JP3174492U - 包装用箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、情報表示を確実に添付することのできる包装用箱を提供する。
【解決手段】物品を内部に収容する箱本体2と、箱本体2の内部に配置され物品を仕切る仕切部と、仕切部に連設され備品を保持する備品保持部と、を有する仕切保持部3と、を備える。仕切保持部3は、情報表示を付した天頂面を有し、箱本体2と別部材で構成される。さらに、天頂面を有する天頂板83の少なくとも一端辺が、天頂折目線82と天頂切目により形成され、天頂切目が天頂折目線82よりも天頂板83の外側へ突出するものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、情報表示を付した包装用箱に関するものである。
従来、包装用箱の中に、内容物についての説明を付した表示物を同梱したり、内容物について強調すべき点を記載した表示板を需要者の目に留まり易いように広告的に取り付けることが行われている。
例えば、特許文献1に示す包装用箱では、表示広告機能を有するカートンコーナー用表示体を蓋の角部を構成する三面にそれぞれが重なるように配置して、内容物の表示又は強調すべき点を表している。
しかし、この情報表示を付した部品であるカートンコーナー用表示体は、包装用箱を構成するのに必要不可欠な部品ではない。このため、部品点数が増加するとともに、包装用箱に同梱されなかったり、取り付けられなかったりする恐れがある。
実開昭58−109912号公報
本考案は、上記課題を解決すべくなされたものである。本考案の目的は、部品点数を増加させることなく、情報表示を確実に添付することのできる包装用箱の提供である。
本考案の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、物品を内部に収容する箱本体と、当該箱本体の内部に配置され備品を保持する備品保持部と、を備える包装用箱であって、前記備品保持部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されるものである。
請求項2においては、物品を内部に収容する箱本体と、当該箱本体の内部に配置され前記物品を仕切る仕切部を備える包装用箱であって、前記仕切部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されるものである。
請求項3においては、物品を内部に収容する箱本体と、当該箱本体の内部に配置され前記物品を仕切る仕切部と、当該仕切部に連設され備品を保持する備品保持部と、を有する仕切保持部と、を備える包装用箱であって、前記仕切保持部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されるものである。
請求項4においては、前記天頂面を有する天頂板の少なくとも一端辺は、天頂折目線と天頂切目により形成され、前記天頂切目は前記天頂折目線よりも前記天頂板の外側へ突出するものである。
請求項5においては、前記天頂面は、前記箱本体の開口部側に配置されるものである。
本考案の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、備品を保持する備品保持部が、情報表示を付した天頂面を有することで、部品点数を増加させることなく、包装用箱に情報表示を付することができる。さらに、備品を包装用箱内に保持するために必要不可欠な部材である備品保持部に情報表示が付されているため、包装用箱に情報表示を確実に添付することができる。また、箱本体と備品保持部が、別部材で構成されることで、物品に対応した情報表示を有する備品保持部を切り替えることが容易となり、様々な物品の収容に対応する箱本体とすることができる。
請求項2においては、物品を仕切る仕切部が、情報表示を付した天頂面を有することで、部品点数を増加させることなく、包装用箱に情報表示を付することができる。さらに、物品を仕切るために必要不可欠な部材である仕切部に情報表示が付されているため、包装用箱に情報表示を確実に添付することができる。また、箱本体と仕切部が、別部材で構成されることで、物品に対応した情報表示を有する仕切部を切り替えることが容易となり、様々な物品の収容に対応する箱本体とすることができる。
