JP5998709B2 - 糸監視装置及び糸巻取ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、例えば紡績機又は自動ワインダ等に適用される糸監視装置及び糸巻取ユニットに関する。
従来の糸監視装置として、特許文献1には、走行する糸の糸道に沿って並設された2つの糸ムラセンサを備える糸品質測定器が記載されている。この糸品質測定器は、2つの糸ムラセンサの波形同士のパターンマッチ処理を行うことにより、走行する糸の糸速度を算出し、算出した糸速度に応じて太さムラ検出のサンプリング周波数を変化させている。
特開2009−190841号公報
ところで、例えば紡績機又は自動ワインダ等に適用される糸巻取ユニットにおいては、糸欠点の有無、糸継不良の有無、及び/又は撚り状態等、走行する糸の糸品質を適切に評価することが、巻き取った糸の品質を維持する上で極めて重要である。
そこで、本発明は、走行する糸の糸品質を適切に評価することができる糸監視装置及び糸巻取ユニットを提供することを目的とする。
本発明の糸監視装置は、走行する糸の太さを検出する第1センサと、走行する糸の繊維量を検出する第2センサと、第1センサによって検出された太さ検出値及び第2センサによって検出された繊維量検出値に基づいて、走行する糸の糸品質を評価する糸品質評価部と、を備える。
この糸監視装置では、走行する糸の太さ及び繊維量を検出することで、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を取得することができる。よって、この糸監視装置によれば、走行する糸の糸品質を適切に評価することが可能となる。なお、糸の太さとは、走行する糸の糸道に平行な所定面に投影される糸の所定長さ当たりの面積又は幅に相当する。糸の繊維量とは、糸の所定長さ当たりの質量に相当する。
糸品質は、糸の繊維密度に関する品質であってもよい。上述したように、繊維密度に関する情報を取得することができるので、糸の繊維密度に関する品質を適切に評価することが可能となる。
糸監視装置は、走行する糸の糸道に沿って第1センサ及び第2センサが互いに異なる位置に配置されている場合に、走行する糸における同じ部位について太さ及び繊維量が対応付けられるように、太さ検出値及び繊維量検出値の少なくとも一方を調整する調整部を更に備え、糸品質評価部は、調整部によって調整された同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、当該部位について糸品質を評価してもよい。この構成によれば、糸道に沿って互いに異なる位置に第1センサ及び第2センサが配置されていても、走行する糸における同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、当該部位について糸品質を適切に評価することができる。
糸監視装置は、糸の走行速度を取得する糸速度取得部と、糸速度取得部によって取得された走行速度に基づいて、太さ検出値及び繊維量検出値のサンプリングを行うサンプリング部と、更に備え、調整部は、サンプリング部によってサンプリングされた太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、太さ検出値及び繊維量検出値の少なくとも一方を調整してもよい。この構成によれば、糸の走行速度にかかわらず、所定の長さごとに太さ検出値及び繊維量検出値をサンプリングすることができるので、走行する糸における同じ部位について太さ検出値及び繊維量検出値を対応付けるための調整が簡単になる。
糸品質評価部は、糸品質として糸欠点の有無を評価してもよい。この構成によれば、糸継装置を備える糸巻取ユニットに糸監視装置を適用した場合に、糸継装置を用いて糸欠点を除去することができる。
糸品質評価部は、少なくとも太さ及び繊維量をパラメータとする糸欠点許容範囲から、走行する糸における同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値が外れている場合に、当該部位が糸欠点であると判定してもよい。この構成によれば、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を考慮して、当該部位が糸欠点であるか否かの判定を適切に実行することができる。
