JPH11130504A - 人工大理石成形体 - Google Patents
人工大理石成形体Info
- Publication number
- JPH11130504A JPH11130504A JP28941797A JP28941797A JPH11130504A JP H11130504 A JPH11130504 A JP H11130504A JP 28941797 A JP28941797 A JP 28941797A JP 28941797 A JP28941797 A JP 28941797A JP H11130504 A JPH11130504 A JP H11130504A
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- JP
- Japan
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- artificial marble
- resin component
- weight
- parts
- meth
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- Pending
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- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 防汚性を改善し、さらにはかびや細菌の増殖
やぬめりの発生を抑制することのより清潔で衛生的な人
工大理石成形体を提供することを課題とするものであ
る。 【解決手段】 樹脂成分5と無機充填剤4と表面自由エ
ネルギーが前記樹脂成分5の表面自由エネルギーより小
さい添加剤1より構成された人工大理石成形体であっ
て、前記添加剤1の低表面自由エネルギー効果により人
工大理石成形体の撥水性,防汚性が改善される。
やぬめりの発生を抑制することのより清潔で衛生的な人
工大理石成形体を提供することを課題とするものであ
る。 【解決手段】 樹脂成分5と無機充填剤4と表面自由エ
ネルギーが前記樹脂成分5の表面自由エネルギーより小
さい添加剤1より構成された人工大理石成形体であっ
て、前記添加剤1の低表面自由エネルギー効果により人
工大理石成形体の撥水性,防汚性が改善される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は耐汚染性に優れた人
工大理石成形体に関するものである。
工大理石成形体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種の無機充填剤および顔料を不飽和ポ
リエステル樹脂などの樹脂成分に含有させて天然の大理
石調の外観を呈するように形成された人工大理石が浴
槽,洗い場,カウンタートップ,キッチン天板,サニタ
リー用途,家具,内装材などによく使用されている。こ
れらの人工大理石は、一般に、樹脂,無機充填剤,低収
縮剤,触媒,架橋剤,顔料などからなり注型法,加熱プ
レス法などによって成形され、比較的安価でありながら
加工性,施工性,耐温水性,強度,耐候性などに優れ、
天然大理石に近い外観であって、高級感があるためよく
用いられている。
リエステル樹脂などの樹脂成分に含有させて天然の大理
石調の外観を呈するように形成された人工大理石が浴
槽,洗い場,カウンタートップ,キッチン天板,サニタ
リー用途,家具,内装材などによく使用されている。こ
れらの人工大理石は、一般に、樹脂,無機充填剤,低収
縮剤,触媒,架橋剤,顔料などからなり注型法,加熱プ
レス法などによって成形され、比較的安価でありながら
加工性,施工性,耐温水性,強度,耐候性などに優れ、
天然大理石に近い外観であって、高級感があるためよく
用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、生活様式の多様
化に伴い、国民の間に清潔意識が若年層を中心に広まっ
てきた。しかしながら、特に、台所,洗面所あるいは風
呂場といった水回り場所で使用される人工大理石は汚れ
がつきやすく、さらにそれらの汚れを餌に細菌やかびが
増殖し、外観的にも衛生的にも問題があった。
化に伴い、国民の間に清潔意識が若年層を中心に広まっ
てきた。しかしながら、特に、台所,洗面所あるいは風
呂場といった水回り場所で使用される人工大理石は汚れ
がつきやすく、さらにそれらの汚れを餌に細菌やかびが
増殖し、外観的にも衛生的にも問題があった。
【0004】そこで本発明は前記する人工大理石の汚れ
やすく、かつ細菌やかびがつき易い欠点を解消した人工
大理石を実現することを課題とするものである。
やすく、かつ細菌やかびがつき易い欠点を解消した人工
大理石を実現することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記する目的
を達成するために樹脂成分と、無機充填剤と、表面自由
エネルギーが前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小
さい物質の添加剤とで構成された人工大理石成形体とし
たものである。
を達成するために樹脂成分と、無機充填剤と、表面自由
エネルギーが前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小
さい物質の添加剤とで構成された人工大理石成形体とし
たものである。
【0006】上記本発明によれば、人工大理石成形体表
面の表面エネルギーの減少により、撥水性が向上し、汚
れ成分との相互作用が減少するため防汚性が大幅に改善
される。また、細菌およびかびもそれらの餌となる汚れ
の付着が少ないので、増殖も抑制される。
面の表面エネルギーの減少により、撥水性が向上し、汚
れ成分との相互作用が減少するため防汚性が大幅に改善
される。また、細菌およびかびもそれらの餌となる汚れ
の付着が少ないので、増殖も抑制される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、各請求項に記載した形
態で浴槽,洗い場,カウンタートップ,キッキン天板,
サニタリー用途、種々の家具内装材などに実施すること
ができる。すなわち請求項1記載の発明の場合は樹脂成
分と、無機充填剤と、表面自由エネルギーが前記樹脂成
分の表面自由エネルギーより小さい物資の添加剤とを含
んでいることを特徴とする人工大理石成形体としたもの
である。
態で浴槽,洗い場,カウンタートップ,キッキン天板,
サニタリー用途、種々の家具内装材などに実施すること
