JP3174737B2 - 巻取機の品質監視装置 - Google Patents

巻取機の品質監視装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、糸の巻取機構を備
えた巻取機の品質監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】巻取機の一つの例として、結束紡績糸を
生産する精紡機がある。図10に示すように、この種の
精紡機は、紡績糸Yを紡出する精紡機構1と、紡出され
た紡績糸Yを巻き取るための巻取機構2とを備えてい
る。精紡機構1は、スライバーSを直接ドラフト部3に
供給し、そのフロントローラ4の出口においてエアジェ
ットノズル5及び加撚ローラ6によって撚を掛けて、芯
繊維束の周囲に平行繊維を巻き付かせ、結束紡績糸Yを
形成するようになっている。また巻取機構2は、クレー
ドル7によって支持された巻取管をドライブローラ8の
摩擦接触によって回転させ、トラバース装置(トラバー
スシュー9)によって紡績糸Yをトラバースさせつつ所
定形状のパッケージPに巻き取るようになっている。精
紡機構1と巻取機構2との境に設けられたガイドローラ
10の下方近傍には、スラブなどの糸欠点を除くための
ヤーンクリアラー11が設けられている。ヤーンクリア
ラー11は、糸欠点を検出するとカッター(図示せず)
によりその箇所を切断させて巻取を停止させ、オペレー
タ或いは機台に沿って走行する自動糸継装置12によっ
て糸欠点除去後の糸継ぎを行わせるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでヤーンクリア
ラー11は、紡績糸Yの太さを電子式又は静電容量式で
測定することにより糸欠点を検出しているので、糸太さ
では判別しにくい欠点、例えば撚が掛かっていない糸
(弱糸)に対しては検出ミス或いは検出不能になるとい
う問題があった。また紡績糸Yがトラバースされて巻き
取られる過程で、パッケージPの端面から落ちる綾落ち
などがあってもヤーンクリアラー11はこれを検出する
ことができないので、パッケージPの形状不良・品質低
下につながるという問題があった。
【0004】
【課題を解決する手段】前記課題を解決すべく本発明
は、紡績糸を紡出する精紡機構とその紡績糸を巻き取る
巻取機構とを備えた巻取機において、前記精紡機構と巻
取機構との間に設けたガイドローラよりも巻取機構側で
糸テンション値を測定し、その測定値の低下により前記
精紡機構から紡出される紡績糸に撚りが掛かっていない
ことを検出する検出手段を備えたものである。この構成
によって、紡出している糸の弱糸欠点が検出されること
になる。その際、ガイドローラよりも巻取機構側で糸テ
ンション値を測定するので、より正確に紡績糸に撚りが
掛かっていないことを検出することができる。また、本
発明は、糸テンション値の比較的長い時間の急激な低下
を検出するものである。これによって、瞬間的なテンシ
ョン低下は検出されず、他の欠点と区別して弱糸欠点を
確実に検出することができる。また、本発明は、糸継ぎ
後の糸走行開始から所定時間だけ遅れて糸テンション値
の測定を開始するものである。これによって、糸継ぎ時
に糸テンションがなくなることによる紡績テンション低
下の誤検出を防止することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0006】図1は、本発明にかかわる品質監視装置
を、結束紡績糸を生産する精紡機に適用した場合におい
て示したものである。この精紡機の各錘21は、紡績糸
Yを紡出する精紡機構1と、その紡績糸Yを巻き取る巻
取機構2とを備えて構成されている。精紡機構1は、連
続して供給されるスライバーを所定の割合(例えば100
倍)に引き伸ばすドラフト部3と、そのフロントローラ
4の出口において互いに逆の方向に撚を掛けるエアジェ
ットノズル5及び加撚ローラ6とで構成されている。エ
アジェットノズル5は、高速の旋回流(エアジェット)
によって、ドラフトされたスライバーを集束させるもの
である。加撚ローラ6は一対の樽状の回転体22,23
で成り、その回転軸22a,23aが互いに交差した状
態で、錘並設方向に延びた支持レール24に支持されて
いる。回転体22,23は、周面が薄肉のゴム製部材で
構成され、全体として中空のゴムローラの形態をなして
いる。そして一対の回転体22,23間に、仮撚りされ
た糸を挟んで、その仮撚り方向と反対方向に加撚するこ
とにより、芯繊維束の周囲に平行繊維を巻き付かせて結
