JP3176313B2 - Pllシンセサイザ回路 - Google Patents

Pllシンセサイザ回路

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JP3176313B2 JP08308297A JP8308297A JP3176313B2 JP 3176313 B2 JP3176313 B2 JP 3176313B2 JP 08308297 A JP08308297 A JP 08308297A JP 8308297 A JP8308297 A JP 8308297A JP 3176313 B2 JP3176313 B2 JP 3176313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に携帯電話等の
移動通信装置に用いられるPLLシンセサイザ回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、PLLシンセサイザ回路は、移動
通信システムの不感地対策用として小型基地局等に使用
されている。例えば、特開平5−335944号公報に
は、この種のPLLシンセサイザ回路に係わる技術が開
示されている。このPLLシンセサイザ回路は、送信機
ループにおいて、電圧制御発振器より出力される出力信
号を送信機と位相比較機にそれぞれ入力し、送信特性を
重視したフィルター部を介して制御電圧を電圧制御発振
器に入力して発振周波数を制御する。
【0003】また、基地局電界監視用受信機ループにお
いては、基地局電界監視用受信機が非動作にも関わら
ず、電圧制御発振器に電源が常に印加されており無駄な
電力を消費している。同様に、基地局電界監視用受信機
動作時は、電源電圧制御発振器より出力される出力信号
を基地局電界監視受信機と位相比較機にそれぞれ入力
し、基地局監視受信機特性を重視したフィルター部を介
して制御電圧を電圧制御発振器へ入力して発振周波数を
制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように複数の周波
数を扱う移動通信機の場合、複数のPLLシンセサイザ
回路が必要となるため以下のような問題点がある。 回路規模が大きくなる。 非動作側の電圧制御発振器にも電源電圧が印加され
ているため、無駄な消費電力を消費する。 PLLシンセサイザ回路間においてスプリアス等に
よる干渉が発生する. 非動作時には電圧制御発振部に制御電圧が印加され
ていないため、瞬時に所定周波数に追従することができ
ない。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的とするものである。 回路規模を縮小させる。 低消費電力化を図る。 スプリアス等による干渉を抑える。 周波数の切替時における発振周波数の収束時間の短
縮化を図る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段として、何れかが動作状態とされる第1
及び第2のPLLループを備えたPLLシンセサイザ回
路において、第1のPLLループを構成する第1の電圧
制御発振部と第2のフィルター部とを第2のPLLルー
プを構成する第2の電圧制御発振部と第2のフィルター
部と切り替えることにより、位相比較器と基準発振器と
を第1のPLLループと第2のPLLループとで共有す
るという手段が採用される。第2の手段として、第1の
フィルター部にはS/N特性に優れたものを使用し、第
2のフィルター部には高速切り替え特性の優れたものを
使用するという手段が採用される。第3の手段として、
第1のPLLループが動作状態にあるときには、第2の
電圧制御発振部への電源供給を停止し、第2のPLLル
ープが動作状態にあるときには、第1の電圧制御発振部
への電源供給を停止するという手段が採用される。第4
の手段として、動作状態に移行したときの第1あるいは
第2の電圧制御発振部の立ち上がり特性を向上させるよ
うに、非動作状態にある第1あるいは第2フィルター部
に制御電圧を印加する制御信号発生部を具備するという
手段が採用される。第5の手段として、制御信号発生部
は、非動作状態にある第1あるいは第2の電圧制御発振
部において次に設定すべき周波数相当の制御電圧を予め
記憶し、該制御電圧を非動作状態にある第1あるいは第
2フィルター部に出力するという手段が採用される。第
6の手段として、制御信号発生部は、上位装置からの情
報に基づいて次に設定すべき圧制御発振部の制御電圧を
出力するという手段が採用される。第7の手段として、
制御信号発生部は、前回の非動作状態において出力した
制御電圧を保持し、次の非動作状態において保持してい
た制御電圧を非動作状態にある第1あるいは第2フィル
ター部に出力するという手段が採用される。第8の手段
として、移動通信装置に適用するという手段が採用され
る。第9の手段として、移動通信装置が受信状態にある
場合に第1のPLLループが動作状態とされ、送信状態
にある場合に第2のPLLループが動作状態とされると
いう手段が採用される。
【0007】
【作用】この構成によって、1つの位相比較器で2つの
PLLループを構成することにより回路規模を縮小さ
せ、制御部の制御信号により非動作側の電圧制御発振器
の電源電圧をOFFして低消費電力化を図り、更に、ス