ができる。すなわち請求項1記載の発明の場合は樹脂成
分と、無機充填剤と、表面自由エネルギーが前記樹脂成
分の表面自由エネルギーより小さい物資の添加剤とを含
んでいることを特徴とする人工大理石成形体としたもの
である。
【0008】そして、樹脂成分の表面自由エネルギーよ
り小さい表面自由エネルギーの物質を添加剤として含ん
でいることにより、人工大理石成形体の表面は撥水性が
向上し、汚れ成分に対し低活性となり防汚性が向上す
る。さらに、汚れ成分の人工大理石成形体表面への付着
が少なくなるので、それらを餌とするかびや細菌の増殖
も抑制される。
り小さい表面自由エネルギーの物質を添加剤として含ん
でいることにより、人工大理石成形体の表面は撥水性が
向上し、汚れ成分に対し低活性となり防汚性が向上す
る。さらに、汚れ成分の人工大理石成形体表面への付着
が少なくなるので、それらを餌とするかびや細菌の増殖
も抑制される。
【0009】また、請求項2記載の発明の場合はメラミ
ン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)アクリレ
ート,メチル(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエ
ステルからなる群より選ばれる少なくとも一種から構成
された樹脂成分と、無機充填剤と、表面自由エネルギー
が前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小さい物質の
添加剤とを含んでいる人工大理石成形体としたものであ
る。
ン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)アクリレ
ート,メチル(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエ
ステルからなる群より選ばれる少なくとも一種から構成
された樹脂成分と、無機充填剤と、表面自由エネルギー
が前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小さい物質の
添加剤とを含んでいる人工大理石成形体としたものであ
る。
【0010】そして、樹脂成分はメラミン(メタ)アク
リレート,グリシジル(メタ)アクリレート,メチル
(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエステルからな
る群より選ばれる少なくとも一種から構成されることに
より、人工大理石成形体は機械強度,耐候性,耐温水性
などの物理特性および化学特性に優れたものとなる。そ
して、前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小さい表
面自由エネルギーの物質を添加することにより、人工大
理石成形体の表面は撥水性が向上し、汚れ成分に対し低
活性となり防汚性が向上する。さらに、汚れ成分の人工
大理石成形体の表面への付着が少なくなるので、それを
餌とするかびや細菌の増殖も抑制される。
リレート,グリシジル(メタ)アクリレート,メチル
(メタ)アクリレートおよび不飽和ポリエステルからな
る群より選ばれる少なくとも一種から構成されることに
より、人工大理石成形体は機械強度,耐候性,耐温水性
などの物理特性および化学特性に優れたものとなる。そ
して、前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小さい表
面自由エネルギーの物質を添加することにより、人工大
理石成形体の表面は撥水性が向上し、汚れ成分に対し低
活性となり防汚性が向上する。さらに、汚れ成分の人工
大理石成形体の表面への付着が少なくなるので、それを
餌とするかびや細菌の増殖も抑制される。
【0011】また、請求項3記載の発明の場合はアクリ
ル系単量体およびその重合体の混合物からなる樹脂成分
と、無機充填剤と、表面エネルギーが前記樹脂成分の表
面エネルギーより小さい物質の添加剤とを含んでいる人
工大理石成形体としたものである。
ル系単量体およびその重合体の混合物からなる樹脂成分
と、無機充填剤と、表面エネルギーが前記樹脂成分の表
面エネルギーより小さい物質の添加剤とを含んでいる人
工大理石成形体としたものである。
【0012】そして、樹脂成分がアクリル系単量体およ
びその重合体の混合物から構成されていることにより、
人工大理石成形体は質感に優れ、さらに機械特性,耐候
性,耐温水性などの物理特性や化学特性に優れたものと
なる。そして、前記樹脂成分の表面自由エネルギーより
小さい表面自由エネルギーの物質を添加することによ
り、人工大理石成形体表面は撥水性が向上し、汚れ成分
にたいし低活性となり防汚性が向上する。さらに、汚れ
成分の人工大理石成形体の表面への付着が少なくなるの
で、それを餌とするかびや細菌の増殖も抑制される。
びその重合体の混合物から構成されていることにより、
人工大理石成形体は質感に優れ、さらに機械特性,耐候
性,耐温水性などの物理特性や化学特性に優れたものと
なる。そして、前記樹脂成分の表面自由エネルギーより
小さい表面自由エネルギーの物質を添加することによ
り、人工大理石成形体表面は撥水性が向上し、汚れ成分
にたいし低活性となり防汚性が向上する。さらに、汚れ
成分の人工大理石成形体の表面への付着が少なくなるの
で、それを餌とするかびや細菌の増殖も抑制される。
【0013】また、請求項4記載の発明の場合は添加剤
を有機珪素化合物とした人工大理石成形体である。
を有機珪素化合物とした人工大理石成形体である。
【0014】そして、有機珪素化合物の非常に低い表面
自由エネルギー効果で、より少量の添加で人工大理石成
形体表面の撥水性を大幅に改善することが可能となる。
その結果、人工大理石成形体の表面性、物理特性および
化学特性を損なうことなく防汚性の改善が可能となる。
自由エネルギー効果で、より少量の添加で人工大理石成
形体表面の撥水性を大幅に改善することが可能となる。
その結果、人工大理石成形体の表面性、物理特性および
化学特性を損なうことなく防汚性の改善が可能となる。
【0015】また、請求項5記載の発明の場合は、樹脂
成分と、無機充填剤と、有機珪素化合物と、抗菌剤とを
含んでいる人工大理石成形体としたものである。そし
て、請求項6記載の発明の場合は、樹脂成分と無機充填
剤と、有機珪素化合物と、無機系抗菌剤の少なくとも一
種、および有機系抗菌剤の少なくとも一種からなる人工
大理石成形体としたものである。
成分と、無機充填剤と、有機珪素化合物と、抗菌剤とを
含んでいる人工大理石成形体としたものである。そし
