JP3173782B2 - テーププレーヤにおけるスライダーロック機構 - Google Patents

テーププレーヤにおけるスライダーロック機構

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JP3173782B2
JP3173782B2 JP24661990A JP24661990A JP3173782B2 JP 3173782 B2 JP3173782 B2 JP 3173782B2 JP 24661990 A JP24661990 A JP 24661990A JP 24661990 A JP24661990 A JP 24661990A JP 3173782 B2 JP3173782 B2 JP 3173782B2
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    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
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    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • G11B15/106Manually-operated control; Solenoid-operated control mechanically operated

Description

【発明の詳細な説明】 本発明テーププレーヤにおけるスライダーロック機構
を以下の項目に従って詳細に説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 a.リール台、ヘッドドラム、キャプスタン等[第1図
乃至第5図、第8図乃至第11図] b.リール台ブレーキ機構[第1図、第4図、第5図、
第7図、第11図] c.モードスライダー、スライダー駆動部[第1図乃至
第6図、第8図乃至第11図] c−1.モードスライダー[第1図乃至第3図、第5
図、第6図、第8図乃至第10図] c−2.スライダー駆動部[第1図、第4図、第5
図、第8図、第11図] d.被圧着部材[第1図乃至第3図、第6図、第8図乃
至第10図] d−1.回動レバー、ピンチローラ等[第1図乃至第
3図、第6図、第8図乃至第10図] d−2.ローディングブロック[第1図乃至第3図] e.圧着手段[第1図乃至第3図、第5図、第6図、第
8図乃至第10図] e−1.圧着レバー[第5図、第6図、第8図乃至第
10図] e−1−a.構造 e−1−b.回動レバーの位置制御及びピンチロー
ラのキャプスタンへの圧着等 e−2.ローディングブロックの圧着[第1図乃至第
3図] f.テープローディング、モードの形成 g.スライダーロック機構[第1図、第4図、第5図、
第7図、第8図、第11図] g−1.構造 g−2.モードスライダーのロック g−3.ロック解除 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なテーププレーヤにおけるスライダーロ
ック機構に関する。詳しくは、安価で簡単な機構から成
っていてコストが安く、調整も簡単で、かつ、停電時の
テープや機構の保護を行なうことができる新規なテープ
プレーヤにおけるスライダーロック機構を提供しようと
するものである。
(B.発明の概要) 本発明テーププレーヤにおけるスライダーロック機構
は、テープを走行させるテープ走行手段と、シャーシに
テープ走行時の位置とテープストップ時の位置との間を
移動自在に設けられ、テープ走行時の位置とテープスト
ップ時の位置との間を移動することによってテープ走行
手段のテープの走行モードを切り換えるモードスライダ
ーと、モータからの駆動力に基づいてモードスライダー
を移動させる伝達ギヤを有する伝達機構と、モードスラ
イダーをテープ走行時の位置からテープストップ時の位
置方向へ付勢し、モードスライダーがテープストップ時
の位置からテープ走行時の位置に駆動されることにより
テープローディングポスト及びピンチローラに圧着力を
与える付勢手段と、電磁プランジャーと、電磁プランジ
ャーによって回動される回動レバーと、回動レバーによ
って押圧操作されるロックレバーとを有するロック機構
とを備え、電磁プランジャーが励磁されることによって
回動レバーを回動させてロックレバーを押圧しロックレ
バーにより伝達ギヤをロックしてモードスライダーを少
なくともテープ走行時の位置もしくはテープストップ時
の位置にロックし、電磁プランジャーが消磁されること
によって回動レバーによるロックレバーの押圧を解除し
てテープ走行時の位置にあるモードスライダーを付勢手
段によりテープストップ時の位置に移動させるので、テ
ーププレーヤにおけるスライダーのロックをきわめて簡
単な機構で実現することができて、コストが安く、か
つ、調整も容易であり、更に、停電のときには、電磁プ
ランジャーが消磁されるため自動的にブレーキ機構によ
るブレーキが解除され、そして、スライダー駆動部の回
転伝達系は複数の円板状ギヤで構成されているため、弾
発手段によって付勢された移動力によってスライダーが
圧着位置から戻されるためテープや機構が上記圧着位置
における長時間の圧着によって損傷を受けるのを防止す
ることができる。
(C.従来技術) テーププレーヤにあっては、ある部材を別のある部材
に圧着させることを要するモードがある。
例えば、テープをテープカセットから引き出してテー
プローディングを行なうテープローディングポストをシ
ャーシ上の位置決めブロックに圧着させるとか、キャプ
スタンにテープを挟んでピンチローラを圧着させるとか
である。
そして、これら圧着を要する場合、その圧着手段とし
て通常リミッタバネが使用される。例えば、ピンチロー
ラの圧着を例にとれば、モータ等によって移動される移
動部材とピンチローラを支持した支持部材との間にリミ
ッタバネを介挿し、ピンチローラがキャプスタンに接触
した後もモータによって移動部材を若干移動させてリミ
ッタバネに弾発力を生じさせ、該弾発力によってピンチ
ローラがキャプスタンに圧着されるようにしたものがあ
る。
そして、上記したような圧着が為されると、リミッタ
バネの弾発力によって圧着されている部材、例えば、上
記ピンチローラ及びそれを支持している支持部材には上
記圧着による反力、即ち、戻り力が付勢されるので、当
該圧着状態を保持するためには当該移動部材ないしこれ
を移動させるための移動手段に上記戻り力による動きを
阻止するための何らかのロック手段を設ける必要があ
る。
この種のロック手段としては従来から様々なものが用
いられているが、モータの回転を移動部材に伝達する回
