JP3172353B2 - 交通情報表示装置 - Google Patents
交通情報表示装置Info
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- JP3172353B2 JP3172353B2 JP32977293A JP32977293A JP3172353B2 JP 3172353 B2 JP3172353 B2 JP 3172353B2 JP 32977293 A JP32977293 A JP 32977293A JP 32977293 A JP32977293 A JP 32977293A JP 3172353 B2 JP3172353 B2 JP 3172353B2
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- Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路地図に渋滞等の交
通情報を合成して画面上に表示する交通情報表示装置に
関する。詳しくは、選局している交通情報送信局のカバ
−エリアの端部で、選局を他の交通情報送信局に自動的
に切り換える機能に関する。
通情報を合成して画面上に表示する交通情報表示装置に
関する。詳しくは、選局している交通情報送信局のカバ
−エリアの端部で、選局を他の交通情報送信局に自動的
に切り換える機能に関する。
【0002】
【従来の技術】カ−ナビゲ−ション装置が提供されてい
る。これは、CD−ROM等の記録媒体に記録されてい
る地図情報を再生して画面上に地図を表示するととも
に、該画面上で自車の現在位置を示す装置である。
る。これは、CD−ROM等の記録媒体に記録されてい
る地図情報を再生して画面上に地図を表示するととも
に、該画面上で自車の現在位置を示す装置である。
【0003】近年、FM放送等に交通情報(渋滞情報,
規制情報,駐車場情報等)を多重して送信するシステム
が提供されつつある。このシステムでは、放送局毎にサ
−ビスエリアが分かれており、各放送局は、自局のカバ
−するエリアの交通情報を送信している。このシステム
によると、カ−ナビゲ−ション装置を備えた車両側で
は、画面上に表示される地図に、上記の交通情報を重ね
て表示することで、運転者に視覚的な情報を提供するこ
とができる。なお、「画面上の地図に交通情報を重ねて
表示する」とは、例えば、渋滞している道路の色を渋滞
の程度に応じて変えたり、工事中の規制マ−クを地図中
に表示したり、空きのある駐車場と無い駐車場を区別し
て表示したりすることをいう。
規制情報,駐車場情報等)を多重して送信するシステム
が提供されつつある。このシステムでは、放送局毎にサ
−ビスエリアが分かれており、各放送局は、自局のカバ
−するエリアの交通情報を送信している。このシステム
によると、カ−ナビゲ−ション装置を備えた車両側で
は、画面上に表示される地図に、上記の交通情報を重ね
て表示することで、運転者に視覚的な情報を提供するこ
とができる。なお、「画面上の地図に交通情報を重ねて
表示する」とは、例えば、渋滞している道路の色を渋滞
の程度に応じて変えたり、工事中の規制マ−クを地図中
に表示したり、空きのある駐車場と無い駐車場を区別し
て表示したりすることをいう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】交通情報を送信する各
放送局のカバ−エリアは、上述の如く各々限定されてい
る。このため、或る放送局からの交通情報を受信してい
る現在位置が、該放送局のカバ−エリアの端部付近であ
る場合には、まもなく当該放送局のカバ−エリアを外れ
て、交通情報を受信できなくなる可能性が高い。その場
合には、上記現在位置をカバ−している別の放送局に選
局を切り換えればよいのであるが、車両の場合には、こ
の選局動作を自動化したいという要請がある。
放送局のカバ−エリアは、上述の如く各々限定されてい
る。このため、或る放送局からの交通情報を受信してい
る現在位置が、該放送局のカバ−エリアの端部付近であ
る場合には、まもなく当該放送局のカバ−エリアを外れ
て、交通情報を受信できなくなる可能性が高い。その場
合には、上記現在位置をカバ−している別の放送局に選
局を切り換えればよいのであるが、車両の場合には、こ
の選局動作を自動化したいという要請がある。
【0005】移動電話では、現在位置に応じて中継局を
自動的に切り換えるシステムが採用されているが、この
システムでの自動切換は、中継局からの電界強度を比較
することにより行われている。このため、電界強度を比