プリアス等による干渉を受けずに済むと共に、切替時の
収束時間の短縮を図る作用がある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
わるPLLシンセサイザ回路の一実施形態について説明
する。なお、本実施形態は、移動通信装置に適用される
PLLシンセサイザ回路に係わるものである。
【0009】〔1〕構成の説明 まず、図1を参照して、本実施形態の機能構成を説明す
る。なお、この実施形態は、第1の発振部の信号を送信
機用局部発振部として用い、第2の発振部の信号を複数
の上り受信波の電界レベルを高速でサーチする基地局電
界監視用受信機の局部発振部として用いる場合に関する
ものである
【0010】送信機PLLループ1(第1のPLLルー
プ)において、位相比較器2は、基準発振部8より発振
する基準信号3と電圧制御発振部4の出力の位相差を常
に比較して、この位相差に応じた出力信号5を切替部6
を経由してフィルター部7へ入力する。フィルター部7
は、S/N特性の優れたフィルターであり切替部6によ
り切り替えられた出力信号5をフィルタリングして電圧
制御発振部4へ制御電圧9として入力する。上記電圧制
御発振部4は、制御電圧9により周波数制御される発振
器であり、その出力信号11は、切替部12を経て位相
比較器2に入力されるとともに、送信機13へ入力され
る。
【0011】一方、基地局電界監視用受信機ループ19
(第2のPLLループ)に切り替わった場合において
は、位相比較器2は、基準発振部8より発振する基準信
号3と電圧制御発振部16の出力の位相差を常に比較
し、この位相差に応じた出力信号5を切替部6を経由し
てフィルター部14へ入力する。フィルター部14は、
高速切り替え特性の優れたフィルターであり、切替部6
により切り替えられた出力信号15をフィルタリングし
て電圧制御発振部16へ制御電圧17として入力する。
【0012】電圧制御発振部16は、制御電圧17によ
り周波数制御される発振器であり、その出力信号18
は、切替部12を経由して位相比較器2に入力されると
ともに、基地局電界監視用受信機20へ入力される。
【0013】また、電源31は、切替部32を動作させ
るために電圧を印加し、切替部32は、制御部22より
出力される制御信号33を入力して各発振部の電源2
4,25をON/OFFさせるための制御信号26,2
7を送信機13及び基地局電界監視受信機20の動作に
応じて切り替える。この制御部22は、切替部6及び切
替部12を動作側に切り替えるための制御信号23と、
切替部38を非動作側に切り替えるための制御信号37
と、切替部32を切り替えるための制御信号33を出力
する。
【0014】一方、制御信号発生部40は、固定電圧2
8を抵抗29,30により分圧して得られる基準電圧1
0を非動作側の発振部の制御電圧として切替部38へ出
力する。
【0015】ここで、図2は、この制御信号発生部40
の他の構成例を示すブロック図である。この図におい
て、制御信号発生部部40aは、記憶部35と信号発生
部36とD/Aコンバータ39とによって構成される。
記憶部35は、例えば、図3あるいは図4に示されるよ
うに、発振部の許容範囲内の周波数と制御電圧との関係
がデータとして予め記憶されている。信号発生部36
は、記憶部35から次に設定する周波数相当の電圧値を
読み出す。D/Aコンバータ39は、周波数相当の電圧
値(デジタル値)に基づき基準電圧10(アナログ値)
を発生して、非動作側のフィルター部により充電され、
切り替え動作後の発振部の立ち上がり特性を向上させ
る。
【0016】図5は、上記制御信号発生部40aの変形
例を示す図である。この制御信号発生部部40bは、記
憶部35に対して上位装置からCH情報34を与え、記
憶部35に記憶された上記データに基づいて次に設定す
る周波数相当の電圧値を読み出して非動作側の発振部へ
供給する。
【0017】また、図6は、上記制御信号発生部40の
さらに他の構成例を示すブロック図である。この図に示
すように、制御信号発生部部40cは、信号発生部36
とサンプルホールド部41とから構成される。信号発生
部36は、再び切り替えた後に前回設定した電圧値を読
み出す。サンプルホールド部41は、前回設定した基準
電圧10を保持し、再動作後に同じ基準電圧10を切替
部38に出力するものである。
【0018】〔2〕動作の説明 次に、このような構成のPLLシンセサイザ回路の動作
について説明する。まず、送信機13の動作時において
は、制御部22から出力される制御信号23により、切
替部6と切替部12が送信機PLLループ1側に切り替
わってループを構成する。また、制御部22から出力さ
れる制御信号33により、切替部32は、電圧制御発振
部4の電源24をONするための制御信号26と電圧制
御発振部16の電源25をOFFするための制御信号2
7をそれぞれ出力し、電圧制御発振部4を動作させると
ともに電圧制御発振部16を動作停止させる。このよう
に動作状態を設定することにより、スプリアス等の干渉
を回避することができるとともに、消費電力の低減を図
ることができる。
【0019】更に、この状態において非動作側、即ち基
地局電界監視受信機側においては、動作時に瞬時に周波
数が追従できるように制御信号発生部40より構成され