転伝達系にウォームギヤを介挿したり、あるいは当該伝
達系の一の部材を専用の電磁プランジャーによってロッ
クする等の手段が比較的多い。
尚、ある部材に対して圧着される部材を支持した支持
部材を移動させる移動部材としては、モード形成用のス
ライダー、即ち、シャーシに対して例えば直線方向へ摺
動自在に支持され、所定の位置へと移動されることで所
定のモードを形成するスライダーが用いられることが多
い。
ところで、前記したような圧着が為されている状態に
おいては、互いに圧着される部材や当該部材を支持して
いる支持部材を移動させるためのスライダー及び該スラ
イダーを移動させるスライダー駆動部の伝達系等に少か
らぬ負荷がかかり、また、テープにもこのような圧着が
為されるモードにおいては、通常、適度なテンションが
かけられていると共に、ピンチローラとキャプスタンに
よって挟まれた箇所ではその厚み方向から強い圧力を加
えられているため、このようなモードで停電になった場
合は当該圧着を解除して、長時間にわたる前記負荷によ
る機構各部の歪みやテープの損傷等が防止されるように
する必要がある。
このため、この種のテーププレーヤにおいては、少な
くとも圧着状態から停電になったときは前記ロック手段
によるロックが自動的に解除されて当該圧着状態が解か
れるようにしている。
(D.発明が解決しようとする課題) 圧着状態を保持するためのロック手段に励磁吸引型の
電磁プランジャーを用いた場合は、停電と同時に電磁プ
ランジャーが消磁されてロック状態が解かれるので、停
電時のロック解除手段として特別なものを必要としない
という利点はあるが、これはロック手段として高価な部
材である電磁プランジャーを用いることが前提であり、
従って、その分、テーププレーヤのコストが高くなると
いう問題がある。
また、ロック手段としてウォームギヤを用いた場合
は、停電時のロック解除には当該駆動部のモータを逆転
させなければならず、そのためのバックアップ電源とし
て比較的容量の大きいコンデンサを付設する必要があ
り、従って、そのようなコンデンサによって制御回路が
複雑、かつ、大型化してしまい、結局、この場合にもコ
ストが高くなる等の問題があった。
(E.課題を解決するための手段) ところで、この種のテーププレーヤにおいては、圧着
を要する部材についての圧着が為されるのと同じタイミ
ングで励磁されて所要の制御を行なう電磁プランジャー
が設けられることが多い。
そこで、この点に鑑み、本発明テーププレーヤにおけ
るスライダーロック機構は、上記課題を解決するため
に、テープを走行させるテープ走行手段と、シャーシに
テープ走行時の位置とテープストップ時の位置との間を
移動自在に設けられ、テープ走行時の位置とテープスト
ップ時の位置との間を移動することによってテープ走行
手段のテープの走行モードを切り換えるモードスライダ
ーと、モータからの駆動力に基づいてモードスライダー
を移動させる伝達ギヤを有する伝達機構と、モードスラ
イダーをテープ走行時の位置からテープストップ時の位
置方向へ付勢し、モードスライダーがテープストップ時
の位置からテープ走行時の位置に駆動されることにより
テープローディングポスト及びピンチローラに圧着力を
与える付勢手段と、電磁プランジャーと、電磁プランジ
ャーによって回動される回動レバーと、回動レバーによ
って押圧操作されるロックレバーとを有するロック機構
とを備え、電磁プランジャーが励磁されることによって
回動レバーを回動させてロックレバーを押圧しロックレ
バーにより伝達ギヤをロックしてモードスライダーを少
なくともテープ走行時の位置もしくはテープストップ時
の位置にロックし、電磁プランジャーが消磁されること
によって回動レバーによるロックレバーの押圧を解除し
てテープ走行時の位置にあるモードスライダーを付勢手
段によりテープストップ時の位置に移動させるものであ
る。
即ち、本発明テーププレーヤにおけるスライダーロッ
ク機構にあっては、テープ走行時の位置とテープストッ
プ時の位置との間を移動するモードスライダーを、電磁
プランジャーが励磁されることによって回動レバーを回
動させてロックレバーを押圧しロックレバーにより伝達
ギヤをロックしてテープ走行時の位置もしくはテープス
トップ時の位置にロックするとともに、電磁プランジャ
ーが消磁されることによって回動レバーによるロックレ
バーの押圧を解除してテープ走行時の位置にあるモード
スライダーを付勢手段によりテープストップ時の位置に
移動させるようにしている。
従って、本発明テーププレーヤにおけるスライダーロ
ック機構によれば、停電や電源オフ動作などにより電磁
プランジャーが消磁されると、モードスライダーはテー
プストップ時の位置に付勢手段によって移動されるの
で、停電時などにおいてテープ走行手段の機構を保護す
ることができ、テープの保護を図ることができる。
(F.実施例) 以下に、本発明テーププレーヤにおけるスライダーロ
ック機構の詳細を図示した実施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明を回転ヘッド式のオー
ディオテープレコーダ(以下、「R−DAT」と言う。)
1におけるスライダーロック機構に適用したものであ
る。
(a.リール台、ヘッドドラム、キャプスタン等)[第1
図乃至第5図、第8図乃至第11図] 2はメカシャーシ、3は該メカシャーシ2の前部(第
1図における右下方へ向う方向を前側とし、左上方へ向
う方向を後側とする。また、同図における左下方へ向う
方向を左側とし、右上方へ向う方向を右側とする。以下
の説明において向きを示すときはこの方向によるものと
する。)に下方から平行に対向するように配置されたサ
ブシャーシであり、該サブシャーシ3に左右方向に離間
した2本のリール台支持軸4、4が立設されており、該
リール台支持軸4、4にリール台5、5′が回転自在に
支持されている。
リール台5、5′は、その下端部を為し2つの入力ギ
ヤを有するギヤ部6、6と、リール台5、5′の上端部
を為すリール係合軸7、7等が互いに同軸上に配置され
て成り、その上部はメカシャーシ2に形成された孔2a、
2aを挿通して上方へ突出されている。
8は上記リール台5、5′のいずれか一方のギヤ部6
と噛合されることによって当該リール台5又は5′をテ
ープ巻取方向へ回転させる揺動ギヤであり、該揺動ギヤ
8はサブシャーシ3に略左右方向へ回動自在なるように
支持された揺動レバー9に回転自在に支持され、かつ、
リール台回転用のモータ10により回転され、該モータ10
が回転されると、その回転方向に応じた方向へ揺動レバ
ー9が回動されて揺動ギヤ8を左側のリール台5(以
下、「S側リール台」と言う。)のギヤ部6又は右側の
リール台5′(以下、「T側リール台」と言う。)のギ
ヤ部6に噛合させ、それにより、リール台5又は5′が
