JP3172331U - 構造物の支柱部材およびフェンス - Google Patents

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光紀 樋泉
勉 黒沢
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株式会社清水製作所
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Abstract

【課題】補強部材が容易に取り付けられる構造物の支柱部材とこの支柱部材を用いたフェンスを提供する。
【解決手段】支柱部材10は、支柱12と、支柱12に取り付ける横部材14とを有する構造物に使用し、支柱12の中に設ける補強部材16と共に支柱12を構成する。支柱部材10は、横部材14の一部を装着する横部材装着部18と、補強部材16の一部を装着する凹部20と、横部材装着部18と凹部20の間に設けられた凸部22を有し、補強部材16を2本で囲んで支柱12を構成する。補強部材16は円筒形状を、凹部は半円柱形状をそれぞれ有する。横部材装着部18は、横部材14を押圧する突起部24を有する。支柱部材10は、補強部材16を両側から囲んで支柱12を構成する。フェンスは、支柱12と、支柱12に取り付ける横部材14とを有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、構造物の支柱を構成する構造物の支柱部材と、この支柱部材を用いたフェンスに関するものである。より詳しくは、補強部材が容易に装着できる構造物の支柱部材と、この支柱部材を用いたフェンスに関するものである。
構造体として敷地の外周や隣地との境界等に設置するフェンスがある。フェンスとしては、図5に示すような、支柱と横部材である横板を組み合わせて作製されるフェンス80がある。フェンス80は、以下のようにして施工される。まず、所定の間隔で支柱82,84の下部を地中に埋設し、コンクリート等で固定する。つぎに、隣り合った支柱82,84間に、横板86を固定する。固定する横板の形状、数、隙間等を調整することによって、様々なフェンスが施工できる。
支柱をプラスチック製とした場合、太陽光の赤外線等の熱によって、支柱が変形・湾曲してしまう場合がある。また、プラスチック製の支柱は、剛性が不足する場合が多い。これらの問題を解消するため、図6に示すように、プラスチック製の支柱96内にパイプ等の補強部材98を設けることが考えられる。この例では、補強部材98が支柱96の底面から突出しており、この突出した部分を埋設して固定することによって、支柱96を設置する。
支柱96に補強部材98を取り付ける場合、補強部材98の形状に合わせて支柱96の中をくり抜かなければならない。しかし、補強部材98の形状どおりに支柱96の中をくり抜くのは困難である。また、支柱96の太さを変更する等によって、補強部材98の太さも変更する場合、補強部材98を支柱96に挿入するための穴あけドリル等の工具や治具を新たに用意する必要があり、支柱96自体のコストアップを招いてしまう。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、補強部材が容易に取り付けられる構造物の支柱部材とこの支柱部材を用いたフェンスを提供することを目的とする。
本考案の構造物の支柱部材は、支柱と前記支柱に取り付ける横部材とを有する構造物に使用し、支柱の中に設ける補強部材と共に支柱を構成する構造物の支柱部材であって、横部材の一部を装着する横部材装着部と、補強部材の一部を装着する凹部と、横部材装着部と凹部の間に設けられた凸部を有し、補強部材を2以上で囲んで支柱を構成する。
本考案の構造物の支柱部材において、補強部材は、円柱形状または円筒形状を有し、凹部は、半円柱形状を有し、横部材装着部は、横部材を押圧する突起部を有し、補強部材を両側から囲んで支柱を構成することが好ましい。本考案の構造物の支柱部材において、成形された合成樹脂からなることが好ましい。
本考案のフェンスは、支柱と、支柱に取り付ける横部材とを有するフェンスであって、支柱は、補強部材と、補強部材を囲む複数の支柱部材とを有し、支柱部材は、横部材の一部を装着する横部材装着部と、補強部材の一部を装着する凹部と、横部材装着部と凹部の間に設けられた凸部とを有する。
本考案のフェンスにおいて、補強部材は、円柱形状または円筒形状を有し、凹部は、半円柱形状を有し、横部材装着部は、横部材を押圧する突起部を有し、補強部材は、支柱部材で両側から囲まれ、横部材は、支柱部材で両側から押圧されていることが好ましい。
本考案によれば、補強部材が容易に取り付けられる構造物の支柱部材とこの支柱部材を用いたフェンスが提供できる。
本考案の実施形態に係る支柱部材を有する支柱の底面方向からの斜視図である。 本考案の実施形態に係る支柱部材を有する支柱の底面図である。 本考案の実施形態に係る支柱の組み立てを説明するための側面図である。 本考案の実施形態に係るフェンスの正面図である。 従来のフェンスの正面図である。 補強部材を設けた支柱の底面方向からの斜視図である。
以下、本考案の構造物の支柱部材(以下、単に「支柱部材」という。)およびフェンスについて、図面を参照しながら実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、支柱部材、フェンス、およびフェンスを構成する各部材を模式的に表したものであり、これらの実際の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
