JP3612102B2 - 通信経路管理システムおよび伝送制御システム - Google Patents

通信経路管理システムおよび伝送制御システム Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
通信網において、その通信網を構成する交換機および伝送装置が形成すべき通信経路を記憶して管理する通信経路管理システムと、このようにして記憶された通信経路にかかわる試験の援助に供される伝送制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
地理的に広い範囲に配置された多くの交換局とこれらの交換局の間に形成された伝送路とからなる公衆通信網では、加入者に提供される通信サービスの品質の劣化を回避しつつ保守および運用にかかわるコストの削減と効率化をはかるために、伝送装置監視制御システムが導入されている。
【0003】
このような伝送装置監視制御システムは、例えば、主要都市毎に設置され、かつ該当する主要都市およびその周辺に設置された交換局を構成する交換機や伝送装置について所望の通信経路(以下、単に「パス」という。)を登録したり設定し、このようにして設定されたパスにかかわる試験とその試験の結果に基づく保守および運用とに供される。
【0004】
図11は、伝送装置監視制御システムが設けられた網の一例を示す図である。図において、交換局50〜50は、局間伝送路51〜51を介して直列に配置され、交換局50と交換局50との間には、これらの局間伝送路とは別個に局間伝送路52が形成される。交換局50と交換局50とには、それぞれ端末53、53が収容される。
【0005】
図12は、従来の伝送装置監視制御システムの構成を示す図である。
図において、上述した交換局50〜50において入方路および出方路(上述した局間伝送路51〜51の何れかに相当する。)に接続された伝送装置61〜61と、これらの伝送装置の間に所定の呼処理の手順に基づいて通話路を形成する交換機(クロスコネクト装置)62〜62とは、それぞれ専用の通信リンクを介して伝送装置制御装置63と伝送装置監視装置64とに接続される。
【0006】
伝送装置制御装置63では、上述した通信リンクがスレーブユニット65〜65M+N を介してマスタユニット66に接続され、そのマスタユニットにはデータベースを形成する外部記憶67とコンソール68と接続される。
伝送装置監視装置64では、上述した通信リンクがホストコンピュータ69の通信ポートに接続され、そのホストコンピュータはデータベースを形成する外部記憶67とマンマシンインタフェースをとるコンソール68に接続される。
図13は、各局における伝送系の構成を示す図である。
【0007】
図において、交換機(上述した交換機62〜62の何れかに相当するが、ここでは、簡単のため符号「71」を付して示す。)に収容される複数(ここでは、簡単のため「9」とする。)の下位の方路はそれぞれ3本ずつ伝送装置72〜72を介して端末(図示されない。)に接続され、その交換機に収容される複数(ここでは、簡単のため「10」とする。)の上位の方路はそれぞれ5本ずつ伝送装置73、73を介して隣接局(図示されない。)に接続される。また、伝送装置72〜72から上述した端末に至る区間は、例えば、ビットレートが1.5Mbps、2Mbps、6.3Mbps、8Mbpsの何れかである低速の伝送路7411〜7413、7421〜7423、7431〜7433を介して接続され、これらの伝送装置と交換機71との間は、例えば、ビットレートが50Mbps、 150Mbpsの何れかである中速の伝送路7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533を介して接続される。交換機71と伝送装置73〜73との間は、同様にしてビットレートが50Mbps、 150Mbpsの何れかである中速の伝送路7611〜7615、7621〜7625を介して接続され、これらの伝送装置と上述した隣接局との間は、例えば、ビットレートが100Mbps、150Mbps、600Mbpsの何れかである高速の伝送路(例えば、光ファイバを用いて構成される。)7711〜7715、7721〜7725を介して接続される。なお、これらの伝送路7411〜7413、7421〜7423、7431〜7433、7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533、7611〜7615、7621〜7625、7711〜7715、7721〜7725は、図13の下部に示すように、複数のパス(物理的に形成されたものに限らず、例えば、セル単位やパケット単位に多重化されたりその他の如何なる方式に基づいて論理的に多重化されて形成されたものであってもよい。)の集合を形成するものとする。
【0008】
