JP3176138U - 固定用治具 - Google Patents

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正太郎 伊藤
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株式会社伊藤建設
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Abstract

【課題】固定用治具の簡素な構成を保持しつつ、二つの枠材を所定角度に保持することを可能にした固定用治具を提供することを課題とする。
【解決手段】棒状の基体2と、基体の一端部に、基体の長さ方向と交差する方向に沿って連設された固定腕3と、固定腕と略並行に配設されるとともに、基体に、その軸方向に沿って移動可能にかつ軸周りの回動が拘束された状態で嵌合された可動腕4とを備え、固定腕および可動腕のそれぞれの先端部に、枠材を挟持するクランプ5・6がそれぞれ設けられ、クランプの少なくとも一方が、固定腕および可動腕を含む面内で揺動可能に設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、2つの枠材を接着固定する際に用いられる固定用治具に関するものである。
従来、2つの枠材を固定する治具が、たとえば特許文献1において提案されている。
この技術は、棒状の基体と、この基体の一端部にこの基体とほぼ直交して一体に設けられた固定腕と、この固定腕と略並行に設けられ、かつ、前記基体の軸方向に移動可能に設けられた可動腕とを備え、この可動腕に、前記固定腕との間でクランプを構成する押圧部材を設けた構成となっている。
そして、前記クランプ内に枠材を挟み込んで締め付けることにより、これらの枠材を固定するようにしている。
実開平3−7472号公報
前述した従来の技術は、構造が簡素で取り扱いが容易であるという利点を有するが、前記クランプ内に枠材を挟み込んでこれらの枠材を固定するようにしていることから、前記枠材を、その側面同士を重ね合わせた状態でしか固定することができない。
すなわち、前記枠材の端部を突き合わせて、これらの枠材を所定角度に保持することができないといった不具合がある。
本考案は、このような問題点に鑑みてなされたもので、従来の固定用治具の利点を保持しつつ、二つの枠材を所定角度に保持することを可能にした固定用治具を提供することを課題とする。
本考案の請求項1に記載の固定用治具は、二つの枠材を所定角度で突き合わせて保持するための固定用治具であって、棒状の基体と、この基体の一端部に、この基体の長さ方向と交差する方向に沿って連設された固定腕と、この固定腕と略並行に配設されるとともに、前記基体に、その軸方向に沿って移動可能にかつ前記基体の軸周りの回動が拘束された状態で嵌合された可動腕とを備え、前記固定腕および前記可動腕のそれぞれの先端部に、前記枠材を挟持するクランプがそれぞれ設けられ、これらのクランプの少なくとも一方が、前記固定腕および前記可動腕を含む面内で揺動可能に設けられていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、端部が斜めに切断された枠材を、その切断面を突き合わせて、これらの枠材を所定角度で固定することができる。
すなわち、前記両クランプのそれぞれに枠材を仮保持した後に、これらの枠材を、前記クランプ内を滑らせながら移動させて、前記枠材の端部同士を突き合わせる。
ここで、揺動可能に設けられているクランプの揺動によって、このクランプに仮保持された枠材が回動させられて、両枠材間の角度が調整されることにより、各枠材の切断面が並行となるように調整される。
この状態で、両枠材を接近させてその切断面を突き合わせると、その反力により、前記可動腕が、その先端部を前記固定腕から離れるように若干回動させられ、この結果、前記固定腕と前記基体とが前記固定腕の基部において係合状態となり、前記固定腕が基体に固定される。
ついで、各クランプで前記枠材を本固定することにより、前記両枠材を、その端部を突き合わせた状態で固定、すなわち、前記切断面の角度によって決まる角度で固定される。
一方、固定用治具が、一体形成された基体および固定腕、前記基体に移動可能に取り付けられた可動腕と、これらの固定腕および可動腕に装着されたクランプとによって構成されており、前記可動腕と前記基体との固定が、前記可動腕の若干の傾動によって行なわれるものであるから、前述した二つの枠体を所定角度で固定する操作を、極めて簡素な構成で実現することができる。
本考案の請求項2に記載の固定用治具は、請求項1に記載の前記クランプの一方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に固定されているとともに、前記クランプの他方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に揺動可能に設けられていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、一方の前記クランプが固定されていることにより、一つの枠体を不動状態に保持した状態で、他の枠体の位置調整や突き合わせ操作を行なうことができる。
これによって、二つの枠体の固定操作を容易にすることができる。
本考案の請求項3に記載の固定用治具は、請求項1に記載の前記クランプの両方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に揺動可能に設けられていることを特徴としている。
このような構成とすることにより、保持される二つの枠体の姿勢調整を個別に行なうことができる。
本考案の固定用治具にあっては、二つの枠体を所定角度で固定することを可能にし、また、一体形成された基体および固定腕、前記基体に移動可能に取り付けられた可動腕と、これらの固定腕および可動腕に装着されたクランプとによって構成されており、前記可動腕と前記基体との固定が、前記可動腕の若干の傾動によって行なうようにして、前述した固定操作を極めて簡素な構成で実現することができる。
本考案の一実施形態を示す正面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、可動腕の側面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、固定手順を示す正面図である。 本考案の一実施形態を示すもので、固定手順を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示す正面図である。 本考案の他の実施形態を示すもので、可動腕の側面図である。