糸品質評価部は、糸品質として糸継不良の有無を評価してもよい。この構成によれば、糸継装置を備える糸巻取ユニットに糸監視装置を適用した場合に、糸継装置を用いて糸継不良を除去したり、糸継不良が発生しないように糸継装置の動作を調整したりすることができる。
糸品質評価部は、少なくとも太さ及び繊維量をパラメータとする糸継不良許容範囲から、走行する糸における糸継部の太さ検出値及び繊維量検出値が外れている場合に、当該糸継部が糸継不良であると判定してもよい。この構成によれば、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を考慮して、当該糸継部が糸継不良であるか否かの判定を適切に実行することができる。なお、走行する糸における糸継部とは、走行する糸のうち、糸が一旦切断されて再度継がれた部分である。
第1センサは、光学式センサであってもよい。この構成によれば、走行する糸の太さを精度良く検出することができる。
第2センサは、静電容量式センサであってもよい。この構成によれば、走行する糸の繊維量を精度良く検出することができる。
本発明の糸巻取ユニットは、上記糸監視装置と、走行する糸の糸道に沿って糸監視装置の上流側に配置され、糸を供給する給糸装置と、糸道に沿って糸監視装置の下流側に配置され、糸を巻き取る巻取装置と、を備える。
この糸巻取ユニットは、上記糸監視装置を備えている。よって、この糸巻取ユニットによれば、走行する糸の糸品質を適切に評価することが可能となる。
糸巻取ユニットは、糸道に沿って給糸装置と糸監視装置との間に配置され、切断された糸の糸継ぎを行う糸継装置を更に備えてもよい。この構成によれば、上記糸監視装置によって糸欠点の有無が適切に評価されるため、糸欠点を確実に除去した後に糸継ぎを行い、糸を巻き取ることができる。
糸巻取ユニットは、糸監視装置の糸品質評価部が糸品質として糸継不良を評価した場合に、糸継装置による糸継ぎを制御する制御部を更に備えてもよい。この構成によれば、糸継装置における糸継不良の発生を抑制することができる。
糸継装置は、切断された糸の一方の糸端及び他方の糸端の撚りを解く解撚部と、解撚部によって撚りが解かれた一方の糸端及び他方の糸端に撚りを加える加撚部と、を有し、制御部は、解撚部及び加撚部の少なくとも一方を制御してもよい。この構成によれば、糸継装置における糸継不良の発生を確実に抑制することができる。
本発明によれば、走行する糸の糸品質を適切に評価することができる糸監視装置及び糸巻取ユニットを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の糸巻取ユニットである紡績ユニットの斜視図である。 図1の紡績ユニットの糸監視装置のブロック図である。 図2の糸監視装置による距離補正処理を説明するための図である。 図2の糸監視装置による糸欠点判定処理を説明するための図である。 図2の糸監視装置による糸継不良判定処理を説明するための図である。 糸の太さ及び繊維量に応じた糸の状態を示すチャートである。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図において同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に示されるように、紡績ユニット(糸巻取ユニット)1は、糸Yを生成してパッケージPに巻き取る。紡績ユニット1には、糸Yの走行経路に沿って上流側から順に、ドラフト装置(給糸装置)2、紡績装置(給糸装置)3、糸送り装置4、糸継装置6、糸監視装置5及び巻取装置7が設けられている。つまり、ドラフト装置2及び紡績装置3は、走行する糸Yの糸道(以下、単に「糸道」という)に沿って糸監視装置5の上流側に配置されており、巻取装置7は、糸道に沿って糸監視装置5の下流側に配置されている。また、糸継装置6は、糸道に沿ってドラフト装置2及び紡績装置3と糸監視装置5との間に配置されている。更に、紡績ユニット1には、紡績ユニット1の全体を制御する制御部10が設けられている。
このような紡績ユニット1は、複数並設されて、紡績機を構成する。その場合、糸継装置6は、複数の紡績ユニット1間を移動可能とされ、糸Yが切断された紡績ユニット1において糸継動作を行う。つまり、糸継装置6は、複数の紡績ユニット1によって共有されることになる。ただし、糸継装置6を各紡績ユニット1に設けることも可能である。なお、糸Yの切断には、何らかの理由による糸切れ、糸欠点を除去するための糸の切断等がある。
ドラフト装置2は、バックローラ対8、サードローラ対9、エプロンベルト11が架けられたミドルローラ対12、及びフロントローラ対13を有している。ドラフト装置2は、ケンス14に収容されたスライバSを各ローラ対8,9,12及び13によって延伸して繊維束Fを生成する。
紡績装置3は、ドラフト装置2によって生成された繊維束Fにエアーの旋回流によって撚りを与えて糸Yを生成する空気紡績装置である。より詳細には(ただし、図示省略)、紡績装置3は、紡績室、繊維案内部、旋回流発生ノズル及び中空ガイド軸体を有している。繊維案内部は、ドラフト装置2によって生成された繊維束Fを紡績室内に案内する。旋回流発生ノズルは、紡績室内に旋回流を発生させることで、紡績室内に案内された繊維束Fの繊維端を反転させつつ旋回させる。中空ガイド軸体は、紡績された糸Yを紡績室内から紡績装置3の外部に案内する。
糸送り装置4は、デリベリローラ15及びニップローラ16を有している。糸送り装置4は、紡績装置3によって生成された糸Yを一対のローラ15及び16でニップして巻取装置7に送り出す。
糸監視装置5は、走行する糸Yの糸品質を評価する。糸監視装置5は、走行する糸Yに糸欠点が存在した場合に糸Yを切断する機能を有している。なお、糸Yを切断する機能は、糸監視装置5以外の構成として別途設けられたカッター、紡績装置3における旋回流の停止等、糸監視装置5以外の構成によって実現される場合もある。
糸継装置6は、サクションパイプ17、サクションマウス18及びスプライサ19を有している。サクションパイプ17は、回動可能に支持されており、紡績装置3側の糸Yの糸端を捕捉してスプライサ19に案内する。サクションマウス18は、回動可能に支持されており、巻取装置7側の糸Yの糸端を捕捉してスプライサ19に案内する。スプライサ19は、サクションパイプ17及びサクションマウス18によって案内された糸端同士の糸継ぎを行う。
スプライサ19は、旋回空気流によって糸継部を形成する。スプライサ19は、糸Yの切断後にパッケージP側の糸端(一方の糸端)及び紡績装置3側の糸端(他方の糸端)の撚りを解く解撚部19aと、旋回空気流によって解撚された糸端同士に撚りを加える加撚部19bと、を有している。ただし、スプライサ19の代わりにディスク式スプライサを設けてもよい。
巻取装置7は、糸YをパッケージPに巻き取る装置であり、クレードルアーム21、巻取ドラム22及びトラバース装置23を有している。クレードルアーム21は、パッケージPを回転可能に支持しつつ、パッケージPの表面を巻取ドラム22の表面に適切な圧力で接触させる。巻取ドラム22は、クレードルアーム21によって接触させられたパッケージPを回転させる。トラバース装置23は、巻取ドラム22によって回転させられているパッケージPに対して糸Yを所定幅で綾振りする。なお、紡績ユニット1は、図1に示される円柱形状のパッケージPだけでなく、コーン形状のパッケージPを巻き取ることも可能である。紡績ユニット1が巻き取るパッケージPの形状は特に限定されない。
次に、糸監視装置5について、より詳細に説明する。図2に示されるように、糸監視装置5は、第1センサ51と、第2センサ52と、を備えている。第1センサ51及び第2センサ52は、第1センサ51が第2センサ52の上流側に位置するように、糸道に沿って並設されている。第1センサ51の検出位置と第2センサ52の検出位置とは、糸道に沿って所定距離だけ離れている。
第1センサ51は、糸道を挟んで対向する投光部及び受光部を有する光学式センサである。第1センサ51は、投光部から投光されて糸Yを介して受光部で受光された光の光量に基づいて、走行する糸Yの太さを検出する。なお、糸Yの太さとは、糸道に平行な所定面に投影される糸の所定長さ当たりの面積又は幅に相当する。
第2センサ52は、糸道を挟んで対向する一対の電極を有する静電容量式センサである。第2センサ52は、糸Yを介した状態での一対の電極間の静電容量に基づいて、走行する糸Yの繊維量を検出する。なお、糸Yの繊維量とは、糸の所定長さ当たりの質量に相当する。
糸監視装置5は、第1サンプリング部53と、第2サンプリング部54と、糸速度取得部55と、を更に備えている。糸速度取得部55は、糸速度(すなわち、糸Yの走行速度)を取得して、糸速度信号(糸速度を示す信号)を第1サンプリング部53及び第2サンプリング部54のそれぞれに出力する。糸速度取得部55は、別途設けられた糸速度センサで検出された糸速度を取得したり、巻取装置7のおける巻取ドラム22の単位時間当たりの回転数に基づいておおよその糸速度を算出したり、或いは、紡績装置3による糸Yの生成速度に基づいて糸速度を算出したりする。
なお、糸速度取得部55は、次のように糸速度を取得することもできる。すなわち、第1センサ51及びそれと同様の光学式センサを糸道に沿って並設させる。そして、2つの光学式センサの波形同士のパターンマッチ処理を行うことにより、2つの光学式センサの検出位置間の距離、及び2つの光学式センサの波形のずれ時間に基づいて、糸速度を算出する。第2センサ52及びそれと同様の静電容量式センサを糸道に沿って並設させても、同様の処理により、糸速度を算出することができる。
第1サンプリング部53は、糸速度取得部55から入力された糸速度信号に基づいて、サンプリングのタイミング(或る所定時点)を調整し、そのタイミングで第1センサ51から太さ検出値(太さを示す信号)をサンプリングする。第1サンプリング部53は、糸Yについて所定長さ毎に太さ信号をサンプリングすることができるように、サンプリングのタイミングを調整する。
第2サンプリング部54は、糸速度取得部55から入力された糸速度信号に基づいて、サンプリングのタイミング(或る所定時点)を調整し、そのタイミングで第2センサ52から繊維量検出値(繊維量を示す信号)をサンプリングする。第2サンプリング部54は、糸Yについて所定長さ毎に繊維量信号をサンプリングすることができるように、サンプリングのタイミングを調整する。
糸監視装置5は、距離補正部(調整部)56と、糸品質評価部57と、糸継装置制御部58と、を更に備えている。上述したように、第1センサ51は、糸道に沿って第2センサ52の上流側に位置していることから、図3の(a)に示されるように、走行する糸Yの或る部位に着目した場合、当該部位の太さは、当該部位の繊維量に対して、第1センサ51の検出位置と第2センサ52の検出位置との間の所定距離d分、先行することになる。そこで、距離補正部56は、図3の(b)に示されるように、第1サンプリング部53から入力された太さ検出値を所定距離d遅延させて、当該部位の太さ検出値と当該部位の繊維量検出値とを一致させる。
糸品質評価部57は、距離補正部56から入力された太さ検出値、及び第2サンプリング部54から入力された繊維量検出値に基づいて、走行する糸Yの糸品質を評価する。つまり、糸品質評価部57は、第1センサ51によって検出された太さ検出値及び第2センサ52によって検出された繊維量検出値に基づいて、走行する糸Yの糸品質を評価する。糸品質評価部57は、当該糸品質として、糸欠点の有無及び糸継不良の有無を評価する。
まず、糸品質評価部57による糸欠点の有無の評価処理について説明する。図4に示されるように、糸品質評価部57は、少なくとも糸Yの太さ及び繊維量をパラメータとして確定された糸欠点許容範囲A1を記憶している。糸欠点許容範囲A1は、次のように設定される。すなわち、糸Yの撚り状態が適切であれば、糸Yの繊維密度が一定であると捉えると、糸Yの繊維量は、π×(糸Yの太さ÷2)に比例することになる。この太さと繊維量との関係を表したものが、図4における一点鎖線である。この太さと繊維量との関係に対して、繊維密度の許容範囲(図4における一点鎖線の両側の実線)を持たせ、更に、上限及び下限(図4における破線)を設定することで、糸欠点許容範囲A1が設定される。なお、糸欠点許容範囲A1は、ネップ、スラブ、長欠点等、糸欠点の種類に応じて設定することができる。
