JP3174400U - ヒップスライドシート - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子にヘルパー(介助者)が(患者、高齢者)等を、移乗介助した際、誰でも簡単に安全に、しかも両者の負担無く、長時間の完全座位保持が可能なヒップスライドシートを提供する。
【解決手段】車椅子座面に、スライドシートを敷き、(患者、高齢者)等の体の負担、損傷等を最低限度に抑え、しかもヘルパー(介助者)の体力軽減、長時間による座位保持の為のものです。スライドシートの表面にゴム製のズレ防止シートとマジックテープオスを貼り付け加工、裏面は滑り易いキルト系の布に、ハング紐を片側に取付けた、二面構造のシート仕様にしたもので、(患者、高齢者)等のスライドをスムーズにし、シート本体を車椅子側の背部シート(裏側)に貼り付けてあるマジックテープメスと密着させ固定することにより長時間の座位保持も可能になります。
【選択図】図1

Description

本考案は、車椅子座面にスライドシート敷き、腰(臀部)をシートでスライドさせ、長時間の完全座位保持(腰を深く座らせ維持する)様に設けたシートに関するものである。
病院、家内等の車椅子移乗の介助において、(患者、高齢者)等をヘルパー(介助者)を通じ車椅子に移乗させた際は、不完全な座位の状態です。これを完全な座位の状態に移行する為に、今までは(患者、高齢者)等の、体の一部(上腕、膝)若しくは腰部のズボンを引き上げて、その都度(後から後から腰のズレが生じると)完全座位の状態にしていた。
(患者、高齢者)等の体の一部や衣服を利用した、腰(臀部)のスライドには、多くは高齢者の為、身体的な負担も大きくさらに外的な損傷も生じる可能性もあり、またヘルパー(介助者)の(患者、高齢者)等によっては、体力的な負担も大きい。従って車椅子の座面にシート敷き(患者、高齢者)等の腰(臀部)ごとシートでスライド(移動)させることによって、誰でも簡単に安全に完全座位(深く座らせる)ことが可能でありまたシートを固定することによって長時間完全座位保持を実現し、前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、シートの裏側(車椅子座面)にスライドしやすい(キルト系)の布を仕様し、シートの表側(患者、高齢者)の座面には、ゴム製のズレ防止シートとシート自体を固定するマジックテープ(オス)を貼り付け加工した、二面構造のシートの片方(マジックテープ)側にハング紐を取り付け、車椅子背部シート裏側下部にシート本体を固定するマジックテープ(メス)を貼り付け加工します。これを車椅子にズレ防止シートの面を表にしてセッティングします。これを、(患者、高齢者)等の腰(臀部)を、車椅子後方から取り付けた(ハング紐)を水平に引き余ったシートを上側に折り曲げマジックテープで固定いたします。これによって簡単に安全にスライド(移動)が可能となりしかもシートを固定することによって長時間の完全座位保持が実現し、問題点を解決している。
上述の様に本考案のヒップスライドシートは、(患者、高齢者)等の身体的な負担や苦痛または外傷を受けること無く簡単に安全に、長時間の完全座位保持を実現することができ、さらにヘルパー(介助者)の体力軽減にもつながります。
本考案は、ヒップスライドシートの実例を示す表面図、裏面図です。 本シートを、車椅子にセッティングする場面図です。 本シートを、車椅子にセッティングし、(患者、高齢者)等を移乗する、場面図です。 (患者、高齢者)等を移乗し、シートを水平に後方から引張って、不完全座位から完全座位の状態にして、シートをマジックテープで固定する場面図です。
シート本体の裏側(車椅子座面)には、キルト系の滑りやすい布を仕様し、表側(腰、臀部)には、ズレない様にゴム製のズレ防止シートと固定する為のマジックテープ(オス)面を貼り付け加工し、シート片方に手で引く為の(ハング紐)を取り付け、車椅子(背部)シート裏側下部に、スライドシートを固定する為の、マジックテープ(メス)を貼り付け加工します。このシートを、車椅子にセッティングします。セッティング方法は、シート自体は、車椅子座面より大きめに作成されてますので、車椅子座面の前部にシートの端が10センチ程度垂れ下がるくらいにセッティングし、片側(ハング紐)の付いた方を、車椅子座面(後方)に敷き、此の時ハング紐を、車椅子座面(後部)と車椅子背部シート下部の隙間から予め出しておきます。シートを敷かれた車椅子に、(患者、高齢者)等が座ったことを確認したら、車椅子をブレーキで固定し、予め出しておいた(ハング紐)を、序序にゆっくりと水平に体重をかけながら引いていきます。引き終わったハング紐の付いたシート側にマジックテープ(オス)が貼り付け加工してますので、それを上側に折り曲げ、予め背部シート裏側下部に貼り付け加工してあるマジックテープ(メス)に密着させ固定いたします。これで、簡単に安全にスライド(移動)でき、ヘルパー(介助者)の体力の軽減につながり、シートをマジックテープで固定することにより、長時間完全座位保持が可能となります。
以下添付図面に従って一実施例を説明する。
図1は、本体スライドシートのA2表面とB1、裏面を表示いたしました。本体の表面(座面)は、A2、ズレ防止シートとA3、マジックテープオスを張付け加工A4、ハングを紐取り付け、B1、裏面(車椅子座面)側は、滑りやすいキルト系(布)の、本体スライドシートです。
図2は、車椅子にシートをA〜Cの手順で、セッティングします。A、ズレ防止シートを表側にし車椅子座面に沿って乗せます。B、前後ズレや折込がない様、前部シートに10センチ程垂れ下がる様にします。C、ハング紐を後部シートの隙間から予め、出しておいて作業のしやすい様にします。
図3 Aの様にシートをセッティングし、B、Cの手順で(患者、高齢者)等の移乗を開始します。その時、図3Aの様にシートを10センチ程垂らすのが好ましいです。
図4 Aの様に移乗が完了したら、(まだこの時点では不完全座位)なのでBの様に、(患者、高齢者)等の足を車椅子のステップに置き、ブレーキをかけ車椅子を動かないに固定し、車椅子後方から水平にA4ハング紐でスライドさせます。スライドが完了したら、Cの様に、引出したシートを、C5マジックテープメスにA3マジックテープオスを密着させ完了です。
本考案を、車椅子メーカーと福祉用具販売店或いはレンタル店とタイアップし、車椅子メーカーには、付属品として福祉用具取扱店には単品で扱ってもらい、病院、福祉施設、介護事業者、介護必要とする自宅療養の方々に使用して頂きたいと考えています。
B1、シート本体(裏側)
A2、ゴム製のズレ防止シート(表側)
A3、シート側(マジックテープオス)
A4、ハング紐
C5、車椅子背部シート裏側下部(マジックテープメス)
本考案は、車椅子座面にスライドシート敷き、腰(臀部)をシートでスライドさせ、長時間の完全座位保持(腰を深く座らせ維持する)様に設けたシートに関するものである。
病院、家内等の車椅子移乗の介助において、患者、高齢者等をヘルパー(介助者)を通じ車椅子に移乗させた際は、不完全な座位の状態です。これを完全な座位の状態に移行する為に、今までは患者、高齢者等の、体の一部(上腕、膝)若しくは腰部のズボンを引き上げて、その都度(後から後から腰のズレが生じると)完全座位の状態にしていた。
患者、高齢者等の体の一部や衣服を利用した、腰(臀部)のスライドには、多くは高齢者の為、身体的な負担も大きくさらに外的な損傷も生じる可能性もあり、またヘルパー(介助者)の患者、高齢者等によっては、体力的な負担も大きい。従って車椅子の座面にシート敷き患者、高齢者等の腰(臀部)ごとシートでスライド(移動)させることによって、誰でも簡単に安全に完全座位(深く座らせる)ことが可能でありまたシートを固定することによって長時間完全座位保持を実現し、前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、シートの裏側の車椅子座面にスライドしやすいキルト系の布を仕様し、シートの表側患者、高齢者の座面には、ゴム製のズレ防止シートとシート自体を固定する面ファスナーのオスを貼り付け加工した、二面構造のシートの片方の面ファスナー側にハング紐を取り付け、車椅子背部シート裏側下部にシート本体を固定する面ファスナーのメスを貼り付け加工します。これを車椅子にズレ防止シートの面を表にしてセッティングします。これを、患者、高齢者等の腰(臀部)を、車椅子後方から取り付けたハング紐を水平に引き余ったシートを上側に折り曲げ面ファスナーで固定いたします。これによって簡単に安全にスライド(移動)が可能となりしかもシートを固定することによって長時間の完全座位保持が実現し、問題点を解決している。