較するための特別な構成の付加が必要であり、回路構成
等が複雑化している。本発明は上記の事情に鑑みたもの
で、現在位置に応じて交通情報送信局を自動選局する機
能を、比較的簡易な構成で実現することを目的とする。
自動的に切り換えるシステムが採用されているが、この
システムでの自動切換は、中継局からの電界強度を比較
することにより行われている。このため、電界強度を比
較するための特別な構成の付加が必要であり、回路構成
等が複雑化している。本発明は上記の事情に鑑みたもの
で、現在位置に応じて交通情報送信局を自動選局する機
能を、比較的簡易な構成で実現することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、図8のよう
に、現在位置(斜線部内の位置)が放送局Aのカバ−エ
リアの端部である場合に、選局を自動的に放送局Bに切
り換える交通情報表示装置である。即ち、本発明は、地
図情報を処理して指定地域の地図画像デ−タを生成する
手段,受信される交通情報を処理して指定地域の交通画
像デ−タを生成する手段,地図画像デ−タで表示される
べき画像に交通画像デ−タで表示されるべき画像を合成
して画面に表示する手段,を備えた交通情報表示装置で
あって;現在選局している交通情報送信局のカバ−エリ
ア内の各単位地域のメッシュコ−ドを記憶する記憶手段
と、現在位置を検出する検出手段と、現在位置が属する
単位地域のメッシュコ−ドを算出する演算手段と、現在
位置のメッシュコ−ドと現在選局している交通情報送信
局のカバ−エリア内の各メッシュコ−ドを比較すること
で現在位置が上記カバ−エリアの端部であるか否か判定
する判定手段と、現在位置が上記カバ−エリアの端部で
あると判定された場合は現在選局している交通情報送信
局を他の交通情報送信局に切り換える選局切換手段と、
を備えた交通情報表示装置である。
に、現在位置(斜線部内の位置)が放送局Aのカバ−エ
リアの端部である場合に、選局を自動的に放送局Bに切
り換える交通情報表示装置である。即ち、本発明は、地
図情報を処理して指定地域の地図画像デ−タを生成する
手段,受信される交通情報を処理して指定地域の交通画
像デ−タを生成する手段,地図画像デ−タで表示される
べき画像に交通画像デ−タで表示されるべき画像を合成
して画面に表示する手段,を備えた交通情報表示装置で
あって;現在選局している交通情報送信局のカバ−エリ
ア内の各単位地域のメッシュコ−ドを記憶する記憶手段
と、現在位置を検出する検出手段と、現在位置が属する
単位地域のメッシュコ−ドを算出する演算手段と、現在
位置のメッシュコ−ドと現在選局している交通情報送信
局のカバ−エリア内の各メッシュコ−ドを比較すること
で現在位置が上記カバ−エリアの端部であるか否か判定
する判定手段と、現在位置が上記カバ−エリアの端部で
あると判定された場合は現在選局している交通情報送信
局を他の交通情報送信局に切り換える選局切換手段と、
を備えた交通情報表示装置である。
【0007】
【作用】現在位置を含む単位地域のメッシュコ−ドと、
現在選局中の交通情報送信局のカバ−エリア内の各単位
地域のメッシュコ−ドとが比較され、その結果、現在位
置が当該カバ−エリアの端部であると判定されると、選
局が別の交通情報送信局に自動的に切り換えられる。
現在選局中の交通情報送信局のカバ−エリア内の各単位
地域のメッシュコ−ドとが比較され、その結果、現在位
置が当該カバ−エリアの端部であると判定されると、選
局が別の交通情報送信局に自動的に切り換えられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図6は実
施例装置の回路構成を示し、図1〜図5は実施例装置で
の処理手順を示す。また、図7は放送局から送信されて
実施例装置のメモリに格納される交通情報のデ−タ構成
を示す。
施例装置の回路構成を示し、図1〜図5は実施例装置で
の処理手順を示す。また、図7は放送局から送信されて
実施例装置のメモリに格納される交通情報のデ−タ構成
を示す。
【0009】本実施例装置は、CD−ROMから再生さ
れる地図情報に基づき地図画像デ−タを生成し、FM放
送局から受信される交通情報に基づき交通画像デ−タを
生成し、また、衛星から受信される位置情報に基づき車
両の現在位置を検出し、これらのデ−タに所定の処理を
施すことで、LCD画面上に所望の合成画像を表示する
カ−ナビゲ−ション装置である。
れる地図情報に基づき地図画像デ−タを生成し、FM放
送局から受信される交通情報に基づき交通画像デ−タを
