JP3008868B2 - 紡糸巻き取り機の糸監視装置 - Google Patents
紡糸巻き取り機の糸監視装置Info
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- JP3008868B2 JP3008868B2 JP8327951A JP32795196A JP3008868B2 JP 3008868 B2 JP3008868 B2 JP 3008868B2 JP 8327951 A JP8327951 A JP 8327951A JP 32795196 A JP32795196 A JP 32795196A JP 3008868 B2 JP3008868 B2 JP 3008868B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融紡出した糸を
巻き取る紡糸巻き取り機の糸切れ等を検出するための紡
糸巻き取り機の糸監視装置に関するものである。
巻き取る紡糸巻き取り機の糸切れ等を検出するための紡
糸巻き取り機の糸監視装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、糸を走査するように配設された光
学センサーにより糸切れを検出したり、或いは、糸切れ
検出レバーを糸に接触させることにより糸切れを検出す
るようにした紡糸巻き取り機の糸監視装置が知られてい
る。
学センサーにより糸切れを検出したり、或いは、糸切れ
検出レバーを糸に接触させることにより糸切れを検出す
るようにした紡糸巻き取り機の糸監視装置が知られてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紡糸巻
き取り機の糸監視装置においては、糸切れを検出するた
めに、光学センサーや検出レバー等の別個の部材を配設
しなければならず、紡糸巻き取り機の構造が複雑化する
という問題がある。また、検出レバー方式は、糸の屈曲
部分が増加し、糸の品質が低下するという問題がある。
また、光電センサー方式は、糸の屈曲部分の増加はない
が、油剤等によってレンズが曇って、誤動作を起こすと
いう問題がある。
き取り機の糸監視装置においては、糸切れを検出するた
めに、光学センサーや検出レバー等の別個の部材を配設
しなければならず、紡糸巻き取り機の構造が複雑化する
という問題がある。また、検出レバー方式は、糸の屈曲
部分が増加し、糸の品質が低下するという問題がある。
また、光電センサー方式は、糸の屈曲部分の増加はない
が、油剤等によってレンズが曇って、誤動作を起こすと
いう問題がある。
【０００４】本発明の目的は、上述した従来の紡糸巻き
取り機の糸監視装置が有する課題を解決するとともに、
パッケージや糸の品質の監視が可能な紡糸巻き取り機の
糸監視装置を提供することにある。
取り機の糸監視装置が有する課題を解決するとともに、
パッケージや糸の品質の監視が可能な紡糸巻き取り機の
糸監視装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、紡糸された複数のフィラメント糸
を、複数の綾振り支点ガイドに１本ずつ分割して挿通
し、１本の巻取軸に複数配設されたボビン上に巻き取る
ようにした紡糸巻き取り機の糸監視装置において、第１
には、各フィラメント糸の綾振り運動による綾振り支点
ガイドの変動を検出するセンサーを、綾振り支点ガイド
毎に設けるとともに、綾振り支点ガイドの変動を監視す
る品質監視装置を設けたものであり、第２には、支持部
材に金属板を取着し、該金属板に直交するように棒部材
を取り付け、該棒部材を介して、綾振り支点ガイドとな
るスネールガイド部材を取着するとともに、上記金属板
に、歪み感応抵抗体を配設してセンサーを構成したもの
であり、第３には、センサーから、一定の周期で変動す
るが、変動の幅が小さくなったことを示す電気信号が発
生して、電気信号の正常状態からの変化を品質監視装置
が検出したときに、フィラメント切れであると判断する
ようにしたものである。
を達成するために、紡糸された複数のフィラメント糸
を、複数の綾振り支点ガイドに１本ずつ分割して挿通
し、１本の巻取軸に複数配設されたボビン上に巻き取る
ようにした紡糸巻き取り機の糸監視装置において、第１
には、各フィラメント糸の綾振り運動による綾振り支点
ガイドの変動を検出するセンサーを、綾振り支点ガイド
毎に設けるとともに、綾振り支点ガイドの変動を監視す
る品質監視装置を設けたものであり、第２には、支持部
材に金属板を取着し、該金属板に直交するように棒部材