請求項3においては、物品を仕切る仕切部と、仕切部に連設された備品を保持する保持部とを有する仕切保持部が、情報表示を付した天頂面を有することで、部品点数を増加させることなく、包装用箱に情報表示を付することができる。さらに、物品を仕切るために必要不可欠な部材である仕切部と備品を包装用箱内に保持するために必要不可欠な備品保持部とが連設されている仕切保持部に、情報表示が付されているため、包装用箱に情報表示を確実に添付することができる。また、箱本体と仕切保持部が、別部材で構成されることで、物品に対応した情報表示を有する仕切保持部を切り替えることが容易となり、様々な物品の収容に対応する箱本体とすることができる。
請求項4においては、請求項1から請求項3の効果に加え、天頂面を有する天頂板の少なくとも一端辺が、天頂折目線と天頂切目により形成され、天頂切目が天頂折目線よりも天頂板の外側へ突出するので、情報表示を付する部分である天頂面を広く設けることができる。
請求項5においては、請求項1から請求項4の効果に加え、天頂面が箱本体の開口部側に配置されるため、天頂面に付された情報表示が認識しやすくなる。
本実施形態の組み立て途中の包装用箱を示す斜視簡略図。 展開形成体の箱本体を示す平面図。 展開形成体の仕切保持部を示す平面図。 半完成状態へと組み立てる途中の箱本体を示す斜視簡略図。 半完成状態の箱本体を示す平面図。 組み立て途中の箱本体を示す斜視簡略図。 組み立てられた箱本体と仕切保持部を示す平面簡略図。 上部の開口部が開放された包装用箱を示す平面簡略図。
まず、図1から図3を用いて、本考案の一実施形態に係る包装用箱1の構成について説明する。
図1は本考案の一実施形態である斜視簡略図。図2は箱本体2の展開形成体である。図3は仕切保持部の展開形成体である。
本実施形態の包装用箱1は、一枚のブランクからなる箱本体2と、同じく一枚のブランクからなる仕切保持部3とによって構成される。このブランクの箱本体2及び仕切部と保持部を有する仕切保持部3とを組み立て所定の箇所で連結することで、包装用箱1は形成される。包装用箱1は、板紙、段ボールなどの厚紙で形成されて、菓子等の物品を所定の間隔で仕切りながら収納するとともに、保冷材等の備品を箱本体2の内部で保持することが可能である。包装用箱1は、厚紙の他、樹脂素材を用いた板状部材等で形成されてもよい。
箱本体2は、上部に開口部を有し、当該開口部を箱本体2の一部である蓋部40により閉塞することで密閉する。さらに、箱本体2の開口部には、目に留まり易いように、広告や物品の説明等である情報表示を有した天頂面が配置される。
以下では、説明を容易とするため、図中に示す方向を基に説明を行うこととする。
図2に示す展開形成体に従って、箱本体2を構成する部分を説明する。図2は、包装用箱1の内側となる面を紙面の手前側として示している。
箱本体2は、底部20と、底部20に対して起立する四つの側壁と、側壁の一部と連設され箱本体2の上部の開口部を閉塞可能とする蓋部40からなる(図1参照)。
四つの側壁の内、三つの側壁は、箱本体2が組み立てられた状態において、外側になる外側板と、内側を構成する内側板を備える。図2の中央よりも下あたりにある前側板11は、前側の外側板となる部分である。前側板11には、左右の辺に折目線を介して、それぞれ左側板12と右側板13とが連設される。さらに、左側板12には、前側板11と対向する辺に折目線を介して、後側板14が連設される。後側板14には、左側板12と対向する辺に折目線を介して、取付フラップ15が連設される。この取付フラップ15は、前側板11と対向する右側板13の端部に固定されて、後側板14を右側板13に対して固定する部分である。
底部20は、包装用箱1の底となる部分であり、本実施形態において「ワンタッチ底」と称される主に四つの部分で構成される底である。底板の四つの部分は、それぞれ前述の外側板(前側板11、左側板12、右側板13、後側板14)に連設される。つまり、前側板11の下辺となる辺には、折目線を介して前底板21が連設される。左側板12の下辺となる辺には、折目線を介して左底板22が連設される。右側板13の下辺となる辺には、折目線を介して右底板23が連設される。後側板14の下辺となる辺には、折目線を介して後底板24が連設される。
