JP3177075U - 配電板用端子取付構造 - Google Patents

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株式会社日本ロック
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Abstract

【構成】配電板にブラケットと端子とをボルトによって共締めする配電板用端子取付構造において、前記端子を前記ブラケットに各々のボルト穴をほぼ一致させた状態でかしめ固定し、これらのボルト穴に前記ボルトを貫通させ共締めするようにした配電板用端子取付構造である。
【効果】各々のボルト穴にボルトを貫通する際にこれらのボルト穴がずれていることはない。ボルト挿入時に、従来必要とした各々のボルト穴の位置を合わせる工程は全く不要となり、この結果、端子取付作業の作業能率を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

この考案は配電板用端子取付構造に関し、主として、車両用配電板にブラケットと端子とボルトによって共締めする際に使用される。
従来におけるこの種の端子取付構造においては、ブラケットに端子を各々のボルト穴を略一致させた状態で重ねておき、これらの穴にボルトを挿入し、ねじ止めすることによってブラケットと端子とを配電板に共締めしていた。
特開2001−076786号公報
しかしながら、かかる端子取付構造にあっては、単に、ブラケットに端子を重ねておくだけであったので、各々のボルト穴がズレ易く、この結果、ボルト挿入時に、再度、互いのボルト穴を合わせる工程が必要となり、よって、端子取付作業の作業能率を向上させにくいという不都合を有した。
この不都合を解消することがこの考案の課題である。
前記課題を達成するために、この考案に係る配電板用端子取付構造においては、配電板にブラケットと端子とをボルトによって共締めする配電板用端子取付構造において、前記端子を前記ブラケットに各々のボルト穴をほぼ一致させた状態でかしめ固定し、これらのボルト穴に前記ボルトを貫通させ共締めするようにしたものである。