を取り付け、該棒部材を介して、綾振り支点ガイドとな
るスネールガイド部材を取着するとともに、上記金属板
に、歪み感応抵抗体を配設してセンサーを構成したもの
であり、第３には、センサーから、一定の周期で変動す
るが、変動の幅が小さくなったことを示す電気信号が発
生して、電気信号の正常状態からの変化を品質監視装置
が検出したときに、フィラメント切れであると判断する
ようにしたものである。
【０００６】
【実施例】以下に、本発明の紡糸巻き取り機の糸監視装
置が適用される一例としての紡糸巻き取り機の斜視図で
ある図１及び本発明の紡糸巻き取り機の糸監視装置の平
面図である図２を用いて、本発明の実施例について説明
するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に
限定されるものではない。
置が適用される一例としての紡糸巻き取り機の斜視図で
ある図１及び本発明の紡糸巻き取り機の糸監視装置の平
面図である図２を用いて、本発明の実施例について説明
するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に
限定されるものではない。
【０００７】図示されていない溶融紡糸装置により紡糸
された多数のフィラメント糸１は、一対のゴデットロー
ラー２、３を経て、固定枠４に取着された複数の綾振り
支点ガイド５のスネールガイド部材に、１本ずつ分割さ
れて挿通され、その後、紡糸巻き取り機６により、１本
の巻取軸に複数配設されたボビン上に、パッケージ７と
して巻き取られる。図中の６ａには、綾振り支点ガイド
５を通過したフィラメント糸１を綾振り運動させるため
の綾振り装置が設けられている。
された多数のフィラメント糸１は、一対のゴデットロー
ラー２、３を経て、固定枠４に取着された複数の綾振り
支点ガイド５のスネールガイド部材に、１本ずつ分割さ
れて挿通され、その後、紡糸巻き取り機６により、１本
の巻取軸に複数配設されたボビン上に、パッケージ７と
して巻き取られる。図中の６ａには、綾振り支点ガイド
５を通過したフィラメント糸１を綾振り運動させるため
の綾振り装置が設けられている。
【０００８】固定枠４には、綾振り支点ガイド５の変動
を検出するセンサー１０が、各綾振り支点ガイド５毎に
設けられている。このセンサー１０について以下に説明
する。
を検出するセンサー１０が、各綾振り支点ガイド５毎に
設けられている。このセンサー１０について以下に説明
する。
【０００９】固定枠４には、固定枠４の長手方向に対し
て垂直に、複数の支持棒５ａ（支持部材）が取着されて
おり、該支持棒５ａの先端には、支持棒５ａの軸線に直
交するように、ホーロー金属板（メタルコア基板）５ｂ
の一端が取着されている。金属板５ｂのもう一方の端部
からは、金属板５ｂに直交するように、先端に螺子孔５
ｃ’が穿設された棒部材５ｃが取着されている。５ｄ
は、一端に螺子５ｄ’が取着された軸部であり、螺子５
ｄ’と反対側の軸部５ｄの端部には、綾振り支点ガイド
としてのスネールガイド部材５ｅが取着されている。棒
部材５ｃの螺子孔５ｃ’に、軸部５ｄに突設された螺子
５ｄ’を螺合させることにより、棒部材５ｃにスネール
ガイド部材５ｅが取着される。そして、スネールガイド
５ｅのリング部５ｅ’に、１本のフィラメント糸１が挿
通されている。なお、フィラメント糸１は、多数本のフ
ィラメントから構成されている。８は、金属板５ｂに取
着された歪みゲージ（歪み感応抵抗体）である。金属板
５ｂの伸縮変形を、歪みゲージ８により電気信号として
検出するように構成されている。
て垂直に、複数の支持棒５ａ（支持部材）が取着されて
おり、該支持棒５ａの先端には、支持棒５ａの軸線に直
交するように、ホーロー金属板（メタルコア基板）５ｂ
の一端が取着されている。金属板５ｂのもう一方の端部
からは、金属板５ｂに直交するように、先端に螺子孔５
ｃ’が穿設された棒部材５ｃが取着されている。５ｄ
は、一端に螺子５ｄ’が取着された軸部であり、螺子５
ｄ’と反対側の軸部５ｄの端部には、綾振り支点ガイド
としてのスネールガイド部材５ｅが取着されている。棒
部材５ｃの螺子孔５ｃ’に、軸部５ｄに突設された螺子
５ｄ’を螺合させることにより、棒部材５ｃにスネール
ガイド部材５ｅが取着される。そして、スネールガイド
５ｅのリング部５ｅ’に、１本のフィラメント糸１が挿
通されている。なお、フィラメント糸１は、多数本のフ
ィラメントから構成されている。８は、金属板５ｂに取
着された歪みゲージ（歪み感応抵抗体）である。金属板
