JP2016169065A - 糸巻取機、自動ワインダ及び糸継部分の検査方法 - Google Patents

糸巻取機、自動ワインダ及び糸継部分の検査方法 Download PDF

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Abstract

【課題】糸継部分における寸法及び強力の検査を容易にすると共に、検査精度を一定に維持することが可能となる糸巻取機、自動ワインダ及び糸継部分の検査方法を提供する。【解決手段】ワインダユニット10は、給糸ボビンBを支持するボビン支持部11と、ボビン支持部に支持される給糸ボビンの糸Yを巻き取る巻取部と、ボビン支持部と巻取部との間において、ボビン支持部側の糸と巻取部側の糸とを継ぐ糸継装置31と、糸継装置によって糸が継がれた糸継部分の寸法を取得する寸法取得部110と、糸継部分の強力を取得する強力取得部120と、給糸ボビンの糸を巻き取ってパッケージを形成する通常モードと、寸法取得部及び強力取得部によって取得された糸継部分の寸法及び強力を検査値として出力する検査モードとを切り替え可能な検査制御部100と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、糸巻取機、自動ワインダ及び糸継部分の検査方法に関する。
給糸ボビンの糸をパッケージとして巻き取る糸巻取機が知られている。糸巻取機では、糸欠陥の除去又は給糸ボビンの交換を行った後に、給糸ボビン側の下糸とパッケージ側の上糸とを継ぐ糸継が糸継装置によって行われる。このような糸巻取機では、所定仕様のパッケージを生産するために糸種及び番手等の仕掛けを変更した場合には、例えば、糸継装置における糸継ノズルが交換されたり、糸継装置における設定項目(例えば、継ぎ目長さ、及び撚り掛け時間等)が調整されたりする。
このような糸巻取機において仕掛けを変更した場合には、交換した糸継ノズルが適切なノズルであるか否か、又は糸継装置における調整が適切になされているか否かを確認するために、糸継装置によって糸継ぎされた部分である糸の糸継部分の寸法又は強力の検査が行われる。具体的には、仕掛けが変更された糸巻取機ごとに糸継部分を含む糸のサンプリングが複数回行われる。そして、糸継部分の寸法については目視によって検査が行われ、糸継部分の強力については別途設けられた測定器によって検査が行われる(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特開昭55−101561号公報 特公平1−24706号公報
しかしながら、目視による糸継部分の寸法の検査は、検査精度を一定に維持できないおそれがある。また、測定器による糸継部分の強力の検査は、糸巻取機とサンプリングした糸との対応付けに細心の注意を要する等、非常に手間を要する。
そこで、本発明は、糸継部分における寸法及び強力の検査を容易にすると共に、検査精度を一定に維持することが可能となる糸巻取機、自動ワインダ及び糸継部分の検査方法を提供することを目的とする。
本発明の糸巻取機は、ボビン支持部に支持される給糸ボビンの糸を巻き取る巻取部と、ボビン支持部と巻取部との間において、給糸ボビン側の糸とパッケージ側の糸とを継ぐ糸継装置と、糸継装置によって糸が継がれた糸継部分の寸法を取得する寸法取得部と、糸継部分の強力を取得する強力取得部と、給糸ボビンの糸を巻き取ってパッケージを形成する通常モードと、寸法取得部及び強力取得部によって取得された糸継部分の寸法及び強力を検査値として出力する検査モードとを切り替え可能な制御部と、を備える。
この糸巻取機では、制御部が検査モードを実施することにより、ボビン支持部と巻取部との間において糸継部分の寸法及び強力が取得され、当該寸法及び強力が検査値として出力される。このように、糸巻取機において糸継部分の寸法が検査値として出力されるので、目視による検査と比べ、検査精度を一定に維持することができる。また、糸巻取機において糸継部分の強力が検査値として出力されるので、測定器を用いて測定することに比べ容易に検査を実施することができる。なお、ここでの糸巻取機は、例えば巻取ユニット単体であり、制御部は巻取ユニットに備えられている場合が考えられる。また、ここでの糸巻取機は、複数の巻取ユニットを備える自動ワインダであり、制御部は複数の巻取ユニットを統一して制御可能なものである場合も考えられる。
本発明の糸巻取機では、制御部は、検査モードにおいて、寸法取得部に糸継部分の寸法を取得させた後、強力取得部に糸継部分の強力を取得させてもよい。
この構成の糸巻取機では、一つの糸継部分の寸法及び強力の両方を確実に検査することができる。
本発明の糸巻取機では、制御部は、検査モードにおいて、寸法取得部に糸継部分の寸法を取得させた後、強力取得部に糸継部分の強力を取得させる一連のサイクルを複数回繰り返してもよい。
この構成の糸巻取機では、検査精度をより一層高めることができる。
本発明の糸巻取機では、巻取部によって巻き取られる糸の張力を測定する糸張力検出装置を備え、強力取得部は、給糸ボビンから引き出された糸を把持する把持部と、把持部によって把持された糸を引っ張る引張部と、把持部と引張部との間において、引張部によって引っ張られた状態の糸の強力を測定する強力測定部と、を有し、制御部は、検査モードにおいて、糸張力検出装置を強力測定部として作動させてもよい。
