JP3177712B2 - 電解コンデンサの製造方法 - Google Patents
電解コンデンサの製造方法Info
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- JP3177712B2 JP3177712B2 JP07864092A JP7864092A JP3177712B2 JP 3177712 B2 JP3177712 B2 JP 3177712B2 JP 07864092 A JP07864092 A JP 07864092A JP 7864092 A JP7864092 A JP 7864092A JP 3177712 B2 JP3177712 B2 JP 3177712B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電解コンデンサの製造方
法に関し、さらに詳しく言えば、2重構造のアルミニウ
ム電解コンデンサの製造方法に関するものである。
法に関し、さらに詳しく言えば、2重構造のアルミニウ
ム電解コンデンサの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム電解コンデンサは、アルミ
ニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパレ−タを挟ん
で巻回し、所定の電解液を含浸させたコンデンサ素子を
備えている。同コンデンサ素子は有底筒状の例えばアル
ミニウムからなる外装ケ−ス内に収納され、その開口部
は封口板にて気密的に閉じられている。
ニウム箔からなる陽極箔と陰極箔とをセパレ−タを挟ん
で巻回し、所定の電解液を含浸させたコンデンサ素子を
備えている。同コンデンサ素子は有底筒状の例えばアル
ミニウムからなる外装ケ−ス内に収納され、その開口部
は封口板にて気密的に閉じられている。
【0003】ところで、この電解コンデンサに逆電圧、
過電圧もしくは過大な温度などが加えられると、電解液
の分解により内部ガスが発生し、内部圧力が上昇し爆発
するおそれがある。またその他の原因によっても内部圧
力が異常に上昇する場合があるので、従来では規定の内
部圧力に達したときにその内部発生ガスを外部に逃がす
防爆弁を封口板などに設けている。
過電圧もしくは過大な温度などが加えられると、電解液
の分解により内部ガスが発生し、内部圧力が上昇し爆発
するおそれがある。またその他の原因によっても内部圧
力が異常に上昇する場合があるので、従来では規定の内
部圧力に達したときにその内部発生ガスを外部に逃がす
防爆弁を封口板などに設けている。
【0004】防爆弁が作動することにより電解コンデン
サの爆発は防止されるが、噴出する発生ガスによりセッ
ト(機器)の火災と間違えられ、使用者に無用な不安感
を与えることがあり、場合によっては発生ガスとともに
電解液が周囲に飛散し、回路をショ−トさせるおそれも
ある。
サの爆発は防止されるが、噴出する発生ガスによりセッ
ト(機器)の火災と間違えられ、使用者に無用な不安感
を与えることがあり、場合によっては発生ガスとともに
電解液が周囲に飛散し、回路をショ−トさせるおそれも
ある。
【0005】そこで、電解コンデンサ全体を図3のよう
に安全用ケース内に収納した2重構造のものがある。図
3において電解コンデンサ本体Dはアルミニウム製の有
底筒状をなす外装ケ−ス20と、その中に収納されてい
るコンデンサ素子21とを有し、コンデンサ素子21は
固定剤22にて外装ケ−ス20内に固定され、その外装
ケ−ス20の開口部は陽極端子23aおよび陰極端子2
3bを有する封口板24によって封口されている。封口
板24のほぼ中央部には孔からなる防爆弁25が設けら
れている。
に安全用ケース内に収納した2重構造のものがある。図
3において電解コンデンサ本体Dはアルミニウム製の有
底筒状をなす外装ケ−ス20と、その中に収納されてい
るコンデンサ素子21とを有し、コンデンサ素子21は
固定剤22にて外装ケ−ス20内に固定され、その外装
ケ−ス20の開口部は陽極端子23aおよび陰極端子2
3bを有する封口板24によって封口されている。封口
板24のほぼ中央部には孔からなる防爆弁25が設けら
れている。
【0006】陽極端子23aおよび陰極端子23bのケ
−ス内側には、コンデンサ素子21から引き出された陽
極リ−ド26aと陰極リ−ド26bとが接続され、また
各端子23a、23bのケ−ス外側には引っ張られると
切れ易い内部リード線27a、27bがそれぞれ接続さ
れている。
−ス内側には、コンデンサ素子21から引き出された陽
極リ−ド26aと陰極リ−ド26bとが接続され、また
各端子23a、23bのケ−ス外側には引っ張られると
切れ易い内部リード線27a、27bがそれぞれ接続さ
れている。
【0007】電解コンデンサ本体D全体は有底筒状をな
すアルミニウム製の安全用ケ−ス28内に収納され、安
全用ケ−ス28の上方の開口部は第2の封口板29によ
って気密的に封口されている。第2の封口板29には外
部端子として一対のラグ型端子30a、30bが設けら
れ、このラグ型端子30a、30bは内部リード線27
a、27bとそれぞれ接続されている。安全用ケース2
8には2か所に全周にわたって横絞り31が設けられ、
電解コンデンサ本体Dの安全用ケース28内での耐振性
を高めると共に、安全用ケース28内の空間を電解コン
デンサ本体Dの上方の上部空間Eと下方の底部空間Fと
に気密的に区劃している。
すアルミニウム製の安全用ケ−ス28内に収納され、安
全用ケ−ス28の上方の開口部は第2の封口板29によ
って気密的に封口されている。第2の封口板29には外
部端子として一対のラグ型端子30a、30bが設けら
れ、このラグ型端子30a、30bは内部リード線27
a、27bとそれぞれ接続されている。安全用ケース2
8には2か所に全周にわたって横絞り31が設けられ、
電解コンデンサ本体Dの安全用ケース28内での耐振性
を高めると共に、安全用ケース28内の空間を電解コン
デンサ本体Dの上方の上部空間Eと下方の底部空間Fと
に気密的に区劃している。
【0008】いま何らかの原因で外装ケ−ス20内の内
圧が上昇し防爆弁25が作動すると電解コンデンサ本体
D内の発生ガスが安全用ケ−ス28の上部空間Eに噴出
する。それにより上部空間E内の圧力が高くなり、電解
コンデンサ本体Dが安全用ケ−ス28の底部空間F側に
勢いよく移動し、これに伴って、内部リード線27a、
27bが切断される。発生ガスは上部空間E内に閉じ込
められ、安全用ケース28の外部に漏れることはない。
圧が上昇し防爆弁25が作動すると電解コンデンサ本体
D内の発生ガスが安全用ケ−ス28の上部空間Eに噴出
する。それにより上部空間E内の圧力が高くなり、電解
コンデンサ本体Dが安全用ケ−ス28の底部空間F側に
勢いよく移動し、これに伴って、内部リード線27a、
27bが切断される。発生ガスは上部空間E内に閉じ込
められ、安全用ケース28の外部に漏れることはない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのように電解
コンデンサ本体Dが安全用ケース28内に収容されてい
る2重構造の電解コンデンサでは、製造工程に於て、ま
ず電解コンデンサ本体Dを安全用ケース28内に入れ安
全用ケース28を封口した後に横絞り31が入れられる
が、後から横絞り31を入れるため、作業性が悪く、ま
た各製品において横絞りの深さが一様にならずにばらつ
き、横絞りが電解コンデンサ本体Dに当接しない箇所が
でき、またそのために上部空間Eと下方の底部空間Fと
が気密的に区劃されない場合がある。また横絞り31が
深すぎて電解コンデンサ本体を破損してしまうこともあ
る。
コンデンサ本体Dが安全用ケース28内に収容されてい
る2重構造の電解コンデンサでは、製造工程に於て、ま
ず電解コンデンサ本体Dを安全用ケース28内に入れ安
全用ケース28を封口した後に横絞り31が入れられる
が、後から横絞り31を入れるため、作業性が悪く、ま
た各製品において横絞りの深さが一様にならずにばらつ
き、横絞りが電解コンデンサ本体Dに当接しない箇所が
でき、またそのために上部空間Eと下方の底部空間Fと
が気密的に区劃されない場合がある。また横絞り31が
深すぎて電解コンデンサ本体を破損してしまうこともあ
る。
【0010】本発明は、製造上の作業性がよく、各製品
において横絞りの深さのバラツキがない、安全用ケース
に横絞りが入った2重構造の電解コンデンサの製造方法
を提供することを目的としている。
において横絞りの深さのバラツキがない、安全用ケース
に横絞りが入った2重構造の電解コンデンサの製造方法
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明では、コンデンサ素子が有底筒状の外装ケ−ス
内に収納され上部の開口部が封口板で封口されてなる電
解コンデンサ本体が、有底筒状で上方が第2の封口板に
より封口された安全ケース内に収容されている電解コン
デンサの製造方法において、電解コンデンサ本体を、予
め側部に横絞りが形成された安全用ケースに挿入した
後、安全用ケースの開口部を上記第2の封口板で封口す
るようにした。
に本発明では、コンデンサ素子が有底筒状の外装ケ−ス
内に収納され上部の開口部が封口板で封口されてなる電
解コンデンサ本体が、有底筒状で上方が第2の封口板に
より封口された安全ケース内に収容されている電解コン
デンサの製造方法において、電解コンデンサ本体を、予
め側部に横絞りが形成された安全用ケースに挿入した
後、安全用ケースの開口部を上記第2の封口板で封口す
るようにした。
【0012】
【実施例】図1に本発明の実施例に係る電解コンデンサ
の製造途中の段階の概略的側断面図が示され、図2に製
造完了後の電解コンデンサの概略的側断面図が示されて
いる。電解コンデンサ本体Aは例えばアルミニウム箔の
陽極箔と陰極箔とをセパレ−タを挟んで巻回してなるコ
ンデンサ素子1を備えている。このコンデンサ素子1か
らはリボン状をなす陽極リ−ド2aおよび陰極リ−ド2
bが引き出されている。コンデンサ素子1は所定の電解
液が含浸されたのち、例えばアルミニウム製の有底筒状
をなす外装ケ−ス3内に収納されている。コンデンサ素
子1は適当な固定剤4にて外装ケ−ス3内に固定され、
その外装ケ−ス3の開口部は陽極端子5aおよび陰極端
子5bを有する封口板6によって封口されている。
の製造途中の段階の概略的側断面図が示され、図2に製
造完了後の電解コンデンサの概略的側断面図が示されて
いる。電解コンデンサ本体Aは例えばアルミニウム箔の
陽極箔と陰極箔とをセパレ−タを挟んで巻回してなるコ
ンデンサ素子1を備えている。このコンデンサ素子1か
らはリボン状をなす陽極リ−ド2aおよび陰極リ−ド2
bが引き出されている。コンデンサ素子1は所定の電解
液が含浸されたのち、例えばアルミニウム製の有底筒状
をなす外装ケ−ス3内に収納されている。コンデンサ素
子1は適当な固定剤4にて外装ケ−ス3内に固定され、
その外装ケ−ス3の開口部は陽極端子5aおよび陰極端
子5bを有する封口板6によって封口されている。
【0013】陽極端子5aおよび陰極端子5bはアルミ
ニウムリベットからなり、その各端子5a、5bのケ−
ス内側には、陽極リ−ド2aと陰極リ−ド2bとが接続
される。また、各端子5a、5bのケ−ス外側には引っ
張られると切れ易い剛性の内部リード線7a、7bがそ
れぞれ溶接されている。なお封口板6は例えばベ−クラ
イト板の上面にゴムなどの弾性膜を添設してなるゴム張
り積層板からなり、ベ−クライト板のほぼ中央部には孔
からなる防爆弁6aが設けられている。封口された電解
コンデンサ本体Aの側部は、後述する安全用ケース8の
横絞り10との気密性を高めるために、例えばポリオレ
フィン製のチューブ3aで被覆されている。
ニウムリベットからなり、その各端子5a、5bのケ−
ス内側には、陽極リ−ド2aと陰極リ−ド2bとが接続
される。また、各端子5a、5bのケ−ス外側には引っ
張られると切れ易い剛性の内部リード線7a、7bがそ
れぞれ溶接されている。なお封口板6は例えばベ−クラ
イト板の上面にゴムなどの弾性膜を添設してなるゴム張
り積層板からなり、ベ−クライト板のほぼ中央部には孔
からなる防爆弁6aが設けられている。封口された電解
コンデンサ本体Aの側部は、後述する安全用ケース8の
横絞り10との気密性を高めるために、例えばポリオレ
フィン製のチューブ3aで被覆されている。
【0014】電解コンデンサ本体Aは有底筒状をなす安
全用ケ−ス8内に収納される。安全用ケ−ス8は例えば
アルミニウム製で、安全用ケ−ス8の上方の開口部は第
2の封口板9によって気密的に封口される。第2の封口
板9には一対の外部端子、この実施例ではラグ型端子1
1a、11bが設けられている。この場合、ラグ型端子
11a、11bは好ましくはハンダ付け可能な金属、例
えば銅製のリベットからなり、その各々にはヒュ−ズ線
として作用する内部リード線7a、7bを挿通するため
の挿通孔が穿設されている。すなわち、各内部リード線
7a、7bはその挿通孔に挿通した状態でハンダ付けさ
れる。なお、第2の封口板9には上記封口板6と同様の
ゴム張り積層板が用いられる。
全用ケ−ス8内に収納される。安全用ケ−ス8は例えば
アルミニウム製で、安全用ケ−ス8の上方の開口部は第
2の封口板9によって気密的に封口される。第2の封口
板9には一対の外部端子、この実施例ではラグ型端子1
1a、11bが設けられている。この場合、ラグ型端子
11a、11bは好ましくはハンダ付け可能な金属、例
えば銅製のリベットからなり、その各々にはヒュ−ズ線
として作用する内部リード線7a、7bを挿通するため
の挿通孔が穿設されている。すなわち、各内部リード線
7a、7bはその挿通孔に挿通した状態でハンダ付けさ
れる。なお、第2の封口板9には上記封口板6と同様の
ゴム張り積層板が用いられる。
【0015】安全用ケース8の側部には2本の横絞り1
0が予め形成されている。横絞り10の深さは、電解コ
ンデンサAの挿入を可能とし、しかも上部空間Bと底部
空間Cとの気密性を保つように、電解コンデンサ本体A
のチューブ3aに当接あるいは少し食い込む深さになさ
れている。
0が予め形成されている。横絞り10の深さは、電解コ
ンデンサAの挿入を可能とし、しかも上部空間Bと底部
空間Cとの気密性を保つように、電解コンデンサ本体A
のチューブ3aに当接あるいは少し食い込む深さになさ
れている。
【0016】本発明の電解コンデンサを製造するには、
電解コンデンサ本体Aをまず製造する。即ち、電解コン
デンサ1を外装ケ−ス3内に収納固定し開口部を封口板
6で封口しチューブ3aで被覆する。その後ヒュ−ズ線
7a、7bの先端に安全用ケース8の第2の封口板9の
ラグ型端子11a、11bを接続して、電解コンデンサ
本体Aに安全用ケース8の第2の封口板9を接続する。
一方、上部が開口した状態の安全用ケース8の側部に横
絞り10を形成しておく。
電解コンデンサ本体Aをまず製造する。即ち、電解コン
デンサ1を外装ケ−ス3内に収納固定し開口部を封口板
6で封口しチューブ3aで被覆する。その後ヒュ−ズ線
7a、7bの先端に安全用ケース8の第2の封口板9の
ラグ型端子11a、11bを接続して、電解コンデンサ
本体Aに安全用ケース8の第2の封口板9を接続する。
一方、上部が開口した状態の安全用ケース8の側部に横
絞り10を形成しておく。
【0017】次に安全用ケース8の第2の封口板9が接
続された状態の電解コンデンサ本体Aを、矢印のように
安全用ケース8の上方から挿入した後安全用ケース8の
開口部を第2の封口板9で封口する。安全用ケース8の
横絞り10は電解コンデンサ本体Aのチューブ3aに当
接ないし少し食い込んで、安全用ケース8内の電解コン
デンサ本体Aの上方および下方にそれぞれ上部空間Bお
よび底部空間Cが区劃形成される。
続された状態の電解コンデンサ本体Aを、矢印のように
安全用ケース8の上方から挿入した後安全用ケース8の
開口部を第2の封口板9で封口する。安全用ケース8の
横絞り10は電解コンデンサ本体Aのチューブ3aに当
接ないし少し食い込んで、安全用ケース8内の電解コン
デンサ本体Aの上方および下方にそれぞれ上部空間Bお
よび底部空間Cが区劃形成される。
【0018】電解コンデンサの作用を説明すると、ま
ず、何らかの原因で外装ケ−ス3内の内圧が上昇し防爆
弁6aが作動すると電解コンデンサ本体A内の発生ガス
が安全用ケ−ス8の上部空間Bに噴出する。このとき、
上部空間Bおよび底部空間Cが横絞り10により区劃さ
れていることから、その発生ガスにより安全用ケ−ス8
の上部空間B内の圧力が確実に高められる。これによ
り、この電解コンデンサ本体Aが安全用ケ−ス8の底部
側に勢いよく移動し、これに伴って、内部リード線7
a、7bの両方または一方が切断される。発生ガスは上
部空間B内に閉じ込められ、安全用ケース8の外部に漏
れることはない。
ず、何らかの原因で外装ケ−ス3内の内圧が上昇し防爆
弁6aが作動すると電解コンデンサ本体A内の発生ガス
が安全用ケ−ス8の上部空間Bに噴出する。このとき、
上部空間Bおよび底部空間Cが横絞り10により区劃さ
れていることから、その発生ガスにより安全用ケ−ス8
の上部空間B内の圧力が確実に高められる。これによ
り、この電解コンデンサ本体Aが安全用ケ−ス8の底部
側に勢いよく移動し、これに伴って、内部リード線7
a、7bの両方または一方が切断される。発生ガスは上
部空間B内に閉じ込められ、安全用ケース8の外部に漏
れることはない。
【0019】なお、横絞り10は2本以上設けても、あ
るいは1本でもよい。またチューブ3aは必ずしも必須
のものではない。さらに、電解コンデンサ本体Aと、第
2の封口板9とを予め接続せずに、まず電解コンデンサ
本体Aを安全用ケース8内に挿入し、その後第2の封口
板9を電解コンデンサ本体Aの内部リード線7a、7b
に接続し、封口板9で安全用ケース8を封口してもよ
い。
るいは1本でもよい。またチューブ3aは必ずしも必須
のものではない。さらに、電解コンデンサ本体Aと、第
2の封口板9とを予め接続せずに、まず電解コンデンサ
本体Aを安全用ケース8内に挿入し、その後第2の封口
板9を電解コンデンサ本体Aの内部リード線7a、7b
に接続し、封口板9で安全用ケース8を封口してもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
安全ケースに予め横絞りを形成するので、横絞りの形成
が簡単で、しかも横絞りの深さを一定にすることがで
き、横絞りが電解コンデンサ本体に確実に当接して、耐
振性を高め、また上部空間と底部空間との気密性を高め
るようにすることができる。
安全ケースに予め横絞りを形成するので、横絞りの形成
が簡単で、しかも横絞りの深さを一定にすることがで
き、横絞りが電解コンデンサ本体に確実に当接して、耐
振性を高め、また上部空間と底部空間との気密性を高め
るようにすることができる。
【図1】本発明の電解コンデンサの一実施例の製造途中
の段階の概略的側断面図。
の段階の概略的側断面図。
【図2】図2に製造完了後の電解コンデンサの概略的側
断面図。
断面図。
【図3】従来の電解コンデンサの概略的側断面図。
1 コンデンサ素子 2a 陽極リ−ド 2b 陰極リ−ド 3 外装ケ−ス 3a チューブ 5a 陽極端子 5b 陰極端子 6 封口板 6a 防爆弁 7a 内部リード線 7b 内部リード線 8 安全用ケース 9 第2の封口板 10 横絞り 11a ラグ型端子 11b ラグ型端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−252119(JP,A) 実開 平5−4460(JP,U) 実開 昭54−75934(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 9/12
Claims (1)
- 【請求項1】コンデンサ素子が有底筒状の外装ケ−ス内
に収納され上部の開口部が封口板で封口されてなる電解
コンデンサ本体が、有底筒状で上方が第2の封口板によ
り封口された安全ケース内に収容されている電解コンデ
ンサの製造方法において、電解コンデンサ本体を、予め
側部に横絞りが形成された安全用ケースに挿入した後、
安全用ケースの開口部を上記第2の封口板で封口するよ
うにしたことを特徴とする電解コンデンサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07864092A JP3177712B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電解コンデンサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07864092A JP3177712B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電解コンデンサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05243103A JPH05243103A (ja) | 1993-09-21 |
JP3177712B2 true JP3177712B2 (ja) | 2001-06-18 |
Family
ID=13667468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07864092A Expired - Fee Related JP3177712B2 (ja) | 1992-02-28 | 1992-02-28 | 電解コンデンサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3177712B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6690156B1 (en) | 2000-07-28 | 2004-02-10 | N-Trig Ltd. | Physical object location apparatus and method and a graphic display device using the same |
DE102009034197B4 (de) * | 2009-07-22 | 2014-08-14 | Fischer & Tausche Holding Gmbh & Co. Kg | Elektrolytkondensator |
-
1992
- 1992-02-28 JP JP07864092A patent/JP3177712B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05243103A (ja) | 1993-09-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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