さらに、伝送装置72には、図14に示すように、伝送路7411〜7413にそれぞれ対応するモジュール(M)8111〜8113と、伝送路7511〜7513にそれぞれ対応するモジュール(M)8211〜8213とが備えられ、伝送装置72には、伝送路7421〜7423にそれぞれ対応するモジュール(M)8121〜8123と、伝送路7521〜7523にそれぞれ対応するモジュール(M)8221〜8223とが備えられる。伝送装置72には、伝送路7431〜7433にそれぞれ対応するモジュール(M)8131〜8133と、伝送路7531〜7533にそれぞれ対応するモジュール(M)8231〜8233とが備えられる。交換機71には、伝送路7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533にそれぞれ対応するモジュール(M)8311〜8313、8321〜8323、8331〜8333と、伝送路7611〜7615、7621〜7625にそれぞれ対応するモジュール(M)8411〜8415、8421〜8425とが備えられる。伝送装置73には伝送路7611〜7615にそれぞれ対応するモジュール(M)8511〜8515と、伝送路7711〜7715にそれぞれ対応するモジュール(M)8611〜8615とが備えられ、伝送装置73には伝送路7621〜7625にそれぞれ対応するモジュール(M)8521〜8525と、伝送路7721〜7725にそれぞれ対応するモジュール(M)8621〜8625とが備えられる。
【0009】
このような構成の伝送装置監視制御システムを適用して交換機71や伝送装置72〜72、73、73によって形成されるパスの試験を行うためには、一般に、例えば、図14に示すように、伝送路7411〜7413、7421〜7423、7431〜7433に個別に接続される端末の識別情報A〜Zと、交換機71においてモジュール8311〜8313、8321〜8323、8331〜8333(伝送路7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533)とモジュール(M)8411〜8415、8421〜8425(伝送路7611〜7615、7621〜7625)との間に形成され得る通話路と、伝送路7711〜7715、7721〜7725に接続される隣接局の識別情報とを与えるパス開通資料が上述したハードウエアの構成に基づいて予め作成される。
【0010】
さらに、外部記憶67には、交換機71や伝送装置72〜72、73、73に実装された全てのモジュールの実装位置と、これらのモジュールを介して接続された個々の伝送路が形成するパス(通信経路)の識別情報(以下、単に「アドレス」という。)と、これらのパスの両端に接続される端末や隣接局との対応関係を示すデータベースが予め構築される。このようなデータベースの内容の内、上述したアドレス以外のものは、所望のモジュールが実装され、かつこれらのモジュールの間を結ぶ伝送路が全て実装(増設)された時点で、これらのモジュールおよび伝送路について一括して登録される。
【0011】
また、このようにして実装や増設が行われたモジュールや伝送路については、運用の開始に先行して以下の手順に基づく登録処理処理が行われる。
伝送装置制御装置63では、マスタユニット66は、上述した実装や増設がなされたモジュールや伝送路を指定して登録処理の開始を指示するコマンドがコンソール68を介して与えられると、上述したデータベースの内容の内、そのモジュールや伝送路に対応するもの(ここでは、簡単のため、伝送装置72に実装されたモジュール8111と伝送路7411とにかかわるものとする。)を選択し、例えば、図15に示すように、図に変換してコンソール68に出力する。なお、図において「M」に代えて記述された番号 「1」、「2」、「3」、…、「11」、「12」、「13」、…については、モジュールの物理的な実装位置を識別する番号(以下、図16〜図18についても同様とする。)である。
【0012】
したがって、コンソール68の操作者は、このような図と上述した回線開通資料とを参照することにより、該当するモジュールに接続された伝送路の上に形成される個々のパスと、そのパスに個別に接続される端末との対応関係を指定することが可能となる。
マスタユニット66は、このような対応関係を示すアドレス(ここでは、簡単のため、上述したモジュールの実装位置を含むものと仮定する。)がコンソール68を介して与えられると、そのアドレスを上述したデータベースに蓄積する。
【0013】
さらに、マスタユニット66は、このようにして伝送装置と端末とを結ぶ伝送路についてアドレスの設定が完了すると、上述したように選択されたデータベースの内容の内、伝送路7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533(ここでは、簡単のため、伝送路7511〜7513とする。)にかかわるものを選択し、図16に示すように、これらの伝送路の両端に接続された伝送装置72および交換機71とこれらに実装されるべきモジュールの実装位置を示す図に変換してコンソール68に出力する。
【0014】
したがって、操作者は、このような図と上述した回線開通資料とを参照することにより、例えば、モジュール8211とモジュール8311との間を結ぶ伝送路7511について、形成されるべき個々のパスと、そのパスに接続される端末(先行して指定された伝送路7411上のパス)あるいはその端末に接続されるべき交換機71の方路(その交換機71によって形成される通話路)との対応関係を指定することが可能となる。
【0015】
マスタユニット66は、このような対応関係を示すアドレス(ここでは、簡単のため、モジュール8211やモジュール8311の実装位置を含むものと仮定する。)が与えられると、そのアドレスをデータベースに蓄積する。
さらに、マスタユニット66は、このようにして伝送装置72と交換機71とを結ぶ伝送路についてアドレスの設定が完了すると、同様にして選択されたデータベースの内容の内、伝送路7611〜7615、7621〜7625(ここでは、簡単のため、伝送路7611〜7615とする。)にかかわるものを選択し、図17に示すように、これらの伝送路両端に接続される交換機71および伝送装置73とこれらに実装されるべきモジュールの実装位置を示す図に変換してコンソール68に出力する。
【0016】
したがって、操作者は、このような図と上述した回線開通資料とを参照することにより、例えば、モジュール8411とモジュール8511との間を結ぶ伝送路7611に形成されるべき個々のパスと、そのパスに接続されるべき方路との対応関係を指定することが可能となる。
マスタユニット66は、このような対応関係を示すアドレス(ここでは、簡単のため、モジュール8411やモジュール8511の実装位置を含むものと仮定する。)が与えられると、そのアドレスをデータベースに蓄積する。
【0017】
また、マスタユニット66は、このようにして交換機71と伝送装置73とを結ぶ伝送路についてアドレスの設定が完了すると、同様にして選択されたデータベースの内容の内、伝送路7711〜7715、7721〜7725(ここでは、簡単のため、伝送路7711〜7715とする。)にかかわるものを選択し、図18に示すように、これらの伝送路の両端に接続される伝送装置73および隣接局と、その伝送装置に実装されるべきモジュールの実装位置を示す図に変換してコンソール68に出力する。
【0018】
したがって、操作者は、このような図と上述した回線開通資料とを参照することにより、例えば、モジュール8611と所望の隣接局との間を結ぶ伝送路7711に形成されるべき個々のパスと、そのパスに接続されるべき方路との対応関係を指定することが可能となる。
マスタユニット66は、このような対応関係を示すアドレス(ここでは、簡単のため、モジュール8611の実装位置を含むものと仮定する。)が与えられると、そのアドレスをデータベースに蓄積する。
【0019】
したがって、データベースには、伝送路7411〜7413、7421〜7423、7431〜7433、伝送装置72〜72、伝送路7511〜7513、7521〜7523、7531〜7533、交換機71、伝送路7611〜7615、7621〜7625、伝送装置73、73および伝送路7711〜7715、7721〜7725を介して形成されるべき種々のパスが、そのパスを構成する伝送区間毎に分割され、かつその伝送区間に介在するハードウエアとの対応関係に変換されて記憶される。
【0020】
以下、試験等の対象となるパスの設定手順について説明する。
伝送装置制御装置63では、操作者が回線開通資料を参照することによりパスの設定に関与すべき伝送装置(ここでは、簡単のため、符号「72」で示されるものとする。)を指定し、その伝送路の識別情報を含むパスの設定要求をコンソール68に入力すると、マスタユニット66は、上述した登録の内容が記憶されたデータベースにその識別情報に基づく検索処理を施す。
【0021】
マスタユニット66は、このような検索処理の下で伝送装置72にかかわる情報を選択し、例えば、図15に示すように、図に変換してコンソール68に出力する。
操作者が、このような図と回線開通資料とを参照することにより、例えば、所望のパスを設定すべき伝送路として符号「7411」で示されるものを選択する指令をコンソール68を介して入力すると、マスタユニット66は、その指令に基づいてデータベースを検索する。マスタユニット66は、このような検索により、図19に示すように、その伝送路に既に登録されている全てのパスについて、上述したアドレスと、両端に接続されるべき端末(利用者名)および隣接局(伝送先局名)(あるいは他の端末)とを示す一覧表を生成してコンソール68に出力する。
【0022】
さらに、操作者がコンソール68を操作することにより、このような一覧表に含まれるアドレスの内、所望のパスを形成し得るものを選択すると、マスタユニット66は、そのアドレスとこれに対応した全ての情報(以下、単に「パス情報1」という。)とをデータベースから切り出して副次的なデータベース(以下、スレーブデータベースという。)を生成する。なお、このようなスレーブデータベースについては、ここでは、簡単のため外部記憶67に格納されるものとする。
【0023】
次いて、マスタユニット66は、このようなパスについて、伝送路7411の延長区間となり得る伝送路7511、7512、7513の識別情報に基づいて、同様にしてデータベースの検索処理を行ってその伝送路にかかわる情報を抽出し、例えば、図16に示すように図に変換してコンソール68に出力する。
操作者が、このような図と回線開通資料とを参照することにより、例えば、所望のパスを設定すべき伝送路として符号「7511」で示されるものを選択する指令をコンソール68を介して入力すると、マスタユニット66は、その指令に基づいてデータベースを検索する。マスタユニット66は、このような検索により、図19に示すように、その伝送路に既に登録されている全てのパスについて、上述したアドレスと、両端に接続されるべき端末(利用者名)および隣接局(伝送先局名)(あるいは他の端末)とを示す一覧表を生成してコンソール68に出力する。
【0024】
さらに、操作者がコンソール68を操作することにより、このような一覧表に含まれるアドレスの内、所望のパスを形成し得るものを選択すると、マスタユニット66は、そのアドレスとこれに対応した全ての情報(以下、単に「パス情報2」という。)とをデータベースから切り出して上述したスレーブデータベースに付加する。
【0025】