この構成によれば、糸の強力を測定する専用の装置を別途設けることなく、糸巻取機として標準に配備されている糸張力検出装置を利用して糸の強力を測定するので、部品点数を減少させて構成の簡易化を図ることができる。更に、糸の強力を測定するに際して、給糸ボビンから引き出された糸が把持部によって把持されるため、強力測定済みの部分がパッケージに巻き取られるのを(すなわち、強力測定済みの部分を含むパッケージが形成されるのを)防止することができる。
本発明の糸巻取機では、糸の切断時に給糸ボビン側の糸を把持して糸継装置に引き渡す糸捕捉部を備え、制御部は、検査モードにおいて、糸捕捉部を把持部として作動させてもよい。
この構成の糸巻取機では、糸の強力を測定する際に糸を把持する専用の装置を別途設けることなく、糸巻取機として標準に配備されている糸捕捉部を利用して糸を把持するので、部品点数を減少させて構成の簡易化を図ることができる。
本発明の糸巻取機では、制御部は、検査モードにおいて糸継部分の強力を検査する際に、糸継部分が糸捕捉部と巻取部との間に位置するように巻取部を制御してもよい。
この構成の糸巻取機では、例えば、糸継部分の寸法の検査後に、当該糸継部分がパッケージに巻き取られることを防止しながら、糸が巻き取られる流れの中でスムーズに糸継部分の強力を検査することができる。
本発明の糸巻取機は、少なくとも糸の寸法に基づいて糸の欠陥の有無を監視する糸監視装置を備え、制御部は、検査モードにおいて、糸監視装置を寸法取得部として作動させてもよい。
この構成の糸巻取機では、糸監視装置を利用して糸継部分の寸法を検査するので、部品点数を減少させて構成の簡易化を図ることができる。
本発明の糸巻取機は、糸監視装置によって糸の欠陥が検出された際に糸を切断する切断装置を備え、制御部は、検査モードにおいては、糸の欠陥を検出しても切断装置を作動させないようにしてもよい。
この構成の糸巻取機では、一つの糸継部分の寸法及び強力の両方を確実に検査することができる。
本発明の糸巻取機では、オペレータから検査モードの実行を受け付け可能な設定部を備え、制御部は、設定部から検査モードの実行命令を受け付けることにより検査モードに切り替えてもよい。
この構成の糸巻取機では、オペレータが任意のタイミングで糸継部分の寸法及び強力を測定することができる。これにより、例えば、仕掛け(ロット)の変更後に検査モードを実行させ、検査結果に基づいて糸継装置の設定を調整できる。
本発明の自動ワインダは、上記の糸巻取機であって複数の糸巻取機と、複数の糸巻取機を制御可能な機台制御装置と、を備え、制御部は、機台制御装置に設けられている。
この構成の自動ワインダでは、複数の糸巻取機に対して一斉に検査モードを実行させたり、選択的に一又は複数の糸巻取機に対して検査モードを実行させたりすることができる。これにより、複数の糸巻取機を備える自動ワインダにおいても、効率的に、糸継部分の寸法及び強力を検査することができる。
本発明の糸継部分の検査方法は、給糸ボビンを支持するボビン支持部と、ボビン支持部に支持される給糸ボビンの糸を巻き取る巻取部と、ボビン支持部と巻取部との間において、ボビン支持部側の糸と巻取部側の糸とを継ぐ糸継装置と、糸継装置によって糸が継がれた糸継部分の寸法を取得する寸法取得部と、給糸ボビンから引き出された糸を把持する把持部と、把持部によって把持された糸を引っ張る引張部と、把持部と引張部との間において、引張部によって引っ張られた状態の糸の強力を測定する強力測定部と、を備え、給糸ボビンから解舒した糸を巻き取ってパッケージを製造する糸巻取機を用いて、糸の糸継部分の寸法及び強力を検査する、糸継部分の検査方法であって、糸継装置が、ボビン支持部側の糸と巻取部側の糸とを糸継ぎする糸継ステップと、糸継ステップの後、糸の糸継部分が寸法取得部の検出部を通過してパッケージに巻き取られる前まで、巻取部が糸を巻き取る第1巻取ステップと、寸法取得部が、第1巻取ステップにおいて巻取部によって巻き取られる糸の糸継部分の寸法を取得する寸法取得ステップと、寸法取得ステップの後、把持部が強力測定部の上流側で糸を把持する把持ステップと、巻取部が、把持ステップにおいて把持部によって把持される糸を巻き取ることによって糸を引っ張る第2巻取ステップと、強力測定部が、第2巻取ステップにおいて巻取部によって引っ張られる糸の張力を取得する強力取得ステップと、を含んでいる。
この糸継部分の検査方法では、糸巻取機に備わるボビン支持部と、巻取部と、糸継装置と、寸法取得部と、把持部と、引張部と、強力測定部と、を用いて、糸継部分の寸法及び強力が数値として取得される。これにより、目視による検査と比べ、検査精度を一定に維持することができ、また、測定器を用いて測定することに比べ容易に検査を実施することができる。
本発明の糸継部分の検査方法では、糸巻取機は、糸を切断する切断装置を備えており、糸継ステップよりも前に、切断装置が、糸を切断する切断ステップを更に含んでいてもよい。
この糸継部分の検査方法では、糸欠陥の有無によらず糸を切断し、検査用に糸の糸継部分を生成することができる。また、糸を切断する専用の装置を備えない糸巻取機であっても、巻取機として標準に配備されている切断装置を利用して糸を切断することができる。
本発明の糸継部分の検査方法では、切断ステップから強力取得ステップまでを繰り返し実施してもよい。
この糸継部分の検査方法では、検査精度をより一層高めることができる。
本発明の糸継部分の検査方法では、寸法取得部は、少なくとも糸の寸法に基づいて糸の欠陥の有無を監視する糸監視装置であり、把持部は、給糸ボビン側の糸を把持して糸継装置に引き渡す糸捕捉部であり、強力測定部は、巻取部によって巻き取られる糸の張力を測定する糸張力検出装置であってもよい。