て、請求項6記載の発明の場合は、樹脂成分と無機充填
剤と、有機珪素化合物と、無機系抗菌剤の少なくとも一
種、および有機系抗菌剤の少なくとも一種からなる人工
大理石成形体としたものである。
【0016】そして、人工大理石成形体は有機珪素化合
物を含有することにより、防汚性が向上し汚れ成分が付
着しにくくなる。さらに、無機系抗菌剤を含有すること
により、主としてぬめりなどの原因となる細菌の増殖が
抑制される。また、有機系抗菌剤を含有することによ
り、主としてかびの増殖が抑制される。なお、有機珪素
化合物添加の相乗効果により細菌、かびの餌となる汚れ
成分の付着が少なくなるため、無機系抗菌剤および有機
系抗菌剤は少量の添加で十分な効果があがる。このた
め、人工大理石成形体の物理特性および化学特性に及ぼ
す影響も少なく優れた特性を有する人工大理石成形体が
可能となる。
物を含有することにより、防汚性が向上し汚れ成分が付
着しにくくなる。さらに、無機系抗菌剤を含有すること
により、主としてぬめりなどの原因となる細菌の増殖が
抑制される。また、有機系抗菌剤を含有することによ
り、主としてかびの増殖が抑制される。なお、有機珪素
化合物添加の相乗効果により細菌、かびの餌となる汚れ
成分の付着が少なくなるため、無機系抗菌剤および有機
系抗菌剤は少量の添加で十分な効果があがる。このた
め、人工大理石成形体の物理特性および化学特性に及ぼ
す影響も少なく優れた特性を有する人工大理石成形体が
可能となる。
【0017】なお、本発明における樹脂成分としては、
硬化して人工大理石を構成できる樹脂であれば特に制限
されず、従来より人工大理石用の樹脂成分として知られ
る各種単量体や単量体と重合体の混合物などを適宜使用
することができる。たとえば、不飽和ポリエステル、メ
ラミン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)アク
リレート,メチル(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。なお、本明細書において、(メタ)アクリルとは、
アクリルおよび/またはメタクリルを意味する。また、
(メタ)アクリル系単量体の具体例としては、メチル
(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,
ブチル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート,ベンジル(メタ)アクリレートなど
があるが、これに限定するものではない。
硬化して人工大理石を構成できる樹脂であれば特に制限
されず、従来より人工大理石用の樹脂成分として知られ
る各種単量体や単量体と重合体の混合物などを適宜使用
することができる。たとえば、不飽和ポリエステル、メ
ラミン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)アク
リレート,メチル(メタ)アクリレートなどが挙げられ
る。なお、本明細書において、(メタ)アクリルとは、
アクリルおよび/またはメタクリルを意味する。また、
(メタ)アクリル系単量体の具体例としては、メチル
(メタ)アクリレート,エチル(メタ)アクリレート,
ブチル(メタ)アクリレート,2−エチルヘキシル(メ
タ)アクリレート,ベンジル(メタ)アクリレートなど
があるが、これに限定するものではない。
【0018】無機充填剤としては、水酸化アルミニウ
ム,水酸化カルシウム,水酸化マグネシウム,粉末タル
ク,粉末石英,微細シリカ,珪藻土,石膏,粉末ガラ
ス,粘土鉱物質,粉末チョーク,大理石,石灰岩,ケイ
酸アルミニウム,ケイ酸カルシウム,ホウ砂,亜硫酸カ
ルシウム,硫酸カルシウム,硫酸バリウム,二酸化ケイ
素,方解石,基石,酸化チタン,三酸化アンチモン,ク
レー酸化アルミニウム,炭酸カルシウム,ニッケル粉,
鉄粉,亜鉛粉,銅粉,酸化鉄,ガラスビーズ,ガラス繊
維,バリウム塩や鉛塩を有するガラスフィラー,シリカ
ゲルなどが挙げられるが、これに限定するものではな
い。
ム,水酸化カルシウム,水酸化マグネシウム,粉末タル
ク,粉末石英,微細シリカ,珪藻土,石膏,粉末ガラ
ス,粘土鉱物質,粉末チョーク,大理石,石灰岩,ケイ
酸アルミニウム,ケイ酸カルシウム,ホウ砂,亜硫酸カ
ルシウム,硫酸カルシウム,硫酸バリウム,二酸化ケイ
素,方解石,基石,酸化チタン,三酸化アンチモン,ク
レー酸化アルミニウム,炭酸カルシウム,ニッケル粉,
鉄粉,亜鉛粉,銅粉,酸化鉄,ガラスビーズ,ガラス繊
維,バリウム塩や鉛塩を有するガラスフィラー,シリカ
ゲルなどが挙げられるが、これに限定するものではな
い。
【0019】本発明で使用できる添加剤は、表面自由エ
ネルギーが樹脂成分より小さいものであれば特に限定さ
れない。添加剤としては、有機珪素化合物が適してお
り、これらは単独で使用しても混合体で使用してもよ
い。
ネルギーが樹脂成分より小さいものであれば特に限定さ
れない。添加剤としては、有機珪素化合物が適してお
り、これらは単独で使用しても混合体で使用してもよ
い。
【0020】有機珪素化合物としては、ジメチルポリシ
ロキサン,メチルフェニルポリシロキサン,ジフェニル
ポリシロキサンなどのシリコーン化合物やそれらのシリ
コーン化合物をアルキッド変性,ポリエステル変性,ア
クリル変性,エポキシ変性した変性シリコーン化合物な
どが挙げられるが、これに限定するものではない。
ロキサン,メチルフェニルポリシロキサン,ジフェニル
ポリシロキサンなどのシリコーン化合物やそれらのシリ
コーン化合物をアルキッド変性,ポリエステル変性,ア
クリル変性,エポキシ変性した変性シリコーン化合物な
どが挙げられるが、これに限定するものではない。
【0021】本発明における抗菌剤としては、無機系抗
菌剤として、硝酸銀,硫酸銀,塩化銀などで、銀,銅,
亜鉛、あるいは錫を担持したゼオライトや銀,銅,亜鉛
あるいは錫を担持したシリカゲルなどが挙げられるが、
これに限定するものではない。
菌剤として、硝酸銀,硫酸銀,塩化銀などで、銀,銅,
亜鉛、あるいは錫を担持したゼオライトや銀,銅,亜鉛
あるいは錫を担持したシリカゲルなどが挙げられるが、
これに限定するものではない。
【0022】有機系抗菌剤としては、10,10’−オ
キシビスフェノキサアルシンなどフェニルエーテル誘導
体,シクロフルアニドなどN−ハロアルキルチオ系化合
物,2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール(以下
TBZと略称する)などイミダゾール誘導体,2,3,
