JP3172055B2 - 車両用前照灯装置 - Google Patents

車両用前照灯装置

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JP3172055B2
JP3172055B2 JP3975495A JP3975495A JP3172055B2 JP 3172055 B2 JP3172055 B2 JP 3172055B2 JP 3975495 A JP3975495 A JP 3975495A JP 3975495 A JP3975495 A JP 3975495A JP 3172055 B2 JP3172055 B2 JP 3172055B2
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春男 永瀬
晋央 加藤
英毅 濱田
俊朗 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車等の車両用前
照灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高輝度放電灯(HIDランプ)を使用し
た車両用前照灯装置の第1の従来例を図46ないし図4
8に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、灯体1
20にランプ121を納装し、ランプ121にランプソ
ケット122を装着し、灯体カバー123で被覆し、灯
体カバー123を貫通したリード線124で点灯装置1
25に接続している。ランプソケット122のランプ接
続構造はバヨネット式であり、ランプ121の口金12
6の周面に設けた保持用のランプピン129をL字形の
取付スリット127に差込み回転して取付けている。1
28は口金126の中央電極、130は周辺電極、13
1はランプソケット122の中央電極、132は同じく
周辺電極である。
【0003】第2の従来例は、図49に示すように、第
1の従来例において、灯体カバー135にコネクタ13
6を設け、コネクタ136を介してリード線137をラ
ンプソケット122に接続しており、灯体カバー135
を外すことによってコネクタ136を離脱し、点灯装置
125からランプ121への給電を断つようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来例は、ラン
プ交換時や、ランプ非装着時にランプソケット122へ
の給電を禁止しないため、誤って点灯装置125からラ
ンプソケット122に高電圧を印加し、そのためランプ
ソケット122に手が触れて感電したり、また放電する
可能性がある。
【0005】また、第2の従来例は、ランプソケット1
22を使用するときに灯体カバー135に設けたコネク
タ136によって給電を禁止する場合、部品点数の増加
になり、占有空間が増大する欠点がある。さらにランプ
温度が上昇し高温状態になってもランプ交換が可能であ
るため、誤って手がランプ121に触れてけがややけど
等を招く可能性がある。
【0006】したがって、この発明の目的は、ランプ交
換等に安全性を図ることができる車両用前照灯装置を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の車両用前照灯
装置は、反射体とランプとを内に取付けた灯体と、この
灯体の背面側から前記ランプに装着されるランプソケッ
トと、このランプソケットに高電圧電力を給電する点灯
装置とを備えた車両用前照灯装置において、前記ランプ
がその口金の側面に取付用のランプピンを有し、前記ラ
ンプソケットが前記ランプピンを嵌合させるL字形の取
付スリットを有して、前記ランプソケットを前記ランプ
に差し込み回転することにより前記ランプに取付けられ
るものであり、前記ランプソケットを前記口金に差し込
み回転する動作に応動するインターロックスイッチを有
することを特徴とするものである。
【0008】請求項2の車両用前照灯装置は、反射体と
ランプとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側から
前記ランプに装着されるランプソケットと、このランプ
ソケットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた車
両用前照灯装置において、前記ランプソケットの背面側
に設けられたコネクタ受けと、前記灯体に着脱自在に取
付けられてランプソケットのコネクタ受け側を被覆する
灯体カバーと、前記点灯装置に接続され前記灯体カバー
に固定部により貫通固定されたインターロックハーネス
とを有し、インターロックスイッチを前記インターロッ
クハーネスに接続されたコネクタと前記コネクタ受け
より構成し、前記コネクタの着脱によりオンオフするこ
とを特徴とするものである。請求項3の車両用前照灯装
置は、請求項2において、前記ランプソケットと前記点
灯装置間に接続する高電圧線を前記灯体カバーに貫通し
たものである。
【0009】請求項4の車両用前照灯装置は、反射体と
ランプとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側から
前記ランプに装着されるランプソケットと、このランプ
ソケットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた車
両用前照灯装置において、前記ランプソケットの背面側
に設けられたコネクタ受けと、前記灯体に着脱自在に取
付けられて前記ランプソケットの前記コネクタ受け側を
被覆する灯体カバーと、前記点灯装置に接続され前記灯
体カバーに弾性変形可能な部材を介して貫設されたコネ
クタとを有し、前記コネタク受けと前記コネクタにより
インタロックスイッチを構成したことを特徴とするもの
である。請求項5の車両用前照灯装置は、反射体とラン
プとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側から前記
ランプに装着されるランプソケットと、このランプソケ
ットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた車両用
前照灯装置において、前記ランプソケットを前記ランプ
に対して固定する固定手段を、前記灯体に設けた第1の
支持体と、板ばねにより形成されて前記支持体に一端が
取付けられた導電性の固定具と、この固定具の他端の折
曲部を引掛け係止する導電性の弾性係止爪と、前記灯体
に設けられて前記弾性係止爪を固定する第2の支持体と
で構成し、前記固定具と前記弾性係止爪とでインタロッ
クスイッチを構成することを特徴とするものである。
【0010】請求項6の車両用前照灯装置は、反射体と
ランプとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側から
前記ランプに装着されるランプソケットと、このランプ
ソケットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた車
両用前照灯装置において、前記ランプソケットを前記ラ
ンプに対して固定する固定具と、前記ランプソケットに
設けられ前記固定具の固定動作に応動するインタロック
スイッチとを有することを特徴とするものである。請求
項7の車両用前照灯装置は、反射体とランプとを内に取
付けた灯体と、この灯体の背面側から前記ランプに装着
されるランプソケットと、このランプソケットに高電圧