上述の様に本考案のヒップスライドシートは、患者、高齢者等の身体的な負担や苦痛または外傷を受けること無く簡単に安全に、長時間の完全座位保持を実現することができ、さらにヘルパー(介助者)の体力軽減にもつながります。
本考案は、ヒップスライドシートの実例を示す表面図、裏面図です。 本シートを、車椅子にセッティングする場面図です。 本シートを、車椅子にセッティングし、患者、高齢者等を移乗する、場面図です。 患者、高齢者等を移乗し、シートを水平に後方から引張って、不完全座位から完全座位の状態にして、シートを面ファスナーで固定する場面図です。
シート本体の裏側(車椅子座面)には、キルト系の滑りやすい布を仕様し、表側の腰、臀部には、ズレない様にゴム製のズレ防止シートと固定する為の面ファスナーのオス面を貼り付けて、シート片方に手で引く為の2本半円状のハング紐を取り付け、車椅子の背部シート裏側下部に、スライドシートを固定する為の、面ファスナーのメスを貼り付けてます。このシートを、車椅子にセッティングします。セッティング方法は、シート自体は、車椅子座面より大きめに作成されてますので、車椅子座面の前部にシートの端が10センチ程度垂れ下がるくらいにセッティングし、片側ハング紐の付いた方を、車椅子座面の後方に敷き、此の時ハング紐を、車椅子座面の後部と車椅子背部シート下部の隙間から予め出しておきます。シートを敷かれた車椅子に、患者、高齢者等が座ったことを確認したら、車椅子をブレーキで固定し、予め出しておいたハング紐を、序序にゆっくりと水平に体重をかけながら引いていきます。
引き終わったハング紐の付いたシート側に面ファスナーのオスが貼り付けてますので、それを上側に折り曲げ、予め背部シート裏側下部に貼り付けてある面ファスナーのメスに密着させ固定いたします。これで、簡単に安全にスライド(移動)でき、ヘルパー(介助者)の体力の軽減につながり、シートを面ファスナーで固定することにより、長時間完全座位保持が可能となります。
以下添付図面に従って一実施例を説明する。
図1は、本体スライドシートのA2表面とB1、裏面を表示いたしました。本体の表面(腰座面)は、A2、ズレ防止シートとA3、面ファスナーオスを張付け加工A4、ハング紐取り付け、B1、裏面(車椅子座面)側は、滑りやすいキルト系(布)の、本体スライドシートです。
図2は、車椅子にシートをA〜Cの手順で、セッティングします。A、ズレ防止シートを表側にし車椅子座面に沿って乗せます。B、前後ズレや折込がない様、前部シートに10センチ程垂れ下がる様にします。C、ハング紐を後部シートの隙間から予め、出しておいて作業のしやすい様にします。
図3 Aの様にシートをセッティングし、B、Cの手順で患者、高齢者等の移乗を開始します。その時、図3Aの様にシートを10センチ程垂らすのが好ましいです。
図4 Aの様に移乗が完了したら、まだこの時点では不完全座位なのでBの様に、患者、高齢者等の足を車椅子のステップに置き、ブレーキをかけ車椅子を動かない様に固定し、車椅子後方から水平にA4ハング紐でスライドさせます。スライドが完了したら、Cの様に、引出したシートを、C5面ファスナーのメスにA3面ファスナーオスを密着させて完了です。
本考案を、車椅子メーカーと福祉用具販売店或いはレンタル店とタイアップし、車椅子メーカーには、付属品として福祉用具取扱店には単品で扱ってもらい、病院、福祉施設、介護事業者、介護必要とする自宅療養の方々に使用して頂きたいと考えています。
B1、シート本体(裏側)
A2、ゴム製のズレ防止シート(表側)
A3、シート側(面ファスナーオス)
A4、ハング紐
C5、車椅子背部シート裏側下部(面ファスナーメス)

Claims (2)

  1. スライドシート本体に、滑りやすい座面とズレ防止座面を設け、車椅子にセッティングしスライド(移動)させ、マジックテープでシート自体を固定することによって、(患者、高齢者)等あるいは、ヘルパー(介助者)負担無く、誰でも簡単に安全に、長時間の完全座位保持ができるのが特徴とするヒップスライドシート。
  2. ここから書き始めます。
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