生成し、また、衛星から受信される位置情報に基づき車
両の現在位置を検出し、これらのデ−タに所定の処理を
施すことで、LCD画面上に所望の合成画像を表示する
カ−ナビゲ−ション装置である。
【0010】CD−ROMには、所定の領域を単位とし
て区分された各地域の地図情報が記録されている。この
区分は階層的に行われており、最大区画は80[km]四方
の地域である。また、各最大区画には、経度と緯度から
一義的に定まるコ−ド(1次メッシュコ−ド)が各々割
り当てられている。さらに、各最大区画は各々10[km]
四方の合計64個の単位地域に区分されており、各単位
地域には、区分行と区分列から一義的に定まる番号(00
〜77の番号)が各々割り当てられている。この番号を上
記1次メッシュコ−ドの末尾に付加することで、2次メ
ッシュコ−ドが構成される。したがって、或る地点の経
度と緯度がわかると、当該地点の2次メッシュコ−ドを
算出することができる。
て区分された各地域の地図情報が記録されている。この
区分は階層的に行われており、最大区画は80[km]四方
の地域である。また、各最大区画には、経度と緯度から
一義的に定まるコ−ド(1次メッシュコ−ド)が各々割
り当てられている。さらに、各最大区画は各々10[km]
四方の合計64個の単位地域に区分されており、各単位
地域には、区分行と区分列から一義的に定まる番号(00
〜77の番号)が各々割り当てられている。この番号を上
記1次メッシュコ−ドの末尾に付加することで、2次メ
ッシュコ−ドが構成される。したがって、或る地点の経
度と緯度がわかると、当該地点の2次メッシュコ−ドを
算出することができる。
【0011】上記2次メッシュコ−ドで示される各単位
地域の各道路には、図9に示すように、各々リンク番号
(図9では、1 〜12の番号)が割り当てられている。し
たがって、上記2次メッシュコ−ドとリンク番号を指定
することで、或る特定の道路と車線(向き)を指定する
ことができる。なお、図9に於いて左上に示されている
数値(533900)は、当該単位地域の2次メッシュコ−ドで
ある。
地域の各道路には、図9に示すように、各々リンク番号
(図9では、1 〜12の番号)が割り当てられている。し
たがって、上記2次メッシュコ−ドとリンク番号を指定
することで、或る特定の道路と車線(向き)を指定する
ことができる。なお、図9に於いて左上に示されている
数値(533900)は、当該単位地域の2次メッシュコ−ドで
ある。
【0012】CD−ROMに記録されている上記地図情
報は、CD−ROMドライブで再生され、CD−ROM
インタ−フェ−スを介して取り込まれる。このデ−タは
表示処理LSIに制御されてビデオRAMに展開され、
また、カラ−パレットで色付けされて、表示処理LSI
からの同期信号に従ってLCD画面に表示される。な
お、表示対象となる地域は、例えば、現在位置付近の地
域や、操作スイッチ等で指定された地域である。
報は、CD−ROMドライブで再生され、CD−ROM
インタ−フェ−スを介して取り込まれる。このデ−タは
表示処理LSIに制御されてビデオRAMに展開され、
また、カラ−パレットで色付けされて、表示処理LSI
からの同期信号に従ってLCD画面に表示される。な
お、表示対象となる地域は、例えば、現在位置付近の地
域や、操作スイッチ等で指定された地域である。
【0013】FMチュ−ナによって選局されたFM放送
局の送信電波に交通情報が多重されている場合には、該
交通情報は、多重デ−タ復調回路により復調されて取り
込まれて、RAMに格納される。この交通情報は、図7
に示すように、情報提供メッシュ数(当該FM放送局が
カバ−している2次メッシュコ−ドの総数)、メッシュ
番号(2次メッシュコ−ド)、情報提供リンク数(当該
メッシュ番号の単位地域内で交通情報を提供可能なリン
クの総数)、及び、リンク番号から成り、各リンク番号
には、適宜、渋滞度や規制情報等の交通情報が提供され
る。ここで、これらの2次メッシュコ−ドやリンク番号
は、前記CD−ROM内の2次メッシュコ−ドやリンク
番号と共通である。このため、2次メッシュコ−ドとリ
ンク番号に対応付けて提供される渋滞度や規制情報等に
基づいて、これらの情報を、前記LCD画面上の地図に
合成して表示することが可能となる。
局の送信電波に交通情報が多重されている場合には、該
交通情報は、多重デ−タ復調回路により復調されて取り
込まれて、RAMに格納される。この交通情報は、図7
に示すように、情報提供メッシュ数(当該FM放送局が
カバ−している2次メッシュコ−ドの総数)、メッシュ