５ｂの伸縮変形を、歪みゲージ８により電気信号として
検出するように構成されている。
【００１０】金属板５ｂ、歪みゲージ８等は、油剤等か
ら保護するためケーシング９で覆われている。ケーシン
グ９には孔９ａが設けられ、この孔９ａから外部へ棒部
材５ｃの先端部が突出されている。孔９ａの周囲の突部
は、歪みゲージ８が過大に撓んで破壊するのを防止する
ためのストッパーとなっている。
ら保護するためケーシング９で覆われている。ケーシン
グ９には孔９ａが設けられ、この孔９ａから外部へ棒部
材５ｃの先端部が突出されている。孔９ａの周囲の突部
は、歪みゲージ８が過大に撓んで破壊するのを防止する
ためのストッパーとなっている。
【００１１】スネールガイド５ｅのリング部５ｅ’に挿
通されたフィラメント糸１が、綾振り装置６ａにより、
棒部材５ｃ及びスネールガイド５ｅに対して直交する方
向に綾振りされると、金属板５ｂが、支持棒５ａの先端
部を支点として変形し、歪みゲージ８により、その変形
に応じた電気信号が発生する。図１において、右端のフ
ィラメント糸１の場合を例に挙げて説明すると、フィラ
メント糸１は、常に、スネールガイド５ｅのリング部５
ｅ’の左側部に押し付けられながら綾振りされる。今、
フィラメント糸１が、図２において、左方向（矢印Ｙ
ａ）に綾振りされると、フィラメント糸１がスネールガ
イド５ｅのリング部５ｅ’の左側部に押し付けられる。
これにより、棒部材５ｃ及びスネールガイド５ｅを介し
て、金属板５ｂが、支持棒５ａの先端部を支点として大
きく撓み、歪みゲージ８から、大きな電圧値又は電流値
を示す電気信号が発生する。一方、フィラメント糸１
が、図２において、右方向（矢印Ｙｂ）に綾振りされる
と、フィラメント糸１がスネールガイド５ｅのリング部
５ｅ’の左側部を押し付ける力が弱まり、金属板５ｂの
変形が小さくなる。従って、歪みゲージ８から電圧値又
は電流値を示す電気信号が発生する。
通されたフィラメント糸１が、綾振り装置６ａにより、
棒部材５ｃ及びスネールガイド５ｅに対して直交する方
向に綾振りされると、金属板５ｂが、支持棒５ａの先端
部を支点として変形し、歪みゲージ８により、その変形
に応じた電気信号が発生する。図１において、右端のフ
ィラメント糸１の場合を例に挙げて説明すると、フィラ
メント糸１は、常に、スネールガイド５ｅのリング部５
ｅ’の左側部に押し付けられながら綾振りされる。今、
フィラメント糸１が、図２において、左方向（矢印Ｙ
ａ）に綾振りされると、フィラメント糸１がスネールガ
イド５ｅのリング部５ｅ’の左側部に押し付けられる。
これにより、棒部材５ｃ及びスネールガイド５ｅを介し
て、金属板５ｂが、支持棒５ａの先端部を支点として大
きく撓み、歪みゲージ８から、大きな電圧値又は電流値
を示す電気信号が発生する。一方、フィラメント糸１
が、図２において、右方向（矢印Ｙｂ）に綾振りされる
と、フィラメント糸１がスネールガイド５ｅのリング部
５ｅ’の左側部を押し付ける力が弱まり、金属板５ｂの
変形が小さくなる。従って、歪みゲージ８から電圧値又
は電流値を示す電気信号が発生する。
【００１２】上述したように、フィラメント糸１が、糸
切れもなく、綾振り装置６により正常状態で綾振りされ
ている場合には、一定の周期で規則的な変動を示す電気
信号が発生されることになる。しかし、固定枠４の長手
方向に沿って所定の間隔で配設された綾振り支点ガイド
５に挿通されたフィラメント糸１のいずれかが切れた場
合には、フィラメント糸１が切断された綾振り支点ガイ
ド５からは、一定の電気信号が発生される。つまり、変
動が検出されなくなる。変動が一定時間検出されないこ
とが品質監視装置１１で判断されると、図示されていな
い制御装置からの命令により、全てのフィラメント糸１
を切断し、巻き取りを停止する。
切れもなく、綾振り装置６により正常状態で綾振りされ
ている場合には、一定の周期で規則的な変動を示す電気
信号が発生されることになる。しかし、固定枠４の長手
方向に沿って所定の間隔で配設された綾振り支点ガイド
５に挿通されたフィラメント糸１のいずれかが切れた場
合には、フィラメント糸１が切断された綾振り支点ガイ
ド５からは、一定の電気信号が発生される。つまり、変
動が検出されなくなる。変動が一定時間検出されないこ
とが品質監視装置１１で判断されると、図示されていな
い制御装置からの命令により、全てのフィラメント糸１
を切断し、巻き取りを停止する。
【００１３】また、１つの綾振り支点ガイド５に挿通さ
れたフィラメント糸１を構成するフィラメントの何本か