テープ巻取方向へ回転される。
尚、リール台5、5′は、記録又は再生が行なわれる
プレイモードにおいては比較的低速で回転され、テープ
の早送りや巻戻し等テープを高速で走行させる高速走行
モードにおいては高速で回転される。
11はメカシャーシ2の上面の後端部に配置されたヘッ
ドドラムであり、固定ドラム11aとそれと同軸な回転ド
ラム11bとこれら2つのドラム11aと11bとの間の間隙の
外周部に位置した状態で回転ドラム11bと一体的に回転
する回転磁気ヘッド11c、11c等から成る。
12及び12′はメカシャーシ2に立設された固定テープ
ガイド、13、13、13はテープカセット14(第2図参照)
が載置されるカセット位置決めピンである。
15はメカシャーシ2に固定された図示しないキャプス
タンハウジングに回転自在に支持されたキャプスタンで
あり、上方から見て、右側の固定テープガイド12′から
前方稍右側へ離間したところに位置されており、メカシ
ャーシ2の下方に設けられたキャプスタンモータ16(第
9図参照)により回転されるようになっている。
(b.リール台ブレーキ機構)[第1図、第4図、第5
図、第7図、第11図] 17は所定のモードにおいてリール台5、5′の両方又
は一方にブレーキをかけるためのブレーキ機構であり、
2つのリール台5、5′に各別に対応した2つのブレー
キレバーと、1つの電磁プランジャーと、ブレーキ解除
レバー等から成る。
18はS側リール台用のブレーキレバー(以下、「S側
ブレーキレバー」と言う。)、19はT側リール台用のブ
レーキレバー(以下、「T側ブレーキレバー」と言
う。)であり、これらブレーキレバー18及び19は水平な
平板状をした主部20、20と、S側ブレーキレバー18の主
部20の左端及びT側ブレーキレバー19の主部20の右端が
連結された円筒部21、21と、主部20、20の後側部の中央
下面に固定されたブレーキシュー22、22等から成り、円
筒部21、21がサブシャーシ3に立設された支持軸23、23
に支持されることによって、リール台5、5′に略前方
から各別に対向した位置で前後方向へ回動自在に支持さ
れ、ブレーキシュー22、22はリール台5、5′のギヤ部
6、6と略同じ高さに位置されている。
24はブレーキレバー18と19に設けられたバネ掛部20a
と20aとの間に張設された引張バネであり、この引張バ
ネ24の引張力により、上方から見て、S側ブレーキレバ
ー18には反時計回り方向への回動力が、T側ブレーキレ
バー19には時計回り方向への回動力がそれぞれ付勢され
ており、上記回動力の方向と反対の方向へ押圧されてい
ない状態においてS側ブレーキレバー18はそのブレーキ
シュー22がS側リール台5のギヤ部6に圧接されること
でS側リール台にブレーキをかけ、T側ブレーキレバー
19はそのブレーキシュー22がT側リール台5′のギヤ部
6に圧接されるこでT側リール台5′にブレーキをかけ
る。
25は左右方向に長いブレーキ解除レバーであり、その
中間部に形成された支持孔25aにサブシャーシ3の前端
部に立設された支持軸26が挿通され、これによりサブシ
ャーシ3に水平方向へ回動自在に支持されると共に、そ
の左端部には略U字状をした連結部27が形成され、ま
た、その右端部には上下方向に延びる押圧ピン28が形成
されている。
29は励磁吸引式の電磁プランジャーであり、サブシャ
ーシ3の上面に左端部にそのピストンロッド30の先端部
がシールド枠31から前方へ突出する向きで取着され、ピ
ストンロッド30の前端部に形成された小径部30aにブレ
ーキ解除レバー25の連結部27が係合されている。
そして、ブレーキ解除レバー25の押圧ピン28の上端部
はT側ブレーキレバー19の主部20に形成された孔32内に
稍余裕を有した状態で位置されている。
そこで、ブレーキレバー18及び19がリール台5,5′と
接触されたブレーキ位置に来ている状態から電磁プラン
ジャー29が励磁されると、ピストンロッド30が後方へ向
けて吸引され、ブレーキ解除レバー25はその連結部27が
後方へ引っ張られることで上方から見て時計回り方向へ
回動される。すると、ブレーキ解除レバー25の押圧ピン
28がT側ブレーキレバー19の孔32の前側縁を押圧して該
T側ブレーキレバー19を反時計回り方向へ回動させ、ま
た、該T側ブレーキレバー19が反時計回り方向へ回動さ
れると、その回動端が後部から左方へ向けて突設された
押圧部33がS側ブレーキレバー18の回動端部に設けられ
T側ブレーキレバー19の押圧部33に前方から対向した被
押圧部34を略前方へ向けて押圧してS側ブレーキレバー
18を時計回り方向へ回動させる。これによって、ブレー
キレバー18、19のブレーキシュー22、22がリール台5、
5′のギヤ部6、6から離間したブレーキ解除位置へと
移動され(第11図参照)、それにより、リール台5、
5′に対するブレーキが解除される。
リール台5、5′の回転はこの状態から行なわれる。
そして、リール台5、5′に対するブレーキがこのよ
うに解除された状態から電磁プランジャー29が消磁され
ると、ブレーキ解除レバー25に対する位置規制が解除さ
れるので、ブレーキレバー18、19は引張バネ24の引張力
によってブレーキ位置に戻される。
尚、テープローディングが行なわれる前の初期モード
からテープローディングが完了する迄の間、S側ブレー
キレバー18は後述するモードスライダーによってブレー
キ解除位置に保持され、従って、その間はT側リール台
5′にのみブレーキがかけられる。
(c.モードスライダー、スライダー駆動部)[第1図乃
至第6図、第8図乃至第11図] (c−1.モードスライダー)[第1図乃至第3図、第5
図、第6図、第8図乃至第10図] 35はメカシャーシ2の下面に左右方向へ移動自在なる
ように支持されたモードスライダーであり、所定の位置
へと移動されることにより後述するローディングブロッ
クやピンチローラ及び移動ガイド等を所定の位置へと移
動させて各種のモードを選択的に形成するためのもので
ある。
該モードスライダー35は上方から見て左右方向に長い
略長方形状をした主部36と該主部36の後側縁の右端部か
ら後方へ向って水平に突出した制御部37等が合成樹脂に
より一体に形成されており、主部36にはその幅方向(前
後方向)における中央に位置し左右方向に延びる比較的
大きな開口38と、前側縁寄りのところに位置し左右方向
に延びる被ガイド長孔39、39と、下面の右端へ寄ったた
ところから突設され左右方向へ延びるラック40等が形成
されいる。
そして、上記被ガイド長孔39、39及び開口38の側縁部
等にメカシャーシ2の下方へ向けて突設された図示しな
いガイド部材が摺動自在に係合され、それによってモー
ドスライダー35がメカシャーシ2の下面に左右方向へ一