また、操作者が回線開通資料を参照することによりパスの設定に関与すべき伝送装置(ここでは、簡単のため、符号「73」で示されるものとする。)を指定し、その伝送路の識別情報をコンソール68を介して入力すると、マスタユニット66は、同様にしてデータベースにその識別情報に基づく検索処理を施す。
マスタユニット66は、このような検索処理の下で伝送装置73にかかわる情報を選択し、例えば、図17に示すように図に変換してコンソール68に出力する。
【0026】
操作者が、このような図と回線開通資料とを参照することにより、例えば、所望のパスを設定すべき伝送路として符号「7611」で示されるものを選択する指令をコンソール68を介して入力すると、マスタユニット66は、その指令に基づいてデータベースを検索する。マスタユニット66は、このような検索により、図20に示すように、その伝送路に既に登録されている全てのパスについて、上述したアドレスと一端に接続されるべき端末(利用者名)とを示す一覧表を生成してコンソール68に出力する。
【0027】
さらに、操作者がコンソール68を操作することにより、このような一覧表に含まれるアドレスの内、所望のパスを形成し得るものを選択すると、マスタユニット66は、そのアドレスとこれに対応した全ての情報(以下、単に「パス情報3」という。)とをデータベースから切り出して上述したスレーブデータベースに付加する。
【0028】
次いて、マスタユニット66は、このような伝送路7611の延長区間となり得る伝送路7711〜7715の識別情報に基づいて、同様にしてデータベースの検索処理を行ってその伝送路にかかわる情報を抽出し、例えば、図18に示すように図に変換してコンソール68に出力する。
操作者が、このような図と回線開通資料とを参照することにより、例えば、所望のパスを設定すべき伝送路として符号「7711」で示されるものを選択する指令をコンソール68を介して入力すると、マスタユニット66は、その指令に基づいてデータベースを検索する。マスタユニット66は、このような検索により、図20に示すように、その伝送路に既に登録されている全てのパスについて、上述したアドレスと一端に接続されるべき端末とを示す一覧表を生成してコンソール68に出力する。
【0029】
さらに、操作者がコンソール68を操作することにより、このような一覧表に含まれるアドレスの内、所望のパスを形成するものを選択すると、マスタユニット66は、そのアドレスとこれに対応した全ての情報(以下、単に「パス情報4」という。)とをデータベースから切り出して上述したスレーブデータベースに付加する。
【0030】
伝送装置制御装置63では、マスタユニット66は、このようにして所望のパスを構成する各伝送区間について全てのパス情報(パス情報1〜パス情報4)がスレーブデータベースとして得られると、スレーブユニット65〜65M+Nの内、これらのパス情報に対応したものを介して交換機71、伝送装置72、73を制御することにより導通試験、保守その他の対象となるパスを設定する。
【0031】
なお、このような手順に基づくパスの設定は、例えば、交換局50に収容された端末53と交換局50に収容された端末53との間に交換局50を介して形成する場合にはこれらの交換局で個別に行われ、かつ交換局50を介さずに形成する場合には、交換局50と交換局50とにおいて局間伝送路52を経由する旨の指定の下で個別に行われる。したがって、複数の交換局を介してパスを設定する必要がある場合には、そのパスにかかわる試験等を主導的に行う交換局と他の交換局との間で電話その他によって適宜連絡をとることが必要である。
【0032】
なお、交換機71および伝送装置72〜72、73、73は、呼処理の対象となる呼やトラフィックについて予め決められた監視項目の情報を収集する機能を有し、ホストコンピュータ69はこのようにして収集された情報を通信リンクを介して取り込んで処理することにより、これらの交換機や伝送装置の稼働状況の正否に併せて、例えば、不完了呼の発生要因や完了呼率等を伝送路(方路)毎に把握して系の状況を監視する。しかし、このような監視にかかわる処理や各部の機能については、本発明に直接関係ないので、ここではその説明を省略する。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来例では、所望のパスの設定は上述したように局舎内に外部から引き込まれた伝送路と、交換機と伝送装置との間を結ぶ複数の伝送路とについて個別にアドレスを選択(あるいは指定)する複数の工程の下で実現され、かつこれらの各工程において逐次回線開通資料を参照しつつそのパスを構成する伝送区間の選定を操作者が行う必要があるために、コンソール68の操作が繁雑であって作業効率が低く、かつ多くの工数を要した。
【0034】
また、このようなアドレスについては、局内のハードウエアの構成や実装状況に応じて変動して上述した複数の伝送路について個別に選択(あるいは指定)され、かつコンソール68に表示される帳票の形式が設定に先行して行われる登録の過程におけるものに極似している。したがって、このような作業は、その構成や実装状況を確実に把握した者でなければ行えず、かつこのような者であっても操作を誤る可能性が高かった。
【0035】
さらに、このようなパスの登録や設定にかかわる誤操作は、導通試験等の判定結果の反転要因であり、その判定結果の確実性を期するにはその登録や設定の内容を再確認する作業が必要であるために、保守や運用に要するコストが増加する要因ともなっていた。