この糸継部分の検査方法では、糸の寸法を取得する専用の装置、糸の強力を取得する専用の装置、及び糸の強力を取得する際に糸を把持する専用の装置を備えない糸巻取機であっても、糸巻取機として標準に配備されている糸監視装置、糸捕捉部及び糸張力検出装置を利用して糸の寸法及び強力を取得できる。
本発明の糸継部分の検査方法は、寸法取得ステップと把持ステップとの間においては、糸監視装置によって糸の欠陥が検出された場合であっても、切断装置は糸を切断しないようにしてもよい。
この糸継部分の検査方法では、一つの糸継部分の寸法及び強力の両方を確実に検査することができる。
本発明の糸継部分の検査方法では、切断ステップの前に、糸監視装置が糸の太さ情報を取得する準備ステップを更に含み、準備ステップでは、糸に欠陥があった場合であっても切断装置を作動させることなく、巻取部が糸を所定長さだけ巻き取って、糸監視装置に糸の太さ情報を取得させてもよい。
この糸継部分の検査方法では、糸の欠陥を判断する際の指標となる糸の太さ情報が記憶されていない場合であっても、糸継部分の検査の流れの中で取得し、続けて糸の寸法及び強力の検査を実施することができる。
本発明の糸継部分の検査方法に含まれる第1巻取ステップ及び第2巻取ステップでは、巻取部は、パッケージを製造する際に巻取部が糸を巻き取る場合よりも遅い一定速度で糸を巻き取ってもよい。
この糸継部分の検査方法では、強伸特性を測定することができる。
本発明によれば、糸継部分における寸法及び強力の検査を容易にすると共に、検査精度を一定に維持することが可能となる。
一実施形態に係るワインダユニットを備えた自動ワインダの模式図である。 図1のワインダユニットの概略的な構成を示した模式図である。 図2のワインダユニットの機能ブロック図である。 (a)は、図2の下糸捕捉部のクランプカバーが開いた状態を示した斜視図、(b)は、図2の下糸捕捉部のクランプカバーが閉じた状態を示した斜視図である。 検査モードにおける処理の流れを示したフローチャートである。 変形例に係るワインダユニットの概略的な構成を示した模式図である。
以下、図面を参照して一実施形態について説明する。図面の説明において、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明のものと必ずしも一致していない。
初めに、図1を参照して、一実施形態のワインダユニット(糸巻取機)10を備える自動ワインダ1の全体的な構成について説明する。なお、本明細書において「上流」及び「下流」とは、糸巻取時での糸の走行方向における上流及び下流を意味する。
図1に示すように、自動ワインダ1は、並べて配置された複数のワインダユニット10と、自動玉揚装置80と、機台制御装置90と、を主要な構成として備えている。ワインダユニット10は、給糸ボビンBから解舒された糸Yを綾振り(トラバース)しながら巻取ボビンWBに巻き取ってパッケージPを製造する装置である。
自動玉揚装置80は、各ワインダユニット10においてパッケージPが満巻となった際に、当該ワインダユニット10の位置まで走行し、当該ワインダユニット10から満巻のパッケージPを排出させると共に、当該ワインダユニット10に空の巻取ボビンWBを供給する。
機台制御装置90は、設定部91と、表示部92と、を主要な構成として備えている。設定部91は、オペレータが所定の設定値を入力したり適宜の制御方法を選択したりすることで、各ワインダユニット10に対する設定を行う。表示部92は、各ワインダユニット10の糸Yの巻取状況、及び、発生したトラブルの内容等を表示可能に構成されている。なお、表示部92がタッチパネルで構成され、設定部91が表示部92に含まれていてもよい。
次に、図2を参照して、ワインダユニット10の構成を具体的に説明する。各ワインダユニット10は、図2に示されるように、ユニット本体60と、ボビン支持部11と、糸解舒補助装置15と、糸張力付与装置21と、テンションセンサ(糸張力検出装置)25と、糸継装置31と、下糸捕捉部33と、上糸捕捉部37と、糸監視装置41と、巻取部51と、ユニット制御部70と、を主要な構成として備えている。
ユニット本体60は、糸解舒補助装置15と、糸張力付与装置21と、テンションセンサ25と、糸継装置31と、下糸捕捉部33と、上糸捕捉部37と、糸監視装置41と、巻取部51と、を支持している。また、ユニット本体60は、後段にて詳述するユニット制御部70が内蔵されている。
ユニット本体60には、設定部61と表示部63とが設けられている。設定部61は、オペレータが所定の設定値を入力したり適宜の制御方法を選択したりすることで、ワインダユニット10に対する設定を行う。表示部63は、ワインダユニット10の糸Yの巻取状況、及、発生したトラブルの内容、検査モードにおいて取得された検査値等を表示する。なお、表示部63がタッチパネルで構成され、設定部61が表示部63に含まれていてもよい。
ボビン支持部11は、図略のボビン搬送システムによって搬送されてきた給糸ボビンBを所定の位置に保持する。
糸解舒補助装置15は、給糸ボビンBの芯管に被さる規制部材16を給糸ボビンBからの糸Yの解舒と連動して下降させることにより、給糸ボビンBからの糸Yの解舒を補助する。規制部材16は、給糸ボビンBから解舒された糸Yの回転と遠心力によって給糸ボビンB上部に形成された糸Yのバルーンに接触し、糸Yのバルーンを適切な大きさに制御する。規制部材16の近傍には、給糸ボビンBのチェース部を検出するための図略のセンサが設けられている。このセンサがチェース部の下降を検出すると、糸解舒補助装置15は、チェース部の下降に追従して規制部材16を、例えば、エアシリンダ(図示せず)によって下降させる。