束紡績糸Yを形成するようになっている。また巻取機構
2は、クレードルによって支持された巻取管をドライブ
ローラの摩擦接触によって回転させ、トラバース装置
(トラバースシュー)によって紡績糸Yをトラバースさ
せつつ所定形状のパッケージに成形するようになってい
る(前出図10参照)。精紡機構1と巻取機構2との境
にはガイドローラ10が設けられ、紡績糸Yを上下一対
のローラ25,26で挟んで、糸道を精紡機構1におけ
る傾斜方向から巻取機構2における上下方向へと転換し
ている。巻取機構2の巻取速度は、精紡機構1の紡出速
度と略等しくなるように設定されており、ガイドローラ
10とパッケージとの間には過度なテンションが付与さ
れないように構成されている。そして支持レール24上
の、加撚ローラ6の出口側(紡出方向下流側)に、紡績
テンションを測定することによって紡績糸Yの欠点を検
出する検出手段であるテンションセンサー27が設けら
れている。
【0007】図2に示すように、テンションセンサー2
7は、歪み感応体(抵抗素子)28が張り付けられた金
属板(例えばほうろうライニングの板)29と、この金
属板29に直角に取り付けられ、先端に糸Yに係合する
係合部30を有したアルミ製のロッド31とを備えて構
成されている。歪み感応体28は、例えば印刷等によっ
て金属板29に一体化され、ロッド31の径方向両側
に、少なくともロッド31が紡績糸Yのテンションを受
ける方向(糸道を横断する方向)に設けられている。す
なわちロッド31が紡績糸Yの係合によって屈曲又は傾
倒して変位し、これに連れて金属板29が歪むと、これ
を感知してその歪み量に相応した検知信号(電圧)を出
力するようになっている。係合部30は適宜な窪みを有
した小さいセラミック製の部材で成り、紡績糸Yに対す
る接触摩擦抵抗が小さく、且つ摩耗の少ない部品として
形成されている。係合部30の位置は、紡績糸Yの糸道
の上下いずれでもよい。
【0008】なおテンションセンサー27を設ける位置
としては、図1中二点鎖線にて示したように、ガイドロ
ーラ10の下方、すなわち巻取機構2に設けて、紡績糸
Yの巻取テンションを測定するようにしてもよい。この
テンションセンサー41は、その係合部42が下方に向
かう紡績糸Yに適宜係合するように配置され、例えば錘
21の前面側に並設方向に沿って延びたカバー板32の
前面に取り付けられる。このカバー板32にはヤーンク
リアラー33が設けられ、その検知溝34が紡績糸Yに
係合するように配置されている。ヤーンクリアラー33
は、精紡糸Yを電子式又は静電容量式で測定することに
より糸欠点を検出して、一体に或いは別体で備えられた
カッター(図示せず)を動作させてその箇所を切断させ
るものであるが、この実施の形態では、主に、テンショ
ンセンサー27,41からの検知信号が入力されること
でカッターを動作させると共に、錘並設方向にトラバー
スされる紡績糸Yのガイドの役割を果たすことになる。
このほかカバー板32には、糸継ぎのときに紡績糸Yを
サクションエアによって吸引保持するスラックチューブ
と呼ばれる保持穴35と、紡績糸Yが切断されたときに
突出してオペレータ或いは自動糸継装置に知らせる表示
レバー36とが設けられている。
【0009】ここで図3乃至図8によって、本発明者ら
が行った実験結果に基づき、テンションセンサー27,
41の作用効果を説明する。各図において、上段には紡
績機構1に設けたテンションセンサー27の検知信号
(テンション値)Aを、中段に巻取機構2に設けたテン
ションセンサー41の検知信号(テンション値)Bを、
下段に対比のためヤーンクリアラー33の検知信号Cを
示している。
【0010】図3に示したように、紡績糸Yにスラブ欠
点があると、ヤーンクリアラー33が検知(図中符号5
0の部分)するのと同時に、テンションセンサー27,
41のテンション値にも変動があり、スラブ欠点を急激
なテンション低下(図中符号42,43の部分)として
検知できていることがわかる。また図4は、太糸欠点の
場合を示したもので、テンションセンサー27,41の
テンション値は急激に上昇(44,45)して、ヤーン
クリアラー33の検知(51)と同等の波形変化がみら
れ、太糸欠点を検知できていることがわかる。次に図5
は、細糸欠点の検出の様子を示したものである。この細
糸欠点に対し、テンションセンサー27,41はヤーン
クリアラー33の検知(52)と同等か、あるいはより
明瞭にテンション値の比較的長い時間の低下(46,4
7)として検知していることがわかる。さらに図6は、
撚が0(零)近くの弱糸の検出の様子を示したものであ
