JP3182471U - 縦板型フェンス - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に設置でき、縦板の熱膨張によっても破損しにくいフェンスを提供する。
【解決手段】縦板型フェンス10は、枠体12と、第一縦板14と、第一隙間板16と、第二隙間板18と、第一横板22と、第二横板24とを備える。枠体12は、第一横枠と第二横枠を備える。第一縦板14は、第一横枠の表面と第二横枠の表面に渡って設置される。第一隙間板16は、隣り合う2つの第一縦板14,14の間で、第一横枠の表面に設置され、第二隙間板18は、隣り合う2つの第一縦板14,14の間で、第二横枠の表面に設置される。第一横板22は、第一縦板14を介して第一横枠にネジ止めされると共に、第一隙間板16を介して第一横枠にネジ止めされる。第二横板は、第二隙間板18を介して第二横枠にネジ止めされる。
【選択図】図1

Description

本考案は、簡易に設置できる縦板型フェンスおよび縦板型目隠しフェンスに関するものである。
庭やウッドデッキ等の外周に設置するフェンスに、一定の間隔を開けて縦板が設けられ、縦板の間が空洞となっているタイプの縦板型フェンスがある。図14は、従来の縦板型フェンス70の正面図と平面図である(以下「縦板型フェンス」を単に「フェンス」という場合がある)。フェンス70は、支柱72と、横板74,76と、縦板78とを備える。フェンス70は、支柱72,72の背面から横板74,76をネジで固定し、横板74,76の前面から縦板78をネジによって所定の間隔で固定して組み立てる。
また、前側と後側に縦板を交互に配置した縦板型目隠しフェンスがある。図15は、従来の縦板型目隠しフェンス80の正面図と平面図である(以下「縦板型目隠しフェンス」を単に「フェンス」という場合がある)。フェンス80は、支柱82と、横板84,86と、前側縦板88と、後側縦板90とを備える。フェンス80は、支柱82,82と、支柱82,82の間に配置した横板84,86とを、接合板等を用いてこれらの背面をネジで固定し、横板84,86の前面から後側縦板90をネジで所定の間隔で取り付けた後に、隣り合う後側縦板90,90の前面から前側縦板88をネジで固定して組み立てる。
フェンス70では縦板78の位置決めに、フェンス80では後側縦板90および前側縦板88の位置決めに時間と労力を要する。また、横板74,76、縦板78、横板84,86、後側縦板90、および前側縦板88のネジ固定にも時間と労力を要する。さらに、フェンス70では縦板78が熱膨張したときに、フェンス80では後側縦板90または前側縦板88が熱膨張したときにネジ固定部に力が加わり、フェンス70,80の破損のおそれがある。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易に設置でき、縦板の熱膨張によっても破損しにくい縦板型フェンスを提供することを目的とする。
本考案の第一態様のフェンスは、第一横枠を備える枠体と、間隔を開けて、第一横枠の表面に上端部が設置される2以上の第一縦板と、隣り合う2つの第一縦板の間で、第一横枠の表面に設置される第一隙間板と、第一縦板および第一隙間板を、第一横枠と挟んで保持する第一横板とを有する。
本考案の第一態様のフェンスにおいて、第一横板は、第一縦板を介して第一横枠にネジ止めされると共に、第一隙間板を介して第一横枠にネジ止めされていてもよい。本考案の第一態様のフェンスにおいて、枠体は、第一横枠の下に第二横枠をさらに備え、第一縦板は、第一横枠の表面と第二横枠の表面に渡って設置され、隣り合う2つの第一縦板の間で、第二横枠の表面に設置される第二隙間板と、第一縦板および第二隙間板を、第二横枠と挟んで保持する第二横板とをさらに有することが好ましい。
本考案の第一態様のフェンスにおいて、第二横板は、第二隙間板を介して第二横枠にネジ止めされていてもよい。本考案の第一態様のフェンスにおいて、枠体は、第二横枠の下に第三横枠をさらに備え、第一縦板は、第一横枠の表面、第二横枠の表面、および第三横枠の表面に渡って設置され、隣り合う2つの第一縦板の間で、第三横枠の表面に設置される第三隙間板と、第一縦板および第三隙間板を、第三横枠と挟んで保持する第三横板とをさらに有することが好ましい。本考案の第一態様のフェンスにおいて、第三横板は、第三隙間板を介して第三横枠にネジ止めされていてもよい。
本考案の第二態様のフェンスは、第一横枠を備える枠体と、間隔を開けて、第一横枠の表面に上端部が設置される2以上の第一縦板と、隣り合う2つの第一縦板の間で、第一横枠の表面に設置される第一隙間板と、第一隙間板の表面に上端部が設置される2以上の第二縦板と、隣り合う2つの第二縦板の間で、第一縦板を第一横枠と挟むように設置される第四隙間板と、第一縦板、第一隙間板、第二縦板、および第四隙間板を、第一横枠と挟んで保持する第一横板とを有する。
本考案の第二態様のフェンスにおいて、第一横板は、第一縦板および第四隙間板を介して第一横枠にネジ止めされると共に、第一隙間板および第二縦板を介して、第一横枠にネジ止めされていてもよい。本考案の第二態様のフェンスにおいて、枠体は、第一横枠の下に第二横枠をさらに備え、第一縦板は、第一横枠の表面と第二横枠の表面に渡って設置され、隣り合う2つの第一縦板の間で、第二横枠の表面に設置される第二隙間板と、隣り合う2つの第二縦板の間で、第一縦板を第二横枠と挟むように設置される第五隙間板と、第一縦板、第二隙間板、第二縦板、および第五隙間板を、第二横枠と挟んで保持する第二横板とをさらに有することが好ましい。
本考案の第二態様のフェンスにおいて、第二横板は、第一縦板および第五隙間板に形成された長孔を介して、第二横枠にネジ止めされていてもよい。本考案の第二態様のフェンスにおいて、枠体は、第二横枠の下に第三横枠をさらに備え、第一縦板は、第一横枠の表面、第二横枠の表面、および第三横枠の表面に渡って設置され、隣り合う2つの第一縦板の間で、第三横枠の表面に設置される第三隙間板と、隣り合う2つの第二縦板の間で、第一縦板を第三横枠と挟むように設置される第六隙間板と、第一縦板、第三隙間板、第二縦板、および第六隙間板を、第三横枠と挟んで保持する第三横板とをさらに有することが好ましい。本考案の第二態様のフェンスにおいて、第三横板は、第一縦板および第六隙間板に形成された長孔を介して、第三横枠にネジ止めされていてもよい。
本考案によれば、簡易に設置でき、縦板の熱膨張によっても破損しにくい縦板型フェンスが得られる。
本考案の第一実施形態に係る縦板型フェンスの正面図である。 本考案の第一実施形態に係る縦板型フェンスの平面図である。 図1に示す縦板型フェンスのA−A線断面模式図である。 図1に示す縦板型フェンスのB−B線断面模式図である。 図1に示す縦板型フェンスのC−C線断面模式図である。 本考案の第一実施形態に係る縦板型フェンスの組立手順を示す正面図である。 本考案の第二実施形態に係る縦板型目隠しフェンスの正面図である。 本考案の第二実施形態に係る縦板型目隠しフェンスの平面図である。 図7に示す縦板型目隠しフェンスのD−D線断面模式図である。 図7に示す縦板型目隠しフェンスのE−E線断面模式図である。 図7に示す縦板型目隠しフェンスのF−F線断面模式図である。 本考案の第二実施形態に係る縦板型目隠しフェンスの組立手順を示す正面図である。 本考案の第二実施形態に係る縦板型目隠しフェンスの組立手順を示す正面図である。 従来の縦板型フェンスの正面図と平面図である。 従来の縦板型目隠しフェンスの正面図と平面図である。
以下、本考案のフェンスについて、図面を参照しながら各実施形態に基づいて説明する。なお、図面は、フェンス、フェンスを構成する部材、およびフェンスの周辺部材を模式的に表したものであり、これらの実物の寸法および寸法比は、図面上の寸法および寸法比と必ずしも一致していない。また、重複説明は適宜省略し、同一部材には同一符号を付与することがある。
(第一実施形態)
図1は、本考案の第一実施形態に係る縦板型フェンス10の正面図である。図2は、フェンス10の平面図である。図3は、図1に示すフェンス10のA−A線断面を模式的に示す断面図である。図4は、図1に示すフェンス10のB−B線断面を模式的に示す断面図である。図5は、図1に示すフェンス10のC−C線断面を模式的に示す断面図である。フェンス10は、一定の間隔を開けて縦板が設けられており、縦板の間が空洞となっている縦板型フェンスである。フェンス10は、枠体12と、第一縦板14と、第一隙間板16と、第二隙間板18と、第三隙間板20と、第一横板22と、第二横板24と、第三横板26とを備える。