糸品質評価部57は、例えば糸Yの所定長さに対する糸Yの太さ検出値の積算値(積分値)が所定積算値を超えた糸Yの或る部位について、当該部位の太さ検出値及び繊維量検出値が糸欠点許容範囲A1内に収まっているか否かを判断する。そして、糸品質評価部57は、当該部位の太さ検出値及び繊維量検出値が糸欠点許容範囲A1内に収まっている場合には、当該部位が糸欠点でないと判定する。一方、糸品質評価部57は、当該部位の太さ検出値及び繊維量検出値が糸欠点許容範囲A1内に収まっていない場合(すなわち、糸欠点許容範囲A1から外れている場合)には、当該部位が糸欠点であると判定する。
糸品質評価部57は、当該部位が糸欠点であると判定したときには、糸監視装置5に糸Yを切断させ、更に、糸継装置制御部58を介して糸継装置6に糸継動作を実行させる。これにより、糸欠点であると判定された部位が糸Yから除去される。
続いて、糸品質評価部57による糸継不良の有無の評価処理について説明する。図5に示されるように、糸品質評価部57は、少なくとも糸Yの太さ及び繊維量をパラメータとして確定された糸継不良許容範囲A2を記憶している。糸継不良許容範囲A2は、次のように設定される。すなわち、図5における一点鎖線は、糸Yの撚り状態が適切であれば、糸Yの繊維密度が一定であると捉えて、太さと繊維量との関係を表したものであり、図4における一点鎖線と同様である。この太さと繊維量との関係に対して、繊維密度の許容範囲(図5における一点鎖線の両側の実線)を持たせ、更に、上限及び下限(図5における破線)を設定することで、糸継不良許容範囲A2が設定される。
糸品質評価部57は、例えば糸Yの所定長さに対する糸Yの繊維量検出値の積算値(積分値)が所定積算値を超えた糸Yの糸継部について、当該糸継部の太さ検出値及び繊維量検出値が糸継不良許容範囲A2内に収まっているか否かを判断する。そして、糸品質評価部57は、当該糸継部の太さ検出値及び繊維量検出値が糸継不良許容範囲A2内に収まっている場合には、当該糸継部が糸継不良でないと判定する。一方、糸品質評価部57は、当該糸継部の太さ検出値及び繊維量検出値が糸継不良許容範囲A2内に収まっていない場合(すなわち、糸継不良許容範囲A2から外れている場合)には、当該糸継部が糸継不良であると判定する。なお、走行する糸Yにおける糸継部とは、走行する糸Yのうち、糸Yが一旦切断されて糸継装置6によって再度継がれた部分である。
糸品質評価部57は、当該糸継部が糸継不良であると判定したときには、糸監視装置5に糸Yを切断させ、更に、糸継装置制御部58を介して制御部10に指示信号を送信する。制御部10は、当該指示信号を受信すると、糸継装置6に糸継動作を実行させる。これにより、糸継不良であると判定された糸継部が糸Yから除去される。更に、糸品質評価部57は、当該糸継部が糸継不良であると判定したときには、以降、糸継不良が発生しないように、糸継装置制御部58を介して制御部10に指示信号を送信する。制御部10は、当該指示信号を受信すると、解撚部19a及び加撚部19bの少なくとも一方を制御することで、糸継装置6による糸継ぎを制御する。例えば、制御部10は、糸継装置6における糸Yの解撚時間(解撚部19aの作動時間)及び撚り掛け時間(加撚部19bの作動時間)の少なくとも一方を調整する。その他に、制御部10は、糸継装置6における糸Yの継ぎ目長さを調整してもよい。更に、制御部10が糸継不良の発生をディスプレイへの表示等によってオペレータに報知することで、解撚部19aに供給される空気の圧力、加撚部19bに供給される空気の圧力、解撚部19aから噴射される空気の噴射角度、及び加撚部19bから噴射される空気の噴射角度の少なくとも一つをオペレータに調整させることもできる。
以上説明したように、糸監視装置5では、走行する糸Yの太さ及び繊維量を検出することで、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を取得することができる。よって、糸監視装置5、及びそれを備える紡績ユニット1によれば、走行する糸Yの糸品質を適切に評価することが可能となる。特に、繊維密度に関する情報を取得することができるので、糸Yの糸品質として、糸Yの繊維密度に関する品質を適切に評価することが可能となる。
糸監視装置5では、距離補正部56が、走行する糸Yにおける同じ部位について太さ検出値及び繊維量検出値が対応付けられるように、第1サンプリング部53から入力された太さ検出値を調整し、糸品質評価部57が、同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、当該部位について糸品質を評価する。これにより、糸道に沿って互いに異なる位置に第1センサ51及び第2センサ52が配置されていても、走行する糸Yにおける同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、当該部位について糸品質を適切に評価することができる。
糸監視装置5では、第1サンプリング部53及び第2サンプリング部54が、糸速度取得部55によって取得された走行速度に基づいて、第1センサ51によって検出された太さ検出値及び第2センサ52によって検出された繊維量検出値のサンプリングを行い、距離補正部56が、サンプリングされた太さ検出値及び繊維量検出値に基づいて、第1サンプリング部53から入力された太さ検出値を調整する。これにより、糸Yの走行速度にかかわらず、所定の長さ(例えば、1mm)ごとに太さ検出値及び繊維量検出値をサンプリングすることができるので、走行する糸Yにおける同じ部位について太さ検出値及び繊維量検出値を対応付けるための調整が簡単になる。
糸監視装置5では、糸品質評価部57が糸品質として糸欠点の有無を評価する。これにより、紡績ユニット1においては、糸継装置6を用いて糸欠点を除去することができる。
糸監視装置5では、糸品質評価部57が、少なくとも太さ及び繊維量をパラメータとする糸欠点許容範囲A1から、走行する糸Yにおける同じ部位の太さ検出値及び繊維量検出値が外れている場合に、当該部位が糸欠点であると判定する。これにより、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を考慮して、当該部位が糸欠点であるか否かの判定を適切に実行することができる。
糸監視装置5では、糸品質評価部57が糸品質として糸継不良の有無を評価する。これにより、紡績ユニット1においては、その評価した結果に基づいて、糸継装置6を用いて糸継不良を除去したり、糸継不良が発生しないように糸継装置6の動作(解撚時間、撚り掛け時間、及び/又はエアー圧力等)を調整したりすることができる。糸継装置6の動作を調整すれば、糸継装置6における糸継不良の発生を抑制することができる。
糸監視装置5では、糸品質評価部57が、少なくとも太さ及び繊維量をパラメータとする糸継不良許容範囲A2から、走行する糸Yにおける糸継部の太さ検出値及び繊維量検出値が外れている場合に、当該糸継部が糸継不良であると判定する。これにより、太さ検出値及び繊維量検出値のいずれか一方では評価することが困難である繊維密度に関する情報を考慮して、当該糸継部が糸継不良であるか否かの判定を適切に実行することができる。
糸監視装置5では、第1センサ51が光学式センサであるため、走行する糸Yの太さを精度良く検出することができる。
糸監視装置5では、第2センサ52が静電容量式センサであるため、走行する糸Yの繊維量を精度良く検出することができる。
紡績ユニット1では、糸監視装置5の糸品質評価部57が糸品質として糸継不良を評価した場合に、制御部10が、解撚部19a及び加撚部19bの少なくとも一方を制御することで、糸継装置6による糸継ぎを制御する。これにより、糸継装置6における糸継不良の発生を確実に抑制することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本発明の糸監視装置は、糸品質として、糸欠点の有無、糸継ぎ不良の有無の他、糸の撚り状態等を評価することも可能である。図6は、糸の太さ及び繊維量に応じた糸の状態を示すチャートである。図6に示されるように、糸の或る部位の太さ及び繊維量が、糸の太さ及び繊維量が適正である範囲M1に対して、糸の太さが太く且つ繊維量が少ない範囲M2にあれば、当該部位は、解撚動作時に適正量以上の繊維が失われており(解撚が過剰であり)、更に、加撚動作よる撚り合せが少ない状態にあるといえる。一方、糸の或る部位の太さ及び繊維量が、糸の太さ及び繊維量が適正である範囲M1に対して、糸の太さが細く且つ繊維量が多い範囲M3にあれば、当該部位は、解撚動作時に適正量以下の繊維が失われており(解撚が不足しており)、更に、加撚動作による撚り合せが多い状態にあるといえる。糸の或る部位が、範囲M1に対して、太さは同等であるが繊維量が多い場合、又は範囲M1に対して太さが太く且つ繊維量が多い場合は、解撚動作時に適正量以下の繊維が失われている、又は少なくとも1つの糸端が折れ重なって糸継ぎされている状態にあるといえる。糸の或る部位が、範囲M1に対して、太さは細く且つ繊維量が少ない場合、又は太さは同等であるが繊維量が少ない場合は、解撚動作時に適量以上の繊維が失われている状態であるといえる。糸の或る部位が、範囲M1に対して、繊維量は同等であるが、太さが細い場合は、加撚動作による撚り合わせが多い状態にあるといえる。糸の或る部位が、範囲M1に対して、繊維量は同等であるが、太さが太い場合は、撚り合わせが少ない状態にあるといえる。
本発明の第1センサは、光学式センサに限定されず、走行する糸の太さを検出することができるものであればよい。本発明の第2センサは、静電容量式センサに限定されず、走行する糸の繊維量を検出することができるものであればよい。本発明において第1センサと第2センサとの位置関係は、第1センサが糸道に沿って第2センサの上流側に位置していてもよいし、第2センサが糸道に沿って第1センサの上流側に位置していてもよい。本発明の糸監視装置は、上述した距離補正部56に限定されず、他の調整部を備えていてもよい。そのような調整部としては、走行する糸の糸道に沿って第1センサ及び第2センサが互いに異なる位置に配置されている場合に、走行する糸における同じ部位について太さ及び繊維量が対応付けられるように、第1センサによって検出された太さ検出値及び第2センサによって検出された繊維量検出値の少なくとも一方を調整するものであればよい。本発明のサンプリング部は、糸速度取得部によって取得された走行速度に基づいて、第1センサによって検出された太さ検出値及び第2センサによって検出された繊維量検出値をサンプリングするものであれば、上述した第1サンプリング部53及び第2サンプリング部54に限定されず、例えば、糸監視装置に一つの構成として設けられてもよい。
本発明の糸巻取ユニットは、紡績機を構成する紡績ユニットに限定されず、自動ワインダを構成するワインダユニット等、その他の糸巻取ユニットであってもよい。上述した紡績ユニット1では、糸を供給する給糸装置がドラフト装置2及び紡績装置3によって構成されていたが、本発明の給糸装置は、糸が巻き付けられたボビンから糸を供給するように構成された装置等、その他の給糸装置であってもよい。本発明の糸巻取ユニットが紡績ユニットである場合、デリベリローラ及びニップローラによって紡績装置から糸を引き出すものに限定されず、紡績装置の下流側において糸を貯留する糸貯留ローラによって紡績装置から糸を引き出すものであってもよい。
上記実施形態において、糸継装置6は、紡績ユニット1ごとに設けられていてもよいし、複数の紡績ユニット1に共通の作業台車として共有されていてもよい。制御部10は、紡績ユニット1ごとに設けられていてもよいし、複数の紡績ユニット1に共有されていてもよい。糸監視装置5は、紡績装置3の下流側且つ糸継装置6の上流側に設けられていてもよい。この場合にも、糸欠点の有無等の糸品質を適切に評価することができる。