5,6テトラコロル−4−(メチルスルホリル)ピリジ
ンなどスルホン誘導体およびセシルジメチルエチルアン
モニウムブロミドなど第4級アンモニウム塩などが挙げ
られるが、これに限定するものではない。
キシビスフェノキサアルシンなどフェニルエーテル誘導
体,シクロフルアニドなどN−ハロアルキルチオ系化合
物,2−(4−チアゾリル)ベンズイミダゾール(以下
TBZと略称する)などイミダゾール誘導体,2,3,
5,6テトラコロル−4−(メチルスルホリル)ピリジ
ンなどスルホン誘導体およびセシルジメチルエチルアン
モニウムブロミドなど第4級アンモニウム塩などが挙げ
られるが、これに限定するものではない。
【0023】
【実施例】以下本発明の具体的な実施例について詳細に
説明する。
説明する。
【0024】(実施例1)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンの混合物よりなる不飽和ポリエステル
樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アルミ
ニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過酸
化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチルア
ニリン0.03重量部とアクリル変性オルガノポリシロ
キサン4重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。こ
の真空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和
ポリエステル人工大理石成形体を得た。
ステルとスチレンの混合物よりなる不飽和ポリエステル
樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アルミ
ニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過酸
化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチルア
ニリン0.03重量部とアクリル変性オルガノポリシロ
キサン4重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。こ
の真空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和
ポリエステル人工大理石成形体を得た。
【0025】(実施例2)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンの混合物よりなる不飽和ポリエステル
樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アルミ
ニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過酸
化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチルア
ニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリシ
ロキサン1重量部と、銀ゼオライト1重量部とTBZ
0.5重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この
真空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポ
リエステル人工大理石成形体を得た。
ステルとスチレンの混合物よりなる不飽和ポリエステル
樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アルミ
ニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過酸
化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチルア
ニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリシ
ロキサン1重量部と、銀ゼオライト1重量部とTBZ
0.5重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この
真空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポ
リエステル人工大理石成形体を得た。
【0026】図1は本発明の一実施例における人工大理
石成形体の表面部を示す模式図である。1はアクリル変
性オルガノポリシロキサンに代表される添加剤である。
2は銀ゼオライトに代表される無機系抗菌剤である。3
はTBZに代表される有機系抗菌剤である。4は水酸化
アルミニウムに代表される無機充填剤である。そして上
記添加剤1,無機系抗菌剤2,有機系抗菌剤3および無
機充填剤4は不飽和ポリエステル樹脂に代表される樹脂
成分5中に分散されている。なお、6は水滴を示す。
石成形体の表面部を示す模式図である。1はアクリル変
性オルガノポリシロキサンに代表される添加剤である。
2は銀ゼオライトに代表される無機系抗菌剤である。3
はTBZに代表される有機系抗菌剤である。4は水酸化
アルミニウムに代表される無機充填剤である。そして上
記添加剤1,無機系抗菌剤2,有機系抗菌剤3および無
機充填剤4は不飽和ポリエステル樹脂に代表される樹脂
成分5中に分散されている。なお、6は水滴を示す。
【0027】(実施例3)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化触媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリ
シロキサン2重量部と、銀ゼオライト2重量部とTBZ
1重量部とを混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この真
空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリ
エステル人工大理石成形体を得た。
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化触媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリ
シロキサン2重量部と、銀ゼオライト2重量部とTBZ
