JP3177722B2 - 高速熱処理炉の温度制御装置 - Google Patents

高速熱処理炉の温度制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高速熱処理炉の温度
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体製造工程においては、被処
理体である半導体ウエハ(以下にウエハという)の表面
に薄膜や酸化膜を積層したり、あるいは不純物の拡散等
を行うために、CVD装置、酸化膜形成装置、あるいは
拡散装置等が用いられている。そして、この種の装置の
1つとして、複数枚のウエハを垂直方向に配列保持し
て、高温加熱した反応容器等のプロセスチューブ(処理
室)内に収容すると共に、処理室内に導入される反応ガ
スによって処理する縦型の熱処理炉が使用されている。
【0003】上記縦型熱処理炉は、図3に示すように、
石英ガラス等からなる有底筒状のプロセスチューブ1
と、底部を上面にして直立されたこのプロセスチューブ
1との間に隙間2をおいて包囲すると共に、その内壁面
に加熱手段としてのヒータ3を有する断熱性の炉本体4
と、複数のウエハWを垂直方向に配列保持する石英製の
ウエハボート5と、このウエハボート5を昇降する昇降
機構6とで主要部が構成されている。この場合、隙間2
には供給口7と排気口8が開設され、プロセスチューブ
1内には反応ガス導入管9が挿入されると共に、排気管
10が接続されている。また、ウエハボート5は、ウエ
ハWを多段状に保持する保持部5aの下に保温筒11を
介して蓋体12を設けており、この蓋体12がプロセス
チューブ1の開口を塞ぐことによってプロセスチューブ
1内が密封されるように構成されている。これにより、
プロセスチューブ1を排気管10を用いて真空引きし、
更に排気管10からの排気を行いつつ反応ガス導入管9
から所定の反応ガスをプロセスチューブ1内に供給する
ことができる。
【0004】上記のように構成される縦型熱処理炉を用
いてウエハW表面の不純物拡散処理を行うには、まず、
供給口7及び排気口8のシャッタ13a,13bを閉じ
た状態にして、ウエハボート5を上昇させてウエハWを
プロセスチューブ1内に収容する。次に、ヒータ3によ
ってプロセスチューブ1内を所定温度に加熱した後、反
応ガス導入管9から反応ガスをプロセスチューブ1内に
供給してウエハW表面の不純物拡散処理を行うことがで
きる。
【0005】ところで、集積回路の高速化、高集積化等
に伴ってウエハW表面の拡散深さを浅くする傾向が高ま
っている。浅い拡散深さを制御するためには、被処理体
であるウエハWを短時間で所定温度以上(例えば100
0℃)まで上昇させると共に、強制冷却によって所定の
温度勾配すなわち所定温度(例えば500℃)の保持時
間及び温度降下時間を制御する必要がある。そのため、
従来では、供給口7や排気口8にファン14を接続させ
て強制的に隙間2内に冷却空気を導入する方法が考えら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ファン
14を用いて強制的に冷却すると、図4に示すように、
ウエハWの温度とヒータ3の温度(具体的にはヒータ部
に設けた熱電対の温度)との温度差が著しく、ウエハW
とヒータ3が同温度(25℃)になるまで長時間(20
分)もかかる。したがって、ウエハWの温度を所定温度
(500℃)に維持するには、図5に示すように、ファ
ン14によって強制空冷して500℃に冷却した後、フ
ァン14のON、OFF動作を繰り返して所定温度時間
の保持及び温度降下時間の制御(降温制御)を行う必要
がある。そのため、ファンのON、OFF操作を頻繁に
行う必要があると共に、降温制御に多くの時間を要し、
生産能率が低下するという問題があった。
【0007】また、この種の縦型熱処理炉においては、
同時に多数枚のウエハを処理するため、上部、中間、下
部に位置するウエハ同士に温度差が生じてしまい、均一
な温度下で処理が行えず、歩留まりの低下を招くという
問題もあった。
【0008】この発明は上記事情に鑑みなされたもの
で、被処理体を均一な温度下で降温制御して、スループ
ットの向上及び歩留まりの向上を図れるようにした高速
熱処理炉の温度制御装置を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の高速熱処理炉の温度制御装置は、複
数の被処理体を垂直方向に配列収容する処理室を所定温
度より高温に加熱した後、強制冷却と加熱によって所定
の温度に冷却する高速熱処理炉において、上記被処理体