る固定電圧28(例えば+5V)に抵抗29(例えば2
kΩ)と抵抗30(例えば3kΩ)により分圧された基
準電圧10(例えば+3V)を生成して切替部38に印
加することにより、図4に示すような使用周波数(例え
ばf4〜f6:900MHz〜920MHz)内のポイン
ト(例えばf5=910MHz)で動作時に瞬時に使用
する周波数へ追従することが可能となる。
【0020】一方、基地局電界監視用受信機20の動作
時においては、制御部22から出力される制御信号23
により、切替部6と切替部12とが基地局電界監視用受
信機PLLループ19側に切り替わってループを構成す
る。また、制御部22から出力される制御信号33によ
り、切替部32は電圧制御発振部16の電源25をON
するための制御信号27と電圧制御発振部4の電源24
をOFFするための制御信号26を出力し電圧制御発振
部16を動作させるとともに電圧制御発振部4を動作停
止させる。この状態によっても、スプリアス等の干渉を
回避することが可能であるとともに消費電力の低減を図
ることができる。
【0021】更に、この状態において非動作側、即ち送
信機側においては動作時に瞬時に周波数が追従できるよ
うに制御信号発生部40より構成される固定電圧28
(例えば+5V)に抵抗29(例えば2kΩ)と抵抗3
0(例えば3kΩ)により分圧された基準電圧10(例
えば+3V)を得て切替部38に印加することにより、
図3に示すような使用周波数(例えばf1〜f3:810
MHz〜830MHz)内のポイント(例えばf2=8
21MHz)で動作時に瞬時に使用する周波数へ追従す
ることが可能となる。
【0022】なお、PLLシンセサイザ回路が上記制御
信号発生部40aを備えている場合、送信機13の動作
時においては、記憶部35より非動作側の受信電界監視
受信機20が次に設定する周波数(例えばf8=912
MHz)となるような基準電圧10(例えばV8=3.
3V)を切替部38を経由してフィルター部14に印加
・充電しておくことにより、動作が切り替わった後に便
用する周波数に瞬時に追従することができる。
【0023】また、この場合において、基地局電界監視
受信機20の動作時には、記憶部35から非動作側の送
信機13が次に設定する周波数(例えばf7=820M
Hz)になるような基準電圧10(例えばV7=2.8
V)を切替部38を経由してフィルター部14に印加・
充電しておくことにより、動作が切り替わった後に使用
する周波数を瞬時に追従できる。
【0024】さらに、PLLシンセサイザ回路が上記制
御信号発生部40bを備えている場合、送信機13の動
作時においては、上位装置からのCH情報(例えば基地
局電界監視受信機が動作する際に設定する周波数を例え
ばf10=905MHzとすることにより、記憶部35か
ら図4より示される基準電圧10(例えばV10=2.6
V)を切替部38を経由して電圧制御発振部16に入力
して、次の動作時に使用したい周波数に瞬時に追従させ
ることが可能である。
【0025】同様にして、基地局電界監視受信機20の
動作時においては、上位装置からのCH情報(例えば送
信機が動作する際に設定する周波数をf9=818MH
zとする。)により記憶部35から図3より示される基
準電圧10(例えばV9=2.6V)を切替部38を経
由して電圧制御発振部4に入力して、次の動作時に使用
したい周波数に瞬時に追従することが可能である。
【0026】更にまた、PLLシンセサイザ回路が制御
信号発生部40cを備えている場合、送信機13の動作
時においては、図3に示されるように、動作時の周波数
(例えばf7=820MHz)のときの制御電圧(例え
ばV7=2.8V)が非動作状態になったときにサンプ
ルホールド部41に電圧を保持させて、再び動作する際
に、この制御電圧(例えばV7=2.8V)を切替部3
8に印加することにより、瞬時に使用したい周波数に追
従させることが可能である。
【0027】同様にして、基地局電界監視受信機20の
動作時においては、図4に示されるように、動作時の周
波数(例えばf11=915MHz)のときの制御電圧
(例えばV11=3.6V)が非動作状態になったときに
サンプルホールド部41に電圧を保持させて、再び動作
する際に、この制御電圧(例えばV11=3.6V)を切
替部38に印加させることにより、瞬時に使用したい周
波数に追従させることが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるP
LLシンセサイザ回路によれば、以下のような効果を奏
する。 (1)1つの位相比較器と基準発振器を用いて各々の特
性を満足する第1あるいは第2のフィルター部を選択す
るので、回路規模を縮小させることが可能である。 (2)非動作側の電圧制御発振部の電源を供給停止状態
とすることにより消費電力の低減を図ることが可能であ
る。 (3)第1及び第2のPLLループ間のスプリアス等に
よる干渉を抑えることが可能である。 (4)非動作状態のPLLループには、制御電圧が印加
されるので、動作状態に移行した場合に瞬時に使用周波
数に追従することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるPLLシンセサイザ回路の一
実施形態の機能構成を示すブロック図である。
【図2】 図1における制御信号発生部の他の構成例を