さらに、前底板21の右底板23側と後底板24の左底板22側には、折畳線61と折畳線62を介して、前取付フラップ25と後取付フラップ26とが連設される。前取付フラップ25と後取付フラップ26とは、それぞれ右底板23と左底板22とに固定され、前底板21と後底板24とを右底板23と左底板22とに対してそれぞれ固定する部分である。
前底板21と前側板11を連設する折目線は、左右中央部で分断され、この分断された箇所には、後述する係止フラップ43が係止可能となる切込である係止切込部63が形成される。
前側板11には、前底板21に対向する辺に折目線を介して前縁板31が連設される。左側板12には、左底板22に対向する辺に折目線を介して左縁板32が連設される。右側板13には、右底板23に対向する辺に折目線を介して右縁板33が連設される。
前縁板31には、前側板11に対向する辺に折目線を介して前内側板34が連設される。左縁板32には、左側板12に対向する辺に折目線を介して左内側板35が連設される。右縁板33には、右側板13に対向する辺に折目線を介して右内側板36が連設される。右内側板36には、後述する仕切保持部3の差込片85a(図3参照)が係止可能となる切込である係止切込部36aが形成される。
前内側板34には、前縁板31と対向する辺に折目線を介して前係止板37が連設される。左内側板35には、左縁板32と対向する辺に折目線を介して左係止板38が連設される。右内側板36には、右縁板33と対向する辺に折目線を介して右係止板39が連設される。
蓋部40は、底部20に起立する四つの側壁によって形成される上部の開放部を閉塞可能とするための部分である。蓋部は、蓋本体41、蓋フラップ42、係止フラップ43によって構成される。蓋本体41は、後側板14の後底板24と対向する辺に、折目線を介して連設される。蓋本体41には、後側板14と対向する辺に折目線を介して蓋フラップ42が連設される。蓋フラップ42には、蓋本体41と対向する辺の一部に折目線を介して係止フラップ43が連設される。
以上が、本実施形態における箱本体2の主な構成である。次に、箱本体内に収容する物品を仕切り、備品を保持することが可能である仕切保持部3について図3を用いて説明する。
まず、物品を仕切るための部分である仕切部7について説明する。
内底板71は、箱本体2の底部20の内側に接触する部分であり、箱本体2の内部に配置できる大きさに形成されている。内底板71には、長手方向の一方向に突出する略「U」字状の切込線72が複数箇所(本実施形態において五箇所)に形成され、この切込線72の両端部を結ぶ直線は、折目線73とされる。この切込線72と折目線73によって囲まれた部分は、仕切片74が形成される。
内底板71の長手方向の他辺には、連結折目線75を介して、備品保持部8の起立板81が連設される。さらに、連結折目線75は、途中で分断されており、分断された箇所には、支持片76が備品保持部8側に突出する切目によって形成される。
次に、備品を箱本体2内に保持するための備品保持部8について説明する。
起立板81には、内底板71に対向する辺に天頂折目線82を介して天頂板83が連設される。天頂折目線82は、途中で分断されており、分断された箇所には、表示突出片83aが起立板81側(天頂板83の外側)に突出する天頂切目82aによって形成される。
つまり、天頂面を有する天頂板83の起立板81側の端辺は、天頂折目線82と天頂切目82aにより形成される。そして、天頂切目82aは、天頂折目線82よりも天頂板83の外側へ突出する。従って、天頂板83は、天頂板83の外側である起立板81側に天頂折目線82よりも突出する表示突出片83aを有する。
天頂板83には、起立板81に対向する辺に折目線84を介して、連結板85が連設される。連結板85は、天頂板83に対向する端部に、差込片85aと差込保持片85b・85bが形成される。差込片85aは、右内側板36に形成された係止切込部36aに対応する位置に形成される。
