JP3176105B2 - シングルチップマイコンとその使用方法 - Google Patents

シングルチップマイコンとその使用方法

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JP3176105B2
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秀之 鈴木
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山形日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシングルチップマイコン
とその使用方法に係わり、特に通常動作状態の他に、機
能確認や電気的特性を測定するテスト状態が設定できる
シングルチップマイコンとその使用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシングルチップマイコンは図3に
示すように、電圧検出端子4からの信号(VDD×2の
ハイレベル、0(GND)のロウレベル)と、テスト用
クロック入力端子5からのクロック(VDDのハイレベ
ル、0(GND)のロウレベル)と、命令入力端子6か
らの命令とを入力してテスト状態設定信号出力回路2か
らテスト状態設定信号1,2…nを出力し、この信号を
入力することによってテスト状態に設定された内部回路
1のテストを行なう。一方、高電位端子14と低電位端
子15間にプルアップ抵抗8と初期化スイッチ7を直列
に設け、両者間のノードに初期化端子3を接続する。こ
の初期化端子3から入力される初期化信号によりテスト
状態設定信号出力回路2と内部回路1は初期化される。
【0003】次に動作について説明する。電圧検出端子
4にテスト状態を設定する信号を加えたり、テスト用ク
ロック入力端子5にクロックを入力したり、命令入力端
子6より命令を入力する事でテスト状態設定信号出力回
路2より、テスト状態設定信号の1からnまでのいずれ
かが出力し、このテスト状態設定信号により内部回路1
はシングルチップマイコンの機能の確認や電気的特性が
測定できるいくつかのテスト状態の中の1つに設定され
る。
【0004】テスト中は初期化スイッチ7は開状態であ
りプルアップ抵抗8により初期化端子3はハイレベルと
なっている。一方、初期化したい時は、初期化スイッチ
7を人為的に閉状態にして初期化端子3から初期化信号
すなわちロウレベルを入力することによって内部回路1
とテスト状態設定信号出力回路2を初期化して、テスト
状態を解除する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来のシングルチ
ップマイコンは、通常動作時に電圧検出端子4、テスト
用クロック入力端子5、命令入力端子6にノイズが入る
ことで、本来の目的とは別に、テスト状態設定信号出力
回路2が動作してテスト状態設定信号が出力することで
不所望に内部回路1がテスト状態になるという暴走が起
る可能性があり、この時の暴走から復帰する為には、人
為的に初期化スイッチ7を閉にして初期化端子に初期化
信号を入力しなければならないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、内部回
路と、前記内部回路をテスト状態とするための信号を出
力するテスト状態設定信号出力回路と、前記内部回路を
初期化するための初期化信号を外部より導入するための
初期化端子とを有するシングルチップマイコンにおい
て、前記内部回路がテスト状態の時にこのシングルチッ
プマイコン内部より信号が送られてくるテスト状態信号
出力端子を具備し、前記シングルチップマイコン内部よ
り送られてくる信号はその信号自体により前記内部回路
を初期化できるような信号であるシングルチップマイコ
ンにある。
【0007】本発明の他の特徴は、内部回路と、前記内
部回路をテスト状態とするための信号を出力するテスト
状態設定信号出力回路と、前記内部回路を初期化するた
めの初期化信号を外部より導入するための初期化端子と
を有し、前記内部回路がテスト状態の時に該内部回路を
初期化できるような信号が内部より送られてくるテスト
状態信号出力端子を具備したシングルチップマイコンの
使用方法において、通常動作時には前記テスト状態信号
出力端子と前記初期化端子とを電気的に短絡し、テスト
動作時には前記テスト状態信号出力端子と前記初期化端
子とを電気的に切り離すシングルチップマイコンの使用
方法にある。
【0008】
【実施例】次に本発明について、図面を参照して説明す
る。
【0009】図1および図2は本発明の一実施例を示す
図面であり、これらの図面において図3と同一もしくは
類似の箇所は同じ符号で示している。
【0010】図1は本発明の一実施例のテスト動作状態
実施時であり、テスト状態設定信号がハイレベル、初期
化信号がハイレベルの時の回路図である。このシングル
チップマイコンは、電圧検出端子4と、テスト用クロッ
ク端子5と、命令入力端子6の設定によって、テスト状
態設定信号出力回路2からテスト状態設定信号の1から
nまでのいずれかの信号がハイレベルになり、これが内
部回路1とNOR回路11に入力する。この時、内部回
路1はテスト状態に設定されてテストが可能になる。
【0011】一方、NOR回路11の出力はロウレベル
になり、インバーター12に入力し、インバーター12
はハイレベルを出力する。このハイレベルの出力はNチ
ャンネル型MOSトランジスタ13に入力し、このトラ
ンジスタ13は導通状態となり、ハイインピーダンスの
出力からロウレベルの出力に変化し、テスト状態信号出
力端子10にロウレベル信号が送られる。このロウレベ
ル信号は内部回路1およびテスト状態設定信号出力回路
2を初期化することの出来る信号であるが、テスト動作
状態実施時にはテスト状態信号出力端子10と初期化端
子3とは切り離しているので、内部回路1はテスト状態
を保持する。
【0012】図2は図1のシングルチップマイコンの通
常動作時を示す回路図である。通常動作時においても、
電圧検出端子4、テスト用クロック入力端子5、命令入
力端子6に、図に示すようなノイズが入り、これにより
テスト状態設定信号出力回路2が誤動作し、テスト状態
設定信号1,2…nのいずれかがハイレベルとなり内部
回路1が不所望にテスト状態となってしまう場合が生じ
る。
【0013】しかしながら本発明では、テスト状態には
ロウレベル、すなわち初期化できるような信号が導出さ
れるテスト状態信号出力端子10を設け、この端子10
と初期化端子3とを接続線16により電気的に接続して
いるので、上記誤動作の場合は初期化端子はロウレベル
になり、これにより内部回路1とテスト状態設定信号出
力回路2は初期化され、誤動作によるテスト状態という
暴走から自動的に復帰する。正常の通常動作では、テス
ト状態信号出力端子10はロウレベルにならないように
なっている。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内部回路
がテスト状態である時、初期化信号と同じレベルのテス
ト状態信号が出力するテスト状態信号出力端子を備え、
このテスト状態信号出力端子と初期化信号を入力すると
内部回路が初期化される初期化端子とを、テスト動作実
施時には切り離し、通常動作時には接続することにした
ので、テスト動作実施時は内部回路はテスト状態を保持
し、一方、通常動作時にたとえテスト状態に暴走して
も、初期化信号が入力されて自動的に正常の通常動作に
復帰することとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシングルチップマイコンの
テスト状態時の回路図。
【図2】本発明の一実施例のシングルチップマイコンの
通常動作時の回路図。
【図3】従来技術のシングルチップマイコンを示す回路
図。
【符号の説明】
1 内部回路 2 テスト状態設定信号出力回路 3 初期化端子 4 電圧検出端子 5 テスト用クロック入力端子 6 命令入力端子 7 初期化スイッチ 8 プルアップ抵抗 10 テスト状態信号出力端子 11 NOR回路 12 インバータ 14 高電位端子 15 低電位(接地)端子 16 接続線
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/22 - 11/277 G06F 15/78

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部回路と、前記内部回路をテスト状態
    とするための信号を出力するテスト状態設定信号出力回
    路と、前記内部回路を初期化するための初期化信号を外
    部より導入するための初期化端子とを有するシングルチ
    ップマイコンにおいて、前記内部回路がテスト状態の時
    このシングルチップマイコン内部より信号が送られて
    くるテスト状態信号出力端子を具備し、前記シングルチ
    ップマイコン内部より送られてくる信号はその信号自体
    により前記内部回路を初期化できるような信号である
    とを特徴としたシングルチップマイコン。
  2. 【請求項2】 内部回路と、前記内部回路をテスト状態
    とするための信号を出力するテスト状態設定信号出力回
    路と、前記内部回路を初期化するための初期化信号を外
    部より導入するための初期化端子とを有し、前記内部回
    路がテスト状態の時に該内部回路を初期化できるような
    信号が内部より送られてくるテスト状態信号出力端子を
    具備したシングルチップマイコンの使用方法において、
    通常動作時には前記テスト状態信号出力端子と前記初期
    化端子とを電気的に短絡し、テスト動作時には前記テス
    ト状態信号出力端子と前記初期化端子とを電気的に切り
    離すことを特徴とするシングルチップマイコンの使用方
    法。
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