図1は、本考案の実施形態に係る支柱部材10を有する支柱12の底面方向からの斜視図である。図2は、支柱12の底面図である。図3は、支柱12の組み立てを説明するために示す側面図である。フェンス等の構造物は、支柱12と、支柱12に取り付ける横部材14とを有する。支柱12は、支柱部材10と補強部材16とを備える。すなわち、支柱部材10は、補強部材16と共に支柱を構成する。補強部材16は、支柱12の強度や剛性を補強するための部材である。
図3に示すように、補強部材16の一部が長手方向に突出するように、2つの支柱部材10で補強部材16を囲んで支柱12を構成する。本実施形態では2つの支柱部材10で補強部材16を囲んでいるが、3つ以上の支柱部材10で補強部材16を囲んでもよい。支柱部材10は、図1および図2に示すように、横部材14の一部を装着する横部材装着部18と、補強部材16の一部を装着する凹部20と、横部材装着部18と凹部20の間に設けられた凸部22を有する。
支柱部材10に凹部20が設けられているため、補強部材を支柱に取り付けるためのくり抜き加工が不要となる。支柱部材10に横部材装着部18が設けられているため、支柱12の横部材装着部18に横部材14を装着することによって、フェンス等の構造物を簡易に組み立てることができる。支柱部材10に凸部22が設けられているため、補強部材16を凸部22で覆うことができると共に、凸部22を介して2つの支柱部材10を接着することができる。
補強部材16は円筒形状を有する金属製パイプである。補強部材16は、円筒形状に代えて円柱形状であってもよいし、金属以外の材質であっても良い。凹部20は半円柱形状を有する。すなわち、本実施形態では、2つの支柱部材10が、補強部材16を両側から挟んで支柱12を構成する。横部材装着部18は、横部材14を押圧する突起部24を有する。このため、横部材装着部18に横部材14を装着すれば、支柱12に横部材14をより強く固定できる。
支柱部材10は一体成形された合成樹脂からなる。このため、合成樹脂の成形体を長手方向で切断することによって、大量の支柱部材10が簡易に、かつ精度良く製造できる。支柱部材10が合成樹脂からなるため、凸部22の表面を溶剤で溶かして2つの支柱部材10を押し付け合えば、2つの支柱部材10が溶着される。2つの支柱部材10は、凸部22を介して接着剤によって接合されてもよい。支柱部材10の材質である合成樹脂としては、ポリスチレンやABS等が挙げられる。なお、支柱部材10の材質は、合成樹脂に代えて、木材や木材粉を添加した合成樹脂等であってもよい。
図4は、本考案の実施形態に係るフェンス40の正面図である。フェンス40の各構成部材の形状、構造、材質等は、支柱13を除いて、前述した支柱部材10、支柱部材10の構成部材、および支柱部材10の周辺部材に対応するものと同じである。フェンス40は、支柱12,13と、支柱12,13に取り付ける横部材14とを有する。支柱13は、フェンス40の端に設置される。したがって、支柱12を構成する支柱部材には、横部材装着部が2ヶ所設けられているのに対して、支柱13を構成する支柱部材には、横部材装着部が1ヶ所だけ設けられている。
支柱12,13の上面に支柱キャップ42,43を装着している。このため、補強部材16内部にゴミや雨水等が入るのを防ぐと共に、フェンス40の美観を向上させている。支柱12,13は、補強部材16,17と、補強部材16,17を囲む複数の支柱部材(不図示)とを有する。支柱部材は、横部材14の一部を装着する横部材装着部と、補強部材の一部を装着する凹部と、横部材装着部と凹部の間に設けられた凸部とを有する(いずれも不図示)。
補強部材16,17は、円柱形状または円筒形状を有し、凹部は、半円柱形状を有する。横部材装着部は、横部材14を押圧する突起部を有し、補強部材16,17は、支柱部材で両側から囲まれ、横部材14は、支柱部材で両側から押圧されている。横部材14同士の間には、間隔板44が設置されている。このため、横部材14の間からの採光や通風が確保できる。
フェンス40は以下の工程を経て設置される。まず、2つの支柱部材で補強部材16を挟みながら、支柱部材同士を凸部で接着して支柱12,13を組み立てる(図3参照)。つぎに、支柱12,13から突出した補強部材16,17を所定の間隔で地中に埋設し、コンクリートで固定する。そして、支柱12,13の上方から、間隔板44と横部材14を交互に差し込む。このとき、間隔板44および横部材14の端面が、凸部の側面に接触するようにする。その後、支柱12,13に支柱キャップ42,43を装着する。
以上、実施形態に基づいて本考案の支柱部材およびフェンスを説明したが、本考案の支柱部材およびフェンスは上記実施形態に限定されない。例えば、補強部材は、直方体、四角柱、六角柱等の角柱形状を有していてもよいし、角柱形状の中が空洞である角筒形状を有していてもよい。この場合、凹部は、角柱形状の半分の形状である半角柱形状を有していてもよい。また、補強部材は、支柱部材から突出していなくてもよい。この場合、支柱部材と補強部材を一緒に埋設し固定する。
10…支柱部材、 12,13…支柱、 14…横部材、 16,17…補強部材、 18…横部材装着部、 20…凹部、 22…凸部、 24…突起部、 40…フェンス、 42,43…支柱キャップ、 44…間隔板、 80…フェンス、 82,84…支柱、 86…横板、 96…支柱、 98…補強部材