1重量部とを混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この真
空脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリ
エステル人工大理石成形体を得た。
【0028】(実施例4)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリ
シロキサン4重量部と、銀ゼオライト4重量部とTBZ
2重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この真空
脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリエ
ステル人工大理石成形体を得た。
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、アクリル変性オルガノポリ
シロキサン4重量部と、銀ゼオライト4重量部とTBZ
2重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この真空
脱気された混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリエ
ステル人工大理石成形体を得た。
【0029】(比較例1)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気
した。この真空脱気された混合物を型に注入し硬化さ
せ、不飽和ポリエステル人工大理石成形体をえた。
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気
した。この真空脱気された混合物を型に注入し硬化さ
せ、不飽和ポリエステル人工大理石成形体をえた。
【0030】(比較例2)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、銀ゼオライト4重量部とT
BZ2重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この
真空脱気した混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリ
エステル人工大理石成形体を得た。
ステルとスチレンとの混合物よりなる不飽和ポリエステ
ル樹脂100重量部と、平均粒径45μmの水酸化アル
ミニウム粉末200重量部と、硬化解媒として50%過
酸化ベンゾイル3重量部と、硬化促進剤としてジメチル
アニリン0.03重量部と、銀ゼオライト4重量部とT
BZ2重量部を混合し、攪拌しつつ真空脱気した。この
真空脱気した混合物を型に注入し硬化させ、不飽和ポリ
エステル人工大理石成形体を得た。
【0031】(実施例5)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン4重量部を混合し、攪拌
しつつ真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に
注入し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を
得た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン4重量部を混合し、攪拌
しつつ真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に
注入し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を
得た。
【0032】(実施例6)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン1重量部と、銀ゼオライ
ト1重量部とTBZ0.5重量部を混合し、攪拌しつつ
真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入
し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得
た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン1重量部と、銀ゼオライ
ト1重量部とTBZ0.5重量部を混合し、攪拌しつつ
真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入
し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得
た。
【0033】(実施例7)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン2重量部と、銀ゼオライ
ト2重量部とTBZ1重量部を混合し、攪拌しつつ真空
脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入し、室
温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン2重量部と、銀ゼオライ
ト2重量部とTBZ1重量部を混合し、攪拌しつつ真空
脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入し、室
温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得た。
【0034】(実施例8)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン4重量部と、銀ゼオライ
ト4重量部とTBZ2重量部を混合し、攪拌しつつ真空
脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入し、室
温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、アクリ
ル変性オルガノポリシロキサン4重量部と、銀ゼオライ
ト4重量部とTBZ2重量部を混合し、攪拌しつつ真空
脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入し、室
温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得た。
【0035】(比較例3)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部を混合し、
攪拌しつつ真空脱気した。この真空脱気された混合物を