の配列方向に沿って分割配置される複数の加熱手段と、
これら加熱手段に配置される複数の温度検出手段と、
記強制冷却を司る供給ファン及び排気ファンと、これら
ファンの送風容量を変換する風量変換手段と、上記処理
室内に垂直に配置される石英管内に挿入されて、上記被
処理体の近傍の複数箇所に垂直に配置される複数の温度
検出手段と、予め記憶された上記被処理体の複数箇所の
温度、分割配置された上記複数の加熱手段の温度及び上
記石英管内の複数の温度検出手段の温度と、上記石英管
内の複数の温度検出手段及び上記複数の加熱手段の温度
検出手段からの温度データとに基いて上記加熱手段の温
度制御及び上記供給及び排気ファンによる冷却空気の
風容量を変換する風量変換手段の制御を行う制御手段と
を具備することを特徴とするものである。
【0010】上記高速熱処理炉の温度制御装置におい
て、上記処理室と、この処理室との間に隙間をおいて処
理室を包囲する炉本体との下部に、環状空間を設け、上
記環状空間の周方向の等間隔部位に、供給ファンの供給
口を設けると共に、各供給口に上記隙間内に略垂直に突
入するノズルを接続してなる方が好ましい(請求項
2)。
【0011】
【作用】この発明によれば、複数に分割された加熱手段
によって被処理体を所定温度より高い温度まで加熱した
後、供給ファン及び排気ファンによって強制的に所定温
度まで冷却する際、予め記憶された被処理体の複数箇所
の温度、分割配置された複数の加熱手段の温度及び石英
管内の複数の温度検出手段の温度と、石英管内の複数の
温度検出手段及び複数の加熱手段の温度検出手段からの
温度データとに基いて加熱手段を制御すると共に、供給
ファン及び排気ファンの送風容量を制御することによ
り、被処理体の冷却温度を均一にすることができる。
【0012】
【実施例】以下にこの発明の実施例を図面に基いて詳細
に説明する。ここでは、この発明の温度制御装置を半導
体ウエハの縦型高速熱処理炉に適用した場合について説
明する。なお、図3に示した従来の熱処理炉と同じ部分
には同一符号を付して説明する。
【0013】図1はこの発明の実施例の温度制御装置を
具備する縦型高速熱処理炉の断面図が示されている。
【0014】上記高速熱処理炉は、石英ガラス等からな
る有底筒状のプロセスチューブ1と、底部を上面にして
直立されたこのプロセスチューブ1との間に隙間2をお
いて包囲すると共に、その内壁面に加熱手段としてのヒ
ータ3を有する断熱性の炉本体4と、複数のウエハWを
垂直方向に配列保持する石英製のウエハボート5と、こ
のウエハボート5を昇降する昇降機構6とで主要部が構
成されている。そして、上記隙間2に連通する供給口7
と排気口8に、それぞれ冷却空気の供給ファン15と排
気ファン16を接続して、隙間2内に強制的に冷却空気
を供給し得るように構成されている。更に、高速熱処理
炉には、ウエハWの処理中の降温制御を行うこの発明の
温度制御装置が具備されている。
【0015】この発明の温度制御装置は、ウエハWの配
列方向に沿って複数(上部、中央部及び下部)に分割配
置される加熱手段としての上部ヒータ3a,中央部ヒー
タ3b及び下部ヒータ3cと、供給ファン15及び排気
ファン16に取り付けられた風量変換手段としてのイン
バータ28,29と、プロセスチューブ1内に垂直に配
置される石英管17内に挿入されてのウエハボート5に
て保持されるウエハWの近傍の複数箇所(上部、中央部
及び下部)に配置される温度検出手段である内部上方熱
電対18a,内部中央部熱電対18b及び内部下方熱電
対18cと、これら内部熱電対18a〜18cからの検
出温度信号を受けて上記ヒータ3a〜3c及びインバー
タ28,29を制御する制御手段である温度コントロー
ラ20とで構成されている。この場合、各ヒータ3a〜
3cの温度は各ヒータ3a〜3cの近傍位置に配置され
温度検出手段であるヒータ部熱電対19a〜19cに
よって検出され、その検出温度信号は温度コントローラ
20に入力されるようになっている。この温度コントロ
ーラ20は、内部に図示しないマイクロコンピュータが
内蔵され、プログラムによって予め実験によって収集し
た上部、中央部及び下部のウエハの温度と、上記ヒータ
部熱電対19a〜19cの温度及び内部熱電対18a〜
18cの温度を収集した温度データをメモリ21に記憶
し、これら記憶された温度データと、各熱電対18a〜
18c,19a〜19cから得られた温度データを基
にヒータ電源22を制御すると共に、インバータ28,
29を周波数制御、すなわち供給ファン15及び排気フ
ァン16の回転数を変化して冷却空気の供給量を制御す
るように構成されている。
【0016】一方、上記プロセスチューブ1と炉本体4