る。ヤーンクリアラー33は、図中符号53で示すよう
に、弱糸の部分を異常値として検知してはいるが、その
前後の正常値と比べてそれほど明瞭ではない。これに対
してテンションセンサー27,41は、テンション値の
比較的長い時間の急激な低下(48,49)として弱糸
欠点を検知しており、その前後の正常な部分との区別は
極めて明瞭である。
【0011】このように、テンションセンサー27,4
1は、紡績テンション或いは巻取テンションの測定によ
って、スラブ欠点及び太糸欠点をヤーンクリアラー33
と同等の精度をもって検出することができ、さらに細糸
欠点及び弱糸欠点に対しては、ヤーンクリアラー33よ
りも確実に検出することができる。そしてヤーンクリア
ラー33は、紡績糸Yのよごれにより誤検出が生じるお
それがあるが、テンションセンサー27,41の検知は
紡績糸Yのよごれには全く左右されることがない。従っ
て、テンションセンサー27,41が異常テンション値
(42…49)を検出したときに、直ちにその箇所を切
断してこれを取り除くことにより、弱糸欠点などを含め
たあらゆる糸欠点を確実に除去することができ、パッケ
ージPの品質向上が達成される。
【0012】また図7は、トラバース不良によって生ず
る棒巻の検出の様子を示したものである。ヤーンクリア
ラー33の検知信号Cは、棒巻があっても変化がみられ
ず、紡績機構1に設けたテンションセンサー27の検知
信号A(テンション値)にもほとんど変化がない。これ
に対して巻取機構2に設けたテンションセンサー41
は、通常のテンション値TO よりも若干量D1 だけ、例
えば約15%低下した異常テンション値T1 としてこれを
検出している(図中符号54の部分)。さらに図8は、
糸YがパッケージPの端面から落ちる綾落ち(綾外れ)
の検出の様子を示したもので、ヤーンクリアラー33及
び紡績機構1に設けたテンションセンサー27の検知信
号には変化が認められないのに対して、巻取機構2に設
けたテンションセンサー41は、通常のテンション値T
O よりも瞬間的に大幅に(落差D2)低い、例えば通常
のテンション値TO から約50%低下した異常テンション
値T2 としてこれを検知している(55)。
【0013】従って、巻取テンションを測定するテンシ
ョンセンサー41がこのような異常テンション値T1
2 を検出したときに、直ちに巻取を中止してこの部分
を取り除くことにより、従来除去されなかったパッケー
ジP内部の巻き不良をなくすることができる。すなわち
巻形状の良好なパッケージPを形成することができ、よ
り一層のパッケージPの品質向上に貢献できる。
【0014】ところで、糸切れが生じたときに、紡出さ
れ未だ巻き取られていない糸と巻き取られた糸とを結合
する糸継装置を備えた精紡機では、図9に示すように、
糸継ぎ時に糸Yが保持穴(スラックチューブ)35内に
入り、テンションが無くなってしまう。この結果、異常
でないのにテンションセンサー27,41がテンション
異常と判断してしまう状態となる。このことを回避する
ために、糸テンション測定の際にヤーンクリアラー33
の糸走行信号と「or」し、「delay」をかけるよ
うにすることが好ましい。すなわち、糸Yが走行してい
ると、正常な糸Yも必ず小さな凹凸があるので、ヤーン
クリアラー33の信号は微小ながら変動する。この変動
が検出されている間は糸走行していると判断し、ヤーン
クリアラー33は糸走行信号を出力する。図9(b)に
示したように、糸継ぎされた時点(E)でヤーンクリア
ラー33には紡出側の糸Yが入り、糸検出信号が出力さ
れる。そして保持穴35内に入っていた糸Yは、その時
点から若干の時間tO が経過してから保持穴35から出
てくるので、テンションは通常の値に戻る(F)。従っ
てテンションセンサー27,41を、テンション値が戻
ってから検出を行うようにするために、糸走行信号が出
力された時点(E)ではなく、その時点から所定の時間
1 (>tO )だけ遅らせて、出力ONにする(G)。
このようにすることで、糸継ぎ時におけるテンションセ
ンサー27,41の誤判断を防止することができる。
【0015】なおテンションセンサーは、精紡機構1及
び巻取機構2の両方に設けるようにしてもよいが、いず
れか一方に設ければ、少なくとも糸欠点を検出すること
ができ、ヤーンクリアラー33よりも確実に糸欠点を除
去することができるものである。またテンションセンサ
ー27,41の位置は図示例に限らず、紡績テンション
又は巻取テンションを検出できる位置であればよい。さ
らにこれらテンションセンサー27,41を設けること
