JP3174268B2 - 厨房用アクリル樹脂成形体 - Google Patents
厨房用アクリル樹脂成形体Info
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- JP3174268B2 JP3174268B2 JP13620796A JP13620796A JP3174268B2 JP 3174268 B2 JP3174268 B2 JP 3174268B2 JP 13620796 A JP13620796 A JP 13620796A JP 13620796 A JP13620796 A JP 13620796A JP 3174268 B2 JP3174268 B2 JP 3174268B2
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- Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌性粒子を混入
した厨房家具などに用いられる厨房用アクリル樹脂成形
体に関するものである。
した厨房家具などに用いられる厨房用アクリル樹脂成形
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に樹脂成形物に抗菌性粒子を混入し
て抗菌作用を発揮させることは浴室などで用いられる容
器や洗い桶などに用いられてきている。これらは熱可塑
性樹脂のペレットに抗菌性粒子をあらかじめ混練してお
き、射出成形などによって成形してある。そして粒子を
含む樹脂成形物は表面に粒子が露頭することが少なく、
ほとんどが樹脂のスキン層によって覆われた状態となっ
ている。
て抗菌作用を発揮させることは浴室などで用いられる容
器や洗い桶などに用いられてきている。これらは熱可塑
性樹脂のペレットに抗菌性粒子をあらかじめ混練してお
き、射出成形などによって成形してある。そして粒子を
含む樹脂成形物は表面に粒子が露頭することが少なく、
ほとんどが樹脂のスキン層によって覆われた状態となっ
ている。
【0003】一方、厨房家具のワークトップやシンクを
構成する材料としては耐熱性、堅牢性が要求され、主と
してとして不飽和ポリエステル樹脂や、フィラーを充填
して耐熱変形性を向上させたアクリル樹脂などが多く用
いられるようになってきている。
構成する材料としては耐熱性、堅牢性が要求され、主と
してとして不飽和ポリエステル樹脂や、フィラーを充填
して耐熱変形性を向上させたアクリル樹脂などが多く用
いられるようになってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記厨房
家具は少なくとも1日3回は使用され、常に湿気を滞び
ていることが多く、そのためどうしても雑菌が繁殖しや
すいという課題があった。
家具は少なくとも1日3回は使用され、常に湿気を滞び
ていることが多く、そのためどうしても雑菌が繁殖しや
すいという課題があった。
【0005】そこでこのワークトップやシンクに抗菌性
粒子を混入させて抗菌性を持たせることが考えられる
が、抗菌性粒子を含む樹脂成形物は表面に粒子が露頭す
ることが少なく、ほとんどが樹脂のスキン層によって覆
われた状態となるためその抗菌作用が弱いという課題が
予想される。しかも従来の、例えば銀イオン担体に担持
させた抗菌性粒子を用いた場合は、樹脂を硬化させるた
めに添加する過酸化物によって容易に酸化を受けて着色
したり、抗菌作用が損なわれるという課題も予想され
る。
粒子を混入させて抗菌性を持たせることが考えられる
が、抗菌性粒子を含む樹脂成形物は表面に粒子が露頭す
ることが少なく、ほとんどが樹脂のスキン層によって覆
われた状態となるためその抗菌作用が弱いという課題が
予想される。しかも従来の、例えば銀イオン担体に担持
させた抗菌性粒子を用いた場合は、樹脂を硬化させるた
めに添加する過酸化物によって容易に酸化を受けて着色
したり、抗菌作用が損なわれるという課題も予想され
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、被膜を有し銀を含む抗菌性粒子およびフィラ
ーを含み成形時に過酸化物によって硬化させる耐熱性の
アクリル樹脂で成形体を形成してあり、抗菌性粒子の働
きによって雑菌の繁殖を抑え、衛生的な厨房用アクリル
樹脂成形体とすることができる。
するため、被膜を有し銀を含む抗菌性粒子およびフィラ
ーを含み成形時に過酸化物によって硬化させる耐熱性の