枠体12は、正面がほぼ「日」の字の形状をしており、金属、木材、または樹脂等から構成される。枠体12は、縦枠28,30と、第一横枠32と、第二横枠34と、第三横枠36とを備える。枠体12は、フェンス10の骨格となる。縦枠28,30は、枠体12の左右両端の支柱として機能し、鉛直方向に長い直方体形状を有している。縦枠28,30の下部は地中に埋設される。第一横枠32、第二横枠34、および第三横枠36は、水平方向に長い直方体形状を有し、縦枠28,30を連結するように上からこの順に配置される。
第一縦板14は木材や樹脂等から構成され、鉛直方向に長い長方形板状の形状を有している。2以上の第一縦板14は、第一横枠32の横方向、すなわち水平方向に間隔を開けて、第一横枠32の表面、すなわち第一横枠32の前面に、その上端部が配置される。同様に、2以上の第一縦板14は、その中央部が第二横枠34の表面に、その下端部が第三横枠36の表面に配置されるように、第一横枠32の表面と、第二横枠34の表面と、第三横枠36の表面に渡って設置される。第一縦板14は、第一横枠32にネジ止めされる。このネジ止めに代えて、第一縦板14を、第一横枠32に両面テープ等によって仮固定してもよい。
第一隙間板16は木材や樹脂等から構成され、第一横板22で隠れる長方形板状の形状を有している。第一隙間板16は、隣り合う2つの第一縦板14,14の間で、第一横枠32の表面に設置される。第一隙間板16は、第一横枠32の表面に、両面テープ等によって仮固定される。このように、2つの第一縦板14,14が第一隙間板16を挟んで、すなわち第一縦板14と第一隙間板16とが交互に配置されるため、所定の間隔で第一縦板14を簡易に配置できる。
同様に、第二隙間板18は木材や樹脂等から構成され、第二横板24で隠れる長方形板状の形状を有している。第二隙間板18は、隣り合う2つの第一縦板14,14の間で、第二横枠34の表面に設置される。第二隙間板18は、第二横枠34の表面に、両面テープ等によって仮固定される。このように、2つの第一縦板14,14が第二隙間板18を挟んで、すなわち第一縦板14と第二隙間板18とが交互に配置されるため、所定の間隔で第一縦板14を簡易に配置できる。
同様に、第三隙間板20は木材や樹脂等から構成され、第三横板26で隠れる長方形板状の形状を有している。第三隙間板20は、隣り合う2つの第一縦板14,14の間で、第三横枠36の表面に設置される。第三隙間板20は、第三横枠36の表面に、両面テープ等によって仮固定される。このように、2つの第一縦板14,14が第三隙間板20を挟んで、すなわち第一縦板14と第三隙間板20とが交互に配置されるため、所定の間隔で第一縦板14を簡易に配置できる。
第一横板22は木材や樹脂等から構成され、水平方向に長い長方形板状の形状を有している。第一横板22は、大きい長方形の面が第一縦板14および第一隙間板16と接するようにして、第一縦板14および第一隙間板16を第一横枠32と挟んで保持する。すなわち、後方の第一横枠32と前方の第一横板22とで、これらの間にある第一縦板14および第一隙間板16を挟んでいる。
第一横板22は、第一縦板14を介して第一横枠32にネジ止めされると共に、第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされる。すなわち、第一横板22の前面から差し込まれたネジは、第一縦板14を通過して第一横枠32に到達して止まる。また、第一横板22の前面から差し込まれたネジは、第一隙間板16を通過して第一横枠32に到達して止まる。第一縦板14の上端部の前面および第一隙間板16の前面の全ての個所で第一横板22をネジ止めしてもよいし、第一縦板14の上端部の前面および第一隙間板16の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第一横板22をネジ止めしてもよい。