定の範囲内で移動自在なるように支持され、また、リー
ル台5、5′の中間部は開口38を挿通される。
制御部37は上方から見て略L字状を為すように形成さ
れており、その右端部には前後方向に長いバネ配置孔41
が、その後端部略中央には前後方向に長い長方形状をし
た規制孔42がそれぞれ形成され、また、後半部の前側面
43(以下、「保持部」と言う。)は左右方向に延びる平
坦な面に形成され、前後方向へ延びるように形成された
切溝44(以下、「押圧部」と言う。)の前端は上記保持
部43の右端に開口されており、これら保持部43と押圧部
44により後述する回動レバーの位置制御を行なう制御カ
ム45が形成される。
(c−2.スライダー駆動部)[第1図、第4図、第5
図、第8図、第11図] 46はサブシャーシ3の右端部に設けられたスライダー
駆動部である。
47は該スライダー駆動部46の駆動源を為すモータであ
り、サブシャーシ3の右後端部の下面に固定され、その
回転軸47aのサブシャーシ3から上方へ突出した部分に
は軸方向に厚い平ギヤ状をした出力ギヤ48が固定されて
いる。
49、50、51及び52はそれぞれ平ギヤ状をした伝達ギヤ
であり、いずれも、互いに同軸な大小2つのギヤが一体
に形成されて成り、軸方向が上下方向に延びる向きで、
サブシャーシ3の上面に立設されたギヤ支持軸53、53、
・・・に各別に回転自在に支持されている。
そして、一番低い位置にある第1の伝達ギヤ49の大ギ
ヤ49aが出力ギヤ48に噛合され、2番目に低い位置にあ
る第2の伝達ギヤ50の大ギヤ50aが第1の伝達ギヤ49の
小ギヤ49bに噛合され、3番目に低い位置にある第3の
伝達ギヤ51の大ギヤ51aが第2の伝達ギヤ50の小ギヤ50b
と噛合され、そして、一番高い位置にある第4の伝達ギ
ヤ52の大ギヤ52aが第3の伝達ギヤ51の小ギヤ51bと噛合
されており、該第4の伝達ギヤ52の小ギヤを為すピニオ
ンギヤ52bはモードスライダー35のラック40に後方から
噛合されている。
しかして、モータ47の回転は出力ギヤ48及び第1乃至
第4の伝達ギヤ40、50、51及び52を経て減速されてピニ
オンギヤ52bに伝達され、該ピニンオンギヤ52bがラック
40を送ることでモードスライダー35が移動される。
尚、モードスライダー35は、第2図に破線で示す位
置、即ち、その移動範囲における左端の位置である初期
位置と、第3図に示す位置、即ち、その移動範囲におけ
る右端の位置であるプレイ時位置と、第2図に2点鎖線
で示す位置、即ち、上記プレイ時位置より稍左方へ寄っ
たストップ時位置との間を移動され、モードスライダー
35が初期位置からストップ時位置へと移動されることに
よりテープローディングが行なわれ、このストップ時位
置に来ることによりストップモードが形成され、また、
モードスライダー35がプレイ時位置へと移動されること
によってプレイモードが形成される。
(d.被圧着部材)[第1図乃至第3図、第6図、第8図
乃至第10図] (d−1.回動レバー、ピンチローラ等)[第1図乃至第
3図、第6図、第8図乃至第10図] 54はピンチローラ55及び移動ガイド56を支持した回動
レバーである。
回動レバー54は、第10図(A)に示す向きとなってい
る状態で上方から見て、後方に向って開口する略V字形
をした板状をし、その左半部の後端部は幅広に形成さ
れ、かつ、互いに略左右方向に稍離間した2本の支持軸
57、57が立設され、これら支持軸57、57にピンチローラ
55と移動ガイド56が各別に回転自在に支持されており、
また、その右半部の後端部は左方へ向けて屈曲され該部
分に被押圧ピン58が垂設されている。
そして、回動レバー54はその右半部の略中央の箇所が
メカシャーシ2に突設された支持軸59に水平方向へ回動
自在なるように支持され、また、被押圧ピン58の大部分
はメカシャーシ2に形成された孔60(第2図及び第3図
では図示を省略してある。)を挿通して下方へ突出され
ている。
尚、前記制御カム45の押圧部44の幅は被押圧ピン58の
径と略同じ大きさにされている。
(d−2.ローディングブロック)[第1図乃至第3図] 61、61はテープローディングを行なうためのローディ
ングブロックであり、移動ベース62、62と該移動ベース
62、62に立設されたローディングポスト63、63等から成
り、移動ベース62、62はメカシャーシ2のヘッドドラム
11の左右両脇に形成されたガイド長溝2b、2bに沿って移
動するように支持されている。
64、64はメカシャーシ2の下面に回転自在に支持さ
れ、モードスライダー35に支持された後述するラック板
のラックと噛合されたローディングギヤ、65、65は折畳
・伸張自在なローディングアームであり、該ローディン
グアーム65、65はその基端部に設けられた上記ローディ
ングギヤ64、64が回転されることによって伸張されある
いは折り畳まれ、その先端部はローディングブロック6
1、61の移動ベース62、62と回動自在に連結されてい
る。
(e.圧着手段)[第1図乃至第3図、第5図、第6図、
第8図乃至第10図] (e−1.圧着レバー)[第5図、第6図、第8図乃至第
10図] 66はモードスライダー35に支持された圧着レバーであ
り、該圧着レバー66はプレイモードにおいて前記ピンチ
ローラ55をキャプスタン15に圧着させるためのものであ
る。
(e−1−a.構造) 圧着レバー66は上方から見て前方に向って開口する略
コ字状をした板状に形成され、その右側部と中間部とが
連続する角部の下面にストッパピン67が垂設されてい
る。
そして、左側部の前後方向の長さはモードスライダー
35の制御部37の左半部の前後幅より稍長く、該左側部の
右側縁の前半部66(以下、「押圧部」と言う。)は前端
へ行くに従って左方へ変位するように傾斜されている。
そして、このような圧着レバー66は、モードスライダ
ー35の制御部37の上面側に重なるように位置されると共
に、その左側部の後端部下面から垂設された円柱状の支
点ピン66aが制御部37の後端部左端に形成された支持孔3
7aに回動自在に挿通されることによってモードスライダ
ー35に回動自在に支持され、また、そのストッパピン67
は規制孔42内に位置されており、従って、圧着レバー66
の回動は一定の範囲内に規制され、かつ、上方から見て
反時計回り方向への回動は、第10図(A)に示すよう
に、ストッパピン67が規制孔42の後側縁に当接した待機
位置に来たところで阻止される。
69は引張バネであり、制御部37に形成されたバネ配置
孔41内に位置されると共に、制御部37の上記バネ配置孔
41の後端に位置したバネ掛部41aと圧着レバー66の右側
部前端に形成されたバネ掛孔66bとの間に張設されてお
り、この引張バネ69の引張力によって圧着レバー66に上
方から見て反時計回り方向への回動力が付勢されてい
て、時計回り方向へ押圧されていない間は前記待機位置
に保持される。
尚、圧着レバー66が待機位置に来ている状態で、その
押圧部68の後端部を除く大部分はモードスライダー35の
制御カム45の保持部43の右端寄りの位置から略左斜め前
側へ向けて延びるように位置される。
(e−1−b.回動レバーの位置制御及びピンチローラの
キャプスタンへの圧着等) モードスライダー35が初期位置に来ている状態では、
回動レバー54の被押圧ピン58の下端部は制御カム45の押
圧部44の後端部に位置されている(第10図(A)参
照)。
回動レバー54は、モードスライダー35及び圧着レバー
66により、第10図(A)に示しまた第2図に実線で示す
第1の位置と、第10図(D)に示しまた第3図に示す第
2の位置と、第10図(B)に示しまた第2図に2点鎖線
で示す第3の位置との間を移動される。
即ち、モードスライダー35が初期位置に来ている状態
では、被押圧ピン58の移動が制御カム45の押圧部44によ
って阻止され、それにより、回動レバー54が第1の位置
に保持され、この状態でピンチローラ55はキャプスタン
15から中心角で反時計回り方向へ略90゜離間したところ
に位置され、移動ガイド56はピンチローラ55の略右側に
位置されている。
そして、この状態からモードスライダー35が右方へ移
動すると、その制御カム45の押圧部44の左側縁が被押圧
ピン58を右方へ向けて押圧するので、回動レバー54は上
方から見て時計回り方向へ回動され、モードスライダー
35がストップ時位置へと移動されると被押圧ピン58は第
10図(B)に示すように相対的に制御カム45の保持部43
の右側部に乗り上げ、それにより回動レバー54の第1の
位置側への回動が阻止される。このようにして、回動レ
バー54が第3の位置へと移動され、かつ、その位置に保
持され、この状態で、ピンチローラ55はキャプスタン15
に略左前方から近接したところに位置され、移動ガイド
56はキャプスタン15から前方へ稍離間したところに位置
される。
この状態からモードスライダー35がプレイ時位置へ向
けて移動されて行くと、その移動開始直後に圧着レバー
66の押圧部68が被押圧ピン58に当接して該被押圧ピン58
を略右方へ向けて押圧し、それにより、回動レバー54が
更に時計回り方向へ回動されて第2の位置に近接した位
置、即ち、ピンチローラ55をキャプスタン15に接触させ
た位置へと移動される(第10図(C)参照)。ここまで
の間、圧着レバー66は引張バネ69の引張力により前記待
機位置に保持される。そして、上記状態からモードスラ
イダー35が更に右方へ移動してプレイ時位置に到達さ
れ、それによりピンチローラ55がキャプスタン15に圧着
される。即ち、回動レバー54が第10図(C)で示す位置
に来た後は、ピンチローラ55がキャプスタン15に当接さ
れていることで回動レバー54の時計回り方向への回動が
阻止されるため、圧着レバー66の押圧部68の被押圧ピン
58と接触している箇所は該被押圧ピン58によって右方へ
の移動を阻止され、従って、この状態でモードスライダ
ー35が右方へ移動されると、圧着レバー66が引張バネ69
の引張力に抗して時計回り方向へ回動されて、そのスト
ッパピン67が規制孔42の後側縁から離間する。これによ
り、引張バネ69の引張力は圧着レバー66を介して回動レ
バー54を時計回り方向へ回動させる力として作用し、こ
の力によってピンチローラ55がキャプスタン15に圧着さ
れ、かつ、回動レバー54及び移動ガイド56の位置が安全
に保持される。
また、モードスライダー35がプレイ時位置からストッ
プ時位置へと移動されると、それまで被押圧ピン58によ
り為されていた圧着レバー66に対する相対的な時計回り
方向への押圧が解かれるので、該圧着レバー66は引張バ
ネ69の引張力によって待機位置へと戻され、かつ、その
押圧部68が被押圧ピン58から左方へ離間され、それによ
りピンチローラ55のキャプスタン15に対する圧着が解除
され、モードスライダー35がストップ時位置に到達した
時点では制御カム45の保持部43に被押圧ピン58が接触さ
れて回動レバー54が第3の位置から第1の位置側へ移動
するのを阻止される。そして、この状態からモードスラ
イダー35が初期位置へと移動されると、その制御カム45
の押圧部44の右側縁が被押圧ピン58に当接して被押圧ピ
ン58を左方へ向けて押圧し、それにより、回動レバー54
を反時計回り方向へ回動させて第1の位置へと移動させ
る。
回動レバー54とそれに支持されたピンチローラ55及び
移動ガイド56の移動及び所定の位置における保持とピン
チローラ55のキャプスタン15に対する圧着は以上のよう
に行なわれる。
(e−2.ローディングブロックの圧着)[第1図乃至第
3図] 70、70はラック板であり、モードスライダー35の主部
36の後端部上面に左右方向へ一定の範囲内で移動自在に
支持されると共に、主部36との間に張設された引張バネ
71、71(第6図参照)によって右方への移動力が付勢さ
れており、左方へ向けて押圧されていない間はその移動
範囲における右端の位置に保持されてモードスライダー
35と一体的に移動される。
そして、このようなラック板70、70の歯部70a,70aは
前記ローディングギヤ64、64と噛合されており、従っ
て、ラック板70、70が移動されるローディングギヤ64、
64が回転され、それにより、ローディングアーム65、65
が伸長され、あるいは折り畳まれる。
モードスライダー35が初期位置に来ている状態ではロ
ーディングアーム65、65が第2図に示すように折り畳ま
れており、それにより、ローディングブロック61、61が
同図に実線で示す待機位置、即ち、ピンチローラ55や移
動ガイド56と略並ぶような位置に保持される。
この状態からモードスライダー35がストップ時位置へ
と移動されるとローディングギヤ64、64がラック板70、
70によって反時計回り方向へ回転されてローディングア
ーム65、65が第3図に示すように伸長され、それによっ
て、ローディングブロック61、61が、同図に示すよう
に、メカシャーシ2の上面に固着されたキャッチャー7
2、72に当接したローディング完了位置へと移動され
る。
この時点まで、ラック板70、70はモードスライダー35
と一体的に移動される。
そして、この状態からモードスライダー35がプレイ時
位置へ向けて移動されて行くと、ラック板70、70は、モ
ードスライダー35に対して相対的に左方へ移動される。
即ち、ローディングブロック61、61がキャッチャー72、
72に当接した状態ではローディングアーム65、65のそれ
以上の伸張が阻止されてローディングギヤ64、64の反時