本発明は、効率的にかつ確実に通信経路の登録および設定を行うことを可能とする通信経路管理システムおよび伝送制御システムを提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
図1は、請求項に記載の発明の原理ブロック図である。
請求項1に記載の発明は、データ端末11と、交換機が有する複数の方路を網の構成に応じて分割してなる群毎にその群に接続される多重伝送路とのインタフェースをとる個々の伝送装置について、これらの方路毎に収容される通信端末あるいは接続される隣接局と、その交換機と多重伝送路との間に形成される通信経路との識別子が予め蓄積されたデータベース13と、データ端末11を介して与えられた通信端末および隣接局の識別子に基づいてデータベース13を検索し、その通信端末および隣接局の組み合わせに対応した通信経路の識別子および方路を全て取得してそのデータ端末に出力する検索手段15と、検索手段15によってデータ端末11に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定され、かつ識別情報が付与された識別子および方路の組み合わせをその識別情報と共に蓄積する通信経路蓄積手段17とを備え、検索手段15は、データ端末11に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定され、かつ識別情報が付与された識別子および方路の組み合わせとその識別情報とをその方路に対応した伝送装置と交換機とに対応した複数の記憶媒体に、分散して蓄積することを特徴とする。
【0037】
図2は、請求項2に記載の発明の原理ブロック図である。
請求項2に記載の発明は、データ端末21と、データ端末21を介して与えられた通信端末および隣接局の識別子の組み合わせに基づいて、請求項1に記載の通信経路管理システムによって蓄積された識別子および方路の組み合わせと識別情報との全てを検索して取得し、これらの識別情報をそのデータ端末に出力する検索手段23と、検索手段23によってデータ端末21に出力された識別情報の内、そのデータ端末を介して指定された識別情報についてその検索手段によって取得された識別子および方路の組み合わせを交換機と、これらの方路に対応した伝送装置とに通知し、その組み合わせに対応した通信経路の形成を指令する制御手段25とを備えたことを特徴とする。
【0038】
【作用】
請求項1に記載の発明にかかわる通信経路管理システムでは、検索手段15は、登録すべきパスの両端に接続された通信端末および隣接局の任意の組み合わせについてデータ端末11を介して識別子が与えられると、これらの識別子を検索キーとしてデータベース13を検索し、その組み合わせに対応した通信経路の識別子および方路の全てを取得してそのデータ端末に出力する。通信経路蓄積手段17は、このようにしてデータ端末11に出力された識別子および方路の何れかがそのデータ端末を介して指定されて識別情報が付与されると、その識別子および方路の組み合わせをその識別情報と共に蓄積する。
【0039】
データ端末11に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定されて識別情報が付与されたものの組み合わせとその識別情報とは、その組み合わせで与えられる方路に接続された伝送装置と交換機とに対応して個別に設けられた記憶媒体に分散して蓄積される。
【0040】
すなわち、所望のパスの両端に接続された通信端末や隣接局に応じてその両端の間に形成され得る全てのパスを識別情報で示す情報が蓄積されるので、従来例のように回線開通資料を参照することなく効率的にかつ確実にパスの登録が行われる
【0041】
さらに、これらの記憶媒体に個別に蓄積される情報の情報量については、増加率が登録されるパスの数に対してその分散の下で軽減され、これらの伝送装置および伝送装置が本来的に行うべき処理に要する記憶容量が効率よく確保される。
【0042】
請求項2に記載の発明にかかわる伝送制御システムでは、検索手段23は、データ端末21を介して設定すべき回線の両端に接続された通信端末および隣接局の識別子の組み合わせが与えられると、その組み合わせを検索キーとして請求項1に記載の通信経路管理システムに蓄積された識別子および方路の組み合わせと識別情報との全てを取得する。さらに、検索手段23は、このようにして取得された識別情報をデータ端末21に出力する。制御手段25は、このようにして出力された識別情報の内、データ端末21を介して指定された識別情報について上述したように取得された識別子および方路の組み合わせを求め、その組み合わせをこれらの方路に対応した伝送装置と交換機とに通知することにより、その伝送装置と交換機とに通信経路の形成を指令する。
【0043】
すなわち、所望のパスの両端に接続された通信端末や隣接局に基づいて予め登録されたパスからその所望のパスについて全ての候補が識別情報によって与えられるので、これらの識別情報の何れかを指定することにより、新たにこれらの端末や隣接局の間を結ぶ各伝送区間について物理的なアドレスを指定することなく効率的に所望のパスを設定することが可能となる。
【0044】
【実施例】
図3は、請求項1および請求項に記載の発明に対応した実施例を示す図である。
【0045】
図において、図12に示すものと機能および構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
