JP2684990B2 - 時分割多重化装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重化装置 - Google Patents
時分割多重化装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重化装置Info
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- JP2684990B2 JP2684990B2 JP6103600A JP10360094A JP2684990B2 JP 2684990 B2 JP2684990 B2 JP 2684990B2 JP 6103600 A JP6103600 A JP 6103600A JP 10360094 A JP10360094 A JP 10360094A JP 2684990 B2 JP2684990 B2 JP 2684990B2
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重化装置ネッ
トワークにおける経路探索方法及び３局以上の複数でネ
ットワーク構成される時分割多重化装置に関する。
トワークにおける経路探索方法及び３局以上の複数でネ
ットワーク構成される時分割多重化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の時分割多重化装置には、例えば図
４に示すような構成のものがある。この時分割多重化装
置１００は、端末装置を収容する複数の端末インタフェ
ース１０〜１０n （但し、ｎは２以上の整数）と、伝送
路を収容する複数の伝送路インタフェース２０〜２０n
（但し、ｎは２以上の整数）と、各端末インタフェース
１０〜１０n 及び各伝送路インタフェース２０〜２０n
にそれぞれ接続され、タイムスロットの入れ替えを行う
時間スイッチ（ＴＳＷ）５０と、各端末インタフェース
１０〜１０n ，各伝送路インタフェース２０〜２０n ，
及び時間スイッチ（ＴＳＷ）５０をそれぞれ制御する制
御部６０とを有している。
４に示すような構成のものがある。この時分割多重化装
置１００は、端末装置を収容する複数の端末インタフェ
ース１０〜１０n （但し、ｎは２以上の整数）と、伝送
路を収容する複数の伝送路インタフェース２０〜２０n
（但し、ｎは２以上の整数）と、各端末インタフェース
１０〜１０n 及び各伝送路インタフェース２０〜２０n
にそれぞれ接続され、タイムスロットの入れ替えを行う
時間スイッチ（ＴＳＷ）５０と、各端末インタフェース
１０〜１０n ，各伝送路インタフェース２０〜２０n ，
及び時間スイッチ（ＴＳＷ）５０をそれぞれ制御する制
御部６０とを有している。
【０００３】又、制御部６０には各端末インタフェース
１０〜１０n ，又は各伝送路インタフェース２０〜２０
n のあるタイムスロットを伝送路の何れのタイムスロッ
トに割り付けるかを記述したタイムスロット割付情報
（以下、ＴＳ割付情報と呼ぶ）を持つＴＳ割付情報格納
部６１と、他局に対して通信を行うための通信部６２と
が備えられている。
１０〜１０n ，又は各伝送路インタフェース２０〜２０
n のあるタイムスロットを伝送路の何れのタイムスロッ
トに割り付けるかを記述したタイムスロット割付情報
（以下、ＴＳ割付情報と呼ぶ）を持つＴＳ割付情報格納
部６１と、他局に対して通信を行うための通信部６２と
が備えられている。
【０００４】この時分割多重化装置の場合、例えば伝送
路Ｄ1 により伝送されてきた伝送信号が伝送路インタフ
ェース２０を通して時間スイッチ（ＴＳＷ）５０に受け
渡しされる。時間スイッチ（ＴＳＷ）５０では、制御部
６０の設定に従ってタイムスロットの入れ替えを行うこ
とにより、伝送信号を別の伝送路インタフェース２０n
か又は各端末インタフェース１０〜１０n の何れかに受
け渡す。
路Ｄ1 により伝送されてきた伝送信号が伝送路インタフ
ェース２０を通して時間スイッチ（ＴＳＷ）５０に受け
渡しされる。時間スイッチ（ＴＳＷ）５０では、制御部
６０の設定に従ってタイムスロットの入れ替えを行うこ
とにより、伝送信号を別の伝送路インタフェース２０n
か又は各端末インタフェース１０〜１０n の何れかに受
け渡す。
【０００５】伝送信号を伝送路インタフェース２０n に
受け渡す場合、伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０
から伝送路インタフェース２０n を通して伝送路Ｄn に
送出される。又、伝送信号を端末インタフェース１０に
受け渡す場合、伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０