電力を給電する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置に
おいて、灯体に設けた係止部と、前記ランプソケットの
背面側を押え固定するものであって前記係止部に回転に
より係止する螺旋形の取付片を有するソケット固定具
と、このソケット固定具の回転に応動するインタロック
スイッチとを有することを特徴とするものである。請求
項8の車両用前照灯装置は、請求項において、インタ
ロックスイッチの可動接点部が前記固定具に応動し、前
記可動接点部の動作により前記可動接点部に接離する固
定接点部が前記固定具に過大な衝撃力が加わると前記可
動接点部を介して反転して前記可動接点部から開離する
反転ばねの特性を有するものでる。
【0011】請求項9の車両用前照灯装置は、反射体と
ランプとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側から
前記ランプに装着されるランプソケットと、このランプ
ソケットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた車
両用前照灯装置において、前記ランプソケットに手が触
れると動作するタッチスイッチからなるインターロック
スイッチを設けたことを特徴とするものである。請求項
10の車両用前照灯装置は、反射体とランプとを内に取
付けた灯体と、この灯体の背面側から前記ランプに装着
されるランプソケットと、このランプソケットに高電圧
電力を給電する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置に
おいて、前記ランプソケットに手が触れると動作する感
圧スイッチからなるインターロックスイッチを設けたこ
とを特徴とするものである。請求項11の車両用前照灯
装置は、反射体とランプとを内に取付けた灯体と、この
灯体の背面側から前記ランプに装着されるランプソケッ
トと、このランプソケットに高電圧電力を給電する点灯
装置とを備えた車両用前照灯装置において、前記ランプ
ソケットはランプ挿入側開口部を割るようにソケットボ
ディとソケットカバーにより分割され、前記ランプの取
付部を嵌合する取付凹部を前記ソケットボディと前記ソ
ケットカバーの分割面に形成し、かつ、インターロック
スイッチを、前記ソケットボディと前記ソケットカバー
のそれぞれに相対向して設けた接点により構成し、前記
ソケットボディと前記ソケットカバーを閉じることによ
り前記接点がオンとなるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0012】請求項12の車両用前照灯装置は、請求項
11において、前記ソケットカバーが前記ソケットボデ
ィに対してスライドするものである。請求項13の車両
用前照灯装置は、請求項11において、前記ソケットカ
バーが前記ソケットボディに回動自在に取付けられてい
るものである。請求項14の車両用前照灯装置は、請求
項11において、前記インターロックスイッチが、前記
ソケットボディと前記ソケットカバーにそれぞれ収納さ
れて前記ソケットボディと前記ソケットカバーを合わせ
ることにより高電圧パルスが発生する高圧パルストラン
スの分割体からなるものである。
【0013】請求項15の車両用前照灯装置は、反射体
とランプとを内に取付けた灯体と、この灯体の背面側か
ら前記ランプに装着されるランプソケットと、このラン
プソケットに高電圧電力を給電する点灯装置とを備えた
車両用前照灯装置において、前記ランプソケットの中央
電極は前記ランプソケットの装着時に前記ランプの中央
電極により押圧されて後退できるようにばねにより支持
されて前記ランプに向けて突出付勢され、前記ランプへ
の挿着による前記ランプソケットの前記中央電極の後退
動作に応動するインタロックスイッチを前記ランプソケ
ットに設けたことを特徴とするものである。請求項16
の車両用前照灯装置は、請求項15において、前記イン
ターロックスイッチの接点が絶縁用流動体内に配置され
ているものである。
【0014】請求項17の車両用前照灯装置は、ランプ
の点灯による前記ランプの高温に伴うランプソケットの
温度上昇により前記ランプの保持用のランプピンがラン
プソケットから離脱するのを防止する離脱防止手段を、
前記ランプソケットに設けたことを特徴とするものであ
る。請求項18の車両用前照灯装置は、請求項1におい
て、前記ランプの点灯による前記ランプソケットの温度
上昇により前記ランプの保持用のランプピンがランプソ
ケットから離脱するのを防止する離脱防止手段を、前記
ランプソケットに設けたものである。
【0015】
【作用】請求項1の車両用前照灯装置によれば、ランプ
ソケットの接続操作によりオンとなるインターロックス
イッチを設けることにより、ランプ非装着時の給電を禁
止することができ、高電圧が印加されることを防止でき
るので、ランプ交換作業等の安全を確保することができ
る。
【0016】請求項2の車両用前照灯装置によれば、
ンタロックをコネクタにより構成したため、請求項1と
同様な作用がある。
【0017】請求項3の車両用前照灯装置によれば、
求項2と同様な作用がある。請求項4の車両用前照灯装
置によれば、請求項3の作用のほか、反射体の光軸調整
(エーミング)によるランプおよびランプソケット等の
移動を許容できる。
【0018】請求項5の車両用前照灯装置によれば、固
定手段を外さなければランプソケットをランプから外す
ことができず、そのためインターロックスイッチは固定
手段を外すことによりオフにすることができるのでラン
プ交換時等の安全を確保することができる。
【0019】請求項6の車両用前照灯装置によれば、請
求項1と同様な作用のほか、灯体側の設計に影響を与え
ることなく安全を確保でき、灯体設計が自由に行なえ
る。請求項7の車両用前照灯装置によれば、請求項1
同作用がある。
【0020】請求項8の車両用前照灯装置によれば、
求項6と同様な作用のほか、事故等の異常時にも安全を
確保することができる。請求項9の車両用前照灯装置に
よれば、請求項1と同様な作用のほか、ランプソケット
に人体が触れた状態で高電圧の給電を禁止することがで
きるのでランプ交換時の安全をより一層確保できる。
【0021】請求項10の車両用前照灯装置によれば、
請求項9と同作用がある。請求項11の車両用前照灯装
置によれば、請求項1の同作用のほか、ランプとランプ
ソケットとの嵌合は回転動作を行なわずにランプの挿入
方向のみの動作であるので、灯体側の作業占有空間が少
なくてよい。
【0022】請求項12の車両用前照灯装置によれば、
請求項11において、前記ソケットカバーが前記ソケッ
トボディに対してスライドするため、請求項11と同作
用がある。請求項13の車両用前照灯装置によれば、請
求項11において、前記ソケットカバーが前記ソケット
ボディに回動自在に取付けられているため、請求項11
と同作用がある。
【0023】請求項14の車両用前照灯装置によれば、
請求項11において、前記インターロックスイッチが、
前記ソケットボディと前記ソケットカバーにそれぞれ収
納されて前記ソケットボディと前記ソケットカバーを合
わせることにより高電圧パルスが発生する高圧パルスト
ランスの分割体からなるため、請求項11の作用のほ
か、特別な接点なしにランプの非装着時の安全を確保す
ることができる。
【0024】請求項15の車両用前照灯装置によれば、
請求項1と同作用がある。請求項16の車両用前照灯装
置によれば、請求項15において、前記インターロック
