JP3173670B2 - インクジェット方法 - Google Patents
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Description
ティング方法及び該方法に適したインク組成物に関す
る。特に、本発明は、特殊なインク組成物を用いるイン
クジェットプリンティング方法に関する。
93,264号、特公平 1-158083 号、米国特許第 3,994,736
号、米国特許第 4,705,567号及び米国特許第 4,597,794
号には、本発明の関連技術が記載されている。既知の組
成物及び方法はそれぞれの所期目的には適しているが、
インクジェットプリンターに用いるのに適したインク組
成物は依然として要望されている。インクジェットプリ
ンター中で長い潜伏期(latency times)を示すインク組
成物も依然として要望されている。普通紙上に鮮明な、
ひげのないプリント文字を生ずるインク組成物も要望さ
れている。速い乾燥時間及び( 又は) インクジェットプ
リンター中に於ける長い潜伏期をも与えながら高プリン
ト品質を可能にするインク組成物も要望されている。
されたインク組成物を用いるインクジェットプリンティ
ング方法を提供することである。
の目的は、(1)式
〜約6個の炭素原子を有するアルキル又は置換アルキ
ル、式 (−CH2 −CH2 −O)m −CH2 ─CH2 ─OH で表され、mが0〜約9の数であるポリエトキシ基、或
いは式 (─CH2 ─CH2 ─NH)k −CH2 −CH2 −NH2 で表され、kが0〜約9の数であるポリイミン基であ
り、R, は分子の炭化水素部分のいずれかの中の水素を
置換することができる1個以上の置換基を表し、かつア
ルキル基、ハロゲン原子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホ
ン基、アミド基、又はアセチル基であり、かつxは0〜
2n+2の数である〕で表される環式アミド、(2)式
キシル基又はブチル基であり、かつR, は分子の炭化水
素部分のいずれかの中の水素を置換することができる1
個以上の置換基を表し、かつアルキル基、ハロゲン原
子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド基、又は
アセチル基であり、かつxは0〜2n+2の数である)
で表される環式アミド、(3)式
化水素部分のいずれかの中の水素を置換することができ
る1個以上の置換基を表し、かつアルキル基、ハロゲン
原子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド基、又
はアセチル基であり、かつxは0〜2n+2の数であ
る)で表される環式エステル、(4)式 R" −CO−NRR, 〔上記式中、R及びR, は2〜約20個の炭素原子を有
するアルキル基又は置換アルキル基、式 (−CH2 −CH2 − O)m −CH2 −CH2 −OH で表され、mが0〜約9の数であるポリエトキシ基、又
は式 (−CH2 −CH2 −NH)k −CH2 −CH2 −NH2 で表され、kが0〜約9の数であるポリイミン基であ
り、かつR及びR, は互いに結合して環を形成すること
ができ、かつR" は水素又はアルキルであり、アルキル
は好ましくは1〜約20個の炭素原子を有する〕で表さ
れるアミド、及びこれらの混合物からなる群から選ばれ
る有機成分と水との混合物を含む液体ビヒクルと着色剤
とを含むインク組成物をサ−マルインクジェットプリン
ティング装置中に組み込む工程、及び該インクを含むプ
リンティング装置中の選ばれたノズルを加熱し、それに
よってインクの小滴を像様パタ−ンで基体上へ噴出させ
る工程を含むサ−マルインクジェットプリンティング方
法を提供することによって達成される。
インクは着色剤を含む。一般に、直接染料又は酸性染料
のような任意の有効な染料は、他のインク成分と相容性
であり且つ液体ビヒクルに可溶であるならば、着色剤と
して選ばれ得る。染料は、任意の有効量、一般に約 1〜
約 15 重量% 、好ましくは約 2〜約 7重量 %(これらの
値はインク中の染料分子の濃度を意味する)の量でイン
ク組成物中に存在するが、染料の量はこの範囲外であっ
てもよい。
顔料、或いは1種以上の染料及び(又は)1種以上の顔
料の混合物であることができる。顔料は黒色、シアン、
マゼンタ、黄色、赤色、青色、緑色、褐色、これらの混
合物等であることができる。適当な黒色顔料の例には、
チャンネルブラック、ファーネスブラック、ランプブラ
ック等のような種々のカーボンブラックが含まれる。着
色顔料には、赤色、緑色、青色、褐色、マゼンタ、シア
ン及び黄色粒子ならびにこれらの混合物が含まれる。好
ましくは、顔料粒径は、液体ビヒクル中の粒子の安定な
コロイド状懸濁液を可能にし且つインク組成物をサ−マ
ルインクジェットプリンター中で用いる時、インク溝の
目詰まりを防ぐために、できる限り小さい。好ましい粒
子平均直径は、一般に約0.001〜約0.1ミクロ
ン、より好ましくは約0.001〜約0.01ミクロン
であるが、該直径はこの範囲外であってもよい。顔料
は、任意の有効量、一般に約1〜約7重量 %、好ましく
は約2〜約5重量 %の量でインク組成物中に存在する
が、この量はこの範囲外であってもよい。
の混合物を含む液体ビヒクルを含む。適当な有機成分の
1群には、式
〜約6個の炭素原子を有するアルキルまたは置換アルキ
ル、式 (−CH2 −CH2 − O)m −CH2 −CH2 −OH で表され、mが0〜約9の数であるポリエトキシ基、又
は式 (−CH2 −CH2 −NH)k −CH2 −CH2 −NH2 で表され、kが0〜約9の数であるポリイミン基であ
り、R, は分子の炭化水素部分のいずれかの中の水素を
置換することができる1個以上の置換基を表し、かつア
ルキル基(典型的には1〜約12個の炭素原子を有す
る)、ハロゲン原子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホン
基、アミド基、又はアセチル基であり、xは0〜2n+
2の数である〕で表される環式アミド、及び式
キシル基又はブチル基であり、且つR, は分子の炭化水
素部分のいずれかの中の水素を置換することができる1
個以上の置換基を表し、且つアルキル基(典型的には1
〜約12個の炭素原子を有する)、ハロゲン原子、硫酸
塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド基、又はアセチル
基であり、xは0〜2n+2の数である〕で表される環
式アミドが含まれる。
り、且つGAF,Wayne,NJ,から市販されているシクロ
ヘキシルピロリドン、Aldrich Chemical Company,Milw
aukee,WIから市販されているε−カプロラクタム、メチ
ルカプロラクタム、2−アザシクロオクタノン(8員
環)、2−アザシクロノナノン(9員環)、及び2−ア
ザシクロトリデカノン(13員環)等のように、一般に
市販されている。これらの式で表される環式アミドはB
ASFからも市販されている。
化水素部分のいずれかの中の水素を置換することができ
る1個以上の置換基を表し、且つアルキル基(典型的に
は1〜約12個の炭素原子を有する)、ハロゲン原子、
硫酸塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド基、又はアセ
チル基であり、xは0〜2n+2の数である〕で表され
る環式エステルが含まれる。
り、且つEastman Kodak Company,Rochester,NY, 又はAl
drich Chemical Company,Milwaukee,WI,から市販されて
いるブチロラクトン及びε−カプロラクトンのように、
一般に市販されている。
するアルキル基又は置換アルキル基、式 (−CH2 −CH2 − O)m −CH2 −CH2 −OH で表され、mが0〜約9の数であるエトキシ基、又は式 (−CH2 −CH2 −NH)k −CH2 −CH2 −NH2 で表され、kが0〜約9の数であるポリイミン基であ
り、かつR及びR, は互いに結合して環を形成すること
ができ、かつR" は水素又はメチルである〕で表される
アミドが含まれる。本発明に適したアミドは、アルキル
基(典型的には1〜約12個の炭素原子を有する)、ハ
ロゲン原子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド
基、アセチル基等のような1種以上の置換基を有するこ
ともできる。
る。これらの式で表される化合物は既知であり、且つAl
drich Chemical Company,Milwaukee,WI,から市販されて
いるアセチルエタノ−ルアミン、ホルミルモルホリン及
びホルミルピペリジンのように、一般に市販されてい
る。更に、ホルミルエタノ−ルアミンのような化合物
は、蟻酸エチルとモノエタノ−ルアミンとを約1:1の
モル比で一緒に混合し、混合物を約80℃に加熱して反
応によって生成したエタノ−ルを沸騰除去し、かくして
反応を下式に示すように進行させることによって製造さ
れ得る。
蟻酸アルキルとプロパノ−ルアミン、ブタノ−ルアミン
等のような他のアルカノ−ルアミンとから同様な化合物
を製造することができる。
質は吸湿性の液体又は固体である。典型的には、環式ア
ミドの多くは、カプロラクタム、アゾオクタノン等のよ
うに、室温(典型的には約15〜約35℃)に於いて固
体である。これらの固体の吸湿性は、インクの液体ビヒ
クルを製造する時、これらの固体を水に容易に溶解させ
る。
は、水及び有機成分を任意の有効量で含むことができ
る。一般に、液体ビヒクルは、約50〜約99.5重量
%、好ましくは約80〜約99重量 %の量の水、及び約
0.5〜約50重量 %、好ましくは約1〜約30重量 %
の量の有機成分を含むが、水と有機成分との相対量はこ
れらの範囲外であってもよい。
していてもよい。例えば、顔料粒子を着色剤として用い
る時、顔料粒子のコロイド的安定性を、インクへ1種以
上の界面活性剤又は湿潤剤を添加することによって増強
することができる。界面活性剤は、顔料入り及び染料入
りインクの両方の乾燥時間を高めることもできる。これ
らの添加剤は、カチオン型、アニオン型又はノニオン型
であることができる。適当な界面活性剤及び湿潤剤に
は、Tamol ( 登録商標 )SN, Tamol ( 登録商標 )LG,Roh
m and Haas Companyから市販されているTriton( 登録商
標 )シリ−ズの界面活性剤,Marasperse ( 登録商標 )シ
リ−ズの界面活性剤,GAF Companyから市販されているIg
epal( 登録商標 )シリ−ズの界面活性剤,Tergitol ( 登
録商標 )シリ−ズの界面活性剤, 及び他の市販の界面活
性剤が含まれる。他の適当な界面活性剤には、脂肪族硫
酸塩、芳香族スルホン酸塩、アミンオキシド、アルカノ
−ルアミド等が含まれる。これらの界面活性剤及び湿潤
剤は、有効量、一般に約0.001 〜約5 重量 %、好ましく
は約0.01〜約0.5 重量 %の量、で存在するが、この量は
この範囲外であってもよい。界面活性剤及び湿潤剤は、
顔料粒子表面を被覆し又は表面上に吸着して帯電種を生
成し、且つ顔料粒子を分離する立体障害をも与え、それ
によって安定なコロイド状分散液を可能にする。
料粒子の安定性を増強し且つ粒子の凝集及び沈澱の速度
を減少させるため、重合体添加剤を添加することもでき
る。水或いは水と水混和性有機液体との混合物のような
水ベ−ス液体ビヒクル中に於ける顔料の安定化には、ア
ラビアゴム、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、
ポリビニルアルコ−ル、ヒドロキシプロピルセルロ−
ス、ヒドロキシエチルセルロ−ス、ポリビニルピロリジ
ノン、ポリビニルエ−テル、澱粉、多糖類等のような水
溶性重合体が特に有用である。重合体添加剤は、本発明
のインク中に、任意の有効量、一般に0〜約10重量
%、好ましくは0〜約5重量 %の量で存在するが、この
量はこの範囲外であってもよい。
の他の随意の添加剤には、0〜約4重量 %、好ましくは
約0.01〜約2.0重量 %の量で存在するが、この量
はこの範囲外であってもよいDowicil 150,200,及び75、
安息香酸塩、ソルビン酸塩等のような殺菌剤、0 〜約50
重量 %、好ましくは0 〜約40重量 %の量で存在するが、
この量はこの範囲外であってもよいエチレングリコ−
ル、ジエチレングリコ−ル、N-メチルピロリジノン、プ
ロピレングリコ−ル、ヒドロキシエ−テル、エ−テル、
アミド、スルホキシド、ケトン、ラクトン、エステル、
アルコ−ル等のような湿潤剤、0 〜約1 重量 %、好まし
くは0 〜約1 重量 %の量で存在するが、この量はこの範
囲外であってもよい酸又は塩基、燐酸塩、カルボン酸
塩、亜硫酸塩、アミン塩等のようなpH調節剤等が含まれ
る。
の乾燥剤を含むことができる。好ましい乾燥剤は中度乃
至強度の水素結合を示す物質である。乾燥剤の例には、
E.I.DuPont de Nemours & Company,Wilmington,DE,から
市販されているLomar D 又はW.R.Grace Company,Lexing
ton,MA, から市販されているDaxad 19K のようなラウリ
ル硫酸ナトリウム、イソプロピルナフタレンスルホン酸
ナトリウム、ジメチルスルホン等のようなスルホン、尿
素、2-イミダゾリドン等のようなジアミン、エタノ−ル
アミン、ピペラジン、2-ピロリドン、ジメチル尿素、イ
ミダゾ−ル、ピラゾ−ル、1,2,4-トリアゾ−ル、メチル
イソ尿素、ジアミノ-2- プロパノ−ル、ジエタノ−ルア
ミン等のようなアミン、3-ヒドロキシピリジン、2-ヒド
ロキシピリジン等のようなプソイドアミン、酢酸等のよ
うな酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リ
チウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸
化アンモニウム等のような無機塩基、及び2-ヒドロキシ
エチルピリジン、N-ホルミルピペラジン、テトラゾ−
ル、2-メチルイミダゾ−ル、メチルピラゾ−ル等のよう
な任意の他の適当な水素結合性物質が含まれる。特に好
ましい乾燥剤は、6 〜8 の範囲のpHで影響されない、
小さくて単純な熱安定性分子であるので、ピラゾ−ル及
びメチルピラゾ−ル、特に3- メチルピラゾ−ルであ
る。乾燥剤のその他の例には、Akzo Chemie,Chicago,I
L, からArmox C/12として市販されているN-ココアルキ
ル-2,2, - イミノビスエタノ−ル-N- オキシド、Stepan
Chemical Company,Northfield,IL,からNinol 1301とし
て市販されているモノエタノ−ルアミド、Stepan Chemi
cal Company,Northfield,IL,からNinol 70-SL として市
販されているラウリンアミドジエタノ−ルアミン、Step
an Chemical Company,Northfield,IL,からNinol 96-SL
として市販されているラウリンアミドジエタノ−ルアミ
ン、Akzo Chemie,Chicago,IL, からArmox DMC として市
販されているココアルキルジメチルアミンオキシド(30%
イソプロパノ−ル溶液) 、Stepan Chemical Company,No
rthfield,IL,からAmmonyx CDO として市販されているコ
コアミドプロピルアミンオキシド(30%イソプロパノ−ル
溶液) 、Stepan Chemical Company,Northfield,IL,から
Ammonyx DMCD-40 として市販されているラウリンアミド
オキシド(40%イソプロパノ−ル溶液) 、American Cyana
mid Company,Wayne,NJ, からAerosol OT-100として市販
されているジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、Step
an Chemical Company,Northfield,IL,からPolystep A-1
1 として市販されているイソプロピルアミン( 枝分か
れ) ドデシルベンゼンスルホネ−ト、Stepan ChemicalC
ompany,Northfield,IL,からNinate 411として市販され
ているアミンアルキルベンゼンスルホネ−ト( 枝分か
れ) 等が含まれる。乾燥剤は、任意の有効量で存在する
ことができる。乾燥剤としての典型的な量は、約0.001
〜約5 重量 %、好ましくは約0.01〜約0.5 重量 %である
が、この量はこの範囲外であってもよい。
インク中の所望の相対量に於ける成分の単なる混合を含
む種々の方法で製造され得る。着色剤が染料でなく顔料
である場合、1 つの適当な製造方法は、選ばれた顔料を
水及び、随意に、W.R.GraceのDaxad ( 登録商標 )シリ
−ズの湿潤剤(Daxad( 登録商標 )19,19K,11,11KIs 等)
、Lomar ( 登録商標 )D 、Lomar ( 登録商標 )W 等を
含むLomar ( 登録商標 )シリ−ズの湿潤剤、Igepal( 登
録商標 )CO-540、CO-560等のようなIgepalシリ−ズの湿
潤剤、Tamol SN等のようなTamol ( 登録商標 )シリ−ズ
の湿潤剤、Triton100等のようなTriton( 登録商標 )シ
リ−ズの湿潤剤、或いはエチレングリコ−ル、ジエチレ
ングリコ−ル、ポリエチレングリコ−ル、ポリプロピレ
ングリコ−ル等を含むグリコ−ル誘導体のような有機液
体のような湿潤剤と、湿潤剤は、存在するならば、顔料
を水性媒質で湿潤させるために混合物中約0.1 〜約50重
量 %の量で、混合することを含む。湿潤は、顔料をばら
ばらにして均一な水性分散液の生成を可能にする。この
混合物を次に、例えばボ−ルミル中に入れることによっ
て粉砕する。粉砕は、空気中又は不活性雰囲気下で行わ
れる。粉砕は一般に約0.25〜約48時間続行し、約0.0010
〜約20ミクロンの所望の平均粒径範囲へ顔料粒径の減少
をもたらす。粉砕後、得られた顔料粒子分散液を濾過及
び(又は)遠心分離にかけて望ましくない大粒子を除去
し且つ次に有機成分及び任意の他の所望の成分と混合し
てインクを製造することができる。別法では、有機成分
及び任意の他の所望の成分は粉砕前の顔料分散液中に存
在することができ、粉砕及び任意の所望な濾過又は遠心
分離工程後、所望のインクが得られる。
式で適用することを含むプリンティング方法にも関す
る。1つの特別な実施態様に於いて、本発明は、本発明
のインク組成物をインクジェットプリンティング装置中
へ組み込む工程及びインクの小滴を画像様パタ−ンで基
体上へ噴出させ、それによって基体上に画像を形成する
工程を含む方法を含む。本発明のインク組成物は、Xero
x ( 登録商標 )4024紙、Xerox ( 登録商標 )4200紙、Xe
rox ( 登録商標 )10シリ−ズ紙、カナリア罫線紙、罫線
ノ−ト用紙のような普通紙、Gilbert 25 % コットンボ
ンド紙、Gilbert100 % コットンボンド紙及びStrathmor
e ボンド紙のようなボンド紙、Sharp Company シリカ
コ−ト紙、Jujo紙等のようなシリカコ−ト紙、Xerox (
登録商標 )3R3351、Tetronixインクジェット透明画、Ar
krightインクジェット透明画等のような透明画材料、
布、繊維製品、プラスチック、重合体フィルム、金属及
び木材のような無機基体等を含む多種の基体上に画像を
形成するために用いられる。
特にサ−マルインクジェットプリンティング方法のため
に高度に望ましい特性を示す。例えば、本発明のインク
の表面張力は、一般に約30〜約65ダイン/cm の範囲であ
り、好ましくはできるだけ高く、好ましくは約40〜約65
ダイン/cm 、より好ましくは約65ダイン/cm である。粘
度は、一般に約1.0 〜約5.0 センチポイズ、好ましくは
1 〜3 センチポイズの範囲である。インクを含みながら
インクジェットが停止され且つ次にノズルの目詰まり無
く再開され得る時間である潜伏期(Latency) は、一般に
100 秒以上であり、しばしば1000秒を越える。潜伏期(L
atency) は、長いアイドル期間の後にインクジェットプ
リンタ−の再開を可能にするため、できるだけ長く、少
なくとも50秒でなければならない。本発明のインクで得
られたプリントは、一般に画像縁部鮮明度を示し、普通
紙並びに処理又はコ−ト紙及び透明画上のひげが少な
い。更に、本発明のインクで得られたプリントは改良さ
れた乾燥時間を示し、普通紙上での乾燥時間はある場合
には1 秒以下のように短い。
造した。直径3.175mm(1/8 in) の鋼散弾 1,500g が入っ
ているUnion Process アトライタ−へ176.5gの蒸留水を
添加することによってカ−ボンブラック粒子の濃厚水性
分散液を製造した。もう50 gの蒸留水へ、13.5 gのLoma
r D(E.I.DuPont de Nemours & Company,Wilmington,DE,
製分散剤、ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸ナ
トリウムとの縮合物)を添加した。次に、アトライタ−
中の水へ、水と分散剤との混合物 23 g を添加し、。ア
トライタ−内容物を混合した。次に、60 gのRaven ( 登
録商標 )5250カ−ボンブラック(Columbian Specialty C
hemicals Company,Atlanta,GA,製) をアトライタ−へ添
加し、混合物を、カ−ボンブラックが均一に分散するま
で撹拌した。その後で、水と分散剤との混合物の残り4
0.5 gを、混合を続行しながらアトライタ−へ添加し
た。添加完了後、アトライタ−内容物を30分間粉砕し、
次いで、ピペットで分散液を乾くまで除去した。次に、
アトライタ−内部及び鋼散弾を25 gの蒸留水で濯ぎ、こ
の水をアトライタ−から集めた分散液へ加えた。もう25
gの水で濯ぎ工程を繰り返し、アトライタ−からの全回
収分散液330 g(収率94.39%、17.14 重量 %のカ−ボンブ
ラック固体を含む) を得た。次に、このカ−ボンブラッ
ク分散液の試料を水及び種々の有機成分と混合して下記
の組成を有するインクを得た。
mpany,Milwaukee,WI, 製) 79重量 %の水 B.5 重量 %のカ−ボンブラック 1 重量 %のLomar D 10重量 %のカプロラクタム(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee,WI, 製) 84重量 %の水 C.5 重量 %のカ−ボンブラック 1 重量 %のLomar D 15重量 %の2- アザシクロオクタン(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 79重量 %の水 D.5 重量 %のカ−ボンブラック 1 重量 %のLomar D 15重量 %のカプロラクトン(Aldrich Chemical Company,
Milwaukee,WI, 製) 79重量 %の水 これらのインクを、288 spi の解像度を有する 48 個の
ジェットプリントヘッドを備え 3ミクロ秒のパルス長さ
で 33.5 V に於いて操作されて 100滴/ 秒を生成するサ
−マルインクジェット試験装置中に組み込んだ。これら
のインクを、噴出中指定された相対湿度及び温度の空気
をプリントヘッド表面上へ吹きつけながら、15 %の相対
湿度条件下及び25 ℃に於いて噴出させた。インクを10
0 滴/ 秒で噴出させ、与えられた秒数間噴出工程を停止
し、次に、再び電圧を印加し、"潜伏( latent) 期間後
インクが噴出するかどうかを確かめることによって潜伏
期(latency time)を測定した。インクA〜Dの潜伏期
(秒)は下記の通りであった。
いるプリントヘッドを指示された時間の間アイドルのま
まにしておいた後、1滴のインクを噴出させることによ
って測定され、この時間はプリントヘッドから第1滴の
インクを成功裏に噴出させる前にアイドルにしておくこ
とができる時間数を示す。第10滴潜伏期のデ−タは、イ
ンクが入っているプリントヘッドを指示された時間の間
アイドルのままにしておいた後、10滴のインクを噴出さ
せることによって測定され、この時間はプリントヘッド
から第10 滴のインクを成功裏に噴出させる前にアイド
ルにしておくことができる時間数を示す。一定期間アイ
ドルのままにしておいたインク入りプリントヘッドの典
型的なメンテナンス手続きは各ノズルから10滴を噴出さ
せることであり、ノズルからの10滴の噴出が正常操作を
回復できない時、停止故障(stop failure)が起こった。
デ−タが示すように、本発明のインクは、ノズルから第
1 滴を成功裏に噴出させる前に50〜75秒間プリントヘッ
ドをアイドルにしておくことができた。本発明のインク
は、第10滴をノズルから成功裏に噴出させる前に200〜1
000秒以上の期間プリントヘッドをアイドルにしておく
こともできた。これらのインクの高い潜伏期は、長いア
イドル期間後の正常操作の回復にメンテナンスが殆ど要
らないことを示す。
液の試料を水、有機成分及び乾燥剤と共に撹拌して一緒
に混合物することによってインク組成物を製造して下記
の組成を有するインクを得た。 E.5 重量 %のカ−ボンブラック 1 重量 %のLomar D 25重量 %の2- アザシクロオクタン(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 2 重量 %の3-メチルピラゾ−ル( 乾燥剤、Aldrich Chem
ical Company,Milwaukee,WI,製) 67重量 %の水 インクE並びに実施例1のインクA及びDの各々を実施
例1のプリンティング試験装置中に組み込み且つ長いア
イドル期間後の正常噴出機能の回復に要する噴出滴数を
測定することによって長い潜伏期試験を行った。指示さ
れた条件下での正常機能回復に要する滴数は下記の通り
であった。
19時間のアイドル期間後でさえも正常機能を回復させる
ことができた。対照的に、カ−ボンブラック顔料を含む
典型的なインクは1 時間のような短時間後に噴出ノズル
の完全な目詰まりを起こし、その後、正常な噴出機能を
回復することができない。
た。実施例1で製造したカ−ボンブラック分散液の試料
を水及び種々の量の有機成分( この場合固体) と混合し
て6 重量 %のカ−ボンブラックと下表に示す量の有機成
分とを含み、組成物の残りが水であるインク組成物を製
造した。6 重量 %のようなカ−ボンブラックと94重量 %
の水とを含む対照試料をも製造した。各インクを、ベタ
領域には#8 Meyer ロッドを用い且つ線には簡単な罫引
きペンを用いてXerox ( 登録商標 )“10”シリ−ズSmoo
th紙のワイヤ( 多孔性) 及びフェルト( サイズ) サイド
に手でコーティングした。Q-tip ( 登録商標 )で擦った
時コーティングが無視できる汚れを示すに要する時間を
記録することによって各インクの乾燥時間を測定した。
下表中に指示した有機成分を指示した量で含むインクの
乾燥時間は下記の通りであった。
良する有機成分は、上表のデ−タが示すように、多くの
場合に於いて乾燥時間をも改良した。しばしば、有機成
分濃度が増加すると乾燥時間も改良(減少)するように
見えた。これとは対照的にエチレングリコ−ルのような
他の通常用いられるインクジェット有機成分は濃度が増
加するとき乾燥を遅らせる。さらに、与えられた濃度に
於けるフェルトサイドとワイヤサイドとの乾燥時間の比
は1に近ければ近い程、或る範囲のサイジングされた紙
及び多孔性紙にわたって乾燥時間の差が小さくなると期
待されるので、この比も興味がある。この場合、10%
の2- アザシクロオクタノンは1:1.3 の比を有する傑出
した性能を示した。
た。直径3.175mm(1/8 in) の鋼散弾 1,500g が入ってい
るUnion Process アトライタ−へ175gの蒸留水を添加す
ることによってカ−ボンブラック粒子の濃厚水性分散液
を製造した。もう50 gの蒸留水へ、15 gのDaxad 19k(分
散剤、ホルムアルデヒドとナフタレンスルホン酸ナトリ
ウムとの縮合物、W.R.Grace & Company 製) を添加し
た。次に、アトライタ−中の水へ、水と分散剤との混合
物 23 g を添加し、アトライタ−内容物を混合した。次
に、60 gのRaven ( 登録商標 )5250カ−ボンブラック(C
olumbian SpecialtyChemicals Company,Atlanta,GA,製)
をアトライタ−へ添加し、混合物を、カ−ボンブラッ
クが均一に分散するまで撹拌した。その後で、水と分散
剤との混合物の残り42g を、混合を続行しながらアトラ
イタ−へ添加した。添加完了後、アトライタ−内容物を
30分間粉砕し、次いで、ピペットで分散液を乾くまで除
去した。次に、アトライタ−内部及び鋼散弾を25 gの蒸
留水で濯ぎ、この水をアトライタ−から集めた分散液へ
加えた。もう25 gの水で濯ぎ工程を繰り返し、これもア
トライタ−から集めた分散液へ加えた。かくして得られ
たカ−ボンブラック分散液の試料を次に水及び種々の有
機成分と混合して下記の組成を有するインクを得た。
y,Northfield,IL,製の界面活性剤) 70.5重量 %の水 O.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 20 重量 %のメチルカプロラクタム 0.3 重量 %のラウリル硫酸ナトリウム 72.2重量 %の水 P.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 10 重量 %のカプロラクタム 10 重量 %のピラゾ−ル 72.5重量 %の水 Q.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 10 重量 %の2-アザシクロオクタノン 5 重量 %のピラゾ−ル 77.5重量 %の水 R.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 10 重量 %の2-アザシクロオクタノン 3 重量 %の3-メチルピラゾ−ル 79.5重量 %の水 S.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 10 重量 %のブチロラクトン 5 重量 %のピラゾ−ル 77.5重量 %の水 T.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 10 重量 %のカプロラクトン 5 重量 %のピラゾ−ル 77.5重量 %の水 U.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 5 重量 %のホルミルエタノ−ルアミン 5 重量 %のアセチルエタノ−ルアミン 5 重量 %のピラゾ−ル 77.5重量 %の水 V.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 15 重量 %のホルミルエタノ−ルアミン 5 重量 %のピラゾ−ル 72.5重量 %の水 W.6 重量 %のカ−ボンブラック 1.5 重量 %のDaxad 19k 15 重量 %のホルミルモルホリン 10 重量 %のピラゾ−ル 67.5重量 %の水 これらのインク組成物を、288 spi の解像度を有する 4
8 個のジェットプリントヘッドを備え 3ミクロ秒のパル
ス長さで 33.5 V に於いて操作されて 100滴/秒を生成
するサ−マルインクジェット試験装置中に組み込んだ。
これらのインクを、噴出中指定された相対湿度及び温度
の空気をプリントヘッド表面上へ吹きつけながら、25
℃に於いて噴出させた。インクを100 滴/ 秒で噴出さ
せ、与えられた秒数間噴出工程を停止し、次に、再び電
圧を印加し、" 潜伏( latent) 期間後インクが噴出する
かどうかを確かめることによって潜伏期(latency time)
を測定した。各インクの乾燥時間を、コーティングが Q
-tip( 登録商標 )で擦られた時の汚れが無視できるよう
になるのに要する時間を記録することによって測定し
た。インクF〜Wの潜伏期及び乾燥時間(秒)は下記の
通りであった。
クは優れた乾燥時間、潜伏期、或いはその両方を可能に
する。改良された乾燥時間は、プリントされたシ−トが
装置中を通り且つアウトプットトレ−に重ねられる時、
形成された画像を汚すことなくプリンティング装置中で
の使用を可能にする。改良された潜伏期は、アイドル期
間後のプリンタ−の再開及び正常噴出操作の回復を可能
にする。
ンブラック分散液の部分を水、メチルカプロラクタム及
び乾燥剤と混合することによってインク組成物を製造し
て下記の組成を有するインクを得た。 X.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 2 重量 %のピラゾ−ル(Aldrich Chemical Company,Mi
lwaukee,WI, 製) 73 重量 %の水 Y.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 5 重量 %のピラゾ−ル(Aldrich Chemical Company,Mi
lwaukee,WI, 製) 70 重量 %の水 Z.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 10 重量 %のピラゾ−ル(Aldrich Chemical Company,Mi
lwaukee,WI, 製) 65 重量 %の水 AA.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 2 重量 %の n- シクロヘキシルピロリドン(Aldrich C