との間に設けられる隙間2に連通する供給口7は、炉本
体4の下部に設けられた環状空間23の周方向に等間隔
に設けられる複数、例えば8個設けられており、そし
て、これら供給口7には、図1に示すように、隙間2内
に略垂直に突入するノズル24が接続されて、供給ファ
ン15から供給される冷却空気が垂直方向に延びるプロ
セスチューブ1の外壁面に沿って上昇すると共に、均一
に隙間2内に流れるようになっている。また、排気口8
はシャッタ13b及びダクト25を介して工場等に設備
される排気ダクト26に接続されている。なお、ダクト
25には、冷却に供されて高温度になった排気空気を室
温まで冷却する熱交換器27と、排気空気を円滑に排気
ダクト26に吸引する排気ファン16が介設されてい
る。
【0017】また、上記プロセスチューブ1内には反応
ガス導入管9が挿入されており、この反応ガス導入管9
の垂直方向に適宜間隔をおいて設けられたガス導入孔9
aからプロセスチューブ1内に均一に反応ガスが供給さ
れるように構成されている。また、プロセスチューブ1
内には排気管10が接続されており、この排気管10に
接続する図示しない真空ポンプ等の吸引手段によってプ
ロセスチューブ1内が真空引きされると共に、反応ガス
の排気を行えるように構成されている。
【0018】一方、上記ウエハボート5は、ウエハWを
多段状に保持する保持部5aの下に保温筒11を介して
石英製の蓋体12を設けており、この蓋体12がプロセ
スチューブ1の開口を塞ぐことによって蓋体12に周設
されたOリング12aによってプロセスチューブ1内が
密封されるように構成されている。したがって、プロセ
スチューブ1内を排気管10を用いて真空引きし、更に
排気管10からの排気を行いつつ反応ガス導入管9から
所定の反応ガスをプロセスチューブ1内に供給すること
ができる。
【0019】次に、高速熱処理炉とこの発明の温度制御
装置の動作態様について説明する。
【0020】まず、供給口7及び排気口8のシャッタ1
3a,13bを閉じて供給口7と排気口8を塞ぐ。そし
て、昇降機構6の駆動によってウエハボート5を上昇さ
せてウエハボート5をプロセスチューブ1内に挿入す
る。次に、ヒータ電源22をONにしてヒータ3a〜3
cによりプロセスチューブ1内を所定温度(500℃)
より高い温度(例えば1000℃)に加熱した後、シャ
ッタ13a,13bを開いて供給口7と排気口8を開放
すると共に、供給ファン15と排気ファン16を駆動さ
せて隙間2内に外気を導入してプロセスチューブ1及び
ウエハWを強制的に冷却する。この際、ウエハW近傍
温度が内部上方熱電対18a,内部中央熱電対18b及
び内部下方熱電対18cによって検出され、また、ヒー
タ部熱電対19a〜19cにより上部ヒータ3a,中部
ヒータ3b,下部ヒータ3cの温度が検出され、これら
の検出温度信号が温度コントローラ20に伝達され、
れらの検出温度情報に基いてヒータ電源22からの電力
供給量が制御されて上部ヒータ3a,中央部ヒータ3
b,下部ヒータ3cが温度制御される(図2参照)。す
なわち、ウエハWの温度は、図2に示すように、中央部
が一番高く、次に下方部、上方部の順となるので、これ
ら各部の温度を内部熱電対18a〜18cによって検出
し、その検出温度に基いてヒータ3a〜3cの加熱温度
を制御することによって各部のウエハWの温度を均一に
することができる。また、同様に検出温度情報に基いて
温度コントローラ20によりインバータ28,29が制
御されて供給ファン15及び排気ファン16による冷却
空気の供給量が制御されるので、ウエハWの降温制御を
より一層正確に行うことができる。
【0021】このようにして、ウエハの温度を所定温度
に保持した状態で、反応ガス導入管9から反応ガスをプ
ロセスチューブ1内に供給してウエハ表面に不純物の拡
散処理を行う。この拡散処理が終了した後、ヒータ電源
22をOFFにして、プロセスチューブ1内に例えば窒
素(N2 )パージガスを導入してパージを行う。そし
て、プロセスチューブ1内の温度が所定温度(25℃)
まで低下した後、昇降機構6を駆動させてウエハボート
5を下降させてウエハWを取り出して処理作業は終了す
る。
【0022】上記実施例では、加熱手段及び温度検出手
段を3分割されたヒータ3a〜3c及び内部熱電対18
a〜18cにて形成する場合について説明したが、加熱
手段と温度検出手段は必ずしも3分割である必要はな
く、複数に分割されるものであれば2分割、あるいは4
分割以上であってもよい。また、上記実施例では、この
発明の温度制御装置を半導体ウエハの熱処理装置に適用
した場合について説明したが、半導体ウエハ以外の例え