天頂板83は、箱本体2の上部の開口側となる面を天頂面としている。天頂面には、箱本体2の内部に収容する物品の説明や装飾等の情報表示が付される。また、天頂板83は、蓋部40を開いた状態とし、物品とともに展示すれば、天頂面に付された表示情報が宣伝広告の機能を果たすこともできる。ここで、情報表示を付するとは、天頂面に対して、印刷表示するだけでなく、エンボス加工のように立体形成したり、シール等を貼り付ける等としている。
尚、図中に示す表示突出片83aは、その開放端である天頂切目82aを起立板81側に湾曲する凸状としているが、天頂切目の形状によって、表示突出片を正方形、長方形、星型など、その他の形状に形成してもよい。また、天頂切目を形成する位置は、天頂折目線82を中央で分断する位置とされているが、天頂板の一端辺の一側に天頂折目線、他側に天頂切目を形成してもよい。
以下に、展開形成体の箱本体2から半完成状態とする工程を図1、図2、図4、及び図5に従って、説明する。
箱本体2は、図2に示す展開形成体の状態から、図4に示す状態となるように、折目線を谷折りすることで、前底板21と後底板24と左底板22と右底板23とが、四つの側壁の一部を構成する前側板11と後側板14と左側板12と右側板13との内面に接触するように、折り畳まれる。
さらに、前取付フラップ25と後取付フラップ26とは、その折畳線61・62でそれぞれ谷折りすることで、前底板21と後底板24にそれぞれ面で接触するように折り畳まれる。
この図4に示す状態から図5に示す状態とするために、左側板12と後側板14との折目線を谷折りすることで、後側板14は左側板12に対して折り畳まれる。このとき、後取付フラップ26は、接着剤等によって左底板22に固定される。
さらに、前側板11と右側板13との折目線を谷折りすることで、右側板13は前側板11に対して折り畳まれる。このとき、右底板23は、接着剤等によって、前取付フラップ25に固定される。後側板14が折り畳まれたことで、取付フラップ15が前底板21の外面に接触する位置にあるため、取付フラップ15は、接着剤等によって右側板13の開放端部に固定される。以上の工程を経て、箱本体2は、図5に示す半完成状態となる。
次に、半完成状態の箱本体2を組み立て、箱本体2に仕切保持部3を組み付ける工程を図1及び図5から図8に従って説明する。
図5に示す箱本体2から、図5に現れていない前側板11に対して、後側板14を引き起こし、前側板11と後側板14とに対して左側板12と右側板13が略直角となるように折目線を介して折り曲げられる。すると、底部20の前底板21、左底板22、右底板23、後底板24は、それらと連設している前側板11、左側板12、右側板13、後側板14に対して自ずと略直角となるように折目線を介して折り曲げられ、図6に示すように底部20に対して四つの外側板(前側板11、左側板12、右側板13、後側板14)が起立した状態となる。
次に、箱本体2が図6から図7に示す状態となるように、左側板12と右側板13から延設された同一平面上の左縁板32と右縁板33が、折目線を谷折りすることで、左側板12と右側板13に対して略直角に内側へと折り曲げられる。そして、左内側板35と右内側板36は、左側板12と右側板13の内側となるように、底部20(前底板21・左底板22・右底板23・後底板24)に折り立てられる。そのとき、折目線を山折することで、左係止板38と右係止板39は左内側板35と右内側板36に対してそれぞれ略直角に折り曲げられるとともに、底部20(前底板21・左底板22・右底板23・後底板24)に面で接触するように配置される。
さらに、前側板11から延設された同一平面上の前縁板31が、折目線を谷折りすることで、前側板11に対して略直角に内側へと折り曲げられる。そして、前内側板34は、前側板11の内側となるように、底部20(前底板21・右底板23)に折り立てられる。そのとき、折目線を山折することで、前係止板37は前内側板34に対して略直角に折り曲げられるとともに、底部20(前底板21・右底板23)に面で接触するように配置される。そして、包装用箱1の箱本体2は、蓋部40が開放され、上部に開口部を有した図7の状態とされる。
次に、仕切保持部3の組み立て工程について図3、図7、図8を用いて説明する。
図3に示す状態から図7に示すように、折目線73を谷折りすることで、仕切片74は内底板71に対して起立される。さらに、連結折目線75を谷折りすることで、起立板81は内底板71に対して起立される。起立板81と同一平面上に延設された天頂板83は、天頂折目線82を山折りすることで、内底板71と対向する方向(右側となる方向)に折り曲げられる。天頂板83と同一平面上に延設された連結板85は、折目線84を山折することで天頂板83に対して略直角に下方へと折り曲げられる。
そして、この状態の仕切保持部3が、箱本体2に組み付けられる。つまり、連結板85の自由端側に形成された差込片85aは、箱本体2の右内側板36の係止切込部36aに差し込まれ、差込片85aが右内側板36と右側板13との間に配置される。すると、差込片85aの前後にある差込保持片85b・85bが、右内側板36の内側の面に接触する。つまり、差込片85aと差込保持片85b・85bとで、右内側板36が挟持されることで、仕切保持部3は箱本体2に連結される。
この箱本体2と仕切保持部3が連結された状態で、保冷材や手拭き等の備品を箱本体2の右係止板39、右内側板36、仕切保持部3の差込保持片85b・85b、連結板85あたりに接触するように配置させる。ここで、仕切保持部3は予め適宜の箇所で折り曲げられており、連結板85と天頂板83と起立板81によって、空間が形成されている。この空間に備品が収容され、さらに、仕切保持部3の仕切部7の内底板71が箱本体2の底部20の内面に接触するように配置される。すると、備品は、底部20の右底板23及び後底板24と天頂板83との間に、起立板81と連結板85(厳密には右内側板36)とで挟持されるように保持される。
内底板71に対して起立した仕切片74・・・によって、菓子などの物品が仕切られながら包装用箱1内に収容される。ここで、箱本体2の内部に、情報表示を付された仕切保持部3が配置されたことにより、箱本体2には、情報表示が付される。従って、包装用箱1に必要不可欠である仕切保持部3を箱本体2の内部に配置することで、箱本体2に情報表示を付することができる。
そして、物品を収容後、蓋本体41を折目線で谷折りすることで、蓋本体41は後側板14に対して箱内側に略直角に折り曲げられる。すると、箱本体2の上部の開口部は閉塞される。さらに、蓋フラップ42を折目線で谷折りすることで、蓋フラップ42は、蓋本体41に対して下方に略直角に折り曲げられる。さらに、係止フラップ43を折目線で谷折りし、係止フラップ43が係止切込部63に挿入されることで、包装用箱1は、物品と備品とが収容された完成の状態となる。
ここで、天頂板83は、起立板81が箱本体2の底部20及び内底板71に対して起立しているので、天頂板83は、箱本体2の上部の開口部に位置する。したがって、天頂板83の上面である天頂面は、箱本体2の開口部側に配置される。
本実施形態では、仕切部7と備品保持部8の両方を有した仕切保持部3に天頂面を有する天頂板83を設けている。この仕切保持部3の代わりに、仕切部7の機能のみを有した仕切部を構成したり、備品保持部8の機能のみを有した備品保持部を構成したりして、箱本体2に配置することもできる。例えば、本実施形態の備品保持部8を形成せずに、仕切部7と仕切部7の延長部分に天頂面を有した天頂板を形成するようにした仕切部とすることもできる。また、備品保持部のみとするには、本実施形態の仕切部7に相当する箇所に仕切片74が形成されていない内底板を設け、その内底板に本実施形態の備品保持部8を連設することで形成することができる。
従って、本実施形態の仕切保持部3を箱本体2に配置することは勿論のこと、この仕切保持部3に代えて備品保持部を箱本体2に配置したり、仕切部のみを配置したりすることができ、物品に対応した情報表示を有する仕切保持部3を切り替えることが容易となり、様々な物品の収容に対応する箱本体2とすることができる。
本考案の包装用箱1は、
物品を内部に収容する箱本体2と、
当該箱本体2の内部に配置され前記物品を仕切る仕切部7と、当該仕切部7に連設され備品を保持する備品保持部8と、を有する仕切保持部3と、を備える包装用箱1であって、