によって、従来の糸欠点検出用としてのヤーンクリアラ
ーは不要となり、例えば図1中のヤーンクリアラー33
の位置に、テンションセンサー27,41の信号によっ
て作動するカッター(ガイド付き)を設ければこと足り
る。
【0016】そしてこの実施の形態では、巻取機として
エアジェットノズル5及び加撚ローラ6を備えた精紡機
を示したが、本発明はこれに限るものではなく、互いに
反対方向に撚を掛ける一対のエアジェットノズルを備え
た精紡機や、二本のスライバーをドラフトして二本の紡
績糸を紡出し、これを引き揃えて双糸のパッケージを形
成する精紡機、さらにはこれら精紡機と同様な巻取機構
を備えた繊維機械に広く適用できるものである。また糸
テンション測定を電圧等電気信号で出力するようにした
が、本発明は、機械式(例えばマイクロスイッチを用い
る)にテンションの変化を検出することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上要するに請求項1の発明によれば、
あらゆる糸欠点を確実に検出することができ、パッケー
ジの品質向上が図れる。また請求項2の発明によれば、
他の欠点と区別して弱糸欠点を確実に検出することがで
き、パッケージの品質向上が達成される。そして請求項
3の発明によれば、糸継ぎ時に糸テンションがなくなる
ことによる紡績テンションの低下誤検出を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる巻取機の品質監視装置の実施
の形態を示した斜視図である。
【図2】図1のテンションセンサーを示した側面図であ
る。
【図3】図1の作用効果を説明するためのスラブ欠点に
対する検知信号変動図である。
【図4】図1の作用効果を説明するための太糸欠点に対
する検知信号変動図である。
【図5】図1の作用効果を説明するための細糸欠点に対
する検知信号変動図である。
【図6】図1の作用効果を説明するための弱糸欠点に対
する検知信号変動図である。
【図7】図1の作用効果を説明するための棒巻に対する
検知信号変動図である。
【図8】図1の作用効果を説明するための綾落ちに対す
る検知信号変動図である。
【図9】本発明の糸継ぎ時における作用を説明するため
の図であり、(a)は要部側面図、(b)はテンション
センサーのタイミングチャートである。
【図10】従来の巻取機である精紡機を示した側面図で
ある。
【符号の説明】
1 精紡機構 2 巻取機構 27,41 テンションセンサー(検出手段) 33 ヤーンクリアラー Y 紡績糸(結束紡績糸)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−322623(JP,A) 特開 平4−250333(JP,A) 特開 平6−322621(JP,A) 特開 昭51−70353(JP,A) 特開 平3−90634(JP,A) 実開 昭57−33657(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01H 13/16,13/22

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡績糸を紡出する精紡機構とその紡績糸
    を巻き取る巻取機構とを備えた巻取機において、前記精
    紡機構と巻取機構との間に設けたガイドローラよりも巻
    取機構側で糸テンション値を測定し、その測定値の低下
    により前記精紡機構から紡出される紡績糸に撚りが掛か
    っていないことを検出する検出手段を備えたことを特徴
    とする巻取機の品質監視装置。
  2. 【請求項2】 紡績糸を紡出する精紡機構とその紡績糸
    を巻き取る巻取機構とを備えた巻取機において、糸テン
    ション値を測定し、その測定値の比較的長い時間の急激
    な低下により前記精紡機構から紡出される紡績糸に撚り
    が掛かっていないことを検出する検出手段を設けたこと
    を特徴とする巻取機の品質監視装置。
  3. 【請求項3】 紡績糸を紡出する精紡機構とその紡績糸
    を巻き取る巻取機構とを備えた巻取機において、糸継ぎ
    後の糸走行開始から所定時間だけ遅れて糸テンション値
    の測定を開始し、その測定値の低下により前記精紡機構
    から紡出される紡績糸に撚りが掛かっていないことを検
    出する検出手段を設けたことを特徴とする巻取機の品質
    監視装置。
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