計回り方向への回動が阻止されるため、ローディングギ
ヤ64、64と噛合されているラック板70、70の右方への移
動も阻止され、それにより、ラック板70、70はモードス
ライダー35に対して相対的に左方へ移動され、引張バネ
71、71が伸長される。
しかして、この状態では引張バネ71、71の引張力はラ
ック板70、70、ローディングギヤ64、64及びローディン
グアーム65、65を介してローディングブロック61、61を
キャッチャー72、72に押し付ける力として作用し、これ
により、ローディングブロック61、61がキャッチャー7
2、72に圧着される。
(f.テープローディング、モードの形成) 初期モードにおいて、モードスライダー35は初期位置
に来ており、従って、回動レバー54は制御カム45の押圧
部44により第1の位置に、ローディングブロック61、61
は前記待機位置にそれぞれ保持されており、また、S側
ブレーキレバー18はブレーキ解除位置に保持されてお
り、従って、S側リール台5は回転可能な状態となって
いる。
この状態からテープカセット14がR−DAT1に装着され
ると、該テープカセット14のカセットケースの前面部に
設けらたテープ引出用凹部73内にピンチローラ55、移動
ガイド56及びローディングポスト63、63が相対的に位置
されると共に、テープカセット14が有する供給側テープ
リール74(以下、「Sリール」と言う。)及び巻取側テ
ープリール74′(以下、「Tリール」と言う。)が2つ
のリール台5、5′のリール係合軸7、7と各別に係合
される。そして、この状態からテープローディング指令
が為されると、モードスライダー35がストップ時位置へ
と移動され、ローディングアーム65、65が伸長されてロ
ーディングロック61、61がローディング完了位置へとへ
移動されると共に回動レバー54が第3の位置へと移動さ
れる。
これにより、磁気テープ75はそれまで上記テープ引出
用凹部73の前面に沿って位置していた部分が後方へ移動
したローディングポスト63、63、ピンチローラ55及び移
動ガイド56によって引っ張られることによりSリール74
から所定量引き出され、そのように引き出された磁気テ
ープ75は第2図に細い2点鎖線で示すテープパスを通さ
れる。即ち、Sリール74から引き出されら磁気テープ75
は、Sリール74から出た後左側の固定テープガイド12及
びローディングポスト63にこの順序で巻き付けられ、該
ローディングポスト63に巻き付けられたところで前側へ
折り返されてヘッドドラム11の外周面に所定の巻付角巻
き付けられながら後方へ折り返され、次いで、右側のロ
ーディングポスト63に巻き付けられたところで再び前方
へ折り返された後右側の固定テープガイド12′及び移動
ガイド56にこの順序で巻き付けられ、Tリール74′に巻
き取られるというテープパスを通される。
そして、モードスライダー35がストップ時位置に到達
するのと同時にモードスライダー35によるS側ブレーキ
レバー18に対する位置規制が解除されて、該S側ブレー
キレバー18はブレーキ位置へと移動される。
この状態がストップモードであり、テープの早送りや
巻戻し等のテープ高速走行はこの状態から電磁プランジ
ャー29が励磁されてブレーキレバー18、19がブレーキ解
除位置へと移動されることでリール台5、5′に対する
ブレーキが解除された後リール台5又は5′がテープ巻
取方向へ回転されることによって行なわれる。即ち、テ
ープの早送りを行なうときは、Tリール74′が係合され
ているT側リール台5′が上方から見えて時計回り方向
へ高速で回転され、それによって、磁気テープ75がSリ
ール74から引き出されてTリール74′に巻き取られて行
く方向へ高速で走行され、また、テープの巻戻しを行な
うときはSリール74が係合されているS側リール台5が
上方から見て反時計回り方向へ高速で回転され、それに
よって、磁気テープ75がTリール74′から引き出されて
Sリール74に巻き取られて行く方向へ高速で走行され
る。
このような早送りモード又は巻戻しモードからストッ
プモードを形成する指令が為されると、リール台5′又
は5の回転が停止されると共に、電磁プランジャー29に
対する通電が解かれて該電磁プランジャー29が消磁さ
れ、それにより、ブレーキレバー18、19がブレーキ位置
へと移動されてリール台5、5′にブレーキをかける。
更に、記録あるいは再生を行うプレイモードを形成す
る指令が為されると、モードスライダー35がプレイ時位
置へと移動されモードスライダー35がプレイ時位置に到
達するのと同時に、電磁プランジャー29が励磁されてブ
レーキレバー18、19がブレーキ解除位置へと移動され
る。それにより、ローディングブロック61、61がキャッ
チャー72、72に圧着されると共に、回動レバー54が第2
の位置へと移動されてピンチローラ55が磁気テープ75を
挟んでキャプスタン15に圧着され、磁気テープ75は回転
されるキャプスタン15とそれに圧着されて回転するピン
チローラ55とにより定速で走行され、そのように走行さ
れる磁気テープ75はTリール74′又はSリール74に巻き
取られて行き、回転磁気ヘッド11c、11cが磁気テープ75
の記録面を走査し、それによって、磁気テープ75に対す
る信号の記録もしくは記録済みの信号の再生が行なわれ
る。
そして、プレイモードからストップモードを形成する
指令が為されるとモードスライダー35がストップ時位置
へと移動され、それにより圧着レバー66が待機位置に戻
され、かつ、回動レバー54は反時計回り方向へ回動され
て第3の位置に戻される。更に、ストップモードから初
期モードを形成する指令が為されると、モードスライダ
ー35が初期位置へと移動され、それによって回動レバー
54が第1の位置に戻されると共にローディングアーム6
5、65が折り畳まれてローディングブロック61、61が待
機位置へと戻され、このとき、それまでテープカセット
14から引き出されていた磁気テープ75はSリール74に巻
き取られる。
(g.スライダーロック機構([第1図、第4図、第5
図、第7図、第8図、第11図] 上記したように、モードスライダー35がプレイ時位置
に来ているときはローディングブロック61、61が引張バ
ネ71、71の引張力によってキャッチャー72、72に圧着さ
れると共に、ピンチローラ55が引張バネ69の引張力によ
ってキャプスタン15に圧着される。
従って、少なくともプレイモードが形成された時点で
は、モードスライダー35に、上記圧着による反力、即
ち、左方への戻り力が付勢される。
このように付勢される戻り力によるモードスライダー
35の左方への移動は次のようなスライダーロック機構76
によって阻止される。
(g−1.構造) スライダーロック機構76は、前記ブレーキ機構17が備
