JP3177953B2 - パス指定方式 - Google Patents

パス指定方式

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JP3177953B2 JP31995197A JP31995197A JP3177953B2 JP 3177953 B2 JP3177953 B2 JP 3177953B2 JP 31995197 A JP31995197 A JP 31995197A JP 31995197 A JP31995197 A JP 31995197A JP 3177953 B2 JP3177953 B2 JP 3177953B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を介して
接続されたATMスイッチ群の情報収集のためのパス指
定方式に関し、特に、通信回線に障害が発生した場合に
ATMスイッチと管理装置との間において情報収集を行
うためのパス指定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、通信回線を介して接続された
複数のATMスイッチと管理装置との間にて情報収集を
行うためのパス指定方式においては、ATMスイッチと
管理装置及び通信回線とのルートが一本でかつ固定とな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のパス指定方式においては、ATMスイッチと管理装置
及び通信回線とのルートが一本でかつ固定されており、
管理装置において情報収集可能なルート選択が行われて
いないため、通信回線に障害等が発生し、管理装置にお
いてATMスイッチの情報収集を行うことができなくな
った場合、通信回線が障害等から復旧するまで、管理装
置においてATMスイッチの情報を収集することができ
なくなってしまうという問題点がある。
【0004】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、ATMスイ
ッチ間を接続する通信回線に障害等が発生した場合にお
いても、管理装置においてATMスイッチの情報収集を
行うことができるパス指定方式を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、通信回線を介して互いに接続された複数の
ATMスイッチと、前記通信回線を介して前記ATMス
イッチに接続され、前記ATMスイッチの情報収集を行
う管理装置とを有し、前記管理装置にて前記通信回線を
介して前記ATMスイッチの情報収集が行われるパス指
定方式において、前記管理装置は、前記ATMスイッチ
との間における前記通信回線を用いてのルートパスの設
定の可否に基づいて前記ATMスイッチまたは前記通信
回線の障害を検出するとともに、前記通信回線の障害を
検出した場合に該通信回線以外の通信回線のみ、または
前記複数のATMスイッチのうち情報収集が行われない
ATMスイッチと前記通信回線とを用いて、該管理装置
と前記情報収集が行われるATMスイッチとのルートパ
スを指定するパス指定処理手段を有することを特徴とす
る。
【0006】また、前記パス指定処理手段は、前記管理
装置と情報収集が行われるATMスイッチとの間におけ
る最短ルートを基本ルートパスとして通常設定し、該基
本ルートパスが設定不可能な場合に、他の通信回線と前
記複数のATMスイッチのうち情報収集が行われないA
TMスイッチとを用いた迂回ルートパスをルートパスと
して設定することを特徴とする。
【0007】また、前記管理装置は、前記複数のATM
スイッチのうち1つのATMスイッチに接続され、前記
管理装置に接続されたATMスイッチ内に、前記基本ル
ートパスと前記迂回ルートパスとを切り換える迂回切替
手段を有することを特徴とする。
【0008】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、管理装置とATMスイッチとの間のルートパ
スが、管理装置と情報収集が行われるATMスイッチと
の間において通常設定される基本ルートパスにて設定不
可能な場合、他の通信回線を用いた迂回ルートパスがル
ートパスとして設定されるので、通信回線に障害等が発
生した場合においても、迂回ルートパスを介して管理装
置にてATMスイッチの情報収集が行われる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0010】図1は、本発明のパス指定方式の実施の一
形態を示す図である。
【0011】本形態は図1に示すように、通信回線30
−1〜30−3を介して互いに接続されたATMスイッ
チ20−1〜20−3と、通信回線30−4を介してA
TMスイッチ20−1と接続され、ATMスイッチ20
−1〜20−3の情報収集を行う管理装置10とから構
成されており、管理装置10内には、管理装置10とA
TMスイッチ20−1〜20−3とのルートパスを通信
回線を用いて指定するパス指定処理部11が設けられて
いる。なお、ATMスイッチ20−1〜20−3のそれ
ぞれは、ATMスイッチ20−1とATMスイッチ20
−2とが通信回線30−1を介して接続され、ATMス
イッチ20−2とATMスイッチ20−3とが通信回線
30−2を介して接続され、ATMスイッチ20−3と
ATMスイッチ20−1とが通信回線30−3を介して
接続されている。また、管理装置10は通信回線30−
4を介してATMスイッチ20−1と接続されている。
【0012】上記のように構成されたパス指定方式にお
いては、管理装置10にてATMスイッチ20−1の情
報収集を行う場合、通信回線30−4を用いた基本ルー
トパス40−1を介して管理装置10とATMスイッチ
20−1とが接続され、管理装置10にてATMスイッ
チ20−2の情報収集を行う場合、通信回線30−4、
ATMスイッチ20−1及び通信回線30−1からなる
基本ルートパス40−2、または、通信回線30−4、
ATMスイッチ20−1、通信回線30−3、ATMス
イッチ20−3及び通信回線30−2からなる迂回ルー
トパス50−1のいずれかを介して管理装置10とAT
Mスイッチ20−2とが接続され、管理装置10にてA
TMスイッチ20−3の情報収集を行う場合、通信回線
30−4、ATMスイッチ20−1及び通信回線30−
3からなる基本ルートパス40−3、または、通信回線
30−4、ATMスイッチ20−1、通信回線30−
1、ATMスイッチ20−2及び通信回線30−2から
なる迂回ルートパス50−2のいずれかを介して管理装
置10とATMスイッチ20−3とが接続される。
【0013】上述したような管理装置10とATMスイ
ッチ20−1〜20−3とのルートの選択においては、
管理装置10内に設けられたパス指定処理部11にてA
TMスイッチ20−1内の迂回切替21−1,21−2
が制御されることにより行われる。
【0014】なお、本形態においては、通信回線を介し
て管理装置10と接続されるATMスイッチを3つとし
て説明するが、本発明はこれに限らず、ATMスイッチ
は複数設けられるものである。
【0015】以下に、上記のように構成されたパス指定
方式におけるパス指定処理について説明する。
【0016】図2は、図1に示したパス指定方式におけ
るパス指定処理を説明するためのフローチャートであ
る。
【0017】まず、ATMスイッチ20−1〜20−3
と管理装置10とにおいて、それぞれ基本ルートパス4
0−1〜40−3がルートパスとして設定される(ステ
ップS1)。
【0018】ステップS1において、例えば、基本ルー
トパス40−2のルートパスの設定が不可能である場
合、基本ルートパス40−2を介して管理装置10と接
続されたATMスイッチ20−2に障害等が発生した旨
が表示され(ステップS2)、ATMスイッチ20−2
の復旧作業が行われる(ステップS3)。
【0019】上述したステップS1〜S3までの処理
は、ステップS1においてルートパスが正常に設定され
るまで繰り返し行われる。
【0020】ステップS1においてルートパスが正常に
設定されると、管理装置10においてATMスイッチ2
0−1〜20−3の情報収集要求が実行される(ステッ
プS4)。
【0021】ステップS4においてATMスイッチ20
−1〜20−3の情報収集要求が正常に行われた場合
は、再び、ATMスイッチ20−1〜20−3の情報収
集要求行うためにタイミング処理が実行され(ステップ
S5)、ステップS4における処理に戻る。
【0022】一方、ステップS4において、例えば、A
TMスイッチ20−3の情報収集要求が正常に行われな
かった場合、ATMスイッチ20−3の情報収集に失敗
した旨が表示され(ステップS6)、ATMスイッチ2
0−3と管理装置10との間の基本ルートパス40−3
の復旧作業が行われる(ステップS7)。
【0023】同時に、管理装置10内のパス指定処理部
11によって迂回切替21−2が制御され、それによ
り、ATMスイッチ20−3と管理装置10との間の迂
回ルートパス50−2がルートパスとして設定される
(ステップS8)。
【0024】ステップS8において迂回ルートパス50
−2がATMスイッチ20−3と管理装置10との間の
ルートパスとして設定された場合、基本ルートパス40
−3上の通信回線30−3にて障害が発生したと判断さ
れ、通信回線30−3にて障害が発生した旨が表示され
(ステップS9)、ステップS4における処理に戻る。
【0025】一方、ステップS8において迂回ルートパ
ス50−2がATMスイッチ20−3と管理装置10と
の間のルートパスとして設定されなかった場合は、AT
Mスイッチ20−3にて障害が発生したと判断され、A
TMスイッチ20−3にて障害が発生した旨が表示され
(ステップS10)、ATMスイッチ20−3と管理装
置10との間の迂回ルートパス50−2の復旧作業が行
われる(ステップS11)。
【0026】ステップS11における処理後、ステップ
S1における処理に戻り、ATMスイッチ20−1〜2
0−3と管理装置10とにおいて、それぞれ基本ルート
パス40−1〜40−3がルートパスとして設定され
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
管理装置とATMスイッチとの間のルートパスが、管理
装置と情報収集が行われるATMスイッチとの間におい
て通常設定される基本ルートパスにて設定不可能な場
合、他の通信回線を用いた迂回ルートパスがルートパス
として設定される構成としたため、通信回線に障害等が
発生した場合においても、ATMスイッチが正常に動作
している限り、管理装置にてATMスイッチの情報収集
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパス指定方式の実施の一形態を示す図
である。
【図2】図1に示したパス指定方式におけるパス指定処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
10 管理装置 11 パス指定処理部 20−1〜20−3 ATMスイッチ 21−1,21−2 迂回切替 30−1〜30−4 通信回線 40−1〜40−3 基本ルートパス 50−1,50−2 迂回ルートパス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56 H04L 12/28 H04L 12/24 H04L 12/26

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して互いに接続された複数
    のATMスイッチと、前記通信回線を介して前記ATM
    スイッチに接続され、前記ATMスイッチの情報収集を
    行う管理装置とを有し、前記管理装置にて前記通信回線
    を介して前記ATMスイッチの情報収集が行われるパス
    指定方式において、 前記管理装置は、前記ATMスイッチとの間における前
    記通信回線を用いてのルートパスの設定の可否に基づい
    て前記ATMスイッチまたは前記通信回線の障害を検出
    するとともに、前記通信回線の障害を検出した場合に該
    通信回線以外の通信回線のみ、または前記複数のATM
    スイッチのうち情報収集が行われないATMスイッチと
    前記通信回線とを用いて、該管理装置と前記情報収集が
    行われるATMスイッチとのルートパスを指定するパス
    指定処理手段を有することを特徴とするパス指定方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のパス指定方式におい
    て、 前記パス指定処理手段は、前記管理装置と情報収集が行
    われるATMスイッチとの間における最短ルートを基本
    ルートパスとして通常設定し、該基本ルートパスが設定
    不可能な場合に、他の通信回線と前記複数のATMスイ
    ッチのうち情報収集が行われないATMスイッチとを用
    いた迂回ルートパスをルートパスとして設定することを
    特徴とするパス指定方式。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のパス指定方式におい
    て、 前記管理装置は、前記複数のATMスイッチのうち1つ
    のATMスイッチに接続され、 前記管理装置に接続されたATMスイッチ内に、前記基
    本ルートパスと前記迂回ルートパスとを切り換える迂回
    切替手段を有することを特徴とするパス指定方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8571044B2 (en) 2006-05-24 2013-10-29 Robert Bosch Gmbh Gateway for data transfer between serial buses

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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