糸張力付与装置21は、走行する糸Yに所定の張力を付与する。糸張力付与装置21としては、例えば、固定の櫛歯に対して可動の櫛歯を配置するゲート式の装置を用いることができる。可動側の櫛歯は、櫛歯同士が噛合せ状態又は解放状態になるように、ロータリ式のソレノイドにより回動することができる。なお、糸張力付与装置21には、上記ゲート式の装置以外にも、例えば、ディスク式の装置を採用することができる。
テンションセンサ25は、糸張力付与装置21と糸継装置31との間に配置されており、ガイド板23の上面に載置されている。テンションセンサ25は、走行する糸Yの張力を測定し、張力測定信号をユニット制御部70に送信する。
糸継装置31は、糸監視装置41が糸欠陥を検出して行う糸切断時、又は給糸ボビンBからの解舒中の糸切れ時等に、給糸ボビンBからの下糸と、パッケージPからの上糸とを糸継ぎする。このような上糸と下糸とを糸継ぎする糸継装置31としては、圧縮空気等の流体を用いる装置を使用する。
下糸捕捉部(把持部)33は、糸継装置31の下側に設けられており、下糸の糸端を捕捉して糸継装置31に案内する。下糸捕捉部33は、下糸パイプアーム34と、下糸パイプアーム34の先端に形成された下糸吸引口34Aと、図4(a)及び図4(b)に示されるように、下糸吸引口34Aを開閉するクランプカバー35と、を有している。
下糸パイプアーム34は、軸A1を中心にして回動可能にユニット本体60に支持されている(図2参照)。下糸パイプアーム34には、適宜の負圧源がそれぞれ接続されている。下糸パイプアーム34は、下糸吸引口34Aに吸引流を発生させて、下糸の糸端を吸引捕捉する。
図4(b)に示されるように、クランプカバー35は、下糸吸引口34Aとの対向部であるクランプ部35Aが下糸吸引口34Aを閉じるように図示しないバネ等により付勢されている。この構成により、クランプカバー35は、通常、下糸吸引口34Aを閉じる状態となる。なお、本実施形態においては、検査モードにおいて強力を検査するために、巻取部51によって引っ張られる糸Yをしっかりと把持する必要がある。このため、当該引っ張りに耐え得るバネ定数のバネが使用される。
通常、下糸吸引口34Aは、金属により形成され、クランプ部35Aは、樹脂により形成されている。巻取部51によって引っ張られる糸Yをしっかりと把持するためには、下糸吸引口34Aを閉じるクランプ部35Aのバネを、従来よりも強いものにする必要がある。また、強力が高い太番手の糸等の場合には、糸張力付与装置21のソレノイド印加電圧を上げる場合もある。
図4(a)に示されるように、下糸パイプアーム34が最下点に位置した際に、オープナーカム69Bが、クランプカバー35に形成された突起部35Bに作用する。これにより、クランプカバー35は、下糸吸引口34Aを開ける方向に回動させられる。なお、オープナーカム69Bは、ユニット本体60に取付部69Aを介して固定されている。また、図4(a)は、下糸パイプアーム34が最下点に位置した状態を示しているが、最上点に位置したときも同様の機構により下糸吸引口34Aが開けられる。このような下糸捕捉部33の構成によって、給糸ボビンB側の糸を吸引捕捉し、把持した状態で下糸パイプアーム34を回動させることにより、糸継装置31に給糸ボビンB側の糸を引き渡す。
図2に示されるように、糸継装置31の上側には、上糸の糸端を捕捉して糸継装置31に案内する上糸捕捉部37が設けられている。上糸捕捉部37は、上糸パイプアーム38と、この上糸パイプアーム38の先端に形成された上糸吸引口39と、を備えている。上糸パイプアーム38は、軸A2を中心にして回動可能にユニット本体60に支持されている。上糸パイプアーム38には、適宜の負圧源がそれぞれ接続されている。上糸パイプアーム38は、上糸吸引口39に吸引流を発生させて、上糸の糸端を吸引捕捉する。
糸監視装置41は、糸Yの太さ(寸法)を検出するための図略のセンサが配置されたヘッド43と、このセンサからの糸太さ信号を処理するアナライザ45と、を有している。糸監視装置41は、上記センサからの糸太さ信号を監視することにより、スラブ等の糸欠陥を検出する。ヘッド43の近傍には、糸監視装置41が糸欠陥を検出したときに直ちに糸Yを切断するための切断装置47が設けられている。
なお、糸監視装置41は、所定長さ連続して糸の太さ(寸法)を検出することにより、糸欠陥及び/又は糸継部分の形状を取得することができる。すなわち、糸欠陥及び/又は糸継部分の太さと長さ(寸法)とを検出することができる。これにより、例えば、糸継部分の両端がこぶ状に太くなっている形状と、糸継部分の中央部分が太くなるように両端から中央に向かって太さが滑らかに変化している形状とを、区別して把握することが可能となる。
切断装置47で糸Yがカットされると、パッケージP側の糸端である上糸は、上糸捕捉部37の上糸吸引口39で吸引された状態で、上糸吸引口39が下方へ回動することで、上糸の糸端が糸継装置31に引き渡される。一方、給糸ボビンB側の糸端である下糸は、下糸捕捉部33の下糸吸引口34Aで吸引された状態で、下糸吸引口34Aが上方へ回動することで、下糸の糸端が糸継装置31に引き渡される。こうして、糸継装置31において上糸と下糸とが継ぎ合わされる。
巻取部51は、クレードル52と、接触ローラ53と、トラバース装置55と、ガイドプレート56と、を有しており、ユニット本体60に支持されている。クレードル52は、巻取ボビンWBを着脱可能に支持する。接触ローラ53は、巻取ボビンWBの周面又はパッケージPの周面に接触して回転可能に設けられている。トラバース装置55は、糸Yをトラバースさせる。トラバース装置55の例は、アーム式のトラバース装置である。ガイドプレート56は、上流側の糸Yをトラバース箇所へと案内する。ガイドプレート56の上流には、セラミック製のトラバース支点部57が設けられている。トラバース装置55は、このトラバース支点部57を支点として、図2の矢印に示す方向に糸Yをトラバースさせている。
クレードル52は、回動軸A3を中心に回動可能にユニット本体60に支持されている。クレードル52は、巻取ボビンWBへの糸Yの巻取に伴うパッケージPの糸層径の増大を、クレードル52が回動することによって吸収する。
クレードル52には、サーボモータで構成されるパッケージ駆動モータ59が取り付けられている。パッケージ駆動モータ59は、巻取ボビンWBを回転駆動して、巻取ボビンWBに糸Yを巻き取る。パッケージ駆動モータ59のモータ軸は、巻取ボビンWBをクレードル52に支持させたときに、当該巻取ボビンWBと相対回転不能に連結されるようになっている(いわゆる直接回転構成)。
図3に示されるように、ユニット制御部70は、例えば、CPUと、RAMと、ROMと、I/Oポートと、通信ポートと、を有している。上記ROMには、ワインダユニット10の各構成を制御するためのプログラムが記録されている。I/Oポート及び通信ポートには、ワインダユニット10が備える各部及び機台制御装置90が接続されており、制御情報等の通信ができるように構成されている。これにより、ユニット制御部70は、ワインダユニット10が備える各部の動作を制御する。例えば、ユニット制御部70は、テンションセンサ25から入力された張力値に基づいて、糸切れ等を起こさない最適な張力となるように糸張力付与装置21をフィードバック制御する。
以上のように構成されたワインダユニット10は、例えば、ユニット本体60に設けられた設定部61を介したオペレータの操作により、ワインダユニット10ごとに検査モードに入ることができる。すなわち、ユニット制御部70における検査制御部100は、ユニット本体60に設けられた設定部61を介したオペレータの操作により、給糸ボビンBの糸Yを巻き取ってパッケージPを形成する通常モードから、寸法取得部110及び強力取得部120によって取得される糸継部分の寸法及び強力を検査値として出力する検査モードに切り替える。
ここで、検査モードは、例えば、次のような場合に採られるモードである。すなわち、糸継装置31において適切な糸継ノズルに交換されたかを確認したり、糸継装置31の調整後において、糸継装置31の撚り掛け空気圧、継ぎ目長さ、又は撚り掛け時間が適切に設定されているか否かを確認したりする場合である。
本実施形態では、強力取得部120は、給糸ボビンBから引き出された糸Yを把持する把持部121と、把持部121によって把持された糸Yを引っ張る引張部123と、把持部121と引張部123との間において、糸Yの強力を測定する強力測定部125と、を有している。
また、本実施形態では、検査制御部100が、糸監視装置41を寸法取得部110として、下糸捕捉部33を把持部121として、巻取部51を引張部123として、テンションセンサ25を強力測定部125として、それぞれ作動させる。
検査制御部100は、図5に示される流れ(検査方法)で糸継部分の検査を実施する。検査制御部100は、巻取部51に糸Yを所定長さだけ巻き取らせ、糸監視装置41に糸Yの平均太さ情報(寸法)を取得させる(準備ステップS1)。なお、準備ステップS1においては、検査制御部100は、糸Yに欠陥があった場合であっても切断装置47を作動させない。また、予め図示しない記憶部等に糸Yの太さ情報が記憶されている場合には、準備ステップS1は省略できる。
次に、検査制御部100は、切断装置47に走行中の糸Yを切断させる(切断ステップS2)。次に、検査制御部100は、糸継装置31に、切断ステップS2において切断された糸Yを糸継ぎさせる(糸継ステップS3)。次に、検査制御部100は、巻取部51に、糸Yを巻き取らせる(第1巻取ステップS4)。第1巻取ステップS4では、糸Yは、糸継ステップS3において糸継された糸継部分が、糸監視装置41の検出部を通過するまで巻き取られる。このとき、糸継部分がパッケージPに巻き取られないようにする。なお、第1巻取ステップS4では、給糸ボビンBの糸YをパッケージP(製品)として巻き取る場合(通常モード)よりも遅い一定速度で糸Yを巻き取っている。
検査制御部100は、糸監視装置41に、第1巻取ステップS4において巻取部51によって巻き取られる糸Yの糸継部分の太さを取得させる(寸法取得ステップS5)。検査制御部100は、糸監視装置41に対し、所定長さ連続して糸の太さ(寸法)を取得させる。これにより、糸継部分の形状を取得することができる。検査モードにおいては、検査制御部100は、糸監視装置41を寸法取得部110として動作させる。
次に、検査制御部100は、下糸捕捉部33に、糸Yを把持させる(把持ステップS6)。検査モードにおいては、検査制御部100は、下糸捕捉部33を強力取得部の把持部として動作させる。把持ステップS6では、糸Yは、テンションセンサ25の上流側で下糸捕捉部33によって把持される。次に、検査制御部100は、巻取部51に、把持ステップS6において下糸捕捉部33によって把持される糸Yを巻き取らせることによって糸Yを引っ張って、糸Yを破断(抜け)させる(第2巻取ステップS7)。なお、第2巻取ステップS7では、給糸ボビンBの糸YをパッケージP(製品)として巻き取る場合(通常モード)よりも遅い一定速度で糸Yを巻き取っている。
検査制御部100は、テンションセンサ25に、第2巻取ステップS7において巻取部51によって引っ張られる糸Yの糸破断(抜け)時の張力を取得させる(強力取得ステップS8)。検査モードにおいては、検査制御部100は、テンションセンサ25を強力取得部の強力計測部として動作させる。また、強力取得ステップS8において、下糸捕捉部33は、クランプ部35A(図4(a)参照)(下糸吸引口34A)が最下点から上方に所定角度だけ回転した位置に位置するような状態(図4(b)に示した状態)とされる。テンションセンサ25を強力検知部として動作させる場合には、糸破断時のタイミングで糸Yにより生じていた歪み量を荷重値に変換させ、糸Yの強力をグラム数で検出させる。
次に、検査制御部100は、切断ステップS2から強力取得ステップS8までのサイクルが複数回(例えば、10回)繰り返されたか否かを判定する(ステップS9)。ここで、検査制御部100によって上記サイクルが複数回繰り返されていないと判定された場合(S9:NO)には切断ステップS2に戻り、上記サイクルが複数回実施されるまで繰り返し、糸継部分の太さ及び強力の検査が行われる。検査制御部100によって上記サイクルが複数回繰り返されたと判定された場合(S9:YES)には、一連の検査処理から取得された糸継部分の太さ及び強力がユニット本体60の表示部63に検査値として出力される。
次に、本実施形態のワインダユニット10の作用効果について説明する。本実施形態のワインダユニット10では、検査制御部100が検査モードを実施することにより、ボビン支持部11と巻取部51との間において糸継部分の太さ及び強力が取得され、当該太さ及び強力が検査値としてユニット本体60の表示部63に表示される。このように、ワインダユニット10において糸継部分の太さが検査値として出力されるので、目視による検査と比べ、検査精度を一定に維持することができる。また、ワインダユニット10において糸継部分の強力が検査値として出力されるので、測定器を用いて測定することに比べ容易に検査を実施することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10では、糸継部分の太さ及び強力を検査するに際し、ワインダユニット10に備わる既存の装置を利用し、新たに部材を追加することを要しない。すなわち、本実施形態のワインダユニット10では、既存の糸監視装置41を利用して糸継部分の太さを検査し、下糸捕捉部33を利用して糸を把持し、巻取部51を利用して糸を引っ張り、テンションセンサ25を利用して糸破断時における糸の強力を測定するので、部品点数を減少させて構成の簡易化を図ることができる。
また、本実施形態のワインダユニット10では、検査制御部100は、寸法取得部110に糸継部分の太さを取得させた後、強力取得部120に糸継部分の強力を取得させる一連のサイクルを複数回繰り返すので、検査精度をより一層高めることができる。
また、本実施形態のワインダユニット10では、検査制御部100は、検査モードにおいて糸継部分の強力を検査する際に、糸継部分が糸監視装置41と巻取部51との間に位置するように巻取部51を制御するので、糸継部分の太さの検査後に、当該糸継部分がパッケージPに巻き取られることを防止しながら、糸Yが巻き取られる流れの中でスムーズに糸継部分の強力を検査することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10では、検査制御部100は、検査モードにおいては、糸の欠陥を検出しても切断装置47を作動させないようにしているので、一つの糸継部分の太さ及び強力の両方を確実に検査することができる。
また、本実施形態のワインダユニット10では、パッケージ駆動モータ59のモータ軸は、巻取ボビンWBをクレードル52に支持させたときに、当該巻取ボビンWBと相対回転不能に連結される、いわゆる直接回転構成となっているので、強力が相対的に高い太番手の糸であっても、安定的に巻き取ることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されない。
<変形例1>
上記実施形態の自動ワインダ1では、既存の糸監視装置41を利用して糸継部分の太さを検査する例を挙げて説明したが、専用の寸法取得部を別途に設けてもよい。また、同様に、強力取得部としての強力測定部、把持部及び引張部を別途、専用の装置として設けてもよい。
<変形例2>
上記実施形態の自動ワインダ1では、検査制御部100がユニット本体60に設けられ、ユニット本体60に設けられた設定部61を介したオペレータの操作により、ワインダユニット10ごとに検査モードが実行される例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。
例えば、検査制御部100は、図1に示されるように、複数のワインダユニット(糸巻取機)10と、これら複数のワインダユニット10を制御可能な機台制御装置90と、を備えた自動ワインダ1において、当該機台制御装置90に設けられていてもよい。この構成の検査制御部100は、機台制御装置90に設けられた設定部91を介したオペレータの操作により、自動ワインダ1に備わる全てのワインダユニット10に対し、又は、一つ又は複数の選択されたワインダユニット10に対し、検査モードを実施させることができる。全てのワインダユニット10に対し検査モードを実施させるか、一つ又は複数の選択されたワインダユニット10に対し検査モードを実施させるかは、オペレータが設定部91を介して操作する際に選択可能な構成としてもよい。