Claims (5)

  1. 支柱と前記支柱に取り付ける横部材とを有する構造物に使用し、前記支柱の中に設ける補強部材と共に前記支柱を構成する構造物の支柱部材であって、
    前記横部材の一部を装着する横部材装着部と、前記補強部材の一部を装着する凹部と、前記横部材装着部と前記凹部の間に設けられた凸部を有し、
    前記補強部材を2以上で囲んで前記支柱を構成する構造物の支柱部材。
  2. 請求項1の構造物の支柱部材において、
    前記補強部材は、円柱形状または円筒形状を有し、
    前記凹部は、半円柱形状を有し、
    前記横部材装着部は、前記横部材を押圧する突起部を有し、
    前記補強部材を両側から囲んで前記支柱を構成する構造物の支柱部材。
  3. 請求項1または2の構造物の支柱部材において、
    成形された合成樹脂からなる構造物の支柱部材。
  4. 支柱と、前記支柱に取り付ける横部材とを有するフェンスであって、
    前記支柱は、補強部材と、前記補強部材を囲む複数の支柱部材とを有し、
    前記支柱部材は、前記横部材の一部を装着する横部材装着部と、前記補強部材の一部を装着する凹部と、前記横部材装着部と前記凹部の間に設けられた凸部とを有するフェンス。
  5. 請求項4のフェンスにおいて、
    前記補強部材は、円柱形状または円筒形状を有し、
    前記凹部は、半円柱形状を有し、
    前記横部材装着部は、前記横部材を押圧する突起部を有し、
    前記補強部材は、前記支柱部材で両側から囲まれ、
    前記横部材は、前記支柱部材で両側から押圧されているフェンス。
JP2011005736U 2011-09-30 構造物の支柱部材およびフェンス Expired - Lifetime JP3172331U (ja)

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