ばガラス基板、LCD基板等の被処理体の熱処理装置に
も適用できることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の処理
装置によれば、上記のように構成されているので、以下
のような効果が得られる。
【0024】1)請求項1記載の温度制御装置によれ
ば、複数に分割された加熱手段によって被処理体を所定
温度より高い温度まで加熱した後、供給ファン及び排気
ファンによって強制的に所定温度まで冷却する際、予め
記憶された被処理体の複数箇所の温度、分割配置された
複数の加熱手段の温度及び石英管内の複数の温度検出手
段の温度と、石英管内の複数の温度検出手段及び複数の
加熱手段の温度検出手段からの温度データとに基いて
熱手段を制御すると共に、供給ファン及び排気ファンの
送風容量を制御するので、被処理体の急速冷却状況に応
じた温度制御を正確に行うことができる。したがって、
スループットの向上及び歩留まりの向上を図ることがで
きる。
【0025】2)請求項2記載の温度制御装置によれ
ば、処理室と、この処理室との間に隙間をおいて処理室
を包囲する炉本体との下部に、環状空間を設け、環状空
間の周方向の等間隔部位に、供給ファンの供給口を設け
ると共に、各供給口に隙間内に略対直に突入するノズル
を接続することにより、供給ファンから供給される冷却
空気が処理室の外壁面に沿って垂直方向に上昇するの
で、供給される冷却空気を隙間内に均一に流れるように
できる。したがって、スループットの向上及び歩留まり
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の温度制御装置を有する高速
熱処理炉を示す断面図である。
【図2】この発明における加熱手段と温度検出手段によ
る温度制御方法を示すグラフである。
【図3】従来の縦型熱処理炉を示す断面図である。
【図4】従来の高速熱処理炉の冷却時における被処理体
と加熱部の温度と時間の関係を示すグラフである。
【図5】従来の高速熱処理炉における温度制御方法を示
すグラフである。
【符号の説明】
1 プロセスチューブ(処理室) 2 隙間 3a 上部ヒータ(加熱手段) 3b 中央部ヒータ(加熱手段) 3c 下部ヒータ(加熱手段) 4 炉本体 15 供給ファン 16 排気ファン 18a 内部上方熱電対 18b 内部中央熱電対 18c 内部下方熱電対 20 温度コントローラ(制御手段) 22 ヒータ電源 28,29 インバータ(風量変換手段) W 半導体ウエハ(被処理体)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/205 H01L 21/22 511

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の被処理体を垂直方向に配列収容す
    る処理室を所定温度より高温に加熱した後、強制冷却と
    加熱によって所定の温度に冷却する高速熱処理炉におい
    て、 上記被処理体の配列方向に沿って分割配置される複数の
    加熱手段と、これら加熱手段に配置される複数の温度検
    出手段と、上記強制冷却を司る供給ファン及び排気ファ
    ンと、これらファンの送風容量を変換する風量変換手段
    と、上記処理室内に垂直に配置される石英管内に挿入さ
    れて、上記被処理体の近傍の複数箇所に垂直に配置され
    る複数の温度検出手段と、予め記憶された上記被処理体
    の複数箇所の温度、分割配置された上記複数の加熱手段
    の温度及び上記石英管内の複数の温度検出手段の温度
    と、上記石英管内の複数の温度検出手段及び上記複数の
    加熱手段の温度検出手段からの温度データとに基いて
    記加熱手段の温度制御及び上記供給及び排気ファンによ
    る冷却空気の送風容量を変換する風量変換手段の制御を
    行う制御手段とを具備することを特徴とする高速熱処理
    炉の温度制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の高速熱処理炉の温度制御
    装置において、 上記処理室と、この処理室との間に隙間をおいて処理室
    を包囲する炉本体との下部に、環状空間を設け、上記環
    状空間の周方向の等間隔部位に、供給ファンの供給口を
    設けると共に、各供給口に上記隙間内に略垂直に突入す
    るノズルを接続してなることを特徴とする高速熱処理炉
    の温度制御装置。
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