この構成の自動ワインダ1では、複数のワインダユニット10に対して一斉に検査モードを実行させたり、一つ又は複数の選択されたワインダユニット10に対して検査モードを実行させたりすることができる。これにより、複数のワインダユニット10が備わる自動ワインダ1においても、効率的に糸継部分の寸法及び強力を検査することができる。
<変形例3>
上記実施形態では、パッケージ駆動モータ59のモータ軸は、当該巻取ボビンWBと相対回転不能に連結された、いわゆる直接回転構成のワインダユニット10を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図6に示されるように、巻取部251は、周面に綾振溝255Aが形成された綾振ドラム255を備えていてもよい。綾振ドラム255は、モータ259の軸A3を中心にモータ259の駆動力により回転可能であり、ユニット本体60に支持されている。そして、巻取部251は、パッケージPが綾振ドラム255の回転に追従する、いわゆる従動回転構成のワインダユニット210であってもよい。
従動回転構成のワインダユニット210は、強力が相対的に高い太番手の糸を巻き取る際に、綾振ドラム255の回転に対してパッケージPの回転がスリップするおそれがある。そこで、検査制御部100は、綾振ドラム255を、通常モードよりも高い接圧でパッケージPの表面を接触させたり、通常モードよりも低い回転速度で回転させたり、通常モードよりも高い駆動力で回転させたりすることで、上記スリップを回避させることができる。
<変形例4>
上記実施形態では、強力取得部120の把持部121として、下糸捕捉部33を利用する例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、検査制御部100は、糸張力付与装置21を把持部121として作動させてもよい。この場合には、通常モードと異なり、糸Yがずれることのないように糸張力付与装置21に糸Yを確実に把持させる。より具体的には、糸張力付与装置21が糸Yをジグザグに把持する状態よりも、更に可動ゲートを固定ゲート側に移動させることにより、可動ゲートと固定ゲートとで糸Yを挟持できるようにする。
また、強力取得部120の把持部121として、糸張力付与装置21の上流に設けられ、極端に糸Yの太い部分又は糸Yの解舒不良部分等を除去するための装置であるプレクリアラを利用してもよい。また、強力取得部120の把持部121として、給糸部に設けられるキンクプリベンターを利用してもよい。キンクプリベンターは、下糸捕捉部33が糸継装置31に糸Yを案内するために給糸ボビンBの糸Yを吸引して給糸ボビンBから糸Yを解舒するときに、糸Yが解舒されすぎるのを防止するべく、給糸ボビンBに接触して解舒抵抗を与える部材(例えばブラシ状の部材)を備える装置である。糸張力付与装置21、プレクリアラ及びキンクプリベンターは何れも、強力測定部125よりも上流側に配置される装置である。
<その他の変形例>
上記実施形態では、ステップS8において強力取得部120が、糸Yの破断強度を測定する例を挙げて説明したが、これに限定されることはなく、例えば、テンションセンサ25による張力測定範囲において基準値を設定し、糸Yの強力がその基準値以上であるか否かを測定してもよい。
上記実施形態の寸法取得ステップS5では、糸Yは、糸監視装置41と巻取部51との間に糸継部分が位置するように巻取部51を制御する例を挙げて説明したが、巻取ボビンWBに巻き取られた後に、巻取ボビンから糸Yを繰り出すことにより、すなわち、巻取ボビンWBを逆回転させることにより、糸継部分を下糸捕捉部33と巻取部51との間に位置させてもよい。
上記実施形態では、上糸と下糸とを糸継ぎする糸継装置31としては、圧縮空気等の流体を用いる装置を例に挙げ説明したが、機械式のノッター等を使用してもよい。
1…自動ワインダ、10,210…ワインダユニット(糸巻取機)、25…テンションセンサ(糸張力検出装置)、31…糸継装置、33…下糸捕捉部、37…上糸捕捉部、41…糸監視装置、47…切断装置、51,251…巻取部、60…ユニット本体、61…設定部、63…表示部、70…ユニット制御部、90…機台制御装置、91…設定部、92…表示部、100…検査制御部(制御部)、110…寸法取得部、120…強力取得部、121…把持部、123…引張部、125…強力測定部、B…給糸ボビン、P…パッケージ、WB…巻取ボビン、Y…糸。

Claims (17)

  1. 給糸ボビンを支持するボビン支持部と、
    ボビン支持部に支持される給糸ボビンの糸を巻き取る巻取部と、
    前記ボビン支持部と前記巻取部との間において、前記ボビン支持部側の糸と前記巻取部側の糸とを継ぐ糸継装置と、
    前記糸継装置によって前記糸が継がれた糸継部分の寸法を取得する寸法取得部と、
    前記糸継部分の強力を取得する強力取得部と、
    前記給糸ボビンの糸を巻き取ってパッケージを形成する通常モードと、前記寸法取得部及び前記強力取得部によって取得された前記糸継部分の寸法及び強力を検査値として出力する検査モードと、を切り替え可能な制御部と、
    を備える、糸巻取機。
  2. 前記制御部は、前記検査モードにおいて、前記寸法取得部に前記糸継部分の寸法を取得させた後、前記強力取得部に前記糸継部分の強力を取得させる、請求項1記載の糸巻取機。
  3. 前記制御部は、前記検査モードにおいて、前記寸法取得部に前記糸継部分の寸法を取得させた後、前記強力取得部に前記糸継部分の強力を取得させる一連のサイクルを複数回繰り返す、請求項2記載の糸巻取機。