アクリル樹脂で成形体を形成してあり、抗菌性粒子の働
きによって雑菌の繁殖を抑え、衛生的な厨房用アクリル
樹脂成形体とすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係る厨房用ア
クリル樹脂成形体は、キャビネットと、このキャビネッ
トの上部を覆うワークトップ、もしくはシンクを備えた
ワークトップを有する厨房家具において、上記シンクを
構成しており、被膜を有し銀を含む抗菌性粒子およびフ
ィラーを含み成形時に過酸化物によって硬化させて得ら
れる耐熱性のアクリル樹脂で形成してあり、抗菌性粒子
の働きによって雑菌の繁殖を抑え、衛生的な厨房用アク
リル樹脂成形体とすることができる。
クリル樹脂成形体は、キャビネットと、このキャビネッ
トの上部を覆うワークトップ、もしくはシンクを備えた
ワークトップを有する厨房家具において、上記シンクを
構成しており、被膜を有し銀を含む抗菌性粒子およびフ
ィラーを含み成形時に過酸化物によって硬化させて得ら
れる耐熱性のアクリル樹脂で形成してあり、抗菌性粒子
の働きによって雑菌の繁殖を抑え、衛生的な厨房用アク
リル樹脂成形体とすることができる。
【0008】そして請求項2に係る成形体は、上記抗菌
性粒子がシリカゲルにチオスルファト銀錯体を担持させ
た後、少なくともその表面の一部をテトラアルコキシシ
ランの加水分解物で被覆されたものであるので、熱硬化
性樹脂などの硬化剤である過酸化物に銀錯体が直接接触
することがなく、過酸化物による銀の酸化も生じにく
い。担体がシリカゲルであり透明性も高いので各種樹脂
に混入しても元の樹脂の色を損なうことがない。
性粒子がシリカゲルにチオスルファト銀錯体を担持させ
た後、少なくともその表面の一部をテトラアルコキシシ
ランの加水分解物で被覆されたものであるので、熱硬化
性樹脂などの硬化剤である過酸化物に銀錯体が直接接触
することがなく、過酸化物による銀の酸化も生じにく
い。担体がシリカゲルであり透明性も高いので各種樹脂
に混入しても元の樹脂の色を損なうことがない。
【0009】
【実施例】以下に本発明を厨房家具に適用した実施例を
述べる。
述べる。
【0010】図1において、1は厨房装置の流し台で、
キャビネット2の上面にワークトップ3を載置してい
る。ワークトップ3は木材合板の裏打ち材4で裏打ちさ
れ、さらにワークトップ3にはシンク穴5が窄設され、
樹脂製のシンク6がワークトップ3の下方よりシンク穴
5に固定されている。さらにワークトップ3のシンク穴
5の横後方には別途成形したスポンジ受け7を有する洗
剤入れ8が、ワークトップ3に穿たれた穴に嵌合されて
いる。この流し台1は、背部を台所の壁に接して配設さ
れ、流し台1のワークトップ3より上部の壁は樹脂製の
タイル9を貼り付けてある。
キャビネット2の上面にワークトップ3を載置してい
る。ワークトップ3は木材合板の裏打ち材4で裏打ちさ
れ、さらにワークトップ3にはシンク穴5が窄設され、
樹脂製のシンク6がワークトップ3の下方よりシンク穴
5に固定されている。さらにワークトップ3のシンク穴
5の横後方には別途成形したスポンジ受け7を有する洗
剤入れ8が、ワークトップ3に穿たれた穴に嵌合されて
いる。この流し台1は、背部を台所の壁に接して配設さ
れ、流し台1のワークトップ3より上部の壁は樹脂製の
タイル9を貼り付けてある。
【0011】ワークトップ3は熱硬化性樹脂である不飽
和ポリエステルでプレス成形されており、水酸化アルミ
ニウム、ガラスファイバーを添加してある強化プラスチ
ックである。不飽和ポリエステル樹脂を20.5重量
%、水酸化アルミニウムを65重量%、ガラスファイバ
ーを14重量%、チオスルファト銀錯体を坦持させてテ
トラアルコキシシランを加水分解してコーティングを施
したシリカゲルを0.5重量%に、過酸化物であるt−
ブチルパーオキシラウレートを反応開始剤として添加し
て混練し成形原料を作成する。これをプレス型に充填し
て加熱しながらプレスを行ってワークトップ成形物を作
製した。
和ポリエステルでプレス成形されており、水酸化アルミ
ニウム、ガラスファイバーを添加してある強化プラスチ
ックである。不飽和ポリエステル樹脂を20.5重量
%、水酸化アルミニウムを65重量%、ガラスファイバ
ーを14重量%、チオスルファト銀錯体を坦持させてテ
トラアルコキシシランを加水分解してコーティングを施
したシリカゲルを0.5重量%に、過酸化物であるt−
ブチルパーオキシラウレートを反応開始剤として添加し