えている電磁プランジャー29及びブレーキ解除レバー25
と、ロックレバー等から成る。
77はロックレバーであり、左右方向に長い板状をし右
半部がが略ヘ字状に屈曲された主部78と、該主部78の幅
広に形成された中間部の稍左側に寄った後端部の上面か
ら突出した軸方向に短い円筒状をしたボス79と、主部78
の上面の左端寄りの位置から立ち上がったバネ支持ピン
80と、主部78の左端から立ち上げられたバネ当部81と、
主部78の右端に立設されたブレーキシュー支持ピン82
と、主部78の後側縁の中間部と略平行に延び、かつ、そ
の左端が主部78と連続したリーフスプリング83とが一体
に形成されて成り、ブレーキシュー取付ピン82にはゴム
材料から成る円筒状をしたブレーキシュー84が外嵌固定
され、ボス79の孔79aの下端は主部78の下面に開口され
ている。
85はトーションバネであり、そのコイル部85aはロッ
クレバー77のバネ支持ピン80に外嵌され、その一方の腕
85bの先端部がボス79に前方から弾接され、他方の腕85c
の中間部はバネ当部81に前方から弾接されている。
86はサブシャーシ3の上面の前端部のうち前記スライ
ダー駆動部46の第2の伝達ギヤ50を支持しているギヤ支
持軸53から左方へ寄った位置に立設されたレバー支持軸
である。
そして、ロックレバー77はそのボス79の孔79aに上記
レバー支持軸86が挿通されることによって該レバー支持
軸86に水平方向へ回動自在に支持されると共に、そのリ
ーフスプリング83の先端部が第2の伝達ギヤ50を支持し
ているギヤ支持軸53の下端部に前方から弾接されること
で上方から見て時計回り方向への回動力を付勢されてお
り、また、トーションバネ85の他方の腕85cの先端部は
前記ブレーキ解除レバー25の押圧ピン28の下端部に前方
から弾接されている。
従って、ロックレバー77の位置規制は上記押圧ピン28
によって為される。即ち、トーションバネ85の他方の腕
85cがバネ当部81から前方へ離間されていない状態で
は、トーションバネ85はロックレバー77と一体化されて
いるので、この状態でのロックレバー77の位置は、トー
ションバネ85の他方の腕85cの先端部が押圧ピン28を前
記T側ブレーキレバー19の孔32の後側縁32aに当接させ
た位置にリーフスプリング83によって規制され(第5図
参照)、ロックレバー77がその位置(以下、「非ロック
位置」と言う。)に来ている状態でそのブレーキシュー
84はスライダー駆動部46の第1の伝達ギヤ49の大ギヤ49
aに略右前方から近接したところに位置される。
(g−2.モードスライダーのロック) 前記したように、電磁プランジャー29はストップモー
ドから磁気テープが走行される時又はモードスライダー
35がプレイ時位置に到達してプレイモードの形成が完了
し時励磁され、それによってブレーキ解除レバー25が時
計回り方向へ回動されてブレーキレバー18、19をブレー
キ解除位置へと移動させる。
従って、ブレーキ解除レバー25はモードスライダー35
がストップ時位置に来ている状態から磁気テープ75の走
行が開始されるとき又はモードスライダー35がプレイ時
位置に到達してピンチローラ55がキャプスタン15に圧着
されたとき時計回り方向へ回動される。
そして、ブレーキ解除レバー25が時計回り方向へ回動
されると、その押圧ピン28がトーションバネ85の他方の
腕85cの先端部を前方へ向けて押圧するので、ロックレ
バー77はリーフスプリング83の弾発力に抗して反時計回
り方向へ回動され、それによって、該ロックレバー77
が、第11図に示すように、そのブレーキシュー84が第1
の伝達ギヤ49の大ギヤ49aに圧接された位置(以下、
「ロック位置」と言う。)へと移動される。
このとき、ブレーキ解除レバー25はブレーキシュー84
が第1の伝達ギヤ49に当接してロックレバー77がそれ以
上反時計回り方向へ回動するのを阻止された後も若干時
計回り方向へ回動される。
従って、ブレーキ解除レバー25の時計回り方向への回
動が停止した時点では、トーションバネ85の他方の腕85
cはロックレバー77のバネ当部81から前方へ稍離間され
ており(第11図参照)、従って、この状態ではトーショ
ンバネ85のコイル部85aが外嵌されているバネ支持ピン8
0に略前方への移動力が付勢されるのでロックレバー77
に反時計回り方向への回動力が加えられ、それにより、
ブレーキシュー84が第1の伝達ギヤ49に圧接されて該伝
達ギヤ49の回転を阻止する。
これにより、スライダーイ駆動部46の伝達系の回転が
阻止されるので、モードスライダー35のラック40の位置
が固定され、モードスライダー35が当該位置、即ち、ス
トップ時位置又はプレイ時位置にロックされ、しかも、
プレイ時位置でのロックは前記戻り力に抗して為され
る。
しかして、モードスライダー35はこのようにロックさ
れるので、テープの早送りや巻戻しが行なわれるときは
ローディングブロック61、61がキャッチャー72、72に当
接されたローディング完了位置に安定に保持され、ま
た、プレイモードの形成が完了された時点ではピンチロ
ーラ55がキャプスタン15に圧着された状態が安定に保持
される。
(g−3.ロック解除) テープの早送りや巻戻しが行なわれているモードから
それら動作を解除する指令が為され、あるいはプレイモ
ードからそれを解除する指令が為され、又はこれらモー
ドにおいて停電になったときはモードスライダー35に対
するロックが解除される。
即ち、このようなときは、電磁プランジャー29への通
電が断たれるので電磁プランジャー29が消磁されて、ブ
レーキ解除レバー25によるロックレバー77に対する前記
押圧が解除され、それにより、ロックレバー77はリーフ
スプリング83の反発力によって非ロック位置へと戻され
る。従って、モードスライダー35はそれまでプレイ時位
置にあったときは、前記戻り力によってストップ時位
置、即ち、引張バネ69及び71、71による戻り力が消失す
る位置まで戻される。
しかして、プレイモードから停電になったときは、ピ
ンチローラ55のキャプスタン15に対するる圧着やローデ
ィングブロック61、61のキャッチャー72、72に対する圧
着が自動的に解除され、それにより、上記圧着が長時間
為されることから生じる機構各部や磁気テープ75の損傷
が防止される。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明テ
ーププレーヤにおけるスライダーロック機構は、テープ
を走行させるテープ走行手段と、シャーシにテープ走行
時の位置とテープストップ時の位置との間を移動自在に
設けられ、テープ走行時の位置とテープストップ時の位
置との間を移動することによってテープ走行手段のテー
プの走行モードを切り換えるモードスライダーと、モー
タからの駆動力に基づいてモードスライダーを移動させ
る伝達ギヤを有する伝達機構と、モードスライダーをテ
ープ走行時の位置からテープストップ時の位置方向へ付
勢し、モードスライダーがテープストップ時の位置から
テープ走行時の位置に駆動されることによりテープロー
ディングポスト及びピンチローラに圧着力を与える付勢
手段と、電磁プランジャーと、電磁プランジャーによっ
て回動される回動レバーと、回動レバーによって押圧操
作されるロックレバーとを有するロック機構とを備え、
電磁プランジャーが励磁されることによって回動レバー
を回動させてロックレバーを押圧しロックレバーにより
伝達ギヤをロックしてモードスライダーを少なくともテ
ープ走行時の位置もしくはテープストップ時の位置にロ
ックし、電磁プランジャーが消磁されることによって回
動レバーによるロックレバーの押圧を解除してテープ走
行時の位置にあるモードスライダーを付勢手段によりテ
ープストップ時の位置に移動させることを特徴とする。
即ち、本発明テーププレーヤにおけるスライダーロッ
ク機構にあっては、テープ走行時の位置とテープストッ
プ時の位置との間を移動するモードスライダーを、電磁
プランジャーが励磁されることによって回動レバーを回
動させてロックレバーを押圧しロックレバーにより伝達
ギヤをロックしてテープ走行時の位置もしくはテープス
トップ時の位置にロックするとともに、電磁プランジャ
ーが消磁されることによって回動レバーにるロックレバ
ーの押圧を解除してテープ走行時の位置にあるモードス
ライダーを付勢手段によりテープストップ時の位置に移
動させるようにしている。
従って、本発明テーププレーヤにおけるスライダーロ
ック機構によれば、停電や電源オフ動作などにより電磁
プランジャーが消磁されると、モードスライダーはテー
プストップ時の位置に付勢手段によって移動されるの
で、停電時などにおいてテープ走行手段の機構を保護す
ることができ、テープの保護を図ることができる。
尚、上記実施例においては、スライダー駆動部の円板
状ギヤとして平ギヤを用いるようにしたが、この円板状
ギヤの全部又は一部は傘歯車等であっても良く、要すれ
ば、ウォームギヤのように軸方向へ歯が配列されている
もので無ければどのようなものであっても良い。
また、上記実施例においては、リール台に対するブレ
ーキを制御するためのブレーキ機構の電磁プランジャー
を利用するようにしたが、本発明における電磁プランジ
ャーはスライダーが圧着位置に来るのと同じタイミング
で励磁される電磁プランジャーであれば、どのような動
作目的を有するものであっても良い。
そして、上記実施例では、本発明をR−DATにおける
スライダーロック機構に適用したものを示したが、本発
明の適用がこのようなものに限られることはなく、モー
ド形成用のスライダーを備えていて、所定のモードにお
いては該スライダーとの間に介挿された弾発手段の弾発
力によってある部材を別のある部材に圧着することを要
する各種のテーププレーヤにおけるスライダーロック機
構に適用することができる。
更に、上記実施例において示した具体的な形状ないし
は構造は本発明の実施に当たっての具体化のほんの一例
を示したものにすぎず、これらによって、本発明の技術
的範囲が限定的に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明テーププレーヤにおけるスライダーロック
機構をR−DATにおけるスライダーロック機構に適用し
た実施の一例を示すものであり、第1図はR−DAT全体
の概要を示す斜視図、第2図は初期モードにおけるR−
DAT全体の概要を示す平面図、第3図はプレイモードに
おけるR−DAT全体の概要を示す平面図、第4図はメカ
シャーシより下方にある部分の斜視図、第5図はメカシ
ャーシより下方にある部分のテープ非走行時の状態を示
す平面図、第6図はスライダーと回動レバー及び圧着レ
バー等を示す拡大分解斜視図、第7図はブレーキレバー
とブレーキ解除レバー及びロックレバー等を示す分解斜
視図、第8図は要部の側面図、第9図は第2図のIX−IX
線に沿う断面図、第10図はスライダーの移動に伴なう回
動レバーの所定の位置への移動及びその位置における保
持を(A)から(D)へ経時的に示す要部の拡大平面
図、第11図はテープ走行時における要部の平面図であ
る。 符号の説明 2……シャーシ、25……回動レバー、29……電磁プラン
ジャー、35……モードスライダー、47……モータ、49、
50、51、52……伝達ギヤ、55……ピンチローラ、63……
テープローディングポスト、69……付勢手段、71……付
勢手段、76……ロック機構、77……ロックレバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−105936(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープを走行させるテープ走行手段と、 シャーシにテープ走行時の位置とテープストップ時の位
    置との間を移動自在に設けられ、テープ走行時の位置と
    テープストップ時の位置との間を移動することによって
    上記テープ走行手段のテープの走行モードを切り換える
    モードスライダーと、 モータからの駆動力に基づいて上記モードスライダーを
    移動させる伝達ギヤを有する伝達機構と、 上記モードスライダーを上記テープ走行時の位置から上
    記テープストップ時の位置方向へ付勢し、上記モードス
    ライダーが上記テープストップ時の位置から上記テープ
    走行時の位置に駆動されることによりテープローディン
    グポスト及びピンチローラに圧着力を与える付勢手段
    と、 電磁プランジャーと、電磁プランジャーによって回動さ
    れる回動レバーと、回動レバーによって押圧操作される
    ロックレバーとを有するロック機構とを備え、 上記電磁プランジャーが励磁されることによって上記回
    動レバーを回動させて上記ロックレバーを押圧しロック
    レバーにより上記伝達ギヤをロックして上記モードスラ
    イダーを少なくとも上記テープ走行時の位置もしくは上
    記テープストップ時の位置にロックし、上記電磁プラン
    ジャーが消磁されることによって上記回動レバーによる
    上記ロックレバーの押圧を解除して上記テープ走行時の
    位置にあるモードスライダーを上記付勢手段により上記
    テープストップ時の位置に移動させる ことを特徴とするテーププレーヤにおけるスライダーロ
    ック機構。
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