本発明の特徴とする構成は、本実施例では、マスタユニット66に代えてマスタユニット41が備えられ、スレーブユニット65〜65M+Nに代えてスレーブユニット42〜42M+Nが備えられ、かつこれらのスレーブユニットにはそれぞれ外部記憶43〜43M+Nが接続された点にある。なお、これらのマスタユニット41、スレーブユニット42〜42M+Nおよび外部記憶43〜43M+Nを含んで構成される伝送装置制御装置については、符号「44」を付して示す。
【0046】
本実施例と図1、図2に示すブロック図との対応関係については、コンソール68はデータ端末11、21に対応し、マスタユニット41および外部記憶67(またはマスタユニット41、外部記憶67、スレーブユニット42〜42M+N および外部記憶43〜43M+N)はデータベース13および通信経路蓄積手段17に対応し、マスタユニット41は検索手段15、23に対応し、スレーブユニット42〜42M+N は制御手段25に対応する。
【0047】
図4は、請求項1に記載の発明に対応した本実施例の動作フローチャートである。
以下、図3および図4を参照して請求項1に記載の発明に対応した本実施例における各部の基本的な動作を説明する。
【0048】
なお、交換機71や伝送装置72〜72、73、73に実装された全てのモジュールについては、実装位置、接続される個々の伝送路に形成されるパスのアドレス、これらのパスに接続される端末や隣接局との対応関係を示すデータベースが予め生成されて外部記憶67に登録されているものとする。
このようにして実装(あるいは増設)されたモジュールや伝送路については、運用の開始に先行して以下の手順に基づく登録処理が行われる。
【0049】
伝送装置制御装置44では、マスタユニット41は、コンソール68を介して登録処理の開始を指示するコマンドが与えられると、登録すべきパスの両端に接続された端末の識別情報(利用者名)と隣接局の識別情報(伝送先局名)とを問い合わせるメッセージを生成し(図4▲1▼)、そのメッセージをコンソール68に出力する(図4▲2▼、図5)。
【0050】
このようなメッセージに応じてコンソール68の操作者が利用者名と伝送先局名とを入力すると、マスタユニット41は、これらの利用者名および伝送先局名とを検索キーとして上述したデータベースの検索処理を行う(図4▲3▼)ことにより、両者間に形成し得る個々のパスのアドレスを伝送路7411〜7433、7511〜7533、7611〜7625、7711〜7725の伝送区間毎に峻別して求め(図4▲4▼)、これらのアドレスの組み合わせを図6に示す帳票に変換してコンソール68に出力する(図4▲5▼)。
【0051】
マスタユニット41は、このようにして出力された組み合わせの何れかが操作者によって選択されると、図7に示すように、その選択された組み合わせによって形成されるパスを識別するために付与すべき名称を問い合わせるメッセージを生成して(図4▲6▼)コンソール68に出力する(図4▲7▼)。さらに、マスタユニット41は、そのメッセージに応じて操作者がパスの名称(ここでは、簡単のため、「C1」とする。)を与えると、その名称と上述したアドレスの組み合わせとを両者の対応関係を示す登録パスデータベースとして登録する(図4▲8▼)。
【0052】
すなわち、所望のパスの両端に接続される端末や隣接局を指定することによりその両端の間に形成し得るパスについて伝送区間毎のアドレスの一覧表が与えられるので、その一覧表に含まれるアドレスを選択する単純な作業を行うことによって、回線開通資料を頻繁に参照することなく効率的にかつ確実にパスの登録を行うことが可能となる。
【0053】
以下、本実施例の主要な特徴および動作について説明する。
本実施例の特徴は、後述する登録パスデータベースの構成および配置にあり、パスの登録および設定にかかわる動作については、既述の通りであるから、ここではその説明を省略する。
【0054】
本実施例では、上述した登録パスデータベースが外部記憶43 〜43 M+N に分散して形成され、その内容には各伝送装置や交換機に実装されたモジュールの実装位置を含むアドレスとパスの名称とが含まれる。
また、パスの登録が行われる過程において、操作者によってパスの名称が与えられたときには、マスタユニット41は、スレーブユニット42 〜42 M+N を介してその名称と、アドレスの組み合わせおよびこれらの対応関係を登録パスデータベースに登録する。
【0055】
さらに、パスの設定が行われる過程において操作者によって利用者名と伝送先局名(あるいは利用者名)とが与えられたときには、マスタユニット41は、これらの利用者名あるいは伝送先局名を検索キーとし、かつスレーブユニット42 〜42 M+N を介して登録パスデータベースの検索処理を行う。
したがって、本実施例では、登録パスデータベースに蓄積される情報の情報量が同時に登録されるパスの数に応じて増大しても、登録された全てのパスにかかわる情報が外部記憶67 に格納される場合に比較して、その外部記憶の記憶容量の下で本来的にマスタユニット41が行うべき処理に要する記憶容量を確保出来なかったり、その記憶容量を確保できても処理効率の低下を来す可能性が大幅に軽減される。
【0056】
なお、本実施例では、パスの登録に伴って登録パスデータベースが更新あるいは生成されているが、本発明はこのようなデータベースの構成に限定されず、例えば、既存のデータベースに併合してパスの名称とそのパスの構成を伝送区間毎に示すアドレスの組み合わせとを登録してもよい。
図8は、請求項2に記載の発明に対応した本実施例の動作フローチャートである。
【0057】