て混練し成形原料を作成する。これをプレス型に充填し
て加熱しながらプレスを行ってワークトップ成形物を作
製した。
【0012】ここで得られたワークトップ3は銀を含む
抗菌性粒子であるが、銀がチオスルファト銀錯体として
シリカゲルに坦持され、さらにシリカゲルがテトラアル
コキシシランを加水分解した生成物で覆われているた
め、過酸化物による不飽和ポリエステルのラジカル重合
反応系に含まれていても、ラジカルによって影響される
ことはなく安定して存在する。また、シリカゲルの透明
性によって、樹脂に添加しても着色、変色を生じること
なく、ワークトップ3の透明感を損なうことは全くない
ことが認められた。
抗菌性粒子であるが、銀がチオスルファト銀錯体として
シリカゲルに坦持され、さらにシリカゲルがテトラアル
コキシシランを加水分解した生成物で覆われているた
め、過酸化物による不飽和ポリエステルのラジカル重合
反応系に含まれていても、ラジカルによって影響される
ことはなく安定して存在する。また、シリカゲルの透明
性によって、樹脂に添加しても着色、変色を生じること
なく、ワークトップ3の透明感を損なうことは全くない
ことが認められた。
【0013】しかし、プレス成形物を観察すると、わず
かに抗菌性粒子が露頭を現しているものもあるが、図3
に成形物10を図示したように樹脂11の中にほとんど
の抗菌性粒子12が分散されており、表面付近では抗菌
性粒子12を樹脂11が覆う形でスキン層13を形成し
ている。従って、抗菌性粒子12は成形物10の表面に
露頭を現すことができず、わずかに銀イオンのマイグレ
ーションによって抗菌作用を示しはするものの十分なも
のではなかった。
かに抗菌性粒子が露頭を現しているものもあるが、図3
に成形物10を図示したように樹脂11の中にほとんど
の抗菌性粒子12が分散されており、表面付近では抗菌
性粒子12を樹脂11が覆う形でスキン層13を形成し
ている。従って、抗菌性粒子12は成形物10の表面に
露頭を現すことができず、わずかに銀イオンのマイグレ
ーションによって抗菌作用を示しはするものの十分なも
のではなかった。
【0014】本発明はこの点を鑑み、図2に示したよう
に抗菌性粒子12を覆っているスキン層13を除去して
抗菌性粒子12の露頭14を樹脂の成形物10の表面に
出現させ、その抗菌作用を十分に引き出すことができる
よう構成したものである。本発明ではスキン層13の除
去にはサンドペーパーをかける、液体ホーニング加工、
サンドブラスト、ブラシ研磨、ベルト研磨などの方法が
ありいずれであってもよい。サンドペーパー仕上げの場
合、300番〜1200番相当の仕上げがワークトップ
3の表面仕上げとしては傷の目立ちにくさからも好まし
い。一方、ワークトップ3の表面を粗面とすることによ
って、スキン層13が除去されるとともに抗菌性粒子1
2の表面も粗となり、表面積が著しく増加するので銀イ
オンによる抗菌作用活性点も増加し、抗菌作用を一段と
効果的に発揮させることができる。
に抗菌性粒子12を覆っているスキン層13を除去して
抗菌性粒子12の露頭14を樹脂の成形物10の表面に
出現させ、その抗菌作用を十分に引き出すことができる
よう構成したものである。本発明ではスキン層13の除
去にはサンドペーパーをかける、液体ホーニング加工、
サンドブラスト、ブラシ研磨、ベルト研磨などの方法が
ありいずれであってもよい。サンドペーパー仕上げの場
合、300番〜1200番相当の仕上げがワークトップ
3の表面仕上げとしては傷の目立ちにくさからも好まし
い。一方、ワークトップ3の表面を粗面とすることによ
って、スキン層13が除去されるとともに抗菌性粒子1
2の表面も粗となり、表面積が著しく増加するので銀イ
オンによる抗菌作用活性点も増加し、抗菌作用を一段と
効果的に発揮させることができる。
【0015】一方、図1のワークトップ3に取りつけら
れた樹脂製のシンク6は、アクリル樹脂で注型成形され
たものである。アクリル樹脂34重量%にフィラーとし
て水酸化アルミニウムを65重量%、シリカゲルに担持
させたチオスルファト銀錯体抗菌性粒子1重量%を加
え、過酸化物であるジメチルジブチルパーオキシヘキサ
ンを反応開始剤として添加して成形した。フィラーに水
酸化アルミニウムを用いることでアクリル樹脂の耐熱変
形性、硬度の向上を図ることができ、難燃性を付与でき
るのである。
れた樹脂製のシンク6は、アクリル樹脂で注型成形され
たものである。アクリル樹脂34重量%にフィラーとし
て水酸化アルミニウムを65重量%、シリカゲルに担持
