JP3174012U - プラグ保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】面ファスナーを使用しなくても容易に取り付けることが可能なプラグ保持具を提供する。
【解決手段】プラグ51の根元51aに掛け止めさせるための切欠きを中央に形成したプラグ保持板10と、ソケット41の両側に螺着されるネジ部材30と、プラグ保持板10とネジ部材30との固定するためのケーブルタイ20とを備え、プラグ保持板10の両側には、ケーブルタイ20を通すための挿通部12が設けられ、ネジ部材30の頭部には、ケーブルタイ20を通すための挿通孔31aが設けられている。
【選択図】図10

Description

この考案は、機器のソケットに差し込んだプラグが簡単に抜けないようにするプラグ保持具に関するものである。
本出願人は、接続したプラグが誤って抜けてしまう問題の対策として、例えば特許文献1記載のプラグ抜け防止装置や特許文献2記載のプラグ固定装置を提案した。
特許文献1記載のプラグ抜け防止装置は、プラグの背面に係合させる方形状の係合板と、該係合板を機器に固定する固定部材とで構成され、上記係合板にはプラグの基部を導入する開口部と、上記プラグのケーブルを開口部に案内するためのスリットとを連設するとともに、上記係合板の4つの隅それぞれ円形状の係合孔を配置し、固定部材を面ファスナーで構成するとともに、機器の壁面に取り付ける方形状の取付体と、該取付体の一辺の両端近傍から延出させ、上記係合孔に挿通させる平紐状の係合体で形成し、上記取付体の裏面には該取付体を機器の壁面に固定する接着部材を設けたものである。
また、特許文献2記載のプラグ固定装置は、電気機器の筐体に固定する固定手段を備えた2枚の固定プレートと、インレットに差し込むプラグに係合させる係合部材とから構成され、上記係合部材は、ケーブルを通す開口部が形成された係合板と、該係合板の両端部にそれぞれ取り付けた帯状の面ファスナーとで構成し、上記固定プレートは、先端に上記面ファスナーを通す挿通穴が形成され、上記面ファスナーは終端側を上記固定プレートの挿通穴を挿通させて折り返し、折り返した面ファスナーを始端側の面ファスナーに結合させたものである。
実用新案登録第3162496号公報 特許第4603524号公報
しかしながら、上記した特許文献1及び2記載のプラグ抜け防止装置は、面ファスナーを使用して係合板を固定するものであったため、油や薬品に触れる可能性のある環境で使用した場合、油や薬品によって面ファスナーの接着力が低下してしまう可能性があった。
例えば、工場などで使用する機械は油で汚れることがあるが、このような機械に特許文献1及び2記載のプラグ抜け防止装置を使用した場合、油で面ファスナーの接着力が低下し、プラグ抜け防止の機能が低下してしまうといった不都合があった。
そこで、本考案は、面ファスナーを使用せずに容易に取り付けることが可能なプラグ保持具を提供することを課題とする。
本考案は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
(請求項1)
請求項1に記載の考案は、以下の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載のプラグ保持具は、機器類のソケットからプラグが抜け落ちることを防止するためのプラグ保持具であって、前記プラグの根元に掛け止めさせるための切欠きを中央に形成したプラグ保持板と、前記ソケットの両側に螺着されるネジ部材と、前記プラグ保持板と前記ネジ部材との固定するための紐状のケーブルタイと、を備え、前記プラグ保持板の両側には、前記ケーブルタイを通すための挿通部が設けられ、前記ネジ部材の頭部には、前記ケーブルタイを通すための挿通孔が設けられていることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の考案は、上記した請求項1記載の考案の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ネジ部材は、前記ソケットを機器類に固定するためのネジ孔を利用して螺着されることを特徴とする。
(請求項3)
請求項3に記載の考案は、上記した請求項1又は2記載の考案の特徴点に加え、以下の点を特徴とする。
すなわち、前記ケーブルタイは、前記切欠きの開口部分を塞ぐように取り付けられることを特徴とする。
請求項1に記載の考案は上記の通りであり、プラグの根元に掛け止めさせるための切欠きを中央に形成したプラグ保持板と、ソケットの両側に螺着されるネジ部材と、を備え、プラグ保持板の両側には、ケーブルタイを通すための挿通部が設けられ、ネジ部材の頭部には、ケーブルタイを通すための挿通孔が設けられている。このため、ケーブルタイをプラグ保持板の挿通部とネジ部材の挿通孔とを通して結束することで、プラグ保持板とネジ部材とを固定してプラグを保持することができる。
また、請求項2に記載の考案は上記の通りであり、前記ネジ部材は、ソケットを機器類に固定するためのネジ孔を利用して螺着されるため、機器類に孔を設けるなどの加工をしなくてもネジ部材を機器類に取り付けることができる。
また、請求項3に記載の考案は上記の通りであり、前記ケーブルタイは、前記切欠きの開口部分を塞ぐように取り付けられるので、プラグ保持板からプラグが外れてしまうことを防止でき、より確実にプラグの抜け落ちを防止することができる。
プラグ保持板の平面図である。 ネジ部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 機器にソケット及びネジ部材を取り付ける過程を示す図である。 機器にソケット及びネジ部材を取り付けた状態を示す図である。 ソケットにプラグを差し込んだ状態を示す図である。 プラグにプラグ保持板を取り付ける過程を示す図である。 プラグにプラグ保持板を取り付けた状態を示す図である。 ケーブルタイを2つ使用してプラグ保持板とネジ部材とを結束した状態を示す図である。 ケーブルタイを1つ使用してプラグ保持板とネジ部材とを結束する過程を示す図である。 ケーブルタイを1つ使用してプラグ保持板とネジ部材とを結束した状態を示す図である。 別の形態に係るネジ部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)側面図である。 機器に別の形態に係るネジ部材を取り付ける過程を示す図である。 機器に別の形態に係るネジ部材を取り付けた状態を示す図である。
本考案の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るプラグ保持具は、機器40のソケット41からプラグ51が抜け落ちることを防止するために使用されるものであって、プラグ51の根元51aに掛け止めされるプラグ保持板10と、ソケット41の両側に螺着されるネジ部材30と、プラグ保持板10とネジ部材30との固定するためのケーブルタイ20と、を備えている。
プラグ保持板10は、図1に示すように、略方形状に形成された板部材である。プラグ保持板10の材質は、樹脂、木板、金属板など、プラグ51をしっかりと保持できる程度の硬度をもったものであればよい。このプラグ保持板10の中央には、プラグ51の根元51aに掛け止めさせるための切欠き11が形成されている。この切欠き11は、幅狭に形成された開口部分11aが外部に臨んでおり、この開口部分11aからプラグケーブル50を切欠き11の内側に通すことができる。また、このプラグ保持板10の両側には、ケーブルタイ20を通すための挿通部12が設けられている。
ネジ部材30は、図2に示すように、頭部31にケーブルタイ20を通すための挿通孔31aが設けられたネジである。頭部31の天頂部にはドライバー等を差し込んでネジ締めを行うための溝31bが形成されている。また、頭部31と軸部32との間には、首下テーパ部33が設けられている。
ケーブルタイ20は、市販の結束具であり、一端側の紐状の帯部21の先端21aを他端側の頭部22に差し込むことで、輪状になって結束を行うことができるものである。ケーブルタイ20は、帯部21の先端21aを頭部22に差し込むとラッチが係合し、結束が解けないように形成されている。
このプラグ保持具を使用してプラグ51を保持する際には、まず図3に示すように、機器40にネジ部材30を取り付ける。このとき、ソケット41を機器40に固定するためのネジ孔を利用してネジ部材30を螺着する。
詳しくは、ソケット41が取付ネジによって機器40に固定されている場合、まずこの取付ネジを外す。取付ネジを外すと、ソケット41の取付孔41aと機器40のソケット配設面40aに設けられたネジ孔とが連通するように開口しているので、このソケット41の取付孔41aと機器40のネジ孔とを貫通するようにネジ部材30を差し込む。
このとき、ソケット41の取付孔41aの開口付近の内周はテーパとなっているものが多いが、本実施形態のネジ部材30には首下テーパ部33が設けられているため、取付孔41a内周のテーパにネジ部材30の首下テーパ部33が接触することで、ネジ部材30が安定してソケット41の取付孔41aに取り付けられるように形成されている。
ソケット41の取付孔41aと機器40のネジ孔とを貫通するようにネジ部材30を差し込んだら、裏側からナット35と螺着させて固定する。これにより、図4に示すように、ネジ部材30の取り付けが完了する。
ネジ部材30の取り付けが完了したら、図5に示すように、プラグ51をソケット41のプラグ差込口41bに差し込む。
プラグ51を差し込んだら、図6及び図7に示すように、プラグ保持板10の切欠き11をプラグ51の根元51aに掛け止めする。
プラグ保持板10をプラグ51の根元51aに掛け止めしたら、図8に示すように、ケーブルタイ20をプラグ保持板10の挿通部12とネジ部材30の挿通孔31aとに連続するように挿通させて結束し、プラグ保持板10とネジ部材30とを固定する。
なお、図8はケーブルタイ20を2つ使用してプラグ保持板10とネジ部材30とを結束した例であるが、これに限らず、ケーブルタイ20を1つだけ使用してプラグ保持板10とネジ部材30とを結束してもよい。
例えば、図9及び図10に示すように、1本のケーブルタイ20をプラグ保持板10の2つの挿通部12とネジ部材30の2つの挿通孔31aとにすべて挿通させて結束してもよい。詳しくは、まずケーブルタイ20をネジ部材30の2つの挿通孔31aに挿通させ、ケーブルタイ20を折り返す。このとき、プラグ保持板10の切欠き11の開口部分11aを塞ぐようにケーブルタイ20をプラグ保持板10に引っ掛ける。その後、ケーブルタイ20をプラグ保持板10の2つの挿通部12に挿通させ、ケーブルタイ20の先端21aを頭部22に差し込んで結束する。
このとき、ケーブルタイ20は、図10に示すように、プラグケーブル50を両側から挟み込むように折り返して固定されており、プラグ保持板10の切欠き11の開口部分11aを塞ぐように取り付けられている。このため、プラグ保持板10からプラグケーブル50が外れてしまうことを防止でき、より確実にプラグ51の抜け落ちを防止することができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、プラグ51の根元51aに掛け止めさせるための切欠き11を中央に形成したプラグ保持板10と、ソケット41の両側に螺着されるネジ部材30と、を備え、プラグ保持板10の両側には、ケーブルタイ20を通すための挿通部12が設けられ、ネジ部材30の頭部31には、ケーブルタイ20を通すための挿通孔31aが設けられている。このため、ケーブルタイ20をプラグ保持板10の挿通部12とネジ部材30の挿通孔31aとを通して結束することで、プラグ保持板10とネジ部材30とを固定してプラグ51を保持することができる。
また、ソケット41を機器40に固定するためのネジ孔を利用してネジ部材30を螺着しているので、機器40に孔を設けるなどの加工をしなくてもネジ部材30を機器40に取り付けることができる。
なお、上記した実施形態においては、ソケット41を機器40に固定するためのネジ孔を利用してネジ部材30を螺着したが、本発明の実施形態はこれに限らない。
例えば、ソケット41を機器40に固定するためのネジ孔がない場合などは、図12及び図13に示すように、機器40のソケット配設面40aに取付孔40bを穿設し、この取付孔40bを使用してネジ部材30を取り付けてもよい。
図11は、機器40のソケット配設面40aに穿設された取付孔40bに螺着するためのネジ部材30である。このネジ部材30には首下テーパ部33が設けられていないため、平面に取り付けた場合でも安定するように形成されている。
10 プラグ保持板
11 切欠き
11a 開口部分
12 挿通部
20 ケーブルタイ
21 帯部
21a 先端
22 頭部
30 ネジ部材
31 頭部
31a 挿通孔
31b 溝
32 軸部
33 首下テーパ部
35 ナット
40 機器
40a ソケット配設面
40b 取付孔
41 ソケット
41a 取付孔
41b プラグ差込口
50 プラグケーブル
51 プラグ
51a 根元

Claims (3)

  1. 機器類のソケットからプラグが抜け落ちることを防止するためのプラグ保持具であって、
    前記プラグの根元に掛け止めさせるための切欠きを中央に形成したプラグ保持板と、
    前記ソケットの両側に螺着されるネジ部材と、
    前記プラグ保持板と前記ネジ部材との固定するためのケーブルタイと、
    を備え、
    前記プラグ保持板の両側には、前記ケーブルタイを通すための挿通部が設けられ、
    前記ネジ部材の頭部には、前記ケーブルタイを通すための挿通孔が設けられていることを特徴とする、プラグ保持具。
  2. 前記ネジ部材は、前記ソケットを機器類に固定するためのネジ孔を利用して螺着されることを特徴とする、請求項1記載のプラグ保持具。
  3. 前記ケーブルタイは、前記切欠きの開口部分を塞ぐように取り付けられることを特徴とする、請求項1又は2記載のプラグ保持具。
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