型に注入し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形
体を得た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部を混合し、
攪拌しつつ真空脱気した。この真空脱気された混合物を
型に注入し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形
体を得た。
【0036】(比較例4)ポリメチルメタクリレートと
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、銀ゼオ
ライト4重量部とTBZ2重量部を混合し、攪拌しつつ
真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入
し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得
た。
メチルメタクリレートとを重量比で2:8として構成し
たシラップ100重量部と、平均粒径45μmの水酸化
アルミニウム粉末200重量部と、ターシャリーブチル
パーオキシマレイン酸0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメタクリレート0.5重量部と、エチレングリコ
ールジメチルカプトアセテート0.3重量部と、銀ゼオ
ライト4重量部とTBZ2重量部を混合し、攪拌しつつ
真空脱気した。この真空脱気された混合物を型に注入
し、室温で硬化させ、アクリル人工大理石成形体を得
た。
【0037】各実施例および比較例で得たそれぞれの成
形体表面の撥水性を協和界面科学(株)製の接触角測定
装置(CA−Z型)で測定した。また、耐汚染性をJI
SK3370に準じて確認した。なお、耐汚染性の比較
は目視で行い、比較例1における汚れ具合を△とし、そ
れより悪い場合を×、よい場合を○とし各々相対評価し
た。その結果を表1に示す。
形体表面の撥水性を協和界面科学(株)製の接触角測定
装置(CA−Z型)で測定した。また、耐汚染性をJI
SK3370に準じて確認した。なお、耐汚染性の比較
は目視で行い、比較例1における汚れ具合を△とし、そ
れより悪い場合を×、よい場合を○とし各々相対評価し
た。その結果を表1に示す。
【0038】
【表1】
【0039】次に、各実施例および比較例で得たそれぞ
れの成形体の抗菌性能およびかび抵抗性について試験を
おこなった。前記成形体から50mm×50mmの試料
を切り出し、それぞれに黄色ブドウ球菌および大腸菌の
菌液1ccを滴下し、37℃で24時間培養した。その
後、滅菌済みリン酸緩衝液にて菌を洗い出した。この洗
い出した液中の生菌数を、菌数測定用培地を用いて混釈
平板法にて測定した。その結果を表2に示す。
れの成形体の抗菌性能およびかび抵抗性について試験を
おこなった。前記成形体から50mm×50mmの試料
を切り出し、それぞれに黄色ブドウ球菌および大腸菌の
菌液1ccを滴下し、37℃で24時間培養した。その
後、滅菌済みリン酸緩衝液にて菌を洗い出した。この洗
い出した液中の生菌数を、菌数測定用培地を用いて混釈
平板法にて測定した。その結果を表2に示す。
【0040】
【表2】
【0041】寒天培地上においた(50mm×50m
m)の各試料にアスペルギルス・ニガー菌液を噴霧し、
25℃、7日間培養した。その結果を表3に示す。
m)の各試料にアスペルギルス・ニガー菌液を噴霧し、
25℃、7日間培養した。その結果を表3に示す。
【0042】
【表3】
【0043】次に、各実施例および比較例で得たそれぞ
れの成形体の耐ぬめり性を評価した。入浴後の風呂水
に、菌の栄養である普通ブイヨンを0.02%加え、ぬ
めり培養液とした。40℃に保温した培養液中に前記成
形体から切り出した試料を吊り下げ、5日間保持しぬめ
りを付着させた。試料表面を実際に触って、ぬめりの官
能試験を行った。ぬめりの感じ度合いによって4段階の
評価に当てはめ、ほとんどぬめりを感じなかった場合を
◎とし、少しめぬりを感じる場合を○、かなりぬめりを
感じる場合を△、強くぬめりを感じる場合を×とし、そ
れぞれ相対評価した。その結果を表4に示す。
れの成形体の耐ぬめり性を評価した。入浴後の風呂水
に、菌の栄養である普通ブイヨンを0.02%加え、ぬ
めり培養液とした。40℃に保温した培養液中に前記成
形体から切り出した試料を吊り下げ、5日間保持しぬめ
りを付着させた。試料表面を実際に触って、ぬめりの官
能試験を行った。ぬめりの感じ度合いによって4段階の
評価に当てはめ、ほとんどぬめりを感じなかった場合を
◎とし、少しめぬりを感じる場合を○、かなりぬめりを
感じる場合を△、強くぬめりを感じる場合を×とし、そ
れぞれ相対評価した。その結果を表4に示す。
【0044】
【表4】
【0045】表1から明らかなように、実施例の1,
3,4の成形体は比較例1に比べ撥水性の向上が著し
く、また耐汚染性も改善されていた。同様に、実施例
5,7,8の成形体は比較例2に比べ撥水性の向上が著
しく、耐汚染性も改善されていた。これらの結果から、
人工大理石成形体の樹脂成分が不飽和ポリエステル、あ
るいはアクリル樹脂系であってもそれら樹脂成分の表面
自由エネルギーの小さい表面自由エネルギーを有するア
クリル変性オルガノポリシロキサン添加剤を少量添加す
ることにより撥水性および耐汚染性が大幅に改善される
ことが明らかになった。樹脂成分と添加剤の表面自由エ
ネルギーの差が大きいほど両者の親和性は減少し、添加
剤が人工大理石成形体表面にブリードしやすくなると考
えられる。その結果、より少量の添加剤で効果的に撥水
性および耐汚染性が改善可能となる。
3,4の成形体は比較例1に比べ撥水性の向上が著し
く、また耐汚染性も改善されていた。同様に、実施例
5,7,8の成形体は比較例2に比べ撥水性の向上が著
しく、耐汚染性も改善されていた。これらの結果から、
人工大理石成形体の樹脂成分が不飽和ポリエステル、あ
るいはアクリル樹脂系であってもそれら樹脂成分の表面
自由エネルギーの小さい表面自由エネルギーを有するア
クリル変性オルガノポリシロキサン添加剤を少量添加す
ることにより撥水性および耐汚染性が大幅に改善される
ことが明らかになった。樹脂成分と添加剤の表面自由エ
ネルギーの差が大きいほど両者の親和性は減少し、添加
剤が人工大理石成形体表面にブリードしやすくなると考
えられる。その結果、より少量の添加剤で効果的に撥水
性および耐汚染性が改善可能となる。
【0046】表2から明らかなように、実施例の2,
3,4,6,7,8の成形体は比較例1,3および実施
例1,5の成形体に比べ黄色ブドウ球菌および大腸菌に