以下、図3および図8を参照して本実施例の動作を説明する。
先行して登録がなされたパスについて試験や保守を行うためには、以下に示す手順に基づいて所望のパスの設定が行われる。
伝送装置制御装置44では、マスタユニット41は、コンソール68 を介してパスの設定を要求するコマンドが与えられると、図9 (a)、(b) の何れかに示すように、設定すべきパスの両端に接続されるべき端末の識別情報(利用者名)と隣接局の識別情報(伝送先局名)(あるいは他の端末の識別情報(利用者名 )) とを問い合わせるメッセージを生成し(図8▲1▼)、そのメッセージをコンソール68 に出力する(図8▲2▼)。
【0058】
このようなメッセージに応じてコンソール68 の操作者が利用者名と伝送先局名(あるいは利用者名)とを入力すると、マスタユニット41は、これらの利用者名および伝送先局名とを検索キーとして上述した登録パスデータベースの検索処理を行う(図8▲3▼)。さらに、マスタユニット41は、このような検索処理の過程では、両者間に形成され得る全てのパス(ここでは、整数n個あるものとする。)の名称を求め(図8▲4▼)、これらの名称の一覧表を図10に示す形式の帳票としてコンソール68 に出力する(図8▲5▼)。
【0059】
マスタユニット41は、このようにして出力されたパスの名称の何れかが操作者によって選択されると、その選択された名称について上述した登録パスデータベースに登録されているアドレスの組み合わせ(伝送路74 11 〜74 33 、75 11 〜75 33 、76 11 〜76 25 、77 11 〜77 25 の各伝送区間のアドレスの集合として与えられる。)を参照して求める(図8▲6▼)。
【0060】
さらに、マスタユニット41は、このようにして求められたアドレスに基づいて上述した個々の伝送区間の両端に配置される交換機や伝送装置を求め(図8▲7▼)、かつスレーブユニット42 〜42 M+N を介してこれらの交換機および伝送装置に該当するアドレス(ここでは、簡単のためそのアドレスに対応したパスの名称も一括して指定されるものとする。)を指定する(図8▲8▼)ことにより、その所望の伝送路を設定することを要求する。
【0061】
このように本実施例によれば、所望のパスの両端に接続される端末や隣接局に基づいて登録パスデータベースを参照することにより、これらの端末や隣接局の間を結ぶ各伝送区間について新たにアドレスを指定することなく効率的にパスを設定することが可能となる。
また、このようなパスの設定については、保守や運用に伴う導通試験に限らず、例えば、運用中に障害が発生したパスの迂回路についても、同様にして回線開通資料を参照することなく効率的にかつ確実に行うことが可能となる。
【0062】
なお、隣接する複数の交換局で本実施例に基づいてパスの設定を行うことによって導通試験等が実施される過程では、各交換局間の連絡が必要であるが、その連絡の方法については、従来例と同じであるからから、ここではその説明を省略する。
【0063】
なお、上述した各実施例では、伝送装置61〜61および交換機62〜62では何れについても冗長化がはかられていないが、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、一部あるいは全ての伝送区間が二重化された場合には、パスの登録および設定の過程で何れも候補として取り扱い、かつデータベースおよび登録パスデータベースにも冗長化された伝送路にかかわる情報を蓄積することにより、同様にして適用可能である。
【0064】
また、上述した実施例では、図5に示すように、登録すべきパスの一端が隣接局であるものと仮定されて伝送先局名を問い合わすメッセージがコンソール68に出力されているが、本発明はこのような場合に限定されず、同一局内に収容された端末相互間を結ぶパスについて登録をしたり、その登録をする可能性がある場合には、例えば、伝送先局名に代えて利用者名を問い合わせたり、利用者名や伝送先局名にかえて所望のパスの両端に接続されるものが端末および隣接局の何れであっても矛盾が生じない包括的な文言を用いることにより、同様のメッセージを生成してもよい。
【0065】
さらに、上述した各実施例では、伝送路7511、7611に形成されるパスを示すアドレスが図6および図7に示されているが、このようなアドレスについては交換機71の入方路や出方路に個別に対応するものであり、これらの交換機や伝送装置に対してパスの設定を指令する際に確実にそのパスを特定可能であるならば、如何なる形式で表されてもよい。
【0066】
また、上述した各実施例では、図9に示すように、設定すべきパスの両端に接続される利用者名と伝送先局名との問い合わせが行われているが、本発明はこのような構成に限定されず、操作者がこのような利用者名と伝送先局名とを指定すべきタイミングを確実に把握することができるならば、このような問い合わせを省略してもよい。
【0067】
さらに、上述した各実施例では、パスの名称についても問い合わせが出力されているが、本発明はこのような構成に限定されず、操作者がこのようなパスの名称を指定すべきタイミングを確実に把握することができるならば、このような問い合わせを省略してもよい。
【0068】
【発明の効果】
上述したように請求項1に記載の発明では、所望のパスの両端に接続された通信端末や隣接局に応じてその両端の間に形成され得る全てのパスを識別情報で示す情報が蓄積されるので、従来例のように回線開通資料を参照することなく効率的にかつ確実にパスの登録が行われる。
