JP3175390B2 - 薄膜トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶縁性基板上に形成する
薄膜トランジスタに係り、特に、ソース,ドレイン電極
近傍部分のゲート電極を除いたオフセット・ゲート電極
構造の薄膜トランジスタにおけるオフセット領域の形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像入出力装置の小型化及び高機能化を
図るため、前記画像入出力装置の駆動回路には、大面積
基板に多数の素子を同時に形成できる薄膜トランジスタ
(TFT)が使用されている。前記基板として安価なガ
ラス板を使用可能とするため、薄膜トランジスタの半導
体膜としては、TFTの作製プロセスを600℃以下に
抑え、且つ高移動度及び低オフ電流が得られるTFT性
能が望まれていた。その理由としては、ガラス基板の耐
熱温度は、熱歪を考慮すると最高で600℃位と考えら
れ、しかも、画像入出力装置の駆動回路の高駆動能力を
確保及び、ゲート・ターンオフ時のオフ特性の確保のた
めである。
【0003】高移動度化のためには、薄膜トランジスタ
のpoly-Si薄膜として、アモルファスシリコン(a−S
i)をレーザを用いた瞬間加熱により溶融結晶化したpo
ly-Si薄膜が適していることが知られている(IEEE Elec
tron Devices Letters vol.EDL-7, no.5,pp.276〜278(1
986))。一方、poly-Si薄膜の膜中には多数の粒界が存
在し、粒界に存在する電気的トラップを介してのキャリ
アの電界放出により、オフ電流が大きくなり実用上に問
題があった。
【0004】薄膜トランジスタは、図4に示すように、
絶縁性基板61上に島状半導体薄膜62,ゲート絶縁膜
63,ゲート電極64を順次形成し、前記島状半導体膜
62中において、ゲート電極64直下にチャネル領域6
5を形成するとともに、チャネル領域65を挟むように
対向するソース電極66及びドレイン電極67を形成し
て構成されている。半導体薄膜62をpoly-Si薄膜で形
成した場合、前記オフ電流に大きく影響を与えるのは、
チャネル領域65のドレイン電極67近傍の電界であ
り、この強電界のために発生するフィールド・エンハン
スト・エミッションによる電流がオフ電流の殆どを占め
ている。
【0005】そこで、前記フィールド・エンハンスト・
エミッションによる電流を低減させるため、ソース,ド
レイン電極近傍のゲート電極を除去したオフセット・ゲ
ート電極構造の薄膜トランジスタが提案されている(例
えば、特開平3−64971号公報参照)。この薄膜ト
ランジスタは、チャネル領域とドレイン領域との間に高
抵抗領域を設けることにより、ドレイン領域近傍の電界
を低減させる。
【0006】この薄膜トランジスタは図3に示すような
製造プロセスで作製される。絶縁基板51上に半導体を
堆積したのちパターニングし、島状の半導体層52を形
成する。その後、ゲート絶縁膜53を堆積し、ゲート電
極膜を堆積及びパターニングしてゲート電極54を形成
する。次に、半導体層52のチャネル領域55及びオフ
セット領域となる部分を覆うようにドーピング・マスク
70を形成する。続いて、イオン・ドーピング若しくは
イオン注入法により、ドーピング・マスク70で覆われ
ない半導体層52部分に高濃度の不純物を導入してソー
ス電極56及びドレイン電極57を形成する。そして、
ドーピング・マスク70を除去し、ゲート電極54直下
のチャネル領域55と、ソース電極56及びドレイン電
極57との間に高抵抗領域となるオフセット領域58,
59を有する薄膜トランジスタを得る。
【0007】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、上記
製造プロセスによれば、ドーピング・マスク70の形成
はマスク合わせによって位置決めされるので、マスクの
位置合せがずれると、ゲート電極54端からドレイン電
極57端までの距離d1若しくはゲート電極54端から
ソース電極56端までの距離d2、すなわちオフセット
長が変動する。その結果、ドレイン電極57近傍の電界
が各薄膜トランジスタ毎に変動し、オン電流やオフ電流
のバラツキを生じさせるという問題点がある。特に、オ
ン電流の影響が顕著であり、例えば、液晶ディスプレイ
のスイッチング素子として上記薄膜トランジスタを使用
した場合、各薄膜トランジスタによる画素毎の書き込み
能力がばらつくことにより、液晶パネルに輝度分布が生
じてしまう。
【0008】本発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、オフセット構造を有する薄膜トランジスタにおい
て、ゲート電極とドレイン電極との間及び、ゲート電極
とソース電極との間に、均一なオフセット長が得られる
薄膜トランジスタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1の薄膜トランジスタは、絶縁性基板上に半導体
層からなるソース及びドレイン電極,島状半導体,ゲ
ート絶縁膜,ゲート電極を順次形成し、前記島状半導体
中に、ソース及びドレイン電極のそれぞれ内側に位置
するオフセット領域、ゲート電極直下に位置するチャネ
ル領域を有する薄膜トランジスタにおいて、ソース及び
ドレイン電極部分の下層にそれぞれ遮光層を形成し、前
記オフセット領域のチャネル方向の長さを、前記遮光
層端からソース,ドレイン電極端までの距離により規定
することを特徴としている。
【0010】請求項2の薄膜トランジスタの製造方法
は、次の各工程を具備することを特徴としている。第1
の工程として、絶縁性基板上に一対の遮光層を形成す
る。第2の工程として、該遮光層を覆う絶縁膜を形成す
る。第3の工程として、各遮光層上に位置する絶縁膜上
に前記遮光層より幅細となる半導体層を裏面露光による
レジストパターンで形成する。第4の工程として、該半
導体層に高濃度の不純物をドーピングしてソース電極,
ドレイン電極を形成する。第5の工程として、ソース電
極とドレイン電極間を覆うように島状半導体層を形成す
る。第6の工程として、該島状半導体層を覆うゲート絶
縁膜を形成する。第7の工程として、ゲート絶縁膜上に
ソース,ドレイン電極の端部間の距離より幅細のゲート
電極を裏面露光によるレジストパターンで形成し、ソー
ス,ドレイン電極の内側に位置する島状半導体層部分に
オフセット領域を形成する。更に請求項3の製造方法で
は、前記工程の後に第8の工程として、ゲート電極上よ
り低濃度の不純物をドーピングして前記オフセット領域
を高抵抗領域とする。
【0011】
【作用】本発明によれば、各遮光層上に位置する絶縁膜
上に、裏面露光によるレジストパターンを用いて半導体
層を形成し、この半導体層に高濃度の不純物をドーピン
グしてソース電極,ドレイン電極を形成する。裏面露光
の際、回折光等によりソース,ドレイン電極上のレジス
トパターン端は遮光層に対して内側に形成されるので、
半導体層は遮光層より幅細となる。レジストパターン端
と遮光層端との距離は、裏面露光条件によって制御可能
であり、また、大面積にわたって均一に形成することが
できる。その後、活性層となる島状半導体層,ゲート絶
縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上に、裏面露光による
レジストパターンを用いてゲート電極を形成する。ゲー
ト電極の幅は、裏面露光条件を最適化することにより、
前記遮光層の間隔と一致させることができ、前記ソー
ス,ドレイン電極の端部間の距離より幅細のゲート電極
として、ゲート電極とソース,ドレイン電極間に均一な
オフセット長を有するオフセット領域を形成することが
できる。また、ゲート電極上より低濃度の不純物をドー
ピングすれば、ソース,ドレイン電極の内側に位置する
島状半導体層部分(前記オフセット領域)を、低濃度不
純物を含んだ高抵抗領域とすることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る薄膜トランジスタの一実
施例について図2を参照しながら説明する。絶縁性基板
1上に間隔を置いて配置された一対の遮光層2が形成さ
れている。遮光層2上には、これらを覆う絶縁膜3が着
膜され、遮光層2上に位置する絶縁膜3上には、前記遮
光層2より幅細のソース電極4,ドレイン電極5がそれ
ぞれ形成されている。このソース電極4及びドレイン電
極5は、絶縁膜3上に着膜された半導体膜を、その上部
に形成するレジストパターン(図示せず)をマスクとし
てエッチングした後、高濃度の不純物をドーピングする
ことにより形成する。ポジレジストを用いた裏面露光に
より前記レジストパターンを形成すれば、回折光等によ
り遮光層2端よりも片側において内側に距離dだけ幅細
となるようなレジストパターンとすることができ、遮光
層2より片側において距離dだけ幅細のソース電極4,
ドレイン電極5とすることができる。また、前記距離d
は裏面露光条件(露光時間の調整)によって容易に制御
することができる。
【0013】ソース電極4及びドレイン電極5上には、
これらを覆うように島状半導体層6が形成されている。
島状半導体層6は、後述するゲート電極8直下に位置す
るチャネル領域6aと、中濃度若しくは低濃度の不純物
をドーピング又はドーピングを行なわない高抵抗領域6
bとから構成されている。島状半導体層6上には、これ
を覆うようにゲート絶縁膜7が形成され、その上にゲー
ト電極8が形成されている。ゲート電極8は、ゲート絶
縁膜7上に着膜された導電性膜を、その上部に形成する
レジストパターン(図示せず)をマスクとしてエッチン
グして形成するが、レジストパターンをネガレジストを
用いた裏面露光により形成する際に、裏面露光条件を最
適化すれば、遮光層2同士の間隔lと同じ幅を有するゲ
ート電極8とすることができる。従って、ソース電極4
及びドレイン電極5の内側及び上部に高抵抗領域6bを
形成することができる。また、ゲート電極8をマスクと
して低濃度の不純物をドーピングすれば、島状半導体層
6のゲート電極8直下以外の部分を低濃度の不純物を含
む高抵抗領域6bとすることができる。従って、ソース
電極4及びドレイン電極5の内側に位置する島状半導体
層6部分に、高抵抗領域から構成されるオフセット領域
9を形成することができる。
【0014】上記構成によれば、オフセット領域9の幅
であるオフセット長dは、それぞれ裏面露光により形成
されたレジストパターンをマスクとしたエッチングによ
り形成されるソース電極4,ドレイン電極5及びゲート
電極8の端部位置により決まる。従って、裏面露光条件
を制御することにより前記各電極の端部位置を容易に調
整することができ、均一なオフセット長dを有するオフ
セット領域9を形成することができる。
【0015】上記薄膜トランジスタの具体的な製造方法
について、図1を参照しながら説明する。熱バッファ層
としてのSiO2膜11が5000オングストロームの
膜厚に着膜されたガラス基板10上に、タンタル(T
a)膜を着膜した後に方形状にパターニングして一対の
遮光層12を形成する。次に、LPCVDを用いてSi
2膜13を着膜し、連続してpoly-Si膜14を着膜した
後(第1図(a))、ポジレジストを塗布し遮光層2側
からの裏面露光を行なってレジストパターン15を形成
する。この際、露光時間を調整すれば、レジストパター
ン15の端は、回折光等により遮光層2端よりも片側に
おいて内側に距離d(0.5μm〜2.0μm)だけ幅
細となるように形成することができる(第1図
(b))。
【0016】poly-Si膜14のエッチングを行なって半
導体層を形成し前記レジストパターン15を除去し、上
方より高濃度のリンをイオン注入して遮光層2端よりも
片側において距離dだけ幅細となるよソース電極16及
びドレイン電極17を形成する。注入条件は、P+を用
い110keV,4.0×1015(リン原子)/cm2
とした(第1図(c))。
【0017】ソース電極16及びドレイン電極17を覆
うように全面にアモルファスシリコン(a−Si)を1
000オングストロームの膜厚に着膜した後、エキシマ
・レーザを用いたアニールにより前記a−Siを結晶化
してpoly-Si層を形成する。続いて、フォトリソエッチ
ング法による前記poly-Si層のパターニングを行ない島
状半導体層18を形成する。次に、LPCVD法により
SiO2を1000オングストロームの膜厚に着膜して
ゲート絶縁膜19を形成した。ゲート絶縁膜19の緻密
化アニールを行なった後、2000オングストロームの
膜厚にITO膜を着膜してゲート電極膜20を形成す
る。
【0018】次に、ネガレジストの塗布し遮光層2側か
らの裏面露光を行なってレジストパターン21を形成す
る。この際、露光時間を最適化すれば、遮光層2同士の
間隔lと同じ幅を有するレジストパターン21とするこ
とができる(第1図(d))。このレジストパターン2
1をマスクとして前記電極膜20をエッチングし、遮光
層2同士の間隔lと同じ幅を有するゲート電極22を形
成する。
【0019】レジストパターン21を除去した後、ゲー
ト電極22をドーピング・マスクとして上方より中濃度
のリンをイオン注入してゲート電極22直下部分を除く
島状半導体層18に高抵抗領域18bを形成する。ドー
ピング・マスクのイオン入射方向の厚みを加速イオンの
飛程距離より大きくすることにより、ゲート電極22直
下の島状半導体層18には不純物が導入されないので、
この部分をチャネル領域18aとすることができる。注
入条件は、P+を用い110keV,5.0×10
13(リン原子)/cm2とした。従って、ソース電極1
6及びドレイン電極17の内側に位置する島状半導体層
18部分に、高抵抗領域から構成されるオフセット長d
のオフセット領域23を形成することができる(第1図
(e))。
【0020】更に、ドーパントの活性化アニールとし
て、窒素雰囲気中で350℃〜600℃、1〜5時間の
アニールを行なう。その後、ゲート電極22を保護する
ため、プラズマCVDによりSiO2を1000オング
ストロームの膜厚に堆積し(図示せず)、水素プラズマ
処理を350℃で2時間行なった。このとき、ゲート電
極22,ゲート絶縁膜19,poly-Si膜で形成された島
状半導体層18に水素が拡散し、島状半導体層18のS
iダングリング・ボンドを終端し、更に島状半導体層1
8とゲート絶縁膜19との界面の界面準位を低減させ
る。層間絶縁膜としてプラズマCVD法により7000
オングストロームの膜厚にSiO2膜を堆積し、コンタ
クト孔を形成した後にAl−Cuを1.2μmの膜厚に
スパッタリング法で堆積し、これをパターニングして配
線電極を形成して薄膜トランジスタを形成する。
【0021】上記実施例では、レジストパターン21を
除去した後、ゲート電極22をドーピング・マスクとし
て上方より中濃度のリンをイオン注入して高抵抗領域1
8bを形成したが、不純物のドーピングを行なわず高抵
抗領域18bとチャネル領域18aとを同等の抵抗値を
有するようにしてもよい。また、高抵抗領域18bに低
濃度のリンをイオン注入してもよいことは勿論である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、オフセット領域の幅
は、それぞれ裏面露光により形成されたレジストパター
ンをマスクとしたエッチングにより形成されるソース,
ドレイン電極及びゲート電極の端部位置により規定され
るので、裏面露光条件を制御することにより前記位置を
容易に調整することができ、簡易な製造工程でオフセッ
ト領域におけるオフセット長を均一化させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)ないし(e)は本発明方法の一実施例
による薄膜トランジスタの製造工程を示す断面説明図で
ある。
【図2】 本発明の一実施例を示す薄膜トランジスタの
断面説明図である。
【図3】 (a)ないし(e)は従来の薄膜トランジス
タの製造工程を示す断面説明図である。
【図4】 薄膜トランジスタの構造を示す断面説明図で
ある。
【符号の説明】
10…ガラス基板、 12…遮光層、 13…SiO2
膜、 14…poly-Si膜、 15…レジストパターン、
16…ソース電極、 17…ドレイン電極、18…島
状半導体層、 18a…チャネル領域、 18b…高抵
抗領域、 19…ゲート絶縁膜、 20…電極膜、 2
1…レジストパターン、 22…ゲート電極、 23…
オフセット領域

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上に半導体層からなるソース
    及びドレイン電極,島状半導体,ゲート絶縁膜,ゲー
    ト電極を順次形成し、前記島状半導体中に、ソース及
    びドレイン電極のそれぞれ内側に位置するオフセット領
    域、ゲート電極直下に位置するチャネル領域を有する薄
    膜トランジスタにおいて、ソース及びドレイン電極部分
    の下層にそれぞれ遮光層を形成し、前記オフセット領域
    のチャネル方向の長さを、前記遮光層端からソース,
    ドレイン電極端までの距離により規定することを特徴と
    する薄膜トランジスタ。
  2. 【請求項2】 絶縁性基板上に一対の遮光層を形成する
    工程と、該遮光層を覆う絶縁膜を形成する工程と、各遮
    光層上に位置する絶縁膜上に前記遮光層より幅細となる
    半導体層を裏面露光によるレジストパターンで形成する
    工程と、該半導体層に高濃度の不純物をドーピングして
    ソース電極,ドレイン電極を形成する工程と、ソース電
    極とドレイン電極間を覆うように島状半導体層を形成す
    る工程と、該島状半導体層を覆うゲート絶縁膜を形成す
    る工程と、ゲート絶縁膜上にソース,ドレイン電極の端
    部間の距離より幅細のゲート電極を裏面露光によるレジ
    ストパターンで形成してソース,ドレイン電極の内側に
    位置する島状半導体層部分にオフセット領域を形成する
    工程と、を具備することを特徴とする薄膜トランジスタ
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 絶縁性基板上に一対の遮光層を形成する
    工程と、該遮光層を覆う絶縁膜を形成する工程と、各遮
    光層上に位置する絶縁膜上に前記遮光層より幅細となる
    半導体層を裏面露光によるレジストパターンで形成する
    工程と、該半導体層に高濃度の不純物をドーピングして
    ソース電極,ドレイン電極を形成する工程と、ソース電
    極とドレイン電極間を覆うように島状半導体層を形成す
    る工程と、該島状半導体層を覆うゲート絶縁膜を形成す
    る工程と、ゲート絶縁膜上にソース,ドレイン電極の端
    部間の距離より幅細のゲート電極を裏面露光によるレジ
    ストパターンで形成する工程と、ゲート電極上より低濃
    度の不純物をドーピングしてソース,ドレイン電極の内
    側に位置する島状半導体層部分に高抵抗領域となるオフ
    セット領域を形成する工程と、を具備することを特徴と
    する薄膜トランジスタの製造方法。
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