番号(2次メッシュコ−ド)、情報提供リンク数(当該
メッシュ番号の単位地域内で交通情報を提供可能なリン
クの総数)、及び、リンク番号から成り、各リンク番号
には、適宜、渋滞度や規制情報等の交通情報が提供され
る。ここで、これらの2次メッシュコ−ドやリンク番号
は、前記CD−ROM内の2次メッシュコ−ドやリンク
番号と共通である。このため、2次メッシュコ−ドとリ
ンク番号に対応付けて提供される渋滞度や規制情報等に
基づいて、これらの情報を、前記LCD画面上の地図に
合成して表示することが可能となる。
【0014】上記FM放送局の選局は、CPUによる指
示、又は、操作スイッチから入力される指示を、入出力
インタ−フェ−スを介してFMチュ−ナに伝えることに
より行われる。また、選局の完了は、FMチュ−ナから
入出力インタ−フェ−スを介してCPUに伝えられる。
示、又は、操作スイッチから入力される指示を、入出力
インタ−フェ−スを介してFMチュ−ナに伝えることに
より行われる。また、選局の完了は、FMチュ−ナから
入出力インタ−フェ−スを介してCPUに伝えられる。
【0015】衛星からの送信電波は、GPS受信機で受
信され、これに基づいて、現在位置検出回路で現在位置
が検出される。この現在位置情報は、シリアル通信LS
Iを介して取り込まれてCPUに与えられる。CPUで
は、この現在位置情報に基づいて表示地域を指定するデ
−タが演算される。さらに、現在位置が、現在選局して
いるFM放送局のカバ−エリアの端部か否かの判定や、
判定結果に応じてFM放送局を別の放送局に切り換える
処理等が、以下の如く行われる。
信され、これに基づいて、現在位置検出回路で現在位置
が検出される。この現在位置情報は、シリアル通信LS
Iを介して取り込まれてCPUに与えられる。CPUで
は、この現在位置情報に基づいて表示地域を指定するデ
−タが演算される。さらに、現在位置が、現在選局して
いるFM放送局のカバ−エリアの端部か否かの判定や、
判定結果に応じてFM放送局を別の放送局に切り換える
処理等が、以下の如く行われる。
【0016】以下、図1〜図5のフロ−チャ−トに即し
て、処理手順を説明する。本カ−ナビゲ−ション装置の
起動で処理がスタ−トされると、まず、初期設定が行わ
れる(S11) 。例えば、車両の現在位置として、何れの2
次メッシュコ−ドとも異なる番号(例:0)が代入され
る(S37参照) 。
て、処理手順を説明する。本カ−ナビゲ−ション装置の
起動で処理がスタ−トされると、まず、初期設定が行わ
れる(S11) 。例えば、車両の現在位置として、何れの2
次メッシュコ−ドとも異なる番号(例:0)が代入され
る(S37参照) 。
【0017】次に、選局(13)が行われる。即ち、受信す
べきFM放送局が選択される。この処理の内容は後述す
る。また、ステップS13 での選局の結果、受信局が従前
の放送局から別の放送局に切り換えられた場合は(S23;Y
ES) 、受信局カバ−エリアの検出(S25) が行われる。こ
の処理の内容は後述する。なお、装置のオフ時に、過去
の選局デ−タはクリアされているものとする。
べきFM放送局が選択される。この処理の内容は後述す
る。また、ステップS13 での選局の結果、受信局が従前
の放送局から別の放送局に切り換えられた場合は(S23;Y
ES) 、受信局カバ−エリアの検出(S25) が行われる。こ
の処理の内容は後述する。なお、装置のオフ時に、過去
の選局デ−タはクリアされているものとする。
【0018】ステップS31 では、他の交通情報の処理が
行われる。この処理は、渋滞度や規制情報等を、画面上
の地図に合成して表示させる処理等である。次のステッ
プS33 では、現在位置の検出が行われる。これは、現在
位置検出回路で検出された現在位置情報に基づき、表示
地域の指定情報を演算する処理である。
行われる。この処理は、渋滞度や規制情報等を、画面上
の地図に合成して表示させる処理等である。次のステッ
プS33 では、現在位置の検出が行われる。これは、現在
位置検出回路で検出された現在位置情報に基づき、表示
地域の指定情報を演算する処理である。
【0019】ステップS35 では、現在位置のメッシュコ
−ドが算出される。即ち、図4のように、車両の現在位
置の経度と緯度に基づいて、当該現在位置が属している
単位地域の2次メッシュコ−ドmsh が算出される(S30
1)。
−ドが算出される。即ち、図4のように、車両の現在位
置の経度と緯度に基づいて、当該現在位置が属している
単位地域の2次メッシュコ−ドmsh が算出される(S30
1)。
【0020】ステップS35 で算出された2次メッシュコ
−ドmsh が、従前の現在位置の2次メッシュコ−ドmsh
と異なった場合は(S37;YES) 、ステップS41 に進み、端
部判定処理が行われる。この処理は、現在位置が、現在
選局している放送局のカバ−エリアの端部か否か判定す
る処理であり、その内容については後述する。なお、上
記ステップS37 の判定で、2次メッシュコ−ドmsh に変
化が無かった場合は(S37;NO)、処理はステップS31 に戻
る。
−ドmsh が、従前の現在位置の2次メッシュコ−ドmsh
と異なった場合は(S37;YES) 、ステップS41 に進み、端
部判定処理が行われる。この処理は、現在位置が、現在
選局している放送局のカバ−エリアの端部か否か判定す
る処理であり、その内容については後述する。なお、上
記ステップS37 の判定で、2次メッシュコ−ドmsh に変
化が無かった場合は(S37;NO)、処理はステップS31 に戻
る。
【0021】次に、上記ステップS41 の端部判定処理の
結果、現在位置がカバ−エリアの端部であると判定され
た場合は(S43;YES) 、ステップS13 に戻る。これによ
り、FM放送局の再選局が行われる。なお、現在位置が
カバ−エリアの端部でないと判定された場合は(S43;N
O)、処理は、ステップS31 に戻る。
結果、現在位置がカバ−エリアの端部であると判定され
た場合は(S43;YES) 、ステップS13 に戻る。これによ
り、FM放送局の再選局が行われる。なお、現在位置が
カバ−エリアの端部でないと判定された場合は(S43;N
O)、処理は、ステップS31 に戻る。
【0022】*選局(図2) 図1のステップS13 の処理は、図2のように行われる。
まず、チュ−ナに対して選局が指示される(S101)。これ
に対応して、チュ−ナではオ−トスキャンが行われる。
次に、選局が完了した旨の情報がチュ−ナから送られて
来ると(S103;YES)、新たに選局された放送局が、従前に
選局されていた放送局と同一か否か判定される(S111)。
その結果、従前と異なる放送局が選局された場合には(S
111;NO) 、当該新たな放送局から交通情報が多重されて
送信されていることを条件に(S121;YES)、当該新たな放
送局が、受信すべき放送局として設定される(S123)。
まず、チュ−ナに対して選局が指示される(S101)。これ
に対応して、チュ−ナではオ−トスキャンが行われる。
次に、選局が完了した旨の情報がチュ−ナから送られて
来ると(S103;YES)、新たに選局された放送局が、従前に
選局されていた放送局と同一か否か判定される(S111)。
その結果、従前と異なる放送局が選局された場合には(S
111;NO) 、当該新たな放送局から交通情報が多重されて
送信されていることを条件に(S121;YES)、当該新たな放
送局が、受信すべき放送局として設定される(S123)。
【0023】一方、前記ステップS111で同一局と判定さ
れた場合は(S111;YES)、その旨の表示が行われる(S11
3)。これに対応して選局キ−がオンされると(S115;YE
S)、ステップS101に戻る。即ち、チュ−ナに対して、再
び選局が指示される。一方、選局キ−ではなく(S115;N
O) 、中止キ−がオンされた場合は(S117;YES)、受信す
べき放送局として従前の放送局が設定される(S131)。
れた場合は(S111;YES)、その旨の表示が行われる(S11
3)。これに対応して選局キ−がオンされると(S115;YE
S)、ステップS101に戻る。即ち、チュ−ナに対して、再
び選局が指示される。一方、選局キ−ではなく(S115;N
O) 、中止キ−がオンされた場合は(S117;YES)、受信す
べき放送局として従前の放送局が設定される(S131)。
【0024】また、前記ステップS121で、新たに選局さ
れた放送局から交通情報が多重されて送信されていない
と判定された場合には(S121;NO) 、ステップS101に戻
り、チュ−ナに対して、再び選局が指示される。なお、
上記では選局をオ−トスキャンで行っているが、例え
ば、交通情報を多重して放送している局をCD−ROM
に記録しておき、これに基づいて、選局を指定するよう
にしてもよい。
れた放送局から交通情報が多重されて送信されていない
と判定された場合には(S121;NO) 、ステップS101に戻
り、チュ−ナに対して、再び選局が指示される。なお、
上記では選局をオ−トスキャンで行っているが、例え
ば、交通情報を多重して放送している局をCD−ROM
に記録しておき、これに基づいて、選局を指定するよう
にしてもよい。
【0025】*受信局カバ−エリアの検出(図3) 図1のステップS25 の処理は、図3のように行われる。
まず、情報提供メッシュ数iが、RAMから読み出され
る(S201)。次に、RAMのメッシュ番号メモリエリアM
に、現在選局されている放送局のカバ−エリア内のメッ
シュ番号m が、順番に書き込まれる(S203 →S205→S20
7;NO →S203・・・) 。
まず、情報提供メッシュ数iが、RAMから読み出され
る(S201)。次に、RAMのメッシュ番号メモリエリアM
に、現在選局されている放送局のカバ−エリア内のメッ
シュ番号m が、順番に書き込まれる(S203 →S205→S20
7;NO →S203・・・) 。
【0026】こうして、当該放送局による情報提供メッ
シュ数iに相当する個数のメッシュ番号m の書き込みが
全て終了すると(S207;YES)、本処理は終了する。
シュ数iに相当する個数のメッシュ番号m の書き込みが
全て終了すると(S207;YES)、本処理は終了する。
【0027】*端部判定処理(図5) 図1のステップS41 の処理は、図5のように行われる。
まず、現在位置のメッシュコ−ド番号msh(図1のS35 参
照)が、メモリエリアMに格納されているメッシュ番号
m(図1のS25 参照)と照合される(S401)。その結果、メ
ッシュ番号msh と同じメッシュ番号が有る場合は(S403;
YES)、該メッシュ番号の周囲のメッシュ番号が、上記メ
モリエリアMに格納されているか否か判定される(S41
1)。即ち、現在位置が属している単位地域の周囲の単位
地域が、現在選局している放送局によりカバ−されてい
るか否か判定される。
まず、現在位置のメッシュコ−ド番号msh(図1のS35 参
照)が、メモリエリアMに格納されているメッシュ番号
m(図1のS25 参照)と照合される(S401)。その結果、メ
ッシュ番号msh と同じメッシュ番号が有る場合は(S403;
YES)、該メッシュ番号の周囲のメッシュ番号が、上記メ
モリエリアMに格納されているか否か判定される(S41
1)。即ち、現在位置が属している単位地域の周囲の単位
地域が、現在選局している放送局によりカバ−されてい
るか否か判定される。
【0028】その結果、全ての方向(8方向)につい
て、メッシュ番号が存在している場合は(S415;YES)、端
部ではないと判定される(S417)。逆に、メッシュ番号が
存在しない方向が1つ以上有る場合は(S415;NO) 、現在
選局している放送局のカバ−エリアの端部と判定される
(S419)。例えば、図8の斜線部の場合、北,北西,西,
南西の方向には、放送局Aのカバ−する単位地域が存在
しないため、端部であると判定される。
て、メッシュ番号が存在している場合は(S415;YES)、端
部ではないと判定される(S417)。逆に、メッシュ番号が
存在しない方向が1つ以上有る場合は(S415;NO) 、現在
選局している放送局のカバ−エリアの端部と判定される
(S419)。例えば、図8の斜線部の場合、北,北西,西,
南西の方向には、放送局Aのカバ−する単位地域が存在
しないため、端部であると判定される。
【0029】このようにして、端部の判定が行われる。
なお、端部の判定を、現在位置の周囲の2次メッシュコ
−ドの照合だけではなく、例えば、各単位地域の境界か
らの距離をも考慮して行うようにすると、より精密な判
定が可能となる。
なお、端部の判定を、現在位置の周囲の2次メッシュコ
−ドの照合だけではなく、例えば、各単位地域の境界か
らの距離をも考慮して行うようにすると、より精密な判
定が可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上、本発明によると、現在位置が、現
在選局している交通情報送信局のカバ−エリアの端部付
近であると判定されると、別の交通情報送信局が自動的
に選局されるため、途切れることなく交通情報を受信で
きる。また、この自動選局切換機能を既存のメッシュコ
−ドを利用することで実現しているため、特別な構成部
品の付加も不要であり、回路構成も簡易である。
在選局している交通情報送信局のカバ−エリアの端部付
近であると判定されると、別の交通情報送信局が自動的
に選局されるため、途切れることなく交通情報を受信で
きる。また、この自動選局切換機能を既存のメッシュコ
−ドを利用することで実現しているため、特別な構成部
品の付加も不要であり、回路構成も簡易である。