スイッチの接点が絶縁用流動体内に配置されているた
め、請求項15の作用のほか、スイッチオフ時の接点間
の絶縁距離が短くできるので小形化が可能である。
【0025】請求項17の車両用前照灯装置によれば
ンプ高温時にランプソケットを離脱することが禁止さ
れるので、高温になっているランプに触れることによる
けがややけど等を予防することができる。
【0026】請求項18の車両用前照灯装置によれば、
請求項1において、前記ランプの点灯による前記ランプ
ソケットの温度上昇により前記ランプの保持用のランプ
ピンがランプソケットから離脱を防止する離脱防止手段
を、前記ランプソケットに設けたため、請求項1および
請求項17と同作用がある。
【0027】
【実施例】この発明の第1の実施例を図1により説明す
る。すなわち、この車両用前照灯装置は、灯体1と、ラ
ンプソケット2と、インターロックスイッチ3と、点灯
装置4とを有する。灯体1は、反射体5とランプ6とを
納装している。実施例では灯体1が従来例と同様であ
り、その詳細を省略している。反射体5は反射鏡を実施
例とした略ラッパ形であり、中心に中心孔9を有し、そ
の外面に同心にリング部11を設けている。ランプ6の
構成は従来例(図48)と同様であるが、口金7に取付
つば8を介して発光管10が取付けられ、口金7の周面
にランプ保持用のランプピン13を設けている。14は
口金7に設けた周辺電極、15は口金7の中央凹部(図
示せず)に設けた中央電極である。そして、反射体5の
中心孔9にランプ6が貫挿されて取付つば8がリング部
11内に納められ、固定具12により公知の手段で着脱
自在に取付けられ、ランプ交換を可能にしている。
【0028】ランプソケット2は、ランプ6に装着され
る。実施例では口金7を嵌合する大きさの開口を有する
有底筒状体であり、ランプ6の口金7をランプソケット
2に差込み回転により取付けるようにランプピン13を
嵌合させるL字形の取付スリット16を周壁に形成して
いる。インターロックスイッチ3は、ランプソケット2
の接続操作によりオンとなるもので、実施例では取付ス
リット16の内端部のソケット本体17に凹部18を形
成し、凹部18にインターロックスイッチ3を設置して
いる。このインターロックスイッチ3はスイッチ釦19
と、スイッチ釦19の先端を取付スリット16の内端部
に進出付勢するばね20と、スイッチ釦19に押圧され
る可動接点部21と、可動接点部21に常開状態に対向
するようにソケット本体1に固定された固定接点部22
とを有する。ランプソケット2を口金7に装着するとき
ランプピン13を取付スリット16に挿入し、ランプソ
ケット2を回転するとランプピン13が取付スリット1
6の内端に移動してスイッチ釦19をばね20に抗して
押圧し、スイッチ釦19の移動により可動接点部21が
固定接点部22に接触してインターロックスイッチ3が
オンとなる。またランプソケット2を回転してランプ6
から引くとランプピン13が取付スリット16から外れ
るが、このときスイッチ釦19がばね20により復帰す
るので可動接点部21が開離動作し、インターロックス
イッチ3がオフとなる。
【0029】点灯装置4は、インターロックスイッチ3
のオンによりランプソケット2に給電する。したがっ
て、インターロックスイッチ3がオフになるとランプ6
への給電が停止する。23は高電圧電線、24はインタ
ーロックハーネスで点灯装置4内の検出・制御回路に接
続されて、スイッチオンで点灯装置4が出力可能とな
り、スイッチオフで出力が停止するように回路構成して
いる。
【0030】この実施例によれば、インターロックスイ
ッチ3を設けることにより、ランプ非装着時の給電を禁
止することができ、高電圧が印加されることがないの
で、ランプ交換作業等の安全を確保することができる。
この発明の第2の実施例を図2に示す。すなわち、この
車両用前照灯装置は、第1の実施例において、インター
ロックスイッチ3を反射体5に設けたものである。この
インターロックスイッチ3はランプソケット2に対して
設けられ、ランプソケット2を、反射体5に固定された
ランプ3に装着することによりインターロックスイッチ
3を押圧するようにしている。26は反射体5を灯体1
に固定する取付手段である。
【0031】この実施例によれば、ランプソケット2を
ランプ6に装着することによりインターロックスイッチ
3をオンにすることができ、ランプソケット2をランプ
6から離脱するとインターロックスイッチ3をオフにす
ることができ、これによりランプ交換等の安全を図るこ
とができる。なお、ランプソケット2の接続操作により
動作するインターロックスイッチ3を灯体1に設けても
よい。
【0032】この発明の第3の実施例を図3および図4
に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、点灯装置
4とランプソケット2とを接続する接続線である高電圧
線30にコネクタ28を設け、このコネクタ28をラン
プソケット2に設けたコネクタ受け29に接続するもの
である。そしてインターロックスイッチ3はコネクタ2
8およびコネクタ受け29に設けている。すなわち、こ
のインターロックスイッチ3は、図3および図4に示す
ように点灯装置の検出・制御回路に接続されたインター
ロックハーネス31を、高電圧線30のコネクタ28の
一対の端子に接続し、このコネクタ28をランプソケッ
ト2側のコネクタ受け29側に接続することにより一対
の端子を短絡するものである。また灯体カバー33を灯
体1に設け、灯体カバー33にインターロックハーネス
31を固定部36により貫通固定し、灯体カバー33を
灯体1から外す時に必ずコネクタ28をコネタク受け2
9から外すようにしている。なお、30aはコネタク受
け29の高電圧ピンの接続孔、31aはコネクタ受け2
9のインターロック用ピンの接続孔である。その他の第
1の実施例および第2の実施例と共通する部分に同一符
号を付している。
【0033】この実施例によれば、コネクタ28をコネ
クタ受け29から外しているときはインターロックハー
ネス31がオープンになり、このとき点灯装置4により
高電圧の発生が停止し、インターロックハーネス31が
短絡のときのみ高電圧の発生を許可するようにできる。
なお、インターロックの機構はこの方式のみならず他の
方式も考えられる。
【0034】この発明の第4の実施例を図5に示す。す
なわち、この車両用前照灯装置は、第3の実施例におい
て、インターロックスイッチ3をランプソケット2に設
け、コネクタ28の装着によりインターロックスイッチ
3をオンに動作し、コネクタ28の離脱によりオフ動作
するものである。また高電圧線30を灯体カバー33に
貫通し、インターロックハーネス31は灯体1を貫通し
ている。
【0035】この実施例によれば、ランプソケット2に
設けたコネクタ28を外すことによりインターロックス
イッチ3を動作して高電圧の発生を防止し、ランプ交換
時の安全を確保している。その他は第3の実施例と同様
である。この発明の第5の実施例を図6に示す。すなわ
ち、この車両用前照灯装置は、第3の実施例において、
高電圧線30を直接ランプソケット2に接続し、インタ
ーロックハーネス31をコネクタ28に接続し、インタ
ーロックスイッチ3を第3の実施例と同様にコネクタ2
8とコネクタ受け29に構成している。
【0036】この実施例も、ランプ交換時に灯体カバー
33を灯体1から外すことにより、あらかじめコネクタ
28をコネクタ受け29から外すことで高電圧の発生を
防止することができ、ランプ交換時の安全を図ることが