以下、本考案の一実施形態を図1ないし図4を参照して説明する。
図1中、符号1は本実施形態に係わる固定用治具を示し、後述する二つの枠材(W)を所定角度で突き合わせて保持するための固定用治具1であって、棒状の基体2と、この基体2の一端部に、この基体2の長さ方向と交差する方向に沿って連設された固定腕3と、この固定腕3と略並行に配設されるとともに、前記基体2に、その軸方向に沿って移動可能にかつ前記基体2の軸周りの回動が拘束された状態で嵌合された可動腕4とを備え、前記固定腕3および前記可動腕4のそれぞれの先端部に、前記枠材Wを挟持するクランプ5・6がそれぞれ設けられている。
本実施形態では、前記固定腕3に設けられているクランプ5が、前記固定腕に固定されているとともに、前記可動腕4に設けられているクランプ6が、前記可動腕に揺動可能に設けられている
前記両クランプ5・6は、図2に示すように、縦断面形状がU字形状となされた基台7と、この基台7の対向する壁面の一方の壁面に螺合された締め付けボルト8と、この締め付けボルト8の先端に回動自在に装着されるとともに、前記基台7の内部に位置されて、前記基台7の他方の壁面に対向させられた挟持プレート9を備えている。
そして、前記固定腕3に固定されるクランプ5は、前記基台7の底面が、前記固定腕3の長さ方向に対して45°の角度となるように固定されている。
また、前記可動腕4に取り付けられるクランプ6は、前記基台7の下面に一対のフランジ10が一体に取り付けられており、これらのフランジ10間に、前記可動腕4の先端部が挿入されるとともに、これらのフランジ10と可動腕4の先端部がピン11によって連結されることにより、前記クランプ6が前記可動腕4に揺動可能に取り付けられている。
一方、前記基体2はその断面が矩形状に形成されており、この基体2に嵌合される前記可動腕4の基端部には、前記基体1の断面形状よりも若干大きな内面形状を有する貫通孔4aが形成されており、前記基体2が、図1に矢印(ロ)で示すように、移動可能に嵌合させられるとともに、前記基体2および前記固定腕3を含む面内において、図1に矢印(イ)で示すように、微少角度内で揺動させられるようになっている。
そして、前記可動腕4は、その最大揺動位置において、前記貫通孔4aの両端部の角部が前記基体2に圧接させられることによって、この基体2の長さ方向への移動が拘束されるようになっている。
ついで、このように構成された本実施形態の固定用治具1の使用方法について、先端が45°の角度で切断された一対の枠体Wを90°の角度で固定する例をとって説明する。
まず、図3に示すように、前記固定腕3に設けられている前記クランプ5の基台7に一方の枠材Wを装着し、前記締め付けボルト8を締め付けることにより、挟持プレート9と前記基台7とによって前記枠材Wを固定する。
ついで、他方のクランプ6に他方の枠材Wを仮固定した後に、この枠材Wを、前記クランプ6内を滑らせながら軸方向に移動させて、図4に示すように、前記両枠材Wの先端の切断面同士を突き合わせる。
これらの枠材Wの位置関係を保持しつつ、前記可動腕4を前記固定腕3から離間する方向に揺動させることにより、この可動腕4を前記基体2に係合させ、この状態で、前記可動腕4のクランプ6により前記枠材Wを本固定する。
このような操作に際して、一方の枠材Wは、前記クランプ5および固定腕3を介して前記基体2に固定されているから、この一方の枠材Wに当接させられている他方の枠材Wもその位置が固定される。
そして、この固定された他方の枠材Wを支持体として前記可動腕4を揺動させることができるので、前記可動腕4が前記基体2に係合させられ、これによって、固定用治具1の各構成部材および両枠材Wが固定状態に保持される。
したがって、前記両枠材Wの切断面の角度が45°となされていることから、両枠材Wが90°の角度で固定される。
また、揺動可能に設けられているクランプ6の揺動によって、このクランプ6に仮保持された枠材Wが回動させられて、両枠材W間の角度が調整されることにより、各枠材Wの切断面どうしの突き合わせが容易に行なわれる。
ここで、前記両枠材Wの切断面すなわち突き合わせ面に接着剤を塗布しておいてこれらの枠材Wを突き合わせて固定すれば、これらを90°の角度に接続することができる。
なお、前記実施形態において示した各構成部材の諸形状や寸法等は一例であって設計要求等に基づき種々変更可能である。
たとえば、前記枠材Wの接続角度は90°に限らず任意に設定されるものであり、また、固定腕3に取り付けられるクランプ5を、図5に示すように、他のクランプ6と同様に揺動可能な構成とすることもできる。
さらに、前記クランプ5・6を構成する基台7の内面や挟持プレート9の内面(前記枠材Wと接触する面)に、図6に示すように、高摩擦部材12・13を取り付けておくことも可能である。
このような構成とすることにより、仮固定時の枠材Wの滑りを極力少なくして、これらの位置合わせを容易にし、また、本固定時における枠材Wのずれを抑制することができる。
1 固定用治具
2 基体
3 固定腕
4 可動腕
4a 貫通孔
5 クランプ
6 クランプ
7 基台
8 締め付けボルト
9 挟持プレート
10 フランジ
11 ピン
12 高摩擦部材
13 高摩擦部材
W 枠材

Claims (3)

  1. 二つの枠材を所定角度で突き合わせて保持するための固定用治具であって、棒状の基体と、この基体の一端部に、この基体の長さ方向と交差する方向に沿って連設された固定腕と、この固定腕と略並行に配設されるとともに、前記基体に、その軸方向に沿って移動可能にかつ前記基体の軸周りの回動が拘束された状態で嵌合された可動腕とを備え、前記固定腕および前記可動腕のそれぞれの先端部に、前記枠材を挟持するクランプがそれぞれ設けられ、これらのクランプの少なくとも一方が、前記固定腕および前記可動腕を含む面内で揺動可能に設けられていることを特徴とする固定用治具。
  2. 前記クランプの一方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に固定されているとともに、前記クランプの他方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固定用治具。
  3. 前記クランプの両方が、前記固定腕若しくは前記可動腕に揺動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の固定用治具。

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