【図1】実施例装置の処理のメインル−チンを示すフロ
−チャ−ト。
−チャ−ト。
【図2】図1のステップS13を示すフロ−チャ−ト。
【図3】図1のステップS25を示すフロ−チャ−ト。
【図4】図1のステップS35を示すフロ−チャ−ト。
【図5】図1のステップS41を示すフロ−チャ−ト。
【図6】実施例装置の回路構成を示すブロック図。
【図7】受信されて図6のRAMに記憶されるデ−タの
構成図。
構成図。
【図8】2つの放送局のカバ−エリアを示す説明図。
【図9】メッシュコ−ドで示される単位地域の説明図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉本 悦子 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−336816(JP,A) 特開 平3−19000(JP,A) 特開 平5−183391(JP,A) 特開 平3−113312(JP,A) 特開 昭63−64408(JP,A) 特開 平5−204305(JP,A) 実開 平1−173900(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/09 - 1/0969 G01C 21/00 G09B 29/10
Claims (1)
- 【請求項1】 地図情報を処理して指定地域の地図画像
デ−タを生成する手段と、受信される交通情報を処理し
て指定地域の交通画像デ−タを生成する手段と、地図画
像デ−タで表示されるべき画像に交通画像デ−タで表示
されるべき画像を合成して画面に表示する手段と、を備
えた交通情報表示装置であって、 現在選局している交通情報送信局のカバ−エリア内の各
単位地域のメッシュコ−ドを記憶する記憶手段と、 現在位置を検出する検出手段と、 現在位置が属する単位地域のメッシュコ−ドを算出する
演算手段と、 現在位置のメッシュコ−ドと現在選局している交通情報
送信局のカバ−エリア内の各メッシュコ−ドを比較する
ことで、現在位置が上記カバ−エリアの端部であるか否
か判定する判定手段と、 現在位置が上記カバ−エリアの端部であると判定された
場合は、現在選局している交通情報送信局を他の交通情
報送信局に切り換える選局切換手段と、 を備えた交通情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32977293A JP3172353B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 交通情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32977293A JP3172353B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 交通情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07152998A JPH07152998A (ja) | 1995-06-16 |
JP3172353B2 true JP3172353B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=18225097
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32977293A Expired - Fee Related JP3172353B2 (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 交通情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3172353B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4667959B2 (ja) * | 2005-05-25 | 2011-04-13 | 三菱電機株式会社 | 移動端末、放送局およびこれらを用いた地図更新システム |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32977293A patent/JP3172353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07152998A (ja) | 1995-06-16 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |