JP3172642U - 装身具 - Google Patents

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孝之 並木
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株式会社並木製作所
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Abstract

【課題】装飾体を傷つけないようにして、従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができるようにする装身具を提供する。
【解決手段】装飾体3に設けた貫通孔3Aの中央に、弾性体によるチューブ6を配置すると共に、このチューブ6の両端部に、貫通孔3Aの内側壁面に沿って延伸する円筒形状による部位4A、5Aを設ける。さらに、この円筒形状による部位4A、5Aの貫通孔3Aの開口端側より外周側に延出して、装飾体3を部分的に覆って保護する部位4B、5Bとを有する終端部材4、5をそれぞれ設け、チューブ6による外周からのチェーン2の押圧により装飾体3をチェーン2の所望の位置に保持する。
【選択図】図3

Description

本考案は、ネックレス、ブレスレット、アンクレット等の装身具に関し、真珠、貴石、貴金属等の装飾体をチェーンに保持した装身具に関する。
従来より、ネックレス等の装身具には、真珠等の装飾体に貫通孔を設け、この貫通孔を利用してチェーンに装飾体を保持したものが提供されている。このような装身具には、装飾体を移動させて所望の位置に保持できるように構成された物もあり、このような装身具は、装着者の好みによって装飾体の位置を変更して種々に形態を変更することができる。
従来、このような装身具に関して、装飾体の保持方法の工夫が種々に提案されている。具体的に、例えば特開2001−3466115号公報には、装飾体の貫通孔にOリングを配置し、このOリングによりチェーンを押圧して移動可能に装飾体を保持する方法が提案されている。また特開2005−58799号公報には、装飾体の内側に設けた空洞にエラストマーを充填し、このエラストマーとチェーンとの間の摩擦力により、移動可能に装飾体を保持する方法が提案されている。また特開2007−313215号公報には、金属製ワイヤの中芯を取り除いて作成したチューブ状の連繋索に、波型に加工した弾性ワイヤを挿入してチェーンに利用する方法が提案されている。
特開2001−3466115号公報 特開2005−58799号公報 特開2007−313215号公報
ところがこのような従来の方法は、実用上未だ不十分な問題がある。
すなわち例えば特開2001−3466115号公報に開示の方法は、Oリングを配置するための孔加工が煩雑な問題がある。またOリングがチェーンの凹凸に引っ掛かって滑らかに装飾体を移動できない問題もある。また特開2005−58799号公報に開示の手法は、エラストマーを充填する作業、装飾体に空洞を作成する作業が煩雑な問題がある。また特開2007−313215号公報に開示の手法は、チェーンの構成が複雑になり、またチェーンのデザインが制限される等の問題がある。またこれらの方法は、貫通孔の開口端部で装飾体がチェーンに直接接触することにより、装飾体を傷付けてしまう恐れがある。
本考案は、これらの問題点を一挙に解決して、装飾体を傷つけないようにし、かつ従来に比して簡易に装飾体を移動可能に保持することができる装身具を提案することを目的とする。
(1) チェーンに装飾体を保持した装身具において、
前記装飾体には、貫通孔が設けられ、
前記貫通孔の長手方向の中央に、弾性体によるチューブが配置され、
前記貫通孔の前記チューブの両端部には、前記貫通孔の内側壁面に沿って延伸する円筒形状による部位と、前記円筒形状による部位の前記貫通孔の開口端側より外周側に延出して、前記装飾体を部分的に覆って保護する部位とを有する終端部材がそれぞれ設けられ、
前記終端部材の円筒形状による部位、及び前記チューブを挿通して前記チェーンが配置されて、前記チューブによる外周からの前記チェーンの押圧により前記装飾体が前記チェーンの所望の位置に保持される装身具。
(1)によれば、チューブによる外周からのチェーンの押圧により装飾体を移動可能としてチェーンの所望の位置に保持することができる。このように保持するにつき、装飾体に設けた貫通孔に終端部材、チューブを順次配置するだけの簡易な構成、作業により装身具を作成することができる。またチューブによるチェーンの押圧により装飾体の移動を制限することにより、Oリングを使用する場合のような引っ掛かりの発生を防止して滑らかに装飾体を移動させることができる。また種々のチェーンを適用することもできる。さらにチューブ、終端部材により装飾体のチェーンによる傷付きも低減することができる。これらにより装飾体を傷つけないようにして、従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができる。
(2) (1)において、
前記装飾体が、真珠玉であり、
前記装飾体を部分的に覆って保護する部位が、前記円筒形状による部位の端部に設けられた円盤状のつばである。
(2)によれば、真珠のネックレス等に適用して、装飾体を傷つけないようにして、従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができる。
本考案によれば、装飾体を傷つけないようにして、従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができる。
本考案の第1実施形態に係る装身具を示す図である。 図1の装身具における装飾体を詳細に示す図である。 図2の装飾体の断面図である。
以下、本考案の実施形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本考案の第1実施形態に係る装身具1を示す図である。この装身具1は、ネックレスであり、チェーン2に複数の装飾体3が設けられ、チェーン2の両端には留め金が設けられる。なおこの図1では、留め金の記載を省略して示す。ここで装飾体3は、この実施形態では真珠玉である。
図2に部分的に拡大して示すように、装飾体3は、中心に貫通孔3Aが設けられ、この貫通孔3Aにチェーン2を挿通してチェーン2に保持される。装飾体3は、矢印Aにより示すように、一定以上の力により移動可能にチェーン2に保持される。これにより装身具1は、装着者の好みにより真珠玉の配置を自由に変更して装飾効果を向上することができる。なおこの実施形態において、チェーン2は、球状の基本構成体を順次連結して作製される。
図3は、図2との対比により、貫通孔3Aの中心軸を通る面により装飾体3を切り取って示す断面図である。装飾体3には、ドリリングにより断面円形形状による貫通孔3Aが作成される。装飾体3は、この貫通孔3Aの中心軸方向のほぼ中央部分に、弾性体によるチューブ6が設けられる。ここでこのチューブ6は、シリコンゴム等による部材が適用されて、円筒形状により形成される。チューブ6は、貫通孔3Aの内側壁面に密着するようにその外径が選定され、またチェーン2の外形より所定寸法だけ内径が小さくなるように選定される。なおここでこの所定寸法は、チェーン2を押圧して装飾体3を移動させる際の抗力を適切に設定するために設定される。
これによりこの装身具1は、このチューブ6による外周からのチェーン2の押圧により装飾体3をチェーン2の所望の位置に移動可能に保持する。ここでこのようにしてチューブ6によりチェーン2を押圧する場合には、チェーン2を構成する基本構成単位の複数個を同時にチューブ6により押圧することができ、これによりOリングにより押圧する場合のような引っ掛かりを有効に回避して滑らかに装飾体3を移動させることができる。これにより高級感を醸し出すことができる。
装飾体3は、このチューブ6の両端部に、終端部材4、5がそれぞれ設けられる。ここで終端部材4、5は、貫通孔3Aの内側壁面に沿って延伸する円筒形状による部位4A、5Aと、この円筒形状による部位4A、5Aの貫通孔3Aの開口端側より外周側に延出して装飾体3を部分的に覆って保護する部位4B、5Bとを有する。ここでこの装飾体3を保護する部位4B、5Bは、円盤形状によるつばである。これにより装身具1では、貫通孔3Aの開口端でチェーン2が装飾体3に直接接触しないようにし、装飾体3の損傷を防止する。
装飾体3では、この終端部材4、5の先端がチューブ6の両端に当接するように選定される。また終端部材4、5は、例えば真鍮等の金属材を加工して作成され、例えばエポキシ樹脂系等の接着剤により装飾体3に接着して保持される。これにより装身具1は、終端部材4、5によりチューブ6を貫通孔3Aに保持して、チューブ6の脱落を防止する。またこれにより装飾体3をドリルにより孔加工した後、チューブ6を配置してその両側から終端部材4、5を接着により配置するだけの簡易な構成、作業により組み立てることができ、これにより従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができる。装身具1は、その後チェーン2に装飾体3を配置して作成される。
なお終端部材4、5の先端がチューブ6の両端に当接するように設定されていることにより、そもそも貫通孔3Aの内側でも、装飾体3の移動により可動するチェーン2に貫通孔3Aの内側壁面が接触しないようにすることができ、これによっても貫通孔3Aの損傷による装飾体3の損傷を防止することができる。
この実施形態によれば、装飾体に設けた貫通孔の中央に、弾性体によるチューブを配置すると共に、このチューブの両端部に、貫通孔の内側壁面に沿って延伸する円筒形状による部位と、この円筒形状による部位の貫通孔の開口端側より外周側に延出して、装飾体を部分的に覆って保護する部位とを有する終端部材をそれぞれ設け、チューブによる外周からのチェーンの押圧により装飾体をチェーンの所望の位置に保持することにより、装飾体を傷つけないようにして、従来に比して格段的に簡易に装飾体を移動可能に保持することができる。従って装着者の好みにより環状のネックレスの中の真珠玉の位置を自由に変更して装飾効果を高めることができる。またさらに装飾体を保護し、さらには貫通孔を保護することができる。また必要に応じて装飾体である真珠玉に装飾をほどこしても、この装飾を損なわないようすることができ、この場合には、より一段と装飾効果を確保することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本考案の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本考案は、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態の構成を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、装飾体に真珠玉を適用する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、翡翠等の貴石、水晶等の半貴石を装飾体に適用する場合、さらにはカメオ、各種の金属加工品を装飾体に適用する場合にも広く適用することができる。
また上述の実施形態では、本考案をネックレスに適用する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、ブレスレット、アンクレット等のチェーンに装飾体を保持した装身具に広く適用することができる。
またさらに上述の実施形態では、球状の基本構成体を順次連結したチェーンを使用する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、各種形状のチェーンを使用する場合にも広く適用することができる。
また上述の実施形態では、1重によりチェーンを設ける場合について述べたが、本考案はこれに限らず、2重、3重によりチェーンを設ける場合にも広く適用することができる。なおこのように2重、3重によりチェーンを設ける場合には、チューブの貫通孔をチェーン毎に設けるようにしてもよい。具体的には、例えば2重による場合は、チューブの中心にめがね形状による貫通孔を設ける場合等である。
また上述の実施形態では、装飾体に設けた貫通孔に直接、チューブ、終端部材を配置する場合について述べたが、本考案はこれに限らず、例えば筒状の部材を介在させ、装飾体の透明度が高い場合でも、チューブ、終端部材が見て取られないようにしてもよい。またさらにはこの筒状の部材の外周面に装飾を施し、さらに一段と装飾効果を図るようにしてもよい。
1 装身具
2 チェーン
3 装飾体
3A 貫通孔
4 チューブ
5 終端部材

Claims (2)

  1. チェーンに装飾体を保持した装身具において、
    前記装飾体には、貫通孔が設けられ、
    前記貫通孔の長手方向の中央に、弾性体によるチューブが配置され、
    前記貫通孔の前記チューブの両端部には、前記貫通孔の内側壁面に沿って延伸する円筒形状による部位と、前記円筒形状による部位の前記貫通孔の開口端側より外周側に延出して、前記装飾体を部分的に覆って保護する部位とを有する終端部材がそれぞれ設けられ、
    前記終端部材の円筒形状による部位、及び前記チューブを挿通して前記チェーンが配置されて、前記チューブによる外周からの前記チェーンの押圧により前記装飾体が前記チェーンの所望の位置に保持される
    装身具。
  2. 前記装飾体が、真珠玉であり、
    前記装飾体を部分的に覆って保護する部位が、前記円筒形状による部位の端部に設けられた円盤状のつばである
    請求項1に記載の装身具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013188317A (ja) * 2012-03-13 2013-09-26 Susumu Nakatani 飾り体、身飾り品および飾り体内設用柔軟性チューブ部材
JP2016506798A (ja) * 2013-02-11 2016-03-07 パンドラ・エー/エスPandora A/S グリップ部材を備えた装飾部品

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