JP3176309U - マルチパック - Google Patents

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康志 中谷
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レンゴー・リバーウッド・パッケージング株式会社
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Abstract

【課題】再包装を容易に行うことができ、かつ飲料、缶を複数本まとめて確実に固定できる紙製のマルチパックを提供する。
【解決手段】天板1の両側に側板2及び底板3を順次連設して複数本の缶Cを包み込み、底板3同士を差込片4の差込穴5への差し込みにより係合させ、底板3から側板2の下部にかけて、固定片8を切込により形成する。さらに、固定片8の基部及び中間部に折目線9,10を入れ、固定片8を折目線9,10に沿ってZ字状に折り曲げ、固定片8の先端部を缶Cの底部の凹部周縁に係合させ、端面から缶Cを抜け止めしてマルチパックを構成する。また、前記固定片8の少なくとも中間部の折目線10を、1本の単線部10aと、その端から2本に分岐する分岐部10bとから成るもののように、幅方向の一直線から振れたものとし、固定片8の折曲部の反発力が維持されるようにする。
【選択図】図2

Description

この考案は、ビール等の飲料缶を複数本纏めて包装する紙製のマルチパックに関するものである。
一般に、この種のマルチパックとして、図7に示すように、耐水性の板紙から成り、天板50の両側に側板51及び底板52を順次連設して複数本の缶Cを包み込み、底板52同士を差込片53の差込穴54への差し込みにより係合させ、側板51の端縁から延出した折込片55を折り込み、その上下端から天板50及び底板52のコーナー部に繋がる抱持片56を缶Cの外周に沿わせて缶Cを端面から抜け止めし、天板50の押込片57を押し込んで形成される指入穴に指を入れて持ち運べるようにしたものが使用されている。
ところが、このようなマルチパックは、包装完了後、包装工程での缶の損傷がないか検査するため、包装を解いて缶を取り出すと、手作業で再包装することが難しい。
その対策として、下記特許文献1には、図8に示すように、底板52から側板51の下部にかけて、固定片58を切込により形成し、固定片58の基部及び中間部の幅方向に延びる各1本の折目線59,60を設け、固定片58を折目線59,60に沿ってZ字状に折り曲げ、固定片58の先端部を缶Cの底面の凹部周縁に係合させることにより、上記のようなマルチパックの折込片55及び抱持片56を省略しても、缶Cが抜け止めされるようにし、検査時に缶Cの包装を解いた後、手作業で容易に再包装できるようにしたものが記載されている。
登録実用新案第3165082号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたようなマルチパックでは、一旦折り曲げが復元した固定片58を再度折り曲げて、缶Cを包装すると、固定片58の折曲部の反発が弱まり、缶Cの固定力が低下するおそれがある。
そこで、この考案は、再包装を容易に行うことができ、かつ、缶を確実に固定できるようにすることを課題とする。
上記のような課題を解決するため、この考案は、天板の両側に側板及び底板を順次連設して複数本の缶を包み込み、底板同士を差込片の差込穴への差し込みにより係合させ、底板から側板の下部にかけて、固定片を切込により形成し、固定片の基部及び中間部に幅方向の折目線を入れ、固定片を折目線に沿ってZ字状に折り曲げ、固定片の先端部を缶の底部の凹部周縁に係合させ、端面から缶を抜け止めしたマルチパックにおいて、前記固定片の少なくとも中間部の折目線を、幅方向の一直線から振れたものとしたのである。
具体的には、前記固定片の中間部の折目線を、1本の単線部と、その端から2本に分岐する分岐部とから成るものとし、又は、前記固定片の基部及び中間部の折目線を、切目を介しジグザグにずれたものとしたのである。
この考案に係るマルチパックでは、検査後の再包装等に伴い、折曲状態から一旦復元した固定片を再度折り曲げても、固定片の折曲部の反発力が維持されるので、固定片の先端部が缶の底面の凹部周縁に確実に係合し、缶Cを端面から抜け出さないように固定することができる。
この考案の第1実施形態に係るマルチパックのブランクを示す図 同上の包装状態を上方から示す斜視図 同上の包装状態を上下反転して示す斜視図 この考案の第2実施形態に係るマルチパックのブランクを示す図 同上の包装状態を上方から示す斜視図 同上の包装状態を上下反転して示す斜視図 従来の一般的なマルチパックの包装状態を示す斜視図 特許文献1に記載のマルチパックの缶固定部を示す概略断面図
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
第1実施形態に係るマルチパックは、耐水性の板紙から成り、図1に示すようなブランクから形成される。このブランクでは、天板1の両側に側板2及び底板3が順次連設され、一方の底板3に差込片4及び係合片4aが、他方の底板3に差込穴5及び係合穴5aがそれぞれ設けられている。側板2の天板1寄りの端縁には折込片6が連設され、その両端縁と天板1のコーナー部とは抱持片7で繋がれている。
側板2には、缶の外周上部及び下部の傾斜に沿わせるため、天板1との境界寄りに折目線2aが、底板3との境界寄りに折目線2bがそれぞれ入れられ、一方の底板3には、係合片4aと係合穴5aの係合工程を補助するため、折目線3aが入れられている。
両側の底板3から側板2の下部となる部分にかけては、先端が丸みを帯びた固定片8が切込により各側3個ずつ形成され、固定片8の基部及び中間部には、幅方向に延びる折目線9,10がそれぞれ入れられている。
固定片8の中間部の折目線10は、1本の単線部10aと、その端から2本に分岐する分岐部10bとから構成され、中央の固定片8では、単線部10aの両側に分岐部10bが設けられ、両端寄りの固定片8では、単線部10aの内側にのみ分岐部10bが設けられている。
単線部10aと分岐部10bとは、図示のように直線が分岐してY字状をなすもののほか、曲線から成るものとしてもよい。
天板1には、運搬用の指入穴を形成する押込片11が切込により形成されると共に、開封時に切断して缶を取り出すため、鉤状の切目が断続するジッパ型の切目線12が入れられている。
このようなブランクを組み立てて、図2及び図3に示すように、6本の缶Cを3本ずつ2列に纏めて包装するには、集積した缶Cの上面を天板1で覆い、側板2を下方へ折り曲げ、底板3を内側へ折り曲げた状態で、両側の底板3の係合片4aと係合穴5aとを係合させ、差込片4を差込穴5へ差し込んで、缶Cを包囲するスリーブ状に保形する。
これに伴って、折込片6を折り込み、抱持片7を缶Cの外周上部に沿わせ、固定片8を折目線9並びに折目線10の単線部10a及び分岐部10bに沿ってZ字状に折り曲げ、固定片8の先端部を缶Cの底面の凹部周縁に係合させて、端面の開口部から缶Cを抜け止めする。
上記のようなマルチパックでは、包装工程での缶Cの損傷の検査等のため、缶Cの包装を解き、再包装する際、折曲状態から一旦復元した固定片8を再度折り曲げても、折目線10が幅方向の一直線から振れたものとされているので、固定片8の折曲部の反発力が維持されて、固定片8の先端部が缶Cの底面の凹部周縁に確実に係合し、缶Cを端面から抜け出さないように固定することができる。
なお、図4乃至図6に示す第2実施形態のように、固定片8において、基部の折目線9と中間部の折目線10とを、交差方向の切目13を介しジグザグにずれたものとしても、折目線9,10が幅方向の一直線から振れたものとされているので、再包装に際し、固定片8の折曲部の反発力が維持されて、固定片8の先端部が缶Cの底面の凹部周縁に確実に係合し、缶Cを端面から抜け出さないように固定することができる。
1 天板
2 側板
2a,2b 折目線
3 底板
3a 折目線
4 差込片
4a 係合片
5 差込穴
5a 係合穴
6 折込片
7 抱持片
8 固定片
9,10 折目線
10a 単線部
10b 分岐部
11 押込片
12 切目線
13 切目
C 缶

