JP3177434B2 - 信号品質判定回路及び通信端末装置 - Google Patents

信号品質判定回路及び通信端末装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線通信システムに
おける信号品質判定回路及び通信端末装置に係り、詳し
くは、ファクシミリ信号を音声信号とみなして無線通信
を行うシステムにおける信号品質判定回路及び通信端末
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車・携帯電話システムや簡易
型携帯電話システム(PHS:Personal Handy-phone S
ystem)等において、通信用携帯端末を用いた無線FAX
通信、所謂、みなし音声通信が行われている。このみな
し音声通信は、図3に示すように、例えば、送信側ファ
クシミリ装置50と携帯電話端末51とが接続されてお
り、そのファクシミリ装置50から出力されるFAX信
号を携帯電話端末51が音声信号とみなして、基地局5
2及び回線網53を介して相手先ファクシミリ装置54
に送信する。このようにして、普通のアナログの電話回
線を用いた場合と同じようなファクミリ伝送を行うこと
ができる。
【0003】上記したみなし音声通信や通常の電話回線
を用いたファクシミリ通信において、受信側が受け取っ
たFAX信号の誤りを訂正するために、通常、送信側及
び受信側ファクシミリ装置は、誤り訂正モード(EC
M:Error Correction Mode)等の誤り訂正機能を備えて
いる。このようなファクシミリ装置では、みなし音声通
信において携帯電話端末51から無線区間に送出される
みなし音声信号にノイズが入って誤りが発生しても、E
CMにより受信側は比較的高品質な信号を受信すること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ファクシミ
リ装置の中には、低価格化を図る等の理由で上記した誤
り訂正機能を備えていないものがある。このようなファ
クシミリ装置において、誤りに対する保証は、受信側で
フェーズDにおいて受信品質の確認を行い、その受信品
質が低い場合、送信側に再送要求を送るという通信プロ
トコル制御のみとなる。従って、送信側ファクシミリ装
置は、送信されたみなし音声信号(FAX信号)につい
て受信側ファクシミリ装置から再送要求が送られるだけ
では、どの程度誤りが発生しているのかを確認すること
ができない。すなわち、送信側装置は、受信側装置がど
の程度の品質でFAX信号を受信できたのかを判定する
ことはできない。特に、みなし音声通信では、無線回線
でFAX信号が伝送されるという状況や、携帯電話端末
51が基地局52から遠くに離れた状況等において、誤
りが発生し易くなる。従って、誤り訂正機能なしで行わ
れるみなし音声通信において、ユーザは受信側装置のF
AX信号の受信品質に対する不安感をもつことになる。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、送信側及び受信側の通
信端末装置がECM等の誤り訂正機能を備えていない場
合に、送信側で受信側の受信品質を確認することができ
る信号品質判定回路及び通信端末装置を提供することに
ある。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】 請求項1 に記載の発明
は、ファクシミリ信号を音声信号とみなして無線通信を
行うシステムにおいて、通信端末装置に装備される信号
品質判定回路であって、前記ファクシミリ信号の送信中
に、使用されていない前記通信端末装置の通信チャンネ
ルに存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区
間の信号品質を判定することを要旨とする。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記通信端末装
置は、ファクシミリ装置と当該ファクミリ装置に接続さ
れる携帯電話端末とを含み、前記信号品質判定回路は、
前記携帯電話端末に装備されることを要旨とする。
【0009】請求項3に記載の発明は、前記通信端末装
置は、ファクシミリ装置と当該ファクミリ装置に接続さ
れる携帯電話端末とを含み、前記信号品質判定回路は、
前記ファクミリ装置に装備されることを要旨とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、ファクシミリ信
号を音声信号とみなして無線通信を行うシステムに用い
られる通信端末装置は、前記ファクシミリ信号の送信中
に、使用されていない前記通信端末装置の通信チャンネ
ルに存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区