第二横板24は木材や樹脂等から構成され、水平方向に長い長方形板状の形状を有している。第二横板24は、大きい長方形の面が第一縦板14および第二隙間板18と接するようにして、第一縦板14および第二隙間板18を第二横枠34と挟んで保持する。すなわち、後方の第二横枠34と前方の第二横板24とで、これらの間にある第一縦板14および第二隙間板18を挟んでいる。
第二横板24は、第二隙間板18を介して第二横枠34にネジ止めされる。すなわち、第二横板24の前面から差し込まれたネジは、第二隙間板18を通過して第二横枠34に到達して止まる。第二隙間板18の前面の全ての個所で第二横板24をネジ止めしてもよいし、第二隙間板18の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第二横板24をネジ止めしてもよい。中央部が第二横枠34に、下端部が第三横枠36にそれぞれネジ止めされず、上端部のみが第一横枠32にネジ止めされる第一縦板14は、フェンス10内で鉛直方向に伸縮できるため、第一縦板14が熱膨張または熱収縮してもフェンス10が破損するのを抑えられる。
なお、フェンス10の左右両端に設置された第一縦板14,14の中央部でも、第二横板24が第一縦板14,14を介して第二横枠34にネジ止めされる。このネジ止めによって、フェンス10の左端に設置された第一縦板14は、上端部を回転軸とした左方向への回転が抑えられ、フェンス10の右端に設置された第一縦板14は、上端部を回転軸とした右方向への回転が抑えられる。なお、第一縦板14に設けるネジ孔をネジの外径より大きな孔である長孔Hにすれば、第一縦板14がフェンス10内で鉛直方向に伸縮できるため、第一縦板14が熱膨張または熱収縮してもフェンス10が破損するのを抑えられる。
第三横板26は、第二横板24と同様である。すなわち、第三横板26は木材や樹脂等から構成され、水平方向に長い長方形板状の形状を有している。第三横板26は、大きい長方形の面が第一縦板14および第三隙間板20と接するようにして、第一縦板14および第三隙間板20を第三横枠36とで挟んで保持する。すなわち、後方の第三横枠36と前方の第三横板26とで、これらの間にある第一縦板14および第三隙間板20を挟んでいる。
第三横板26は、第三隙間板20を介して第三横枠36にネジ止めされる。すなわち、第三横板26の前面から差し込まれたネジは、第三隙間板20を通過して第三横枠36に到達して止まる。第三隙間板20の前面の全ての個所で第三横板26をネジ止めしてもよいし、第三隙間板20の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第三横板26をネジ止めしてもよい。上述したように、上端部のみが第一横枠32にネジ止めされる第一縦板14を備えるフェンス10は、第一縦板14が熱膨張または熱収縮しても破損しにくい。
また、フェンス10の左右両端に設置された第一縦板14,14の下端部でも、第一縦板14,14に設けられた長孔を介して、第三横板26が第三横枠36にネジ止めされる。長孔は、フェンス10の組み立て途中で第一縦板14に設ける。第一縦板14,14に設けられた長孔を介して、第三横板26が第三横枠36にネジ止めされるため、第一縦板14が熱膨張または熱収縮してもフェンス10が破損するのを抑えられる。なお、本実施形態のフェンス10では、左右両端に設置された第一縦板14,14の中央部および下端部の双方で、第一縦板14,14に設けられた長孔Hを介して、左右両端に設置された第一縦板14,14が枠体12にネジ止めされるが、フェンス10の左右両端の第一縦板14,14は、中央部または下端部のどちらか一方で枠体12にネジ止めされていてもよい。どちらか一方で枠体12にネジ止めされれば、上端部を回転軸とした左右方向への回転が抑えられるからである。
つぎに、フェンス10の組立方法について説明する。図6は、フェンス10の組立手順を示す正面図である。まず、図6に示すように、枠体12の第一横枠32の表面に第一縦板14と第一隙間板16とが、第二横枠34の表面に第一縦板14と第二隙間板18とが、第三横枠36の表面に第一縦板14と第三隙間板20とが、それぞれ交互に並ぶように配置する。第一縦板14は、上端部の二個所が第一横枠32にネジ止めされる。第一隙間板16は第一横枠32に、第二隙間板18は第二横枠34に、第三隙間板20は第三横枠36にそれぞれ両面テープ等で仮固定される。
