JP3172825U - 加熱用調理器 - Google Patents
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Abstract
【課題】多少の歪みが生じても電磁誘導加熱器上においてぐらつかない加熱用調理器を提供する。
【解決手段】加熱用調理器としてのフライパン(100)の平面状の底部の外周面には複数の環状フィン(110)が相互に間隔を空けて形成されている。複数の環状フィン(110)のうち、最も外側に位置する環状フィン(111)には、外側方向に突出する少なくとも一つの突出部(120)が形成されている。
【選択図】図2
【解決手段】加熱用調理器としてのフライパン(100)の平面状の底部の外周面には複数の環状フィン(110)が相互に間隔を空けて形成されている。複数の環状フィン(110)のうち、最も外側に位置する環状フィン(111)には、外側方向に突出する少なくとも一つの突出部(120)が形成されている。
【選択図】図2
Description
本考案はフライパンその他の加熱用調理器に関する。
これまでに、伝熱性を向上させるために、底面の外周面にフィンを設けた多数の加熱用調理器が開示されている。
例えば、実用新案登録第3079493号公報には、底面の外周面に相互に平行な複数の直線状フィンが形成されている調理器が開示されている。
また、特開2003−102617号公報には、底面の外周面の周縁に沿って環状のフィンが形成されている電磁誘導加熱器用調理鍋が開示されている。
一般に、電磁誘導加熱器の加熱体は平面状であり、この平面状の加熱体の上に加熱用調理器(例えば、鍋やフライパンなど)を乗せて、加熱用調理器の中の食材が加熱される。
加熱用調理器は金属製であるため、加熱されると、多少の変形を生じ、底面の外周面に形成されたフィンあるいは底面そのものに撓みが生じることがある。このようにフィンあるいは底面に撓みが生じると、電磁誘導加熱器の平面状の加熱体の上で加熱用調理器がぐらつき、加熱効率が低下するという問題が生じていた。
本考案はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、底面の外周面に形成されたフィンあるいは底面それ自体に熱により多少の変形を生じたとしても、平面状の加熱体の上でぐらつくことがない加熱用調理器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本考案は、平面状の底部の外周面に複数の環状フィンが相互に間隔を空けて形成されている加熱用調理器であって、前記複数の環状フィンのうち、最も外側に位置する環状フィンには、外側方向に突出する少なくとも一つの突出部が形成されていることを特徴とする加熱用調理器を提供する。
前記突出部のうちの一つは前記最も外側に位置する環状フィンの最も外側の位置に形成されていることが好ましい。
本考案は、さらに、平面状の底部の外周面に複数の環状フィンが相互に間隔を空けて形成されている加熱用調理器であって、前記複数の環状フィンのうち、最も外側に位置する環状フィンの高さは他の環状フィンよりも高さよりも大きいことを特徴とする加熱用調理器を提供する。
前記加熱用調理器は、例えば、フライパンである。
本考案に係る加熱用調理器によれば、加熱調理時において、熱により加熱用調理器の底面または環状フィンに多少の変形を生じたとしても、突出部が電磁誘導加熱器用の平面状の加熱領域に確実に接地するため、加熱用調理器が加熱領域上においてぐらつくことを防止することができる。
(第一の実施形態)
図1は本考案の第一の実施形態に係る加熱用調理器を底面側から見た場合の斜視図である。
図1は本考案の第一の実施形態に係る加熱用調理器を底面側から見た場合の斜視図である。
本実施形態においては、本考案に係る加熱用調理器をフライパン100に適用した例を示す。
図1に示すように、本実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン100は平面状の底部を有しており、この平面状底部の外周面(使用時には下面となる面)には複数の環状フィン110が形成されている。
各環状フィン110はフライパン100の中心を中心として同心に配置されている。また、各環状フィン110の幅(フライパン100の半径方向における長さ)は相互に等しく、さらに、各環状フィン110の高さ(フライパン100の底面の外周面からの上方向における長さ)も相互に等しく設定されている。
図2はフライパン100の部分的な縦断面図である。
図2に示すように、複数の環状フィン110のうち、最も外側に位置する環状フィン111には突出部120が形成されている。突出部120の形状も、環状フィン110と同様に、環状をなしている。
突出部120は外側方向(図2においては、下方向)に突出している。突出部120は環状フィン111の最も外側の位置に形成されている。
突出部120の縦断面はほぼ半円形状をなしている。例えば、環状フィン111の最下面からの突出部120の高さは0.2乃至0.5mmである。
以上のような構造を有する本実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン100によれば、加熱調理時において、熱によりフライパン100の底面または環状フィン110に多少の変形を生じたとしても、突出部120が電磁誘導加熱器用の平面状の加熱領域に確実に接地するため、フライパン100が加熱領域上においてぐらつくことを防止することができる。
本実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
本実施形態においては、突出部120は環状フィン111の最も外側の位置に形成されているが、突出部120は環状フィン111の任意の位置に形成することが可能である。例えば、環状フィン111の中央に形成することも可能である。
また、本実施形態においては、突出部120は、環状フィン110、111と同様に、環状のものとして形成されているが、突出部120を環状のものとして形成することは必ずしも必要ではない。例えば、突出部120をある円弧上において相互に間隔を空けて形成された複数の円弧状突出部から形成することも可能である。
また、本実施形態においては、環状フィン111に1個の突出部120が形成されているが、突出部120の個数は1個には限定されない。2個以上の突出部120を形成することが可能である。
図3はフライパン100の変形例の部分的な縦断面図である。
図3に示すように、最も外側の環状フィン111には2個の突出部120が形成されている。このように、複数の突出部120を形成する場合には、そのうちの1個は環状フィン111の最も外側の位置に形成することが好ましい。
また、本実施形態においては、突出部120の縦断面は半円形状をなしているが、突出部120の縦断面を他の形状、例えば、四角形にすることも可能である。
また、本実施形態においては、本考案に係る加熱用調理器をフライパン100に適用した例を示したが、本考案に係る加熱用調理器を他の型式の加熱用調理器、例えば、平鍋などにも適用することが可能である。
(第二の実施形態)
図4は、本考案の第二の実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン200の部分的な縦断面図である。
図4は、本考案の第二の実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン200の部分的な縦断面図である。
本実施形態に係るフライパン200においては、図4に示すように、最も外側に位置する環状フィン210の高さは他の環状フィン110の高さよりも大きく設定されている。すなわち、最も外側に位置する環状フィン210は、環状フィン210よりも内側に位置する環状フィン110の高さよりもTだけ高い高さを有している。
Tは、例えば、0.2乃至0.5mmの範囲内である。
本実施形態に係るフライパン200によっても、第一の実施形態に係るフライパン100と同様に、フライパン200の底面または環状フィン110に多少の変形を生じたとしても、環状フィン210が電磁誘導加熱器用の平面状の加熱領域に確実に接地するため、フライパン200が加熱領域上においてぐらつくことを防止することができる。
100 本考案の第一の実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン
110 環状フィン
111 環状フィン
120 突出部
200 本考案の第二の実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン
210 突出部
110 環状フィン
111 環状フィン
120 突出部
200 本考案の第二の実施形態に係る加熱用調理器としてのフライパン
210 突出部
Claims (4)
- 平面状の底部の外周面に複数の環状フィンが相互に間隔を空けて形成されている加熱用調理器であって、
前記複数の環状フィンのうち、最も外側に位置する環状フィンには、外側方向に突出する少なくとも一つの突出部が形成されていることを特徴とする加熱用調理器。 - 前記突出部のうちの一つは前記最も外側に位置する環状フィンの最も外側の位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱用調理器。
- 平面状の底部の外周面に複数の環状フィンが相互に間隔を空けて形成されている加熱用調理器であって、
前記複数の環状フィンのうち、最も外側に位置する環状フィンの高さは他の環状フィンよりも高さよりも大きいことを特徴とする加熱用調理器。 - 前記加熱用調理器はフライパンであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の加熱用調理器。
Priority Applications (1)
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JP2011006222U JP3172825U (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | 加熱用調理器 |
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2011
- 2011-10-24 JP JP2011006222U patent/JP3172825U/ja not_active Expired - Fee Related
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