間の信号品質を判定する信号品質判定手段と、前記信号
品質判定手段の判定結果に基づいて前記ファクシミリ信
号の受信品質に関する情報を出力する出力手段とを備え
ていることを要旨とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、前記出力手段
は、前記信号品質判定手段による前記無線通信区間の信
号品質が低いという判定結果に基づいて、前記ファクシ
ミリ信号の受信品質に関して懐疑的な情報を出力するこ
とを要旨とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、前記信号品質判
定手段は、前記ファクシミリ信号が所定の単位で連続的
に送信されるとき、前記所定の単位毎に前記通信チャン
ネルに存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信
区間の信号品質を判定し、前記出力手段は、前記ファク
シミリ信号の連続的な送信が完了した後、前記信号品質
判定手段の判定結果に基づいて、前記ファクシミリ信号
の受信品質に関する情報を前記所定の単位に関連付けて
出力することを要旨とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、前記信号品質判
定手段は、前記ファクシミリ信号が所定の単位で連続的
に送信されるとき、前記所定の単位毎に前記通信チャン
ネルに存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信
区間の信号品質を判定し、前記出力手段は、前記ファク
シミリ信号の送信が前記所定の単位で行われる毎に、前
記信号品質判定手段の判定結果に基づいて、前記ファク
シミリ信号の受信品質に関する情報を出力することを要
旨とする。
【0014】
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
ファクシミリ信号の送信中に、使用されていない通信チ
ャンネルに存在する妨害信号のレベルが監視されて、無
線通信区間の信号品質が判定される。従って、送信側の
通信端末装置で受信側の受信品質を確認することが可能
となる。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、信号品質
判定回路を備えた携帯電話端末が提供される。請求項3
に記載の発明によれば、信号品質判定回路を備えたファ
クシミリ装置が提供される。
【0017】請求項4に記載の発明によれば、信号品質
判定手段によりファクシミリ信号の送信中に、無線通信
区間の信号品質が判定され、その判定結果に基づいて、
出力手段によりファクシミリ信号の受信品質に関する情
報が出力される。従って、ユーザは、その情報に基づい
て、受信品質を把握することが可能となり、その受信品
質に対する不安感が解消される。
【0018】請求項5に記載の発明によれば、出力手段
により、無線通信区間の信号品質が低いという判定結果
に基づいて、ファクシミリ信号の受信品質に関して懐疑
的な情報が出力される。従って、ユーザは、その情報に
基づいて、受信品質を把握して、再送信等の処理を行う
ことが可能となる。
【0019】請求項6に記載の発明によれば、ファクシ
ミリ信号の連続的な送信が完了した後、信号品質判定手
段の判定結果に基づいて、ファクシミリ信号の受信品質
に関する情報が所定の単位に関連付けられて出力され
る。
【0020】請求項7に記載の発明によれば、ファクシ
ミリ信号の送信が所定の単位で行われる毎に、信号品質
判定手段の判定結果に基づいて、ファクシミリ信号の受
信品質に関する情報が出力される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図面に従って説明する。図1に示すように、本
実施の形態におけるみなし音声通信では、送信側ファク
シミリ装置1とアナログ携帯電話端末2とが接続されて
おり、そのファクシミリ装置1から出力されるFAX信
号を携帯電話端末2が音声信号とみなして、基地局3及
び回線網4を介して受信側ファクシミリ装置5に送信す
る。送信側ファクシミリ装置1と受信側ファクシミリ装
置5との間では、所定の通信プロトコルによって、FA
X信号の送受信が行われる。本実施の形態では、原稿1
ページ分の読み取り画像情報に基づいて生成されるFA
X信号を1単位として伝送する。
【0022】携帯電話端末2は、送信側ファクシミリ装
置1の接続用のFAXコネクタ6,音声信号処理回路
7,無線回路8,制御回路9,信号品質判定回路10,
マイク11,レシーバ12,第1及び第2のスイッチ1
3,14,番号キーや機能キー等を含む入力部15及び
液晶ディスプレイ装置等の表示部16を備えている。
【0023】第1のスイッチ13は、FAXコネクタ6
へのファクシミリ装置1の接続/離脱に応じて、音声信
号処理回路7とFAXコネクタ6の送信側端子6aの接
続と、処理回路7とマイク11の接続とを選択的切り替
えるようになっている。第2のスイッチ14は、同様に
FAXコネクタ6への接続/離脱に応じて、処理回路7
とFAXコネクタ6の受信側端子6bの接続と、処理回
路7とレシーバ12の接続とを選択的に切り替えるよう
になっている。
【0024】音声信号処理回路7は、送信時において、
マイク11から出力された音声信号又はFAXコネクタ
6を介してファクリミリ装置1から出力されたFAX信
号のレベルを増幅するマイクアンプ7aを備えている。
更に、音声信号処理回路7は、受信時において、後記す
る無線回路8から出力された音声信号又はみなし音声信
号としてのFAX信号のレベルを減衰させるレシーバア
ンプ7bを備えている。又、音声信号処理回路7は、入
力部15にて入力された電話番号等の各種トーンを発生
するトーンジェネレータ7cを備えている。
【0025】無線回路8は、送信時において、送信信号
をRF信号に変換し、受信時において、受信信号をIF
(中間周波)信号に変換するRF部8aを備えている。
更に、無線回路8は、送信時において、音声信号及びF
AX信号を変調して送信信号をRF部に出力し、受信時
において、RF部からのIF信号を復調して音声信号又
はFAX信号を音声信号処理回路7に出力する変復調部
8bを備えている。本実施の形態において、携帯電話端
末2には送信用の上りチャンネルCh1(端末→基地
局)と、受信用の下りチャンネルCh2(基地局→端
末)の2つの周波数帯域が割り当てられている。
【0026】信号品質判定回路10は、FAXコネクタ
6の受信側端子6bと制御回路9との間に接続されてお
り、ファクシミリ通信プロトコルにおける伝送フェーズ
(フェーズA〜E)を確認する。更に、信号品質判定回
路10は、伝送フェーズCにおけるFAX信号の送信中
に、使用されていない受信用の下りチャンネルCh2の
受信波信号を無線回路8,音声信号処理回路7及び第2
のスイッチ14を介して判定用信号として入力する。こ
の判定用信号は、受信側ファクシミリ装置5から反射し
て回線網4及び基地局3を介して伝送され、ほぼ均一な
振幅レベルをもつ低ベレルのFAX信号を含む。その判
定用信号は、下りチャンネルCh1の無線区間にノイ
ズ、通信信号及びフェージング等の各種妨害信号が存在
する場合、その妨害信号も含むことになる。
【0027】信号品質判定回路10は、無線区間の信号
状態を判定するために、判定用信号のレベルを監視す
る。すなわち、図2に示すように、判定回路10は、反
射したFAX信号のほぼ均一な振幅レベルL1 を越える
レベルL2 をもつ各種妨害信号の発生頻度が、予め設定
された基準発生頻度を越えたか否かをチェックする。な
お、反射したFAX信号を無視して、各種妨害信号のレ
ベルの大きさ及びその信号の発生頻度をチェックするよ
うにしてもよい。
【0028】信号品質判定回路10は、レベルの発生頻
度が、その基準発生頻度を越えている場合、受信用の下
りチャンネルCh2の無線空間にノイズが多く、その無
線区間の信号状態が悪いと判定し、その判定結果を制御
回路9に出力する。すなわち、この判定により、送信用
の上りチャンネルCh1の無線空間の信号状態も悪く、
受信側ファクシミリ装置で受信されたFAX信号の品質
が低いと推定される。上記基準発生頻度は、みなし音声
通信において受信側ファクシミリ装置5によって出力さ
れた受信ファクシミリ画像情報をユーザが十分に読取る
ことが可能な値に予め設定される。
【0029】制御回路9は、信号品質判定回路10の判
定結果を記憶するとともに、フェーズEでファクシミリ
回線が切断されたか否かを判定回路10を介して確認す
る。制御回路9は、ファクシミリ回線が切断されたこと
を確認すると、信号品質判定回路10の判定結果に基づ
いて、ユーザーに再送信を促すために、表示部16の画
面に受信側ファクシミリ装置5がFAX信号を正常に受
信できなかった可能性がある旨のメッセージを警告表示
する。更に、制御回路9は、FAX信号が連続的に送信
される場合には、信号品質判定回路10の判定結果を送
信原稿のページ数に関連付けて記憶する。そして、その
判定結果に基づいて、表示部16の画面に何ページ目の
原稿のFAX信号が正常に受信されなかった可能性があ
る旨のメッセージを警告表示する。
【0030】さて、上記のように構成された携帯電話端
末2に送信側ファクシミリ装置1が接続された状態で、
ユーザがファクミリ装置1を操作して電話番号(FAX
番号)を入力し、スタートキー1aを押下したとする。
図2に示すように、フェーズAにおいて、受信側ファク
シミリ装置5とファクシミリ回線が接続され、受信側か
ら被呼端末識別信号が返送される。次に、フェーズBに
おいて、送信側と受信側との間でFAX信号の伝送準備
が行われ、フェーズCにおいて、そのFAX信号が携帯
電話端末2によってみなし音声信号として送信信号に変
調され、更に、送信信号がRF信号に変換されてアンテ
ナ17から上りチャンネルCh1の帯域に送出される。
【0031】信号品質判定回路10は、フェーズCであ
ることを確認すると、使用されていない受信用の下りチ
ャンネルCh2の受信波信号を無線回路8,音声信号処
理回路7及び第2のスイッチ14を介して判定用信号と
して入力し、その判定用信号のレベルを監視する。信号
品質判定回路10が、その判定用信号に基づいて、受信
用の下りチャンネルCh2の無線空間の信号状態が悪い
と判定した場合、その判定結果を制御回路9に出力す
る。信号状態が良い場合には、何も出力されない。
【0032】次に、フェーズDにおいて、原稿1ページ
分のFAX信号の送受信の確認や連続送信の有無の確認
等が行われ、連続送信を行う場合には、制御信号により
再びフェーズCに戻って、FAX信号の伝送が行われ
る。このときも、信号品質判定回路10によって下りチ
ャンネルCh2の無線区間の信号状態が判定される。こ
うして、フェーズDを介してフェーズEにおいてファク
シミリ回線が切断されると、制御回路9は、判定結果に
基づいて、表示部16の画面に受信側ファクシミリ装置
5がFAX信号を正常に受信できなかった可能性がある
旨のメッセージを警告表示する。更に、FAX信号の連
続送信を行った場合、制御回路9は、判定結果及び関連
する送信原稿のページ数に基づいて、表示部16の画面
に何ページ目の原稿のFAX信号が正常に受信されなか
った可能性がある旨のメッセージを警告表示する。
【0033】上記したように本実施の形態によれば、以
下に示すような効果を奏する。 (1)FAX信号の伝送中に、使用されていない下りチ
ャンネルCh2の無線区間の信号状態を送信側(携帯電
話端末2)で判定するようにした。従って、その判定結
果に基づいて、送信用の上りチャンネルCh1の無線区
間の信号状態、すなわち、受信側ファクシミリ装置で受
信されたFAX信号の品質を推定することができる。
【0034】(2)下りチャンネルCh2の無線区間の
信号状態の判定結果に基づいて、その信号状態がノイズ
が多くて悪い場合、表示部16の画面に受信側がFAX
信号を正常に受信できなかった可能性がある旨のメッセ
ージを警告表示するようにした。従って、送信側のユー
ザは、その警告表示によって受信側の受信品質を把握す
ることができ、ユーザに受信品質に対する不安感をもた
せることなく、みなし音声通信を行うことができる。
【0035】(3)FAX信号の連続送信を行った場合
に、何ページ目の原稿のFAX信号が正常に受信されな
かった可能性がある旨のメッセージを警告表示するよう
にした。従って、ユーザは、その警告表示に基づいて、
送信不良に関連する原稿についてのみ再送信や受信側へ
の確認を行うことができ、ユーザの送信作業の効率が上
がる。
【0036】尚、本発明は上記実施形態に限定されるも
のではなく、以下のように実施してもよい。 (イ)上記実施の形態では、表示部16の画面に受信品
質についてのメッセージを表示するようにしたが、代わ
りに、レシーバ12からそのメッセージを音声で警告す
るようにしてもよい。
【0037】(ロ)上記実施の形態では、送信側及び受
信側にファクシミリ装置を用いたみなし音声通信とした
が、送信側及び受信側又はそのいずれか一方をFAXモ
デム及びパーソナルコンピュータを用いたみなし音声通
信としてもよい。
【0038】(ハ)上記実施の形態では、信号品質判定
回路10を携帯電話端末2に設けたが、送信側ファクシ
ミリ装置1に設けるようにしてもよい。 (ニ)上記実施の形態では、表示部16の画面へのメッ
セージの表示を全てのFAX信号の送信が完了した後に
行うようにしたが、ページ単位でのFAX信号の送信が
終了する毎に、受信側の受信品質が低いと推定される場
合、その受信品質についてのメッセージを表示部16の
画面に表示するようにしてもよい。
【0039】(ホ)上記実施の形態では、下りチャンネ
ルCh2の信号状態が悪い場合のみ、表示部16の画面
にメッセージを警告表示するようにしたが、更に、信号
状態が良い場合に、受信側がFAX信号を正常に受信で
きた旨のメッセージを表示するようにしてもよい。
【0040】(へ)本発明が、アナログ携帯電話端末だ
けでなく、PDC(Personal Digital Cellular) 方式等
によるディジタル携帯電話端末を用いたみなし音声通信
に適用されてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、送
信側及び受信側の通信端末装置がECM等の誤り訂正機
能を備えていない場合に、送信側で受信側の受信品質を
確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号品質判定回路を備えた携帯電話端末を示す
ブロック図。
【図2】信号品質判定についての説明図。
【図3】みなし音声通信を説明するための説明図。
【符号の説明】
1…ファクシミリ装置、2…携帯電話端末(1,2は通
信端末装置に含まれる。)、10…信号品質判定手段と
しての信号品質判定回路、9…制御回路、16…表示部
(9,16は出力手段を構成する。)、Ch1…送信用
上りチャンネル、Ch2…受信用下りチャンネル。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ信号を音声信号とみなして
    無線通信を行うシステムにおいて、通信端末装置(1,
    2)に装備される信号品質判定回路(10)であって、 前記ファクシミリ信号の送信中に、使用されていない前
    記通信端末装置(1,2)の通信チャンネル(Ch2)
    に存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区間
    の信号品質を判定することを特徴とする信号品質判定回
    路。
  2. 【請求項2】 前記通信端末装置(1,2)は、ファク
    シミリ装置(1)と当該ファクミリ装置(1)に接続さ
    れる携帯電話端末(2)とを含み、前記信号品質判定回
    路(10)は、前記携帯電話端末(2)に装備されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の信号品質判定回路。
  3. 【請求項3】 前記通信端末装置(1,2)は、ファク
    シミリ装置(1)と当該ファクミリ装置(1)に接続さ
    れる携帯電話端末(2)とを含み、前記信号品質判定回
    路(10)は、前記ファクミリ装置(1)に装備される
    ことを特徴とする請求項1に記載の信号品質判定回路。
  4. 【請求項4】 ファクシミリ信号を音声信号とみなして
    無線通信を行うシステムに用いられる通信端末装置
    (1,2)は、 前記ファクシミリ信号の送信中に、使用されていない前
    記通信端末装置(1,2)の通信チャンネル(Ch2)
    に存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区間
    の信号品質を判定する信号品質判定手段(10)と、 前記信号品質判定手段(10)の判定結果に基づいて、
    前記ファクシミリ信号の受信品質に関する情報を出力す
    る出力手段(9,16)とを備えていることを特徴とす
    る通信端末装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段(9,16)は、前記信号
    品質判定手段(10)による前記無線通信区間の信号品
    質が低いという判定結果に基づいて、前記ファクシミリ
    信号の受信品質に関して懐疑的な情報を出力することを
    特徴とする請求項4に記載の通信端末装置。
  6. 【請求項6】 前記信号品質判定手段(10)は、前記
    ファクシミリ信号が所定の単位で連続的に送信されると
    き、前記所定の単位毎に前記通信チャンネル (Ch2)
    に存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区間
    の信号品質を判定し、 前記出力手段(9,16)は、前記ファクシミリ信号の
    連続的な送信が完了した後、前記信号品質判定手段(1
    0)の判定結果に基づいて、前記ファクシミリ信号の受
    信品質に関する情報を前記所定の単位に関連付けて出力
    することを特徴とする請求項4に記載の通信端末装置。
  7. 【請求項7】 前記信号品質判定手段(10)は、前記
    ファクシミリ信号が所定の単位で連続的に送信されると
    き、前記所定の単位毎に前記通信チャンネル(Ch2)
    に存在する妨害信号のレベルを監視して、無線通信区間
    の信号品質を判定し、 前記出力手段(9,16)は、前記ファクシミリ信号の
    送信が前記所定の単位で行われる毎に、前記信号品質判
    定手段(10)の判定結果に基づいて、前記ファクシミ
    リ信号の受信品質に関する情報を出力することを特徴と
    する請求項4に記載の通信端末装置。
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