できる。この発明の第6の実施例を図7および図8に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第3の実施例
において、インターロックスイッチ3を、灯体カバー3
3に設けたコネクタ28と、ランプソケット2に設けら
れてコネクタ28を受けるコネクタ受け29とで構成し
ている。また図8に示すように灯体カバー33のコネク
タ保持部を弾性変形可能な部材40により形成してい
る。41は灯体カバー33の取付部である。
【0037】この実施例によれば、灯体カバー33を外
すと同時にコネクタ28がコネクタ受け29から外さ
れ、第3の実施例に示したようにインターロックスイッ
チ3をオフ動作することができるので、ランプソケット
2を安全に着脱でき、ランプ交換時の安全を確保でき
る。また灯体カバー33を取付けると同時にコネクタ2
8をコネクタ受け29に接続することができる。
【0038】さらに灯体カバー33が弾性変形可能な部
材40により形成されているため、反射体5のエーミン
グ(光軸調整)によるランプ6の移動(変位)を吸収す
ることができる。その他は第3の実施例と同様である。
この発明の第7の実施例を図9に示す。すなわち、この
車両用前照灯装置は、第6の実施例において、インター
ロックスイッチ3をコネクタ28とコネクタ受け29に
より構成し、高電圧線30は灯体カバー33を貫通して
直接ランプソケット2に接続したものである。
【0039】第3の実施例で説明したように、コネクタ
28にはコネクタハーネス31が接続され、コネクタ受
け29のピンは短絡接続されて、コネクタ28の接続に
よりコネクタハーネス31が短絡される。コネクタハー
ネス31は点灯装置4の検出・制御回路に接続されてい
る。検出・制御回路により、コネクタ28が外れたとき
は高電圧線30への印加を停止し、コネクタ28が接続
されたときは高電圧線30に電圧を印加可能にしてい
る。
【0040】この発明の第8の実施例を図10に示す。
すなわち、この車両用前照灯装置は、第7の実施例にお
いて、高電圧線30を灯体カバー33に貫通しないで灯
体1を貫通してランプソケット2に接続したものであ
る。この発明の第9の実施例を図11に示す。すなわ
ち、この車両用前照灯装置は、第1の実施例において、
ランプソケット2が灯体1に取付けられる固定手段45
を有し、インターロックスイッチ3は固定手段45の着
脱操作により動作するものである。
【0041】実施例の固定手段45は、灯体1に設けた
支持体46と、略山形に折曲された板ばねにより形成さ
れて支持体46に一端が取付けられた導電性の固定具4
7と、固定具47の他端の折曲部47aを引っ掛け係止
する導電性の弾性係止爪48と、灯体1に設けられて弾
性係止爪48を固定する支持体49からなっている。固
定具47の他端を弾性係止爪48から外して固定具47
を開くことによりランプソケット2を着脱でき、また固
定具47を閉じて接触部47aを弾性係止爪48に係止
することによりランプソケット2をランプ6に押さえ固
定できる。
【0042】またインターロックスイッチ3は、固定具
47と、弾性係止爪48と、これらに一端が接続され他
端が点灯装置の検出・制御回路に接続されたインターロ
ックハーネス31からなり、固定具47が弾性係止爪4
8から外れるとオフとなり、検出・制御回路によりラン
プソケット2への給電を停止し、固定具47が弾性係止
爪48に係止しているとオンとなり、ランプソケット2
への給電を許可する。
【0043】なお、固定手段45は反射体5に取付けら
れてもよい。この発明の第10の実施例を図12に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第9の実施例
において、インターロックスイッチ3をランプソケット
2の内部に設けている。実施例のインターロックスイッ
チ3は、固定具45に設けた突起51と、ランプソケッ
ト2に設けた凹部52に出没自在に貫設されて凹部52
から外部に突出するようにばね54により付勢されたス
イッチ釦53と、スイッチ釦53の内端部に設けられた
常開の可動接点部55と、この可動接点部55に対向し
た固定接点部56とからなる。
【0044】固定具45がランプソケット2から外れて
いるときは、スイッチ釦53が復帰して可動接点部55
が固定接点部56から開離してインターロックスイッチ
3がオフとなり、給電停止となる。また固定具45がラ
ンプソケット2を押圧しているときは、突起51でスイ
ッチ釦53をばね54に抗して押圧して可動接点部55
が固定接点部56に接触し、これによりインターロック
スイッチ3がオンとなり、給電許可となる。
【0045】この実施例によれば、灯体1側の設計に影
響を与えることなく安全を確保でき、灯体1の設計を自
由に行なえる。その他は第9の実施例と同様である。こ
の発明の第11の実施例を図13に示す。すなわち、こ
の車両用前照灯装置は、ランプ6とランプソケット2と
を組み付けたものを、ソケット固定具58により灯体1
に固定するものである。ランプソケット2とランプ6と
の結合は第1の実施例と同様であり、ソケット固定具5
8はランプソケット2を冠着する椀形に形成している。
59は回転により灯体1に取付けるため螺旋形に形成し
た取付片であり、灯体1には取付片59を係止する係止
部(図示せず)を形成している。またインターロックス
イッチ3は、第9の実施例および第10の実施例と同様
な構成であり、ソケット固定具58を灯体1に取付ける
ように回転するときインターロックスイッチ3がオンと
なり給電可能とし、灯体1から外すように回転するとき
インターロックスイッチ3がオフとなり給電停止するよ
うに、インターロックスイッチ3を動作するものであ
る。この場合、インターロックスイッチ3をランプソケ
ット2の内外に限らず、灯体1や反射体5に設けてもよ
い。その他は第10の実施例と同様である。
【0046】この発明の第12の実施例を図14に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第10の実施
例において、インターロックスイッチ3をタッチスイッ
チとしたものである。実施例では、ランプソケット2の
着脱作業中に必ず人の手あるいはその一部が触れる表面
にくし歯状の一対の電極61,62を一定の小さな隙間
をおいて対向したものであり、この電極61,62にイ
ンターロックハーネス31を接続している。
【0047】人体の一部がこの電極61,62間に触れ
ることで電極61,62間が導通し、インターロックス
イッチ3はオンとなり給電を禁止する。電極61,62
がオープンのときは給電を許可する。この実施例によれ
ば、ランプソケット2に人体が触れた状態で高電圧の給
電を禁止することができるのでランプ交換時の安全をよ
り一層確保できる。その他は第10の実施例と同様であ
る。
【0048】この発明の第13の実施例を図15および
図16に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
12の実施例において、インターロックスイッチ3をタ
ッチスイッチに代えて感圧スイッチとしたものである。
実施例の感圧スイッチもランプソケット2の着脱操作中
人の手が触れやすい位置に設けられ、ランプソケット2
の表面に設けられた弾性変形可能な感圧スイッチカバー
64と、この感圧スイッチカバー64の内面に設けられ
た電極65と、電極65に対向してランプソケット2の
表面に設けられた電極66からなり、電極65,66に
インターロックハーネス31が接続されている。
【0049】ランプソケット2に手が触れていない状態
では、図16に示すように電極65,66が離れてお
り、給電が許可されている。ランプソケット2をランプ
交換等のため把持すると電極65,66が短絡し、点灯
装置内の検出・制御回路が動作して給電が禁止される。
その他は第12の実施例と同様である。なお、第12の
実施例および第13の実施例は第1の実施例および第2
の実施例等のインターロックスイッチと組み合わせるこ
とにより、より確実に安全を確保することができる。
【0050】この発明の第14の実施例を図17および
図18に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
10の実施例(図12)において、可動接点部55を有
するスイッチ釦53に対して、固定接点部56が反転ば
ねの特性をもちその基端部56aがランプソケット2に
支持され、先端部に重り67を設け、さらに固定接点部
56が反転動作したとき先端が引っ掛かる爪68をラン
プソケット2内に設けたものである。
【0051】ランプソケット2を固定していない状態で
は、インターロックスイッチ3はオフであり、給電が停
止する。固定具45(図示せず)でランプソケット2を
固定すると、スイッチ釦53が押されて可動接点部55
が固定接点部56に接触し、インターロックスイッチ3
がオンとなり給電許可される。さらに外部から過大な衝
撃力が加わると、図18に示すように固定接点部56が
重り67の動作により反転動作し、その先端が爪68に
引っ掛かる。このため、衝撃があったときは給電が停止
するが、衝撃がなくなった後も給電が停止したままとな
る。
【0052】この実施例によれば、事故等の異常時にも
安全を確保することができる。その他は第1の実施例と
同様である。なお、スイッチ釦53を操作するものは、
固定具45のみならず、灯体1の一部や反射体5の一部
でもよい。この発明の第15の実施例を図19に示す。
すなわち、この車両用前照灯装置は、第1の実施例にお
いて、ランプ6の点灯によるランプソケット2の温度上
昇によりランプ6の保持用のランプピン13がランプソ
ケット2から離脱するのを防止する離脱防止手段71
を、ランプソケット13に設けている。実施例の手段7
1はバイメタルを用い、低温時には取付スリット16の
周方向部16aに形成した凹部72内に位置し、高温時
に周方向部16a内に突出してランプピン13の移動を
阻止するようにしている。
【0053】離脱防止手段71は一定の温度たとえば6
0℃を境界として、60℃以下のときは離脱防止手段7
1が凹部72内に位置してランプピン13の着脱を可能
にし、60℃を超えると周方向部16a内に変形進出し
てランプピン13の移動を阻止する。この結果、ランプ
ピン13がランプソケット2から外れないので、ランプ
6がランプソケット2から外れない。
【0054】この実施例によれば、ランプ高温時にラン
プソケット2が離脱することを禁止するので高温になっ
ているランプ6に触れることによるけがややけど等を予
防することができる。なお、離脱防止手段71は形状記
憶合金でもよい。その他は第1の実施例と同様である。
【0055】この発明の第16の実施例を図20に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第15の実施
例において、離脱防止手段71をつぎのように構成して
いる。すなわち周方向部16aに一端が開口する円弧状
の空洞74を形成し、空洞74内に移動自在な円弧状の
保持具75を収納し、保持具75の内端と空洞74の奥
端との間に一定温度を境に伸縮する伸縮部材76を設け
ている。実施例の伸縮部材76は形状をコイル状に形成
し、材料としてバイメタルまたは形状記憶合金を用いて
いる。
【0056】一定温度以下では部材76が収縮しており
空洞部74内に位置しているが、一定温度以上では部材
76が伸長して保持具75が周方向部16aに突出し、
ランプピン13の移動を阻止する。この発明の第17の
実施例を図21に示す。すなわち、この車両用前照灯装
置は、第15の実施例において、離脱防止手段71をつ
ぎのように構成している。すなわち、取付スリット16
の軸方向部16bと周方向部16aの交差部に周方向部
16aと反対向きに凹部77を形成し、周方向部16a
および凹部77内に保持具76を移動自在に配置し、保
持具76と凹部77の内端との間に伸縮部材76を設け
たものである。
【0057】この発明の第18の実施例を図22ないし
図25に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
1の実施例および第10の実施例において、ランプソケ
ット2がランプ挿入側開口部81を割るようにソケット
ボディ2aとソケットカバー80により分割され、ラン
プ6の取付部であるランプピン13を嵌合する取付凹部
82をソケットボディ2aとソケットカバー80の分割
面に形成し、インターロックスイッチ3はソケットボデ
ィ2aとソケットカバー80を結合することによりオン
となるようにしている。
【0058】実施例では、ソケットカバー80がランプ
着脱方向と垂直な方向にスライド動作するものである。
ソケットカバー80をランプソケット2に閉じた状態に
おける固定は、つめ、ねじ、キー式等の様々な公知の手
段を用いている。図23において、84はランプ6の中
央電極15に接触する中央電極、85はランプ6の周辺
電極14に接触する周辺電極である。またインターロッ
クスイッチ3は、周辺電極85の端部に設けた可動接点
部86と、高電圧線30に接続されてソケットボディ2
aに固定された固定接点部87からなり、ソケットカバ
ー80を開くことにより図23に示すように可動接点部
86と固定接点部87が開離し、ソケットカバー80を
ソケットボディ2aから閉じることにより図25のよう
に可動接点部86と固定接点部87が接触する。110
は口金7をランプ挿入側開口部81に挿入することによ
り押し込まれる押し込みスイッチであり、押し込みスイ
ッチ110はその動作によりソケットカバー80の閉じ
動作を可能にするものであり、公知の手段により構成し
ている。
【0059】図22および図23はソケットカバー80
によりランプ挿入側開口部81が大きく開いているの
で、ランプ6の口金7を挿入することが可能である。ま
たインターロックスイッチ3はオフとなっており、点灯
装置4からの給電が停止される。このことにより、ラン
プ非装着時に、ランプ挿入作業時に誤って高電圧がラン
プソケット2に印加されることを防止する。
【0060】図24および図25は、口金7の挿入によ
り押し込みスイッチ110を押してソケットカバー80
を閉じた状態であり、取付凹部82にランプ6の口金7
のランプピン82が係止してランプ6が抜止め保持され
ている。また、インターロックスイッチ3は図25に示
すようにオンとなり、点灯装置から給電許可される。こ
の実施例によれば、ランプ6とランプソケット2との嵌
合を回転動作を行なわず、ランプ挿入方向のみの動作で
あるので、ランプ6に対してランプソケット2を差込回
転することにより装着するものと比較して、灯体1側の
作業占有空間が少なくてよい。
【0061】この発明の第19の実施例を図26および
図27に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
18の実施例において、ソケットカバー80を軸88に
よりソケットボディ2aに取付けて回動自在にしたもの
である。この発明の第20の実施例を図28ないし図3
3に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第18
の実施例において、ランプソケット2内に高圧パルスト
スランス92を設けている。この高圧パルストランス9
2は、ソケットディ2aに設けた分割体90と、ソケッ
トカバー80に設けた分割体91からなって、インター
ロックスイッチを構成している。またソケットボディ2
aおよびソケットカバー80にそれぞれイグナイタを構
成する電子部品93,93′を実装したプリント基板9
4,94′を収納している。
【0062】図32は高圧パルストランス92の構成を
示し、分割体90は1次巻線95と2次巻線96をボビ
ン97に巻装し、コア98に装着してなる。分割体91
は1次巻線95′と2次巻線96′をボビン97′に巻
装し、コア98′に装着してなる。図32はソケットカ
バー80をソケットボディ2aから開くことにより分割
体90,91を開いた状態であるが、各々に1次巻線9
5,95′および2次巻線96,96′があるため、分
離された状態であっても、パルスは発生する。しかし、
図33と比べて図32は開磁路になっているため、数分
の1程度しか電圧が発生せず、ランプ非装着時の感電の
危険性を低減することができる。
【0063】このように、ソケットカバー80を開いて
ランプ6を着脱可能にすると、同時に分割体90,91
が離れるので、電極84,85間に高圧が発生しない。
ソケットカバー80を閉じるとランプ6が固定される
が、同時に高圧パルストランス92の分割体90,91
が閉じるため、電極84,85間に高電圧が発生可能と
なる。
【0064】この実施例によれば、特別な接点なしにラ
ンプ6の非装着時の安全を確保することができる。その
他は第18の実施例と同様である。この発明の第21の
実施例を図34に示す。すなわち、この車両用前照灯装
置は、第20の実施例において、分割体91のみをソケ
ットカバー80に収納し、電子部品93′およびプリン
ト基板94′はソケットボディ2aに収納している。
【0065】この発明の第22の実施例を図35に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第20の実施
例において、ランプソケット2内に分割体90,91か
らなる高圧パルストランス92のみを収納し、電子部品
およびそのプリント基板をランプソケット2とは別に設
けたものである。この発明の第23の実施例を図36お
よび図37に示す。すなわち、この車両用前照灯装置
は、第20の実施例において、分割体90に全1次巻線
95aを設け、分割体91に全2次巻線96aを設けた
ものである。その他の共通部分は第20の実施例と同様
である。この実施例では、図37のソケットカバー80
が閉じることにより分割体90,91が結合した状態で
は正常に高電圧パルスが発生可能であるが、図36のソ
ケットカバー80を開くことにより分割体90,91が
開いた状態では1次巻線95aと2次巻線96aとが完
全に分割されているので、電源を投入しても高電圧パル
スの発生するおそれがなく安全になる。
【0066】この発明の第24の実施例を図38および
図39に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
20の実施例において、分割体90にコア98のみを設
け、分割体91にコア98′,1次巻線95aおよび2
次巻線96aを設けたものである。この実施例では、ソ
ケットカバー80を閉じた状態では図39のようにコア
98,98′が結合しているので、電源の投入により高
電圧パルスが発生するが、ソケットカバー80を開いた
状態では図38のように分割体90が分離することによ
ってコア98がコア98′等から離れるため、高電圧パ
ルスよりもよりも小さなパルスしか発生しない。またそ
のパルスは第20の実施例の場合よりも小さくできる。
【0067】この発明の第25の実施例を図40および
図41に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
24の実施例において、分割体90のコア98に1次巻
線95aを設けたものである。第23の実施例で説明し
たように、1次巻線95aと2次巻線96aとを分離す
るとパルスは発生せず安全性が図れる。なお、高圧パル
ストランスの分割は前記のほか種々の態様が考えられ
る。
【0068】この発明の第26の実施例を図42および
図43に示す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第
1の実施例および第10の実施例において、ランプソケ
ット2の中央電極84はランプ6の中央電極15により
押圧されて後退できるようにランプ挿入開口部81側に
突出付勢され、インターロックスイッチ3は中央電極8
4の突出状態でオフとなりランプ6の挿入状態でオンと
なるようにしている。実施例では、中央電極84をばね
100でランプソケット2の内底部に支持し、中央電極
84と、点灯装置の検出・制御回路に接続されるインタ
ーロックハーネス23との間にインターロックスイッチ
3の接点部3a,3bを設けている。この接点部3a,
3bはランプ非装着状態で図42に示すように開離し、
その距離は高電圧パルスが発生しても完全に絶縁破壊が
発生しない程度に設定されている。
【0069】ランプ6にランプソケット2を装着する
と、口金7の中央電極15にランプソケット6の中央電
極84が接触しばね100が圧縮されてインターロック
スイッチ3の接点部3a,3bが閉じ、図43に示すよ
うに、インターロックスイッチ3がオンとなり、これに
よりランプソケット2に給電許可される。その他は第1
の実施例および第10の実施例と同様である。
【0070】この発明の第27の実施例を図44に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第26の実施
例において、ばね100に代えて、絶縁性のゴム等の弾
性体101をインターロックスイッチ3の接点部3a,
3b間に設けたものである。実施例では球状の弾性体1
01を用い、この弾性体101内に接点部3a,3bを
挿入し、相対向している。その他は、第26の実施例と
同様である。
【0071】この発明の第28の実施例を図45に示
す。すなわち、この車両用前照灯装置は、第27の実施
例において、弾性体101内に絶縁油等の絶縁用流動体
102を充填したものである。この実施例によれば、イ
ンターロックスイッチ3のオフ時の接点部3a,3b間
の絶縁距離が短くできるので小形化が可能である。
【0072】
【発明の効果】請求項1の車両用前照灯装置によれば、
ランプソケットの接続操作によりオンとなるインターロ
ックスイッチを設けることにより、ランプ非装着時の給
電を禁止することができ、高電圧が印加されることを防
止できるので、ランプ交換作業等の安全を確保すること
ができるという効果がある。
【0073】請求項2の車両用前照灯装置によれば、
ンタロックをコネクタにより構成したため、請求項1と
同様な効果がある。
【0074】請求項3の車両用前照灯装置によれば、
求項2と同様な効果がある。請求項4の車両用前照灯装
置によれば、請求項3の効果のほか、反射体の光軸調整
(エーミング)によるランプおよびランプソケット等の
移動を許容できる。
【0075】請求項5の車両用前照灯装置によれば、固
定手段を外さなければランプソケットをランプから外す
ことができず、そのためインターロックスイッチは固定
手段を外すことによりオフにすることができるのでラン
プ交換時等の安全を確保することができる。
【0076】請求項6の車両用前照灯装置によれば、請
求項1と同様な効果のほか、灯体側の設計に影響を与え
ることなく安全を確保でき、灯体設計が自由に行なえ
る。請求項7の車両用前照灯装置によれば、請求項1
同効果がある。
【0077】請求項8の車両用前照灯装置によれば、
求項6と同様な効果のほか、事故等の異常時にも安全を
確保することができる。請求項9の車両用前照灯装置に
よれば、請求項6と同様な効果のほか、ランプソケット
に人体が触れた状態で高電圧の給電を禁止することがで
きるのでランプ交換時の安全をより一層確保できる。
【0078】請求項10の車両用前照灯装置によれば、
請求項9と同効果がある。請求項11の車両用前照灯装
置によれば、請求項1の同効果のほか、ランプとランプ
ソケットとの嵌合は回転動作を行なわずにランプの挿入
方向のみの動作であるので、灯体側の作業占有空間が少
なくてよい。
【0079】請求項12の車両用前照灯装置によれば、
請求項11において、前記ソケットカバーが前記ソケッ
トボディに対してスライドするため、請求項11と同効
果がある。請求項13の車両用前照灯装置によれば、請
求項11において、前記ソケットカバーが前記ソケット
ボディに回動自在に取付けられているため、請求項11
と同効果がある。
【0080】請求項14の車両用前照灯装置によれば、
請求項11において、前記インターロックスイッチが、
前記ソケットボディと前記ソケットカバーにそれぞれ収
納されて前記ソケットボディと前記ソケットカバーを合
わせることにより高電圧パルスが発生する高圧パルスト
ランスの分割体からなるため、請求項11の効果のほ
か、特別な接点なしにランプの非装着時の安全を確保す
ることができる。
【0081】請求項15の車両用前照灯装置によれば、
請求項1と同効果がある。請求項16の車両用前照灯装
置によれば、請求項15において、前記インターロック
スイッチの接点が絶縁用流動体内に配置されているた
め、請求項15の効果のほか、スイッチオフ時の接点間
の絶縁距離が短くできるので小形化が可能である。
【0082】請求項17の車両用前照灯装置によれば
ンプ高温時にランプソケットを離脱することが禁止さ
れるので、高温になっているランプに触れることによる
けがややけど等を予防することができる。
【0083】請求項18の車両用前照灯装置によれば、
請求項1において、前記ランプの点灯による前記ランプ
ソケットの温度上昇により前記ランプの保持用のランプ
ピンがランプソケットから離脱を防止する離脱防止手段
を、前記ランプソケットに設けたため、請求項1および
請求項17と同効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例の説明図である。
【図2】第2の実施例の断面図である。
【図3】第3の実施例の断面図である。
【図4】そのコネクタの斜視図である。
【図5】第4の実施例の断面図である。
【図6】第5の実施例の断面図である。
【図7】第6の実施例の断面図である。
【図8】その灯体カバーを開いた状態の斜視図である。
【図9】第7の実施例の灯体カバーを開いた状態の斜視
図である。
【図10】第8の実施例の灯体カバーを開いた状態の斜
視図である。
【図11】第9の実施例の要部斜視図である。
【図12】第10の実施例の一部破断側面図である。
【図13】第11の実施例の分解斜視図である。
【図14】第12の実施例の側面図である。
【図15】第13の実施例の側面図である。
【図16】その要部断面図である。
【図17】第14の実施例の要部断面図である。
【図18】その固定接点部の反転状態の要部断面図であ
る。
【図19】第15の実施例の一部破断側面図である。
【図20】第16の実施例の一部破断側面図である。
【図21】第17の実施例の一部破断側面図である。
【図22】第18の実施例のソケットカバーを開いた状
態の側面図である。
【図23】その断面図である。
【図24】ソケットカバーを閉じた状態の側面図であ
る。
【図25】その断面図である。
【図26】第19の実施例のソケットカバーを開いた状
態の側面図である。
【図27】ソケットカバーを閉じた状態の側面図であ
る。
【図28】第20の実施例のソケットカバーを開いた状
態の側面図である。
【図29】その断面図である。
【図30】ソケットカバーを閉じた状態の側面図であ
る。
【図31】その断面図である。
【図32】高圧パルストランスの分割体の分離状態の断
面図である。
【図33】高圧パルストランスの分割体の結合状態の断
面図である。
【図34】第21の実施例の断面図である。
【図35】第22の実施例の断面図である。
【図36】第23の実施例の高圧パルストランスの分割
体の分離状態の断面図である。
【図37】分割体の結合状態の断面図である。
【図38】第24の実施例の高圧パルストランスの分割
体の分離状態の断面図である。
【図39】分割体の結合状態の断面図である。
【図40】第25の実施例の高圧パルストランスの分割
体の分離状態の断面図である。
【図41】分割体の結合状態の断面図である。
【図42】第26の実施例の断面図である。
【図43】そのランプ装着状態の断面図である。
【図44】第27の実施例の断面図である。
【図45】第28の実施例の断面図である。
【図46】第1の従来例の説明図である。
【図47】ランプソケットの概略断面図である。
【図48】ランプおよびランプソケットの斜視図であ
る。
【図49】第2の従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 灯体 2 ランプソケット 3 インターロックスイッチ 4 点灯装置 5 反射体 6 ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永瀬 春男 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 加藤 晋央 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 濱田 英毅 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 中村 俊朗 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (72)発明者 丸山 亮介 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−307192(JP,A) 特開 平2−117080(JP,A) 特開 平6−111899(JP,A) 特開 平5−221260(JP,A) 特開 平4−100742(JP,A) 実開 平6−72103(JP,U) 実開 平6−17173(JP,U) 実開 平4−55783(JP,U) 実開 昭60−152203(JP,U) 実開 昭62−201405(JP,U) 実開 昭55−21532(JP,U) 実開 昭63−153429(JP,U) 実開 昭59−30129(JP,U) 実開 平4−133390(JP,U) 実開 平1−121210(JP,U) 実開 昭60−50407(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60Q 1/00 - 1/56 F21V 25/00 F21S 8/10

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプがその口金の側面に取付用のランプピンを有
    し、前記ランプソケットが前記ランプピンを嵌合させる
    L字形の取付スリットを有して、前記ランプソケットを
    前記ランプに差し込み回転することにより前記ランプに
    取付けられるものであり、前記ランプソケットを前記口
    金に差し込み回転する動作に応動するインターロックス
    イッチを有することを特徴とする車両用前照灯装置。
  2. 【請求項2】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、
    記ランプソケットの背面側に設けられたコネクタ受け
    と、前記灯体に着脱自在に取付けられてランプソケット
    のコネクタ受け側を被覆する灯体カバーと、前記点灯装
    置に接続され前記灯体カバーに固定部により貫通固定さ
    れたインターロックハーネスとを有し、インターロック
    スイッチを前記インターロックハーネスに接続されたコ
    ネクタと前記コネクタ受けにより構成し、前記コネクタ
    の着脱によりオンオフすることを特徴とする車両用前照
    灯装置。
  3. 【請求項3】記ランプソケットと前記点灯装置間に
    接続する高電圧線を前記灯体カバーに貫通した請求項2
    記載の車両用前照灯装置。
  4. 【請求項4】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットの背面側に設けられたコネクタ受け
    と、前記灯体に着脱自在に取付けられて前記ランプソケ
    ットの前記コネクタ受け側を被覆する灯体カバーと、前
    記点灯装置に接続され前記灯体カバーに弾性変形可能な
    部材を介して貫設されたコネクタとを有し、前記コネク
    タ受けと前記コネクタによりインターロックスイッチを
    構成したことを特徴とする車両用前照灯装置。
  5. 【請求項5】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットを前記ランプに対して固定する固定手
    段を、前記灯体に設けた第1の支持体と、板ばねにより
    形成されて前記支持体に一端が取付けられた導電性の固
    定具と、この固定具の他端の折曲部を引掛け係止する導
    電性の弾性係止爪と、前記灯体に設けられて前記弾性係
    止爪を固定する第2の支持体とで構成し、前記固定具と
    前記弾性係止爪とでインターロックスイッチを構成する
    ことを特徴とする車両用前照灯装置。
  6. 【請求項6】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットを前記ランプに対して固定する固定具
    と、前記ランプソケットに設けられ前記固定具の固定動
    作に応動するインターロックスイッチを有することを特
    徴とする車両用前照灯装置。
  7. 【請求項7】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、灯
    体に設けた係止部と、前記ランプソケットの背面側を押
    え固定するものであって前記係止部に回転により係止す
    る螺旋形の取付片を有するソケット固定具と、このソケ
    ット固定具の回転により応動するインターロックスイッ
    チとを有することを特徴とする車両用前照灯装置。
  8. 【請求項8】 インターロックスイッチの可動接点部が
    前記固定具に応動し、前記可動接点部の動作により前記
    可動接点部に接離する固定接点部が前記固定具に過大な
    衝撃力が加わると前記可動接点部を介して反転して前記
    可動接点部から開離する反転ばねの特性を有する請求項
    6記載の車両用前照灯装置。
  9. 【請求項9】 反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットに手が触れると動作するタッチスイッ
    チからなるインターロックスイッチを設けたことを特徴
    とする車両用前照灯装置。
  10. 【請求項10】反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットに手が触れると動作する感圧スイッチ
    からなるインターロックスイッチを設けたことを特徴と
    する車両用前照灯装置。
  11. 【請求項11】反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットはランプ挿入側開口部を割るようにソ
    ケットボディとソケットカバーにより分割され、前記ラ
    ンプの取付部を嵌合する取付凹部を前記ソケットボディ
    と前記ソケットカバーの分割面に形成し、かつ、インタ
    ーロックスイッチを、前記ソケットボディと前記ソケッ
    トカバーのそれぞれに相対向して設けた接点により構成
    し、前記ソケットボディと前記ソケットカバーを閉じる
    ことにより前記接点がオンとなるようにしたことを特徴
    とする車両用前照灯装置。
  12. 【請求項12】前記ソケットカバーは前記ソケットボデ
    ィに対してスライドする請求項11記載の車両用前照灯
    装置。
  13. 【請求項13】前記ソケットカバーは前記ソケットボデ
    ィに回動自在に取付けられている請求項11記載の車両
    用前照灯装置。
  14. 【請求項14】前記インターロックスイッチは、前記ソ
    ケットボディと前記ソケットカバーにそれぞれ収納され
    て前記ソケットボディと前記ソケットカバーを合わせる
    ことにより高電圧パルスが発生する高圧パルストランス
    の分割体からなる請求項11記載の車両用前照灯装置。
  15. 【請求項15】反射体とランプとを内に取付けた灯体
    と、この灯体の背面側から前記ランプに装着されるラン
    プソケットと、このランプソケットに高電圧電力を給電
    する点灯装置とを備えた車両用前照灯装置において、前
    記ランプソケットの中央電極は前記ランプソケットの装
    着時に前記ランプの中央電極により押圧されて後退でき
    るようにばねにより支持されて前記ランプに向けて突出
    付勢され、前記ランプへの挿着による前記ランプソケッ
    トの前記中央電極の後退動作に応動するインターロック
    スイッチを前記ランプソケットに設けたことを特徴とす
    る車両用前照灯装置。
  16. 【請求項16】前記インターロックスイッチの接点は絶
    縁用流動体内に配置されている請求項15記載の車両用
    前照灯装置。
  17. 【請求項17】ランプの点灯による前記ランプの高温に
    伴うランプソケットの温度上昇により前記ランプの保持
    用のランプピンがランプソケットから離脱するのを防止
    する離脱防止手段を、前記ランプソケットに設けたこと
    を特徴とする車両用前照灯装置。
  18. 【請求項18】前記ランプの点灯による前記ランプソケ
    ットの温度上昇により前記ランプの保持用のランプピン
    がランプソケットから離脱するのを防止する離脱防止手
    段を、前記ランプソケットに設けた請求項1記載の車両
    用前照灯装置。
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