その後、図1に示すように、第一縦板14の上端部と第一隙間板16の表面を覆うように、第一横板22を設置する。第一横板22は、第一縦板14を介して第一横枠32にネジ止めされ、第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされる。また、第一縦板14の中央部と第二隙間板18の表面を覆うように、第二横板24を設置する。第二横板24は、左右両端の第一縦板14,14に設けられた長孔を介して第二横枠34にネジ止めされ、第二隙間板18を介して第二横枠34にネジ止めされる。そして、第一縦板14の下端部と第三隙間板20の表面を覆うように、第三横板26を設置する。第三横板26は、左右両端の第一縦板14,14に設けられた長孔を介して第三横枠36にネジ止めされ、第三隙間板20を介して第三横枠36にネジ止めされる。
(第二実施形態)
図7は、本考案の第二実施形態に係る縦板型フェンス40の正面図である。図8は、フェンス40の平面図である。図9は、図7に示すフェンス40のD−D線断面を模式的に示す断面図である。図10は、図7に示すフェンス40のE−E線断面を模式的に示す断面図である。図11は、図7に示すフェンス40のF−F線断面を模式的に示す断面図である。フェンス40は、前側と後側に縦板を交互に配置した縦板型目隠しフェンスである。
フェンス40は、枠体12と、第一縦板14と、第一隙間板16と、第二隙間板18と、第三隙間板20と、第二縦板44と、第四隙間板46と、第五隙間板48と、第六隙間板50と、第一横板22と、第二横板24と、第三横板26とを備える。枠体12、第一縦板14、第一隙間板16、第二隙間板18、および第三隙間板20の材質、形状、および配置は、第一実施形態のフェンス10とほぼ同じである。フェンス40の左右両端に設置される第一隙間板16,16、第二隙間板18,18、および第三隙間板20,20の形状が、フェンス40の他の隙間板の形状および第一実施形態のフェンス10に用いられる隙間板の形状と異なる。また、第一横板22、第二横板24、および第三横板26の材質と形状は、第一実施形態のフェンス10と同じであるが、第一横板22、第二横板24、および第三横板26の配置とネジ止め方法は、第一実施形態のフェンス10と異なる。
本実施形態のフェンス40では、第二縦板44が第一縦板14と、第四隙間板46が第一隙間板16と、第五隙間板48が第二隙間板18と、第六隙間板50が第三隙間板20と、材質および形状がそれぞれ同じであるが、異なっていてもよい。2以上の第二縦板44は、第一隙間板16の表面にその上端部が設置される。第二縦板44の上端部は、第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされる。すなわち、第二縦板44の上端部の前面から差し込まれたネジは、第一隙間板16を通過して第一横枠32に到達して止まる。
本実施形態のフェンス40では、第一隙間板16の両隣の第一縦板14,14と一部重なるように第二縦板44が第一隙間板16の表面に設置されるが、第一隙間板16の両隣の第一縦板14,14と重ならないように、かつ隙間ができないように第二縦板44が第一隙間板16の表面に設置されてもよいし、第一隙間板16の両隣の第一縦板14,14と隙間ができるように第二縦板44が第一隙間板16の表面に設置されてもよい。
第四隙間板46は、隣り合う2つの第二縦板44,44の間で、第一縦板14を第一横枠32と挟むように設置される。第四隙間板46は、第一縦板14の上端部の表面に、両面テープ等によって仮固定される。第五隙間板48は、隣り合う2つの第二縦板44,44の間で、第一縦板14を第二横枠34と挟むように設置される。第五隙間板48は、第一縦板14の中央部の表面に、両面テープ等によって仮固定される。第六隙間板50は、隣り合う2つの第二縦板44,44の間で、第一縦板14を第三横枠36と挟むように設置される。第六隙間板50は、第一縦板14の下端部の表面に、両面テープ等によって仮固定される。
