JP3173288U - ペール缶用蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペール缶用の後付けで固定する開閉可能な蓋において、一部分のみの開放も可能にするペール缶用蓋を提供する。
【解決手段】後付で使用するペール缶用蓋Xとして、ペール缶の上面を塞ぐ形状を有し、1以上の孔又は切欠きからなる小窓が設けられた本体蓋部10と、前記小窓を塞ぐ形状を有し、前記本体蓋部に開閉可能に固定される小窓蓋部30と、ペール缶の胴部上方に嵌るリング部20と、前記本体蓋部を前記ペール缶上面に開閉可能に保持するヒンジを介して、前記本体蓋部を前記リング部に固定する連結部とから構成する。
【選択図】図1

Description

本考案はペール缶に後付けで固定する開閉可能に形成される蓋に関する。
上面開口を開放できるペール缶には、上面開口と略同じ大きさを有する取り外し可能な蓋が設けられる。このようなペール缶の蓋は外周に爪を設け、この爪によりペール缶の上部外周縁に係合するものか、内周に溝が形成されたバンドによってペール缶上部外周縁と蓋外周とを締結することで係合するものであった。しかし、このような蓋だと開閉に手間がかかり、また、蓋を開けた後に蓋の置き場所が必要となり、作業性が悪い。
これに対して、下記特許文献には、ドラム缶や飲料缶に対して、開閉可能に形成された蓋体を後付けで固定することが示されており、上記のような問題に対応するために、ペール缶にも同様に後付でこのような蓋を固定することが考えられる。
特開2000-62819号公報 実公昭58-53059号公報
ところで、例えば、液体を入れたペール缶からポンプなどで内部の液体を吸出して散布等する場合には、ペール缶の上面をすべて開放する必要はなく、ポンプの吸込口が入る大きさのみ開口すればよい。このように、上面すべての開放のみならず、一部のみの開けばよい場合があるが、上記特許文献に記載の蓋では、このような要求に対応できない。
本考案は、このような問題に鑑みて、ペール缶用の後付けで固定する開閉可能な蓋において、一部分のみの開放も可能にすることを課題とする。
上記課題を解決するために、本考案は次のような構成を有する。
請求項1に記載の考案は、ペール缶の上面を塞ぐ形状を有し、1以上の孔又は切欠きからなる小窓が設けられた本体蓋部と、前記小窓を塞ぐ形状を有し、前記本体蓋部に開閉可能に固定される小窓蓋部と、ペール缶の胴部上方に嵌るリング部と、前記本体蓋部を前記ペール缶上面に開閉可能に保持するヒンジを介して、前記本体蓋部を前記リング部に固定する連結部とを有するペール缶用蓋である。
請求項2に記載の考案は、前記ペール缶用蓋において、前記小窓は本体蓋部の縁部に設けられる切欠きにより形成されるものである。
請求項1に記載の考案は、ペール缶に開閉可能に設けられる本体蓋部に小窓が有り、この小窓を塞ぐ小窓蓋部が開閉可能に設けられるので、ペール缶内に液体を注ぐ等の場合に、大きく開口する必要があるときは本体蓋部を開け、スプレーヤーの吸込口をペール缶に入れる等の場合に、小さく開口すれば足りる場合には小窓蓋部を開けるといったように、使用状況に応じて開口の大きさを適宜選択することができる。
請求項2に記載の考案は、小窓を本体蓋部の縁部に設けられる切欠きにより形成することで、デッキブラシなどをペール缶内に入れて運ぶような場合に、小窓蓋を開けてこの切欠きにデッキブラシなどの柄を嵌めるようにすれば、デッキブラシ等を入れたまま本体蓋部を閉めた状態とすることができる。
実施形態に係るペール缶用蓋の正面側の斜視図である。 実施形態に係るペール缶用蓋の背面側の斜視図である。 実施形態に係るペール缶用蓋の小窓蓋部を開けた状態を示す正面側の斜視図である。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に本実施形態に係るペール缶用蓋Xの正面側の斜視図を示し、図2にペール缶用蓋Xの背面側の斜視図を示す。ペール缶用蓋Xは、本体蓋部10と、リング部20とを有する。
リング部20は、帯体をリング状に形成したものである。図2に示すようにリング部20の両端部は外側に略直角に折れ曲がって、互いに向かい合う端部接合板21、21を形成している。端部接合番21、21は略中央に貫通孔が設けられ、それぞれの貫通孔を通る蝶ネジと、これに係合するボルトからなる締結具22により互いに連結し固定される。このように構成することでリング部20は締結具22の締め付け具合により内径を調整することができる。また、リング部20の背面側には本体蓋部10と連結するための上方に突出した舌部23が形成されている。
本体蓋部10は、リング部20の上方に間隔を空けて設けられるものであり、外周に扁平な円筒状のスカート部12が設けられた円板11により形成される。スカート部12の内径はペール缶Cの上部開口の外周に嵌る程度の大きさに形成される。本体蓋部10のスカート部12の背面側とリング部20の舌部23とはヒンジ24により回動可能に連結される。即ち、舌部23とヒンジ24とはリング部20と本体蓋部10とを連結する連結部を構成する。また、本体蓋部10の正面側のスカート部12にパチン錠14のフックが固定されるとともに、リング部20のこのフックの下側に存する位置にパチン錠14の本体部が固定される。そして、このパチン錠14を締結することで本体蓋部10の正面側をリング部20に固定し、本体部10を閉じた状態に保持することができる。
本体蓋部10には、小窓蓋部30が2箇所に設けられる。図3に小窓蓋部30を開けた状態のペール缶用蓋Xの正面側の斜視図を示す。図に示すように、小窓蓋部30を開けた位置に、円板11の縁部とこれに連なるスカート部12の一部には切欠きからなる小窓13が設けられる。小窓13の底面側には、半円上の切欠きが形成された下面板13aが設けられている。小窓蓋部30は、円板11とスカート部12の切欠かれた部分に合致する形状を有しており、図1に示すように小窓蓋部30を閉じると、この切欠きが完全に塞がれるように形成される。小窓蓋部30は、円板11の内側でヒンジ31により開閉可能に円板11に固定される。また、それぞれの小窓蓋部30の閉じた状態におけるスカート部12に並ぶ面には、パチン錠32のフックが固定され、リング部20の、このフックの下側に存する位置にパチン錠32の本体部が固定される。そして、このパチン錠32を締結することで、小窓蓋部30をリング部20に固定し、小窓蓋部30を閉じた状態に保持することができる。
次に、以上のような構成を有するペール缶用蓋Xの使用方法について説明する。まず、使用する前にペール缶用蓋Xを上方の開放したペール缶Cに固定する。固定に際しては、リング部20の締結具22を緩めて、又は、締結具22を外して、リング部20をペール缶Cの胴部上方近傍に嵌める。そして、適当な位置で締結具22を締めてリング部20の内径を小さくすることで、ペール缶Cを締め付けてリング部20を固定する。これによりペール缶用蓋Xのペール缶Cへの固定は完了する。
そして、運搬や収納に際しては、図1、2に示すように本体蓋部10のパチン錠14及び小窓蓋部30のパチン錠32を締結することで、本体蓋部10及び小窓蓋部30を閉じた状態とする。また、ペール缶Cに液体などを流し入れたり、ひしゃくなどで液体などをすくい出したり、また、後述するようにデッキブラシなどを入れたりする場合には、本体蓋部10のパチン錠14の締結を解いて本体蓋部10を開け、ペール缶Cの上面を大きく開口させる。
一方、スプレーヤーでペール缶C内部の液体を散布するような場合には、本体蓋部10のパチン錠14は締結して本体蓋部10を閉じるとともに、小窓蓋部30のパチン錠32を開放して小窓蓋部30を開け、小窓13からスプレーヤーの吸込口を差し入れる。また、作業をしていない際のスプレーヤーの散布口を、空いている側の小窓13に差し入れることで、散布口の液だれを気にすることなく作業することができる。さらに、ペール缶C内に洗浄液を入れてデッキブラシなどでの清掃に利用する場合、清掃作業時には本体蓋部10を開けてデッキブラシを直接ペール缶C内に入れ、運搬時などにはデッキブラシをペール缶C内に入れたまま小窓蓋部30を開けて、切欠きからなる小窓13にデッキブラシの柄が嵌るようにして本体蓋部10を閉じれば、デッキブラシをペール缶Cに挿した状態で本体蓋部10を閉じることができる。
このように、本実施形態に係るペール缶用蓋Xは、ペール缶Cに後付けで固定することができ、必要に応じてペール缶C上面を大きく開放したり、一部のみ小さく開放したりすることができる。また、小窓13が切欠きにより形成されているので、デッキブラシなどの棒を差したまま、本体蓋部10を閉じることができる。
X ペール缶用蓋
10 本体蓋部
11 円板
12 スカート部
13 小窓
14 パチン錠
20 リング部
21 端部接合板
22 締結具
23 舌部
24 ヒンジ
30 小窓蓋部
32 パチン錠

Claims (2)

  1. ペール缶の上面を塞ぐ形状を有し、1以上の孔又は切欠きからなる小窓が設けられた本体蓋部と、
    前記小窓を塞ぐ形状を有し、前記本体蓋部に開閉可能に固定される小窓蓋部と、
    ペール缶の胴部上方に嵌るリング部と、
    前記本体蓋部を前記ペール缶上面に開閉可能に保持するヒンジを介して、前記本体蓋部を前記リング部に固定する連結部と
    を有するペール缶用蓋。
  2. 前記小窓は本体蓋部の縁部に設けられる切欠きにより形成されるものである請求項1に記載のペール缶用蓋。
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