させたチオスルファト銀錯体抗菌性粒子1重量%を加
え、過酸化物であるジメチルジブチルパーオキシヘキサ
ンを反応開始剤として添加して成形した。フィラーに水
酸化アルミニウムを用いることでアクリル樹脂の耐熱変
形性、硬度の向上を図ることができ、難燃性を付与でき
るのである。
【0016】成形物に添加したチオスルファト銀錯体を
坦持したシリカゲルは上述の実施例同様テトラアルコキ
シシラン加水分解生成物で覆われているので、アクリル
樹脂を硬化させる過酸化物反応開始剤においても影響を
受けることはなかった。
坦持したシリカゲルは上述の実施例同様テトラアルコキ
シシラン加水分解生成物で覆われているので、アクリル
樹脂を硬化させる過酸化物反応開始剤においても影響を
受けることはなかった。
【0017】図1は成形されたシンク9の内表面を液体
ホーニングによって粗面としてワークトップ3に取りつ
けたものである。シンク9内は常に濡れた状態になって
おり、食べ物滓などが付着してカビや菌の温床となり易
いところであるが、表面を粗としたことによってワーク
トップ3と同様の効果によってその抗菌作用が十分に発
揮され、シンク9内をカビなどによる着色もなく清潔
に、衛生的に保つことができるものである。また65重
量%の水酸化アルミニウムをフィラーとして含んでいる
ので熱可塑性樹脂であっても厨房用として用いても十分
な耐熱性、耐熱変形性などの特性を有しているもので、
抗菌性粒子を添加してもその特性には何等影響が観られ
なかった。
ホーニングによって粗面としてワークトップ3に取りつ
けたものである。シンク9内は常に濡れた状態になって
おり、食べ物滓などが付着してカビや菌の温床となり易
いところであるが、表面を粗としたことによってワーク
トップ3と同様の効果によってその抗菌作用が十分に発
揮され、シンク9内をカビなどによる着色もなく清潔
に、衛生的に保つことができるものである。また65重
量%の水酸化アルミニウムをフィラーとして含んでいる
ので熱可塑性樹脂であっても厨房用として用いても十分
な耐熱性、耐熱変形性などの特性を有しているもので、
抗菌性粒子を添加してもその特性には何等影響が観られ
なかった。
【0018】
【発明の効果】本発明の厨房用アクリル樹脂成形体は上
記実施例の説明から明らかなように次のような効果があ
る。
記実施例の説明から明らかなように次のような効果があ
る。
【0019】(1)抗菌性粒子の働きによって雑菌の繁
殖を抑え、衛生的な厨房用アクリル樹脂成形体とするこ
とができる。
殖を抑え、衛生的な厨房用アクリル樹脂成形体とするこ
とができる。
【0020】(2)厨房用成形体に必要な耐熱性や耐熱
変形性、耐変色性その他の特性に対して抗菌材の添加に
よる影響を防止することができる。
変形性、耐変色性その他の特性に対して抗菌材の添加に
よる影響を防止することができる。
【0021】(3)担体であるシリカゲルの表面をテト
ラアルコキシシランの加水分解生成物で被覆してあるの
で、各種の樹脂、特に熱硬化性樹脂などの反応開始剤と
して用いられる過酸化物に対しても反応を受けにくく安
定し、硬化反応によって着色したり透明感を損なうよう
な現象も認められず、抗菌作用も安定して発揮すること
ができる。
ラアルコキシシランの加水分解生成物で被覆してあるの
で、各種の樹脂、特に熱硬化性樹脂などの反応開始剤と
して用いられる過酸化物に対しても反応を受けにくく安
定し、硬化反応によって着色したり透明感を損なうよう
な現象も認められず、抗菌作用も安定して発揮すること
ができる。
【0022】(4)成形物の表面に抗菌性粒子の露頭を
多数出現させているので抗菌作用を著しく増大させるこ
とができる。
多数出現させているので抗菌作用を著しく増大させるこ
とができる。
【図1】本発明の実施例における厨房家具を示す部分断
面図
面図
【図2】同表面を粗とした樹脂成形物の部分拡大断面図
【図3】同成形のままの樹脂成形物の部分拡大断面図
1 流し台 2 キャビネット 3 ワークトップ 5 シンク穴 6 シンク 10 成形物 11 樹脂 12 抗菌性粒子 13 スキン層 14 露頭
フロントページの続き (72)発明者 冨田 勝己 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−295524(JP,A) 特開 昭62−211433(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 被膜を有し銀を含む抗菌性粒子およびフ
ィラーを含み成形時に過酸化物によって硬化させる耐熱
性の厨房用アクリル樹脂成形体。 - 【請求項2】 抗菌性粒子が、シリカゲルにチオスルフ
ァト銀錯体を担持させた後、少なくともその表面の一部
をテトラアルコキシシランの加水分解物で被覆されたも
のである請求項1記載の厨房用アクリル樹脂成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13620796A JP3174268B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 厨房用アクリル樹脂成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13620796A JP3174268B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 厨房用アクリル樹脂成形体 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4099183A Division JP2789928B2 (ja) | 1992-04-20 | 1992-04-20 | 抗菌性樹脂成型物 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10302491A Division JP3036529B2 (ja) | 1998-10-23 | 1998-10-23 | 厨房家具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08299070A JPH08299070A (ja) | 1996-11-19 |
JP3174268B2 true JP3174268B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=15169832
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13620796A Expired - Fee Related JP3174268B2 (ja) | 1996-05-30 | 1996-05-30 | 厨房用アクリル樹脂成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3174268B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20070151306A1 (en) | 2005-12-30 | 2007-07-05 | Gilboe Kevin J | Modular laundry system with work surface |
JP4460649B1 (ja) | 2009-08-07 | 2010-05-12 | 憲司 中村 | 充填剤・ガラス含有樹脂成形体 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3544744A1 (de) * | 1985-12-18 | 1987-06-25 | Schock & Co Gmbh | Spuele, insbesondere kuechenspuele |
JPS6480633A (en) * | 1987-09-23 | 1989-03-27 | Matsushita Electric Works Ltd | Method of fixing counter and sink |
JP2784937B2 (ja) * | 1989-05-08 | 1998-08-13 | 品川燃料株式会社 | 無菌成型品 |
JP2752465B2 (ja) * | 1989-10-20 | 1998-05-18 | 三菱化学株式会社 | 抗菌性ポリオレフィン系樹脂成形品の製造法 |
JP2831815B2 (ja) * | 1990-07-13 | 1998-12-02 | 東燃化学株式会社 | 抗菌性ポリオレフィン組成物 |
-
1996
- 1996-05-30 JP JP13620796A patent/JP3174268B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08299070A (ja) | 1996-11-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |