されている。また、左右の切込み103,103と粘着シート102の側端102c,102cのなす角度αは30度〜45度に設定されている。
上記構成の粘着ロール100は、図1に示す支持具10に装着して使用する。支持具10は柄11の先端の支持部12の水平軸13に支持ローラ14が回転自在に装着されており、同支持ローラ14に粘着ロール100の巻芯101を外装するようになっている。
次に、支持具10に装着された清掃用粘着ロール100について、使用方法と使用済み粘着シートの取替え方法について、以下に説明する。
まず、準備段階として、図2に示す粘着ロール100を支持具10に装着し、粘着シート102表面の保護シート107を剥離する。保護シート107は左右の切り込み103,103の終点Pe,Peに位置する後端鋭角片106,106をつまんで切り込み103,103に沿って前方に折返し、切り込み103,103の始点Ps,Psからミシン目104,104に沿って切り取り、三角形状の目印片105を残して同切り取り線を頂点でつなぎ、1周させて保護シート107を剥離する。最後に三角形状の目印片105を上向き後方に折り返し、目印片105の粘着剤付き表面を粘着シート102の表面に接着する。
かかる状態で、図3(A)ないし図3(C)に示すように、支持具10の柄11を持って、粘着ロール100をフロアFの表面に軽く圧着させ、粘着ロール100を転がすように矢印に向けて前進させると、フロアF表面上のゴミ1が粘着シート102の表面102aに付着され、フロアFの表面から取り除かれる。
繰り返し使用により、粘着ロール100の粘着シート102表面には多数のゴミ1が付着するが、三角形状に折り返された目印片105の上面は非粘着面であるので、目印片105の上面にはゴミ1が付着されることがなく、したがって、図3(C)に示すように、目印片105以外の粘着シート102表面は多数付着したゴミ1で灰色または黒色に変化するが、目印片105の上面は元の白色のままであり、目印片105の位置を容易に把握することができる。
目印片105の位置を容易に把握できるので、左右の切り込み103,103の終点Pe,Peの位置を容易に見付けることができる。
切り込み103,103の終点Pe,Peの位置を見付けたら、図4(A)から図4(B)に示すように、切り取り開始位置として、使用済み粘着シート102’の後端鋭角片106,106をつまんで切り込み103,103に沿って前方に折返すとともに、切り込み103,103の始点Ps,Psからミシン目104,104に沿って切り取り、図5(A)から図5(B)に示すように、未使用粘着シート102’’の三角部分(目印片105’部分)を残して、1周分の使用済み粘着シート102’を剥離する。
使用済み粘着シート102’を剥離した後の粘着ロール100には、図5(B)に示すように、下層の未使用粘着シート102’’および左右の切り込み103,103が表面に露出し、また、左右の切り込み103,103の間に三角形状の目印片105’が出現する。後は三角形状の目印片105’を後方に折り返すと、図3(A)に示す使用開始状態となる。
後は、図3ないし図5に示す手順に従い、未使用粘着シート102’’によるゴミ1の取り除き作業と、使用済みシート102’の取替え作業を行う。
本考案の粘着ロール100によると、粘着シート102の中央に、折返し後の上面が非粘着面の目印片105を形成したから、粘着ロール100の繰り返し使用後、目印片105の位置から、切り取り開始位置である使用済み粘着シート102’の後端鋭角片106,106の位置を容易に見付けることができる。
また、使用済み粘着シート102’の後端鋭角片106,106は鋭角であり、凸状に湾曲されているから、指で容易につまむことができ、後端鋭角片106,106を容易に持ち上げて、使用済み粘着シート102’を切込み103,103に沿って容易に剥離できる。したがって、未使用粘着シート102’’への取替えを容易に行える。
視力や指の力の低下した高齢者であっても、使用済み粘着シート102’の剥離開始位置を容易に見付け、また、剥離開始部位を容易に摘み上げることができ、使用済み粘着シート102’を楽に剥離できる。
使用済み粘着シート102’の剥離後は、未使用粘着シート102’’の前端の中央に三角形状の目印片105が残り、目印片105を上向き後方に折り返すだけで、粘着ロール100の繰り返し使用により、切り込み103、ひいては切り込み103の終点Peにある後端鋭角片106の位置を容易に見付けることができる。
使用済み粘着シート102’の剥離後は、剥離動作にともなって、未使用粘着シート102’’の前端の中央に残る三角形状の目印片105が持ち上がるので、同目印片105を容易に折り返すことができる。
なお、粘着シート102の切り込み103,103の間のミシン目104,104は無くてもよい。切り込み103,103に沿って使用済み粘着シート102’を剥離すると、切り込み103,103の間が三角形状に切り取りされるから、この場合でも目印片105が形成される。
かくして、本考案によれば、使用済み粘着シートを容易に取り替えることができ、粘着シートを最後まで気持ちよく使い切ることができ、高齢者にやさしく、楽しく清掃を行える清掃用粘着ロールを実現できる。
本考案に係る清掃用粘着ロールは、カーペットやじゅうたん等のごみを取り除くために用いる粘着ロールとして利用可能である。
1 ごみ
10 支持具
11 柄
12 支持部
13 水平軸
14 支持ロール
100 粘着ロール
101 巻芯
102 粘着シート
102’使用済み粘着シート
102’’未使用粘着シート
102a 表面
102b 裏面
102c 側端
103 切り込み
104 ミシン目
105 目印片
106 後端鋭角片
107 保護シート
F フロア

Claims (4)

  1. 巻芯の周囲に表面に粘着剤層が形成された粘着シートが多層巻回され、粘着シートの各巻回層に、中央部に隙間を設けて左右の始点から斜め後方に延びて終点が粘着シートの側端に達する切込みが設けられ、使用済み粘着シートの左右の切込みの終点からの切り取りにより、左右の切込みの始点間の隙間に、未使用粘着シートの使用開始にあたり後方に折り返される目印片が形成されることを特徴とする清掃用粘着ロール。
  2. 左右の切込みの始点間の隙間に、左右の切込みの延長線上にミシン目が設けられていることを特徴とする請求項1記載の清掃用粘着ロール。
  3. 左右の切込みの始点間の隙間の幅が2mm〜3mmであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の清掃用粘着ロール。
  4. 左右の切込みと粘着シートの側端のなす角度が30度〜45度であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の清掃用粘着ロール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015029754A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 アイム株式会社 除塵用ロール

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