【0069】
さらに、請求項1に記載の発明では、データ端末に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定されて識別情報が付与されたものの組み合わせとその識別情報とは、その組み合わせで与えられる方路に接続された伝送装置と交換機とに対応して個別に設けられた記憶媒体に分散して蓄積されるので、これらの伝送装置および伝送装置が本来的に行うべき処理に要する記憶容量が確度高く確保される。
【0070】
請求項2に記載の発明では、所望のパスの両端に接続された通信端末や隣接局に基づいて予め登録されたパスからその所望のパスについて全ての候補が識別情報によって与えられ、これらの識別情報の何れかを指定することにより、新たにこれらの端末や隣接局の間を結ぶ各伝送区間について物理的なアドレスを指定することなく効率的に所望のパスを設定することが可能となる。
【0071】
したがって、これらの発明が適用された通信網では、保守および運用にかかわる作業の効率と環境とが向上し、かつコストの増加を抑えつつサービス品質と信頼性とが高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項に記載の発明の原理ブロック図である。
【図2】請求項2に記載の発明の原理ブロック図である。
【図3】請求項1および請求項に記載の発明に対応した実施例を示す図である。
【図4】請求項1に記載の発明に対応した本実施例の動作フローチャートである。
【図5】パスの登録過程における操作および表示を示す図(1)である。
【図6】パスの登録過程における操作および表示を示す図(2)である。
【図7】パスの登録過程における操作および表示を示す図(3)である。
【図8】請求項2に記載の発明に対応した本実施例の動作フローチャートである。
【図9】パスの設定過程における操作および表示を示す図(1)である。
【図10】パスの設定過程における操作および表示を示す図(2)である。
【図11】伝送装置監視制御システムが設けられた網の一例を示す図である。
【図12】従来の伝送装置監視制御システムの構成を示す図である。
【図13】各局における伝送系の構成を示す図である。
【図14】回線開通資料の一例を示す図である。
【図15】従来のパスの登録過程における操作および表示を示す図(1)である。
【図16】従来のパスの登録過程における操作および表示を示す図(2)である。
【図17】従来のパスの登録過程における操作および表示を示す図(3)である。
【図18】従来のパスの登録過程における操作および表示を示す図(4)である。
【図19】登録されたパス情報の一例を示す図(1)である。
【図20】登録されたパス情報の一例を示す図(2)である。
【符号の説明】
11,21 データ端末
13 データベース
15,23 検索手段
17 通信経路蓄積手段
25 制御手段
41,66 マスタユニット
42,65 スレーブユニット
43,67 外部記憶
44,63 伝送装置制御装置
50 交換局
51,52 局間伝送路
53 端末
61,72,73 伝送装置
62,71 交換機
64 伝送装置監視装置
68 コンソール
69 ホストコンピュータ
74,75,76,77 伝送路
81,82,83,84,85,86 モジュール

Claims (2)

  1. データ端末と、
    交換機が有する複数の方路を網の構成に応じて分割してなる群毎にその群に接続される多重伝送路とのインタフェースをとる個々の伝送装置について、これらの方路毎に収容される通信端末あるいは接続される隣接局と、その交換機と多重伝送路との間に形成される通信経路との識別子が予め蓄積されたデータベースと、
    前記データ端末を介して与えられた前記通信端末および前記隣接局の識別子に基づいて前記データベースを検索し、その通信端末および隣接局の組み合わせに対応した通信経路の識別子および方路を全て取得してそのデータ端末に出力する検索手段と、
    前記検索手段によって前記データ端末に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定され、かつ識別情報が付与された識別子および方路の組み合わせをその識別情報と共に蓄積する通信経路蓄積手段とを備え、
    前記検索手段は、
    前記データ端末に出力された識別子および方路の内、そのデータ端末を介して指定され、かつ識別情報が付与された識別子および方路の組み合わせとその識別情報とをその方路に対応した伝送装置と交換機とに対応した複数の記憶媒体に、分散して蓄積する
    ことを特徴とする通信経路管理システム。
  2. データ端末と、
    前記データ端末を介して与えられた通信端末および隣接局の識別子の組み合わせに基づいて、請求項1に記載の通信経路管理システムによって蓄積された識別子および方路の組み合わせと識別情報との全てを検索して取得し、これらの識別情報をそのデータ端末に出力する検索手段と、
    前記検索手段によって前記データ端末に出力された識別情報の内、そのデータ端末を介して指定された識別情報についてその検索手段によって取得された識別子および方路の組み合わせを交換機と、これらの方路に対応した伝送装置とに通知し、その組み合わせに対応した通信経路の形成を指令する制御手段と
    を備えたことを特徴とする伝送制御システム。
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