  4. 前記巻取部によって巻き取られる前記糸の張力を測定する糸張力検出装置を備え、
    前記強力取得部は、
    前記給糸ボビンから引き出された前記糸を把持する把持部と、
    前記把持部によって把持された前記糸を引っ張る引張部と、
    前記把持部と前記引張部との間において、前記引張部によって引っ張られた状態の前記糸の前記強力を測定する強力測定部と、を有し、
    前記制御部は、前記検査モードにおいて、前記糸張力検出装置を前記強力測定部として作動させる、請求項1〜3の何れか一項記載の糸巻取機。
  5. 前記糸の切断時に前記給糸ボビン側の糸を把持して前記糸継装置に引き渡す糸捕捉部を備え、
    前記制御部は、前記検査モードにおいて、前記糸捕捉部を前記把持部として作動させる、請求項4記載の糸巻取機。
  6. 前記制御部は、前記検査モードにおいて前記糸継部分の強力を検査する際に、前記糸継部分が前記糸捕捉部と前記巻取部との間に位置するように前記巻取部を制御する、請求項5記載の糸巻取機。
  7. 少なくとも前記糸の寸法に基づいて前記糸の欠陥の有無を監視する糸監視装置を備え、
    前記制御部は、前記検査モードにおいて、前記糸監視装置を前記寸法取得部として作動させる、請求項1〜6の何れか一項記載の糸巻取機。
  8. 前記糸監視装置によって前記糸の欠陥が検出された際に前記糸を切断する切断装置を備え、
    前記制御部は、前記検査モードにおいては、前記糸の欠陥を検出しても前記切断装置を作動させない、請求項7記載の糸巻取機。
  9. オペレータから前記検査モードの実行を受け付け可能な設定部を備え、
    前記制御部は、前記設定部から前記検査モードの実行命令を受け付けることにより前記検査モードに切り替える、請求項1〜8の何れか一項記載の糸巻取機。
  10. 請求項1〜9の何れか一項記載の複数の前記糸巻取機と、
    前記複数の糸巻取機を制御可能な機台制御装置と、
    を備え、
    前記制御部は、前記機台制御装置に設けられている、自動ワインダ。
  11. 給糸ボビンを支持するボビン支持部と、
    ボビン支持部に支持される給糸ボビンの糸を巻き取る巻取部と、
    前記ボビン支持部と前記巻取部との間において、前記ボビン支持部側の糸と前記巻取部側の糸とを継ぐ糸継装置と、
    前記糸継装置によって前記糸が継がれた糸継部分の寸法を取得する寸法取得部と、
    前記給糸ボビンから引き出された前記糸を把持する把持部と、
    前記把持部によって把持された前記糸を引っ張る引張部と、
    前記把持部と前記引張部との間において、前記引張部によって引っ張られた状態の前記糸の強力を測定する強力測定部と、
    を備え、給糸ボビンから解舒した糸を巻き取ってパッケージを製造する糸巻取機を用いて、前記糸の糸継部分の寸法及び強力を検査する、糸継部分の検査方法であって、
    前記糸継装置が、前記ボビン支持部側の糸と前記巻取部側の糸とを糸継ぎする糸継ステップと、
    前記糸継ステップの後、前記糸の糸継部分が前記寸法取得部の検出部を通過して前記パッケージに巻き取られる前まで、前記巻取部が前記糸を巻き取る第1巻取ステップと、
    前記寸法取得部が、前記第1巻取ステップにおいて前記巻取部によって巻き取られる前記糸の前記糸継部分の寸法を取得する寸法取得ステップと、
    前記寸法取得ステップの後、前記把持部が前記強力測定部の上流側で前記糸を把持する把持ステップと、
    前記巻取部が、前記把持ステップにおいて前記把持部によって把持される前記糸を巻き取ることによって前記糸を引っ張る第2巻取ステップと、
    前記強力測定部が、前記第2巻取ステップにおいて前記巻取部によって引っ張られる前記糸の張力を取得する強力取得ステップと、を含んでいる、糸継部分の検査方法。
  12. 前記糸巻取機は、前記糸を切断する切断装置を備えており、
    前記糸継ステップよりも前に、前記切断装置が、前記糸を切断する切断ステップを更に含んでいる、請求項11記載の糸継部分の検査方法。
  13. 前記切断ステップから前記強力取得ステップまでを繰り返し実施する、請求項12記載の糸継部分の検査方法。
  14. 前記寸法取得部は、少なくとも前記糸の寸法に基づいて前記糸の欠陥の有無を監視する糸監視装置であり、
    前記把持部は、前記給糸ボビン側の糸を把持して前記糸継装置に引き渡す糸捕捉部であり、
    前記強力測定部は、前記巻取部によって巻き取られる前記糸の張力を測定する糸張力検出装置である、請求項13記載の糸継部分の検査方法。
  15. 前記寸法取得ステップと前記把持ステップとの間においては、前記糸監視装置によって前記糸の欠陥が検出された場合であっても、前記切断装置は前記糸を切断しない、請求項14記載の糸継部分の検査方法。
  16. 前記切断ステップの前に、前記糸監視装置が前記糸の太さ情報を取得する準備ステップを更に含み、
    前記準備ステップでは、前記糸に欠陥があった場合であっても前記切断装置を作動させることなく、前記巻取部が前記糸を所定長さだけ巻き取って、前記糸監視装置に糸の太さ情報を取得させる、請求項14又は15記載の糸継部分の検査方法。
  17. 前記第1巻取ステップ及び前記第2巻取ステップでは、前記巻取部は、前記パッケージを製造する際に前記巻取部が前記糸を巻き取る場合よりも遅い一定速度で前記糸を巻き取る、請求項12〜16の何れか一項記載の糸継部分の検査方法。
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