対する著しい抗菌効果を得ることが出来た。なお、前記
アクリル変性オルガノポリシロキサン添加剤による抗菌
効果への悪影響はなんら認められなかった。これらの結
果から、無機系抗菌剤と前記添加剤の併用により、表面
に細菌の餌となる汚れがつきにくいため、より少量の抗
菌剤で細菌の増殖が抑制される清潔でクリーンな人工大
理石成形体である。
3,4,6,7,8の成形体は比較例1,3および実施
例1,5の成形体に比べ黄色ブドウ球菌および大腸菌に
対する著しい抗菌効果を得ることが出来た。なお、前記
アクリル変性オルガノポリシロキサン添加剤による抗菌
効果への悪影響はなんら認められなかった。これらの結
果から、無機系抗菌剤と前記添加剤の併用により、表面
に細菌の餌となる汚れがつきにくいため、より少量の抗
菌剤で細菌の増殖が抑制される清潔でクリーンな人工大
理石成形体である。
【0047】表3から明らかなように、実施例の2,
3,4,6,7,8の成形体は比較例1,3および実施
例1,5の成形体に比べ良好な抗かび性能を得ることが
出来た。なお、前記アクリル変性オルガノポリシロキサ
ン添加剤による抗かび効果への悪影響はなんら認められ
なかった。これらの結果から、無機系抗菌剤と無機系抗
菌剤と添加剤との併用により、表面に細菌およびかびの
餌となる汚れがつきにくいため、より少量の有機,無機
抗菌剤で細菌およびかびの増殖が抑制される清潔でクリ
ーンな人工大理石成形品である。
3,4,6,7,8の成形体は比較例1,3および実施
例1,5の成形体に比べ良好な抗かび性能を得ることが
出来た。なお、前記アクリル変性オルガノポリシロキサ
ン添加剤による抗かび効果への悪影響はなんら認められ
なかった。これらの結果から、無機系抗菌剤と無機系抗
菌剤と添加剤との併用により、表面に細菌およびかびの
餌となる汚れがつきにくいため、より少量の有機,無機
抗菌剤で細菌およびかびの増殖が抑制される清潔でクリ
ーンな人工大理石成形品である。
【0048】表4から明らかなように、実施例4,8の
成形体は実施例1,2の成形体に比較して著しく良好な
耐ぬめり特性を示した。これは成形体表面の無機系抗菌
剤の効果によるものと考えられ、成形体への無機系抗菌
剤の含有量を増やすに従って耐ぬめり特性は良好とな
る。また、実施例4,8の成形体は比較例2,4に比較
して、また実施例1,5の成形体は比較例1,3に比較
してそれぞれ良好な耐ぬめり特性を示した。これは、実
施例4,8の成形体、あるいは実施例1,5の成形体は
アクリル変性オルガノポリシロキサン添加剤により高撥
水性となっており、汚れ部分の付着が少なくぬめりの原
因となる細菌の増殖が少ないことと、ぬめりの直接的な
原因となる細菌の死骸が付着しにくいため、耐ぬめり特
性が良好となったものと考える。
成形体は実施例1,2の成形体に比較して著しく良好な
耐ぬめり特性を示した。これは成形体表面の無機系抗菌
剤の効果によるものと考えられ、成形体への無機系抗菌
剤の含有量を増やすに従って耐ぬめり特性は良好とな
る。また、実施例4,8の成形体は比較例2,4に比較
して、また実施例1,5の成形体は比較例1,3に比較
してそれぞれ良好な耐ぬめり特性を示した。これは、実
施例4,8の成形体、あるいは実施例1,5の成形体は
アクリル変性オルガノポリシロキサン添加剤により高撥
水性となっており、汚れ部分の付着が少なくぬめりの原
因となる細菌の増殖が少ないことと、ぬめりの直接的な
原因となる細菌の死骸が付着しにくいため、耐ぬめり特
性が良好となったものと考える。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明の人工大理石
成形体によれば、次の効果が得られる。
成形体によれば、次の効果が得られる。
【0050】請求項1記載の発明は、樹脂成分と、無機
充填剤と、表面自由エネルギーが前記樹脂成分の表面自
由エネルギーより小さい物資の添加剤を含有することに
より、人工大理石成形体表面は撥水性になり汚れ成分と
の相互作用が小さくなるため防汚性が向上する。さら
に、汚れ成分の人工大理石成形体表面への付着が少なく
なるので、それらを餌とするかびや細菌の増殖も抑制さ
れる。
充填剤と、表面自由エネルギーが前記樹脂成分の表面自
由エネルギーより小さい物資の添加剤を含有することに
より、人工大理石成形体表面は撥水性になり汚れ成分と
の相互作用が小さくなるため防汚性が向上する。さら
に、汚れ成分の人工大理石成形体表面への付着が少なく
なるので、それらを餌とするかびや細菌の増殖も抑制さ
れる。
【0051】また、請求項2記載の発明は、樹脂成分は
メラミン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)ア
クリレート,メチル(メタ)アクリレートおよび不飽和
ポリエステルからなる群より選ばれた少なくとも一種か
ら構成された人工大理石成形体とすることにより、優れ
た防汚性を有し、かびや細菌が増殖しにくく、さらには
機械強度,耐候性,耐温水性などの物理特性および化学
特性に優れた実用性に富んだ人工大理石成形体を得るこ
とが出来る。
メラミン(メタ)アクリレート,グリシジル(メタ)ア
クリレート,メチル(メタ)アクリレートおよび不飽和
ポリエステルからなる群より選ばれた少なくとも一種か
ら構成された人工大理石成形体とすることにより、優れ
た防汚性を有し、かびや細菌が増殖しにくく、さらには
機械強度,耐候性,耐温水性などの物理特性および化学
特性に優れた実用性に富んだ人工大理石成形体を得るこ
とが出来る。
【0052】また、請求項3記載の発明は、樹脂成分が
アクリル系単量体およびその重合体から構成されること
により、特に高級感に優れた防汚性を有する人工大理石
成形体を得ることが出来る。
アクリル系単量体およびその重合体から構成されること
により、特に高級感に優れた防汚性を有する人工大理石
成形体を得ることが出来る。
【0053】また、請求項4記載の発明は添加剤は有機
珪素化合物であることにより、より少量の添加剤量で人
工大理石成形体表面の撥水性を大幅に改善することが可
能となる。それは、有機珪素化合物の非常に低い表面自
由エネルギー効果と、樹脂成分の有機珪素化合物表面押
しだし効果であるブリード効果との相乗効果と考えられ
る。この結果、添加剤による特性の劣化例えば、表面
性,機械強度,耐温水性などを危惧することなく防汚性
に優れた人工大理石成形体を得ることが出来る。
珪素化合物であることにより、より少量の添加剤量で人
工大理石成形体表面の撥水性を大幅に改善することが可
能となる。それは、有機珪素化合物の非常に低い表面自