1…紡績ユニット(糸巻取ユニット)、2…ドラフト装置(給糸装置)、3…紡績装置(給糸装置)、4…糸送り装置、5…糸監視装置、6…糸継装置、7…巻取装置、10…制御部、19a…解撚部、19b…加撚部、51…第1センサ、52…第2センサ、53…第1サンプリング部、54…第2サンプリング部、55…糸速度取得部、56…距離補正部(調整部)、57…糸品質評価部、A1…糸欠点許容範囲、A2…糸継不良許容範囲、Y…糸。

Claims (10)

  1. 走行する糸の太さを検出する第1センサと、
    走行する前記糸の所定長さ当たりの質量である繊維量を検出する第2センサと、
    前記第1センサによって検出された太さ検出値及び前記第2センサによって検出された繊維量検出値に基づいて、走行する前記糸の糸品質を評価する糸品質評価部と、を備え、
    前記糸品質評価部は、少なくとも前記太さ及び前記繊維量をパラメータとする糸欠点許容範囲から、走行する前記糸における同じ部位の前記太さ検出値及び前記繊維量検出値が外れている場合に、当該部位が前記糸欠点であると判定することで、前記糸品質として糸欠点の有無を評価し、
    前記糸品質評価部は、少なくとも前記太さ及び前記繊維量をパラメータとする糸継不良許容範囲から、走行する前記糸における糸継部の前記太さ検出値及び前記繊維量検出値が外れている場合に、当該糸継部が前記糸継不良であると判定することで、前記糸品質として糸継不良の有無を評価する、糸監視装置。
  2. 前記糸品質は、前記糸の繊維密度に関する品質である、請求項1記載の糸監視装置。
  3. 走行する前記糸の糸道に沿って前記第1センサ及び前記第2センサが互いに異なる位置に配置されている場合に、走行する前記糸における同じ部位について前記太さ検出値及び前記繊維量検出値が対応付けられるように、前記太さ検出値及び前記繊維量検出値の少なくとも一方を調整する調整部を更に備え、
    前記糸品質評価部は、前記調整部によって調整された前記同じ部位の前記太さ検出値及び前記繊維量検出値に基づいて、当該部位について前記糸品質を評価する、請求項1又は2記載の糸監視装置。
  4. 前記糸の走行速度を取得する糸速度取得部と、
    前記糸速度取得部によって取得された前記走行速度に基づいて、前記太さ検出値及び前記繊維量検出値のサンプリングを行うサンプリング部と、更に備え、
    前記調整部は、前記サンプリング部によってサンプリングされた前記太さ検出値及び前記繊維量検出値に基づいて、前記太さ検出値及び前記繊維量検出値の少なくとも一方を調整する、請求項3記載の糸監視装置。
  5. 前記第1センサは、光学式センサである、請求項1〜4のいずれか一項記載の糸監視装置。
  6. 前記第2センサは、静電容量式センサである、請求項1〜5のいずれか一項記載の糸監視装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項記載の糸監視装置と、
    走行する前記糸の糸道に沿って前記糸監視装置の上流側に配置され、前記糸を供給する給糸装置と、
    前記糸道に沿って前記糸監視装置の下流側に配置され、前記糸を巻き取る巻取装置と、を備える、糸巻取ユニット。
  8. 前記糸道に沿って前記給糸装置と前記糸監視装置との間に配置され、切断された前記糸の糸継ぎを行う糸継装置を更に備える、請求項7記載の糸巻取ユニット。
  9. 前記糸監視装置の前記糸品質評価部が前記糸品質として糸継不良を評価した場合に、前記糸継装置による前記糸継ぎを制御する制御部を更に備える、請求項8記載の糸巻取ユニット。
  10. 前記糸継装置は、切断された前記糸の一方の糸端及び他方の糸端の撚りを解く解撚部と、前記解撚部によって撚りが解かれた前記一方の糸端及び前記他方の糸端に撚りを加える加撚部と、を有し、
    前記制御部は、前記解撚部及び前記加撚部の少なくとも一方を制御する、請求項9記載の糸巻取ユニット。
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