hemical Company,Milwaukee,WI, 製) 73 重量 %の水 BB.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 5 重量 %の n- シクロヘキシルピロリドン(Aldrich C
hemical Company,Milwaukee,WI, 製) 70 重量 %の水 CC.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 7 重量 %の n- シクロヘキシルピロリドン(Aldrich C
hemical Company,Milwaukee,WI, 製) 68 重量 %の水 DD.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 10 重量 %の n- シクロヘキシルピロリドン(Aldrich C
hemical Company,Milwaukee,WI, 製) 65 重量 %の水 EE.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 2 重量 %のココアミドプロピルアミンオキシド(Ammon
yx CDO,Stepan Chemical Company,Chicago,IL,製) 73 重量 %の水 FF.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 5 重量 %のココアミドプロピルアミンオキシド(Ammon
yx CDO,Stepan Chemical Company,Chicago,IL,製) 70 重量 %の水 GG.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 10 重量 %のココアミドプロピルアミンオキシド(Ammon
yx CDO,Stepan Chemical Company,Chicago,IL,製) 65 重量 %の水 HH.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 0.5 重量 %のラウリル硫酸ナトリウム(Fisher Scientif
ic Company,Fair Lawn,NJ,製) 74.5重量 %の水 II.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 1 重量 %のラウリル硫酸ナトリウム(Fisher Scientif
ic Company,Fair Lawn,NJ,製) 74 重量 %の水 JJ.5 重量 %のカ−ボンブラック 20 重量 %のメチルカプロラクタム(Aldrich Chemical
Company,Milwaukee,WI, 製) 5 重量 %のラウリル硫酸ナトリウム(Fisher Scientif
ic Company,Fair Lawn,NJ,製) 70 重量 %の水
を用いて、Xerox ( 登録商標 )“10”シリ−ズSmooth紙
のフェルト( サイズド) サイドに手でコーティングし
た。コーティングをQ-tip ( 登録商標 )で擦った時、汚
れが認められなくなるまでに要する時間を記録すること
によって、各インクの乾燥時間を測定した。インクX〜
JJの乾燥時間は下記の通りであった。
明のインクで得られ得る乾燥時間の一層の改良を示す。
追加の乾燥剤の使用は、インク組成物の乾燥時間の一層
の調節及び“微調整" を可能にする。
Claims (1)
- 【請求項1】 (1)式 【化1】 〔上記式中、nは2〜12の数であり、Rは水素、1〜
6個の炭素原子を有するアルキル又は置換アルキルであ
り、R’は分子の炭化水素部分のいずれかの中の水素を
置換することができる1個以上の置換基を表し、かつア
ルキル基、ハロゲン原子、硫酸塩基、ニトロ基、スルホ
ン基、アミド基、又はアセチル基であり、かつxは0〜
2n+2の数である〕で表される環式アミド、(2)式 【化2】 (上記式中、nは1〜12の数であり、Rはシクロヘキ
シル基又はブチル基であり、かつR’は分子の炭化水素
部分のいずれかの中の水素を置換することができる1個
以上の置換基を表し、かつアルキル基、ハロゲン原子、
硫酸塩基、ニトロ基、スルホン基、アミド基、又はアセ
チル基であり、かつxは0〜2n+2の数である)で表
される環式アミド、及びこれらの混合物からなる群から
選ばれる有機成分と水との混合物を含む液体ビヒクルと
着色剤とを含むインク組成物をサ−マルインクジェット
プリンティング装置中に組み込む工程、及び該インクを
含むプリンティング装置中の選ばれたノズルを加熱し、
それによってインクの小滴を像様パタ−ンで基体上へ噴
出させる工程を含むサ−マルインクジェットプリンティ
ング方法。
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