Claims (3)

  1. 天板(1)の両側に側板(2)及び底板(3)を順次連設して複数本の缶を包み込み、底板(3)同士を差込片(4)の差込穴(5)への差し込みにより係合させ、底板(3)から側板(2)の下部にかけて、固定片(8)を切込により形成し、固定片(8)の基部及び中間部に幅方向の折目線(9,10)を入れ、固定片(8)を折目線(9,10)に沿ってZ字状に折り曲げ、固定片(8)の先端部を缶の底部の凹部周縁に係合させ、端面から缶を抜け止めしたマルチパックにおいて、前記固定片(8)の少なくとも中間部の折目線(10)を、幅方向の一直線から振れたものとしたことを特徴とするマルチパック。
  2. 請求項1に記載のマルチパックにおいて、前記固定片(8)の中間部の折目線(10)を、1本の単線部(10a)と、その端から2本に分岐する分岐部(10b)とから成るものとしたことを特徴とするマルチパック。
  3. 請求項1に記載のマルチパックにおいて、前記固定片(8)の基部及び中間部の折目線(9,10)を、切目(13)を介しジグザグにずれたものとしたことを特徴とするマルチパック。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014148353A (ja) * 2013-01-10 2014-08-21 Tokai Kakoshi Kk 宅配用又は郵送用の包装体
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JP2019043632A (ja) * 2017-09-04 2019-03-22 アサヒビール株式会社 マルチパック包装体

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