示すブロック図である。
【図3】 図1における電圧制御発振部4のV−f特性
を示す特性図である。
【図4】 図1における電圧制御発振部16のV−f特
性を示す特性図である。
【図5】 図1における制御信号発生部の他の構成例を
示すブロック図である。
【図6】 図1における制御信号発生部の他の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1……送信機ループ(第1のPLLループ) 2……位相比較器 3……基準信号 4……電圧制御発振部(第1の電圧制御発振部) 5,11,18……出力信号 6,12,32,38……切替部 7……フィルター部(第1のフィルター部) 8……基準発振器 9,17……制御電圧 10……基準電圧 13……送信機 14……フィルター部(第2のフィルター部) 15……信号 16……電圧制御発振部(第2の電圧制御発振部) 19……基地局電界監視用受信機ループ(第2のPLL
ループ) 20……基地局電界監視用受信機 22……制御部 23,26,27,33,37……制御信号 24,25,31……電源 28……固定電圧 29,30……抵抗 34……CH情報 35……記憶部 36……信号発生部 39……D/Aコンバータ 40,40a,40b,40c……制御信号発生部 41……サンプルホールド部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03L 7/06 - 7/23 H04B 1/02 - 1/04 H04B 1/26 H04B 1/38 - 1/58 H04B 7/24 - 7/26

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 何れかが動作状態とされる第1及び第2
    のPLLループを備えたPLLシンセサイザ回路におい
    て、 第1のPLLループを構成する第1の電圧制御発振部と
    第1のフィルター部とを第2のPLLループを構成する
    第2の電圧制御発振部と第2のフィルター部と切り替え
    ることにより、位相比較器と基準発振器とを第1のPL
    Lループと第2のPLLループとで共有し、 第1のフィルター部はS/N特性に優れ、第2のフィル
    ター部は高速切り替え特性に優れる、 ことを特徴とするPLLシンセサイザ回路。
  2. 【請求項2】 第1のPLLループが動作状態にあると
    きには、第2の電圧制御発振部への電源供給を停止し、
    第2のPLLループが動作状態にあるときには、第1の
    電圧制御発振部への電源供給を停止することを特徴とし
    た請求項1記載のPLLシンセサイザ回路。
  3. 【請求項3】 何れかが動作状態とされる第1及び第2
    のPLLループを備えたPLLシンセサイザ回路におい
    て、 第1のPLLループを構成する第1の電圧制御発振部と
    第1のフィルター部とを第2のPLLループを構成する
    第2の電圧制御発振部と第2のフィルター部と切り替え
    ることにより、位相比較器と基準発振器とを第1のPL
    Lループと第2のPLLループとで共有し、 動作状態に移行したときの第1あるいは第2の電圧制御
    発振部の立ち上がり特性を向上させるように、非動作状
    態にある第1あるいは第2フィルター部に制御電圧を印
    加する制御信号発生部を具備することを特徴としたPL
    Lシンセサイザ回路。
  4. 【請求項4】 動作状態に移行したときの第1あるいは
    第2の電圧制御発振部の立ち上がり特性を向上させるよ
    うに、非動作状態にある第1あるいは第2フィルター部
    に制御電圧を印加する制御信号発生部を具備することを
    特徴とする請求項1または2記載のPLLシンセサイザ
    回路。
  5. 【請求項5】 制御信号発生部は、非動作状態にある第
    1あるいは第2の電圧制御発振部において次に設定すべ
    き周波数相当の制御電圧を予め記憶し、該制御電圧を非
    動作状態にある第1あるいは第2フィルター部に出力す
    ることを特徴とする請求項3または4記載のPLLシン
    セサイザ回路。
  6. 【請求項6】 制御信号発生部は、上位装置からの情報
    に基づいて次に設定すべき電圧制御発振部の制御電圧を
    出力することを特徴とした請求項3または4記載のPL
    Lシンセサイザ回路。
  7. 【請求項7】 制御信号発生部は、前回の非動作状態に
    おいて出力した制御電圧を保持し、次の非動作状態にお
    いて保持していた制御電圧を非動作状態にある第1ある
    いは第2フィルター部に出力することを特徴とする請求
    項3または4記載のPLLシンセサイザ回路。
  8. 【請求項8】 移動通信装置に適用することを特徴とす
    る請求項1ないし7いずれかに記載のPLLシンセサイ
    ザ回路。
  9. 【請求項9】 移動通信装置が受信状態にある場合に
    2のPLLループが動作状態とされ、送信状態にある場
    合に第1のPLLループが動作状態とされることを特徴
    とする請求項8記載のPLLシンセサイザ回路。
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