から端末インタフェース１０を通して端末伝送路Ｘ1に
送出され、端末インタフェース１０n に受け渡す場合、
伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０から端末インタ
フェース１０n を通して端末伝送路Ｘn に送出される。
各ノードの制御に際し、制御部６０は時間スイッチ（Ｔ
ＳＷ）５０で何処から何処にデータを受け渡し、各端末
インタフェース１０〜１０n ，又は伝送路インタフェー
スのあるタイムスロットを伝送路の何れのタイムスロッ
トに割り付けるかを記述したＴＳ割付情報をＴＳ割付情
報格納部６１に格納している。ＴＳ割付情報はパス毎に
識別番号（以下、ＩＤ番号とする）が付してある。制御
部６０はＴＳ割付情報により時間スイッチ（ＴＳＷ）５
０を制御する。又、制御部６０は他局の制御部に対して
通信を行うための通信部６２を使用して、伝送路に括り
付けのパスにより他のノードの情報を得ることができ
る。
受け渡す場合、伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０
から伝送路インタフェース２０n を通して伝送路Ｄn に
送出される。又、伝送信号を端末インタフェース１０に
受け渡す場合、伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０
から端末インタフェース１０を通して端末伝送路Ｘ1に
送出され、端末インタフェース１０n に受け渡す場合、
伝送信号は時間スイッチ（ＴＳＷ）５０から端末インタ
フェース１０n を通して端末伝送路Ｘn に送出される。
各ノードの制御に際し、制御部６０は時間スイッチ（Ｔ
ＳＷ）５０で何処から何処にデータを受け渡し、各端末
インタフェース１０〜１０n ，又は伝送路インタフェー
スのあるタイムスロットを伝送路の何れのタイムスロッ
トに割り付けるかを記述したＴＳ割付情報をＴＳ割付情
報格納部６１に格納している。ＴＳ割付情報はパス毎に
識別番号（以下、ＩＤ番号とする）が付してある。制御
部６０はＴＳ割付情報により時間スイッチ（ＴＳＷ）５
０を制御する。又、制御部６０は他局の制御部に対して
通信を行うための通信部６２を使用して、伝送路に括り
付けのパスにより他のノードの情報を得ることができ
る。
【０００６】このような時分割多重化装置では、３局以
上の複数で時分割多重化装置ネットワークとして構成さ
れると、各装置が個々の装置内の情報を持つため、特定
の局にネットワーク全体を監視する監視装置を設置し、
この監視装置を用いてパス経路情報を得ている。因み
に、ここでの監視機能に関連した技術としては、例えば
特開平３−５２３５３号公報に開示されたネットワーク
システムにおける障害監視方式等が挙げられる。
上の複数で時分割多重化装置ネットワークとして構成さ
れると、各装置が個々の装置内の情報を持つため、特定
の局にネットワーク全体を監視する監視装置を設置し、
この監視装置を用いてパス経路情報を得ている。因み
に、ここでの監視機能に関連した技術としては、例えば
特開平３−５２３５３号公報に開示されたネットワーク
システムにおける障害監視方式等が挙げられる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た時分割多重化装置はパスを終端している局とは関係な
く中継ルートを変えることができるため、３局以上の複
数で時分割多重化装置ネットワークとして構成されたも
のにおいては、例えば監視装置が無い局から経路探索を
行う場合や，或いは所定の中継局から経路探索を行う場
合の何れにおいても、特定の局に設置される監視装置か
ら情報を得なければならない。このため、例えば即時性
が必要とされる障害箇所の調査や障害迂回を行い難く、
これらの作業に時間がかかり過ぎるという問題がある。
要するに、従来の時分割多重化装置ネットワークにおけ
る経路探索方式は、障害の影響範囲が直ちに判明しない
という欠点がある。
た時分割多重化装置はパスを終端している局とは関係な
く中継ルートを変えることができるため、３局以上の複
数で時分割多重化装置ネットワークとして構成されたも
のにおいては、例えば監視装置が無い局から経路探索を
行う場合や，或いは所定の中継局から経路探索を行う場
合の何れにおいても、特定の局に設置される監視装置か
ら情報を得なければならない。このため、例えば即時性
が必要とされる障害箇所の調査や障害迂回を行い難く、
これらの作業に時間がかかり過ぎるという問題がある。
要するに、従来の時分割多重化装置ネットワークにおけ
る経路探索方式は、障害の影響範囲が直ちに判明しない
という欠点がある。
【０００８】本発明は、かかる問題点を解決すべくなさ