が切れた場合には、フィラメント糸１の張力が低下する
ので、従って、一定の周期で変動するが、変動の幅は小
さくなる。このような電気信号の正常状態からの変化を
検出すると、品質監視装置１１がフィラメントが切れた
と判断し、制御装置からの命令により、全てのフィラメ
ント糸１が切断され、巻き取りが停止される。
れたフィラメント糸１を構成するフィラメントの何本か
が切れた場合には、フィラメント糸１の張力が低下する
ので、従って、一定の周期で変動するが、変動の幅は小
さくなる。このような電気信号の正常状態からの変化を
検出すると、品質監視装置１１がフィラメントが切れた
と判断し、制御装置からの命令により、全てのフィラメ
ント糸１が切断され、巻き取りが停止される。
【００１４】更に、電気信号の変動が不規則になった
り、変動の幅が大きく変化したりする場合には、何らか
の異常が発生していることとなるため、このような場合
にも、同様に、巻き取りを停止する。
り、変動の幅が大きく変化したりする場合には、何らか
の異常が発生していることとなるため、このような場合
にも、同様に、巻き取りを停止する。
【００１５】なお、品質監視装置１１は、巻き取り中、
常時、歪みゲージ８から検出される電気信号をモニター
している。パッケージの品質を監視でき、パッケージの
品質評価等が可能となる。
常時、歪みゲージ８から検出される電気信号をモニター
している。パッケージの品質を監視でき、パッケージの
品質評価等が可能となる。
【００１６】上述したように、別個の部材を設けること
がなく、フィラメント糸１の綾振り運動による綾振り支
点ガイド５の変動を検出する歪みゲージ８等のセンサー
１０を設けたので、紡糸巻き取り機が簡素化されるとと
もに、糸の屈曲部分が増加することがないので、糸品質
の低下が防止できる。しかも、油剤や白粉等によって、
誤動作を起こすという問題もない。
がなく、フィラメント糸１の綾振り運動による綾振り支
点ガイド５の変動を検出する歪みゲージ８等のセンサー
１０を設けたので、紡糸巻き取り機が簡素化されるとと
もに、糸の屈曲部分が増加することがないので、糸品質
の低下が防止できる。しかも、油剤や白粉等によって、
誤動作を起こすという問題もない。
【００１７】支持棒５ａに金属板５ｂを取着し、該金属
板５ｂに直交するように棒部材５ｃを取り付け、棒部材
５ｃを介してスネールガイド部材５ｅを取着し、金属板
５ｂに歪みゲージ８を配設し、センサー１０を構成した
ので、該センサー１０は、綾振り支点ガイド５の微変
動、具体的には、フィラメント糸１の張力の微変動を検
出することが可能となり、従って、１つの綾振り支点ガ
イド５に挿通されたフィラメント糸１を構成するフィラ
メントの何本かが切れた場合をも検出することができ
る。
板５ｂに直交するように棒部材５ｃを取り付け、棒部材
５ｃを介してスネールガイド部材５ｅを取着し、金属板
５ｂに歪みゲージ８を配設し、センサー１０を構成した
ので、該センサー１０は、綾振り支点ガイド５の微変
動、具体的には、フィラメント糸１の張力の微変動を検
出することが可能となり、従って、１つの綾振り支点ガ
イド５に挿通されたフィラメント糸１を構成するフィラ
メントの何本かが切れた場合をも検出することができ
る。
【００１８】また、綾振り支点ガイド５の変動を品質監
視装置１１によって監視することにより、パッケージ７
の形状や品質を評価することができる。
視装置１１によって監視することにより、パッケージ７
の形状や品質を評価することができる。
【００１９】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
【００２０】従来の紡糸巻き取り機の糸監視装置のよう
な別個の部材を設けることがなく、紡糸巻き取り機が簡
素化されるとともに、糸の屈曲部分が増加することがな
いので、糸品質の低下が防止できる。しかも、油剤等に
よって誤動作を起こす恐れがない。
な別個の部材を設けることがなく、紡糸巻き取り機が簡
素化されるとともに、糸の屈曲部分が増加することがな
いので、糸品質の低下が防止できる。しかも、油剤等に
よって誤動作を起こす恐れがない。
【００２１】フィラメント糸の張力の微変動を検出する
ことが可能となり、従って、１つの綾振り支点ガイドに
挿通されたフィラメント糸を構成するフィラメントが切
れた場合をも検出することができる。
ことが可能となり、従って、１つの綾振り支点ガイドに
挿通されたフィラメント糸を構成するフィラメントが切
れた場合をも検出することができる。
【００２２】パッケージの形状や品質を評価することが
できる。
できる。
【図１】図１は本発明の紡糸巻き取り機の糸監視装置が
適用される一例としての紡糸巻き取り機の斜視図であ
る。
適用される一例としての紡糸巻き取り機の斜視図であ
る。
【図２】図２は本発明の紡糸巻き取り機の糸監視装置の
平面図である。
平面図である。
１・・・・・フィラメント糸 ５・・・・・綾振り支点ガイド ５ｂ・・・・金属板 ５ｅ・・・・スネールガイド ８・・・・・歪みゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−306167（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−138140（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−231769（ＪＰ，Ａ) 実開 平５−89470（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 63/00 - 63/08
Claims (3)
- 【請求項１】紡糸された複数のフィラメント糸を、複数
の綾振り支点ガイドに１本ずつ分割して挿通し、１本の
巻取軸に複数配設されたボビン上に巻き取るようにした
紡糸巻き取り機の糸監視装置において、各フィラメント
糸の綾振り運動による綾振り支点ガイドの変動を検出す
るセンサーを、綾振り支点ガイド毎に設けるとともに、
綾振り支点ガイドの変動を監視する品質監視装置を設け
たことを特徴とする紡糸巻き取り機の糸監視装置。 - 【請求項２】支持部材に金属板を取着し、該金属板に直
交するように棒部材を取り付け、該棒部材を介して、綾
振り支点ガイドとなるスネールガイド部材を取着すると
ともに、上記金属板に、歪み感応抵抗体を配設してセン
サーを構成したことを特徴とする請求項１に記載の紡糸
巻き取り機の糸監視装置。 - 【請求項３】センサーから、一定の周期で変動するが、
変動の幅が小さくなったことを示す電気信号が発生し
て、電気信号の正常状態からの変化を品質監視装置が検
出したときに、フィラメント切れであると判断すること
を特徴とする請求項１又は請求項２に記載の紡糸巻き取
り機の糸監視装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327951A JP3008868B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 紡糸巻き取り機の糸監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8327951A JP3008868B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 紡糸巻き取り機の糸監視装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10152266A JPH10152266A (ja) | 1998-06-09 |
| JP3008868B2 true JP3008868B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=18204840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8327951A Expired - Lifetime JP3008868B2 (ja) | 1996-11-22 | 1996-11-22 | 紡糸巻き取り機の糸監視装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3008868B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5142631B2 (ja) * | 2007-08-24 | 2013-02-13 | 株式会社ブリヂストン | 線状部材のテンション測定装置及び測定方法 |
-
1996
- 1996-11-22 JP JP8327951A patent/JP3008868B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10152266A (ja) | 1998-06-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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