由エネルギー効果と、樹脂成分の有機珪素化合物表面押
しだし効果であるブリード効果との相乗効果と考えられ
る。この結果、添加剤による特性の劣化例えば、表面
性,機械強度,耐温水性などを危惧することなく防汚性
に優れた人工大理石成形体を得ることが出来る。
【0054】また、請求項5記載の発明は抗菌剤を含
み、請求項6記載の発明は無機系抗菌剤と有機系抗菌剤
とを含むことにより、細菌,かび,ぬめりなども含んだ
広い意味の汚れに対して強力な防汚性を有する人工大理
石成形体を得ることが出来る。なお、有機珪素化合物の
防汚効果と抗菌剤の抗菌効果とは相乗効果を発揮し、有
機珪素化合物の添加により細菌およびかびの餌となる汚
れ成分の付着が少なくなるため、無機系抗菌剤および有
機系抗菌剤は少量の添加で充分な効果が期待できる。こ
のため、人工大理石成形体の物理特性および化学特性に
及ぼす影響も少なく、極めて優れた防汚性能を有する人
工大理石成形体を得ることが可能となる。
み、請求項6記載の発明は無機系抗菌剤と有機系抗菌剤
とを含むことにより、細菌,かび,ぬめりなども含んだ
広い意味の汚れに対して強力な防汚性を有する人工大理
石成形体を得ることが出来る。なお、有機珪素化合物の
防汚効果と抗菌剤の抗菌効果とは相乗効果を発揮し、有
機珪素化合物の添加により細菌およびかびの餌となる汚
れ成分の付着が少なくなるため、無機系抗菌剤および有
機系抗菌剤は少量の添加で充分な効果が期待できる。こ
のため、人工大理石成形体の物理特性および化学特性に
及ぼす影響も少なく、極めて優れた防汚性能を有する人
工大理石成形体を得ることが可能となる。
【図1】本発明の一実施例における人工大理石成形体の
表面部を示す模式図
表面部を示す模式図
1 添加剤 2 無機系抗菌剤 3 有機系抗菌剤 4 無機充填剤 5 樹脂成分 6 水滴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C08L 101/00 C08L 101/00 C09K 3/00 112 C09K 3/00 112 // C08J 5/00 CEY C08J 5/00 CEY CFE CFE
Claims (6)
- 【請求項1】樹脂成分と、無機充填剤と、表面自由エネ
ルギーが前記樹脂成分の表面自由エネルギーより小さい
物資の添加剤とを含んでいることを特徴とする人工大理
石成形体。 - 【請求項2】樹脂成分は、メラミン(メタ)アクリレー
ト,グリシジル(メタ)アクリレート,メチル(メタ)
アクリレートおよび不飽和ポリエステルからなる群より
選ばれる少なくとも一種から構成されていることを特徴
とする請求項1記載の人工大理石成形体。 - 【請求項3】樹脂成分は、アクリル系単量体およびその
重合体の混合物としたことを特徴とする請求項1記載の
人工大理石成形体。 - 【請求項4】添加剤は有機珪素化合物としたことを特徴
とする請求項1ないし3のいずれかに記載の人工大理石
成形体。 - 【請求項5】樹脂成分と、無機充填剤と、有機珪素化合
物と、抗菌剤とを含んでいることを特徴とする人工大理
石成形体。 - 【請求項6】抗菌剤は、無機系抗菌剤の少なくとも一
種、および有機系抗菌剤の少なくとも一種としたことを
特徴とする請求項5記載の人工大理石成形体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28941797A JPH11130504A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 人工大理石成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28941797A JPH11130504A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 人工大理石成形体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11130504A true JPH11130504A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17742981
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28941797A Pending JPH11130504A (ja) | 1997-10-22 | 1997-10-22 | 人工大理石成形体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11130504A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001123077A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人工大理石とそれを用いたキッチンカウンターまたは浴槽または洗い場 |
JP2001190344A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人工大理石とそれを用いたキッチンカウンター、浴槽または洗い場 |
JP2001294467A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人工大理石成形体 |
JP2002003260A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人工大理石とそれを用いたキッチンカウンター、浴槽または洗い場 |
JP2002003261A (ja) * | 2000-06-16 | 2002-01-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 人工大理石成形体 |
CN107892505A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-04-10 | 佛山市高明区新意新石业有限公司 | 一种有机长效抗菌的石英石 |
JP2018111683A (ja) * | 2017-01-12 | 2018-07-19 | Toto株式会社 | 樹脂成形体および水まわり部材 |
-
1997
- 1997-10-22 JP JP28941797A patent/JPH11130504A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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