れたもので、その技術的課題は、障害の影響範囲が直ち
に判明し得る時分割多重化装置ネットワークにおける経
路探索方法及びそれを適用した時分割多重化装置を提供
することにある。
れたもので、その技術的課題は、障害の影響範囲が直ち
に判明し得る時分割多重化装置ネットワークにおける経
路探索方法及びそれを適用した時分割多重化装置を提供
することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、３局以
上の複数の時分割多重化装置で構成されている時分割多
重化装置ネットワークにおける経路探索方法であって、
複数の時分割多重化装置のうちの特定の局から他の対向
局に対して通信により経路探索する際、パスに付与する
ＩＤ番号に応じて該ＩＤ番号毎に対向局番号と該対向局
でのＩＤ番号とを格納して作成した対向情報を参照する
対向情報参照段階と、対向情報を他局から読み出す対向
情報読み出し段階とを含む時分割多重化装置ネットワー
クにおける経路探索方法が得られる。
上の複数の時分割多重化装置で構成されている時分割多
重化装置ネットワークにおける経路探索方法であって、
複数の時分割多重化装置のうちの特定の局から他の対向
局に対して通信により経路探索する際、パスに付与する
ＩＤ番号に応じて該ＩＤ番号毎に対向局番号と該対向局
でのＩＤ番号とを格納して作成した対向情報を参照する
対向情報参照段階と、対向情報を他局から読み出す対向
情報読み出し段階とを含む時分割多重化装置ネットワー
クにおける経路探索方法が得られる。
【００１０】又、本発明によれば、伝送路を収容する複
数の伝送路インタフェースと、端末装置を収容する複数
の端末インタフェースと、複数の伝送路インタフェース
及び複数の端末インタフェースにそれぞれ接続され、タ
イムスロットの入れ替えを行う時間スイッチと、複数の
端末インタフェース，複数の伝送路インタフェース，及
び時間スイッチをそれぞれ制御すると共に，他局に対し
て通信を行うための通信部を備えた制御部とを含み、３
局以上の複数でネットワーク構成される時分割多重化装
置において、制御部は、特定の局から他の対向局に対し
て通信により経路探索する際、パスに付与するＩＤ番号
に応じて該ＩＤ番号毎に対向局番号と該対向局でのＩＤ
番号とを格納した対向情報テーブルを備え、通信部によ
り他局に備えられた対向情報テーブルを読み出す時分割
多重化装置が得られる。
数の伝送路インタフェースと、端末装置を収容する複数
の端末インタフェースと、複数の伝送路インタフェース
及び複数の端末インタフェースにそれぞれ接続され、タ
イムスロットの入れ替えを行う時間スイッチと、複数の
端末インタフェース，複数の伝送路インタフェース，及
び時間スイッチをそれぞれ制御すると共に，他局に対し
て通信を行うための通信部を備えた制御部とを含み、３
局以上の複数でネットワーク構成される時分割多重化装
置において、制御部は、特定の局から他の対向局に対し
て通信により経路探索する際、パスに付与するＩＤ番号
に応じて該ＩＤ番号毎に対向局番号と該対向局でのＩＤ
番号とを格納した対向情報テーブルを備え、通信部によ
り他局に備えられた対向情報テーブルを読み出す時分割
多重化装置が得られる。
【００１１】
【実施例】以下に実施例を挙げ、本発明の時分割多重化
装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重
化装置について、図面を参照して詳細に説明する。
装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重
化装置について、図面を参照して詳細に説明する。
【００１２】最初に、本発明の時分割多重化装置ネット
ワークにおける経路探索方法の概要を簡単に説明する。
この経路探索方法は、３局以上の複数の時分割多重化装
置で構成される時分割多重化装置ネットワークにおける
経路探索方法であって、複数の時分割多重化装置のうち
の特定の局から他の対向局に対して通信により経路探索
する際、パスに付与するＩＤ番号に応じてそのＩＤ番号
毎に対向局番号と対向局でのＩＤ番号とを格納して作成
した対向情報を参照する対向情報参照段階と、対向情報
を他局から読み出す対向情報読み出し段階とを含むもの
である。
ワークにおける経路探索方法の概要を簡単に説明する。
この経路探索方法は、３局以上の複数の時分割多重化装
置で構成される時分割多重化装置ネットワークにおける
経路探索方法であって、複数の時分割多重化装置のうち
の特定の局から他の対向局に対して通信により経路探索
する際、パスに付与するＩＤ番号に応じてそのＩＤ番号
毎に対向局番号と対向局でのＩＤ番号とを格納して作成
した対向情報を参照する対向情報参照段階と、対向情報
