JP3177161B2 - ガスコンロ - Google Patents

ガスコンロ

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JP3177161B2
JP3177161B2 JP16727296A JP16727296A JP3177161B2 JP 3177161 B2 JP3177161 B2 JP 3177161B2 JP 16727296 A JP16727296 A JP 16727296A JP 16727296 A JP16727296 A JP 16727296A JP 3177161 B2 JP3177161 B2 JP 3177161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ガスコンロに関
し、特にガスボンベを適宜交換できるようにしたカセッ
ト式ガスコンロに関するものである。
【0002】
【従来の技術】多人数が会食する場所において、多数の
カセット式ガスコンロが使用されることがある。このよ
うな多数のガスコンロの使用後に、戸棚や倉庫等に収納
する際には、無包装のまま上下に積み重ねて収納するこ
とがある。
【0003】図6(a)はカセット式ガスコンロ1を裏
返した状態を示し、同図(b)はそのガスコンロ1と同
種のものを、正常な姿勢で上下に複数台積み重ねた状態
を示す。ガスコンロ1の器体2の底板3は平坦ではな
く、図6(a)に示すように部分的な凸部4等が存在す
る。このため、積み重ねた状態においてその凸部4等が
下位のガスコンロ1の五徳5の上に載るため、上位のガ
スコンロ1が傾き、不安定となる。その他、図中6は支
持脚、7はガスボンベ収納部である。
【0004】上記のような問題点を解消するために、実
公平7−40892号公報に示されているように、底板
に五徳の脚に合致する逃げ穴を設けておき、ガスコンロ
を積み重ねる場合には、五徳及びこれと一体の汁受皿を
取外して、その器体の底面に取付けることにより、五徳
の脚を上記の逃げ穴に挿入するようにしたカセット式ガ
スコンロが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成に
よると、積み重ねの際に各ガスコンロごとに五徳付きの
汁受皿を取外して底板の下面に重ねる面倒な作業が必要
となる。特に使用直後においては、五徳が熱くなってい
るので、一層面倒である。
【0006】更に、使用の際は収納の際と逆の作業を行
って取付ける必要があり面倒であるばかりでなく、取付
ける際に五徳付き汁受皿が誤って上下逆向きになること
を防止する手段をガスコンロに設けなければならない問
題がある。
【0007】また、上記のような作業を行って積み重ね
たとしても、上下のコンロ間に嵌合構造が設けられてい
ないので横滑りして積み重ねが不安定となる欠点もあ
る。更に、上記のごとき逃げ穴を底板に設けると、底板
の強度低下の原因になる。
【0008】そこで、この発明は上記のごとき問題点を
解消したガスコンロを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、この発明は、器体の上面に五徳を一体に設けた汁
受皿を載せ、上記器体の底板下面に所要数の支持脚を取
付け、同一形状の他のガスコンロと積み重ねて収納する
ようにしたガスコンロにおいて、上記支持脚の位置を下
位のガスコンロの五徳の各五徳脚先端部に対応する位置
に設け、該支持脚の下面に接地面より一段凹入した五徳
脚支持面を形成し、上記接地面と五徳脚支持面との間の
段部に五徳脚の嵌合部を設けた構成としたものである。
【0010】上記の構成によると、上下に同種のガスコ
ンロを積み重ねた場合、下位のガスコンロの五徳脚の上
に上位のガスコンロの支持脚が載るので、上位のガスコ
ンロの底板の凸部が下位の五徳脚上に載ることが避けら
れる。また、各五徳脚の先端部は支持脚下面の嵌合部に
合致するので、横滑りすることが避けられる。
【0011】また、上記の嵌合部を、上記五徳脚の一側
面と先端面が嵌合するコーナにより形成し、そのコーナ
を上記支持脚の取付け位置と、各五徳脚先端部との位置
関係により定まる位置に設けた構成とすることができ
る。
【0012】更に、上記の五徳脚先端部が1つの正方形
の4隅部を含む位置に配置され、上記の支持脚のうち3
箇所の支持脚が1つの長方形の3つの隅部を含む位置に
配置され他の1箇所の支持脚が残りの隅部より内方に偏
位した位置に配置される場合において、上記各支持脚の
嵌合部を形成するコーナが4箇所に形成され、そのうち
2箇所のコーナは一定の基準線からの距離が最大、1箇
所のコーナは最小、他の1箇所のコーナはこれらの中間
の長さとなるよう上記基準線からの距離が3段階に形成
した構成とすることができる。
【0013】
【実施の形態】以下、添付図面に基づいて説明する。
【0014】図1に示すように、実施形態のカセット式
ガスコンロ11の底面の構造を除き、他の構造は従来の
場合と同様である。
【0015】即ち、このカセット式ガスコンロ11は、
器体12の上面に、ノズル13を取囲んだ汁受皿14が
着脱自在に載せられ、その汁受皿14に五徳15が一体
に設けられる。また器体12の一側部にガスボンベ収納
部16が設けられる。
【0016】上記の五徳15は、4本の五徳脚17を有
し、各五徳脚17は、五徳15の中心点O(図2参照)
で直交する2直線A、B上に配置され、かつ各先端部は
中心点Oから等距離にある。即ち、各先端部は一つの正
方形Pの4隅部を含む位置に配置される。
【0017】なお、上記の直線A、Bは、器体12の側
辺に平行なX線及び前記の中心点Oで直交するY線に対
し、それぞれ45度の傾きをもつ。
【0018】器体12の底板18の下面には、上記の五
徳脚17の先端部の位置に対応して4箇所に同一形状の
支持脚19が取付けられる。各支持脚19は、合成樹脂
製のものであり、図3に示すように、円形部21と方形
部22とを平面的に組合せた形状をなし、円形部21の
裏面中央に固定脚23が設けられ、その固定脚23のま
わりに上下方向の位置決め用の円筒部24が設けられ
る。更に、方形部22の裏面に回り止め用の突起25が
設けられる。
【0019】上記円形部21の表面には、その円弧に沿
った接地面26が形成される。その接地面26の内側に
段部27が形成され、その段部27によって区画された
五徳脚支持面28が一段凹入して円形部21から方形部
22にわたり形成される。
【0020】いま、説明の便宜のために、図3(a)に
示すように、前記の円形部21の中心O’を通り、その
円形部21及び方形部22を2分する線を中心線M、そ
の中心線Mと直交し、方形部22の端辺を通る線を基準
線Nと称することとする。
【0021】前記の段部27は、中心線Mの両側の円弧
辺にわたり形成され、その一方の端部から他方の端部へ
順に、第1コーナ31、第2コーナ32、第3コーナ3
3、第4コーナ34が形成される。これらの各コーナ3
1〜34は、いずれも中心線Mと平行な辺と基準線Nと
平行な辺とが90度で突き合う部分において五徳脚支持
面28側に形成される。
【0022】上記の第1コーナ31は、基準線Nから距
離aだけ離れ、第2コーナ32と第3コーナ33は同じ
距離bだけ離れ、第4コーナ34は距離cだけ離れる。
これらの距離a〜cの大きさの関係は、b>a>cであ
り、また、第2コーナ32と第3コーナ33は、中心線
Mを基準に対称形状をなし、両方のコーナ32、33の
基準線Nと平行な辺が連続する。更に、各コーナ32、
33の中心線Mと平行な辺が、第1コーナ31と第4コ
ーナ34の基準線Nと平行な各辺と直交する。その結果
段部27は全体として方形部22側に開放されたコの字
形の両側に、第1コーナ部31と第4コーナ部34を形
成した形状をなす。
【0023】上記の支持脚19は、図4(a)に示すよ
うに、接地面26を下に向けてその固定脚23を底板1
8の取付け穴35に挿入したのち、その先端を加熱溶融
して抜止めヘッド36を形成し、更に円筒部24を底板
18の下面に当て、更に突起25を底板18の位置決め
穴37に嵌入することにより底板18に固定される。
【0024】上記の各支持脚19は、図2に示すように
長方形の底板18のコーナ部に接近した位置に配置され
る。いま、前述のXY線で区分された底板18の部分の
うち、図2の右上の範囲を第1象現I、左上の範囲を第
2象現II、左下の範囲を第3象現III 、右下の範囲を第
4象現IVと称する。
【0025】これらの各象現IからIVに配置される4つ
の支持脚19は、底板18の各コーナ部分において、そ
の中心線Mが各コーナ部分の2等分線と一致し、かつそ
の方形部22が内側を向くよう設置される。これらの各
支持脚19は、円形部21の円弧辺が一つの長方形Qの
4隅部分に属するように配置することを原則とするが、
この実施形態の場合は、第1象現Iの支持脚19のみ
が、他の部品の配置等の構造的制約を受けて中心線M上
で若干内方へ偏位した位置に配置される。
【0026】上記のごとき支持脚19の配置に対して前
述の五徳15はその中心Oがガスボンベ収納部16の反
対側の側辺16’に片寄った状態に配置される。このた
め、長方形Qに対して正方形Pは、側辺16’側に偏位
し、その結果第2象現IIと第3象現III の支持脚19に
対する五徳脚17の接触長さが最も長くなり、従って基
準線Nから最大の距離bにある前述の第2コーナ32と
第3コーナ33にそれぞれ嵌合される。
【0027】また、第4象現IVにおいては、支持脚19
に接する長さが最も短くなり、従って基準線Nから最小
の距離cにある第4コーナ34に嵌合される。この場
合、五徳脚17との円形部21との接触範囲が狭くなる
が、方形部22により接触範囲を確保している。
【0028】第1象現Iにおいては、その支持脚19が
若干内方へ偏位しているため、接触長さが中程度とな
り、従って基準線Nから中間の大きさの距離aにある第
1コーナ31に嵌合される。この場合も方形部22によ
り接触範囲を拡げている。
【0029】なお、第1象現Iの支持脚19が原則通り
の位置(前記の長方形Qのコーナ部、図2の二点鎖線参
照)に存在する場合は、図5に示すように、第1コーナ
31の距離はcとなり、第4コーナ34の距離cと一致
する。その結果、支持脚19の段部の形状は、中心線M
を基準として対称形になる。
【0030】実施形態のカセット式ガスコンロ11は以
上のごときものであり、これを上下に積み重ねると、図
4(b)に示すように下位のガスコンロ11の五徳脚1
7が上位の支持脚19の各コーナ31〜34に嵌合す
る。ガスコンロ11の底板18に下方へ突き出した部分
などがあっても支持脚19の高さ内に含まれるので、そ
の部分が五徳脚17の上に載ることはなく、従って、ガ
スコンロ11は水平に積み重ねられる。
【0031】また、各五徳脚17は支持脚19の各コー
ナ31〜34にそれぞれ嵌合するので、上下のガスコン
ロ11が横滑りすることを防止する。
【0032】なお、上記の実施形態では、同一形状の支
持脚19を使う構造について述べたが、支持脚19は必
ずしも同一形状でなくてもよく、五徳形状に合う任意の
形状のものを使用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、下位
のガスコンロの五徳脚の上に上位のガスコンロの支持脚
を載せるようにしたので、各ガスコンロが水平に積み重
ねられ、更に、その支持脚に五徳脚を嵌合するようにし
たので、ガスコンロの横滑りが防止でき、五徳付汁受皿
を取外さなくても安定よく積み重ねることができる。
【0034】また、支持脚の下面に、支持脚の取付け位
置と各五徳脚先端部との位置関係により定まる位置に、
コーナを有する段部を設けた構成とすることにより、全
ての支持脚を同一形状とすることができる。このため、
積み重ねの安定性の良い支持脚を低コストで提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のカセット式ガスコンロの斜視図
【図2】同上の支持脚配置図
【図3】(a)同上の支持脚の平面図 (b)同上の支持脚の底面図 (c)同上の支持脚の断面図 (d)同上の支持脚の斜視図
【図4】(a)同上の支持脚取付け部分の断面図 (b)同上の積み重ね状態の正面図
【図5】同上の支持脚の他の配置図
【図6】(a)従来例のカセット式ガスコンロの裏返し
状態の斜視図 (b)同上の積み重ね状態の正面図
【符号の説明】
11 カセット式ガスコンロ 12 器体 13 ノズル 14 汁受皿 15 五徳 16 ガスボンベ収納部 16’ 側辺 17 五徳脚 18 底板 19 支持脚 21 円形部 22 方形部 23 固定脚 24 円筒部 25 突起 26 接地面 27 段部 28 五徳脚支持面 31 第1コーナ 32 第2コーナ 33 第3コーナ 34 第4コーナ 35 取付け穴 36 抜止めヘッド 37 位置決め穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 3/14 F24C 15/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体の上面に五徳を一体に設けた汁受皿
    を載せ、上記器体の底板下面に所要数の支持脚を取付
    け、同一形状の他のガスコンロと積み重ねて収納するよ
    うにしたガスコンロにおいて、上記支持脚の位置を下位
    のガスコンロの五徳の各五徳脚先端部に対応する位置に
    設け、該支持脚の下面に接地面より一段凹入した五徳脚
    支持面を形成し、上記接地面と五徳脚支持面との間の段
    部に五徳脚の嵌合部を設けたことを特徴とするガスコン
    ロ。
  2. 【請求項2】 上記の嵌合部を、上記五徳脚の一側面と
    先端面が嵌合するコーナにより形成し、そのコーナを上
    記支持脚の取付け位置と、各五徳脚先端部との位置関係
    により定まる位置に設けたことを特徴とする請求項1に
    記載のガスコンロ。
  3. 【請求項3】 上記の五徳脚先端部が1つの正方形の4
    隅部を含む位置に配置され、上記の支持脚のうち3箇所
    の支持脚が1つの長方形の3つの隅部を含む位置に配置
    され他の1箇所の支持脚が残りの隅部より内方に偏位し
    た位置に配置される場合において、上記各支持脚の嵌合
    部を形成するコーナが4箇所に形成され、そのうち2箇
    所のコーナは一定の基準線からの距離が最大、1箇所の
    コーナは最小、他の1箇所のコーナはこれらの中間の長
    さとなるよう上記基準線からの距離が3段階に形成され
    たことを特徴とする請求項2に記載のガスコンロ。
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