この場合、前記ブラケットにかしめ片と支持片とを設け、前記支持片によって前記端子を位置決めした状態で前記かしめ片によって前記端子をかしめることもできる。
また、前記かしめには僅かに遊びを設けることができる。
さらに、前記端子をアース端子にするとともに前記ブラケットをハーネス支持用ブラケットにすることができる。
この考案に係る配電板用端子取付構造は上記のように構成されているため、即ち、配電板にブラケットと端子とをボルトによって共締めする配電板用端子取付構造において、前記端子を前記ブラケットに各々のボルト穴をほぼ一致させた状態でかしめ固定し、これらのボルト穴に前記ボルトを貫通させ共締めするようにしたため、各々のボルト穴にボルトを貫通する際にこれらのボルト穴がずれていることはないものである。
よって、この考案にかかる配電板用端子取付構造を使用すれば、ボルト挿入時に、従来必要とした各々のボルト穴の位置を合わせる工程は全く不要となり、この結果、端子取付作業の作業能率を向上させることができる。
この場合、前記ブラケットにかしめ片と支持片とを設け、前記支持片によって前記端子を位置決めした状態で前記かしめ片によって前記端子をかしめるようにすれば、ブラケットのかしめ片をかしめるにあたって各々のボルト穴の位置決めがしやすいものである。
また、前記かしめに僅かに遊びを設ければ、各々のボルト穴の位置が多少ズレていてもボルトを挿入することによってこれらのボルト穴の位置を合わせることができるものである。
さらに、前記端子をアース端子にするとともに前記ブラケットをハーネス支持用ブラケットにすれば、アース端子とハーネス支持用ブラケットとを配電板にボルトによって共締めする際に使用することができる。
この考案に係る配電板用端子取付構造においては、実施するにあたって下記の構成に最も主要な特徴を有する。
「配電板」には主として車両における電気系統の配電板が該当する。
「端子」には例えばアース端子が該当する。
「ブラケット」には例えばハーネス支持用ブラケットが該当する。
「かしめ」はブラケットにかしめ片と支持片とを設け、支持片によって端子を位置決めした状態でかしめ片によって端子をかしめる。
かしめの際には、僅かに遊びを設けるのが望ましい。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はこの考案にかかる端子をブラケットにかしめた状態の斜視図、図2は同配電板用端子取付構造の斜視図、図3は同反対方向からの斜視図である。
図1において、10はハーネス支持用ブラケット(この考案の「ブラケット」に相当する)、11はそのボルト穴である。12は支持片であり前記ブラケットにおける先端部の片側端縁に立設されている。また、13は端子かしめ片(この考案の「かしめ片」に相当する)であり、前記ブラケットの先端部における前記支持片12と反対側の側端縁に立設されている。これらの支持片12と端子かしめ片13は互いに対向している。
20はアース端子(この考案の「端子」に相当する)であり、前記ハーネス支持用ブラケットの上面に重ねられている。この状態で前記アース端子20のボルト穴21は、前記ハーネス支持用ブラケット10のボルト穴に略一致している。
22、22はハーネスかしめ部であり、前記アース端子20の先端部に設けられている。このかしめ部22、22によってハーネス30、30、…が前記アース端子にかしめられ電気的に接続されている。
図1に示すように、前記ハーネス支持用ブラケット10に前記アース端子20を各々のボルト穴11、21がほぼ一致した状態で重ね、その後に、前記ハーネス支持用ブラケット10の支持片12に、前記ハーネスかしめ部22を当接する。この状態で前記端子かしめ片13を内側に折り曲げ、前記アース端子20のハーネスかしめ部22、22に巻きかけることによって、前記ハーネス支持用ブラケット10に前記アース端子をかしめ固定する。この際、僅かな遊びを残しておくのが良い。
次に、図2及び図3においてAは配電板、60はその取付ナット部である。
前記ハーネス支持用ブラケット10に前記アース端子20をかしめ固定したものの各々のボルト穴11、21にボルト50を挿入し、前記取付ナット部60に締め付け固定する。前記ハーネス支持用ブラケット10と前記アース端子20とは、前記ボルト50によって前記配電板Aに共締めされた状態となる。
この時、僅かなボルト穴11、21のズレは前記ボルト50の挿入によって修正される。
なお、図2及び図3において、31は締め付けバンドであり、ハーネス32、32、…を前記ハーネス支持用ブラケット10に固定するためのものである。
この考案に係る配電板用端子取付構造は、各々のボルト穴にボルトを貫通する際にこれらのボルト穴がずれていることはないため、ボルト挿入時に、従来必要とした各々のボルト穴の位置を合わせる工程は全く不要となり、この結果、端子取付作業の作業能率を向上させることができる。産業上の利用可能性は高いものである。
図1はこの考案にかかる端子をブラケットにかしめた状態の斜視図である。 図2は同配電板用端子取付構造の斜視図である。 図3は同反対方向からの斜視図である。
A … 配電板
10 … ハーネス支持用ブラケット
11 … ボルト穴
12 … 支持片
13 … 端子かしめ片
20 … アース端子
21 … ボルト穴
22 … ハーネスかしめ部
30 … ハーネス
31 … 締め付けバンド
32 … ハーネス
50 … ボルト
60 … 取付ナット部


Claims (4)

  1. 配電板にブラケットと端子とをボルトによって共締めする配電板用端子取付構造において、前記端子を前記ブラケットに各々のボルト穴をほぼ一致させた状態でかしめ固定し、これらのボルト穴に前記ボルトを貫通させ共締めすることを特徴とする配電板用端子取付構造。
  2. 前記ブラケットにかしめ片と支持片とを設け、前記支持片によって前記端子を位置決めした状態で前記かしめ片によって前記端子をかしめることを特徴とする請求項1の配電板用端子取付構造。
  3. 前記かしめには僅かに遊びがあることを特徴とする請求項1または請求項2の配電板用端子取付構造。
  4. 前記端子がアース端子であるとともに前記ブラケットがハーネス支持用ブラケットであることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3の配電板用端子取付構造。




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