第一横板22は、第一縦板14、第一隙間板16、第二縦板44、および第四隙間板46を、第一横枠32と挟んで保持する。第一横板22は、第一縦板14および第四隙間板46を介して第一横枠32にネジ止めされると共に、第一隙間板16および第二縦板44を介して、第一横枠32にネジ止めされる。すなわち、第一横板22の前面から差し込まれたネジは、第四隙間板46および第一縦板14を通過して第一横枠32に到達して止まる。第一横板22の前面から差し込まれた他のネジは、第二縦板44および第一隙間板16を通過して第一横枠32に到達して止まる。第二縦板44の上端部の前面および第四隙間板46の前面の全ての個所で第一横板22をネジ止めしてもよいし、第二縦板44の上端部の前面および第四隙間板46の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第一横板22をネジ止めしてもよい。
第二横板24は、第一縦板14、第二隙間板18、第二縦板44、および第五隙間板48を、第二横枠34と挟んで保持する。第二横板24は、図9に示すように、第一縦板14および第五隙間板48に形成された長孔Hを介して、第二横枠34にネジ止めされる。すなわち、第二横板24の前面から差し込まれたネジは、第五隙間板48の長孔Hおよび第一縦板14の長孔Hを通過して第二横枠34に到達して止まる。長孔Hは、フェンス40の組み立て途中で第一縦板14および第五隙間板48に設ける。予め長孔Hを設けた第五隙間板48を用いて、フェンス40を組み立ててもよい。また、第五隙間板48の前面の全ての個所で第二横板24をネジ止めしてもよいし、第五隙間板48の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第二横板24をネジ止めしてもよい。
第二縦板44の中央部が第二横枠34に、下端部が第三横枠36にそれぞれネジ止めされず、第二縦板44の上端部のみが第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされるので、フェンス40内で第二縦板44が鉛直方向に伸縮できる。このため、第二縦板44が熱膨張または熱収縮してもフェンス40が破損するのを抑えられる。また、第一縦板14の中央部が第二横枠34に、下端部が第三横枠36にそれぞれネジ止めされず、すなわち、第一縦板14の中央部および下端部は、第一縦板14に設けられた長孔Hをネジが通過しているだけであり、第一縦板14の上端部のみが第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされるので、フェンス40内で第一縦板14が鉛直方向に伸縮できる。このため、第一縦板14が熱膨張または熱収縮してもフェンス40が破損するのを抑えられる。
なお、図9に示すように、フェンス40の左右両端に設置された第二縦板44,44の中央部に形成された長孔Hおよび第二隙間板18,18を介して、第二横板24が第二横枠34にネジ止めされる。このネジ止めによって、フェンス40の左端に設置された第二縦板44は、上端部を回転軸とした左方向への回転が抑えられ、フェンス40の右端に設置された第二縦板44は、上端部を回転軸とした右方向への回転が抑えられる。第二縦板44の中央部および下端部に設けられるネジ孔が長孔なので、第二縦板44がフェンス40内で鉛直方向に伸縮できる。このため、第二縦板44が熱膨張または熱収縮してもフェンス40が破損するのを抑えられる。
第三横板26は、第一縦板14、第三隙間板20、第二縦板44、および第六隙間板50を、第三横枠36と挟んで保持する。第三横板26は、図11に示すように、第一縦板14および第六隙間板50に形成された長孔Hを介して、第三横枠36にネジ止めされる。すなわち、第三横板26の前面から差し込まれたネジは、第六隙間板50の長孔Hおよび第一縦板14の長孔Hを通過して第三横枠36に到達して止まる。長孔Hは、フェンス40の組み立て途中で第一縦板14および第六隙間板50に設ける。予め長孔Hを設けた第六隙間板50を用いて、フェンス40を組み立ててもよい。また、第六隙間板50の前面の全ての個所で第二横板24をネジ止めしてもよいし、第六隙間板50の前面の一部の個所、例えば一枚おき等で第二横板24をネジ止めしてもよい。
つぎに、フェンス40の組立方法について説明する。図12と図13は、フェンス40の組立手順を示す正面図である。まず、図12に示すように、枠体12の第一横枠32の表面に第一縦板14と第一隙間板16とが、第二横枠34の表面に第一縦板14と第二隙間板18とが、第三横枠36の表面に第一縦板14と第三隙間板20とが、それぞれ交互に並ぶように配置される。第一縦板14は、上端部の二個所が第一横枠32にネジ止めされる。第一隙間板16は第一横枠32に、第二隙間板18は第二横枠34に、第三隙間板20は第三横枠36にそれぞれ両面テープ等で仮固定される。
その後、図13に示すように、第一隙間板16の表面に上端部が、第二隙間板18の表面に中央部が、第三隙間板20の表面に下端部が配置されるように、第二縦板44を設置する。第二縦板44の上端部は、第一隙間板16を介してネジSによって第一横枠32に止めされる。また、図13に示すように、隣り合う2つの第二縦板44,44の上端部の間で第一縦板14の表面に第四隙間板46を設置する。同様に、隣り合う2つの第二縦板44,44の中央部の間で第一縦板14の表面に第五隙間板48を設置し、隣り合う2つの第二縦板44,44の下端部の間で第一縦板14の表面に第六隙間板50を設置する。第四隙間板46、第五隙間板48、および第六隙間板50は、第一縦板14にそれぞれ両面テープ等で仮固定される。
そして、フェンス40の左右両端の第二縦板44,44の中央部と下端部に、長孔Hを開ける。このとき、フェンス40の左右両端の第二縦板44,44の奥に設置されている第二隙間板18および第三隙間板20に長孔Hを一緒に開けてもよい。また、第五隙間板48および第六隙間板50にも長孔Hを開ける。このとき、第五隙間板48および第六隙間板50の奥に設置されている第一縦板14にも長孔Hを一緒に開ける。
つぎに、図7に示すように、第二縦板44の上端部と第四隙間板46の表面を覆うように、第一横板22を設置する。第一横板22は、図8に示すように、第二縦板44と第一隙間板16を介して第一横枠32にネジ止めされる。また、第二縦板44の中央部と第五隙間板48の表面を覆うように、第二横板24を設置する。第二横板24は、図9に示すように、左右両端の第二縦板44,44の長孔Hと第二隙間板18を介して第二横枠34にネジ止めされ、第五隙間板48の長孔Hおよび第一縦板14の中央部の長孔Hを介して第二横枠34にネジ止めされる。さらに、第二縦板44の下端部と第六隙間板50の表面を覆うように、第三横板26を設置する。第三横板26は、左右両端の第二縦板44,44の長孔Hと第三隙間板20を介して第三横枠36にネジ止めされ、第六隙間板50の長孔および第一縦板14の下端部の長孔を介して第二横枠34にネジ止めされる。
以上、各実施形態に基づいて本考案のフェンスを説明したが、本考案のフェンスは上記実施形態に限定されない。すなわち、本考案のフェンスは、横板の位置が縦板の上端部、中央部、および下端部でなくてもよいし、横板を4枚以上設置してもよい。また、本考案のフェンスは、第一縦板および第二縦板の形状が全部同じでなくてもよいし、枠体側から第一縦板をネジ止めしてもよい。
10,40,70,80 フェンス
12 枠体
14 第一縦板
16 第一隙間板
18 第二隙間板
20 第三隙間板
22 第一横板
24 第二横板
26 第三横板
28,30 縦枠
32 第一横枠
34 第二横枠
36 第三横枠
44 第二縦板
46 第四隙間板
48 第五隙間板
50 第六隙間板
72,82 支柱
74,76,84,86 横板
78 縦板
88 前側縦板
90 後側縦板

Claims (12)

  1. 第一横枠を備える枠体と、
    間隔を開けて、前記第一横枠の表面に上端部が設置される2以上の第一縦板と、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第一横枠の表面に設置される第一隙間板と、
    前記第一縦板および前記第一隙間板を、前記第一横枠と挟んで保持する第一横板と、
    を有するフェンス。
  2. 請求項1において、
    前記第一横板は、前記第一縦板を介して前記第一横枠にネジ止めされると共に、前記第一隙間板を介して前記第一横枠にネジ止めされるフェンス。
  3. 請求項1または2において、
    前記枠体は、前記第一横枠の下に第二横枠をさらに備え、
    前記第一縦板は、前記第一横枠の表面と前記第二横枠の表面に渡って設置され、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第二横枠の表面に設置される第二隙間板と、
    前記第一縦板および前記第二隙間板を、前記第二横枠と挟んで保持する第二横板と、
    をさらに有するフェンス。
  4. 請求項3において、
    前記第二横板は、前記第二隙間板を介して前記第二横枠にネジ止めされるフェンス。
  5. 請求項1から4のいずれかにおいて、
    前記枠体は、前記第二横枠の下に第三横枠をさらに備え、
    前記第一縦板は、前記第一横枠の表面、前記第二横枠の表面、および前記第三横枠の表面に渡って設置され、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第三横枠の表面に設置される第三隙間板と、
    前記第一縦板および前記第三隙間板を、前記第三横枠と挟んで保持する第三横板と、
    をさらに有するフェンス。
  6. 請求項5において、
    前記第三横板は、前記第三隙間板を介して前記第三横枠にネジ止めされるフェンス。
  7. 第一横枠を備える枠体と、
    間隔を開けて、前記第一横枠の表面に上端部が設置される2以上の第一縦板と、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第一横枠の表面に設置される第一隙間板と、
    前記第一隙間板の表面に上端部が設置される2以上の第二縦板と、
    隣り合う2つの第二縦板の間で、前記第一縦板を前記第一横枠と挟むように設置される第四隙間板と、
    前記第一縦板、前記第一隙間板、前記第二縦板、および前記第四隙間板を、前記第一横枠と挟んで保持する第一横板と、
    を有するフェンス。
  8. 請求項7において、
    前記第一横板は、前記第一縦板および前記第四隙間板を介して前記第一横枠にネジ止めされると共に、前記第一隙間板および前記第二縦板を介して、前記第一横枠にネジ止めされるフェンス。
  9. 請求項7または8において、
    前記枠体は、前記第一横枠の下に第二横枠をさらに備え、
    前記第一縦板は、前記第一横枠の表面と前記第二横枠の表面に渡って設置され、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第二横枠の表面に設置される第二隙間板と、
    隣り合う2つの第二縦板の間で、前記第一縦板を前記第二横枠と挟むように設置される第五隙間板と、
    前記第一縦板、前記第二隙間板、前記第二縦板、および前記第五隙間板を、前記第二横枠と挟んで保持する第二横板と、
    をさらに有するフェンス。
  10. 請求項9において、
    前記第二横板は、前記第一縦板および第五隙間板に形成された長孔を介して、前記第二横枠にネジ止めされるフェンス。
  11. 請求項7から10のいずれかにおいて、
    前記枠体は、前記第二横枠の下に第三横枠をさらに備え、
    前記第一縦板は、前記第一横枠の表面、前記第二横枠の表面、および前記第三横枠の表面に渡って設置され、
    隣り合う2つの第一縦板の間で、前記第三横枠の表面に設置される第三隙間板と、
    隣り合う2つの第二縦板の間で、前記第一縦板を前記第三横枠と挟むように設置される第六隙間板と、
    前記第一縦板、前記第三隙間板、前記第二縦板、および前記第六隙間板を、前記第三横枠と挟んで保持する第三横板と、
    をさらに有するフェンス。
  12. 請求項11において、
    前記第三横板は、前記第一縦板および第六隙間板に形成された長孔を介して、前記第三横枠にネジ止めされるフェンス。
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