を他局から読み出す対向情報読み出し段階とを含むもの
である。
【００１３】図１は、この経路探索方法を適用した本発
明の一実施例に係る時分割多重化装置１の基本構成をブ
ロック図により示したものである。但し、この時分割多
重化装置１の基本構成も図４に示した従来のものとほぼ
同じであるので、同じ構成部分には同一符号を付して説
明を省略し、相違する構成部分のみを説明する。
明の一実施例に係る時分割多重化装置１の基本構成をブ
ロック図により示したものである。但し、この時分割多
重化装置１の基本構成も図４に示した従来のものとほぼ
同じであるので、同じ構成部分には同一符号を付して説
明を省略し、相違する構成部分のみを説明する。
【００１４】この時分割多重化装置１では、制御部６０
０に対し、更に特定の局から他の対向局に対して通信に
より経路探索する際、パスに付与するＩＤ番号に応じて
そのＩＤ番号毎に対向局番号と対向局でのＩＤ番号とを
格納した対向情報テーブル６３が備えられ、通信部６２
により他局に備えられた対向情報テーブルを読み出すよ
うになっている。
０に対し、更に特定の局から他の対向局に対して通信に
より経路探索する際、パスに付与するＩＤ番号に応じて
そのＩＤ番号毎に対向局番号と対向局でのＩＤ番号とを
格納した対向情報テーブル６３が備えられ、通信部６２
により他局に備えられた対向情報テーブルを読み出すよ
うになっている。
【００１５】図２は、この時分割多重化装置１により経
路探索を行う場合の制御部６００における動作をフロー
チャートにより示したものである。
路探索を行う場合の制御部６００における動作をフロー
チャートにより示したものである。
【００１６】制御部６００では、先ず対向情報テーブル
６３を参照して経路探索を行うパスのＩＤ番号を得（ス
テップＳ１）、この後に対向情報テーブル６３から対向
局番号，及び対向局での該当パスの対向情報テーブル６
３を得る（ステップＳ２）。次に、通信部６２により次
の中継局での該当パスの対向情報テーブル６３を得（ス
テップＳ３）、この後に対向情報テーブル６３により該
当パスの接続先を得る（ステップＳ４）。引き続き、接
続先の端末インタフェースに接続しているか否かを判定
（ステップＳ５）、その結果、接続していればその局で
パスが終端しているとみなし（ステップＳ６）、接続し
ていなければ対向情報テーブル６３から対向局番号，及
び対向局での該当パスの対向情報テーブル６３を得る
（ステップＳ２）処理の前へリターンする。制御部６０
０は、このようなアルゴリズムに従って経路探索を行
う。
６３を参照して経路探索を行うパスのＩＤ番号を得（ス
テップＳ１）、この後に対向情報テーブル６３から対向
局番号，及び対向局での該当パスの対向情報テーブル６
３を得る（ステップＳ２）。次に、通信部６２により次
の中継局での該当パスの対向情報テーブル６３を得（ス
テップＳ３）、この後に対向情報テーブル６３により該
当パスの接続先を得る（ステップＳ４）。引き続き、接
続先の端末インタフェースに接続しているか否かを判定
（ステップＳ５）、その結果、接続していればその局で
パスが終端しているとみなし（ステップＳ６）、接続し
ていなければ対向情報テーブル６３から対向局番号，及
び対向局での該当パスの対向情報テーブル６３を得る
（ステップＳ２）処理の前へリターンする。制御部６０
０は、このようなアルゴリズムに従って経路探索を行
う。
【００１７】次に、図３（ａ）に示すように構成された
ネットワークにおいて、経路探索を行う場合の制御部６
００における動作を図３（ｂ）に示すフローチャートを
参照して具体的に説明する。
ネットワークにおいて、経路探索を行う場合の制御部６
００における動作を図３（ｂ）に示すフローチャートを
参照して具体的に説明する。
【００１８】このネットワークでは、端末装置Ａと端末
装置Ｂとの間に４つのノード（１）〜（４）が存在し、
ノード（１）に接続されている端末装置Ａとノード
（４）に接続されている端末装置Ｂとの間でデータ伝送
を行う構成となっている。このネットワークで経路探索
を行う場合、各ノード（１）〜（４）の情報に基づいて
ノード（１）から探索を開始する。
装置Ｂとの間に４つのノード（１）〜（４）が存在し、
ノード（１）に接続されている端末装置Ａとノード
（４）に接続されている端末装置Ｂとの間でデータ伝送
を行う構成となっている。このネットワークで経路探索
を行う場合、各ノード（１）〜（４）の情報に基づいて
ノード（１）から探索を開始する。
【００１９】ノード（１）では対向情報テーブル６３を
参照して対向局がノード（２）でＩＤ番号が２であると
共に、終端のパスが端末装置Ａに接続されていることを
認識した後、伝送路０５を通して対向しているノード
（２）から該当パスの対向情報テーブル６３を得る。ノ
ード（２）では該当パスの対向情報テーブル６３を参照
し、パスは終端しておらず、対向局がノード（３）でＩ
Ｄ番号が３であることを認識した後、伝送路０５，０６
を経由してノード（３）から該当パスの対向情報テーブ
ル６３を得る。ノード（３）では該当パスの対向情報テ
ーブル６３を参照し、パスは終端しておらず、対向局が
ノード（４）でＩＤ番号が４であることを認識した後、
伝送路０５，０６，０７を経由してノード（４）から該
当パスの対向情報テーブル６３を得る。ノード（４）で
は該当パスの対向情報テーブル６３を参照し、パスが終
端して端末装置Ｂに接続されていると判断する。このよ
うな手順に従えば、中間ノードからでも簡単に経路検索
を行うことができる。
参照して対向局がノード（２）でＩＤ番号が２であると
共に、終端のパスが端末装置Ａに接続されていることを
認識した後、伝送路０５を通して対向しているノード
（２）から該当パスの対向情報テーブル６３を得る。ノ
ード（２）では該当パスの対向情報テーブル６３を参照
し、パスは終端しておらず、対向局がノード（３）でＩ
Ｄ番号が３であることを認識した後、伝送路０５，０６
を経由してノード（３）から該当パスの対向情報テーブ
ル６３を得る。ノード（３）では該当パスの対向情報テ
ーブル６３を参照し、パスは終端しておらず、対向局が
ノード（４）でＩＤ番号が４であることを認識した後、
伝送路０５，０６，０７を経由してノード（４）から該
当パスの対向情報テーブル６３を得る。ノード（４）で
は該当パスの対向情報テーブル６３を参照し、パスが終
端して端末装置Ｂに接続されていると判断する。このよ
うな手順に従えば、中間ノードからでも簡単に経路検索
を行うことができる。
【００２０】そこで、このネットワークにおいて経路探
索を行う場合の制御部６００における動作は、図３
（ｂ）に示されるように、対向情報テーブル６３を参照
して経路探索を行うパスのＩＤ番号を得る処理（ステッ
プＳ１）がノード（１）に関するものとなり、対向情報
テーブル６３から対向局番号，及び対向局での該当パス
の対向情報テーブル６３を得る処理（ステップＳ２）が
ノード（１）（２）（３）に関するものとなり、通信部
６２により次の中継局での該当パスの対向情報テーブル
６３を得る処理（ステップＳ３）と対向情報テーブル６
３により該当パスの接続先を得る処理（ステップＳ４）
とがノード（２）（３）（４）に関するものとなる。
又、端末インタフェースに接続しているか否かを判定す
る処理（ステップＳ５）の結果、接続していない場合は
ノード（２）（３）に関するものとなり、接続している
場合，即ち、その局でパスが終端とみなす処理（ステッ
プＳ６）がノード（４）に関するものとなる。
索を行う場合の制御部６００における動作は、図３
（ｂ）に示されるように、対向情報テーブル６３を参照
して経路探索を行うパスのＩＤ番号を得る処理（ステッ
プＳ１）がノード（１）に関するものとなり、対向情報
テーブル６３から対向局番号，及び対向局での該当パス
の対向情報テーブル６３を得る処理（ステップＳ２）が
ノード（１）（２）（３）に関するものとなり、通信部
６２により次の中継局での該当パスの対向情報テーブル
６３を得る処理（ステップＳ３）と対向情報テーブル６
３により該当パスの接続先を得る処理（ステップＳ４）
とがノード（２）（３）（４）に関するものとなる。
又、端末インタフェースに接続しているか否かを判定す
る処理（ステップＳ５）の結果、接続していない場合は
ノード（２）（３）に関するものとなり、接続している
場合，即ち、その局でパスが終端とみなす処理（ステッ
プＳ６）がノード（４）に関するものとなる。
【００２１】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の時分割多重
化装置ネットワークにおける経路探索方法やそれを適用
した時分割多重化装置によれば、パス経路の途中の何れ
の中継局からでもパスの経路探索を即時に行い得るの
で、障害の影響範囲が直ちに判明されるようになる。こ
の結果、即時性が必要とされる障害箇所の調査や障害迂
回を行い易くなり、しかもこうした作業を迅速に行い得
るようになる。
化装置ネットワークにおける経路探索方法やそれを適用
した時分割多重化装置によれば、パス経路の途中の何れ
の中継局からでもパスの経路探索を即時に行い得るの
で、障害の影響範囲が直ちに判明されるようになる。こ
の結果、即時性が必要とされる障害箇所の調査や障害迂
回を行い易くなり、しかもこうした作業を迅速に行い得
るようになる。
【図１】本発明の経路探索方法を適用した一実施例に係
る時分割多重化装置の基本構成を示したブロック図であ
る。
る時分割多重化装置の基本構成を示したブロック図であ
る。
【図２】図１に示す時分割多重化装置により経路探索を
行う際、その時分割多重化装置に備えられる制御部にお
ける動作を示したフローチャートである。
行う際、その時分割多重化装置に備えられる制御部にお
ける動作を示したフローチャートである。
【図３】（ａ）はネットワーク構成された時分割多重化
装置の構成例を示したブロック図であり、（ｂ）はその
ネットワークにおいて経路探索を行う場合の制御部にお
ける動作を示したフローチャートである。
装置の構成例を示したブロック図であり、（ｂ）はその
ネットワークにおいて経路探索を行う場合の制御部にお
ける動作を示したフローチャートである。
【図４】従来の時分割多重化装置の基本構成を示したブ
ロック図である。
ロック図である。
１，１００ 時分割多重化装置 １０〜１０n 端末インタフェース ２０〜２０n 伝送路インタフェース ５０ 時間スイッチ（ＴＳＷ） ６０，６００ 制御部 ６１ ＴＳ割付情報格納部 ６２ 通信部 ６３ 対向情報テーブル
Claims (2)
- 【請求項１】 ３局以上の複数の時分割多重化装置で構
成される時分割多重化装置ネットワークにおける経路探
索方法であって、前記複数の時分割多重化装置のうちの
特定の局から他の対向局に対して通信により経路探索す
る際、パスに付与する識別番号に応じて該識別番号毎に
対向局番号と該対向局での識別番号とを格納して作成し
た対向情報を参照する対向情報参照段階と、前記対向情
報を他局から読み出す対向情報読み出し段階とを含むこ
とを特徴とする時分割多重化装置ネットワークにおける
経路探索方法。 - 【請求項２】 伝送路を収容する複数の伝送路インタフ
ェースと、端末装置を収容する複数の端末インタフェー
スと、前記複数の伝送路インタフェース及び前記複数の
端末インタフェースにそれぞれ接続され、タイムスロッ
トの入れ替えを行う時間スイッチと、前記複数の端末イ
ンタフェース，前記複数の伝送路インタフェース，及び
前記時間スイッチをそれぞれ制御すると共に，他局に対
して通信を行うための通信部を備えた制御部とを含み、
３局以上の複数でネットワーク構成される時分割多重化
装置において、前記制御部は、特定の局から他の対向局
に対して通信により経路探索する際、パスに付与する識
別番号に応じて該識別番号毎に対向局番号と該対向局で
の識別番号とを格納した対向情報テーブルを備え、前記
通信部により他局に備えられた前記対向情報テーブルを
読み出すことを特徴とする時分割多重化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103600A JP2684990B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 時分割多重化装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6103600A JP2684990B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 時分割多重化装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07312584A JPH07312584A (ja) | 1995-11-28 |
| JP2684990B2 true JP2684990B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=14358270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6103600A Expired - Lifetime JP2684990B2 (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | 時分割多重化装置ネットワークにおける経路探索方法及び時分割多重化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2684990B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP6103600A patent/JP2684990B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07312584A (ja) | 1995-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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