前記仕切保持部3は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体2と別部材で構成されものである。
上記のように構成することで、物品を仕切る仕切部7と、仕切部7に連設された備品を保持する備品保持部8とを有する仕切保持部3が、情報表示を付した天頂面を有することで、部品点数を増加させることなく、包装用箱1に情報表示を付することができる。さらに、物品を仕切るために必要不可欠な部材である仕切部7と備品を包装用箱1内に保持するために必要不可欠な備品保持部8とが連設されている仕切保持部3に、情報表示が付されているため、包装用箱1に情報表示を確実に添付することができる。また、箱本体2と仕切保持部3が、別部材で構成されることで、物品に対応した情報表示を有する仕切保持部3を切り替えることが容易となり、様々な物品の収容に対応する箱本体2とすることができる。
本考案の包装用箱1は、
前記天頂面を有する天頂板83の少なくとも一端辺が、天頂折目線82と天頂切目82aにより形成され、
前記天頂切目82aが前記天頂折目線82よりも前記天頂板83の外側へ突出するものである。
上記のように構成することで、天頂面を有する天頂板83の少なくとも一端辺が、天頂折目線82と天頂切目82aにより形成され、天頂切目82aが天頂折目線82よりも天頂板83の外側へ突出するので、情報表示を付する部分である天頂面を広く設けることができる。
本考案の包装用箱1において、
前記天頂面は、前記箱本体2の開口部側に配置されるものである。
上記のように構成することで、天頂面が箱本体2の開口部側に配置されるため、天頂面に付された情報表示が認識しやすくなる。
1 包装用箱
2 箱本体
3 仕切保持部
7 仕切部
8 備品保持部
11 前側板
12 左側板
13 右側板
14 後側板
15 取付フラップ
20 底部
21 前底板
22 左底板
23 右底板
24 後底板
25 前取付フラップ
26 後取付フラップ
31 前縁板
32 左縁板
33 右縁板
34 前内側板
35 左内側板
36 右内側板
36a 係止切込部
37 前係止板
38 左係止板
39 右係止板
40 蓋部
41 蓋本体
42 蓋フラップ
43 係止フラップ
61 折畳線
62 折畳線
63 係止切込部
71 内底板
72 切込線
73 折目線
74 仕切片
75 連結折目線
76 支持片
81 起立板
82 天頂折目線
82a 天頂切目
83 天頂板
83a 表示突出片
84 折目線
85 連結板
85a 差込片
85b 差込保持片

Claims (5)

  1. 物品を内部に収容する箱本体と、
    当該箱本体の内部に配置され備品を保持する備品保持部と、を備える包装用箱であって、
    前記備品保持部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されることを特徴とする包装用箱。
  2. 物品を内部に収容する箱本体と、
    当該箱本体の内部に配置され前記物品を仕切る仕切部を備える包装用箱であって、
    前記仕切部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されることを特徴とする包装用箱。
  3. 物品を内部に収容する箱本体と、
    当該箱本体の内部に配置され前記物品を仕切る仕切部と、当該仕切部に連設され備品を保持する備品保持部と、を有する仕切保持部と、を備える包装用箱であって、
    前記仕切保持部は、情報表示を付した天頂面を有し、前記箱本体と別部材で構成されることを特徴とする包装用箱。
  4. 前記天頂面を有する天頂板の少なくとも一端辺は、天頂折目線と天頂切目により形成され、
    前記天頂切目は前記天頂折目線よりも前記天頂板の外側へ突出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の包装用箱。
  5. 前記天頂面は、前記箱本体の開口部側に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の包装用箱。
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